ゆずポンマスクがラストマッチでマスカラスと夢の競演!

STARDOM MASK FIESTA
4月14日(日)新木場1stRING 6:00PM
観衆357人(超満員)
 

▼オープニング

 ティグレFUKAリングアナが登場し、「皆さん、こんばんは。GMのティグレFUKAです。ちょっとマスクで声が出しずらいので聞き取りにくいですが届いてますでしょうか? マスクだらけの試合ということで控え室は盛り上がっていたんですけど、そのままのテンションでいきたいと思いますので、皆さんも楽しんでください」と挨拶。
 最後に伝説のマスクマンであるハヤブサさんが観戦に訪れていることが紹介された。

 

 

 

▼MASK FIESTAスペシャル3WAYバトル 15分1本勝負

BUSU

5分52秒
バックスライド・フロム・ベノム

マラベンタ・マシェル・ルビコン

●マスクド満腹

 満腹はポテトチップスを頬張り、高カロリーのコーラを手に入場。BUSUは『リンダリンダ』に乗り、花道ではなく会場の出入り口から入場。客席にダイブしたBUSUだが、顔面を床に強打し、前歯が欠けるアクシデント! それでも「ブス!」という声援にイチイチ「誰がブスじゃ!」と返すBUSU。
 満腹とルビコンがBUSUを場外に追いやると、腕の取り合いを展開。BUSUは客席から野次を飛ばしているだけの中、満腹が腕十字に捕らえると、BUSUがカットに入ってルビコンを救出。

 しかし満腹がBUSUに飛び付き、オンブ状態でスリーパー。ルビコンがコーナーに登って、その上から満腹にスリーパーを見舞ってBUSUを救出。龍がモチーフのルビコンはドラゴンリングイン。しかし、あっさり満腹とルビコンにやられてしまう。
 すかさず満腹がBUSUにコルバタからロンダート・カンガルーキック。だが、ブレーンバスターを狙った満腹をショルダーネックブリーカーで叩き付けたBUSU。そこにルビコンが入ってきて満腹に足4の字固めを決めると、BUSUがダイビング・ボディプレスを満腹に投下。

 さらにルビコンにもダイビング・ボディプレスを投下したBUSUは、さらにダイビング・ボディプレスを投下するが、ルビコンは足4の字固めのまま回転してかわす。ルビコンと満腹が合体ブレーンバスターを狙うが、BUSUはダブルのベノムアームに捕らえる。
 だが、ルビコンが満腹を抱えてフェースバスターの要領でBUSUに叩き付ける。そこからルビコンは満腹にドラゴンスクリューを決めると、サソリ固めに捕らえる。するとBUSUが口に水を含んだルビコンの顔面に噴射。続けて満腹にも噴射するが、かわした満腹がエビ固めで丸め込む。

 だがカウント2で返したBUSUはバックスライド・フロム・ベノムで満腹を抑え込んで3カウント。試合後、納得いかないルビコンは満腹にエルボーで八つ当たりしていった。









 
タッグマッチ 10分1本勝負

カイリアン
コナツ

10分00秒
時間切れ引き分け 

金虎(ゴールデンタイガー)
天馬

 その名の通り全身金色の虎・金虎(ゴールデンタイガー)と『紅の豚』に出てきそうな天馬のコンビに対し、マスクはタコ&コスチュームは天女風のカイリアンに、野良犬マスクになぜかアザラシの着ぐるみを着たコナツのタッグ。
 いきなり金虎がカイリアンに噛みつき、吸盤がいくつか取れてしまう。カイリアンが持参した特製釣り竿でエプロンから釣りをはじめる中、リング上ではコナツに引っ掛かって天馬が転倒。

 しかしコナツに馬乗りになった天馬は尻を叩いていく。暴れるコナツの頭が天馬の頭を直撃すると、両者タッチ。ショルダータックルでカイリアンをなぎ倒した金虎は、カニ挟みから619を狙ったが失敗。「もう1回」コールを受けて再トライした金虎。今度は何とか決めると、カイリアンはタコの足をムチ代わりにして殴っていく。
 金虎が張り手で対抗するが、カイリアンは全身回転させてタコの足で殴打。ようやくダウンを奪うが、金虎は本物の足のほうをキャッチしてアンクルホールドに捕らえると、天馬にタッチ。

 カイリアンの衣を破り捨てた天馬はカイリアンをロープに張り付けると、金虎と共にタコの吸盤を剥ぎ取っていく。さらに金虎がカイリアンのマスクに手をかけるが、必死に抵抗するカイリアン。タコの足を踏まれ、動けないカイリアンに対し、金虎は逆水平チョップを連打。さらに吠えた金虎はジャイアントスイングで回していく。
 しかしフラフラしながらも金虎のハンマーをかわしたカイリアンはノータッチヘッドバットを見舞ってコナツにタッチ。お互いに吠えて威嚇すると、コナツが引っ掻いてからおしっこを引っ掛ける。そこにカイリアンが入ってきてダブルのスピアーを見舞っていくが、金虎はコナツの腕を取るとオールドスクールへ。

 コナツが場外に出ると、天馬がカイリアンも場外に連れ出す。金虎は場外ダイブと見せかけてロープの間を回転するフェイントを披露してから、エプロンに出てプランチャを投下。残り1分となり、天馬がコナツにニーリフトを叩き込むと、コナツの後ろ足にストレッチマフラー。
 しかしカイリアンがザルを持って救出に入ると、タコの足で天馬をシビレさせてからコーナーに登っていく。だが、ここで10分時間切れのゴング。それでもカイリアンはダイビング・エルボードロップを投下していき、それに怒った金虎はレフェリーの腕に噛みつき、天馬がカイリアンのタコの足をロープに縛り付け、動けなくしてストンピングを浴びせていった。










タッグマッチ 20分1本勝負

サリータ
SUNSET☆JK

11分47秒
タイガードライバー→ エビ固め

パッション・ナッキー
黒狐(こくこ)

 奇襲攻撃を仕掛けていったナッキーと黒狐。しかしJKが2人を引き寄せると、コーナーからサリータがクロスボディ。倒れた2人になおもJKがホイップしたサリータがボディプレスを見舞っていくと、ナッキーと黒狐(こくこ)は場外へ。するとサリータとJKは側転してポーズを決める。
 リングにも戻った黒狐はサリータに飛び付き投げていくが、サリータも飛び付いてきた黒狐を投げ飛ばしてJKにタッチ。黒狐の手を取ったロープに飛び乗ったJKだが、バランスを崩して転落。すかさず黒狐がドロップキックを返していくが、JKはなぜか控えのナッキーを攻撃。

 さらにロープに飛び乗ってのジャンピングキックを黒狐に叩き込んでから、再び控えのナッキーを攻撃。ナッキーが入ってきて蹴っていくと、JKはカメハメ波でナッキーを吹っ飛ばしてからロメロスペシャルで吊り上げる。黒狐がカットに入るが、JKはサリータを呼び込むと合体攻撃を狙う。
 しかし蹴りで迎撃したナッキーはJKの腕を取ってロープに飛び乗ると、JKにドロップキック。黒狐も入ってきて四つん這いになると、ナッキーが踏み台式ドロップキックを放っていくが、バランスを崩して自爆。

 するとJKがコーナーに飛び乗り、襲いかかってきたナッキーをかわして蹴り倒してからムーンサルトプレスを投下。続いてサリータがバック転から串刺しドロップキック。さらにウイング・スパンで丸め込むがカウントは2。ならばとメキシカン・バックブリーカーで担いで屈伸してみせたサリータは、コーナーに登っていく。
 だが、飛び付いていったナッキーは雪崩式アームドラッグからトリプルたいようちゃん☆ラ・マヒストラル。しかしイグチボムをウラカンホイップで切り返したサリータは、続くたいようちゃん☆ボムも前方に叩き付けて回避。

 何とかイグチボムを決めたナッキーは黒狐にタッチ。DDTを連発した黒狐はサリータの蹴り足をキャッチしてアンクルホールドに捕らえる。ロープに逃れたサリータだが、ナッキーが抑えた右足に黒狐が低空ドロップキック。続くスイングDDTをノーザンライト・スープレックスで切り返したサリータだが、黒狐はエルボーで反撃。
 さらにDDTを狙う黒狐を前方に放り投げたサリータは、腕を取って投げていくとカナディアンバックブリーカーで担ぎ上げる。さらにショートレンジラリアットを叩き込んでからロープに飛び乗ってのミサイルキック。

 カウント2で返した黒狐にJKがライオンサルトを投下。10分が経過し、サリータがダブルアームの体勢に。これをナッキーがドロップキックでカットすると、ナッキーが黒狐を肩車し、そこからスイングDDT。続けて黒狐は飛び付き式のスイングDDTでサリータを叩き付けると、バックブローを叩き込む。
 カウント2でJKがカットしたが、黒狐はコーナーからクロスボディ。これをかわしたサリータは逆にダイビング・クロスボディを浴びせると、タイガードライバーで叩き付けて3カウントを奪った。









 
ゆずポンマスク・ラストマッチ〜仮面貴族との遭遇〜 6人タッグマッチ 30分1本勝負

ミル・マスカラス
ゆずポンマスク
IOTICA

16分15秒
 ダイビングボディアタック→体固め

ブラック・タイガー●
パッション・セブン
MAYUCICA

 IOTICAはマント姿で登場すると、トップコーナーに立ってポーズ。パッション・セブンは以前に比べると小さく、体型もかなり違う様子だが、これは致し方ないところ。そしてこれがラストマッチのゆずポンマスクはマントを着けて登場。
 ブラック・タイガーに続き、最後に『スカイハイ』に乗ってマスカラスが登場。煌びやかなジャンパーにしろのオーバーマスクを被って登場したマスカラスはリングインすると、オーバーマスクを客席に投げ入れる。

 マスカラス組の3人に記念羽子板が贈呈されたあと、マスカラスはブラックと握手ではなく拳を合わせる。まずはIOTICAとMAYUCICAの対決でスタート。先制のドロップキックを叩き込んだIOTICAだが、MAYUCICAもスリングブレイドを返すと、タケコプターで投げていく。だが、すぐにIOTICAもオールドスクールをお返し。
 しかしMAYUCICAがロープを揺らしたため転落。それでももう一度コーナーに登ってアームドラッグで投げていったIOTICAは、場外に出たMAYUCICAに場外ダイブに行くと見せかけてフェイント。

 ゆずポンマスクはセブンをアームドラッグで投げると、コーナー下に追い込んでガンガン蹴っていく。さらにサッカーボールキックを叩き込むが、セブンも「パッション!」と叫びながらエルボー。ゆずポンマスクはゆずポンスタナーを決めるが、セブンは後頭部へのランニングニーからコーナーへ。だが、追いかけていったゆずポンマスクは雪崩式ゆずポンスタナー。
 ここでIOTICAがMAYUCICAとセブンを場外に連れ出すと、ゆずポンマスクはエプロンからパイパイアタックを発射。続いてIOTICAがケブラーダ。

 そして満を持してマスカラスとブラックがリングイン。サーフボードストレッチに捕らえたマスカラスはアームホイップで投げると、手四つの力比べへ。そこから捻り上げたマスカラスは、カニ挟みでブラックを倒すと変型のリバースフルネルソンに捕らえる。
 するとIOTICAがセブンに卍固め、ゆずポンマスクがMAYUCICAにSTFを決めていく。マスカラスはブラックをコークスクリュー・シザースで投げていくと、ブラックは場外にエスケープ。間を取ってからリングに戻ったマスカラスはブラックをロープに飛ばすと、フライング・クロスチョップを発射。

 ここでタッチを受けたゆずポンマスクが入ってきてブラックを蹴っていく。さらに水面蹴りからYKレッド(カカト落とし)。だが、ブラックもナックルパートを返すと、ボディスラムで叩き付けてMAYUCICAにタッチ。エルボーを連打していったMAYUCICAは「重たい!」と叫びながらボディスラム。続いてセブンが入ってきて合体のショルダータックルからダブルのエルボードロップ。
 カバージョに捕らえたセブンはブラックにタッチ。ブラックがゆずポンマスクのマスクに手を掛けると、場内大ブーイング。さらに顔面に拳をねじ込んだブラックはブレーンバスター。

 10分が経過し、セブンにタッチすると、ブラック組はトレイン攻撃。だが、ゆずポンマスクもブラックにレッグラリアットを返すと、マスカラスが入ってきてブラックを羽交い締めにする。そこにゆずポンマスクはパイパイアタック。マスカラスがもう一度羽交い締めにすると、IOTICAもパイパイアタック。さらにゆずポンマスクとIOTICAがダブルのフライング・クロスチョップを決めると、マスカラスもフライング・クロスチョップ単独飛行。
 ゆずポンマスクとIOTICAはダブルのYKレッドからダブルドロップキック。そこからIOTICAが「お前米山だろ!」と叫びながらスペース・ローリング・エルボーを決めると、フェースクラッシャーからクロスフェース。

 IOTICAのムーンサルトプレスをかわしたセブンはランニングニーを叩き込むと、ダイビング・セントーンを投下。続いてMAYUCICAがミサイルキックから低空ドロップキックを突き刺す。張り手からの逆打ちがズバリと決まったが、ゆずポンマスクがカット。ゆずポンマスクの蹴りのアシストを受けてIOTICAがダブルアーム・フェースバスター。
 さらにゆずポンマスクがフィッシャーマンズ・スープレックスでカウント2まで追い込むと、パイパイアタックをお見舞い。倒れたMAYUCICAにYKレッドを落としたゆずポンマスクだが、MAYUCICAもダブルリストアームサルトを返す。

 15分を経過し、MAYUCICAとセブンが合体式フラップジャックから、合体式ロメロスペシャルで吊り上げる。これをMAYUCICAがカットすると、ゆずポンマスクとIOTICAがシャイニングゆザードを同時発射。さらに同時ブレーンバスターを狙ったが、MAYUCICAとセブンも堪える。
 それでもゆずポンマスクとIOTICAがコブラツイストで動きを止めると、コーナーに素早く登ったマスカラスが飛び込んできたブラックにダイビング・ボディアタックを決めて3カウント!









▼エンディング

 両手に華ならぬ、両手に美人マスクウーマン状態のマスカラスに、ゆずポンマスクが「マスカラスさん! 今日はタッグ、サンキュー!」とお礼を言うと、マスカラスは「今日はマスカラスとゆずポンマスクを観に来てくれてありがとうございます。今回、こんな機会を与えてくれてありがとうございます。彼女はいろいろな経験が出来たと思います。この世界でいろいろな紛争が起こっっていますが、彼女はこのリング上でいろいろなことを学んできたと思います」と挨拶。
 するとマスカラスが観客からの質問を受けてもいいと大サービス。「いつまで試合を続けるんですか? ずっとやってください」とファンから尋ねられたマスカラスは「呼ばれればいつでも行く準備は出来ている。私はずっと現役でいます」と答えた。

 長く現役を続けるために体重を減らし、ヒザに負担をかけないようにしているとまで応えたマスカラスに場内から「マスカラス」コール。続いて「元気の秘けつはなんですか?」と聞かれたマスカラスは「無理にアルコールを採らずにお寿司や肉を採ること。普段は静かな生活を送っている。これが元気の秘けつです」と応えた。最後に「アリガト」と日本語で礼を言ったマスカラス。
 『スカイハイ』が流れる中、全選手がリングに上がって記念撮影をして『MASK FIESTA』を締めくくった。

★試合後コメント

ミル・マスカラス&ゆずポンマスク&IOTICA
マスカラス「集まってくれたファンの皆様に御礼を言いたい。こんな素晴らしい機会を与えてくれてありがとう。彼女の引退試合の機会で組めて嬉しいよ。彼女の思い出になれれば幸いだ」
――パイパイアタックを一緒におこないましたが
マスカラス「とても面白かったし、自分としても今後コンビを組むパートナーにやらせたいよ(笑)」
ゆずポンマスク「ありがとうございます!」
マスカラス「大変難しい技だと思うけどね(笑)。彼女だからできた女性特有の技だしね。男がやっても誰も喜ばないよ」
――いい思い出になりましたか?
IOTICA「本当、感激ですよ! すっごいことですよ。メキシコでは神様で、世界中でも神様。本当、ゆずポンマスクの引退ということですけど、一緒に組ませてもらって本当にすごい糧になりました。本当にありがとうございました」
――また来る気持ちは?
マスカラス「もちろん。呼ばれればいつでも来るよ」
――ミックスドマッチを行うのは珍しいと思うが、感想は?
マスカラス「二度目だね。2年前に日本でやってるんだけど、日本でしかやってないかもしれないね。彼女たちはいい選手で組めてよかったよ」
――引退するゆずポンマスクへ何かメッセージを
マスカラス「精一杯やったと思うから悔いはないでしょう。素晴らしいレスラーだったよ」
 
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スターダムSeason11
grows up stars2013
4月14日(日)新木場1stRING 12:00PM
観衆358人(超満員) 

▼オープニング

 Kちゃんパンダによるオープニングダンスのあと、風香GMが登場してダンスに加わる。踊り終えたGMは「皆さん、こんにちは。4月になりまして両国までもうちょっとになりました。今日は愛川選手が新木場ラストマッチということで、みんなと1分間勝負となりました。寂しいですけど、みんな笑顔で送り出したほうがいいと思うので、私も笑顔で送り出してあげたいと思います」と挨拶。

6人タッグマッチ 20分1本勝負
ダーク・エンジェル
夕陽
岩谷麻優
11分2秒
レイネーラ 

脇澤美穂
横尾由衣●
吉乃すみれ

 4期生コンビとトリオを結成した脇澤が率先して気合いを入れる。脇澤組が3人とも先発を志願しているところに背後から岩谷がドロップキックで奇襲攻撃。脇澤がすぐに反撃しようとしたが、岩谷がスリングブレイドを決めると、エンジェルと夕陽が入ってきてトレイン攻撃。
 しかし岩谷の串刺し攻撃を脇澤が蹴りで迎撃すると、横尾と吉乃が入ってきて3人で踏みつけ、脇澤は「ワキザワ軍団〜」と雄叫びをあげる。

 さらに脇澤が岩谷のお株を奪うように手を取ってロープに駆け上がるが、夕陽とエンジェルがロープを揺らして転落させると、岩谷がタケコプターを決めてから低空ドロップキック。しかし脇澤もそこに入ってきた夕陽の顔面に唾攻撃。
 怒った夕陽はレッグスピンと腕十字で脇澤のベノムアームを破壊しにいくが、ロープに逃れた脇澤は低空ドロップキック。これをかわして蹴っていった夕陽だが、夕陽の蹴りを右腕ではたき落とした脇澤はクローホールドSTO。

 タッチを受けた吉乃を蹴り飛ばした夕陽だが、そこに脇澤が入ってきて夕陽を捕まえて右足を攻撃するように指示。横尾が夕陽の右足を攻撃すると、吉乃が0742からヒップトス。しかしボディスラムで叩き付けた夕陽は、岩谷のフォローを得てライオンサルト。
 タッチを受けたエンジェルは串刺しドロップキックを叩き込むと、セクシーダンスを披露。吉乃のコルバタをケブラドーラ・コンヒーロに切り返したエンジェルは串刺し攻撃。

 これをかわして蹴っていった吉乃はロンダート・カンガルーキック。しかし目測を誤り失敗。何とか0742で丸め込んだ吉乃は横尾にタッチ。串刺しジャンピングエルボーから逆水平チョップを連打した横尾は、ドラゴンスクリューから足4の字固めを狙うが、エンジェルは首固めで丸め込む。
 だが、横尾は河津落としで叩き付けると、今度こそ足4の字固めに捕らえる。ロープに逃れたエンジェルはドラスクを狙う横尾をソバットで蹴り飛ばすと、ドラゴンスリーパーからヒザの上に叩き付ける。変型のカンパーナを脇澤がカットすると、トレイン攻撃を狙うが、夕陽がエンジェルをアシストし、逆にエンジェルが脇澤に串刺しドロップキック。

 さらに夕陽が蹴りで脇澤を場外に追いやると、エンジェルが横尾にメキシカン・バックブリーカー。これも脇澤がカットしたが、エンジェルは体落としで叩き付ける。10分が経過し、エンジェルはコーナーに登っていくと、追いかけてきた横尾を突き落としてミサイルキックを発射。
 カットに入ってきた吉乃に岩谷が張り手、脇澤には夕陽が蹴りを見舞うと、エンジェルは横尾にレイネーラを決めてギブアップを奪った。










★試合後コメント

ダーク・エンジェル&夕陽&岩谷麻優
夕陽「まずね、ダーク・エンジェルっていうのはメキシコでも活躍してるし、世界各国で活躍してるレスラーだと思うんです。今回はじめて組んだんですけど、やっぱりすごいですね。なんて言うんですかね、やっぱりレスリングは世界共通なんだなと改めて知りました」
エンジェル「麻優と夕陽と組めて幸せだった。未来のスターダムのスター達と共闘できて、さらに勝つことができて嬉しかったわ」
岩谷「いやー、今日だけじゃなくてもっと組みたいです、この3人で。もっと組んでこの3人で6人タッグのベルトとか挑戦できないですかね? 夢は大きく!」
夕陽「PLANETはどうするんですか?」
岩谷「PLANETは、イオさんには赤いベルトを頑張っていただかないといけないので。あと自分、張り手をしたんですけど、吉乃すみれに。血管が腫れまして。自分の手も痛いほどだったんで、相手はもっと痛かったんじゃないかなと思います」
夕陽「スターダムの新人、直接後輩というわけではないんですけど、思ったよりガンガンこなかったなというか、そんな印象がありますね。もうちょっと来ればよかったのになと。リングの外でも……中は当たり前なんですけど、外でも……なんていうんですかね? 倒してやるぞっていうのを見せてもらえると面白かったなと思います」
――両国に向けて最後でしたが
夕陽「なんて言うんですかね? 私的にはまぁよかったんじゃないですかね? 夏樹さんとの試合とは別と今日は考えていたので。この試合に対してはやっぱりダーク・エンジェルさんとか、そういうことを考えて(夏樹戦とは)別(モノ)。対夏樹さんに関してはウエイトも増やしてるし、パワーでもスピードでも打撃にも負けないように今、練習してるところです」
 
6人タッグマッチ 20分1本勝負
高橋奈苗
米山香織
●須佐えり
13分51秒
惡トーン→片エビ固め 

夏樹☆たいよう
世IV虎
安川惡斗

 奈苗組はパッショントレインを作って入場。すると米山が「OK! ナナエ軍団、いつもの行くぞ!」と叫んで、「いつものって何だ?」と尋ねる奈苗、須佐と共にアニマル鼻口ばりに貴イアを入れる。川葛も「いつもの行くぞ!」と叫ぶと、夏樹と世IV虎が惡斗をボコボコに叩いてから、奈苗に合体の串刺し攻撃。
 そこから世IV虎がショルダータックルでぶつかっていくが、奈苗がカウンターのショルダータックルでなぎ倒して米山にタッチ。米山と初対決の世IV虎はヤンキー座りでガンを飛ばす。グルッと回って上から睨み返した米山はヤンキー座りで対抗。

 「ふざけんじゃねえ!」とケンカキックを見舞った世IV虎だが、かわした米山はブレーンバスターの体勢。そこに須佐が加わるが、世IV虎は持ち上がらない。しかし奈苗も入ってきて張り手を見舞うと、米山と須佐が奈苗を持ち上げてキック攻撃。
 控えの夏樹と惡斗も合体攻撃で蹴り落としていくと、さらに3人がかりでコーナーに追い込んだ世IV虎を踏みつける。怒った世IV虎は須佐をヘアホイップで投げ飛ばすと、顔面ウォッシュをお見舞い。さらに夏樹から渡されたヌンチャクで殴打してから、ロープに須佐を張り付けてヌンチャクでチョーク攻撃。

 続いて惡斗がランニングニーを叩き込むと、夏樹が腕固めに捕らえていく。しかし左右の張り手を連打した須佐はDDTを返して奈苗にタッチ。フロントブレーンバスターで夏樹を投げ飛ばした奈苗は、惡斗にもブレーンバスター。しかし世IV虎は逆にブレーンバスターで投げていく。
 川葛はトレイン攻撃を狙うが、逆にラリアットで迎撃した奈苗は惡斗に串刺しラリアット。しかし夏樹が腕吉野で奈苗を叩き付けてから腕固めに捕らえる。これは米山がカットし、さらにコーナーに登った夏樹に奈苗と米山がダブルのヴィーナスを叩き込む。

 夏樹と米山はハイスピードの攻防から丸め込みの応酬。しかし米山のロールスルージャーマンスープレックスホールドを惡斗がカットすると、世IV虎が飛び込む。しかし米山は夏樹と世IV虎をまとめてタケコプターで投げると、夏樹にダブルリストアームサルト。
 夏樹もハーフダウンの米山に低空ドロップキックを返すと世IV虎にタッチ。ショルダータックルで何度もなぎ倒していった世IV虎は、エルボー合戦を展開。そこから突進してきた米山をケブラドーラ・コンヒーロで叩き付けた世IV虎はセントーン。かわした米山がセントーンを返すが剣山で迎撃した世IV虎はケンカキック。

 10分が経過し、コーナー最上段からダイビング・セントーンを投下した米山は須佐にタッチ。世IV虎に飛び付き式DDTからパンチを連打した須佐は右フックでダウンを奪う。夏樹がカットに入ると、川葛は合体攻撃を狙うが、奈苗と米山がカット。すると奈苗組は3人でコーナーに上がり、奈苗→米山→須佐の順に大型→中型→小型冷蔵庫爆弾を連続投下。
 須佐の首固めをカウント2で返した世IV虎はカウンターのラリアット。須佐もカウント2で返すと、世IV虎は惡斗にタッチ。惡トーンを投下した惡斗だが、須佐もスリーパーでしがみつくと、スイング式DDTから飛び付き式DDTを狙う。

 これをACTスペシャルで切り返した惡斗は、コーナー最上段から惡トーンを投下。これをかわした須佐は、惡斗と夏樹の誤爆を誘い込むが、世IV虎が羽交い締めにすると、夏樹がドロップキック。そこから惡斗を“利用して”合体攻撃を決めた川葛。そすて今度こそ惡斗がコーナー最上段からの惡トーンを決めて3カウントを奪った。









★試合後コメント

夏樹☆たいよう&世IV虎&安川惡斗
世Ⅳ虎「今日はめっちゃ気持ちいい勝利。余裕だった、余裕だった」
惡斗「川葛の連携が、連携が決まりました! 連携が」
世Ⅳ虎「初めてのね」
惡斗「初めての連携が」
夏樹「初めてだ」
世Ⅳ虎「ここまでやってきて初めての連携」
夏樹「中堅にしかできない」
世Ⅳ虎「足出せ! って言ってあの形になったから、もう投げるしかねーじゃんって」
夏樹「やっぱうちらがしつけてきた甲斐がある。お手!」
惡斗「はい!(※夏樹にお手をする)」
世Ⅳ虎「いや〜、初っ端からあの3人が意味不明だなぁって。『いつもの』とか言って」
夏樹「両国前、最後の大会でうちら両国では試合がバラバラだけど、もう勢いついたね」
世Ⅳ虎「そうっすね」
夏樹「もう個々で力を発揮すれば、もう両国はうちらの頑張り次第で大成功すんじゃないの?」
惡斗「この勢いを両国に持っていきます!」

高橋奈苗&米山香織&須佐えり
――いい連携もしてたんですが、負けてしまいました
奈苗「よかったですか? いや、でもなんか自分の思ってるようなものではなかったので。なんか自分的にはやっぱしっくりこない。今日は今日で、今日を楽しもうと思って、今日のお客さんに楽しんでもらおうと思って米山選手とも連携を何個か出そうと思って頑張ったんですけど、なんか自分的に気持ちが一緒の波にのらなかった。なんか、やっぱりしっくり来なかった」
米山「いや、やっぱりパッションはいいんですよ! パッション、いいんですけど! なんかちょっと、パッションの種類が違うんですよね。なんか……」
奈苗「何、種類って?」
米山「種類が違うでしょ! 並ぶパッションじゃなくて、当たるパッションだったのかなって思って」
奈苗「いや、そうだけどさ。今日は今日でさ、パッションを合わせようとしたよ! だけど結果的に合わないから負けちゃったわけでしょ?」
米山「自分だってパッション、パッション! 中型冷蔵庫、小型冷蔵庫、大型冷蔵庫とか色々連携合わせたじゃないですか~」
奈苗「いや、それはさ、パンパンパンって行って欲しかったわけ、私は。だからもうなんか、やっぱり……」
米山「ようするに、パッションの種類が違うんですよ」
奈苗「種類が違うね! 種類が違うわ。だからもう両国でも当たるんで、やっぱ馴染めない」
米山「やっぱり、両国パッションだよ!」
奈苗「両国パッションだよ。こっちのがパッションだよ!」
米山「両国パッションだよ!」
奈苗「私のがパッションだよ!」
二人「両国でパッションだよ(※お互い掴みかかり乱闘へ)」
(※暴れた後米山は控え室へ)
奈苗「両国は高橋奈苗祭りになるんで! ナナエ軍団、負けない。パッションしてこう!」
須佐「はい、パッション!」
奈苗「パッションするぞ!」
須佐「パッショーーーン!」

▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
紫雷イオ
●宝城カイリ
翔月なつみ
12分57秒
ラリアット→片エビ固め 
アルファ・フィーメル
木村響子
ヘイリー・ヘイトレッド

 挑戦者組は3人一斉に奇襲攻撃を仕掛けていく。アルファの腕を捻りあげたイオだが、雄叫びをあげてイオをコーナーに叩き付けたアルファ。イオはエルボーを連打していくと、宝城とトレイン攻撃を狙うが、逆にアルファが2人をコーナーにホイップして串刺しラリアット。
 ヘイリーが出て来ると、翔月がタッチを志願。ヘイリーは負傷している翔月の左ヒザを容赦なく蹴っていくよ、ヒップトスを落として木村にタッチ。ニークラッシャーからステップオーバーのトーホールドに捕らえた木村はアキレス腱固めへ。

 悲鳴をあげながらもどうにかロープに辿り着いた翔月だが、木村はなかなか離さない。さらにアルファが左足へのマシンガンショットをお見舞いしてから踏みつける。木村はロープに翔月の左足を絡ませると串刺しドロップキック。そこにアルファとヘイリーも入ってきて、翔月を場外に蹴り出す。
 セコンド陣が慌てて応急処置するが、ヘイリーが羽交い締めにした翔月の髪の毛を木村がハサミで切るという暴挙に出る!

 これで怒りを爆発させた翔月は木村に左右の張り手を連打すると、顔面を下から蹴り上げる。イオと宝城もダブルのドロップキックを見舞うと、木村とヘイリーをコーナーに追い詰めて宝城はダブルチョップを連打。しかしイオの串刺し攻撃をヘイリーが蹴りで迎撃。
 それでもイオは宝城が抑えた木村とヘイリーに背後からスワンダイブ式ミサイルキック。そこに宝城がスピアーからスライディングDを叩き込むと、木村にイカリを決める。

 ヘイリーがカットすると、木村が宝城にエルボー。さらに宝城を踏みつけた木村はアルファにタッチ。するとアルファはイオを指名。入ってきたイオにマシンガンショットを叩き込んだアルファだが、イオもドロップキックを返す。しかしアルファはなかなか倒れない。ならばとチンクラッシャーを決めたイオはクロスボディ。キャッチしたアルファをブロックバスターで投げ捨てると、串刺し攻撃を狙う。
 これを逆上がりキックで迎撃したイオはミサイルキックを発射。さらにアッパー掌底からバズソーキックを叩き込んだイオは、ソバットから突進するがアルファはカウンターでパワースラム。

 ヘイリーと宝城がリングインすると、宝城のドロップキックをはね除けたヘイリーが追走式体当たり。だが、宝城もヒザ裏へのスピアーで倒すと、正面からのスピアー。だが、コーナーに登った宝城を下から蹴り上げたヘイリーはデッドリードライブからランニングロー。ハリケーンドライバーはカウント2でイオがカット。
 ヘイリーにアッパー掌底を叩き込んだイオだが、木村が入ってくる。だが、イオはアルファをダイビング・ウラカンホイップで投げ飛ばすと、新幹線アタック(=串刺しダブルニー)。しかしアルファがカウンターのラリアットを叩き込むと、ヘイリーが宝城にぶっこ抜きジャーマン。

 さらにモンスター軍のトレイン攻撃からヘイリーがビッグブーツ。何とかカウント2でカットすると、モンスタークラッシュを宝城が回転エビ固めで切り返す。カウント2で返したヘイリーはラリアットを狙うが、これもかわした宝城。しかしヘイリーは振り向き様にショートレンジラリアットを叩き込んで3カウント。
 マイクを持った木村は「オイ、お前ら見たか? 見たか、オイ? 日本語通じるか? 今日もな新木場モンスターにようこそ。(※場内ブーイング)上等だ、コラ。こっちはな、もうウ●コちゃんたちのお守りに飽きたんだよ。オイ、髪切る? うちらにとっちゃお遊びだよ。髪切られて文句があるんだったらな、ケガなんかしてピーピー泣いてじゃねぇよ。(※観客に向かって)お前らもな、一見コイツらを応援しているようでな、コイツらの泣いている顔見て萌えてるんだろ? 分かってんだよ。だからなそういうお前らのために両国モンスター……(※宝城に向かって)おめぇも坊主にしてやってもいいよ。両国モンスター、こいつらがピーピー泣く姿、お前ら見たいだろ? 見に来いよ!」と言い放つ。

 それを聞いた翔月が「人の髪切って楽しいのかよ! そんなに欲しけりゃくれてやるよ。絶対ベルトは取り返すからな!」と言って自らさらに髪の毛を切って木村に投げつける。それを見た宝城も「オイ! ……絶対に両国ではこっちが嬉し涙を流す! 絶対負けない! 絶対に諦めません! 今日はちょっと無様な姿を見せてしまいましたけど、両国は絶対に嬉し涙を流すように頑張ります!」と振り絞るように言い放つ。
 最後はイオが「オイ、オイ、オイ、そこのゴリラ! おめーらは何やったっていいのかよ! こんな気分の悪い試合初めてだよ! おめーらだったら何やってったていいと思ってんじゃねぇぞ! お前(=アルファ)もそうだよ。絶対両国ではうちが勝って、こんな茶番はもう終わりにしてやる! 今日で終わりだ、バカヤロウ!」と叫び、アルファと雄叫びをあげながら睨み合った。









★試合後コメント

アルファ・フィーメル&木村響子&ヘイリー・ヘイトレッド
木村「想像通りだよ。あまりにもつまんないからこっちから煽ってやった」
――両国でももっと過激なことを?
木村「いいね。AKBみたいに1回坊主にして炎上するのも面白いんじゃないですか?」
――アルファは両国でのイオ戦についてどう?
アルファ「少しずつ、少しずつ、両国に向けてモチベーションを上げて、色んなイメージをしているわ。両国では私たちの試合がベストバウトになって、さらにキムラモンスター軍が最強だと満員の観客にしらしめる。イオはそのための生贄になってもらう。スモウホールの歴史に私を刻むわ。アルファ・フィーメル、イチバーン!」
木村「両国モンスターだからな」

紫雷イオ&宝城カイリ&翔月なつみ
イオ「どうもこうもないですよ。なんなんですか? 前々からバカにされてるっていうのは分かっていたんですけど、ここまで人をおちょくるのかっていう。今までこんな……自分の仲間がこんな辱めと言ったらなんですけど、こんな目に遭うなんて思ってもみなかったし、想像もつかないぐらいの事をしでかしたと思ってます。本当にこんな茶番は二度と見たくないですね。お客さんだってそうだと思うんですけど、こんなん好き勝手やらして誰が喜ぶんですか? 両国で私達が絶対にぶっ潰して、私はアルファぶっ潰して、あんな奴ら二度とスターダムのリング踏ませませんから! 今日はもう何も……それ以上言うことないです」
宝城「まさか……髪を……切られるとか、全く試合と関係ない事をされるとは思っていなかったので。今までこういう試合を見たこともないし、やったこともなかったので、すごくショックです。そこからちょっと気が動転してしまって、いつもの動きができなくて。そのせいで負けてしまったので、どうしようもない気持ちなんですけど、両国まであと2週間あるので、今日はちょっと身体を立てなおして……もうスターダムにモンスター軍はいてほしくないので、必ず両国で勝ってベルトを取り戻して、スターダムに上がらせなくします」
翔月「何か本当に……何がしたいのかなと思いますし、髪切るとか、ほんとムカつくことしかしなかったですし、自分が全然動けなくて力になれなかったのがすごい悔しいんですけど、それ以上に(モンスター軍に)必要以上の事されたので。もう両国まで闘うことはないですけど、この前の札幌大会でできなかった分も、今日できなかった分も含めて、倍以上の力でやりたいです。別に会見の時に泣いたのだって悔しくて泣いたわけじゃないし、自分たちは本当にずっと練習してきて、練習生の頃からタッグのベルトを目指してきて、川葛を目標にしてやってきたので、本当に汚されてる気分で……。でも本当に今は回復に専念して、こんな状態でも今日みたいな試合は絶対にやらない。何があってもベルトは自分たちが取り返します。イオさんにも獲ってもらって。(モンスター軍は)二度と顔を見たくないです」

▼KちゃんパンダSPインタビュー

 この日のKちゃんパンダコーナーのゲストは4期生の横尾と吉乃。まず横尾が4・29両国大会でのアイスリボンとの対抗戦について「他団体の方とタッグで闘うのは初めてで、会見の時に初めてお会いして。ちょっと違う初めてのタイプで。違うタイプの勢いがあったんですけど、絶対に負けないぞと思っています」と語る。
 さらにプライベートの仲を聞かれると、仲はいいが横尾が「遊びに行ったことはない」と言うのに対し、吉乃は「あるじゃん!」と割って入り、両者に微妙な温度差があることが発覚。

 続いてGMから「由衣ちゃんはアゴの外れ癖があって。今日も外れちゃって」と言うと、横尾は両国用の秘策としてマウスピースを用意したと告げる。GMは「マウスピースでアゴって外れなくなるの? 言っておかないとすごい顔になるのが……」と爆弾発言。
 さらにGMは横尾が脇澤と一緒に憧れのY和ヒロシ選手とご飯に食べに行った話まで暴露。また、小川代表が「ワッキーと奈苗は結婚してもいいよ」と言ったことが明かされると、すかさず吉乃が「最近私もマウス・トゥ・マウスでキスしたんですよ! まぁ女性となんですけどね」と言ったあと、その相手が長野美香であることを明かし、その模様が来週発売の週刊誌に袋とじで掲載されることを告知。

 横尾はブログなどY和選手のことに書くことについて、「気持ち悪いですかね?」と心配するが、観客に「気持ち悪いと思う人」と尋ねると、そう思う人は何とゼロ。その結果、「これからも大和ヒロシ選手のファンでい続けます!」と前向きになった横尾。最後は両国大会は2人のタッグでオープニングマッチに勝利して勢いを付けると宣言。

ゆずポン・ラスト新木場〜ラスト・シングル 各1分1本勝負

愛川ゆず季

VS

スターダム全選手が対戦

愛川ゆず季

時間切れ引き分け

安川惡斗

愛川ゆず季

時間切れ引き分け

米山香織

愛川ゆず季

時間切れ引き分け

翔月なつみ

愛川ゆず季

時間切れ引き分け

ダーク・エンジェル

愛川ゆず季

38秒
ゆずポンキック・レッド→片エビ固め 

吉乃すみれ●

愛川ゆず季

55秒
ゆずポンキック・ブルー→片エビ固め 

横尾由衣●

愛川ゆず季

38秒
ゆずポンキック・ブルー→片エビ固め 

須佐えり●

愛川ゆず季

46秒
タイガースープレックスホールド 

岩谷麻優●

愛川ゆず季

時間切れ引き分け

脇澤美穂

愛川ゆず季

時間切れ引き分け

高橋奈苗

愛川ゆず季

時間切れ引き分け

紫雷イオ

愛川ゆず季

時間切れ引き分け

夕陽

愛川ゆず季

時間切れ引き分け

夏樹☆たいよう

愛川ゆず季

時間切れ引き分け

宝城カイリ

愛川ゆず季

時間切れ引き分け

朱里

愛川ゆず季

時間切れ引き分け

高橋奈苗

⑰●愛川ゆず季

26秒
450°スプラッシュ→体固め 

夕陽

 愛川は必死に涙を堪え、顔をクシャクシャにして入場。一番手は白ベルトを賭けて対戦したばかりの惡斗。惡斗も涙を堪えながら「よろしくお願いします!」と握手をしてからエルボー合戦。しかし愛川はミドルキックを連打。惡斗串刺しドロップキックを返すと、愛川のローキックを「痛ーい! 愛川!」と叫びながら受け止めていき、そこからアクトロックで丸め込んだところで終了。

 2番手は米山。正真正銘の初対決となるが、奇襲攻撃を仕掛けていった米山は串刺しエルボーから掟破りのパイパイアタック。これを蹴りで迎撃した愛川は、掌底からハイキック。かわした米山はロールスルージャーマンスープレックスホールドを狙うが、愛川はゆずポンスタナーで切り返す。さらにフィッシャーマンズ・スープレックスで投げた愛川は本家パイパイタックをお見舞い。

 3番手は翔月。ざんばら髪に足を引きずりながら登場した翔月は、エルボー合戦を挑んでいく。敢えて翔月のエルボーを受け止めた愛川はミドルキック一発でなぎ倒す。しかし腕を取ってオモプラッタで丸め込んだ翔月は変型のクロスフェース。これをロープに逃れた愛川だが、翔月はマウントエルボーを見舞ったところで終了。

 4番手はエンジェル。この対決のシングル初対決。サッカーボールキックを見舞ったエンジェルはバックを取るが、バックを取り返した愛川。足をすくって倒したエンジェルは変型のカバージョに捕らえる。しかし、ここで時間切れ。

 5番手は吉乃。これもシングル初対決。いきなりコルバタで投げた吉乃はロンダート・カンガルーキック。しかし蹴っていった愛川はパイパイアタックからYKレッド(カカト落とし)を叩き込んで3カウントを奪った。

 6番手は横尾。エルボーで向かっていった横尾は串刺しジャンピングエルボーから愛川をコーナーに叩き付けてからマンゴークラッシュ。そしてキャメルクラッチに捕らえていく。そこからロープに飛ばそうとした横尾だが、愛川はレッグラリアットを返すとYKブルー(後ろ回し蹴り)を叩き込んで3カウントを奪った。

 7番手の須佐はいきなり馬乗りになって張り手を連打してパッション注入。さらにパンチ、ローからの右フックを叩き込む。しかし須佐のパンチを蹴りで迎撃した愛川は、倒れた須佐にYKレッドを見舞うと、YKブルーを叩き込んで3カウント。

 8番手は岩谷。ドロップキックを連打していった岩谷は、ダブルリストアームサルトでカウント2まで追い込むと、掟破りのゆずポンキックからドラゴンスープレックスを狙うが、サムソンクラッチで切り返した愛川はシャイニングゆザードからYKイエロー(ハイキック)を叩き込むと、タイガースープレックスで3カウントを奪った。

 9番手は自称・大親友の脇澤。涙を必死にこらえながら握手をした脇澤だが、ゴングが鳴ると堪えきれず顔を手で覆う。そこに愛川が近づいていくと、不意打ちにリップロックを見舞った脇澤は唾を吐きかける。「騙されたな!」と高笑いする脇澤だが、そこからお互いに思い出を語り合いながらエルボーを打ち合うと、脇澤がベノムアームから、なぜか「ゆずポンキック」と叫びながらクローホールドSTOで叩き付けたところで終了。

 10番手は奈苗。リング上に座り込んで「蹴ってくれ!」と叫んだ奈苗に容赦なく蹴りを叩き込んだ愛川は、逆に「蹴ってくれや!」と叫んで座り込む。奈苗が蹴ろうとすると、キャッチしてSTFに捕らえた愛川。そのまま1分間となり終了。奈苗は「終わりたくない!」と絶叫した。

 11番手はイオ。笑顔で登場したイオはドロップキックからスペース・ローリング・エルボー、フェースクラッシャーと決めていくと、その場飛びムーンサルト。さらに愛川の蹴りおをマトリックスでかわしてトラースキック。そしてシャイニング・ウィザードを叩き込んだイオはムーンサルトプレス。これをかわした愛川がシャイニングゆザードを発射し、蹴ろうとしたところで時間切れ。

 12番手は夕陽。朦朧とする愛川だが、夕陽は容赦なく掌底と蹴りを叩き込む。これで愛川にも火が付き反撃するが、夕陽は珍しくヘッドバット。これで鼻血を出した愛川に対し、夕陽はハイキックからジャーマン。さらに450°スプラッシュを投下するが、かわした愛川はYKブルー。夕陽もハイキックを返したところで1分となった。

 大の字に倒れた愛川だが、ここで13番手の夏樹が登場。ミサイルキックでリングインした夏樹は、続けてミサイルキック。さらに串刺しドロップキックからサッカーボールキック。愛川は張り手を返すと、サッカーボールキックをお返し。しかし夏樹はイグチボムで叩き付ける。バックを捕らえた愛川がゆずポンスタナーで切り返すと、張り手の打ち合いから愛川がYKブルー、YKイエロー、YKレッド。

 14番手は宝城。またも大の字に倒れた愛川だが、引き起こした宝城はボディスラムで叩き付けると、ダイビング・エルボードロップを投下。さらにヒジのサポーターを外してスライディングDを狙ったが、愛川は蹴りで迎撃。さらに宝城のエルボーを蹴りで止めた愛川だが、宝城はスピアーを見舞うと極楽固めへ。しかし、ここで1分となった。

 15番手はWNCの朱里。サプライズ登場となった朱里だが、かつて愛川とは『ゆずポン祭』でタッグを組んだことがある仲。朱里はニーリフトを連打すると、串刺しジャンピングニーからハーフハッチで投げていく。愛川もエルボー合戦を挑んでいくと、ローキックの蹴り合いに。バッククラッカーを決めた朱里はジャーマンで投げていくがカウントは2。そこから腕十字を狙った朱里だが、愛川はロープに脱出。

 ここで再び奈苗のテーマ曲が鳴り響き、奈苗が再登場! 選手たちが猛抗議する中、マイクを持った奈苗は「私はさっき何もやっていない。そしてこの間、世IV虎に1分やるって言われたんだ。だから世IV虎の分の1分、私は終わらない!」と言い、愛川あに向かっていく。張り手を見舞った愛川に対してエルボーを打っていった奈苗。顔を涙と汗と血でクシャクシャにした愛川だが、奈苗の突進をYKレッドで迎撃すると、倒れた奈苗の顔面を蹴り上げる。さらに張り手を叩き込むが、奈苗は先ほどの顔面蹴りで鼻から大流血!

 ここで1分となると、夕陽が「愛川さん、もう1回やらせてください」と直訴してリングイン。17番手として再びリングインした夕陽はハイキックで愛川をなぎ倒すと、450°スプラッシュを投下して3カウントを奪った! 握手をして抱き合った両者。夕陽は号泣しながら勝ち名乗りを受けた。









▼エンディング

 マイクを持った愛川は涙ながらに「今日が最後の新木場1stRINGでの試合となりました。ありがとうございました。やっぱり新木場1stRINGっていうのは、私がグラビアアイドルからプロレスを始めるってなって、初めて練習をここで半年間やりましたし、デビュー戦も、スターダムの旗揚げ戦も、ゆずポン祭も、スターダムの試合のほとんどがここで行われたので、もう私には思い出が深いです。そんな日に、今日はスターダムの選手全員と闘わせていただいて、最初はすごくイヤだなと思ったんですけど……」と挨拶しているとことに、世IV虎が乱入!
 愛川からマイクを奪い取った世IV虎は「全員じゃネェだろ! まだうちとやってねぇだろ! 4月29日まであと15日、ぶっちゃけお前の引退なんて、マジでどうでもいいから。お前はうちの踏み台でしかないんだよ。だからテメーら両国、楽しみにしておけよ。そこんとこ世露IV苦」と吐き捨てる。

 それを聞いた愛川は「世IV虎、言いたいことはよく分かったけどひとついわせて。グラレスラーは強いのだ! 絶対に勝って引退……あと1試合になったんですけど、悔いがないように全力で頑張りたいと思います。今日はありがとうございました」と世IV虎に言い返すと、最後は「私が今日が新木場最後ということで締めさせていただきます」と言ってから選手をリングに上げ、「最後の新木場、ありがとうございました! スターダム両国大会をよろしくお願いします! 今を信じて、明日に輝け! We are STARDOM!」と締めくくった。

★試合後コメント

愛川ゆず季
――最後の新木場大会を終えました
「本当にもう新木場っていうのは、私がデビューする前から思い出があって、グラレスラーが生まれた場所だと思ってるので、こうやって最後、皆と試合ができて本当に選手の皆さんと夕陽ちゃん、そして朱里ちゃん、米山さん、皆に感謝したいと思います。ありがとうございました」
――入場時から感極まって涙を流していましたが
「そうですね。もう今日、新木場に来た時点で、もう今日で新木場に来るのは最後なんだなとか、控室に居るのも最後なんだなとか、やっぱ自分が選んだ引退ですけど、とっても寂しい気持ちでいっぱいになりました」
――デビュー戦の相手だった奈苗選手とも二度闘いました。
「デビュー戦でボコボコにされて、そこからゆずポンが生まれたと思っているので。もう本当に恨みもあるんですけど、やっぱグラレスラーは奈苗さんがいなかったら生まれていなかったと思うし、もう……なんだろうな? 奈苗さんが15年間やられてて、その隣に立てたっていうのは、私は奈苗さんの作品みたいな(感じがする)。小川さん、風香さん、皆で作ってもらったものだと思うんですけど、それで隣に立てたと思っているので全員に感謝してます」
――デビュー戦を務めた夕陽選手とも二度闘いました
「そうですね。やっぱり夕陽選手もデビュー戦(の相手を)させてもらって、どんどんどんどん強くなって。本当にすごい選手だなと思います」
――あとは引退試合のみですが
「そうですね。やっぱり私は引退発表したんで、プロレスに悔いはないというか、これ以上やりきったという所まで一生懸命……それ以上でやってきたので、もうデビュー戦から本当に休む間もなく。だけど引退発表して、もう……なんだろう? 悔いはないからこそ、もっと楽しんでやりたいとか、そういう気持ちで試合に臨んでたんですけど、もう残り一戦ということで。泣いても笑っても最後になるので、両国で全部を出し尽くして、世Ⅳ虎ちゃんの踏み台になることなくいきたいなと。グラレスラーは強いんだという所を見せつけたいと思います」
 
  イオ組VS川葛の30分ドローに札幌のファン熱狂!ゆずポンがまた飛んだ!

スターダムSeason11
grows up stars2013
4月7日(日)札幌テイセンホール 1:00PM
観衆350人

▼オープニング

 風香リングアナが「スターダム2度目の札幌大会にご来場ありがとうございます。天候うのトラブルで来られるかどうか不安だったんだけど、無事に着いてホッとしています。今年最初で最後の札幌大会になるかもしれないので、美味しいご飯と楽しい試合を楽しみに、私も噛まないように頑張ります」と挨拶したあと、選手入場式へ。
 モンスター軍を除く全選手がリング上に集合すると、選手を代表して愛川が「札幌の皆さん、こんにちは〜! 私のプロレス引退まで、そしてスターダム両国大会まで残り22日となりました。残りは悔いがないように全力でいきたいと思います。私が最後の札幌になりますが、全力で応援よろしくお願いします」と挨拶。

シングルマッチ 15分1本勝負
脇澤美穂
7分52秒
バックスライド・フロム・ベノム 

吉乃すみれ●

 吉乃が志願して実現した脇澤との二度目のシングルマッチ。お互いに「ババア」と罵り合いながら試合開始のゴングが鳴ると、まずは腕の取り合いに。ハンマーロックに捕らえた吉乃をヘッドロックで捕まえた脇澤は、クローホールドSTOでなぎ倒すとキャメルクラッチ。
 そのまま髪の毛を引っ張り、さらに観客に「写真撮れ!」と叫んでから鼻フック攻撃。しかしロープに飛ばされた吉乃はカウンターの0742からコルバタで投げると、ロンダート・カンガルーキック。

 しかし立ち上がった脇澤は吉乃の顔面に唾を吐きかけると、エルボーを叩き込む。吉乃もエルボーを打っていくが、かわした脇澤はエルボーでなぎ倒してから串刺し攻撃を狙う。蹴りで迎撃した吉乃は背後から飛び付いてスリーパーに捕らえると、そのままグラウンドに移行して腕十字へ。
 クラッチして踏ん張る脇澤は、エビ固めで抑え込んで脱出すると、ボディスラムを狙った吉乃にショルダーネックブリーカーwithベノムアーム。さらにフラップジャックで叩き付けた脇澤はローリングクレイドルで回していく。

 吉乃も回転エビ固めで丸め込むと、ハーフダウンの脇澤にヒップトス。さらにバックスライド・フロム・ベノムを狙う脇澤をエビ固めで丸め込んでから、回転しながら腕十字に捕らえる。何とかロープに逃れた脇澤だが、吉乃はコーナーに登る。だが、追いかけていった脇澤は雪崩式フランケンを狙う。
 叩き落とした吉乃だが、口にペットボトルの水を含んだ脇澤は吉乃の顔面に噴射してから引きずり降ろすと、ミサイルキックを発射。続けてダイビング・ボディプレスを投下するが、吉乃もカウント2で返す。ジャーマンを狙った脇澤をサムソンクラッチで丸め込んだ吉乃だったが、キックアウトした脇澤はバックスライド・フロム・ベノムで抑え込んで3カウントを奪った。





 
シングルマッチ 15分1本勝負
岩谷麻優
5分30秒
逆打ち 

横尾由衣●

 両者両手で握手を交わすと、ロックアップから横尾がロープまで押し込んでいって離れ際にエルボー。しかし続くドロップキックを自爆させた岩谷は逆にドロップキックを叩き込むと、コーナー際でリバーススプラッシュ式っだぶるニードロップ。
 これをかわした横尾は河津落としから足4の字固めを狙うが、決めさせなかった岩谷は変型のサイク林ヤッホーから逆片エビ固めに捕らえる。ロープに逃れた横尾だが、岩谷はロープに飛び乗ってのクロスボディ。

 しかしコーナーに登った岩谷を追いかけていった横尾は岩谷の右足をロープに絡ませると、そこにドロップキック。その右足にドラゴンスクリューを決めた横尾は足4の字固めへ。苦悶の表情を浮かべる岩谷だが、どうにかロープに脱出。
 横尾はバックを取るが、ショルダースルーで後方に投げ捨てた岩谷は、ロープにもたれ掛かる横尾の顔面に低空ドロップキック。続いてミサイルキックで吹っ飛ばすと、逆打ちを狙ったが、踏ん張った横尾はマンゴークラッシュで叩き付ける。

 横尾はバックを取って投げようとするが、岩谷が踏ん張るとスクールボーイにスイッチ。しかしカウント2で返した岩谷は飛び付きのエビ固め。カウント2で返した横尾は殴りかかるが、かわした岩谷は強烈な張り手を叩き込むと、そこから逆打ちを決めて3カウントを奪った。






シングルマッチ 20分1本勝負
高橋奈苗
10分58秒
冷蔵庫爆弾→エビ固め 
須佐えり●

 約1年ぶりとなる奈苗と須佐のナナエ軍団師弟対決。須佐から握手を求めると、より大きな声で「お願いします」と握手に応じた奈苗。須佐はゴングと同時にドロップキックを連発すると、ロープに飛ばされてもカウンターのドロップキックで倒し、馬乗りになって張り手でパッション注入。
 奈苗がスイープしてもすぐに体勢を戻して張り手を連打した須佐は、立ち上がった奈苗に追い撃ちの張り手。奈苗は朦朧としながらも須佐側のセコンドについた脇澤の頭を叩くと、須佐の腕を取ってハンマーロック。だが、飛び付いて首投げで逃れた須佐は、続けてアームドラグで投げていく。

 ロープ際で奈苗を踏みつけていった須佐は、エルボーを連打するとロープに飛ぶが、奈苗はカウンターのショルダータックルでなぎ倒すと、「よくもやったな!」と頭を叩いてからドロップキック。さらにミサイルキック2連発で吹っ飛ばしてから、インディアンデスロックへ。
 須佐は下から殴っていくが、殴り倒した奈苗はエルボードロップからアルバトロスへ。そこからオールド・ボーイに移行した奈苗は、必死でもがく須佐は腕極め袈裟固めで抑え込む。何とかロープに逃れた須佐はロープに飛ばそうとする奈苗をDDTで叩き付けると、胴絞めスリーパーに捕らえる。

 だが、反転した奈苗は逆片エビ固めに捕らえる。大きく背中を反らした奈苗だが、須佐はロープに脱出。奈苗は串刺しラリアット2連発から串刺し攻撃を狙うが、蹴りで迎撃した須佐はスイングDDTを狙う。これは回避した奈苗だが、奈苗に飛び付いた須佐をロープ駆け上がり式のスイングDDTを決めると、飛び付き式高角度DDT。
 さらに首固めで丸め込むがカウントは2。投げようとする須佐をブレーンバスターで投げた奈苗は、フロントブレーンバスターで投げ捨てると、冷蔵好爆弾を投下。これをかわして自爆させた須佐はコーナー二段目から「小型冷蔵庫爆弾!」と叫んでダイビング・ボディプレスを投下。

 さらにコーナー最上段からもダイビング・ボディプレスを投下したが、これを剣山で迎撃した奈苗はカナディアンバックブリーカーの体勢からヒザの上に叩き付けてからコーナーへ。だが、須佐は下からロシアンフックを叩き込むと、雪崩式ハーフハッチで投げていく。カウント2で返した奈苗に対し、須佐はパンチ連打。だが、奈苗は「もっと来いや!」と張り手をお見舞い。
 須佐も張り手を返すと、逆上がり式DDTで叩き付ける。ロシアンフックと一発目のバックブローはかわされたが、続けざまに放ったバックブローはクリーンヒット。さらにパンチの連打からロシアンフックも叩き込んだが、倒れない奈苗はショートレンジラリアットでなぎ倒すとイクボムで叩き付ける。

 これもカウント2で返した須佐だが、奈苗はダメ押しの冷蔵庫爆弾をコーナー最上段から投下して3カウントを奪った。敗れたしたが、1年前とは比べものにならないほど健闘した須佐。奈苗も須佐の成長を感じて握手をして称えたが、須佐はそんな奈苗に右フックを叩き込んでから一礼してリングを降りていった。





 
ゆずポン引退全力ファイト〜プレミアム6人タッグマッチ〜 30分1本勝負

愛川ゆず季
松本浩代
●宝城カイリ

16分19秒
モンスタークラッシュ→体固め 

アルファ・フィーメル
木村響子
ヘイリー・ヘイトレッド

 愛川、最後の札幌大会だが、当初トリオを組む予定だった翔月なつみが負傷欠場となったため、急遽松本浩代が代打出場。奇しくも元全力女子トリオが実現することになったため、リングインすると3人揃って久し振りのセクシーポーズ。
 対するキムラモンスター軍☆はワールド・オブ・スターダム、ゴッデス・オブ・スターダムのベルトを携えて登場。赤いベルト王者のアルファと愛川はこれが最初で最後の対決となる。

 名前をコールされたアルファは両腕をあげながら愛川に詰め寄っていき睨み付ける。先発を買って出た愛川はリング中央でセクシーポーズ。するとアルファが近づいていって筋肉ポーズ。愛川も筋肉ポーズで対抗すると、アルファは手四つの力比べを要求。右手だけで両手の愛川を吹っ飛ばしたアルファに対し、ローを蹴っていった愛川。
 さらに松本がエプロンからアルファを抑え付けてから、宝城、愛川がパイパイアタックを見舞って行くが、ビクともしない。松本のパイパイアタックをアルファがかわすと、木村とヘイリーが元ゼンリョの3人を場外に引きずり出して大乱闘。

 ヘイリーが松本にイス攻撃を見舞っていると、木村は宝城をバルコニー席に連れ出して柵の外に出してスリーパーで絞死刑。さらにヘイリーが松本を下まで連れて行くと、木村はバルコニー席から松本を突き落とす。木村は4・29両国大会でタッグタイトルマッチを行う宝城をリングに連れ戻すと、コーナーで馬乗りナックル。
 さらに串刺しナックルを叩き込んでからボディスラムで叩き付けるとヘイリーにタッチ。ヘイリーもボディスラムで投げていくと、さらにアルファがボディスラムからマシンガンショット。宝城をコーナーに追い詰めてチョップを叩き込んだアルファはサッカーボールキック。

 完全に捕まってしまった宝城にヘイリーが蹴りからの逆水平チョップ。さらにコーナーに追い詰めて踏みつける。ヘイリーの串刺し攻撃をコーナーに登ってかわそうとした宝城だが、ヘイリーは投げ落とすと張り手からフロントキック。
 気合いの雄叫びをあげながら立ち上がった宝城は、今度こそヘイリーの串刺し攻撃をかわして回転エビ固めで丸め込むと愛川にタッチ。ガムシャラにモンスター軍に突っ掛かっていった愛川だが、木村とヘイリーが愛川をロープに張り付けて胸を両側から踏みつける。

 しかし蹴りで愛川が反撃すると、松本が飛び込んできてクロスボディ。さらにヘイリーにダブルのゆずポンキック(カカト落とし)を落とすと、2人でセクシーポーズの競演。ヘイリーの蹴りに蹴りで対抗した愛川は、ローで片膝をつかせるとランニングキック。しかしYKイエロー(ハイキック)をショートレンジラリアットではたき落としたヘイリーは投げ捨てジャーマン。
 続いてアルファが串刺し攻撃を狙うと、愛川はYKレッド(カカト落とし)で迎撃しようとしたが、アルファは蹴り足をキャッチして串刺し攻撃。しかし愛川もゆずポンスタナーを返すと、左右の張り手を見舞って松本にタッチ。コーナースプラッシュを見舞った松本は、バックドロップの体勢に。

 踏ん張ったアルファはエルボーを叩き込むが、松本もラリアットをブロックして突進。しかしカウンターのラリアットでなぎ倒したアルファはカナディアンハンマー。10分が経過し、アルファはダブルアームの体勢に入るが、松本はリバースで切り返すとバックドロップの体勢に。そこに愛川が入ってきてYKイエローでアシストすると、松本は見事にアルファの巨体を投げる。
 だが、宝城のスピアーをキャッチしたアルファはカナディアンバックブリーカーで担ぎ上げる。すると木村も松本をカナディアンバックブリーカーで、ヘイリーは愛川をアルゼンチン・バックブリーカーで担ぎ上げる。

 そこから木村が宝城にビッグブーツ。気合いで立ち上がった宝城は渾身のエルボーを叩き込むが、キ木村も雄叫びをあげて受け止める。左右のエルボーからスピアーを狙った宝城だが、受け止めた木村はニーリフト。それでも木村の攻撃をかわしてスピアーを叩き込んだ宝城は、ブレーンバスターを狙った木村をフロントネックロックで捕まえる。
 しかし木村はその態勢からブレーンバスターでぶっこ抜くと、逆にフロントネックロック。アルファとヘイリーが愛川と松本を場外に連れ出すが、宝城は自力でロープに脱出。愛川と松本はリング上でアルファとヘイリーを鉢合わせにすると、背後からドロップキック。さらに松本が愛川を抱えて木村にYKレッド。

 松本のバックドロップから宝城がスライディングDを叩き込むがカウントは2。ならばとダイビング・エルボードロップを投下した宝城に続き、松本のバックブローから愛川のYKイエロー。しかし木村が宝城のスライディングDをブロックすると、アルファとヘイリーが愛川と松本を分断。
 その間にモンスター軍は宝城にトレイン攻撃。さらに木村がビッグブーツを叩き込むがカウントは2。ならばと木村とヘイリーがモンスタークラッシュを決めて3カウント。両国大会のタッグタイトルマッチを前に王者・木村が挑戦者・宝城から直接ピンフォール勝ちを収めた。













★試合後コメント

愛川ゆず季&松本浩代&宝城カイリ
ーー愛川選手にとっては最後の札幌大会でしたが、いかがでしたか?
愛川「そうですね。勝って締めくくりたかったんですけど、それが出来なくて悔しいです」
ーー現赤いベルト王者のアルファ・フィーメルとは初対決でしたが、どうでしたか?
愛川「本当に身体が大きいだけあってパワーがすごかったです。本当にモンスターで、ちょっと両国……(赤いベルトをイオが取り戻せるか)心配になりました」
ーー奇しくも元全力女子が揃いましたが。
愛川「せっかくこういうチャンスをいただいて、勝って終わりたかったのに負けてしまって悔しいです」
ーー松本選手はどうでした?
松本「そうですね。やっぱりゆずポンともまさかもう一度組めると思わなかったので、勝利を収めたかったっていうのが本音ですが、まぁこういう結果を受け止めつつ、やっぱりこれからもあるので目の前の敵……モンスター軍と闘ったのが私自身、初めてだったので。ゆずポンとのタッグもこれでひとつの結果として受け止め、自分自身も新しい敵を見つけたのでこれからも上を目指して、赤いベルトをもう一度目指していきたいと思います」
ーー宝城選手にとっては元全力女子でもありましたが、木村&ヘイリーとは両国でタッグタイトルマッチが決まっていますから前哨戦でした。直接木村選手からフォールを奪われてしまいましたが。
宝城「今日は2人の全力女子の先輩が最後にコンビを組んでくれたんですけど、たぶん自分がやられた時も助けにくることも出来たと思うんですけど、敢えて2人はそこは自分にやらせてくれて……そこは優しさ故に厳しさだと思うので、それはすごく自分のためになったので、2人に感謝します。ありがとうございました。木村さんに負けてしまったんですけど……」
松本「ベルト挑戦決まっているんでしょ?」
宝城「気持ちでは絶対に、絶対に負けてないと思うし(涙)、最後連係でやられてしまったので、1対1の負けではないと思うので」
松本「全部で勝て! 全部で。気持ちは分かっているよ。全部で勝たないと! ベルトを獲るにしろ、チャンピオンにしろ問われるんだから。そういう自覚を持って、全部を超えなよ! モンスター軍に気持ちだけじゃない、全部!」
宝城「ハイ!」
松本「両国までに上げて。しっかり!」
宝城「もう今日で泣くのは最後にします。もう絶対に勝つまで……」
松本「勝って泣け!」
宝城「勝って嬉し涙……私もう絶対に泣きません。この負けを絶対に次に活かします。ありがとうございました」

 
▼6人タッグマッチ 30分1本勝負

紫雷イオ
ダーク・エンジェル
米山香織

30分00秒
時間切れ引き分け 

夏樹☆たいよう
世IV虎
安川惡斗

 握手を求めていったイオ組に対して奇襲攻撃を仕掛けていった川葛。米山を捕まえた夏樹&世IV虎だが、ロープに飛び乗った米山は「札幌最高!」と叫んでアームドラッグで2人まとめて投げていく。そこから夏樹と米山のハイスピードの攻撃が展開されると、世IV虎のアームホイップを着地したエンジェルが、世IV虎をストップさせてセクシーダンスを披露。
 怒った世IV虎がショルダータックルでエンジェルを吹っ飛ばすと、惡斗にタッチ。イオが入ってきて伏せて惡斗を何度もロープを往復させると、そこに米山とエンジェルが入ってきて惡斗を転ばせる。

 そこからトレイン攻撃を決めると、イオがスペース・ローリング・エルボー。さらに3人がかりで惡斗を踏みつけて決めポーズ。イオがドラゴンスリーパーに捕らえると、米山が惡斗をロープに張り付けてイオと交互に逆水平チョップ。さらにイオとエンジェルも今後に逆水平チョップを叩き込む。
 4・29両国で白いベルトの王座決定戦を行うエンジェルと惡斗。エンジェルが大外刈りで叩き付けた惡斗を抑え付けると、そこにイオがその場飛びムーンサルト。しかし首固めで丸め込んだ惡斗は夏樹にタッチ。

 そこに世IV虎も入ってきてオリジナル川葛がダブルの串刺しケンカキック。さらにイオをロープに張り付けて両側から踏みつける。さらに世IV虎はジャイアントスイングでイオを回してから夏樹にタッチ。すると夏樹もジャイアントスイングで続く。
 惡斗もタッチを志願すると、フロントネックロックの体勢でスイング。すぐに離してしまったため、夏樹と世IV虎は惡斗とのタッチを拒否。もう一度回していった惡斗だが、1回転半で終了。夏樹と世IV虎はやっぱりタッチを拒否。

 仕方なくハーフダウンのイオにドロップキックを見舞った惡斗。ようやく世IV虎がったちに応じると、夏樹も入ってきて合体攻撃を狙うが、イオは側転→バック転フェイントからドロップキックで2人まとめて吹っ飛ばしてエンジェルにタッチ。世IV虎に串刺しドロップキックを見舞ったエンジェルは、米山と2人がかりで踏みつける。
 世IV虎もエルボーを返すとヘアホイップで投げ飛ばしてからエンジェルを踏みつける。続いて夏樹がエンジェルの腕を取るが、エンジェルはワキ固めで切り返す。10分が経過し、エンジェルはメキシカンバックブリーカーで抱え上げると、そのまま屈伸。

 米山は夏樹にモンゴリアンチョップからドロップキックを狙うが、顔面をかすめながらもかわした夏樹はハーフダウンの米山にドロップキック。タッチを受けた世IV虎はアトミックドロップを決めるが、米山はクロスボディ。キャッチした世IV虎だが、米山はDDTで切り返すと、ブレーンバスターの体勢に。そこにイオが入ってきてダブルで投げようとするが、世IV虎には惡斗が加勢。
 そこにエンジェルも入って来ると、当然夏樹も入ってきて3対3のブレーンバスター合戦。最終的に川葛が投げてみせると、夏樹が米山をコーナーに押し込んで踏みつける。さらに幻惑殺法からドロップキックを叩き込むが、エプロンからイオが蹴りを入れると、米山と2人で合体式フラップジャックからの合体式ロメロスペシャル。

 そこから世IV虎が攻撃していくが、米山はうまくかわす。だが、夏樹はコーナーに飛び乗ってクロスボディ。さらにロープに飛ぶ夏樹の攻撃をかわしていく米山。夏樹はたいようちゃん☆ボムを狙うが、決めさせない米山は米-ZOUを狙う。うまく逃れた夏樹は背面エルボーを狙ったが、キャッチした米山は投げ捨てジャーマン。
 さらにエンジェルがウラカンホイップで投げると、イオが619。そのままエンジェルが抑え込むが、夏樹もオクラホマロールで切り返す。ならばとエンジェルは飛び付き式首固め。しかし夏樹はトリプルたいようちゃん☆ラ・マヒストラルを返す。

 カウント2で返したエンジェルにソバットを叩き込んだ夏樹は、タッチを懇願する惡斗にタッチ。サンセットフリップを連発した惡斗は、エンジェルの頭をコーナーに叩き付けると、コンプリート・ショット。さらにコーナー二段目に登っていくが、起き上がったエンジェルは惡斗を引きずり落とす。
 エルボー合戦を仕掛けていったエンジェルは、ロープに飛び乗ってのドロップキックで惡斗を場外に追いやると、エプロンからトペ・コンヒーロを発射。だが、そこに米山がコーナー最上段からのプランチャ。続いて夏樹が三角跳びプランチャを発射すると、イオはケブラーダを発射。

 最後にリング上に残ったのは世IV虎1人。ところが、なぜかセコンドの愛川がコーナーに上がるように言われ、今年3月の高松に続いて愛川もコーナー最上段からのプランチャを投下。それを見た世IV虎もコーナーに上がっていくが、場外に選手たちが一斉に避難したため、世IV虎の場外ダイブは未遂に終わる。
 ここで20分が経過し場外乱闘に。世IV虎をイスに叩き付けたイオだが、世IV虎は観客の傘を奪って殴打。すると背後から米山が傘で世IV虎を殴打していく。夏樹も傘を持ち出し、米山とチャンバラ合戦。エンジェルは折れた傘を差しながらストンピング。

 惡斗をリングに戻したエンジェルはエルボーから馬乗り張り手。さらに串刺しジャンピングニーから串刺しジャンピングラリアット。タッチを受けたイオはエンジェルが惡斗の両足をトップロープに乗せると、惡斗の脇腹にミサイルキック。しかし惡斗もイオの蹴り足をキャッチしてストレッチマフラー。
 何とかロープに逃れたイオだが、世IV虎が馬乗りチョーク攻撃。残り5分となり、世IV虎は串刺し攻撃を狙うが、エプロンに逃れたイオは逆上がりキックからコーナーへ。だが、夏樹が飛び乗って雪崩式アームドラッグで投げると、世IV虎がケンカキックからセントーン。さらにオリジナル川葛が合体攻撃を狙ったが、米山は阻止するとエンジェルがイオを踏み台にしてドロップキック。

 さらにイオもエンジェルを踏み台にしてジャンピングハイを叩き込むと、イオと米山がコーナーに上がっていき、世IV虎と惡斗にムーンサルトプレスを同時に投下。そこからもう一度コーナーに登ったイオはムーンサルト・フットスタンプを放ったが、かわした世IV虎はケブラドーラ・コンヒーロからセントーン3連発。何とかカウント2で返したイオに対し、世IV虎は上からヨシコ。
 これをかわしたイオはマヒカ・デ・イオ。だが、カウント2で返した世IV虎はスリーパーに捕らえると、胴絞め式でガッチリと捕獲。惡斗を振り切った米山は、イオを救出するとそのままコーナーに登ってミサイルキック。だが、世IV虎がかわしてイオに誤爆。すると世IV虎が夏樹をトスすて米山に串刺しドロップキック。さらに世IV虎がセントーンから世IVドンを決める。

 残り1分となり、コーナー二段目からのダイビング・セントーンを投下したが、イオはカウント2で返す。イオはロープに飛んだ世IV虎にカウンターのウラカン・ラナをズバリと決めると、バズソーキックからマヒカ・デ・イオ。カウント3寸前で返した世IV虎はショートレンジラリアット。イオもアッパー掌底を返したが、ロープに飛んだ世IV虎がラリアットでなぎ倒したところで30分時間切れ引き分けのゴングが鳴った。









▼エンディング

 試合後も惡斗とエンジェルは小競り合い。その後、イオがマイクを持ち「本日はスターダム札幌大会にご来場くださり、どうもありがとうございまーす。私ごとなんですけども、前回の札幌は私はここに来ることが出来ず、悔しい思いをしたので、念願の札幌大会ということで必ず勝利をプレゼントしたかったんですけども、ドローという形になっちゃってちょっと申し訳なく思っています。ですが、お足元が悪い……」と挨拶していると、世IV虎が「いつまでしゃべってんだよ! オメー勝ったわけじゃねぇんだよ!」とそのマイクを奪い取る。
 そこから世IV虎は「えー、今日はご来場ありがとうございました。札幌でメインで世IV虎様がバチッと勝つところ見せたかったんですけど、マジで申し訳ないです。でも次また絶対札幌に来るんで、その時は女子プロレスを引っ張っている世IV虎様になって、必ずまたこの札幌に来て、メインを締めたいと思うのでそこんところ世露IV苦」と挨拶。

 マイクを奪い返したイオが「じゃあ締めますか? (※川葛に向かって)帰りたかったら帰ってもいいですけども、スターダムには恒例の締めがありますので、ぜひ札幌の皆様にもやってもらいたいと思います。川葛の人は締めたいのか? 締めたくないのか?」と言うと、イオの前に立ちはだかるオリジナル川葛。
 苦笑いしながらも川葛を押しのけるように再び前に出たイオは「もうすぐ両国があります。ご存じだと思いますけど、それに向かっていきたいですし、札幌の皆さんもどんどんスターダムに注目してもらいたいと思います。では赤いベルト(挑戦で)メインイベントに出場する私のほうが締めさせていただきたいと思います。今を信じて、明日に輝け! We are STARDOM!」で締めくくった。

  愛川はV8で白ベルト防衛ロード有終の美!イオは前哨戦でアルファに完敗!

スターダムSeason11
grows up stars2013
3月31日(日)新木場1stRING 12:00PM
観衆388人(超満員札止め)

▼オープニング

 Kちゃんパンダによるオープニングダンスのあと、風香GMが登場してダンスに加わる。踊り終えたGMは「皆さん、こんにちは。久し振りの新木場ですごく懐かしい気がします。もう両国まで1カ月を切って、ここからは1試合1試合が直結すると思いますので、目を離さないようお願いします。私も両国に向けて噛まないようにしますので、よろしくお願いします!」と挨拶。

 

 

 

シングルマッチ 15分1本勝負
須佐えり
7分37秒
右ストレート→体固め

吉乃すみれ●

 吉乃から力比べを要求し、手四つの力比べへ。そこからリストロックに捕らえた吉乃だが須佐も切り返す。ヘッドロックからグラウンドに持ち込んだ須佐だが、吉乃はヘッドシザースで脱出。足をすくって倒した須佐はステップオーバーのトーホールド。吉乃が切り返すと、須佐はアキレス腱固めに移行。
 そして立ち上がると一気に逆エビ固めへ。大きく背中を反らし、吉乃に悲鳴をあげさせた須佐は逆片エビ固めで絞め上げていくが、吉乃はロープに脱出。

 吉乃も何とかエルボーで反撃するが、体勢を入れ替えた須佐はエルボーの連打からドロップキック。さらにコーナーに追い詰めて踏みつけた須佐は、馬乗りになっての張り手でパッション注入。エルボー合戦を仕掛けていった須佐に対し、連打した吉乃だが、かわした須佐はDDT。
 しかし串刺しドロップキックをかわした吉乃はロンダート・カンガルーキック。当たりが浅いと見るやストンピングからスリーパーに捕らえた吉乃。フロントネックロックに移行した吉乃はリング中央で胴絞め式に捕らえる。

 ガッチリ決まったが、須佐はどうにかロープに足を伸ばす。すかさず0742で丸め込んだ吉乃だがカウントは2。ならばとオモプラッタから腕十字に捕らえたが、これも須佐はロープに脱出。
 ボディへのパンチからDDT3連発を返した須佐は、必殺のロシアンフック。これを腕でブロックした吉乃は張り手からヒップトス。さらにエビ固めで丸め込むが、切り返した須佐はハーフハッチで投げていく。そして吉乃を立たせた須佐は、右ストレートを吉乃の顔面にクリーンヒットさせて3カウントを奪った。





  




★試合後コメント

須佐えり
ーー負けられない一戦でしたが、どうでしたか?
「まずシングルっていうのがめちゃくちゃ久しぶりで。最近ずっとナナエ軍団と組んでいる試合が多かったので、自分一人でっていうのがすごい久し振りだったので、また色々動きには問題があったかなって思うんですけど、やっぱいつも負けている自分なのですが、今日はちゃんと先輩らしさとか、そういうのを見せられたかなと思います」
ーーシングル初対決の吉乃選手はいかがでしたか?
「そうですね。1対1でやるのは初めてなんですけど、前に後楽園で(タッグの)勝ち抜きで当たったくらいだったのでちょっとどうかなって思ったんですけど、結構エルボーとかも効いたし、丸め込みとかも本当に、自分ヤバイかもって思うのもあったんですけど、まぁ何とか勝ことが出来ました」
ーー最後の一発の手応えはどうでしたか?
「あー、めちゃくちゃありましたね。でも、もうちょい……今日はパンチ系が出していないので、もうちょい出せるように工夫とかもしていこうかなと思います」

 

吉乃すみれ
ーー残念ながら負けてしまいましたが。
「はい。えりさんの方が私より断然キャリアも実力も上なんですけど、体格的にそんな差がないので、以前後楽園大会でもらったパンチをどうにか防げばチャンスがあるんじゃないかなと思って、パンチを防ぐことに集中してちょっと作戦を立ててみたんですけど、最後の最後でやられてしまって。ホント、悔しいです」
ーー最後の一発か厳しかったですか?
「まぁそれまでに結構頭に食らっていて、それで完全にパンチを防ぐっていうのに集中出来ない状態で食らってしまったので、そこで完全にダメになってしまいました」

 
タッグマッチ 20分1本勝負
夕陽
●岩谷麻優
14分55秒
ダイビング・セントーン→体固め

夏樹☆たいよう
世IV虎

 3・24大阪大会では夏樹と世IV虎がタッグマッチながら久し振りに対戦。お互いの実力を改めて確認し、タッグとして再出発したオリジナル川葛は、2人揃ってヌンチャクパフォーマンスを披露。

 岩谷&夕陽から握手を求めるが、川葛は拒否。夏樹vs夕陽で試合が始まると、いきなり両者縦横無尽のロープワークからハイスピードの攻防を展開。どちらも相手の攻撃をかわして、すぐに攻撃を仕掛けていくが、最終的には夕陽のミドルキックがヒット。
 続いて世IV虎と岩谷もロープワークから岩谷のリープフロッグを読んでいた世IV虎がショルダータックルでなぎ倒していく。世IV虎がチョーク攻撃を見舞うと、夕陽が救出に入るが、世IV虎がショルダータックルで吹っ飛ばすと、逆に夏樹が入ってきて川葛が岩谷に連係攻撃。

 そこから夏樹が岩谷をヘアホイップで投げていき、コーナーで踏みつける。さらに岩谷をロープに張り付け、エプロンの世IV虎と両側から踏みつける。岩谷が痛めている腰を攻撃していった夏樹が世IV虎にタッチすると、ヘアホイップで投げていった世IV虎は顔面ウォッシュをお見舞い。
 そして逆片エビ固めで岩谷に悲鳴をあげさせた世IV虎だが、岩谷もロープに押し込んでエルボー。だが、ロープに飛ばされた世IV虎は夏樹からヌンチャクを受け取るとそれで岩谷を殴打。夏樹もコーナーからヌンチャクを振り下ろす。

 岩谷は怒りのスリングブレイドをカウンターで決めると、低空ドロップキックを叩き込んだ夕陽にタッチ。ロープに飛び乗ってのジャンピングキックを叩き込んだ夕陽はブレーンバスターの体勢から首固めで丸め込む。しかしカウント2で返した世IV虎はカウンターのスリーパー。
 これで悶絶した夕陽にヒップトスを落とした世IV虎が夏樹にタッチすると、夏樹はフロッグスプラッシュを投下。さらにカンフー殺法からハーフダウンの夕陽にドロップキックを叩き込むと、飛距離抜群のミサイルキックから串刺しドロップキック。

 イグチボムを狙った夏樹に飛び付きヒザ十字を極めた夕陽。まさしく日高郁人門下生同士の攻防だが、夏樹は辛くもロープに脱出。なおも重たい蹴りを叩き込んでいった夕陽だが、夏樹も足払いで倒して腕固めに捕らえる。しかし岩谷がカットに入り、張り手からクロスボディを浴びせると、夕陽がライオンサルトで続く。
 バックを取った夕陽だが、夏樹はバックを取り返す。ロープに飛んだ夕陽だが、追走式エルボーを見舞った夏樹。夕陽はソバットを叩き込むが、夏樹もニーリフトを返す。しかし夕陽はカポエイラキックからハニーフラッシュ。

 10分を経過し、タッチを受けた岩谷はドロップキック3連発。ダブルリストアームサルトをカウント2で返した夏樹は、コーナーにホイップされると、コーナーに飛び乗ってのクロスボディを返して世IV虎にタッチ。ケンカキックを連打した世IV虎は、突進してきた岩谷にケブラドーラ・コンヒーロ。
 さらにファイアーマンキャリーから前方に投げ捨てた世IV虎はセントーン。これをかわした岩谷はコーナー二段目からクロスボディを発射。そこから夕陽と同時にコーナーに登っていくが、夏樹が入ってきて岩谷を雪崩式アームドラッグで投げると、世IV虎はコーナー二段目からダイビング・セントーンを投下。

 カウントは2だったが、川葛は合体式世IVドンを狙う。これを岩谷がコルバタで切り返すと、夕陽が夏樹をジャーマンで投げていく。そこからもう一度岩谷と夕陽が同時にコーナーに登り、世IV虎に同時ミサイルキックを発射。カウント2で返した世IV虎を丸め込んだ岩谷だが、これもカウントは2。
 逆に首固めで丸め込んだ世IV虎だが、カウント2で返した岩谷はウラカン・ラナで丸め込む。これもカウント2で返した世IV虎を夕陽が羽交い締めにすると、岩谷がミサイルキック。しかし世IV虎がかわして同士討ちを誘い込むと、夏樹をホイップして串刺し式ドロップキック。

 そこから世IV虎が岩谷に世IVドンからのネックハンギングボムで叩き付けるが、岩谷もカウント2で返して意地を見せる。ならばと世IV虎はコーナー二段目からダメ押しのダイビング・セントーンを投下して3カウント。

  
  


 岩谷&夕陽の健闘が光ったが、川葛にとっては盤石の勝利。すると夕陽がマイクを持ち「夏樹さん、今日は負けたんですけど、私はあなたを倒したい。両国でハイスピードのベルトに挑戦させてください」とハイスピード王座への挑戦を表明。それを聞いた夏樹は「オイ、夕陽! 両国だって? ハイスピードのベルトはな、この夏樹☆たいようがプロレス人生賭けて作り上げてきたもんなんだよ。お前にハイスピード、背負う覚悟があるんだったら挑戦を受けててやるよ。でもな、そう簡単に獲れるベルトじゃないからな!」と言い返す。

 夕陽が「私はZERO1野良犬道場とスターダム新人王を背負って闘います。そして勝って、ハイスピードのベルトに新しい価値を作っていきます」と言って夏樹を睨み付けると、夏樹も至近距離で睨み返し、もはや両者のシングルマッチは待ったなしという状況だ。

★試合後コメント

夏樹☆たいよう&世IV虎
ーー見事勝ちましたが、いかがでしたか?
夏樹「いや〜、やっぱ川葛だな! もうね、なんだろう。ベルトはなくなっても川葛は川葛なんだよ」
世IV虎「ベルトがなくなったことで、さらに自分たちもう気合い入ってますからね」
夏樹「うん。逆にモチベーション、上がってますから。今日も新しい連係も出したし、ヌンチャクもどんどん新技覚えているし、もう連係から何から前しか見えていないんで。もう必ずあのベルトはね……次の挑戦者は……もう両国では挑戦出来ないんだけど、必ずあのベルトはうちらが取り返す気でいるんで」
世IV虎「やっぱ自分たちしかタッグのベルトは似合う人がいないと思うんで。やっぱ自分たちが巻かないといけないんで。また取り戻します」
ーー夏樹選手はもう1つのベルトのことが出てきましたが。
夏樹「そうですね。ずっと自分、両国の試合が決まっていなかったんですけど……まぁでもタッグのベルトを獲られちゃった時点で、ハイスピードは持っていたんで。自分の頭の中でjは米山さんっていうのもあったんですけど、今日、やっぱり久々に夕陽と試合してみて、新しくハイスピードの道っていうのを開拓していかなかればいけないし、そういう新しい人がハイスピード戦線に入り込んできてくれないと、ハイスピードも盛り上がらないんで。両国という大きい会場でハイスピードっていうのを発揮出来るチャンスだと思うんで。いいんじゃないですか、夕陽。同じ日高さんっていう師匠を持っている者同士しか出来ない闘いっていうのが出来ると思うので。まぁ絶対に負けないですけど」
ーー今日の最初の攻防もかなりお客さんに見せられたと思うんですけど。
夏樹「そうですね。やっぱり速いだけじゃなくて、しっかりとしか打撃とかも持っているので、面白い試合になるんじゃないですかね。自分もあの蹴りにカンフーで対抗していこうと思います」
世IV虎「ちょっとひと言いっていいですか? あのね、岩谷麻優! アイツはね本当に同じ1期生だと思いたくないんで、アイツはまた練習生からやり直してください! 以上!」

 

夕陽
ーー試合後、突然の(ハイスピード挑戦)表明でしたが。
「そうですね。夏樹さんとは前々からシングルで闘いたいなと思っていて。その舞台もね、やっぱり日高郁人選手の弟子であるってことで大きな場所で闘えたらいいなと思っていたので、今回両国で……もうここしかないなと思って、言うチャンスは。どんどん言っていかないとダメだな思っていたので、ずっと思っていたことを今日、やっと口に出せたって感じです」
ーー最初から夏樹選手との攻防も素晴らしかったんですけど、実際にやってみてどうでしたか?
「うーん、やっぱり私、ハイスピードのベルト……何て言うんですかね。やっぱり師匠が日高郁人さんであるってことで、お互いに同じ……同門でもあるかなって感じで。それとあと夏樹さん……夏樹☆たいよう! そして夕陽という部分でも負けたくない。もう太陽が夕陽に変わる時代だってというところを見せていきたいです」
ーー実際に当たってみて実力差っていうのはどうでしたか?
「いや〜、やっぱり強いですね。一発一発も強いし。前回もタッグのベルトに挑戦したとき、それを感じたんですけど、今回はそれに負けないようにスタミナも筋力もつけてきたし。結果は負けてしまったんですけど、でも自分と夏樹さんの決着はまだついていないので、今日は負けたと思ってないです。だから……すべては両国で決着がつくんじゃないかなと思います」
ーーベルトを獲る自信は?
「あります。いろんな人がハイスピードって口に出していると思うんですけど、自分が一番近いんじゃないかなと思います」

 
▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
高橋奈苗
脇澤美穂
●横尾由衣
19分10秒
後方回転エビ固め
米山香織
宝城カイリ
翔月なつみ→夕陽

 米山にとっては宝翔天女(仮)と組むことも、ナナエ軍団と対戦するのも初めて。宝翔天女(仮)と一緒に見よう見まねで『未来のスターダム』を踊ってみせた米山は、奈苗とお互いに競い合うような大きな声で「お願いします!」と叫びながら握手。宝城と横尾が先発で出てくると、横尾は長身を活かして高い位置での力比べを要求。飛び上がる宝城に組み付いていった横尾は、串刺しジャンピングエルボー。
 しかし体勢を入れ替えた宝城はエルボー。ならばと逆水平チョップを返した横尾だが、ロープに飛んだ宝城はドロップキック。そこに翔月が入ってきて宝翔天女(仮)の連係攻撃。

 さらに宝城が米山をオンブしてダブルニードロップを投下すると、翔月が変型クロスフェースに捕らえ、米山が足で押さえ付けているところに宝城がチョップを連打。すると米山が横尾を相手コーナーに投げつけて「高橋奈苗、出てこい!」と指名。これに応じた奈苗は、手四つの力比べからヘッドロックでグラウンドに持ち込む。
 ヘッドシザースで脱出した米山はクロスボディを浴びせていくが、奈苗もすぐさまサイドバスターを返す。コブラツイストに捕らえた米山はそこから丸め込むが、奈苗もすぐさまコブラツイストをお返し。

 脇澤が入って来ると、米山は翔月にタッチ。リストロックの応酬から唾攻撃を見舞った脇澤はベノムアームからのショルダーネックブリーカー。しかしニーリフトを返した翔月はオモプラッタからの変型クロスフェース。そこに宝城が入ってきてイカリで加勢する。
 脇澤も翔月のダブルニードロップをかわすと、すぐさま左足首を蹴っていく。翔月はその左足首を押さえて悶絶。試合前から左ヒザと左足首を負傷していた翔月はこれで戦闘不能となってしまい、エプロンでうずくまる。そんな翔月を指差して脇澤は「アイツどうしたんだ? 出来ないだろ? 私たちの勝ち!」とアピール。だが、宝城が「2人でもやります!」と言い張ると、米山も「3対2でやります!」とハンデ戦も辞さない構え。

 するとセコンドについていた夕陽がTシャツを脱いでリングに上がる。これを観客も支持し、急遽翔月の代わりに夕陽が入って試合再開。ナナエ軍団は3人がかりで夕陽を集中攻撃していく。しかし夕陽がガムシャラに蹴って反撃。さらに夕陽はドラゴンスクリューを狙った横尾を蹴り飛ばし、奈苗と脇澤の同士討ちを誘い込むと、宝城と合体エルボー。
 タッチを受けた宝城は脇澤に串刺しドロップキックを連発すると、コーナーに登っていくが、追いかけていった脇澤は雪崩式フランケンを決めて奈苗にタッチ。ショルダータックルからドロップキック、バックドロップと畳みかけた奈苗だが、宝城もブレーンバスターを踏ん張る。

 何とか投げた奈苗だが、宝城は「来いや!」と気合いを入れて立ち上がる。奈苗の串刺し攻撃をかわし、チョップを連打した宝城は串刺しスピアーからスライディングD。しかし奈苗も低空の延髄斬りを返すと、脇澤と横尾は入ってきてトリプルドロップキック。奈苗はショートレンジラリアットでなぎ倒すと、冷蔵庫爆弾を投下。
 これをかわした宝城は4173で丸め込むが、惜しくもカウントは2。タッチを受けた米山はロールスルージャーマンスープレックスホールドを狙うが、かわした奈苗はバックエルボー。米山もエルボー合戦を仕掛けていくが、奈苗は張り手から延髄斬り。

 米山も顔面へのローリングソバットを帰すと、ロープを使っての不知火を狙う。だが、これをバックブリーカーで切り返した奈苗はバックドロップを狙う。米山がスタナーで切り返すと、夕陽が入ってきて蹴り倒し、そこに宝城がダイビング・エルボードロップ。夕陽がムーンサルトプレスで続くと、米山がダイビング・セントーン。
 カウント2で返されると、米山は米-ZOUを狙ったが、奈苗はバックドロップで切り返して横尾にタッチ。奈苗との合体ブレーンバスターから米山の顔面をコーナーに叩き付けていった横尾だが、米山も横尾の顔面をコーナーに叩き付ける。ならばと横尾はマンゴークラッシュからの河津落とし。

 さらに米山の蹴り足をキャッチしてドラゴンスクリューを極めるが、宝城と夕陽が入ってきて3人での攻撃を狙ったが、奈苗がクロスボディで飛び込んできて、逆にナナエ軍団が米山にトレイン攻撃。米山も奈苗の串刺し攻撃を蹴りで迎撃したが、張り手を返した奈苗は雪崩式ブレーンバスター。脇澤がミサイルキックで続くと、横尾が足4の字固めへ。
 残り時間2分となると、脇澤がコーナーからプランチャを発射するが、宝城と夕陽がかわして奈苗に誤爆。すかさず夕陽はケブラーダを発射。その間に米山はロープに脱出すると、スピニング・トーホールドを狙った横尾を丸め込む。残り1分となり、マンゴークラッシュを狙った横尾だが、背後に回った米山は後方回転エビ固めで丸め込んで3カウント!

 翔月のリタイヤ→この日2試合目となる夕陽が緊急登板というアクシデントはあったが、米山組がナナエ軍団に勝利。試合後、米山と奈苗はなおもやり合うが、勝った米山は宝城、夕陽と共に勝利をアピールしてみせた。










★試合後コメント

米山香織&宝城カイリ&夕陽
ーーアクシデントもありましたが、いかがだったでしょうか?
米山「う〜ん、アクシデントがあったんですけども、そのアクシデントのせいで負けてしまいましたとかではなくて、夕陽選手が加わってくれて勝つことが出来たので良かったと思います」
宝城「一瞬、序盤でなっちゃんが……実は前々から足首とヒザのほうを痛めていまして、ちょっと心配な面は2人で話していたんですけど。う〜ん、アクシデントがあったときに夕陽ちゃんが急遽出てくれて、2人でも闘うつもりだったんですけど、本当に。頼もしい存在が入ってくれて、今回2人のお力を借りて勝つことが出来ました。それはすごく嬉しいです」
夕陽「翔月選手が足を負傷したときに、私しかいないと思って。ここで翔月選手がいなくなって、お客さんが『試合は出来ないのか』みたいになってしまいたくなかったし、私、前回ケガで1大会欠場しているんですけど、その時に迷惑をかけてしまったっていうのもあるので。今回は出て、それで勝つことが出来たので本当によかったなと思っています」
ーー宝城選手、タッグパートナーがああいう状況で、これからちょっと厳しくなってくると思いますけど。
宝城「そうですね。今日は本当に最初心配だったんですけど、ここで気持ちと試合で負けてしまうのが一番よくないと思ったので、一応自分の中で気持ちを切り替えて闘ったんですけど、ちょっとこれから……もう両国まで1カ月を切っているので、う〜ん……心配といえば本当に心配で。今は本当に無理をしてほしくない、治すことに専念してほしいです。で、その間に私が何倍も強くなればいい話なので、そこは自分がもっと努力します!」
ーー米山選手、スターダムになってから(ナナエ軍団の)3人とは初対決だったんですけど、いかがでしたか?
米山「あー、うーん、やっぱり高橋奈苗っていう選手とはもっと当たりたいですね。やっぱり高橋奈苗って選手は女子プロレス界の中で、本当にいろんな面で一番だと思うので、どんどん当たりたいです。はい」
ーーあと脇澤選手とはいかがでしたか?
米山「う〜ん、脇澤選手のベノムっぷりですか? 今日はちょっとあまり分からなかったんですけど、そういうのも好きなのでまた当たりたいです」

★KちゃんパンダSPインタビュー

 風香GMとKちゃんパンダの登場に続き、この日は両国大会に向けてのPRということで奈苗、脇澤、世IV虎という異色のメンバーがゲストとして登場。風香GMが“大会営業部長”、奈苗が“大会運営部長”のタスキをそれぞれつけてアピール。
 まずは世IV虎が「自分は両国、愛川の引退試合の相手しかやる気はありません! 自分が絶対、両国でアイツの引退試合を飾りたいと思います」と言うと、奈苗が「大会の運営部長の権限で愛川ゆず季と引退試合をやろうと(思っている)」とアピール。

 脇澤は「私は一番最初にカードが決まりました。なので絶対に勝ちます! 両国までの思いをブログで書いていきますので、皆さんご覧下さい」とアピール。すると世IV虎が「風香さん的にはどうなんですか?」と尋ねる。風香は「愛川さんの論争も楽しみなんですけど、スターダムの第2章は誰が引っ張っていくのかを見せてほしいし、今日ハイスピードのカードが決まったので、それも楽しみです」と解説。
 最後は世IV虎が「スターダムと女子プロレスを背負っていくのは、この世IV虎様です!」と猛アピールしてこのコーナーを締めくくった。

タッグマッチ 30分1本勝負

●紫雷イオ
ダーク・エンジェル

15分26秒
パワーボム→エビ固め 

アルファ・フィーメル
木村響子

 イオとエンジェルは黒、ゴールド、ピンクのお揃いのコスチュームで登場。アルファが赤いベルトを掲げてアピールすると、イオも近づいていって睨み付ける。さらにイオは「アルファ、出てこいよ! 木村、下がれ!」と挑発。しかしコーナーに下がろうとしない木村に殴りかかっていったイオだが、アルファが突き飛ばすと、倒れたイオに木村はすぐさま腕十字を仕掛ける。
 ロープに逃れたイオだが、両足タックルでテイクダウンした木村は、掌底からロープに飛ぶ。カウンターのドロップキックを返したイオだが、木村からタッチを受けたアルファは両ヒザ立ちになり、両手を広げる余裕を見せる。

 怒った様子で殴りかかったイオだが、アルファはイオを抱え上げてコーナーに押し込む。なおもイオは背後から飛び付き、オンブ状態でスリーパーに捕らえるが、アルファは余裕で脱出。タッチを受けたエンジェルがクロスボディを放っていってもキャッチしたアルファは、そのままアバランシュホールドで叩き付ける。
 ドロップキックを連発したエンジェルはカサドーラを狙うが、アルファは押し潰す。さらにエンジェルのコルバタもサイドバスターで切り返すと、マシンガンショット。

 タッチを受けた木村はヘアホイップで投げてから顔面に噛みついていく。さらにエンジェルをロープに張り付け、踏みつけた木村はエプロンからアルファが抑え付けたエンジェルに馬乗りナックルパンチ。続いてアルファがナックルパートで殴り付けていくと、木村が殴りかかっていくが、エンジェルは飛び付き首固め。
 カウント2で返した木村にエルボーを叩き込んでいったエンジェルだが、突進してエンジェルをエルボーでなぎ倒した木村はロープへ飛ばす。しかしロープに飛び乗ってエンジェルはドロップキックを返してイオにタッチ。

 木村の攻撃をかわして控えのアルファにドロップキックを見舞ったイオは、側転→バック転フェイントから木村にもドロップキック。さらに丸め込んでいったイオだが、カウント2で返した木村は胴絞めスリーパーでイオを捕獲。場内から「イオ」コールが起こる中、イオは辛くもロープに脱出。木村はイオの顔面を足蹴にしていくが、イオも立ち上がってエルボーを打っていく。
 ワンツーエルボーを乱打したイオだが、木村は追走式ビッグブーツから突進。カウンターのアッパー掌底を叩き込んだイオはエンジェルにタッチすると、トレイン攻撃を狙うが、木村、もかわす。しかしエンジェルが木村をブレーンバスターの体勢で持ち上げてから両足をトップロープに乗せると、木村の脇腹にイオがミサイルキック。

 すかさずエンジェルは串刺しジャンピングニー。10分が経過し、ウイング・スパンで丸め込んだエンジェルだが、木村は腕十字で切り返す。ロープに逃れたエンジェルはスロイダーからノーザンライト・スープレックスで投げていくが、アルファがカットに入る。
 ストレッチボムを狙ったエンジェルだが、ニーリフトで回避した木村はアルファにタッチ。コブラクラッチで絞め上げていったアルファは、そこからマシンガンショット。そして首をかっ斬るポーズからエンジェルを肩口に担ぎ上げるが、エプロンに着地したエンジェルはミサイルキックを発射。

 タッチを受けたイオもミサイルキックで続くが、アルファはすぐさま体当たりしてイオを吹っ飛ばす。背後に飛び付いて十字架固めを狙ったイオだが、バックフリップで叩き付けたアルファはエンジェルも捕まえて両手のチョークスラムで2人まとめて叩き付ける。さらにイオにはトレイン攻撃。
 イオもアッパー掌底で反撃するが、アルファはショートレンジラリアットでなぎ倒す。しかしイオを踏み台にしたエンジェルがドロップキックを発射すると、イオもエンジェを踏み台にしてのジャンピングキック。続けてイオのレッグドロップとエンジェルのダブルニードロップを合体で決めると、イオはコーナーへ。

 だが、木村が足止めしている間にアルファがパワーボムの体勢で持ち上げる。丸め込みで切り返えそうとしたイオだが、アルファはネックハンギングで捕まえて吊り上げる。イオはカサドーラで切り返そうとしたが、アルファは強引にジャーマンで投げ捨てると、カナディアンハンマーで叩き付ける。何とかカウント2で返したイオだったが、アルファは続けて両ヒザ立ちのパワーボムで叩き付けて3カウント。アルファは決着がついても、なおイオを餅つき式パワーボムで叩き付けて完全KOしてみせた。
 マイクを持った木村が「オイ、お前ら見たか、オイ! オイ、最高だな、イオの無様な姿」と言い放つと、エンジェルが殴りかかっていくが、エンジェルを蹴散らしたアルファが「アイアム、ナンバー1 マイネーム、アルファ・フィーメル。ワールドチャンピオン!」と勝ち誇る。そして木村が「オイ、両国の新しい名前、お前ら覚えたか? 両国?(※観客の反応はまばら)オイ、もっと自信持って言えよ。両国?(※観客が「モンスター!」と叫ぶ)、OK、両国モンスター! イオがピーピー泣きわめく姿、お前ら一人残らず観に来いよ」と吐き捨てて引き上げていった。





  

★試合後コメント

アルファ・フィーメル&木村響子
ーーチャンピオンとして両国大会で紫雷イオの挑戦を受けるが、今日、イオ選手と対戦してみていかがでしたか?
アルファ「紫雷イオはヤングキッズだね。私は世界で活躍するアルファ・フィーメル。両国ではイオをぶっ潰してタイトルを防衛して、この赤いベルトを故郷に持って帰ってみせるわ」
ーーイオ選手に防衛したら、次に赤いベルトを賭けて対戦してみたい選手はいますか?
アルファ「イオはいい挑戦者だが、挑戦者決定トーナメントの決勝でイオに敗れたダーク・エンジェル。彼女はとても強い選手なので、スモウアリーナでベルトを防衛したら彼女とやってみたいわね」
ーー木村選手、まったく穴がない状況でしたが。
木村「前哨戦の意味あるの? もっと考えて(カード)組めばいいのに。ね?」
ーー圧倒的という感でしたが。
木村「フフ……前哨戦っておうのは普通、うっかりすごい弱いチャレンジャーがあわや勝っちゃったりするもんなんだけど(苦笑)、まったく前哨戦の意味いねぇよ」
ーータッグのほうも恐らく挑戦すると思われる宝翔天女があんな感じですが……
木村「フッ……そうだねぇ。いや〜、まぁさ、そういう運も含めてプロレスラーだから、、うん。それで今、ケガして両国で力出せませんでしたっていうのは、それは言い訳であって。それは自分が持って生まれた運だから、うん。見て、この2人。ケガひとつしていない、この身体。この身体だってさ、作り上げているからうちらは。どんな技食らってもケガなんかしねぇよ、うちらは。モンスターだからよ。フッ(苦笑)」


▼ワンダー・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負

[王者]
愛川ゆず季

12分21秒
タイガースープレックスホールド 
[挑戦者]
安川惡斗●
※愛川が8度目の防衛に成功

 惡斗は髪を黒く染めて登場。一方、引退まであと29日となった愛川のセコンドには大親友の脇澤がつく。愛川からの握手に両手で応じ、「よろしくお願いします!」と挨拶した惡斗。ロックアップから押し込んでいった惡斗だが、クリーンブレイク。愛川の蹴りをブロックした惡斗はエルボーを叩き込むと、顔面へのクロー攻撃でコーナーに押し込むと、ロープに擦りつける。
 さらに串刺しドロップキックからロープに押し付けて踏みつける。クリーンファイトとラフファイトを織り交ぜながら攻撃していく惡斗に対し、グラウンドでねじ伏せていった愛川は、パワーで惡斗を抱え込むとそのままフィッシャーマンズ・スープレックスで投げていく。

 さらにミドルキックの連打で惡斗をコーナーに追い込むが、惡斗は場外にエスケープ。間を取ってからリングに戻った惡斗はエルボー合戦を仕掛けていくと、愛川がローを蹴っていっても気合いで堪えてみせる。顔面掻きむしりでロープに押し込んだ惡斗はドロップキックを叩き込むと、惡斗様固めを狙うが、足を開かせなかった愛川はミドルキック。
 キャッチした惡斗はストレッチマフラーに捕らえると、そこからもう一度惡斗様固めへ。今度はきっちり決めたが、続くACTスペシャルを背後に逃れた惡斗は腰への蹴りからランニングロー。

 続く愛川のパイパイアタックを蹴りで迎撃した惡斗は、コンプリート・ショットでコーナーに叩き付けると、トップロープに逆さ吊りにしておいてのフロントキックで愛川を場外に蹴り出す。さらにエプロンからトペ・コンヒーロを発射した惡斗は、愛川をリングに戻すとコーナーに叩き付けてからのACTスペシャル。
 カウント2で返した愛川に対し、コーナーに登った惡斗。追いかけてきた愛川の蹴り足をキャッチしてコーナー上でストレッチマフラーを決めた惡斗だったが、雪崩式ゆずポンスタナーで惡斗をエプロンに追いやった愛川はランニング式サッカーボールキック。

 なおも惡斗を蹴っていった愛川は、今度こそパイパイアタックを決めるとSTFへ。リング中央でガッチリ決まったが、惡斗の手がロープに届く。愛川は掌底からYKイエロー(ハイキック)を叩き込むがカウントは2。惡斗を引き起こした愛川はタイガースープレックスの体勢へ。堪えた惡斗は胴絞めフロントネックロックで捕獲。
 さらに惡斗はコーナー二段目→トップコーナーからと惡トーンを連続投下。愛川がカウント2で返したところで10分経過。愛川をコーナーに乗せた惡斗は、雪崩式式ACTスペシャルを狙ったが、惡斗を蹴り落とした愛川はコーナー上からYKレッド(カカト落とし)を落とすと顔面蹴り。

 それでも惡斗は両ヒザをついたままエルボー合戦を仕掛けていくが、先に立ち上がった愛川は蹴っていく。YKブルー(後ろ回し蹴り)をキャッチしてストレッチマフラーに捕らえた惡斗は、YKレッドもボディブローで迎撃。しかし愛川はシャイニングゆザードからYKレッド。これをアクトロックで切り返した惡斗だが、カウント2で返した愛川は蹴り。
 キャッチしてバックエルボーを叩き込んだ惡斗だが、愛川はなおもYKブルーから脳天にYKレッド。惡斗はカウント2で返す意地を見せたが、愛川が必殺のタイガースープレックスで投げていき3カウントを奪った。









▼エンディング

 前人未踏の白いベルト8度の防衛に成功した愛川は、グラビアポーズでの記念撮影。ベルトを持ってのこの姿もこれが見納め。そしてマイクを持つと「本当にありがとうございます。ワッキーにちょっと風邪をうつされてこんな声なんですけど、見事8回目の白いベルト防衛することができました! ありがとうございました! これで念願の、このグラレスラーの象徴である、白いベルトを引退して愛媛にある私の実家の神棚に飾りたいと思います! これで文句はないよね、惡斗」とガラガラ声で言う。
 だが、惡斗は「うぅ……文句……ありますよー! 文句あります! 実家に飾りたいかもしれないけど、それは、それはスターダムの、団体の……ゆず季さんがいたっていう大事な白いベルトなんで残していってください! 私はもっと強くなって……もっと強くなってエースになるんで、それ巻いてみせるんで持っていかないでください!」と涙ながらに懇願。

 そこにエンジェルが入ってきて、惡斗に向かって「白いベルトは私が獲る! アンタの腰ではなく、私の腰に巻かれるんだよ!」と英語でアピール。唖然としていた愛川だが、「ちょっとワケが分からない感じになってきたんですけど、惡斗のこの気持ちも踏まえて、私はあとは会社に託したいと思います。ということで、私の引退でもあるスターダムの両国大会、そこで全力で駆け抜けて、全力女子、そしてグラレスラーとして最後まで頑張りたいと思います。よろしくお願いします」と挨拶。
 そこに泣きながら奈苗が入ってきて「ちょっと感動しちゃったじゃん!(苦笑)なんか、ゆずポンのその姿を見るのがあと何回かしかないと思うと寂しいんですけど、まだ早い(涙)。ゆずポン! 引退試合の相手、決まった? 私がさ……」と言うが、そこに世IV虎が割って入ってきて「だからさっきから何回も言ってるけど、コイツの引退試合は譲らないんだよ! (※奈苗に向かって)何、泣いてんだよぉ! そんなに泣くんなら、お前には4月14日に1分間だけコイツとやるチャンスを与えてやるから、それで我慢しろ。両国、コイツの引退試合をやるのは絶対に自分です。これからスターダムも女子プロレスも引っ張っていくのは、この世IV虎様だから。そこんところ世露IV苦」と言い放つ。

 愛川が「こうやって言っていただけるのは本当に嬉しいんですけども、私は前にも言いましたが、心に決めている人がいます。そのカードを4月2日に会見があるみたいなので、そこで発表させていただきたいと思います。よろしくお願いします!」と言うと、今度は米山が入ってきて「オイ、高橋奈苗! お前はなんでお前は過去を追いかけてんだよ! もうゆずポンとの決着がついているんでしょ? だったらスターダムで蘇生した爆弾女と呼ばれるこの私と対戦しろ!(※一部観客から「えー」の声)えーっじゃない! そのほうが未来ある闘いなんだよ」と奈苗に向かって対戦をアピール。
 しかし奈苗は「米山さんの言っていることは分かるけども、米山さんと闘うことが未来があるのかよく分からないの。私はやっぱり愛川ゆず季とやっぱりデビュー戦から最後の引退試合までやらなくちゃいけない使命がある」と言って拒否。世IV虎が「(そんな使命は)ないよ!」と叫ぶと、米山も「逃げるのか? 泣いちゃってさぁ。天下の高橋奈苗が逃げるのかー?」と挑発。

 これで奈苗が目を覚ましたように「そうだった、私は天下の高橋奈苗だー! そうだ、そうだ、そうだった。そうだった、そうだった、忘れるところだった。だけど……分かった! 米山香織も、すでに発表さている朱里、そしていつも出てる松本浩代、その外敵まとめて私がやってやるよ! そして! そして、そして最後には愛川ゆず季、お前の試合もやる! こうなったら両国大会は高橋奈苗祭りだーーーーー!」と絶叫。
 そこに愛川が「その辺で高橋さんの主張はよろしいでしょうか? 最後に勝ったのは私なので元気に締めさせてもらいたいと思います」と割って入ると、最後は「私も引退まで残り29日となりました。1日1日を大事に。そして残りの試合、全力で闘っていきたいと思います。それでも皆さん、ご起立ください。それでは今日はありがとうございました。スターダム、両国に向かって頑張るぞー! 声がちっちゃい! 頑張るぞー! 今を信じて、明日に輝け! We are STARDOM!」で締めくくると、惡斗は愛川とガッチリ握手を交わし、泣き崩れるようにその場で座り込んだ。

★試合後コメント

愛川ゆず季
ーーおめでとうございます。
「はい。見事8回目のこの白いベルト、防衛することが出来て、とっても嬉しいです。高橋奈苗選手の防衛7回を抜きました! このベルトは私が8回防衛しています。もうこれを持って全力で引退に向かって駆け抜けたいなと思います」
ーー体調の悪い中での試合でしたが、いかがでしたか?
「そうですね。ちょっとそんな気もあったんですけど、私はグラビアからプロレスを始めて、たくさんの逆境があって、それを乗り越えてきたので、もうそれぐらいでは折れないぞという強い気持ちで臨みました」
ーー惡斗選手の気持ちもかなり伝わってきたと思うんですけど、どうでしたか?
「いや、そうですね。もう痛いほど。惡斗のこのベルトへの執念、そして私への執念が伝わってきたので、彼女が言っていたように、もう自分の言葉で『エースになる』って言ってたので、そういう未来が見られればスターダムも明るいんじゃないかなと思います」
ーー試合後、たくさんの方が(引退試合の相手に)名乗り出ましたけど、どうでしたか?
「そうですね、もうそう言っていただくのは本当にありがたいし、今まで頑張ってきた結果だと思うんですけど、もう1人しか決められないんで、その決めた相手を4月2日のスターダムの会見でいよいよ発表したいなと思います」
ーーもう残り29日と(引退が)迫ってきましたが、どうですか?
「いや、もう本当に寂しいっていう気持ちがすごくあって。本当、みんな優しく接してくださるし、もう……いろんな送り出された方をしていて、心に響く時がたくさんあって、本当にもう大変なことも辛いこともたくさんあったんですけど、ここまで頑張ってきてよかったなと思います」
ーー安川選手は8回の防衛のうち2回当たった選手ですけど。
「そうですね。私はこの2回目はやる必要ないと思ったんですよ。で、以前防衛戦をした時からあまり時も経っていませんでしたし、同じ試合しか出来ないだろうなっていう思いもあったんですけど、試合後にこういう気持ちになって闘ってよかったなと思いました」
ーーその闘ってよかったっていうのは、どういう点が変わっていましたか?
「やっぱり私が引退するっていう前提で彼女は闘っていたので、もう私もそういう気持ちを受け取ったし、彼女自身の覚悟が見えたんじゃないかなと思います」
ーーずいぶん蹴りを掴まれていましたが。
「もう……たぶん彼女、安川惡斗は私のことが大好きなんですよ。なので、その分蹴りとかも全部研究してきていて、なかなか蹴りも入らなくて。まぁでもそれも私、想定内だったのでどうにか……まぁその辺は大丈夫だったんですけど、すごく研究していると思います」
ーーそれで最後はタイガースープレックスにいった形に?
「そうですね。トドメを刺ささないとダメだなと思ったので、私の必殺技であもあるタイガースープレックスを出しました」
ーーこれでタイトルを防衛したことで実家の神棚に飾るということでしたが、惡斗選手から『持っていかないでください』と言われましたが。
「そうですね。ああやって泣きながら言われてしまっては、私の考えだけでは決められない。もうやっぱりこのベルトは私のベルトでもあるけど、スターダムのベルトでもあるし、あとは全部会社に託そうと思います」
ーーもしこのベルトを実家に持って帰れないとしたら、どうしますか?
「そうですね。実家に持って帰れないとしたら……う〜ん」
ーーこのベルトでどのまま王座を続けるとなったら。
「スターダムの選手がですか? 次、誰が巻くのかすごく興味がありますね。やっぱりこの白いベルトっていうのはゆずポンのイメージが強いと思うので、どういうベルトになっていくんだろうって行方は気になります」
ーーもし持っていっていいってなったら、予定通り神棚に?
「はい! ちゃんと(スペースは)空けてありますので、愛媛のホワイトハウスに飾ります」

 

安川惡斗
ーー残念ながら負けてしまい、ベルト奪取となりませんでしたが、今の心境は?
「(※泣きながら)私は……ゆず季さんがいたからスターダムに入ろうって思ったし、ゆず季さんがいたからヒールになろうって思ったんだけど、全然……ヒールになれてなかったけど、でもデビューしてずっとゆず季さんを追いかけてきて、最後に闘えて良かったです。最後じゃないけど。まだ……まだ両国までゆず季さんはいるけど、ゆず季さんがスターダムにいたっていう思い出っていうか、白いベルトを神棚に飾りたい気持ちは分かるんですけど……ゆず季さんがスターダムの(白いベルト王者)初代だっていうのを神棚に飾って終わらせてほしくないので。だからスゲー格好悪くお願いしてしまいましたけど……でも……良かったです。闘えてよかったです!(号泣)ありがとうございました……」

 
 イオが両国での赤いベルト挑戦権を獲得!ゆずポンと世IV虎が最初で最後のタッグ

STARDOM OSAKA STARLIGHT2013
3月24日(日)大阪IMPホール 5:30PM
観衆550人
 

▼オープニング

 まずリングに上がった風香GMが「大阪の皆さん、こんばんは。スターダムとして定期的に大阪に来ることが駅手とても嬉しいです。後楽園ホールでベルトをモンスター軍に奪われて落ち込んでいたんですけど、それでもみんなで頑張ろうと一致団結して、その一発目がこの大阪大会なので、皆さんも選手が元気がつくように応援よろしくお願いします」と挨拶。

6人タッグマッチ 15分1本勝負
安川惡斗
宝城カイリ
翔月なつみ
9分11秒
ACTスペシャル→ 片エビ固め

岩谷麻優
夕陽
吉乃すみれ●

 初トリオを結成した3期生トリオ「3輝星(さんきらぼし)」はそれぞれのイメージカラーのバンダナを巻いて入場。惡斗を除く5選手で握手を交わすと、3輝星は翔月が先発。「私、行きます」と志願した吉乃。すると2人とも関西出身ということで、尼崎と奈良のコールをお互いに要求。
 いきなり回転しての腕十字を狙った吉乃だが、ロープに逃れた翔月はドロップキックをかわして下から蹴り上げると、宝城と惡斗を呼び込んで連続で串刺しドロップキックを発射。

 さらに宝城がチョップで倒した吉乃に、翔月がモンキーフリップで惡斗を投げつけ、さらに宝城が肩車した翔月がダブルニードロップを投下。翔月がクロスフェースに捕らえると、宝城がチョップを連打するが、続くサンドイッチ攻撃をかわして誤爆を誘い込んだ吉乃は、宝翔天女(仮)の2人にロンダート・カンガルーキック。
 タッチを受けた夕陽と岩谷が同時にタケコプターを決めると、岩谷のクロスボディから夕陽がライオンサルト。さらに岩谷がダブルリストアームサルトで投げていく。

 翔月も反撃しようとするが、岩谷はカウンターのスリングブレイドから低空ドロップキック。だが、コーナーに登った岩谷を蹴り落とした翔月は、ランニングニーを叩き込んで宝城にタッチ。前方回転ネックブリーカーを決めた宝城は、岩谷の腰にダイビング・エルボードロップを投下。
 宝城が逆エビ固めに捕らえると、惡斗が髪の毛を掴んで顔面を踏みつける。宝城がイカリに移行するが、ロープに逃れた岩谷は強引に水車落とし。激しいエルボー合戦から張り手を見舞った岩谷。宝城の相打ちに持ち込んでダブルダウン。

 タッチした惡斗がドロップキックで飛び込むが、かわした夕陽はミドルキックを連打。しかし惡斗もロープに飛んだ夕陽を追走してドロップキックを見舞うと、ストレッチマフラー。さらに翔月のアシストを受けてアクトロックで丸め込むがカウントは2。
 宝翔天女(仮)が同じコーナーに登っていくが、惡斗がセットするのが遅れたため夕陽が蹴りで迎撃。さらに宝城を引きずり降ろした岩谷は惡斗にミサイルキック。夕陽もジャーマンで投げていくが、ここで吉乃がタッチを志願。

 夕陽がタッチに応じると、惡斗をコルバタで投げていった吉乃は、続けて0742。だが、宝翔天女(仮)が入ってきて吉乃に串刺し好きスピアーを決めると、コーナー二段目から惡斗が惡トーンを投下。
 カウント2で返した吉乃だが、宝翔が岩谷と夕陽を場外で抑え付けている間に、惡斗が対角線のコーナーに叩き付けてからACTスペシャルで叩き付けて吉乃から3カウントを奪った。試合後、初陣を飾った3輝星は3人並んで「以上!」のポーズで記念撮影に応じた。





 
ユニット対抗戦 6人タッグマッチ 20分1本勝負

<ナナエ軍団>
脇澤美穂
●須佐えり
横尾由衣

8分00秒
オメガスラム→片エビ固め

<キムラモンスター軍☆>
木村響子
ヘイリー・ヘイトレッド
アルファ・フィーメル

 アルファは赤いベルト、木村とヘイリーはタッグのベルトを持って登場したモンスター軍最強トリオ。さらにバーブ佐々木レフェリーがボディチェックの際は、木村が「セクハラか? ゆずポンばっかりチェックしてんじゃねぇぞ」とイチャモンを付ける。
 そこにナナエ軍団が一斉に奇襲攻撃を仕掛けていくが、脇澤と横尾を突き飛ばしたアルファは、オンブ状態でしがみついていた須佐を首投げで投げ捨てる。

 さらにヘイリーも須佐をヘアホイップでコーナーまで投げ飛ばし、パワーボムの体勢に入るが、脇澤と横尾が入ってきて叩いて須佐を救出するとトリプルドロップキック。だが、続くトレイン攻撃をビッグブーツで迎撃したヘイリーは木村にタッチ。須佐を足蹴にしていった木村は、敢えて須佐のエルボーを受け止めると、一発のエルボーでなぎ倒す。
 しかしジャーマンをサムソンクラッチで切り返した須佐は、飛び付き式の高角度DDTをかわして脇澤にタッチ。ヘイリーをコーナーに追い詰め、アルファを挑発した脇澤。突進したアルファをかわしてヘイリーに誤爆させると、ヘイリーとアルファが小競り合い。

 そこに背後から襲いかかった脇澤だが、ヘイリーはコーナーに押し込んで脱出。ならばとバックスライド・フロム・ベノムで抑え込んだ脇澤が、続けてジャーマンで投げるがカウントは2。タッチを志願した横尾はエルボーの連打からドラゴンスクリューを狙うが、ヘイリーはハンマーで防御すると、ニーリフトで突き上げる。
 だが、ビッグブーツをキャッチした横尾はドラゴンスクリューからの足4の字固め。脇澤もボディプレス、須佐はフットスタンプで加勢するが、アルファがレッグドロップでカットすると、横尾を羽交い締めに。そこにヘイリーがエルボー。

 さらにコーナー最上段からダイブした須佐をキャッチしたヘイリーは、ブロックバスターで投げ捨ててアルファにタッチ。マシンガンショットからヘアホイップで投げ飛ばしたアルファはシュミット流バックブリーカー。
 さらにコーナーに登ってスリーパーで須佐を絞死刑にしていくと、脇澤と横尾がカットに入る。モンスター軍はナナエ軍団の3人をホイップして叩き付けると、3人一斉にサンドイッチ攻撃を狙うが、かわして同士討ちを誘い込むと、アルファに対して横尾のエルボーかた脇澤がミサイルキック。

 さらに須佐がロシアンフックとバックブローを連打。それでもアルファは強引に須佐を持ち上げるが、須佐は丸め込みで切り返す。カウント2で返されたところに脇澤と横尾が戻ってきてトリプルドロップキック。だが、雄叫びをあげたアルファが須佐にラリアットを叩き込むと、木村とヘイリーは脇澤と横尾に追走式ビッグブーツとヒップアタックを同時発射。
 その間にアルファが須佐をオメガスラムで叩き付けて3カウントを奪った。圧勝した木村は「汗ひとつかいてねぇぞ、オラ!」と叫んでリングを悠々と降りていった。






赤いベルト挑戦者決定トーナメント1回戦 20分1本勝負
●松本浩代
10分33秒
ウイング・スパン 
ダーク・エンジェル

 4・29両国大会でアルファの持つ赤いベルトへの挑戦権を賭けて、今大会では奈苗にベルト奪還を誓った紫雷イオ、惜しくもハイスピード王座奪取とはならなかった米山香織、以前から赤いベルトを狙っている松本浩代、世界レベルで活躍しているダーク・エンジェルの4選手で、挑戦者決定1DAYトーナメントを開催。
 まずは1回戦第1試合で松本とエンジェルが対戦。ロックアップから突き飛ばしていった松本だが、エンジェルはエルボーを返すとショルダータックル。だが、倒れない松本は逆にショルダータックルでエンジェルをなぎ倒す。

 エンジェルもドロップキックを返すと、ウラカンホイップで松本を場外に投げ飛ばし、トペにいくと見せかけてセクシーダンスで挑発。松本がリングに戻ってきたところにカサドーラを狙ったエンジェルだが、松本はバックドロップで切り返す。さらにヘアホイップで投げていった松本はドロップキック。
 コーナーに押し込んで踏みつけていった松本は、エプロンに出て近づいてきたエンジェルにロープ越しのスタナー。そこからチンロックで絞め上げていった松本は、「食らえ30キロ!」「食らえ20キロ!」とダブルニードロップを連続投下。

 さらにエンジェルをコーナー二段目に寝かせた松本は、「サラ、ぶっ壊すぞ!」とコーナースプラッシュ。しかし続くリバーススプラッシュをかわしたエンジェルは逆上がり式バックブリーカーから松本をコーナーに追い詰めて蹴って殴っていく。体勢を入れ替えた松本はエルボーを返すが、エンジェルはフロントスープレックスで投げていく。
 そこからワキ固めに捕らえたエンジェルは、肩も固めていくと、メキシカンストレッチに移行。悶絶する松本だが、髪の毛を掴んでいくと、そこから強引にバックドロップで投げていく。

 松本はロープに飛んだエンジェルに追走式体当たり。そこからアルゼンチン・バックブリーカーで担ぎ上げるが、エンジェルは横十字で切り返す。さらに首固め、ラ・マヒストラルと連続で丸め込んでいったエンジェルは、カウント2で返した松本をダブルアームの体勢に捕らえる。リバースで切り返した松本だが、エンジェルは着地。
 だが、松本はすぐさま東海道落としからリバーススプラッシュ式のダブルニーを投下。バックドロップを狙った松本だが、エンジェルも必死で踏ん張る。ニーリフトを叩き込んだ松本だが、エンジェルはダメージでロープに飛ぶことができない。

 すかさずバックエルボーからバックドロップで投げた松本。10分が経過し、松本はパワーボムを狙ったが、これを回転エビ固めに切り返したエンジェル。何とかカウント2で返した松本だが、エンジェルは間髪入れずウイング・スパンで丸め込んで3カウント。
 試合後、決勝進出を決めたエンジェルが松本に近づいていくが、松本は悔しさいっぱいの表情で突き飛ばすと、無念の表情で会場を見渡した。






赤いベルト挑戦者決定トーナメント1回戦 20分1本勝負
紫雷イオ
11分41秒
ムーンサルト・フットスタンプ→片エビ固め

米山香織○

 トーナメント1回戦第2試合はイオvs.米山。慎重に握手を交わしてから、いきなりスピーディーなロープワークからお互いに相手の足をすくっていく。米山はリストロックに捕らえていくが、切り返したイオはハンマーロックでグラウンドに持ち込むとボディシザースに移行。
 脱出した米山はヘアホイップからイオの顔面を踏みつけていくと、セントーンを落としてからのキャメルクラッチ。そこから腕極め式のコブラツイストに捕らえるが、イオも回転してコブラツイストをやり返す。

 串刺し攻撃を狙ったイオに追走して串刺しエルボーを叩き込んだ米山だが、イオも側転→バック転フェイントからドロップキック。さらにスペース・ローリング・エルボーからのフェースクラッシャーを狙ったが、突き飛ばして回避した米山はエルボー合戦を仕掛ける。ロープに飛んだイオにバイシクルキックを叩き込んだ米山は、ジャーマンの体勢に。
 ロープを掴んで阻止したイオはカウンターのドロップキックからクロスフェースに捕らえる。ガッチリ決まったが、米山は何とかロープに脱出。

 イオの619を腕でブロックした米山だが、イオもロープ越にエルボー。だが、スワンダイブを狙ったイオにドロップキックを見舞って場外に突き落とした米山は、エプロンからダイビングンニーを投下。リングにイオを戻した米山は背後からミサイルキック。だが、イオも米山をロープに叩き付けると、今度こそ619を決めてコーナーへ。
 追いかけていった米山はコーナー上でエルボー合戦。そこから米山は雪崩式ダブルリストアームサルトで投げるがカウントは2。素早くコーナーに登った米山はダイビング・セントーン。身体を捻ってクリーンヒットを免れたイオはカウント2で返す。

 ならばともう一度コーナーに登った米山はダイビング・セントーン。今度は完全にかわして自爆させたイオはバズソーキック。イオのダブルアーム・フェースバスターを米山が逆さ押さえ込みで切り返すと、そこからお互いに丸め込みの応酬。10分が経過し、イオはマヒカ・デ・イオを狙うが、米山はこれも切り返す。
 それでもイオはもう一度マヒカ・デ・イオを決めたが、カウント2で返した米山はロールスルージャーマンスープレックスホールド。カウント2で返したイオはバズソーキックから変則的な回し蹴りを叩き込むと、ムーンサルト式ダブルフットスタンプを投下して3カウント。決勝で盟友ダーク・エンジェルと対戦することになった。






▼〜ゆずポン引退全力ファイト〜プレミアム・タッグマッチ 20分1本勝負

●愛川ゆず季
世IV虎

17分26秒
レッグクラッチ・スープレックス・ホールド 
高橋奈苗
夏樹☆たいよう○

 3B LAB.☆Sの『世界一』に乗り、赤いハチマキを締めて登場したパッション・レッド。続いて世IV虎が一人で入場。最後に愛川が入場し、世IV虎と同じコーナーに立つ。愛川と奈苗、愛川と夏樹は握手を交わす。世IV虎は夏樹とは握手するが、奈苗は無視。愛川が強引に奈苗とも握手させたが、ゴングが鳴ると夏樹がいきなり愛川にドロップキックを連発。
 愛川もミドルキックで反撃すると、夏樹をコーナーに追い詰めて蹴っていく。さらに世IV虎は呼び込んで串刺しラリアットからのパイパイアタック。

 だが、世IV虎が愛川を突き飛ばしてセクシーポーズで夏樹を見つける。そこに奈苗が入ってくると、愛川が「世IV虎!」と呼び込んでサンドイッチ・パイパイアタックをお見舞い。改めてセクシーポーズを決めた愛川に続き、夏樹と世IV虎が「親分!」「世IV虎!」とお互い叫びながらエルボー合戦。
 そして愛川と奈苗がリングイン。力比べを要求した奈苗に対し、ボディブローを見舞った愛川だが、夏樹が入ってきてダブルエルボーから合体式フェースクラッシャーを決めていく。そしてスターダムでは初となるパッショントレインを決めていく。

 奈苗がキャメルクラッチに捕らえると、愛川は噛みついていくが、奈苗も大人気なく愛川の手に噛みつく。グラウンドでの攻防から上になった奈苗はチョップを振り下ろすと、フロントブレーンバスターで投げ捨てる。ヒザをマットに強打した愛川をリバースのインディアンデスロックに捕らえた奈苗だが、そこに世IV虎がショルダータックル。だが、結果的に愛川の足にダメージが……
 パッション・レッドがダブルの攻撃で愛川のヒザをマットに叩き付けると、愛川は世IV虎に助けを求めるが、世IV虎はリングインしない。自力で立ち上がりレッグラリアットを返した愛川は世IV虎にタッチ。

 奈苗のミサイルキックをかわして夏樹に誤爆させた世IV虎は、奈苗に世IVドンを決めながら夏樹にセントーン。さらにセントーンを連発した世IV虎だが、夏樹もカウント2で返す。ケブラードーラ・コンヒーロで叩き付けた世IV虎は、世IVコブラに捕らえるが、夏樹はロープに脱出。
 カンフー攻撃からハーフダウンの世IV虎にドロップキックを叩き込んだ夏樹は奈苗にタッチ。コーナー二段目からミサイルキックを発射した奈苗は、世IV虎を持ち上げようとするが、リバースで切り返した世IV虎はショルダータックル。

 倒れず受け止めた奈苗だが、世IV虎が「愛川!」と叫ぶとエプロンから愛川が蹴っていき、そこに世IV虎がショルダータックル。さらに奈苗のエルボーを夏樹に誤爆させた世IV虎だが、次の瞬間、パッション・レッドはダブルのドロップキック。世IV虎も奈苗にカウンターのネックハンギングボムを返すとセントーンを投下。
 10分が経過し、タッチを受けた愛川はサッカーボールキックから奈苗の背中にYKレッド(カカト落とし)。だが、奈苗も愛川をコーナーに押し込むと、チョップの連打から串刺し攻撃。これをYKレッドで迎撃した愛川だが、夏樹が抑え付けると、奈苗が追いかけていって雪崩式ブレーンバスタ-。そこに夏樹がダイビング・ボディプレスを投下すると、奈苗がエルボードロップ。

 しかし愛川も張り手からのYKイエロー(ハイキック)を返すと、世IV虎がコーナー二段目からのダイビング・セントーン。愛川のYKブルー(後ろ回し蹴り)はカウント2で返した奈苗だが、愛川と世IV虎はカカト落としを連発。だが、夏樹が飛び込んできて奈苗を救出すると、サンドイッチキック。さらに奈苗が冷蔵庫爆弾を投下すると、続けて夏樹がダイビング・フットスタンプを投下。
 そこからトリプルたいようちゃん☆ラ・マヒストラルで回した夏樹はバックを取るが、愛川はゆずポンスタナーからYKブルー、シャイニングゆザード。

 夏樹も突進してくる愛川の足をすくって倒し、腕固めに捕らえるが世IV虎がカット。世IV虎がファイアーマンキャリーで担ぎ上げた夏樹に愛川がYKレッド。世IV虎が前方に夏樹を投げ捨てると、愛川のYKレッドと世IV虎のセントーンを同時投下。だが、奈苗が入ってきて愛川にバックドロップ。世IV虎も奈苗にラリアットを返す。
 愛川と夏樹は両ヒザをついたままエルボー合戦。さらに張り手合戦になると、口の中を切った愛川がエルボー。だが、ブロックした夏樹はカンフー殺法。愛川も蹴りで対抗すると、下から顔面を蹴り上げ、さらにYKレッドからのYKブルー。カウント2で奈苗がカットすると、15分を経過。

 なおも夏樹を蹴っていった愛川だが、ホイップされた夏樹はコーナーに飛び乗って場外の世IV虎にプランチャ。その間に奈苗が愛川に延髄斬り。戻ってきた夏樹は愛川に串刺しドロップキック。さらにパッション・レッドは愛川をナナモモ☆ダイバーで叩き付けると、夏樹がイグチボム。世IV虎がセントーンでカットしようとしたが、夏樹がかわして愛川に誤爆! そこを夏樹がレッグクラッチ・スープレックス・ホールドで投げていって愛川から3カウントを奪った。





  

 激闘の末、最後は2人の息が合っていた分、パッション・レッドが勝利。マイクを持った夏樹が「よし、勝ったー! ゆずポン! 今までたくさん闘ってきたけど、今日勝ったことでお前との決着ついたと思っている。ゆずポンのキックはいつも痛くて、内蔵が飛び出そうになるくらい本当に痛くて、厳しい闘いがたくさんあったけど、いつも充実していた思いでいっぱいです。もうあとは思い残すことなく、引退まで突っ走っていってほしいと思う。ありがとう」と声をかけると、愛川が号泣。

 続いて奈苗が「愛川ゆず季、残り1カ月……もうちゃんと当たらないなんて私は思いたいくない。ゆずポンがいたから今の高橋奈苗があると思っているし、いっぱい蹴られて、蹴られて蹴られて、3カウントを獲られて、そっから、そっからまた高橋奈苗が始まったと思っている。いま、私は赤いベルトをなくしてしまって、この大阪にも何もない状態で来てしまったんですけど……でも赤いベルトがない今、両国でやることは1つしかないと思っている。分かりますよね? 私は女子プロレス界のおくり人として、愛川ゆず季を送り出すぞ! その覚悟が出来ているか? デビュー戦の相手と引退試合の相手、それこそがプロレスのドラマじゃないですか、皆さーん!」と絶叫し、愛川の引退試合の相手に名乗りを挙げる。

 だが、世IV虎がマイクを奪い取り、「ちょっと待てよ。うちだって愛川ゆず季と闘いたいんだよ。(※愛川に向かって)泣いてんじゃねぇよ、お前。悪いけど、高橋奈苗、テメーなんかに引退試合は譲らないから。うちはスターダムも女子プロレスも引っ張っていくんだよ。そのために両国のメインは、あいつの引退試合はうちがやるから。絶対譲れないから。そこらへん世露IV苦」と愛川の引退試合の相手に名乗り出た。
 涙に濡れた愛川は「まずは大阪の皆さん、応援本当にありがとうございました。スターダムで初めて大阪大会をして、その時から本当に温かい応援をしていただいて、初めて大阪で試合をしたメンバーもこのメンバーだったんですけど、スターダムでこうやって激闘を出来たこの4人で、この大阪のリングに立てることが本当に感慨深いです。その時、私は世IV虎からセントーンでフォールを獲られてしまったんですけど……そうですね、今、私の両国での引退の相手というのは、実は私はずっと心の中で決めています。その相手を31日(新木場大会が)終わっての会見で発表したいなと思っています。最後になりましたが、本当に応援ありがとうございました。引退までケガをしないように笑顔で頑張りたいと思います。残り少ないですけど、グラレスラー愛川ゆず季、ゆずポンをよろしくお願いします。ありがとうございました」と涙ながらに大阪のファンに最後の挨拶。

 奈苗が愛川を抱きしめると、夏樹も握手をして健闘を称えた。最後に愛川はゆずポンキックシャドーを披露して、大阪のファンに別れを告げた。

★試合後コメント

愛川ゆず季
ーー最後の大阪大会で、世IV虎選手と最初の最後のタッグでしたが。
「いや〜、本当に最後の大阪で勝てなかったっていうのはとても悔しいんですけど、大阪のこのリング、スターダムで激闘してきた選手と同じリングに立てることが出来て、本当に嬉しいし。まぁ世IV虎選手と組むことが出来るっていうのは、もうスターダムにとって……私も1スターダムとして嬉しいです」
ーー世IV虎選手と組んで、高橋奈苗&夏樹☆たいようと対戦でしたが、タッグとしてはどうでしたか?
「そうですね。もう初めてで、今日が最初で最後だと思うんですけど、やっぱりそれだけじゃない、図ターダムが旗揚げする前から一緒に練習してきた選手なので、やっぱり普段しゃべることも、分かり合えることもないんですけど、どっかに同じモノがあるんじゃないかなと思いました」
ーー試合後、奈苗選手と世IV虎選手が引退試合の相手に名乗りを挙げました。愛川選手は心に決めている選手がいると発言していましたが、リング上で2人から引退試合の相手をやりたいと言われて、いかがでしたか?
「そうですね、もう単純にそう言ってくださるのはとても嬉しいし、今までやって来てよかったなと思えるんですけど、私の引退(試合の)相手は1人しか選べないし、もう私はこの人しかいないと思う人がいるので。はい、もうそこで引退をして悔いがまったくない、グラレスラーとして完全燃焼出来るような試合をしたいなと思っています」
ーーその人っていうのはイメージ的にはどんな?
「そうですね……両国で初めて私を見て下さる方もいると思うので、もうグラレスラーは強い、思いっきり闘える相手を選びたいなと思っています」

 

世IV虎
ーー愛川選手と最初で最後のタッグを組んだわけですが、いかがでしたか?
「いやぁ……やっぱ合わないのが前提で、合わせるわけでもなく、個々の力で闘っていこうと思っていったんですけど、やっぱ相打ちとか? 最後も自分がカットにいった(セントーン)のがそのまま愛川に当たって、それがそのまま取られる形になったり、そういうのはタッグとして組んできた(歴史が)ないからしょうがないんですけど。負けて、アイツが泣いているのを見たら超腹立っちゃって。もう負けて泣いている奴が本当に嫌なんすよ」。もう最初で最後だったんで、組むことはないと思いますけど」
ーー相手はパッション・レッド。夏樹親分と当たる機会はなかなかないですし、改めてパッション・レッドというタッグチームはどうでしたか?
「いや〜、自分一番当たりたくないんですよ、親分と。でも当たりたくないけど、今日、当たっておいてよかったんじゃないかなって思いましたね。何か改めて自分たちの……もう最初のハイスパートとかもスンナリ出来ちゃうとか、そういうのは日々一緒に練習していて出来ることだし。だからここで1回当たって、そういうのを確かめ合えたのはよかったなと思います」
ーー最後、愛川選手の引退試合の相手に名乗り挙げましたが、その心境は?
「もう自分はメインしかやる気ないってずっと言っていたんで。もう愛川ゆず季の引退試合がメインなら、アイツを見送るのは自分しかいないと自分でも思っています! 女子プロレスを背負っていくのは自分なんで。アイツがいなくなった後のスターダムを自分が守っていくんで。絶対に高橋奈苗なんかにアイツの引退試合を譲りません」
ーー世IV虎選手にとって愛川選手っていうのは、どういう存在ですか?
「う〜ん……なんだろう。やっぱアイツとはずっとスターダムが出来る前から一緒に……一緒っていうか、スターダムが出来る前から知っているのは自分と愛川……まぁ他にもいるんですけど、そういうのがいなくなったりして、今、貴重になってきている中で、こういう試合で組めたのは、終わってみて(思えば)まぁよかったんじゃないかなと思いますけど……でも自分は組むよりも殺(や)り合いたい」


赤いベルト挑戦者決定トーナメント決勝戦 30分1本勝負
紫雷イオ
15分46秒
ムーンサルト・フットスタンプ→片エビ固め 
ダーク・エンジェル●
※イオが4月29日の両国国技館でアルファ・フィーメルの持つワールド・オブ・スターダム王座に挑戦決定

 このトーナメントにエントリーされた唯一の所属選手として、強い気持ちを持って臨んだイオは気合いの入った表情で入場。対するエンジェルは世界各国で数々の大舞台を踏んでいるだけあって、どこか余裕が感じられる。
 意表を突いていきなりグラウンドに持ち込み、アキレス腱固めを決めていったイオだが、エンジェルが脱出すると、一転して立ち上がったイオはまだハーフダウンのエンジェルにドロップキック。

 エンジェルもハンマーロックから執拗なヘッドロックでグイグイ絞め上げていくが、イオは強引にバックドロップ。それでも離さないエンジェルをどうにかロープに振ったイオだが、エンジェルはショルダータックルから串刺しジャンピングニー。
 さらに串刺しラリアットの連発を狙ったが、スルリとエプロンに移動したイオは逆立ちキックで迎撃すると、ミサイルキックを発射。

 そこからクロスフェースで追い込んでいったイオだが、エンジェルは何とかロープに脱出。イオがロープに飛ばすと、ロープに飛び乗ったエンジェルはクロスボディ。さらにドロップキックでイオを場外に追いやると、エンジェルはコーナー最上段からプランチャを投下。
 イオをリングに戻したエンジェルはコーナーからダイビング・ボディアタック。カウント2で返したイオだが、アームホイップから腕を持ってのスープレックスで投げたエンジェルは、スタンディングのドラゴンスリーパーの体勢からヒザの上に叩き付けると、さらに背中合わせになって拷問式バックブリーカー。

 コーナーに登ったエンジェルに対し、ロープを使っての逆上がりキックで場外に蹴落としたイオは、コーナーからケブラーダを発射。さらにエンジェルを鉄柱に叩き付けてからリングに戻したイオは、スワンダイブ式ミサイルキック、619、スワンダイブ式ミサイルキックと畳みかける。
 スタンディングのドラゴンスリーパーの応酬からイオがファイナルカットで叩き付ける。10分が経過し、バズソーキックをキャッチして倒されたイオだが、下から蹴り上げてエンジェルを吹っ飛ばすと新幹線アタック。そこからダブルアームの体勢に入るが、逆にフルネルソンに捕らえたエンジェルは、フルネルソンバスターで叩き付けてからジャンピング・ボディプレスを連続投下。

 イオはウラケン・ラナを狙ったが、パワーボムで叩き付けたエンジェルは、変型のゴリラ・クラッチに捕らえる。悶絶しながらも何とかロープに逃れたイオに対し、エンジェルはメキシカン・バックブリーカーに捕らえて屈伸。これを丸め込みで切り返したイオはバズソーキックからラ・マヒストラル。
 途中で押し潰したエンジェルだが、カウント2で返したイオはアッパー掌底からダブルアーム・フェースバスター。今度こそウラカン・ラナを決めたイオだが、これもカウントは2。エンジェルはバックスライドで抑え込むと、イオがカウント2で返したところをタイガードライバーで叩き付ける。

 何とかカウント2で返したイオは、エンジェルのキックをかわしてからダブルニーアタック。さらにコーナーに登っていくが、エンジェルは追いかける。15分が経過し、イオは張り手を見舞うと、ダブルアーム・フェースバスターで投げ捨ててからライダーキックを発射。
 さらにこのトーナメント用の新兵器で米山を下したムーンサルト式ダブルフットスタンプを投下して3カウント! この結果、4・29両国大会でイオがアルファの持つ赤いベルトに挑戦することが決まった。









▼エンディング

 マイクを持ったイオは「赤いベルト、挑戦決定しましたー! 私がトーナメントを勝ち抜いて両国でアルファ・フィーメルの持つ赤いベルトに挑戦することが正式に決まったので、安心しています。自分はずっとチャンスはもらえていたのに、全然そのチャンスをモノに出来なくて、悔しい気持ちばっかりだったんですけど、今日はひとまず両国のカードが決まって嬉しく思います。ということで、両国まで突っ走っていくだけなので、大阪の皆さんも両国までぜひ応援のほど、よろしくお願いします!」と挨拶。
 すると、そこに木村とヘイリー、さらに赤いベルトを持ったアルファと、キムラモンスター軍☆が登場。

 イオを睨み付け、突き飛ばしたアルファは赤いベルトを高々と掲げて挑発。すると木村が「オイオイオイ、オイ! オイ、ロッシーふざけるな! (※観客に向かって)お前らもな、トーナメントとかに騙されてんじゃねぇぞ。うちらモンスター軍がどんだけ勝ち星積み重ねて、シングルとタッグのベルト巻いたと思ってんだよ。オイ、2回勝ったくらいで挑戦できるなんておかしいだろ! おかしくないか?(※観客からは「おかしくなーい」の声が飛ぶ)頭おかしい奴は黙ってろ! まぁいいや。うるせーよ! ブーイングするならな、みんなでタイミング合わせてからやれよ! うちのアルファは最強だからな。誰が挑戦してきても一緒だよ。両国シンデレラ、ふざけるな! 両国!(※観客から「モンスター!」の声)お前ら大阪から両国まで来るんだな? 言ったな。両国でイオが何も出来ずに無様に負けて、ピーピー泣いて、両国モンスターに花を添えているところを、お前ら絶対に観に来いよ」と言うと、イオを突き飛ばす。
 だが、イオは「うるせーんだよ、口だけゴリラよぉ! 私の対戦相手はお前みたいなゴリラじゃなくてよ、今、赤いベルトを巻いているアイツなんだよ! アルファ・フィーメルしか見てねぇ。お前は下がってろ!」と木村を一喝。

 するとアルファもイオを睨み付けながら何やらマイクアピール。観客から「木村、通訳しろ!」という声が飛ぶと、木村は「とりあえず両国モンスター来いって言ってるよ!」と吐き捨て、そのままモンスター軍は退場。
 「イオ、頼むぞ!」「ベルトを取り返せよ!」といった期待の声が観客から飛ぶ中、改めてマイクを持ったイオが「うるさいチャチャが入って、本当にスミマセンでした。確かにキムラモンスター軍は今、勢いがあるかもしれないですし、アルファ・フィーメルも強いかもしれない。でも、だからこそ私が両国で勝って、スターダムに赤いベルトを取り戻して、スターダムの平穏を取り戻します! だからぜひ、応援にいらしてください! よろしくお願いします!」と言ってから選手たちをリングに上げ、最後はイオが「今を信じて、明日に輝け! We are STARDOM!」と言って大阪大会を締めくくった。

★試合後コメント

紫雷イオ
ーー赤いベルト挑戦者決定トーナメントで優勝して、両国大会でアルファ・フィーメルに挑戦することが決まりましたが、率直な感想をお願いします。
「大阪のお客さんが温かくて、応援もすごくたくさんあって、期待していただいているっていう嬉しさとプレッシャーと入りまじった気持ちで臨んだんですけど、こうやって最後に笑うことが出来て、本当によかったなと思っております」
ーー1回戦では米山選手との対戦でした。当たったのは久し振りだと思うんですけど、いかがでしたでしょうか?
「シングルマッチが実は初なんです、米山香織選手とは。ハイスピードの括りでたくさん当たっているように見えて、実は2回くらいしか試合したことないし、ほとんど初対決に近かったんですよ。でもやっぱり赤いベルトが懸かっているっていうのが、頭の中にずっと大きなテーマとしてあったので、絶対に負けないぞっていう気持ちで臨んで。それでもやっぱりすごく強い、技術があって強い! セントーンとかで本当はもの凄くダメージがあって、正直1試合だけで辛かったですね。あの後、もう1試合っていう余力を残す余裕がなかった試合でした」
ーー決勝ではタッグパートナーであり、仲もいいダーク・エンジェル選手との試合になりました。
「う〜ん、そうですね。サラ(=エンジェルの本名)ともシングルは初対決で、組んでいる時のテンポの合わせ方はずっと組んでいるんで分かるんですけど、当たった時のテンポっていうのはやっぱり独特で。攻め方も独特で……う〜ん、変幻自在な感じがして難しい試合ではありましたね。ただ、私ももちろんそうなんですけど、ダーク・エンジェルのほうもきっと体力が削られていて、2人とももう気力で闘っているような試合になったんじゃないかなって気がしていますね」
ーー両国ではアルファ・フィーメル。高橋奈苗戦は見ていると思うんですけど、かなりの強敵だと思いますが、対策とかは考えていますか?
「はい、もう私がこの赤いベルトのトーナメントで優勝するっていうのは、信念としてずっと持っていたことなので、それが実現して嬉しいと同時にもうずっと考えていたことなので、ある程度の想定はしてあって、そのために今日新しい技をいくつか出したりしたんですよ。フィニッシュのムーンサルト・フットスタンプも、今日のとアルファ・フィーメルと対戦するために考えて練習してきた技なので。米山さんに出したんですけど、変型の回り蹴りだったり、ああいったのを見えないところで温めていたりはしましたね。ただ、ムーンサルト・フットに関しては正直諸刃の剣っていう部分があって、ムーンサルトはよく使っていたのでヒザにケガが多いっていうのは、ムーンサルトを使う人のセオリーというか、定めだと思うんですけど。フットスタンプは余計にヒザだったり足首だったりにもの凄く負担がかかって、自分自身攻撃していてもリスクが高いので、ここ一番って時にしか出せない技だなって、今日使ってみて改めて思いましたね」
ーーお客さんからも「イオ、頼んだぞ!」という声が飛びましたし、ベルトをモンスター軍に奪われていますので、イオ選手にはベルト奪回を期待する声が多くなると思いますがプレッシャーを感じたりしますか?
「プレッシャーを力に変える。そういったものを経験だったり、今までいろんな出来事があったんで、もうリングに立てることだけが嬉しいので(※涙ぐむ)……本当に……プレッシャーなんか感じないで、応援してくれる人が1人でもいるだけで本当に嬉しいので、両国は楽しんで、応援をプレッシャーじゃなくパワーに変えて、赤いベルトをスターダムの取り戻します! 安心してください」
ーーリングに上がる時って、そういう色々あったこととかを(思い出すことって)あるんですか?
「まぁプロレスラーなんで、弱い姿っていうのは本当は見せたくないタイプの選手なんですけども……復帰の時はもちろんですけど、日々リングに上がる時でもふっと思い返すことはなくはないんですよ……でも、何か言われるんじゃないかとか、そういう気持ちはゼロじゃないけど、でも出ていった時は必ずお客さんは応援してくれるんですよ。だからそんなのは全然気にしないで、皆さんのお陰で立ち直って、強くなって、赤いベルトを取り戻します。大丈夫です(涙)」

 
 奈苗も川葛も敗れ、キムラモンスター軍が赤いベルト&タッグベルトを奪取!

STARDOM THE HIGHEST2013〜プレ両国シンデレラ〜
3月17日(日)後楽園ホール 12:00PM 
観衆1250人
 

▼オープニング

 後楽園大会では恒例となったKちゃんパンダwithミニミニKちゃんパンダ(キッズダンサーズ)が登場し、オープニングダンスを披露。途中から風香GMが加わり、大人数でのダンスを踊り終えると、キッズダンサーズもリングに上がり観客に手を振る。
 「風香さん、かわいい〜」と声を揃えたキッズたちが一斉にリングを降りていくと、マイクを持ったGMが「今日はスターダム今年2回目の後楽園ホールです。キムラモンスター軍との抗争もあって、選手がピリピリしているので、場外乱闘からあったら逃げてください。今年は両国とか、後楽園もまだまだあるので勢いがつくように応援お願いします!」と挨拶。

スターダム・タッグウォーズ 5チーム勝ち抜き戦 各10分1本勝負
<1試合目>
脇澤美穂
須佐えり
7分40秒
バックブロー→片エビ固め 
横尾由衣
吉乃すみれ●
<2試合目>
脇澤美穂
須佐えり
4分8秒
タイガードライバー→エビ固め 
ダーク・エンジェル
ケリー・スケーター
<3試合目>
ダーク・エンジェル
●ケリー・スケーター
8分40秒
ムーンサルトプレス→片エビ固め 
紫雷イオ
岩谷麻優
<4試合目>
紫雷イオ
●岩谷麻優
9分47秒
MARU×2スープレックス 
宝城カイリ
翔月なつみ
※宝城カイリ&翔月なつみが勝ち抜き

 横尾、脇澤&須佐にとってはナナエ軍団同門対決。横尾と同期タッグを初めて組んだ吉乃にとっては後楽園初試合。握手を交わした直後、背後から4期生タッグが奇襲攻撃を仕掛ける。しかし「クソババア」と脇澤が吉乃を場外に追いやると、須佐が横尾にドロップキック。
 そして脇澤&須佐は横尾を踏みつけて「ナナエぐんだ〜ん」と雄叫びをあげる。脇澤は横尾をボディスラムを叩き付けると、すぐに須佐にタッチ。須佐もボディスラムで叩き付けると、脇澤にクイックタッチ。

 長期戦を見越してクイックタッチでスタミナ温存に出た脇澤&須佐は、さらにダブルドロップキックからのサンドイッチ・ドロップキック。しかし横尾も脇澤をコーナーにホイップすると、逆水平チョップを連打。そこに吉乃が入ってきてトレイン攻撃。
 ロンダート式カンガルーキックを見舞った吉乃に続き、横尾が河津落としで叩き付ける。さらに吉乃がコルバタを狙うが失敗。すかさず須佐がエプロンから吉乃を羽交い締めにすると、その間にペットボトルの水を口に含んだ脇澤が、吉乃の顔面に水を噴射。

 そこからダイビング・ボディプレスを投下した脇澤は、バックスライド・フロム・ベノムを決めるが、カウント2で横尾がカット。ここでタッチを受けた須佐がドロップキックからのDDT2連発。さらにキャメルクラッチに捕らえると、脇澤が唾攻撃。
 吉乃も丸め込みからヒップトスを返していくが、須佐もエビ固めで切り返す。ならばと吉乃はオモプラッタから腕十字。横尾も足4の字固めで脇澤の動きを止めるが、脱出した須佐は吉乃にロシアンフック。横尾が須佐にマンゴークラッシュを決めるが、須佐がロシアンフックで横尾を蹴散らした後に、吉乃にバックブローを叩き込んで3カウント。

 これで脇澤&須佐が勝ち残ったが、そこにエンジェル&ケリーが登場。いきなり脇澤がエンジェルとケリーをジャーマンで投げ捨てると、さらにエンジェルにフィッシャーマンバスター。そこに須佐がロシアンフックを放つが、エンジェルがかわして脇澤に誤爆。すかさずエンジェルがラ・マヒストラルで丸め込むが、カウントは2。
 ならばとエンジェルとケリーは合体攻撃で脇澤を追い込むと、「バクバクKiss! Kiss!」と元キッスの世界の脇澤を挑発。それでも必死に立ち上がる脇澤だが、ケリーはフェースバスターで叩き付ける。

 しかし脇澤は唾攻撃から飛び付きエビ固め。さらにベノムアームからクローホールドSTOで叩き付けると須佐にタッチ。須佐のパンチをかわしたエンジェルは、カナディアンバックブリーカーで担ぎ上げてマットに叩き付けると、コーナーに登っていく。だが、脇澤が引きずり降ろしてからミサイルキックを発射。
 すかさず須佐がロシアンフックを叩き込むが、惜しくもカウントは2。続くバックブローはかわされたが、須佐はハーフハッチスープレックスから飛び付きDDTを狙う。だが、これを踏ん張ったエンジェルはパワーボムの体勢に。何とか回転エビ固めで切り返した須佐はスイングDDTを狙うが、これをノーザンライト・スープレックスで切り返したエンジェルは、タイガードライバーを決めて3カウント。

 これでエンジェル&ケリーが勝ち残り、そこにサンダーロックが登場。マスク姿のまま奇襲攻撃を仕掛けていったサンダーロックは同時にタケコプターを決めると、ケリーに「We are PLANET!」と叫びながらのダブルの串刺しドロップキックを叩き込む。
 岩谷はそこからケリーを連続で丸め込んでいくが、肩を上げたケリー。だが、岩谷がドロップキックを叩き込むと、イオが入ってきてダブルのフライング・クロスチョップからサンドイッチ・ドロップキック。

 ケリーを2人がかりで踏みつけたサンダーロック。そこからイオがその場飛びムーンサルトを落とすと、岩谷が再び入ってきてカバージョに捕らえる。するとイオがロープで思い切り勢いをつけてから側頭部に低空ドロップキック。今度はイオがカバージョに捕らえるが、ケリーはロープに脱出。
 岩谷のクロスボディをキャッチしたケリーはコーナーに投げつけると、クローズラインを叩き込んでからエンジェルにタッチ。岩谷を投げていったエンジェルだが、イオが入ってきて救出。しかしエンジェルはイオの腕を取ってロープに駆け上げると、イオをアームドラッグで投げながら岩谷にヘッドシザース。

 そしてセクシーダンスを披露したエンジェルが岩谷をカニ挟みで倒すと、ケリーはランニングロー。さらにエンジェルがサンセットフリップを落としてからタイガードライバーを狙うが、岩谷はエルボーで反撃。さらにカウンターの水車落としを決めてからイオにタッチ。
 スペース・ローリング・エルボーからフェースクラッシャーを決めたイオは、エンジェルとスタンディングでドラゴンスリーパーの掛け合い。そこからバックブリーカーで叩き付けたエンジェルは、レイネーラの体勢のまま四方を向いてスクワット。

 だが、イオも丸め込みで切り返すと、エルボー合戦を挑んでいく。そこからバズソーキックを狙ったイオだが、エンジェルもキャッチ。だが、下からアリキックで蹴り上げるイオ。エンジェルもアームホイップを返してケリーにタッチ。滞空時間の長いブレーンバスターで投げていったケリーは、ロープに飛ぶが追走したイオはウラカン・ラナで丸め込む。
 そこからダブルアームの体勢に入ったイオだが、エンジェルがカットするとケリーがランニングロー。さらに後頭部にソバットを叩き込んだケリーはロープに飛ぶ。そこに岩谷が入ってきてスリングブレイド。

 続いてイオが619からスワンダイブ式ミサイルキック。残り時間3分となり、イオは新幹線アタックからダブルアーム・フェースバスターを決めるが、カウント2でエンジェルがカット。エンジェルをアッパー掌底で蹴散らすと、その間に岩谷がケリーを蹴飛ばしていき、そこにイオがムーンサルトプレスを投下して3カウント。
 ケリーはこの試合を最後に帰国することがアナウンスされる。これでサンダーロックが勝ち残ったが、そこに宝翔天女(仮)が『未来のスターダム』に乗って入場。エプロンで踊ってみせるが、背後からイオが奇襲攻撃!

 イオが宝翔天女(仮)を場外に引きずり落とすと、コーナーから岩谷がプランチャ。さらにイオがコーナーからケブラーダを発射。リングに戻し、イオが宝城にメキシカンストレッチ、岩谷が翔月にサイクリングヤッホーを決めていくが、串刺し攻撃で宝翔天女(仮)が形勢逆転。
 サンダーロックの2人に連続で串刺しドロップキックを叩き込むと、宝城がイオにスライディングD。続いて翔月がオモプラッタから変型の羽根折り固め。さらにシーソーヒップで投げると、宝城がイオをロープに張り付けてチョップを連打。さらに背後から翔月がドロップキックを叩き込んでからダブルニードロップを投下。

 イオの脇腹を蹴り上げた翔月は宝城にタッチ。宝城の串刺しドロップキック→翔月のボディスラム→宝城のボディスラムとクイックタッチでイオを痛めつけていった宝翔天女(仮)。そこから宝城が前方回転ネックブリーカー。しかしスピアーをかわしてドロップキックを返したイオは岩谷にタッチしようとする。
 これをカットした翔月だが、バック転フェイントで合体攻撃をかわしたイオはドロップキック。ようやくタッチを受けた岩谷は飛び付き式回転エビ固めからスリングブレイド。岩谷が張り手を叩き込むと、宝城も張り手を返していく。

 意地の張り合いから岩谷はダブルリストアームサルト。さらにロープに持たれかかる宝城にドロップキックを叩き込んだ岩谷だが、宝城もスピアーを返すとそこからイカリに捕らえる。腰を痛めている岩谷にはかなりキツイが、辛くもイオがカット。
 しかし、またもタッチを阻止した翔月が、宝城に肩車された状態から岩谷にダブルニーを投下。続く逆片エビ固めは何とかロープに逃れた岩谷。するとイオがスワンダイブ式ミサイルキックで岩谷を救出。

 サンドな-ロックは合体攻撃を決めるが、翔月が岩谷に張り手。岩谷も先輩の意地で張り手を返すと、ダブルリストアームサルトで投げてからコーナーを使って両足でのカカト落とし。そしてイオがコーナーに登るが、宝城が岩谷の上に叩き落とす。そこから宝城のダイビング・エルボードロップ→翔月のダイビング・ダブルニードロップを連続投下するがカウントは2。
 ならばと翔月がトラースキックを叩き込むが、カウント2でイオがカット。そのイオを宝城がバックスピンエルボーで蹴散らすと、その間に翔月が元女子プロレスラーで現在は翔月が所属する劇団の主宰者であるMARUさんが使っていたMARU×2スープレックスで投げて岩谷から3カウント。スターダム・タッグウォーズを勝ち抜いたのは、出場順という運を手にした宝翔天女(仮)だった。









★試合後コメント

宝城カイリ&翔月なつみ
翔月「自分たち本当に……やっぱり全然……今回、本当にラッキーな順番ということもあったんですけど、どうしても今回、本当に次の目標のために勝ちたくて、本当にこれで取れなかったら自分たち解散って言われてもおかしくないぐらいのチャンスを頂いたと思うので。本当にそれをモノにできたのは嬉しいですけども、やっぱまだまだ納得いかない部分もありましたので。もう両国前のビッグマッチは今日で終わってしまったので、後の大会を見届けて、私たちの次の目標に進みたいと思います」
宝城「先日の抽選でこの試合の順番が最後って決まって、正直ラッキーっていう気持ちよりは、ここで絶対勝たないともう次はないっていうプレッシャーの気持ちのほうが大きくて。でもそのプレッシャーをバネに、今日の試合は気持ちでいこうって決めてて。無茶苦茶になってもいいから気持ちだけは、一番ベルトを獲りたいって気持ちは忘れずに、なっちゃんと試合に挑んで。最後はなっちゃんがこうやって新しい技できっちり3カウント取ってくれて、ほんと嬉しかったです。今まで私達丸め込みで勝ってきたパターンが多かったので、スープレックスでしっかり3つとれたことはおっきいと思います。私達会見でも言ってたんですけど次の目標があるので、また気持ち切り替えて両国に向けて二人で頑張って行きたいと思います」
――新技は?
翔月「ローマ字でMARUMARUスープレックスっていうんですけど。私がこの世界に入るきっかけになった舞台があるんですけども、それを主宰してくださったのがMARUさんという元J’dのプロレスラーの方で、ずっとお世話になってて、その方の技をどうしてもやっぱり大事な所で使っていきたくて。私、すごい投げ技とかなくて、力の説得力も今までなかったので蹴りに頼ってた部分もあるんですけども、蹴りももっと強化しつつ、投げ技、いただいた大事な技でもっといいところで出せるように頑張って行きたいと思います」
宝城「個人的なアレなんですけど、今日は1年前に親友が急に亡くなってしまって(泣きながら)……親友に頑張ってるのを届けるために……勝ててすごく、天国に思いが届いたらいいなって思います」
翔月「私たちは今日で両国のカードを決めてもらいたいなと思っているので、宝ちゃんのお友達にもそうですし、今日来てくださったファンの方々にも、両国すごく楽しみにしていただきたいので、もっともっと進化して私たちは次の目標に移りたいと思います」

スペシャル・スクランブル・シングルウォーズ 20分1本勝負
●安川惡斗
7分41秒
チョーク・ボム→エビ固め 

ザ・フィーメル・プレデター"アマゾン"

【その他の出場選手】米山香織夕陽

 この試合は4選手による変則のシングルマッチで、常に2選手に試合の権利があり、他の2選手はコーナーに待機。タッチは自由で、最初に勝負を付けた選手の勝利となるという複雑なルール。

 米山はユニオンプロレスで奪取したFly to Everywhereワールドチャンピオンのベルトを持って入場。ひと際身体の大きいアマゾンが入場すると、客席からどよめきが起こる。
 夕陽と米山が握手を交わして最初の2人で名乗り出るが、そこにアマゾンがいきなり体当たり。惡斗も背後から襲いかかるが、ビクともしないアマゾンは惡斗をファイアーマンキャリーで担ぎ上げると、振り回して夕陽と米山を蹴散らし、さらに3人をコーナーに追いやってからコーナースプラッシュ。

 だが、突進してきたアマゾンに対し、トップロープを下げて場外に転落させた惡斗はエプロンからトペコンヒーロ。その間、リング上では米山と夕陽がハイスピードの攻防を展開。米山がローリングソバットからのハイキックで夕陽を蹴散らすと、惡斗が飛び込んできて米山をコーナーに叩き付けてから、ロープに顔面を擦りつける。
 さらに足を踏んづけてから鼻をつまんでいくと、米山も同じ攻撃をお返ししてからノーザンライト・スープレックス。しかしセントーンをかわした惡斗は、逆にサンセットフリップを落としてからコーナーへ。

 これをパンチで叩き落としたアマゾンだが、バックを取った米山。投げると見せかけて首固めを狙ったが、アマゾンはボディスラムで叩き付けてから米山をコーナーに押し込む。そこに串刺しダブルニーを叩き込んだ夕陽は高角度前方回転エビ固めで丸め込む。
 だが、パワーで夕陽をなぎ倒したアマゾンはボディプレスを投下。それでもハニーフラッシュを返した夕陽はバズソーキック。そこに惡斗がドロップキックで飛び込んでからコーナー二段目からの惡トーン2連発。

 さらに夕陽の蹴りをキャッチしてバックエルボーを叩き込むが、夕陽もカポエイラキックを返すと、蹴りと掌底のコンビネーション。惡斗も一歩も引かずエルボーを返すと、フロントネックロックで捕まえる。だが、夕陽はバックに回り込んでジャーマンで投げる。そこからコーナーに登った夕陽だが、米山がカット。
 すると夕陽がコーナーに追いかけていって雪崩式ACTスペシャルで叩き付ける。カウント2で米山がカットして米-ZOUを狙うが、アマゾンがラリアットで走り込む。米山がうまくかわしたため、惡斗にヒット。すかさず米山はダブルニーアタックでアマゾンを蹴散らすと、惡斗にダイビング・セントーンを投下。

 ズバリ決まったが、夕陽がカウント2でカット。夕陽は惡斗に野良犬ハイキックを叩き込むがカウントは2。ならばと450°スプラッシュを投下するが、惡斗がかわす。ここで蘇生したアマゾンが体当たりで米山を場外に吹っ飛ばし、惡斗と夕陽にダブルラリアット。さらに惡斗をネックハンギングで持ち上げると、そのままチョーク・ボムで叩き付けて3カウント。最後はアマゾンのパワーがモノを言った形となった。









 

▼〜ゆずポン引退全力ファイト〜プレミアム・シングルマッチ 30分1本勝負
●愛川ゆず季
13分37秒
スリーパーホールド→レフェリーストップ 
里村明衣子

 入場の時点で涙を必死に堪えている様子の愛川だが、きちんと気持ちを切り替えてリングイン。名前をコールされた際にはいつも笑顔でゆずポンキックを披露した愛川は、ガッチリ握手を交わすと里村と睨み合う。
 先制のローキックを叩き込んだ里村が力比べを要求すると、愛川がグッと顔を近づけて里村を睨み付けてから力比べに応じる。手四つの状態から肩をぶつけていった里村は、ジワジワ押していくが、愛川もブリッジで堪える。だが、力でねじ伏せた里村はエルボードロップを投下。

 かわした愛川は里村を蹴っていくと、腕を掴んだ状態からカカトを落とし、さらにゆずポン・アームロックに捕らえる。これをボディスラムで切り返した里村は、容赦なく愛川を蹴っていき、蹴りでエプロンに追いやってからスリングショット式フットスタンプを投下。ヘッドロックからレッグスピンでグラウンドに持ち込んだ里村は、フロントネックロックで絞め上げる。
 何とかロープに脱出した愛川だが、里村はロープに飛ばすと見せかけてエルボースマッシュでカチ上げる。さらに串刺しジャンピングエルボー。さらに愛川のパイパイアタックをフロントキックで迎撃すると、ローキックの連打から腕十字へ。

 クラッチが切れると、愛川は必死にロープに足を伸ばして脱出。なおもスタンディングのアームロックを決めた里村だが、愛川はゆずポンスタナーで切り返すと、今度こそパイパイアタックを決めてから里村をガンガン蹴飛ばしていく。さらに背中へのYKレッド(カカト落とし)からYKイエロー(ハイキック)2連発。里村も突進してくる愛川をハイキックで迎撃すると、スクリューキックからコーナーへ。
 追いかけていった愛川がエルボーを叩き込んでいくが、里村はエルボーで叩き落とすとフロッグスプラッシュ。これを剣山で迎撃した愛川は、里村の背中にYKレッドを落とすと、激しいエルボー合戦から、追走式ミドルキック。

 リング中央でSTFに捕らえた愛川だが、里村はジリジリと這っていってロープに脱出。阿川はYKブルー(後ろ回し蹴り)2連発。2発目をキャッチして押し倒した里村だが、愛川もガムシャラに蹴って殴っていく。だが、里村は強引にバックドロップで投げていくと、もう一発バックドロップの体勢に。
 水面蹴りでカットした愛川は、YKイエロー、YKレッドから必殺のタイガースープレックス。しかしカウント2で返した里村。なおもYKイエロー3連発を叩き込んだ愛川だは、鬼神の表情で倒れずに堪えた里村。

 張り手の打ち合いからDDTで叩き付けた里村は、四つん這いの愛川に側転キックを振り落とす。10分が経過し、里村はデスバレーボムの体勢に。これを背後に逃れてもう一度タイガースープレックスを狙った愛川だが、里村はオーバーヘッドキック。ニールキックをかわしてシャイニングゆザードを叩き込んだ愛川は、YKブルー3連発から怒濤のYKレッド。
 何度もカカトを振り下ろしていった愛川は、タイガースープレックスで投げていったが、これもカウントは2。ならばとラ・ゆずヒストラルで丸め込むが、これをカウント2で返した里村はワキ固めに捕らえる。

 辛くもロープに逃れた愛川だが、里村はロープにもたれ掛かる愛川を蹴り飛ばし、エルボーを叩き込む。鼻血を出しながらも反撃しようとした愛川だが、里村はニールキック。鬼の形相で立ち上がった里村は垂直気味にデスバレーボムで叩き付けると、カバーにいかずスリーパーで絞めていく。
 これで愛川が“落ちた”ため、レフェリーが即座に試合をストップ! 勝った里村はすぐに倒れている愛川に声をかけると、握手をしてお互いに頭を下げた。

 マイクを持った里村は「愛川選手、今日はどうもありがとうございました。あなたがグラレスラーであろうが、どんなに人気があろうが、私は常にこの状態を保ち続けて闘おうと決めていました。あと両国までに数試合しかないですけど、本当にケガだけは……ケガだけはせずに最後を迎えて、その後もしっかりとして人生を歩んでいってください。どうもありがとうございました!」と愛川にエールを送った。
 すると、両国でデビューする4期生の彩羽匠がリングに上がってきて、マイクを持ち「里村さん! 私はスターダムの彩羽匠です! この度、両国大会でビューが決まりましたが、その相手に里村さん、お願いします! 私の私の憧れである長与千種さんの遺伝子を持つ里村さんと(闘って)デビューすることで、私のプロレス人生をスタートさせたいです! よろしくお願いします!」と直訴!
 それを聞いた里村は「私は長与千種じゃないけどな、里村明衣子だけど、私がお前のデビュー戦の相手を務めましょう! 思いっきりかかってこいよ!」と彩羽のデビュー戦の相手を承諾した。









★試合後コメント

里村明衣子
――率直な印象を
「ものすっごい最初っから最後まで気の強さが全く変わらなかったですね。もう目が死んでなかったですし、途中お互いもうクタクタになりましたけど、それを見れたからこそ愛川ゆず季としてのプロレスラーの顔がすごく今日深く見えたというか」
――最後デスバレーでフィニッシュだと思ったがあえてスリーパーにいったという理由は
「なんとなくですけど、デスバレーで3つ取れないなと思ったんですよ、あの瞬間に。だからあえてフォールも乗らなかったですし、これは落とすしかないなと思いましたね。あの調子だったら、どこまでもどこまでも返し続けますよ、彼女は。正直、入場する時に泣いてましたけど、私は彼女に対してなんの思い入れもないんで。逆にそれは自分自身で突っぱねられたというところはあります。それで闘ったからこそ、こっちも本気になれましたし」
――スターダムのルーキーが対戦を申し入れてきましたが
「すごいじゃないですか。あの体格と見るからに基礎体力が出来上がっているのは見て分かるんで。だから本当に私としても、うかうかしてられないなと思いますし」
――長与千種さんの名前も出ましたが
「だからプロレスってすごいですね。本当に時代は死なないというか、今の世代の人でも長与千種選手が憧れっていうのは、やっぱりそれなりの本当に伝説のレスラーだと思いますけど、そこにはもう長与千種はいないんですよ。私が思いっきり、彼女の目の前で、プロの洗礼をしてみせます」
――両国国技館に出場する事が決まりましたが
「両国ですか? 両国、すごいですよ! すごいことじゃないですか! こんな一丸となって頑張ろうという意識は、私の中でハッキリ言ってなくて……そこではもう自分自身の存在を見せる。私はハッキリ言ってスターダムの敵なんで、それだけです」

愛川ゆず季
「最後の後楽園だったんですけど、なんか……パイレンジャーが流れて入場した瞬間に、なんか後楽園の空気を感じて……やっぱり後楽園ホールというのは、私がタイトルマッチをして初めてベルトを巻いて、グラレスラーとなった場所でもあるし、タッグの防衛戦、白いベルトの防衛戦、苦しかった赤いベルトに挑戦と、沢山グラレスラーとしての思いが生まれた場所だったので、入った瞬間、後楽園の空気を感じて……なんかこみ上げるものがありました。里村選手も見たとおりすごく強い強敵でした。もう私のグラレスラーとしての残り少なくなってきて、とても寂しい気持ちもあるし、まだなんかできることあるんじゃないかなと思ったり。あと、本当ありがとうという気持ちがいっぱいなので、残り少ないですけど全力で闘っていきたいなと思います」
――今できる事とおっしゃっていましたが、具体的には
「やっぱりプロレスは1人じゃできないし、ファンの方に応援してもらってスターダムの選手もいて、できてたことだと思うから。やっぱりそういう気持ちとか、こうしてほしいとか、私ができることであればなんでもやりたいなという気持ちはあります」
――里村選手はこの人はトップだと感じたと言ってましたが、実際闘ってみてどのあたりがそう感じました?
「全てが力強い、ウエイトが重いというのもあるんですけど、もう男としか思えなかったです」
――高橋奈苗とはまた違った強さでしたか?
「なんか、闘ってみて思ったんですけど、なんか芯の重さというか、とても芯の通った方だなと感じました。奈苗さんがそうじゃないってわけじゃないんですけど、より信念があるような気がしました」
――里村選手は根性がすごかったと言ってましたが
「あの眼力を感じてると、すごく負けないという気持ちにさせられたので、そういう気持ちで闘ってました。もう人間じゃないです。おちんちんもついてるんじゃないかなと思いましたね。もうキックしても目をひん剥いてるし、なんなんだろう……これは隠してるんですかね?」
――デスバレーでは3カウント取れないということでスリーパーで落としにかかったと言っていましたが、意地でも返してやろうという気持ちはありましたか?
「やっぱり自分はグラレスラーを背負ってると思っているので、意地は出したかったなと思います。最初に顎に入って死んだのかと思ったんですけど、蘇ってよかったです」

  休憩明け、スクリーンで4・29両国大会にWNCから朱里と真琴が参戦することが発表された。

▼ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負

[王者チーム]
夏樹☆たいよう
●世IV虎

26分55秒
ラリアット→片エビ固め 
[挑戦者チーム]
木村響子
ヘイリー・ヘイトレッド
※夏樹&世IV虎が4度目の防衛に失敗。木村&ヘイリーが第3代王者チームとなる

 エナジードリンクの『MONSTER』を手に入場してきた木村。一方のオリジナル川葛はリングインすると、夏樹だけでなく世IV虎もヌンチャクパフォーマンスを披露!
 さらにゴング前に奇襲攻撃を仕掛けていった川葛。世IV虎がヘイリーを場外に連れ出すと、夏樹が木村に向かっていき、ロープで勢いをつけていくが、木村はビッグブーツでジャンピングエルボーを迎撃。

 しかしエプロンから世IV虎が木村を捕まえると、夏樹がドロップキック。すかさず川葛は木村をコーナーに叩き付けて同時串刺し攻撃を決めると、ロープに張り付けて左右から踏みつける。世IV虎が木村に「テメーが来いよ」と挑発すると、木村は片膝立ちで挑発。世IV虎がフロントキックを叩き込むが、木村が倒れないと、今度は世IV虎が片膝立ち。
 木村も顔面にビッグブーツを叩き込み、お互いに相手の顔面を蹴っていくが、最後は相打ちになって両者ダウン。続いて夏樹がヘイリーをスピードで翻弄していくが、飛び付いてきた夏樹を捕まえたヘイリーはバックドロップで投げていく。

 だが、うまくモンスター軍の2人を場外に追いやった夏樹は、三角跳びプランチャを発射。さらに夏樹はケブラーダを狙ったが、木村が足を掴んで引きずり降ろす。木村は世IV虎を鉄製フェンスの外まで連れ出し、ヘイリーは夏樹を西側の壁に叩き付ける。さらにモンスター軍の2人は川葛を南側中腹の通路まで連れて行って、お互いを叩き付ける。
 ヘイリーは夏樹をリングまで連れ戻すと木村にタッチ。逆エビ固めに捕らえていった木村は、髪の毛を掴みながらの逆片エビ固めに移行。さらにレフェリーの目を反らせておいて、ヘイリーが加勢。

 世IV虎も場外乱闘で相当なダメージのためカットに入れない。何とか地力でロープに逃れた夏樹だが、木村はブーイングを飛ばすファンを挑発する余裕を見せる。夏樹は何とかエルボーで反撃しようとするが、木村はエルボーでなぎ倒す。それでもカンフーの動きで反撃した夏樹はドロップキックを叩き込んで世IV虎にタッチ。
 馬乗りエルボーを連打する世IV虎だが、ヘイリーが入ってきてランニングローでカット。しかし世IV虎もヘイリーに世IVドンを決めると、木村にはヌンチャク攻撃。夏樹もコーナーからヌンチャクを振り下ろしていく。

 さらに川葛がヌンチャクを使ったチョーク攻撃でモンスター軍を追い込むと、そこから世IV虎と木村が張り手合戦。ラリアットを狙った木村をスリーパーで捕獲した世IV虎だが、木村は腕十字で切り返す。さらに三角絞めに移行した木村だが、世IV虎は辛くもロープに脱出。
 10分を経過し、左肩を押さえながら悲鳴をあげる世IV虎に対し、木村は容赦ないショルダーアームブリーカー。だが、スリーパーで切り返した世IV虎はセントーンを連続投下。タッチを受けた夏樹はフロッグスプラッシュを投下すると、続けてミサイルキック。木村もすぐに立ち上がるが、かわした夏樹は投げ捨てジャーマン。

 さらに木村をコーナーに追い込んだ夏樹は串刺し攻撃を狙うが、木村はビッグブーツで迎撃。夏樹の顔面にニーリフトを連打した木村は、馬乗りになってフォールするがカウントは2。すると世IV虎が飛び込んできてラリアットからフロントキック。すかさず夏樹がジャックナイフ式エビ固め。さらに変型のイグチボムから側頭部へのソバット、スライディングキックを叩き込んだ夏樹はウラカンで飛び付く。
 これを投げ捨てパワーボムで切り返した木村は顔面蹴り。しかしビッグブーツをかわした夏樹は腕固めで捕獲。そこにヘイリーが入ってきて夏樹にぶっこ抜きジャーマン。木村はノータッチ・ヘッドバットを叩き込むが、夏樹はカウント2で返す。

 タッチを受けたヘイリーはハイキックで夏樹を吹っ飛ばすが、タッチを受けた世IV虎が入ってきてラリアットの相打ちに。そこからエルボーを連打したヘイリーだが、チョークでコーナーまで押し込んだ世IV虎は串刺しラリアット。しかしヘイリーも真正面から世IV虎を抱えると、エクスプロイダーで投げてから木村とトレイン攻撃。
 15分が経過し、ヘイリーがフロントキックでカウント2まで追い込むと、モンスタークラッシュの体勢に。しかし世IV虎が木村をコーナーに押し込むと、夏樹が走り込む。

 世IV虎が上にトスして夏樹はコーナーに飛び乗り、ヘイリーに雪崩式アームドラッグ。そこに世IV虎がセントーンを落とすと、夏樹はダイビング・フットスタンプ。さらに世IV虎がダイビング・セントーンを投下したがカウントは2。川葛は合体式世IVドンを狙ったが、ヘイリーは防御。そこに木村が入ってくるが、夏樹はヘイリーを倒すと木村を抱え上げて合体式世IVドンを決めながらヘイリーにセントーン。
 さらに世IV虎はヘイリーにアティテュード・アジャストメントを決めると、上からヨシコ。これをかわしたヘイリーは夏樹を場外に追いやると、世IV虎にハイキック。

 間一髪で夏樹のカットが間に合ったが、ヘイリーはなおも世IV虎にリストクラッチ式エクスプロイダー。これもカウント2で何とか肩を上げた世IV虎だが、木村が世IV虎を抱え上げてモンスタークラッシュ。これも夏樹のカットが間に合ったが、ヘイリーは世IV虎にパワーボムを狙う。
 だが、夏樹がミサイルキックでカット。しかし夏樹のたいようちゃん☆ボムは木村がビッグブーツでカット。しかし川葛は木村のビッグブーツをかわしてヘイリーに誤爆させる。それでもヘイリーは世IV虎にパワーボムを狙ったが、世IV虎は何とウラカンで切り返す。

 カウント2で返されると、世IV虎はラリアット。さらにネックハンギングボムを狙ったが、これを踏ん張ったヘイリーはラリアット。さらに立ち上がってきた世IV虎に走り込んでラリアットを叩き込み3カウント。
 川葛がまさかの王座陥落となったが、小川代表からベルトを奪い取った木村は「あー、お前ら見たか? オイ、ベルトは誰のものだ! (※観客からは「ヘイリー」の声が飛ぶ)はっ? お前らのな、得意技……今まで無言だったけどささやかな抵抗をはじめたようだな。上出来だ。有言実行! タッグのベルト獲ったぞ。そしてメインでアルファが勝ってモンスターフェスタ! お前ら今日は何の日だ? 声が小さいぞ!(※観客からは「モンスター祭り」の声が飛ぶ)川葛は今日で解散したらどうだ!」と言い放つ。

 すると「ちょっと待ってください!」と叫んだ宝城カイリが翔月なつみと共にリングへ上がり、「お願いがあります! 私たちにタッグのベルト、挑戦させてください! スターダムの選手が負けて黙っていられません! お願いします!」と言って、タッグ王座への挑戦を表明!
 それを聞いた木村は「どうやらお前らはバカだな! お前らな、モンスター軍がモンスターなら、川葛は犬! 川葛が犬ならオメーら犬のウ●コだ! お前ら、ウ●コだ。分かってるのか? ウ●コのくせに生意気言ってんじゃねぇよ! でもな、簡単に防衛できるっていうのもな、ギャラ泥棒でオイシイな。OK、やってやるよ。どこでもいいよ。新木場か? 次か? いつでもやってやるよ」と余裕の対応。

 すると翔月が「自分たちは新木場でやりたくありません。4月29日、両国国技館で挑戦させてください」と、両国大会での王座挑戦を指名。それを聞いた木村は「せっかくの両国大会で何でお前らとやんなきゃいけねぇんだよ! うちらにもちょっとは得させろ。オイ、ロッシー! どうせ儲かっているんだろ? オイ、ロッシー! 最近新しいスーツばっかり着やがって、この野郎。両国でうちらモンスター軍が勝ったら、『MONSTER』1年分用意しろ! 『MONSTER』1年分、両国の試合前に並べておけ! うちらが勝ったらそれを頂く。オイ、お前らもロッシーのスーツ代に消えるよりいいだろ?」と、小川代表に勝利者賞としてエナジードリンク1年分を要求した。










ワールド・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負

[王者]
●高橋奈苗

16分1秒
アルファプレックス 

[挑戦者]
アルファ・フィーメル

※高橋奈苗が8度目の防衛に失敗。アルファ・フィーメルが第2代王者となる

 新タッグ王者チームの木村とヘイリーをセコンドに従え入場してきたアルファは、腕組みをしての仁王立ちで奈苗を待ち構える。さらに名前をコールされると、奈苗に近づいていって至近距離から睨み付ける。
 ロックアップからロープ際で揉み合いになると、そのまま場外に転落。場外で睨み合った両者は、一旦リングに戻って仕切り直す。リストロックに捕らえた奈苗だが、アルファはフェースロックに捕らえると、ボディスラムからスリーパーへ。

 一転してオクラホマロールで丸め込んだアルファだが、奈苗もカウント2で返す。コブラクラッチで捕らえていったアルファだが、奈苗はヘッドシザースで切り返す。そこからアルファの左腕にレッグドロップを落とした奈苗は、キーロックに捕らえる。強引に浮かせてマットに叩き付けることで脱出したアルファは、奈苗の胸板にハンマーを連打で振り下ろす。
 ショルダーネックブリーカーで叩き付けたアルファはラリアットを狙ったが、かわした奈苗はカニ挟みからヒザ十字固め。さらにアルファの左足を踏みつけてから低空ドロップキック。

 これでアルファの動きを止めた奈苗は串刺しラリアット2連発からバックドロップの体勢に。アルファが踏ん張るとロープに飛んだ奈苗だが、アルファはカウンターのラリアット。ロープに飛ばされた奈苗はジャンピングショルダーでぶつかってアルファを場外に追いやると、トペを発射。
 続けてエプロンからトペコンまで放つと、「まだだ!」と叫んで今度はエプロンからプランチャ。だが、キャッチしたアルファが奈苗を客席に投げつける。腰に大きなダメージを負った奈苗がリングに戻ると、アルファは必殺のアルファプレックス(抱え込み式バックドロップ・ホールド)。

 辛くもカウント2で返した奈苗は、バックドロップをお返し。「奈苗」コールが飛ぶ中、ラリアットを狙った奈苗だが、アルファも相打ちに持ち込みダブルダウン。お互いにマットに両ヒザをついたままエルボーを打ち合うと、そのまま立ち上がってのエルボー合戦へ。
 エルボーを連打していった奈苗は張り手から延髄斬り。さらに片膝をついたアルファにもう一発延髄斬りを叩き込んでから対角線ダッシュのラリアット。そこからコーナーに登っていったが、立ち上がったアルファはデッドリードライブ。

 スピアーでカウント2まで追い込んだアルファは、前回の対戦でも奈苗をあと一歩まで追い込んだクロスフェースへ。だが、アルファ対策をしてきた奈苗はアルバトロスで切り返す。しかしそのまま奈苗を持ち上げたアルファはサイドバスターで叩き付けて脱出。
 10分が経過し、コーナーに登ったアルファだが、今度は奈苗が追いかけていって雪崩式ブレーンバスター。カウント2で返されると、奈苗はコーナーに登っていくが、またも追いかけていったアルファ。

 コーナー上でお互いに殴り合うが、奈苗がヘッドバットを叩き込み、アルファを逆さ吊り状態にすると、垂直にダイビング・フットスタンプを投下。さらに冷蔵庫爆弾を投下したがカウントは2。奈苗は一気にワンセコンドEXを狙うが、逆に持ち上げたアルファはオメガスラムで叩き付ける。
 「奈苗」コールが起こる中、アルファはネックハギングを狙うが、コードブレイカーで切り返した奈苗はバックドロップの体勢に。足を掛けて踏ん張ったアルファだが、奈苗は強引に投げていく。しかしアルファはカナディアンバックブリーカーの体勢で奈苗を持ち上げると、マットに叩き付けてからクロスフェースへ。

 さらに回転してから奈苗を一気に持ち上げると、両ヒザをつくハイアングル・パワーボムで叩き付ける。これもカウント2で何とか返した奈苗だが、アルファはもう一度アルファプレックスの体勢に。だが、ニーリフトで脱出した奈苗はグーパンチからイクボムで叩き付ける。
 15分が経過し、張り手から延髄斬りを叩き込んだ奈苗だが、立ち上がったアルファはラリアットでなぎ倒す。奈苗もラリアットを返してガッチリ抑え込むがカウントは2。ワンセコンドEXを狙う奈苗だが、これも防御したアルファはアルファプレックスで投げて3カウント!









▼エンディング

 何とタッグ王座に続き、赤いベルトもモンスター軍に流出! 絶対王者と思われた奈苗が両国大会を前にまさかの王座陥落というバッドエンドに場内が騒然となる中、倒れた奈苗にドイツ国旗をかけたアルファ。
 木村、ヘイリーと共に赤いベルトを持って勝ち誇ったアルファ。そしてマイクを持ったアルファが「アルファ・フィーメル、イチバン! ナナエ、お前はタフだが、私のほうが強かった。最もタフなのはこの私、アルファ・フィーメルだ!」と奈苗に向かって言い放つ。

 さらに木村が「オイ、お前ら! 今日は何の日だ? おい、モンスターフェスタ、両国の大会名変えるぞ、両国モンスターだ!(※観客からはブーイング)うるせーぞ! シングル、タッグ、両方モンスター軍がベルト巻いてんだ。今日からよ、スターダムは無法地帯なんだよ! お前らがどんなにブーブー言おうがな。両国モンスター大成功させて、5月からまた新しいこと仕掛けてやるよ」と叫んでから引き上げていった。
 リングに座り込んだままマイクを持った奈苗は「今日は負けてしまってスミマセンでした……。これで両国のリングに赤いベルト巻いて上がれなくなってしまって、超悔しいです! 今、どうしたらいいか分からないんですけど、これからのことはよく考えることにします。でもこのままでスターダムは終わっちゃいけないと思いますので……両国に向けて、両国でまた誰かがベルトを取り返してほしい、そんな気持ちでいっぱいです。今日は負けです、スミマセンでした」と涙ながらに語る。

 すると、そこに脇澤が泣きながらリングに上がってきて「奈苗さん! ダメじゃないですか! スターダムにあんなモンスター軍は必要ない! 私が闘いますから!」と訴えるが、奈苗は「脇澤さんで倒せる相手なのかなぁ……」とポツリ。すると、今度はイオがリングに上がってきて「奈苗さん! 私が来週の大阪での赤いベルト挑戦者決定トーナメントで、必ず優勝します! 優勝してスターダムに赤いベルト絶対取り戻します! 奈苗さん、頑張ります!」と決意表明。
 そんなイオからマイクを奪い取った夏樹も「奈苗さん、泣いてんじゃねぇよ! モンスター軍、倒すためだったら組んでもいいっすよ」と檄を飛ばす。そんな選手たちの檄を受けた奈苗は「このみんなの熱いパッション、みんなに伝わってますよね?(※観客からは「パッション」コール)パッションだー! ここで終わらない! スターダムは全員で、全員で闘う団体プロレスです! モンスター軍をきっと倒してくれると思います。両国大会、そこに向けて皆さんよろしくお願いします!」と絶叫。

 最後は「今日はこういう結果になってしまったので、誰かが締めるというわけにはいきません。なので、一緒に闘ってくださって、こうやって声をかけてくださったお客さんに締めてほしいです。よろしいですか? ぜひ皆さんで言ってください! そうしたら選手みんなでSのマークを作って叫びます! よろしくお願いします。お願いしまーす!」と言うと、全選手がリングに上がり、観客と一緒に選手がマイクを使わずに「今を信じて、明日に輝け! We are STARDOM!」と叫んで後楽園大会を締めくくると、スターダム勢はリング上で円陣を組んで気合いを入れ直した。

★試合後コメント

キムラモンスター軍☆
――モンスター軍が今日のスターダムを制圧する形になりましたが
木村「だから言ってんじゃん。今日はモンスターフェスタ。今日をきっかけに両国モンスター。アーユーモンスター? 1モンスター、2モンスター、3モンスター、4モンスター。キムラモンスター!」
アルファ「スターダムはこれで私達のものになったわ。新しいタッグチームチャンピオン、そしてNo.1になったのは最高の私達のチーム」
木村「トリオのベルトもいつでも取れるね。誰と組んでも」
アマゾン「モンスター軍こそ最強」
――宝生天女(仮)が挑戦表明して来ましたが
木村「ウ●コ? (ウ●コ)でいいんじゃない?」
――両国で試合を受けると
木村「そうだね、ロッシー小川がMONSTER一年分用意するならね。ちゃんと用意しろよって伝えてください」
アルファ「フィニッシュを決めた時、もうこの世に敵はいないと思ったわ。もうお腹すいたのでこれからチキンを食べて、もっとビルドアップしてスターダムを制圧していってあげるから。今夜はモンスターパーティーよ」

高橋奈苗
「ここにこうやって座る時に、ベルトがないのが信じられないです。寂しくて……セミで川葛も負けてしまって、ちょっと何も言えないけど、両国に赤いベルト巻いて笑顔で花道歩いてるっていうイメージしかなかったんで、この先自分がどうやってモチベーション上げていいか、いま何も答えられないけれども……でも、私はいつも負けたところから進化が始まるんで。悔しい思いをバネにするのは得意中の得意なんで、きっとここで折れる高橋奈苗じゃないと思う。そして、あの……何よりきっと力になるであろう、皆のあのパワー? 試合後の涙? 私はあれを信じたいです。ここから誰が立ち上がってくれるのか、誰が結果を出して両国のリングに立つのか、最後立っているのか、そこに託したいです。そこでまたそこから負けるかって、若いのに負けるかって! 高橋奈苗は立ち上がっていくと思います」
 
 四国ラストマッチでゆずポンが飛んだ!イオ&エンジェルとのトリオで川葛に勝利

TAKAMTSU レッスル☆フェス2013
愛川ゆず季 四国ラストマッチ!!
3月10日(日)高松シンボルタワー 2:00PM
観衆320
人(満員) 

▼オープニング

 まず風香GMが登場し、「こんなに来て頂いてホッとしています。愛媛県出身の愛川選手が引退しても、またここに来たいと思っていますのでよろしくお願いします。愛川選手最後の四国大会となりますが、逆にその他の選手も背負っていくと気合いが入っていますので応援よろしくお願いします」と挨拶。
 続いて選手入場式へ。最後に愛川ゆず季が登場し、リング中央でゆずポンキックを披露。選手を代表して愛川が「高松の皆さん、こんにちは。私はいよいよ引退まであと9試合になりました。残り少ないですけど、最後にこの四国で闘えてすごく嬉しいです。感謝しています。今日も明るく激しく闘いたいと思います。グラレスラーは強いのだー!」と挨拶。

シングルマッチ 15分1本勝負
脇澤美穂
8分36秒
バックスライド・フロム・ベノム

吉乃すみれ●

 握手を交わしてから試合開始のゴングが鳴ると、両者自分への声援を観客に要求。力比べを要求した脇澤の腕を取って捻り上げた吉乃だが、切り返していった脇澤は腕に噛みついていく。
 吉乃も脇澤の二の腕に噛みつくと、ストンピング攻撃。だが、脇澤はコーナーに吉乃の顔面を叩き付けると、「クソおばちゃんが!」と叫びながらベノムアームからのショルダーネックブリーカー。

 さらに「おばちゃんが、このぉ!」と叫びながらキャメルクラッチに捕らえ、さらに髪の毛を引っ張ったり鼻フックをしたりとやりたい放題。だが、股下からくぐり抜けた吉乃もキャメルクラッチをやり返す。さらに髪の毛を引っ張り、鼻フックも見舞っていった吉乃だが、脇澤は唾攻撃。
 そこから吉乃の腰にドロップキックを連打した脇澤は、逆片エビ固めに捕らえる。何とかロープに逃れた吉乃だが、中央に引きずり戻した脇澤は改めて逆片エビ固めに捕らえていく。

 何とかロープに逃れた吉乃は、エルボーで反撃。さらに往復ビンタを連発してからブレーンバスターを狙うが、脇澤はボディスラムで切り返そうとする。だが、吉乃は脇澤の背後にしがみつくとオンブ状態からスリーパー。
 背後のコーナーに叩き付けて脱出した脇澤だが、再び背中に飛び付いた吉乃はスリーパー。前に吉乃を落として脱出した脇澤はドロップキックからジャーマンの体勢に。

 サムソンクラッチで切り返した吉乃は、続けて回転エビ固め。さらに立ち上がってからロープに飛び、ハーフダウンの脇澤にテーズドロップ。ラ・マヒストラルの体勢から腕十字を狙った吉乃だが、これを決めさせなかった脇澤はクローホールドSTOでなぎ倒すと、コーナー最上段からダイビング・ボディプレス。
 何とかカウント2で返した吉乃は、脇澤のお株を奪う唾攻撃から首固め。さらに逆さ押さえ込みを狙ったが、脇澤は唾攻撃を返すと、バックスライド・フロム・ベノムを決めて3カウント。









シングルマッチ 15分1本勝負
●岩谷麻優
5分12秒
ハリケーンドライバー→片エビ固め

ヘイリー・ヘイトレッド

 ヘイリーはバーブ佐々木レフェリーになかなかボディチェックをさせない。岩谷はゴングと同時にドロップキックを連発するとエルボーで向かっていくが、ロープに飛んだ岩谷をビッグブーツ一発で吹っ飛ばしたヘイリーは、コーナーに岩谷の顔面を叩き付けてから踏みつける。
 重たい逆水平チョップから串刺し式ヒップアタックを見舞ったヘイリーは、ワンハンドボディスラムで叩き付ける。さらにニーリフトからハンマーを放っていくが、その腕を掴んだ岩谷はタケコプターで投げていく。

 ロープにもたれ掛かったヘイリーにドロップキックを突き刺した岩谷は、エプロンからスリングショット式フットスタンプ。だが、続くクロスボディをキャッチしたヘイリーは「バイバイ」と投げ捨てブロックバスター。さらにハーフダウンの岩谷に逆水平チョップとサッカーボールキックを叩き込むと、岩谷をロープに飛ばす。
 コルバタで逆に投げた岩谷は、飛び付いての回転エビ固めで丸め込み。カウント2で返されると、スリングブレイドからミサイルキックを発射。さらにダイビング・ウラカンホイップで投げ飛ばす。

 そしてフルネルソンの体勢に捕らえるが、ヘイリーが身体の向きを変えると、ノーザンライト・スープレックスにスイッチ。だが、続くウラカン・ラナの回転をストップさせたヘイリーは、そのまま岩谷を持ち上げてターンバックル・パワーボムで叩き付ける。
 続けてファイアーマンキャリーで担ぎ上げたヘイリーは、岩谷の頭部をコーナーに叩き付けてからハリケーンドライバーで3カウント。









▼タッグマッチ 20分1本勝負
宝城カイリ
翔月なつみ
11分2秒
トラースキック→片エビ固め 
須佐えり
横尾由衣●

 『未来のスターダム』の乗って踊りながら入場した宝翔天女(仮)。宝城vs横尾で始まるかと思いきや須佐も入ってきてヤング・ナナエ軍団は須佐のドロップキックから2人がかりで踏みつけて「ナナエ軍団!」と雄叫びをあげる。
 しかし横尾が串刺しドロップキックを出せば、すぐに宝城の串刺しドロップキックをお返し。横尾が逆水平チョップを打てば、宝城はダブルチョップで対抗。

 串刺し攻撃を狙った横尾をドロップキックで迎撃した宝城は、翔月にタッチ。リストロックからロープに横尾の左腕を巻き付けて踏みつけた翔月は、背後からドロップキック。そしてオモプラッタから変形クロスフェースに捕らえるが、横尾はロープに脱出。
 宝城がなおも横尾の左腕にスレッジハンマーを落とすと、宝翔天女(仮)は連係攻撃から合体のニードロップ。そこから宝城が極楽固めに捕らえると、翔月がランニングローを叩き込む。

 横尾も宝城をスリーパーに捕らえると、自軍のコーナーまで引きずってきて須佐にタッチ。ストンピングを連打した須佐は、ハーフダウンの宝城にドロップキック。そして馬乗りになってパッション張り手を連打。翔月が「うるさいんだよ!」とカットすると、宝翔天女(仮)はダブル攻撃。
 だが、合体ブレーンバスターをDDTで切り返した須佐は、宝城の飛び付き式DDT。さらにロシアンフックを放っていくが、かわした宝城はスピアー。さらに前方回転ネックブリーカーを連発すると、ロープで勢いをたっぷりつけてからのエルボードロップ。

 翔月はモンキーフリップで投げてからシーソーホイップ2連発。そのまま逆片エビ固めに捕らえると、鎌固めにスイッチ。そこに宝城が入ってきて須佐の腰にエルボーを投下してから、翔月を肩車し、そこからダブルニードロップを投下。
 翔月の串刺し攻撃をかわし、ハーフハッチで投げた須佐は逆上がり式飛び付きDDT。ここで横尾がタッチを要求。須佐がタッチに応じると、横尾は河津落としから脳天へのエルボー。そしてマンゴークラッシュで叩き付けるがカウントは2。

 翔月は蹴りと突きで反撃するが、蹴り足をキャッチした横尾はドラゴンスクリューで投げるとファイナルカット。だが、宝城が入ってきて横尾を捕まえていくと、宝翔天女(仮)はダブルのドロップキックを狙うが、エプロンから須佐が横尾をキャッチして阻止。逆にヤング・ナナエ軍団がダブルのドロップキックを決めると、須佐が翔月にロシアンフック。
 さらに横尾がマンゴークラッシュを決めるが、これもカウントは2。翔月は月詠で丸め込むがこれは須佐がカット。10分が経過し、続く須佐のロシアンフックをかわして横尾に誤爆させると、宝城がスピアー。

 そこから宝翔天女(仮)は同じコーナーに登って宝城のダイビング・エルボードロップ→翔月のダイビング・ダブルニードロップを連続投下。そして翔月が狙い澄ましたトラースキックを叩き込んで横尾から3カウントを奪った。









 休憩明け、風香GMがリングに上がると、この日の夜に同所で大会を行う大日本プロレスのアブドーラ・小林が蛍光灯を手にリング上へ。「掛け合いをしてほしいって言われたんですが、どうしましょう」と風香が尋ねると、アブ小は「血の掛け合いですか?」とオトボケ発言。
 改めて大日本の大会を告知したアブ小は「僕、決め台詞があるんですけど、女子プロのリングでやるの初めてなんですよ、スターダム、大日本プロレスファンの皆さん、愛してま〜す!」と雄叫びをあげた。

▼タッグマッチ 20分1本勝負

高橋奈苗
●ケリー・スケーター

14分34秒
チョーク・ボム→体固め

木村響子
ザ・フィーメル・プレデター“アマゾン”

 奈苗と木村の先発で試合開始。バックに回った木村はグラウンドに引き込む。サイドに回った木村に対し、奈苗も首を取っていくが、木村も切り返してみせ、一旦離れる両者。ここでケリーとアマゾンがリングイン。ヘッドロックに捕らえたケリーを持ち上げたアマゾンは、フルネルソンに捕らえる。
 そこからヘッドロックに捕らえたアマゾンだが、ケリーはアマゾンをコーナーに追い込むと、エルボーを連打。さらに奈苗が入ってきて連係攻撃を繰り出す。

 ケリーがキャメルクラッチに捕らえると、木村が入ってきて蹴りでカット。さらに木村は奈苗を場外に連れ出すと客席に叩き付ける。アマゾンもケリーを場外に連れ出して叩き付けるが、怒った奈苗が木村を客席に叩き付けると、木村は会場の壁に奈苗を叩き付ける。
 「やり返すぞ!」と叫んでリングに戻っていった奈苗だが、その間ケリーはロープに張り付けられ、木村とアマゾンが2人がかりで踏みつける。さらに木村はコーナーで馬乗りナックルを連打。

 スリーパーに捕らえていった木村は胴絞め式に移行。辛くもロープに逃れたケリーは、エルボーで反撃。雄叫びをあげながら受け止めてみせた木村は、エルボー一発でケリーを吹っ飛ばすが、背後を取ったケリーは後方回転エビ固め。
 カウント2で返した木村は控えの奈苗を蹴落とすと、ケリーにバックドロップを狙う。だが、背後に着地したケリーはロープに飛び乗るとバックエルボーを返して奈苗にタッチ。木村をショルダータックルで吹っ飛ばした奈苗は、エルボードロップを投下。

 そして足4の字固めに捕らえていくと、アマゾンがジャンピング・ボディプレスでカットに入る。これをかわしてみせた奈苗は、なおも木村への足4の字を絞りあげる。そこからカナディアンバックブリーカーで担ぎ上げ、ヒザの上に叩き付けた奈苗はシャイニング膝アッパー。一気に冷蔵庫爆弾を投下したが、これをかわして自爆させた木村。
 エルボー合戦から張り手を見舞った木村はロープに飛ぶが、奈苗はカウンターのラリアット。だが、木村もロープに飛んだ奈苗に追走式ビッグブーツ。なおも突進する奈苗だが、木村はカウンターのビッグブーツを叩き込む。

 10分が経過し、アマゾンが奈苗の背中にハンマーを振り下ろすが、奈苗もエルボーで反撃してからロープへ。だが、体当たりで奈苗を吹っ飛ばしたアマゾンはジャンピング・ボディプレス。だが、立ち上がった奈苗は捻りを加えたバックドロップで投げると、ロープにアマゾンを張り付けてのラリアット。
 ケリーが入ってきて2人がかりでチョップを打っていくが、ダブルのクローズラインをかわしたアマゾンは、ダブルラリアットで2人まとめて吹っ飛ばす。だが、ケリーも逆上がり式リバースDDTで叩き付ける。

 背後から奈苗が延髄斬りを叩き込むと、ケリーはカサドーラで飛び付くが、アマゾンはフェースバスターで切り返す。そこに木村が入ってきて奈苗をホイップしてケリーに叩き付けるが、奈苗とケリーもモンスター軍同士の同士討ちを誘い込む。さらにアマゾンに冷蔵庫爆弾を投下した奈苗は、その上にケリーブレーンバスターで叩き付けてる。
 だが、場外の木村が奈苗の足をすくっていくと、その間にアマゾンがケリーにサイドバスター。さらにモンスター軍はトレイン攻撃を決めると、アマゾンがケリーをネックハンギングで持ち上げてからのチョーク・ボムで叩き付けて3カウントを奪った。













 試合後も、奈苗と木村がやり合い、セコンド陣が止めに入ると、マイクを持った木村が「オイ、カメラ構える前に拍手ぐらいするのが礼儀じゃねぇのか? オイ、うどんのオイシイ香川県の皆さん、そうですか高橋奈苗の無様な姿。長期政権? ふざけるな、次の後楽園でお前のベルトはモンスター軍のものになる。川葛のベルトもモンスター軍のものになる。意味の分からない奴はスターダムのホームページでも見てくれ。飛行機でひとっ飛びすれば3月17日の後楽園ホールに来られるんだから絶対に観に来いよ。どんな気分だ? はるばる四国まで恥をかきに来た気分は?」と言うと、奈苗が殴りかかる。

 そこに脇澤や須佐らナナエ軍団の面々も入ってきて木村を袋叩きにしていると、ヘイリーが入ってきて木村を救出! 木村が「マイベストパートナー」と言うと、ヘイリーも木村と握手。仲違いしていたアマゾンも加わり、モンスター軍は改めて一枚岩となったことをアピールした。
 モンスター軍が去ったあと、マイクを持った奈苗は「ありがとうございました。悔しいな。17日、東京の話で申し訳ないけどモンスター祭りなんかにはさせません! 木村に言われたからではなく、私たちの応援のために東京まで来てください!」と言い放った。

★試合後コメント

木村響子&ザ・フィーメル・プレデター“アマゾン”withヘイリー・ヘイトレッド
ーー前回新木場大会で小競り合いのあったヘイリー選手とアマゾン選手でしたが、今回木村選手のピンチをヘイリー選手が救出する形で和解が成立しましたが。
木村「まぁでも小競り合いっていうか、レスラーって元々そういうワガママな人の集まりだと思っているんで。逆に本当にこれだけ個性豊かなメンバーが揉めないわけがなくて。だから想定内で。ヘイリーのこともまぁ信じて今までやってきたっていうのがあって、別に……信じてるって言ったらおかしいですけど、まぁ彼女がモンスター軍をやりたいっていう、ちょうどいい意思確認になったというか。何でしたっけ? 雨降って地固まるみたいな? いいキッカケになったと思います」
ーーでは、今回の件でより一層結束力が高まったという感じですか?
木村「でも別にうちらは仲良しこよしでいる必要はないから。別にここ(=ヘイリーとアマゾン)が仲悪かろうが何だろうが、まぁいいんですよ。仲良しこよしでいく必要もないんで。みんなが思い思いに自由にやっていい組合なんで。それでも自由にやりたい人たちが集まっているんで、みんな思い思いにやったらいいんじゃないですかね」
ーーヘイリー選手は、今回木村選手のピンチを助ける形になりましたが?
ヘイリー「うん……重要なはタッグタイトルマッチ。モンスター軍がすべてのベルトをいただくためよ」
木村「タッグのベルトを獲る気満々だって言ってますよ」
ーーこれで問題なく、3・17後楽園大会はモンスター祭りになりそうですか?
木村「うん。もちろん、最初からモンスター祭りは決まっているから! モンスター祭り決定!」
ヘイリー&アマゾン「モンスターフェスタ!」

 

▼ゆずポン最後の四国凱旋 6人タッグマッチ 30分1本勝負

愛川ゆず季
紫雷イオ
ダーク・エンジェル

18分2秒
ムーンサルトプレス→片エビ固め 
夏樹☆たいよう
世IV虎
安川惡斗●

 観戦に来た家族の応援を受けて入場してきた愛川。握手を求めた愛川組だが、無視した川葛。すると惡斗が「愛川、出て来いよ」と愛川を指名。だが、エンジェルが出て来ると、夏樹が割って入り、惡斗を下げて先発を買って出る。
 腕の取り合いからエンジェルが巻き投げで投げ飛ばすと、夏樹はロープに飛ぶ。アームドラッグからドロプキックを叩き込んだ夏樹だが、エンジェルも夏樹の腕を取ってコーナーに駆け上げると、そこからアームドラッグ。

 タッチを受けた愛川はアームドラッグで夏樹を投げると、ガンガン蹴っていく。さらに夏樹をコーナー下に追いやり、串刺し攻撃を狙うが、世IV虎が入ってきてカット。だが、愛川が夏樹のいるコーナーに世IV虎をホイップすると、そこに惡斗が入って来る。だが、イオとエンジェルが連続で串刺し攻撃を川葛に決めると、愛川組の3人は夏樹に同時ゆずポンキックを落としてセクシーポーズ。
 だが、世IV虎が入ってきてオリジナル川葛でイオにトレイン攻撃を決めると、イオをロープに張り付け、惡斗を含めた3人で踏みつけながらポーズ。イオをヘアホイップで投げた世IV虎は、そこから顔面ウォッシュをお見舞い。

 続いて惡斗がイオの顔面をロープに擦りつけてからターンバックルに叩き付ける。川葛は3人がかりでイオの顔面を踏みつけると、夏樹が腕固めに捕らえる。さらに夏樹はイオにヒザを押し当てていくと、腕にはニードロップを落とす。防戦一方となったイオだが、ロープに飛んだ夏樹にカウンターのドロップキックを叩き込んでエンジェルにタッチ。
 世IV虎と惡斗が入ってきてトレイン攻撃を狙ったが、エンジェルは2人まとめてヘッドシザースで投げていくと、続けて川葛の3人を投げ飛ばしてから夏樹に羽根折り固め。夏樹も張り手からのニーリフトを返すと、ロープを掴んでの幻惑殺法からバックエルボー。

 タッチを受けた世IV虎がショルダータックルでエンジェルをなぎ倒すが、エンジェルもロープに飛び乗り、振り向き様のミサイルキック。さらにコーナーからダイビング・クロスボディ。タッチを受けた愛川はミドルキックを連打するが、世IV虎は腕でブロックするとチョーク攻撃。だが、追走式ミドルキックを叩き込んだ愛川はエルボー合戦へ。
 さらにローキックを連打した愛川は、パイパイアタックを狙うが、世IV虎は体当たりで迎撃するとセクシーポーズで踏みつけフォール。

 10分が経過し、世IV虎が世IVコブラに捕らえると、イオとエンジェルがカットに入り、川葛の3人を同じコーナーに叩き付ける。そこに愛川がダッシュし、イオとエンジェルのアシストを受けて、合体式のパイパイアタック。
 「飛ぶぞー!」とコーナーに登った愛川だが、世IV虎が肩口に担ぎ上げて前方に投げ捨ててから上からヨシコ。これを愛川がかわすと、エンジェルが世IV虎を場外に追いやってトペを発射。そこに夏樹が三角跳びプランチャを放つと、イオがケブラーダ。惡斗もエプロンからトペ・コンヒーロを発射すると、愛川もコーナーに登ってプロレスラー生活初となるプランチャを投下!

 リングに戻った愛川あは世IV虎をに突きと蹴りを連打。そこからフィッシャーマンズ・スープレックスで投げるがカウントは2。ならばとYKブルー(後ろ回し蹴り)を叩き込むが、これもカウントは2。ショートレンジラリアットを返して世IV虎は一気にネックハンギングボム。
 そして惡斗にタッチすると、惡斗は愛川にコンプリート・ショット。そこからサンセットフリップ2連発を落とした惡斗は、コーナー二段目から惡トーンを投下したがカウントは2。ACTスペシャルを狙った惡斗だが、そこにオリジナル川葛がサンドイッチ攻撃で加勢。

 さらに川葛は3人がかりで合体式世IVドンを決めると、惡斗が愛川のYKレッド(カカト落とし)をキャッチ。だが、強引に振り解いた愛川は、惡斗の背中にカカトを連続で落としてからシャイニングゆザードを発射。
 15分が経過し、イオがスワンダイブ式ミサイルキックからコーナーに登っていくが、夏樹が追いかけていって雪崩式アームドラッグ。さらに世IV虎のセントーンから惡斗がトップコーナーから惡トーンを投下。カウント2で返されると、対角線上のコーナーに叩き付けてかたのACTスペシャルで叩き付けるが、エンジェルがカットに入る。

 エンジェルがロープに惡斗の足をかけて水平に固定すると、イオがミサイルキックを惡斗の脇腹目がけて発射。さらにアッパー掌底からバズソーキックを叩き込んだイオは、新幹線アタックからムーンサルトプレスを狙うが、夏樹がパワーボムの体勢に捕らえ、すかさず惡斗がコーナーへ。
 だが、イオがウラカン・ラナで夏樹を丸め込むと、コーナー上の惡斗を愛川が蹴落としてからYKイエロー(ハイキック)を叩き込む。そこにイオがダメ押しのムーンサルトプレスを投下して3カウント。













▼エンディング

 勝利を飾ったイオがマイクを持ち、「本日はこんなにたくさんのご来場、ありがとうございます! ゆずポンのラスト四国凱旋ということで、こんなにお客さんがたくさん集まったということは、それだけゆずポンが惜しまれている存在なんだなと実感しております。ゆずポンのグラレスラーとしての最後の凱旋を白星で飾れてホッとしている次第でございます。ゆずポンのグラレスラーとしての人生は残り9試合で終わってしまうんですけども、スターダムの未来は残されているというか、私たちが担っていると思っていますので、ゆずポンが引退してもどんどん繋げていって、どんどん大きくしていって、また両国大会も成功させて、またこの四国に戻ってこられるよう、選手一同一丸となって頑張っていきます。余裕があれば両国にも、そしてスターダムがまた四国に戻ってきたときにはまた観に来ていただけよう頑張っていきます!」と挨拶。

 そしてイオからマイクを渡された愛川が「四国・高松の皆さん、飛べましたー! これで見事勝って地元凱旋を締めくくれたので、本当に嬉しいし感謝の気持ちでいっぱいです。残りグラレスラー生活、8試合となってしまいましたが、1試合1試合心に残る、そしていつもの全力ゆずポンでグラレスラー魂を見せて、引退を惜しまれる選手に最後までなっていたいなという気持ちでいっぱいです。プロレスを始めて約2年半ですか。地元凱旋もさせてもらって、こうやって地元の方に応援してもらえて……(※涙ぐむ)ありがとうございます。やっぱり寂しい気持ちも多いんですけど、こうやって地元、この四国からも応援してもらえているってことを胸に両国大会でグラレスラー生活をケガなく終えたいなと思います。本当に支えられたので、こうやって直接ありがとうって言えてよかったです。ありがとうございました。それでは今日は私が締めさせてもらいたいなと思います」と言って選手たちをリングに上げると、最後は「四国の皆さん、ありがとうございました! 今を信じて、明日に輝け! We are STARDOM!」で締めくくった。

★試合後コメント

愛川ゆず季&紫雷イオ&ダーク・エンジェル
ーー愛川選手、四国凱旋ラストマッチを終えましたが。
愛川「そうですね、まず四国で温かく迎えてもらえて、試合でも勝って締めくくれたので、本当に嬉しい気持ちと感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました」
ーーそれをサポートした形のイオ選手とエンジェル選手でしたが、いかがでしたか?
イオ「やっぱり負けてしまうと、せっかくのゆずポンのラスト凱旋なので、絶対にシラけてしまうなと思って(苦笑)。負けることだけはダメだと思って、かなり緊張しながら挑んだんですけど、ちゃんと勝てたのですごく嬉しく思いますし、ゆずポンの笑顔が見られて、私もすごく幸せな気分になれました」
エンジェル「今日はゆずポンにとって最後の地元凱旋マッチと聞いていたので、勝てて本当によかったわ。ゆずポンとタッグを組めたこと、それもイオと一緒にタッグを組めたことが私も嬉しかったわ」
ーー愛川選手ははじめてプランチャにも挑戦しましたが、飛んでみた感想は?
愛川「やっぱり今回、こうやって紫雷イオ選手、そしてダーク・エンジェルさんと組ませてもらった限りは何か挑戦してみたいなって気持ちに……プロレスを始めて初めて(飛んでみたい気持ちに)なったので、実際飛べてよかったなと思います」
イオ「ウフフ」
愛川「緊張しましたぁ(笑)。みんなすごいですね、こんなことやって」
イオ「顔が緊張していたんで。下から見ていてすごく思いました(笑)」
ーー声援も大きかったと思いますが、改めて最後の地元凱旋はいかがでしたか?
愛川「こうやって引退が決まって、地元の方々の顔を見て『ありがとう』って言えたので、こういう機会を与えてもらってすごく嬉しいし、支えてもらったというのがすごく大きいので。地元大好きだから、もう嬉しい気持ちでいっぱいです」

 
 夏樹と米山のハイスピード戦は時間切れ!モンスター軍に亀裂が…

スターダムSeason11
grows up stars2013 開幕戦
3月3日(日)新木場1stRING 12:00PM
観衆380人(超満員札止め)

▼オープニング

 Kちゃんパンダとのオープニングダンスのあと、風香GMが「皆さん、こんにちは。今日もたくさんのご来場ありがとうございます。今日から新シリーズが始まって、これが終わったらすぐに両国大会なので失敗が許されません。選手もどんどん増えてきて、スターダムはこれからも独走していきたいと思います」と挨拶。

タッグマッチ 15分1本勝負
紫雷イオ
岩谷麻優
8分6秒
マヒカ・デ・イオ

ケリー・スケーター
横尾由衣●

 この日から選手たちは3月13日発売のオフィシャルテーマ曲CDに収録されている新テーマ曲で入場。相手チームと陽気に拳を合わせるケリー。まずは岩谷と横尾がロックアップ。ロープに押し込んだ横尾は離れ際にエルボーを連打。
 しかし串刺し攻撃をかわした岩谷はドロップキックを見舞ってイオにタッチ。サンダーロックはダブルのフライング・クロスチョップからサンドイッチ・ドロップキック。さらに岩谷がキャメルクラッチに捕らえたところに、ロープでたっぷりで反動をつけたイオが側頭部にドロップキック。

 横尾もイオをボディスラムで叩き付けると、キャメルクラッチをお返し。そこにケリーがドロップキックを叩き込む。ケリーはギロチンドロップからエルボーを叩き込むが、イオもカウンターのドロップキックを返してタッチ。岩谷はドロップキックの連発からタケコプター。
 さらにロープにもたれかかるケリーにドロップキックを突き刺した岩谷は、コーナーに登っていくが、立ち上がって肩口に担ぎ上げたケリーはそのままマットに岩谷を投げつける。

 槍投げのような体勢でケリーが岩谷をコーナーに投げつけると、横庫が逆水平チョップを連打。さらに串刺しジャンピングエルボーを叩き込むが、岩谷は足をすくって倒すとサイクリングヤッホー。すぐにケリーがカットに入るが、サンダーロックは合体攻撃を狙う。
 だが、横尾は2人の足を抱え込むとまとめてドラゴンスクリューで投げてから、マンゴークラッシュを連発。さらにスピニング・トーホールドからの足4の字固めへ。何とかロープに逃れた岩谷はカウンターの水車落としで投げてイオにタッチ。

 619からスワンダイブ式ミサイルキックを発射したイオだが、カウント2でケリーがカット。そこに岩谷も入って来るが、ケリーが捕まえてホイップ。しかしイオがかわすと、逆にサンダーロックがケリーと横尾をホイップして叩き付ける。
 そこから新幹線アタックを発射したイオは、アッパー掌底からムーンサルトプレス。そのままマヒカ・デ・イオへつないで3カウントを奪った。













★試合後コメント

紫雷イオ&岩谷麻優
ーーさすがにこの辺のタッグには負けないですね
イオ「そうですね。やっぱりしばらくずっとサンダーロックとして組んでいるというのもあるので、連係もいい感じですし。まぁ横尾はデビューして間もないっていうこともあるので、地力でも負けないって感じで。今日はいい感じに勝てたんじゃないかなと思いますね」
岩谷「久しぶりに……まぁ麻優がフォール取ったわけじゃないですけど、久しぶりに勝こtpが出来たので本当によかった! で、今回ハタチになって初めて試合なので、幸先のいい」
イオ「よぉ! シーズン開幕戦だし、ハタチ一発目だしね。シーズン開幕の第1試合! めちゃくちゃいい波に乗れるんじゃないかなと」
岩谷「はい。自分たちはスピード、早い動きでやっているんですけど、足を攻められまして。それがキツくて、なかなか。足を殺されるとスピードが」
イオ「そうだね。そこは厳しいけど、まぁ勝てたからね」
岩谷「はい! よかった。久しぶりにサンダーロックのポーズしますか?」
イオ「あったっけ?(苦笑)」
岩谷「We are サンダーロック!」
イオ「初めてやった(笑)」

 

ケリー・スケーター&横尾由衣
横尾「そうですね。私、今年の1月のデビュー2戦目に岩谷麻優と3WAYで闘って、がんめんにエグいミサイルキック受けて、その屈辱を晴らそうと思ったんですけど。まぁ本人からフォール取られたわけじゃないし、エグいのもなかったんですけど、逆に私が得意のスピニング・トーホールドからの4の字かけられたんで、そこはよかったんですけど。あとは技術の問題ですね。体力は負けてはないと思うんで」
ケリー「由衣には将来があるわ。いつの日はスターダムで夢を掴むために、ハードなトレーニングを今後も積んでいってほしい。ガンバレマスネ?」
横尾「はい、頑張ります!」

 
タッグマッチ 20分1本勝負
松本浩代
●吉乃すみれ
9分21秒
ACTスペシャル→片エビ固め 

世IV虎
安川惡斗

 世IV虎が「松本、出てこいよ」と指名するが、吉乃が「私、行きます!」と名乗りを挙げて、世IV虎を睨み付ける。デビュー戦の相手である世IV虎に対し、果敢に向かって行く吉乃だが、ヘッドロックからグラウンドに持ち込んだ世IV虎はハンマーを振り下ろすと、ロープに張り付けて惡斗と両側から踏みつける。
 「何がアイドルレスラーじゃ、ボケ!」と叫びながらボディスラムで叩き付けた惡斗は、フットスタンプを投下して世IV虎にタッチ。世IV虎もボディスラムで叩き付けてから控えの松本に見せつけるように「回すぞー!」と叫んでからジャイアントスイング10回転。

 自分も目を回してフラフラの世IV虎だが、世IV虎もボディスラムで叩き付ける。しかし吉乃もコルバタを返して松本に手を伸ばす。だが、世IV虎がタッチを許さず吉乃をヘアホイップで投げ飛ばしてから顔面ウォッシュ。タッチを受けた惡斗だが、吉乃が対角線にホイップすると松本がコーナースプラッシュ。続いて吉乃がロンダート式カンガルーキック。
 ここでようやくタッチが成立し松本がリングイン。世IV虎とショルダータックルで互角にぶつかりあった松本は、そこから世IV虎をタックルでなぎ倒し、串刺し攻撃を狙う。惡斗が前に立ちはだかった盾になるが、松本は惡斗ごと世IV虎にコーナースプラッシュ。

 続いて吉乃が世IV虎にドロップキックを連発してから、丸め込みながら腕十字に捕らえる。しかし世IV虎はそのまま持ち上げるとバスターで叩き付けて脱出。吉乃は松本との合体攻撃を狙うが、ショルダータックルで2人まとめて吹っ飛ばした世IV虎は、吉乃にヒップトスを投下。
 続いて惡斗がドロップキックからロープに飛ぶが、エプロンから松本が羽交い締め。だが、世IV虎が吉乃の足をすくって倒し合体攻撃を阻止。惡斗をなぎ倒した松本がリングインし、吉乃をオンブして惡斗にダブルニーを投下。

 だが、惡斗も吉乃にエルボー合戦を仕掛けていく。打ち勝った惡斗は惡斗様固め。そのままストレッチマフラーに捕らえるが、松本が背後から押し倒すと、吉乃は0742で丸め込む。カウント2で惡斗が返すと松本が体当たり。そこを吉乃が丸め込むがカウントは2。
 今度は世IV虎が飛び込んできた吉乃にカウンターのネックハンギングボム。さらに惡斗がサンセットフリップを落としてから吉乃を担ぎ上げ、対角線のコーナーに叩き付けてからACTスペシャルで叩き付けて3カウントを奪った。













★試合後コメント

世IV虎&安川惡斗
世IV虎「いや〜、何だろうね。吉乃はまだまだだし、吉乃に足りないところを松本が補おうとしたかもしれないけど、それでもうちらとの力は差がありすぎてね」
惡斗「呆気なかったですね」
世IV虎「呆気なかったね。やりたらねぇよ!」
惡斗「何が大食いアイドルレスラーだ。意味が分からない、全体的に。アイドルレスラーってトシでもねぇだろうし。なんだろう……本当にやる気あんのってすごい思った。スゲームカつく試合だった、あれは。何か全然もの足りないっす!」
世IV虎「足らないね。もうね、もっと松本とバチバチやり合いたかったんだけど、初っ端から吉乃が来て。もう自分のペースを崩されたのがマジ、ムカついて。まぁ最初から殺ってやったんですけど。まぁね、松本、もう自分の相手じゃないから。もう自分を女子プロレスを、スターダムを背負っていく人なんで、もうあんな奴に使っている時間はないです」

 

松本浩代&吉乃すみれ
吉乃「デビュー戦で世IV虎さんに当たったので、今日はリベンジをしたいなと思ったんですけど、なかなかやっぱり世IV虎さんとの実力の差が出てしまって。松本さんは私が女子プロレスを見始めた時に、一番最初に名前を覚えさせてもらった選手で、松本さんが出て来るだけで会場が沸くからすごいなって思っていて。そんな選手と2戦目でいきなりタッグを組ませていただいたので、どうにか足を引っ張らないようにいいところを見せようと思ったんですけど、助けてもらってばっかりで私が全然力になれなくて、力不足を感じました」
ーー松本選手、いかがですか?(吉乃とは)初タッグでしたが。
松本「吉乃が組む初めてのパートナーってことで、たぶん本人にとっても重要な一戦だったと思うんですが、まだまだデビューしたばっかりで技術が足らないのは当然。だけど私は吉乃からプロレスラーの気持ちをすごく感じます。まだ技術が追いつかないのは当然のことだから。でも心では今、すごくプロレスラーだと思います。なので、なので、こういう経験も大事にして、気持ちはあると思うのでしっかり技術をつけていけば、私は吉乃は全然上にいける選手だと思います。私自身もやっぱり新人の子と組むっていうのはすごく刺激になるし、初心の気持ちを思い出させてくれる一戦になりました。そしてまた、世IV虎も私のことを意識してるなって感じて、自分自身も(12・24後楽園)ホールでのドローっていうのは忘れられないので。まぁ次、赤いベルト(への挑戦者決定)トーナメントが決まっていますが、この2013年は赤いベルトに向かっていきたいと思っているので、しっかり世IV虎とも決着つけて赤いベルト目指していきたいなと思っています」


▼ゆずポン&夕陽最後のチーム タッグマッチ 20分1本勝負
愛川ゆず季
夕陽
11分32秒
ゆずポンキック・ブルー→片エビ固め 
宝城カイリ●
翔月なつみ

 デュエット曲『未来のスターダム』に乗って踊りながら登場した宝翔天女(仮)。Yダッシュは2人揃ってダブルハイキックからのYダッシュポーズ。夕陽vs.宝城で試合が始まると、まずは激しエルボー合戦。宝城が強烈な一撃を叩き込むと、夕陽も表情を一変させてミドルキックを叩き込む。
 タッチを受けた愛川は蹴りから首4の字固めへ。すると夕陽が足4の字固めで合体。そのまま反転して決めポーズ。だが、愛川が技を解くと、翔月がエプロンから愛川に蹴り。

 すると宝翔天女(仮)は合体式ニードロップ。さらに翔月が変形クロスフェースに捕らえたところに宝城がチョップを連打しながら、自分の胸を比較しながら愛川の胸を集中攻撃。なおも愛川にダブルチョップを乱打した宝城。思わず「もう痛い!」と漏らした愛川だが、続いて翔月がミドルキックの連打からドロップキック、ダブルニードロップ。
 さらにうずくまる愛川の脇腹を蹴り上げた翔月は、エルボーを連打していくが、体勢を入れ替えた愛川もエルボーを返す。だが、翔月はそこを卍固めに捕らえて愛川の動きを止める。

 何とかロープに逃れた愛川は、合体攻撃を狙った宝翔天女(仮)に対して蹴りから2人まとめてゆずポンスタナーで叩き付けて夕陽にタッチ。宝城のダブルチョップをかわして翔月に五惡させた夕陽はカニ挟みで2人まとめて倒すと、そこにライオンサルトを投下。
 さらに翔月に串刺しジャンピングニーからサッカーボールキック。さらに翔月の蹴りを側転でかわした夕陽だが、翔月もドロップキックを返す。だが、夕陽はカポエイラキックから野良犬ハイキックを叩き込んで愛川にタッチ。

 宝城は愛川の蹴りをかいくぐってスピアーを叩き込むと、前方回転ネックブリーカー。しかし2発目のスピアーを受け止めた愛川はフィッシャーマンズ・スープレックス。しかしゆずポンスタナーを防御した宝城はドロップキックからスライディングD。これをヒジへの蹴りで迎撃した愛川は、宝城の背中にYKレッド(カカト落とし)を連発。
 翔月がカットに入り、宝城をホイップして串刺し式スピアーをお見舞いすると、宝城がそこからスライディングD。しかし夕陽が入ってきて翔月を蹴りと掌底のコンビネーションで蹴散らす。だが、宝城は愛川の蹴りをかわして極楽固めへ。そこに翔月がランニングキックを叩き込むと、宝翔天女(仮)は2人がかりで愛川を攻め込んでから、ランニングキックとスライディングDのサンドイッチ攻撃。

 そこから同じコーナーに登った宝翔天女(仮)はダイビング・ニードロップ→ダイビング・エルボードロップを時間差投下。10分が経過し、必死にカバーする宝城だが愛川はカウント2で返す。ならばと4173で丸め込むがカウントは2。すると翔月をジャーマンで投げた夕陽が愛川を踏み台にして宝城にハイキック。
 さらに愛川の水面蹴りと野良犬ハイキックの合体攻撃を決めると、愛川がYKイエロー(ハイキック)からのYKブルー(後ろ回し蹴り)を叩き込んで3カウント。













 試合後、マイクを持った愛川は「最後のYダッシュ、夕陽ちゃんと一緒にタッグを組んで勝って締めることが出来ました。ありがとうございました。夕陽選手、タッグリーグからタッグを組ませてもらってベルトは獲れなかったんですけど、私的にはいいタッグチームだったと思います。どうですか?(※観客から拍手が起こる)夕陽選手とは夕陽選手のデビュー戦(の相手)を務めさせてもらって、すごい選手になっていると思うので、これからもプロレス、そして女子プロレスを引っ張っていってほしいと思います。そして、なっちゃん&ほーちゃん。2人とも白いベルトを巡って闘ったんですけど、会社にプッシュしてもらって。私もそうだったんですけど、もっともっと頑張ってもらいたいなっていう気持ちでいっぱいです。今日はありがとうございました」と後輩たちにエール。

 それを聞いた夕陽は「愛川さんからは本当にプロレスラーとして、本当にいろいろなことを学びました。今日もそうなんですけど、試合を引っ張っていってくれて心強かったし。まぁ欲を言えばシングルで闘いたいなという気持ちはあるんですけど、それはどうだか分からないので、どちらにしてももっともっと強いレスラーになって恩返しがしたいです。ありとうございました」と返答。
 すると宝城が「ゆず季さん、自分は見ての通り空回りばっかりで、いつも。全力ではやっているんですけど、なかなか結果に結び付かない部分が多くて、すごく自分の中でも悩んで生きてきているんですけど、でもゆず季さんとこれまでやってきて、ゆず季さんおいいところとか学ばせてもらっているので、まだまだ未熟ですけどもっともっと強い選手になれるように努力します。本当にありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。

★試合後コメント

愛川ゆず季&夕陽
愛川「まずは勝ってYダッシュを締めくくれたことが本当に嬉しく思うし、夕陽ちゃんとタッグを組んで私自身も勉強になりましたし、これからももっともっと夕陽選手にも頑張ってもらいたいなと思います。ありがとうございました」
夕陽「今日は最後のタッグってことで、本当に気合いを入れて来たんですけど、やっぱり空回りしてしまってあまりいいところが出せなかったかなと思ったんですけど。やっぱり最初と同じように最後も愛川さんがあそこは引っ張っていってくれて。本当に愛川さんとずっとタッグを組んできて、自分が成長出来たかなと思うので感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました」
愛川「ありがとうございました」
ーー対戦相手に対してはかなり厳しい感じでしたが。
愛川「そうですね。私の気持ちはスターダムとして、もっともっと頑張ってほしい選手なので。はい。う〜ん、普段から試合だけじゃなくて誰にも何も言わせないぐらい頑張ってもらいたいなと思っている選手2人なので。彼女たちが頑張れば頑張るほど、もっとスターダムが盛り上がっていくんじゃないかなと思っているので、そういう気持ちで闘いました」
ーー闘ってみて今日の2人はどうでしたか?
愛川「そうですね。彼女(=宝城)自身も『空回りしてる』って言っていたんですけど(苦笑)、いつも空回りして、そして彼女のいいところはめげないところだと思うので、もっともっと怒られて(苦笑)、怒られていったらいいんじゃないかなと思います」
ーーもう3月になって、来月引退ですが、気持ちの上ではどうですか?
愛川「そうですね、やっぱり試合残り少ないので、毎試合楽しんでやろうっていうのがまず第一に自分の中で思っていて、やっぱりこうやって最後のYダッシュとか、最後のっていうのが付いてくるにつれて寂しい気持ちもあるんですけども、まぁやはりグラレスラーは強いのだっていうのを最後の最後まで見せつけたいなと思います」
ーー心が揺れて、引退したいくないという気持ちはありますか?
愛川「いや、その気持ちは……(苦笑)ないですね。もう私は一度決めたら曲げないので、その目標に向けて突っ走るだけです」

 

宝城カイリ&翔月なつみ
宝城「え〜〜〜、もう悔しいです! 序盤に私たち、ゆず季さん狙いでって話でうまいこと捕まえて連係も出したり、私たち実は“胸攻め”っていうのを考えていたんですけど。そこでうまいことダメージを与えられたのに、後半でね……う〜ん、もっともっと……狙いを定めてガムシャラにいけばチャンスは十分あったと思うんで悔しいです。本当に」
翔月「そうですね……やっぱりゆず季さんを中心に攻めていたんですけど、やっぱり夕陽ちゃんもそれを分かってなのかは分からないですけど、たぶん面白くなかったと思うんですよ。自分が相手にされてないっていうのを相手も感じていたと思うので。それでやっぱりすごいラッシュみたいな蹴りもたくさんもらいましたし、一発一発が夕陽さんも重いので、う〜ん、ちょっと……この前組みましたけど、ちょっと腹立ちましたね(苦笑)。私は大阪でも当たるので、大阪では夕陽さん狙いでいきたいなと思います。もうゆず季さんとは当たらないかもしれないですけど、今日、結構やり返した部分もあるので。本当はもうちょっとやりたいですけども……はい、まだまだ。残り少ない試合を参考にさせていただいて、私たちがやっぱり次、引っ張っていけるように、もっともっと、ゆず季さんにも言われたように頑張っていきたいなと思います」
宝城「まぁ最後のマイクでゆず季さんが私たちに言ってくれたんですけど、ちゃんとスターダムの未来になれるように……口だけじゃなくて、これからの試合で見せていきますので、これからも応援よろしくお願いします! ありがとうございました」
ーー翔月選手は愛川さんのあのマイクを聞いて、どう思いましたか?
翔月「うーん、何か勝手に終わらされた幹事がして。夕陽さんも言ってましたけど、私たちはもっとやりたいし、私も借りを返したつもりはまだないので、何かまだまだ私たちとやれるんじゃないかな、勝手に終わらせないでほしいなっていうのはあります。まだ負けっ放しなので。う〜ん、やっとちょっとずつでもやり返せるようになって、チームワークもついてきているので悔しいですね」
宝城「もう1回……」


▼KちゃんパンダSPインタビュー

 この日のゲストは安川惡斗の“姉”という安川結花さん。妹と違い清楚な結花さんを見て、まーやは「カワイイ!」と感動した様子。人前に出るのが苦手と緊張した様子の結花さんに対し、風香GMが容赦なく「何やってるの、惡斗?」とシュート発言。
 あくまでも「妹に言われて」ととぼける結花さんだが、GMは観客に向かって「本当にお姉さんだと思っている人、いるんですか?」とまたもシュート発言。「双子です」と言い張った結花さんは、宝翔天女(仮)が大会終了後に出演するお台場でのイベントを告知。

 「よかったらスターダムの皆さんを応援よろしくお願いします」と挨拶した結花さんは、Kちゃんパンダのリクエストに応えて、恥ずかしそうにリング上をウォーキング。さらにまーやからのリクエストにも応えて、なぜかアニメ声で節電を呼び掛けた。

ユニット対抗戦 30分1本勝負 6人タッグマッチ 30分1本勝負

<ナナエ軍団>
高橋奈苗
脇澤美穂
●須佐えり

12分46秒
チョーク・ボム→エビ固め 

<キムラモンスター軍☆>
木村響子
ヘイリー・ヘイトレッド
ザ・フィーメル・プレデター“アマゾン”

 キムラモンスター軍の新メンバー、アマゾンは身長182センチと、ヘイリーよりも大きい黒人選手。だが、ナナエ軍団がリングインするなり奇襲攻撃を仕掛けていき、いきなり場外乱闘で試合開始。木村は奈苗を捕まえて客席最後方で痛めつけてからリングに戻すが、奈苗も体勢を入れ替えて串刺しラリアットを返す。
 ここで脇澤と須佐が入ってきてナナエ軍団は3人一斉にドロップキックを発射。さらに3人がかりで殴りかかるが、トリプルドロップキックを自爆させた木村は、アマゾンにタッチ。ド迫力のトレイン攻撃から体当たりで須佐を吹っ飛ばしたアマゾン。

 須佐もビクトル投げからアンクルホールドを狙ったが、木村が同じ方法でアンクルホールドに切り返す。これを奈苗がカットすると、脇澤がリングインしてヘイリーにエルボーを連発。しかしノーザンライト・スープレックスで投げていったヘイリーは、ミドルキックを連打。堪らず奈苗が入ってきて脇澤をアシストすると、脇澤はミサイルキックからヘイリーをジャーマンで投げてみせる。
 ヘイリーの左ヒザを集中攻撃していった脇澤に続き、奈苗は左ヒザに冷蔵庫爆弾を投下してからアンクルホールド。

 ヒザ十字固めはロープに逃れたヘイリーだが、奈苗はエルボーの連打でロープに押し込む。しかしショートレンジラリアットで奈苗をなぎ倒したヘイリーは、ぶっこ抜きジャーマンで投げていく。ここで木村にタッチすると、木村はマウントエルボー。スイープした奈苗もエルボーを返すが、またも上になった木村はマウントパンチからブレーンバスターの体勢に。
 これを踏ん張った奈苗だが、木村はどうにか投げていく。さらにスリーパーに捕らえた木村だが、奈苗は背後のコーナーに押し込んで脱出。そこにヘイリーがラリアットを放っていくが、やや誤爆したこともあり、木村はヘイリーに詰め寄る。

 そこを狙って奈苗がヘイリーに雪崩式ブレーンバスター。さらに脇澤が木村をフィッシャーマンバスターで叩き付けると、続けて奈苗が冷蔵庫爆弾を投下。木村もロープに飛んだ奈苗に追走式ビッグブーツを叩き込むと、奈苗のエルボーをかわしてエプロンの脇澤に誤爆させてから、奈苗を首固めで丸め込む。
 だが、奈苗もバックドロップで投げるが、木村はノータッチヘッドバット。奈苗も返す刀でショートレンジラリアットを返してダブルダウン。そこに須佐とアマゾンがリングインし、須佐はドロップキックとエルボーの連打で果敢に立ち向かう。

 しかし飛び付いた須佐を持ち上げて叩き付けたアマゾンは、ランニング・ボディプレス。しかし背後から脇澤がミサイルキックを発射すると、須佐が逆上がり式スイングDDTで叩き付けてからロシアンフックとバックブローの乱れ打ち。さらにロシアンフックと奈苗の延髄斬りのサンドイッチ攻撃を決めるが、アマゾンも強引なラリアットで須佐をなぎ倒す。
 そして木村が須佐を使えると、アマゾンがコーナーに登っていくが、ここでヘイリーがアマゾンを突き飛ばす。木村が仲裁に入るが、すかさずナナエ軍団が攻撃を仕掛けていくと、ヘイリーのフロントキックを須佐がかわして木村に誤爆! 一気に奈苗がヘイリーを蹴散らすと、須佐がアマゾンに飛び付いていく。だが、パワーでネックハンギングに捕らえたアマゾンはそのままチョーク・ボムで叩き付けて3カウントを奪った。













 試合後、木村はヘイリーに和解の握手を求めるが、ヘイリーはアマゾンを睨み付けると、木村を無視して1人退場。マイクを持った木村は「オイオイオイオイ! お前らニューメンバー、アマゾン見たか? 写真撮る前に拍手くらいするのが礼儀ってもんだろ? 写真を撮ることでしかコミュニケーションが取れないなんてダメだぞ。今日はちょっとヘイリーがスネちまったけど、気持ちは分かっている。ジェラシーだ。でも私はジェラシーのないプロレスラーなんてクソだと思っている。だからそのジェラシーごと受け止める。でもいつまでもヘイリーがスネてるようなら、アマゾンとだってタッグのタイトルを獲れるんだぜ」と問題ないことをアピール。

 奈苗が「よくないよ! 調印式だって終わってんだよ!」と食ってかかるが、木村は「調印式? アタシ、まだサインしてないんだけど。っていうかよ、お前らタッグのチャンピオンでも何でもないんだよ。いいか? お前のやっていることは単なる出しゃばりなんだよ」と一蹴。
 奈苗が「モンスター軍の好きにはさせないからな!」と叫びながら乱闘になると、木村は「表でやってやるよ!」と叫ぶ。だが、奈苗は「私はそこらへんのストリートファイターじゃないからリングの上でしか闘わない。タッグはどうなるか分からないけど、私はとにかく赤いベルトを絶対にモンスター軍に渡さないから。その辺をちゃんと観に来て下さい、よろしくお願いします!」と言い放つと、木村も「後楽園、モンスター祭りをお楽しみに!」と言い返した。

★試合後コメント

木村響子&ザ・フィーメル・プレデター"アマゾン"
ーー秘密兵器のアマゾン選手が凄まじい活躍を見せてくれましたが、どうでしたか?
木村「いや、でもまだ原石だと思うんですよ。絶対に日本マッチに慣れればもっともっとすごいことになる。今日ははじめましての“はじめ”ぐらいで、まだ“まして”も言えてないくらい。まだまだ」
ーーヘイリー選手ともいざこざがありましたが。
木村「いや、もうヘイリーもニューフェイスが来て、こんな自分と同じくらいのデカいガイジンが来たわけじゃないですか。それは本当に危機感を持って当たり前だと思うし、逆にその危機感はスターダムにはないものだから。スターダムの子にはそれはないから。ヘイリーが彼女を見て、危機感を持ってジェラシーを持ったってことはすごいレスラーとして分かる。さすがヘイリーだなってくらい、それは分かる。だけど、まぁモンスター軍は自由の集まりなので。ヘイリーと話はしますけど、ヘイリーがやりたいくないってことを強制する筋合いはない。アマゾンがやりたいって言うなら、(タッグ王座挑戦は)アマゾンと行くし。ヘイリーがやりたいって言うならヘイリーと行く。まぁ結果的にモンスター軍がベルトを巻けばそれでいいわけだから、パートナーが誰とかやり方が誰とか、何でもいい」
ーー当日までにヘイリー選手と話がまとまらないければ、アマゾン選手と挑戦?
木村「そうですね。アマゾンの可能性ありですね。全然(ベルトは)巻けると思うんで。こう組んでも、ヘイリーと組んでも結果的にベルトは巻けると思うんで。っていうか日刊スポーツ! 今日、来てない? いつも来てない? 日刊スポーツ、誰が書いているんですか? 日刊スポーツ、Twitter見てたら『木村響子軍がベルトに挑戦』って(書いてあったけど)、木村響子軍なんていう軍団はねぇよ! キムラモンスター軍だよ! 日刊スポーツ、誰が記者やってるか知らないですけど、記者ならばちゃんと仕事をしろ、ちゃんと仕事しないなら食らわせるぞ、と伝言してください」
ーーアマゾン選手、日本のマットはいかがでしたか?
アマゾン「(※英語でコメント)」
木村「日本にすぐ持ってくる、と。いつまで日本にいるか分からないですけど(苦笑)、とにかく日本気に入った、モンスター軍気に入った、と言ってます」

 

※ナナエ軍団はノーコメント
 
▼ハイスピード選手権試合 30分1本勝負

[王者]
夏樹☆たいよう

30分00秒
時間切れ引き分け 
[挑戦者]
米山香織
※夏樹が3度目の防衛に成功

 2・3新木場大会に現れ、スターダムへの参戦を表明した米山香織が今大会から本格参戦。しかもいきなり夏樹☆たいようの持つハイスピード王座に挑戦。リングインした夏樹はザ・グレート・カブキばりのヌンチャクパフォーマンスを披露。そして握手を求めていったが、その手を払った米山はゴングと同時にドロップキック。かわした夏樹もハイスピードで仕掛けていくが、米山もしっかり対応してさばいてみせる。
 一旦両者が離れると、夏樹はカンフーの構えから腕を取ってリストロック。だが、米山は回転して腕を取り返す。ならばと腕を固めてニーを落としていった夏樹は、ロープワークで翻弄しておいてアームドラッグから再び腕を固める。

 足をすくって倒した米山はレッグロックに捕らえる。そこから夏樹をコーナー下で踏みつけていった米山は、串刺しジャンピングエルボー。夏樹も時間差フェースクラッシャーから、愛弟子・鹿島沙希の技であるクルクルフェースクラッシャーからの変形ソル・ナシエンテを繰り出す。そこから立ち上がってエルボー合戦を展開すると、一転して丸め込みの応酬から米山が胴絞めスリーパーに捕らえる。
 だが、夏樹もレッグロックをやり返し、そこから米山の足を殺していく。低空ドロップキックを脇腹に叩き込んだ夏樹だが、米山は張り手合戦を仕掛けていく。すると張り手でロープに押し込んだ夏樹がドロップキック。

 夏樹のタックルを切って潰した米山はガードポジションに。だが、そのまま持ち上げてバスターで叩き付けた夏樹はアキレス腱固めに捕らえる。米山もアキレス腱固めをやり返すと、そのままの体勢から張り手を見舞っていく。10分が経過し、なおも上から張り手を見舞っていった米山は、ダブルリストアームサルトを狙うが、踏ん張った夏樹はニーリフトから背中にハンマーを振り下ろす。
 だが、ブリッジで起き上がった米山はドロップキックを返すと、今度こそダブルリストアームサルトで投げていく。米山は串刺し攻撃を狙うが、コーナーに飛び乗って幻惑させた夏樹はジャンピングバックエルボー。

 さらにトリッキーな動きで米山の攻撃をかわしていった夏樹だが、米山もうまく対応して夏樹をエプロンに出すと、コーナーに叩き付けてからエプロンでエルボーの打ち合いに。そこから奈落式ジャーマンを狙った米山だが、ロープを掴んで必死に堪えた夏樹。だが、ハイキックを叩き込んだ米山はリングに戻ってロープに飛ぶ。
 しかし頭からリングに飛び込んだ夏樹はドロップキックを叩き込むと、酔拳からのDDTで叩き付け、そのままドラゴンスリーパーに移行。だが、後転して逆にドラゴンスリーパーを決めた米山。

 15分が経過し、米山は夏樹を起こすと、夏樹は張り手からボディブロー、ソバットでコーナーに追い詰める。しかし串刺しドロップキックをかわした米山はニーを叩き込んでからコーナーに登っていき、後頭部にミサイルキック。さらにランニングニーを再び後頭部に叩き込むと、もう一度コーナーに登るが、コーナーに駆け上がった夏樹は雪崩式アームドラッグ。
 さらにムーンサルトアタックから旋回式ペディグリーで叩き付けるとラ・マヒストラル。カウント2で返した米山だが、夏樹はロープに飛ぶ。背後に回った米山はロールスルージャーマンを狙うが、股下をくぐって脱出した夏樹はドロップキック。

 そこからコーナーに登った夏樹だが、追いかけていった米山はハイキックから雪崩式ダブルリストアームサルトで投げ捨てる。さらにダイビング・セントーンを投下。カウント2で辛くも返した夏樹だが、米山はその場飛び前方回転不知火で叩き付ける。
 そしてもう一度コーナーに登るが、追いかけていった夏樹。米山はヘッドバットで叩き落とそうとするが、踏ん張った夏樹。それでも強引に叩き落とした米山だが、すぐに立ち上がった夏樹はハイキックで蹴り落とす。

 20分が経過し、場外に落ちた米山に三角跳びプランチャを投下した夏樹は、ケブラーダを狙ったが、足を引っ張って引きずり降ろした米山は逆にエプロンからジャンピングニー。しかし2発目をブロックした夏樹は、パワーボムで米山を場外の床にたたきつける。川葛メンバーからの檄を受けて夏樹が先にリングに戻るが、米山もエルボーからカウンターの二段蹴り。
 しかし対角線にホイップされた夏樹はコーナーに飛び乗ってのクロスボディから、ミサイルキック、串刺しドロップキック、ダイビング・フットスタンプと一気に畳みかける。しかし2発目のダイビング・フットスタンプをかわした米山は低空ドロップキック。

 さらにランニングニーを放っていくが、キャッチした夏樹はレッグクラッチスープレックス。カウント2で返されると、夏樹はたいようちゃん☆ボムを狙うが、足を掴んだ米山はアンクルホールドで切り返す。どうにかロープに逃れた夏樹だが、米山はニークラッシャーから夏樹の右ヒザを痛めつけていく。
 25分を経過し、米山は低空ドロップキック。これをかわして顔面にソバットを叩き込んだ夏樹は、ムーンサルトプレスを放つが、かわして自爆させた米山はロープ駆け上がり式の不知火。さらに背後からのジャンピングニーを叩き込んだ米山は、コーナーからダイブ。これをかわした夏樹はたいようちゃん☆ボムを狙う。

 米山も米-ZOUを狙うが、かわした夏樹はモモ☆ラッチ。これをパワーボムで切り返した米山だが、カウント2で返した夏樹は今度こそモモ☆ラッチ。カウント2で米山が返すと残り時間3分に。夏樹のイグチボムをDDTで切り返した米山は、顔面にニーリフトを連打。夏樹はボディへのソバットを返すが、米山もソバットで応戦。
 お互いに気力を振り絞ってのソバットの相打ちから、夏樹がたいようちゃん☆ボムをズバリと決めたが、これもカウントは2。続くイクボムを米山は米-ZOUで切り返すが、これもカウントは2。残り1分となり、ダブルダウン状態からカウント9でお互いに何とか立ち上がって張り手合戦。エルボーの相打ちから米山が一気に丸め込んでいくが、夏樹も切り返して丸め込む。目まぐるしい丸め込みの応酬から、米山がロールスルージャーマンスープレックスホールドで投げたところで30分時間切れを告げるゴングが鳴らされた。













▼エンディング

 悔しがる米山を横目に腰にベルトを巻いた夏樹は「もう1回」をアピール。夏樹が突き上げた人差し指を握った米山は「もう1回を忘れんじゃねぇぞ!」と叫んでリングを降りた。マイクを持った夏樹は「ありがとうございました! 引き分けという形で防衛になりましたけど、米山さんとはまだまだもっとこのリングで闘っていきたいと思いました。次こそは絶対、決着自分がつけます! また観に来てください! ここからハイスピードの第二章が始まったと思っています。自分がずっと言っている通り、スターダムをハイスピード王国にするためにも自分はまだまだもっと前に進み続けていきたいと思ってます」と宣言。
 そして「何かこの前の試合で木村がまたワガママ言っていたみたいですけど、自分は三冠王として次の後楽園ホールでも必ずモンスター軍に勝って、うちら川葛がモンスター軍をスターダムから追い出したいと思っています。後楽園もぜひ応援に来てください! それでは今日は自分が締めさせてもらいたいと思います」と言ってから全選手をリングに上げると、「いくぞー! 今を信じて、明日に輝け! We are STARDOM!」で締めくくった。

★試合後コメント

夏樹☆たいよう
「早かったですね、すごい。もう悔しいです。30分以内に決めきれなくて。ハイスピードだからこそ、時間的にももっとハイスピードで決めたいところだったんですけど、やっぱり酔え山さんといろんな思いがあって、今までの(苦笑)。『引退する』って言われてから闘ったこと、撤回されてから闘って、それから1年、今までお互い別々のところでやってきた思いっていうのがすごい爆発してしまって。もう時間を忘れてしまっていましたね。もう米山さんとは、何分やっても足らないんじゃないかな(笑)。何か何回闘っても足りないし、これからもどんどんお互い高め合っていきたいと思います。米山さんがいたからこそ、このハイスピードの道っていうのを突き上げて来られた部分もあるので。一緒に作ってきたと言っても過言じゃないと自分は思っているので。もうこれからもどんどんどん、自分達自身でハードルを上げて、そのハードルを越えてっていうのをやっていって。でも自分たちがやりたいと思っているだけではなくて、お客さんにも認めてもらえるような試合をしなければ、次はないと思っているので。もう……まだまだですね、これから。あと自分は今、カンフーっていうのを始めたんですけど、それもすごく……見て、走る速さとかはハイスピードを突き詰めてくると、表面的なものでしかないんだなっていうのが最近思ってきまして。もうハイスピード=究極のゆっくりっていうのを目指そうかなと思っていまして。コマが回り出したら止まって見えるように、自分も速過ぎて止まって見せるくらいのところを目指していきたいと思っているので。今日は防衛したんですけど……引き分けって形ですけど防衛して、まだまだ自分でこそハイスピードの究極の道っていうのは作り上げていけないと思いますし、まだまだハイスピードだからこそ挑戦できることがいっぱいあると思うので、これからも前人未踏のハイスピードの道を自分が切り開いていきたいと思います」
ーー試合をしていて楽しんでいる部分もありましたか?
「はい。やっぱり1年ぶりですので、ちょっと探り合いっていうのもありましたし、自分の中で今までは速くてもお客さんに伝わるようにっていうのを心得ていたんですけど、まぁ分からないうちにパンチが入っているとか、そういうお客さんに伝わらないかもしれないけど、ハイスピードっていうところの挑戦を今日はしてみたので、そういう部分でも……うん、また新たな挑戦が出来ました」
ーー再試合っていうのは速いうちにやりたいですか? それとも時間を置いてから?
「もうすぐやりたいです(笑)。次こそは必ず決着をつけたいと思います」
ーーやってみて、向こうが変わっていたなと感じた部分はありましたか?
「う〜ん……何だろう。自分の中で絶対決まっただろって思うものが決まらなかったり。あと、お互い使っている技も似ているので警戒はしていたんですけど。例えばたいよう(ちゃん☆ボム)とか、新しい切り返しをされたりとか。そういう面でやられたなっていうのはあります」

 

米山香織
ーーベルトは残念ながら獲れませんでしたが。
「う〜ん、ここでベルトを獲らなかったら、私のプロレス人生が大きく変わると思っていて。でも、う〜ん悔しい〜〜〜! 悔しいけど、スターダムに上がって夏樹とやれたのはすごい嬉しいし、まだまだ私はこんなもんじゃないし、もっと出来るし、もっとやらなきゃいけないし。これからの米山は、今日が最低ライン。いつも今日以上のものを出して、今度は赤いベルト(への挑戦権)のトーナメントもあるので、両国で赤いベルトを狙っていきます!」
ーー夏樹選手との再戦というのは?
「絶対やりますよ! キーーー、悔しいぃぃぃぃぃ!」
ーースターダム本格参戦となりましたが、お客さんの反応はどうでしたか?
「何かすごいアウェーなのかな、どうなのかなと思っていたんですけど、入場したら『米山〜』とか『夏樹〜』とか(歓声が聞こえて)、あっ何か舞台は整っているって感じがしたんですけど。スターダムの米山も注目してほしいです」
ーースターダムはユニット抗争になっているんですけど……
「私はスターダムのいろんな選手とやりたいんですよ。だからとりあえずはどこに入るとかじゃなくて。どっかに入ると、その軍団の人とは当たれなくなっちゃうんで。どこにも入らず、オンリー米山軍ですよ。みんなと、いろんな選手とやりたいです」
ーー次にやりたい相手は?
「うん、もうやったことない選手がいっぱいいるのでやりたいですけど。若い選手ともやりたいし、もちろん夏樹とは毎試合やってもいいし、高橋選手、木村、ヘイリー、松本浩代とか今までやったことあって、いつでもやりたい選手もいるし、世IV虎とかイオとか当たったことあるけどやりたい選手もいるし、ゆずポンとか若い選手みたいなやったことない選手ともやってみたいので刺激が溢れていますね」
ーー何か夢が溢れていますね。
「はい! 夢いっぱいです」
ーー夏樹選手が1年前に当たったときから変わっているなと思った部分はありましたか?
「カンフーですか? カンフーとか。やっぱり夏樹のことは当たれなくても、よく気になっていてて、いろいろ見たりしてカンフーやっているとか、常に進化してるなっていうのは感じました」

 イオが両国での赤いベルト挑戦権を獲得!ゆずポンと世IV虎が最初で最後のタッグ

STARDOM OSAKA STARLIGHT2013
3月24日(日)大阪IMPホール 5:30PM
観衆550人
 

▼オープニング

 まずリングに上がった風香GMが「大阪の皆さん、こんばんは。スターダムとして定期的に大阪に来ることが駅手とても嬉しいです。後楽園ホールでベルトをモンスター軍に奪われて落ち込んでいたんですけど、それでもみんなで頑張ろうと一致団結して、その一発目がこの大阪大会なので、皆さんも選手が元気がつくように応援よろしくお願いします」と挨拶。

6人タッグマッチ 15分1本勝負
安川惡斗
宝城カイリ
翔月なつみ
9分11秒
ACTスペシャル→ 片エビ固め

岩谷麻優
夕陽
吉乃すみれ●

 初トリオを結成した3期生トリオ「3輝星(さんきらぼし)」はそれぞれのイメージカラーのバンダナを巻いて入場。惡斗を除く5選手で握手を交わすと、3輝星は翔月が先発。「私、行きます」と志願した吉乃。すると2人とも関西出身ということで、尼崎と奈良のコールをお互いに要求。
 いきなり回転しての腕十字を狙った吉乃だが、ロープに逃れた翔月はドロップキックをかわして下から蹴り上げると、宝城と惡斗を呼び込んで連続で串刺しドロップキックを発射。

 さらに宝城がチョップで倒した吉乃に、翔月がモンキーフリップで惡斗を投げつけ、さらに宝城が肩車した翔月がダブルニードロップを投下。翔月がクロスフェースに捕らえると、宝城がチョップを連打するが、続くサンドイッチ攻撃をかわして誤爆を誘い込んだ吉乃は、宝翔天女(仮)の2人にロンダート・カンガルーキック。
 タッチを受けた夕陽と岩谷が同時にタケコプターを決めると、岩谷のクロスボディから夕陽がライオンサルト。さらに岩谷がダブルリストアームサルトで投げていく。

 翔月も反撃しようとするが、岩谷はカウンターのスリングブレイドから低空ドロップキック。だが、コーナーに登った岩谷を蹴り落とした翔月は、ランニングニーを叩き込んで宝城にタッチ。前方回転ネックブリーカーを決めた宝城は、岩谷の腰にダイビング・エルボードロップを投下。
 宝城が逆エビ固めに捕らえると、惡斗が髪の毛を掴んで顔面を踏みつける。宝城がイカリに移行するが、ロープに逃れた岩谷は強引に水車落とし。激しいエルボー合戦から張り手を見舞った岩谷。宝城の相打ちに持ち込んでダブルダウン。

 タッチした惡斗がドロップキックで飛び込むが、かわした夕陽はミドルキックを連打。しかし惡斗もロープに飛んだ夕陽を追走してドロップキックを見舞うと、ストレッチマフラー。さらに翔月のアシストを受けてアクトロックで丸め込むがカウントは2。
 宝翔天女(仮)が同じコーナーに登っていくが、惡斗がセットするのが遅れたため夕陽が蹴りで迎撃。さらに宝城を引きずり降ろした岩谷は惡斗にミサイルキック。夕陽もジャーマンで投げていくが、ここで吉乃がタッチを志願。

 夕陽がタッチに応じると、惡斗をコルバタで投げていった吉乃は、続けて0742。だが、宝翔天女(仮)が入ってきて吉乃に串刺し好きスピアーを決めると、コーナー二段目から惡斗が惡トーンを投下。
 カウント2で返した吉乃だが、宝翔が岩谷と夕陽を場外で抑え付けている間に、惡斗が対角線のコーナーに叩き付けてからACTスペシャルで叩き付けて吉乃から3カウントを奪った。試合後、初陣を飾った3輝星は3人並んで「以上!」のポーズで記念撮影に応じた。





 
ユニット対抗戦 6人タッグマッチ 20分1本勝負

<ナナエ軍団>
脇澤美穂
●須佐えり
横尾由衣

8分00秒
オメガスラム→片エビ固め

<キムラモンスター軍☆>
木村響子
ヘイリー・ヘイトレッド
アルファ・フィーメル

 アルファは赤いベルト、木村とヘイリーはタッグのベルトを持って登場したモンスター軍最強トリオ。さらにバーブ佐々木レフェリーがボディチェックの際は、木村が「セクハラか? ゆずポンばっかりチェックしてんじゃねぇぞ」とイチャモンを付ける。
 そこにナナエ軍団が一斉に奇襲攻撃を仕掛けていくが、脇澤と横尾を突き飛ばしたアルファは、オンブ状態でしがみついていた須佐を首投げで投げ捨てる。

 さらにヘイリーも須佐をヘアホイップでコーナーまで投げ飛ばし、パワーボムの体勢に入るが、脇澤と横尾が入ってきて叩いて須佐を救出するとトリプルドロップキック。だが、続くトレイン攻撃をビッグブーツで迎撃したヘイリーは木村にタッチ。須佐を足蹴にしていった木村は、敢えて須佐のエルボーを受け止めると、一発のエルボーでなぎ倒す。
 しかしジャーマンをサムソンクラッチで切り返した須佐は、飛び付き式の高角度DDTをかわして脇澤にタッチ。ヘイリーをコーナーに追い詰め、アルファを挑発した脇澤。突進したアルファをかわしてヘイリーに誤爆させると、ヘイリーとアルファが小競り合い。

 そこに背後から襲いかかった脇澤だが、ヘイリーはコーナーに押し込んで脱出。ならばとバックスライド・フロム・ベノムで抑え込んだ脇澤が、続けてジャーマンで投げるがカウントは2。タッチを志願した横尾はエルボーの連打からドラゴンスクリューを狙うが、ヘイリーはハンマーで防御すると、ニーリフトで突き上げる。
 だが、ビッグブーツをキャッチした横尾はドラゴンスクリューからの足4の字固め。脇澤もボディプレス、須佐はフットスタンプで加勢するが、アルファがレッグドロップでカットすると、横尾を羽交い締めに。そこにヘイリーがエルボー。

 さらにコーナー最上段からダイブした須佐をキャッチしたヘイリーは、ブロックバスターで投げ捨ててアルファにタッチ。マシンガンショットからヘアホイップで投げ飛ばしたアルファはシュミット流バックブリーカー。
 さらにコーナーに登ってスリーパーで須佐を絞死刑にしていくと、脇澤と横尾がカットに入る。モンスター軍はナナエ軍団の3人をホイップして叩き付けると、3人一斉にサンドイッチ攻撃を狙うが、かわして同士討ちを誘い込むと、アルファに対して横尾のエルボーかた脇澤がミサイルキック。

 さらに須佐がロシアンフックとバックブローを連打。それでもアルファは強引に須佐を持ち上げるが、須佐は丸め込みで切り返す。カウント2で返されたところに脇澤と横尾が戻ってきてトリプルドロップキック。だが、雄叫びをあげたアルファが須佐にラリアットを叩き込むと、木村とヘイリーは脇澤と横尾に追走式ビッグブーツとヒップアタックを同時発射。
 その間にアルファが須佐をオメガスラムで叩き付けて3カウントを奪った。圧勝した木村は「汗ひとつかいてねぇぞ、オラ!」と叫んでリングを悠々と降りていった。






赤いベルト挑戦者決定トーナメント1回戦 20分1本勝負
●松本浩代
10分33秒
ウイング・スパン 
ダーク・エンジェル

 4・29両国大会でアルファの持つ赤いベルトへの挑戦権を賭けて、今大会では奈苗にベルト奪還を誓った紫雷イオ、惜しくもハイスピード王座奪取とはならなかった米山香織、以前から赤いベルトを狙っている松本浩代、世界レベルで活躍しているダーク・エンジェルの4選手で、挑戦者決定1DAYトーナメントを開催。
 まずは1回戦第1試合で松本とエンジェルが対戦。ロックアップから突き飛ばしていった松本だが、エンジェルはエルボーを返すとショルダータックル。だが、倒れない松本は逆にショルダータックルでエンジェルをなぎ倒す。

 エンジェルもドロップキックを返すと、ウラカンホイップで松本を場外に投げ飛ばし、トペにいくと見せかけてセクシーダンスで挑発。松本がリングに戻ってきたところにカサドーラを狙ったエンジェルだが、松本はバックドロップで切り返す。さらにヘアホイップで投げていった松本はドロップキック。
 コーナーに押し込んで踏みつけていった松本は、エプロンに出て近づいてきたエンジェルにロープ越しのスタナー。そこからチンロックで絞め上げていった松本は、「食らえ30キロ!」「食らえ20キロ!」とダブルニードロップを連続投下。

 さらにエンジェルをコーナー二段目に寝かせた松本は、「サラ、ぶっ壊すぞ!」とコーナースプラッシュ。しかし続くリバーススプラッシュをかわしたエンジェルは逆上がり式バックブリーカーから松本をコーナーに追い詰めて蹴って殴っていく。体勢を入れ替えた松本はエルボーを返すが、エンジェルはフロントスープレックスで投げていく。
 そこからワキ固めに捕らえたエンジェルは、肩も固めていくと、メキシカンストレッチに移行。悶絶する松本だが、髪の毛を掴んでいくと、そこから強引にバックドロップで投げていく。

 松本はロープに飛んだエンジェルに追走式体当たり。そこからアルゼンチン・バックブリーカーで担ぎ上げるが、エンジェルは横十字で切り返す。さらに首固め、ラ・マヒストラルと連続で丸め込んでいったエンジェルは、カウント2で返した松本をダブルアームの体勢に捕らえる。リバースで切り返した松本だが、エンジェルは着地。
 だが、松本はすぐさま東海道落としからリバーススプラッシュ式のダブルニーを投下。バックドロップを狙った松本だが、エンジェルも必死で踏ん張る。ニーリフトを叩き込んだ松本だが、エンジェルはダメージでロープに飛ぶことができない。

 すかさずバックエルボーからバックドロップで投げた松本。10分が経過し、松本はパワーボムを狙ったが、これを回転エビ固めに切り返したエンジェル。何とかカウント2で返した松本だが、エンジェルは間髪入れずウイング・スパンで丸め込んで3カウント。
 試合後、決勝進出を決めたエンジェルが松本に近づいていくが、松本は悔しさいっぱいの表情で突き飛ばすと、無念の表情で会場を見渡した。






赤いベルト挑戦者決定トーナメント1回戦 20分1本勝負
紫雷イオ
11分41秒
ムーンサルト・フットスタンプ→片エビ固め

米山香織○

 トーナメント1回戦第2試合はイオvs.米山。慎重に握手を交わしてから、いきなりスピーディーなロープワークからお互いに相手の足をすくっていく。米山はリストロックに捕らえていくが、切り返したイオはハンマーロックでグラウンドに持ち込むとボディシザースに移行。
 脱出した米山はヘアホイップからイオの顔面を踏みつけていくと、セントーンを落としてからのキャメルクラッチ。そこから腕極め式のコブラツイストに捕らえるが、イオも回転してコブラツイストをやり返す。

 串刺し攻撃を狙ったイオに追走して串刺しエルボーを叩き込んだ米山だが、イオも側転→バック転フェイントからドロップキック。さらにスペース・ローリング・エルボーからのフェースクラッシャーを狙ったが、突き飛ばして回避した米山はエルボー合戦を仕掛ける。ロープに飛んだイオにバイシクルキックを叩き込んだ米山は、ジャーマンの体勢に。
 ロープを掴んで阻止したイオはカウンターのドロップキックからクロスフェースに捕らえる。ガッチリ決まったが、米山は何とかロープに脱出。

 イオの619を腕でブロックした米山だが、イオもロープ越にエルボー。だが、スワンダイブを狙ったイオにドロップキックを見舞って場外に突き落とした米山は、エプロンからダイビングンニーを投下。リングにイオを戻した米山は背後からミサイルキック。だが、イオも米山をロープに叩き付けると、今度こそ619を決めてコーナーへ。
 追いかけていった米山はコーナー上でエルボー合戦。そこから米山は雪崩式ダブルリストアームサルトで投げるがカウントは2。素早くコーナーに登った米山はダイビング・セントーン。身体を捻ってクリーンヒットを免れたイオはカウント2で返す。

 ならばともう一度コーナーに登った米山はダイビング・セントーン。今度は完全にかわして自爆させたイオはバズソーキック。イオのダブルアーム・フェースバスターを米山が逆さ押さえ込みで切り返すと、そこからお互いに丸め込みの応酬。10分が経過し、イオはマヒカ・デ・イオを狙うが、米山はこれも切り返す。
 それでもイオはもう一度マヒカ・デ・イオを決めたが、カウント2で返した米山はロールスルージャーマンスープレックスホールド。カウント2で返したイオはバズソーキックから変則的な回し蹴りを叩き込むと、ムーンサルト式ダブルフットスタンプを投下して3カウント。決勝で盟友ダーク・エンジェルと対戦することになった。






▼〜ゆずポン引退全力ファイト〜プレミアム・タッグマッチ 20分1本勝負

●愛川ゆず季
世IV虎

17分26秒
レッグクラッチ・スープレックス・ホールド 
高橋奈苗
夏樹☆たいよう○

 3B LAB.☆Sの『世界一』に乗り、赤いハチマキを締めて登場したパッション・レッド。続いて世IV虎が一人で入場。最後に愛川が入場し、世IV虎と同じコーナーに立つ。愛川と奈苗、愛川と夏樹は握手を交わす。世IV虎は夏樹とは握手するが、奈苗は無視。愛川が強引に奈苗とも握手させたが、ゴングが鳴ると夏樹がいきなり愛川にドロップキックを連発。
 愛川もミドルキックで反撃すると、夏樹をコーナーに追い詰めて蹴っていく。さらに世IV虎は呼び込んで串刺しラリアットからのパイパイアタック。

 だが、世IV虎が愛川を突き飛ばしてセクシーポーズで夏樹を見つける。そこに奈苗が入ってくると、愛川が「世IV虎!」と呼び込んでサンドイッチ・パイパイアタックをお見舞い。改めてセクシーポーズを決めた愛川に続き、夏樹と世IV虎が「親分!」「世IV虎!」とお互い叫びながらエルボー合戦。
 そして愛川と奈苗がリングイン。力比べを要求した奈苗に対し、ボディブローを見舞った愛川だが、夏樹が入ってきてダブルエルボーから合体式フェースクラッシャーを決めていく。そしてスターダムでは初となるパッショントレインを決めていく。

 奈苗がキャメルクラッチに捕らえると、愛川は噛みついていくが、奈苗も大人気なく愛川の手に噛みつく。グラウンドでの攻防から上になった奈苗はチョップを振り下ろすと、フロントブレーンバスターで投げ捨てる。ヒザをマットに強打した愛川をリバースのインディアンデスロックに捕らえた奈苗だが、そこに世IV虎がショルダータックル。だが、結果的に愛川の足にダメージが……
 パッション・レッドがダブルの攻撃で愛川のヒザをマットに叩き付けると、愛川は世IV虎に助けを求めるが、世IV虎はリングインしない。自力で立ち上がりレッグラリアットを返した愛川は世IV虎にタッチ。

 奈苗のミサイルキックをかわして夏樹に誤爆させた世IV虎は、奈苗に世IVドンを決めながら夏樹にセントーン。さらにセントーンを連発した世IV虎だが、夏樹もカウント2で返す。ケブラードーラ・コンヒーロで叩き付けた世IV虎は、世IVコブラに捕らえるが、夏樹はロープに脱出。
 カンフー攻撃からハーフダウンの世IV虎にドロップキックを叩き込んだ夏樹は奈苗にタッチ。コーナー二段目からミサイルキックを発射した奈苗は、世IV虎を持ち上げようとするが、リバースで切り返した世IV虎はショルダータックル。

 倒れず受け止めた奈苗だが、世IV虎が「愛川!」と叫ぶとエプロンから愛川が蹴っていき、そこに世IV虎がショルダータックル。さらに奈苗のエルボーを夏樹に誤爆させた世IV虎だが、次の瞬間、パッション・レッドはダブルのドロップキック。世IV虎も奈苗にカウンターのネックハンギングボムを返すとセントーンを投下。
 10分が経過し、タッチを受けた愛川はサッカーボールキックから奈苗の背中にYKレッド(カカト落とし)。だが、奈苗も愛川をコーナーに押し込むと、チョップの連打から串刺し攻撃。これをYKレッドで迎撃した愛川だが、夏樹が抑え付けると、奈苗が追いかけていって雪崩式ブレーンバスタ-。そこに夏樹がダイビング・ボディプレスを投下すると、奈苗がエルボードロップ。

 しかし愛川も張り手からのYKイエロー(ハイキック)を返すと、世IV虎がコーナー二段目からのダイビング・セントーン。愛川のYKブルー(後ろ回し蹴り)はカウント2で返した奈苗だが、愛川と世IV虎はカカト落としを連発。だが、夏樹が飛び込んできて奈苗を救出すると、サンドイッチキック。さらに奈苗が冷蔵庫爆弾を投下すると、続けて夏樹がダイビング・フットスタンプを投下。
 そこからトリプルたいようちゃん☆ラ・マヒストラルで回した夏樹はバックを取るが、愛川はゆずポンスタナーからYKブルー、シャイニングゆザード。

 夏樹も突進してくる愛川の足をすくって倒し、腕固めに捕らえるが世IV虎がカット。世IV虎がファイアーマンキャリーで担ぎ上げた夏樹に愛川がYKレッド。世IV虎が前方に夏樹を投げ捨てると、愛川のYKレッドと世IV虎のセントーンを同時投下。だが、奈苗が入ってきて愛川にバックドロップ。世IV虎も奈苗にラリアットを返す。
 愛川と夏樹は両ヒザをついたままエルボー合戦。さらに張り手合戦になると、口の中を切った愛川がエルボー。だが、ブロックした夏樹はカンフー殺法。愛川も蹴りで対抗すると、下から顔面を蹴り上げ、さらにYKレッドからのYKブルー。カウント2で奈苗がカットすると、15分を経過。

 なおも夏樹を蹴っていった愛川だが、ホイップされた夏樹はコーナーに飛び乗って場外の世IV虎にプランチャ。その間に奈苗が愛川に延髄斬り。戻ってきた夏樹は愛川に串刺しドロップキック。さらにパッション・レッドは愛川をナナモモ☆ダイバーで叩き付けると、夏樹がイグチボム。世IV虎がセントーンでカットしようとしたが、夏樹がかわして愛川に誤爆! そこを夏樹がレッグクラッチ・スープレックス・ホールドで投げていって愛川から3カウントを奪った。





  

 激闘の末、最後は2人の息が合っていた分、パッション・レッドが勝利。マイクを持った夏樹が「よし、勝ったー! ゆずポン! 今までたくさん闘ってきたけど、今日勝ったことでお前との決着ついたと思っている。ゆずポンのキックはいつも痛くて、内蔵が飛び出そうになるくらい本当に痛くて、厳しい闘いがたくさんあったけど、いつも充実していた思いでいっぱいです。もうあとは思い残すことなく、引退まで突っ走っていってほしいと思う。ありがとう」と声をかけると、愛川が号泣。

 続いて奈苗が「愛川ゆず季、残り1カ月……もうちゃんと当たらないなんて私は思いたいくない。ゆずポンがいたから今の高橋奈苗があると思っているし、いっぱい蹴られて、蹴られて蹴られて、3カウントを獲られて、そっから、そっからまた高橋奈苗が始まったと思っている。いま、私は赤いベルトをなくしてしまって、この大阪にも何もない状態で来てしまったんですけど……でも赤いベルトがない今、両国でやることは1つしかないと思っている。分かりますよね? 私は女子プロレス界のおくり人として、愛川ゆず季を送り出すぞ! その覚悟が出来ているか? デビュー戦の相手と引退試合の相手、それこそがプロレスのドラマじゃないですか、皆さーん!」と絶叫し、愛川の引退試合の相手に名乗りを挙げる。

 だが、世IV虎がマイクを奪い取り、「ちょっと待てよ。うちだって愛川ゆず季と闘いたいんだよ。(※愛川に向かって)泣いてんじゃねぇよ、お前。悪いけど、高橋奈苗、テメーなんかに引退試合は譲らないから。うちはスターダムも女子プロレスも引っ張っていくんだよ。そのために両国のメインは、あいつの引退試合はうちがやるから。絶対譲れないから。そこらへん世露IV苦」と愛川の引退試合の相手に名乗り出た。
 涙に濡れた愛川は「まずは大阪の皆さん、応援本当にありがとうございました。スターダムで初めて大阪大会をして、その時から本当に温かい応援をしていただいて、初めて大阪で試合をしたメンバーもこのメンバーだったんですけど、スターダムでこうやって激闘を出来たこの4人で、この大阪のリングに立てることが本当に感慨深いです。その時、私は世IV虎からセントーンでフォールを獲られてしまったんですけど……そうですね、今、私の両国での引退の相手というのは、実は私はずっと心の中で決めています。その相手を31日(新木場大会が)終わっての会見で発表したいなと思っています。最後になりましたが、本当に応援ありがとうございました。引退までケガをしないように笑顔で頑張りたいと思います。残り少ないですけど、グラレスラー愛川ゆず季、ゆずポンをよろしくお願いします。ありがとうございました」と涙ながらに大阪のファンに最後の挨拶。

 奈苗が愛川を抱きしめると、夏樹も握手をして健闘を称えた。最後に愛川はゆずポンキックシャドーを披露して、大阪のファンに別れを告げた。

★試合後コメント

愛川ゆず季
ーー最後の大阪大会で、世IV虎選手と最初の最後のタッグでしたが。
「いや〜、本当に最後の大阪で勝てなかったっていうのはとても悔しいんですけど、大阪のこのリング、スターダムで激闘してきた選手と同じリングに立てることが出来て、本当に嬉しいし。まぁ世IV虎選手と組むことが出来るっていうのは、もうスターダムにとって……私も1スターダムとして嬉しいです」
ーー世IV虎選手と組んで、高橋奈苗&夏樹☆たいようと対戦でしたが、タッグとしてはどうでしたか?
「そうですね。もう初めてで、今日が最初で最後だと思うんですけど、やっぱりそれだけじゃない、図ターダムが旗揚げする前から一緒に練習してきた選手なので、やっぱり普段しゃべることも、分かり合えることもないんですけど、どっかに同じモノがあるんじゃないかなと思いました」
ーー試合後、奈苗選手と世IV虎選手が引退試合の相手に名乗りを挙げました。愛川選手は心に決めている選手がいると発言していましたが、リング上で2人から引退試合の相手をやりたいと言われて、いかがでしたか?
「そうですね、もう単純にそう言ってくださるのはとても嬉しいし、今までやって来てよかったなと思えるんですけど、私の引退(試合の)相手は1人しか選べないし、もう私はこの人しかいないと思う人がいるので。はい、もうそこで引退をして悔いがまったくない、グラレスラーとして完全燃焼出来るような試合をしたいなと思っています」
ーーその人っていうのはイメージ的にはどんな?
「そうですね……両国で初めて私を見て下さる方もいると思うので、もうグラレスラーは強い、思いっきり闘える相手を選びたいなと思っています」

 

世IV虎
ーー愛川選手と最初で最後のタッグを組んだわけですが、いかがでしたか?
「いやぁ……やっぱ合わないのが前提で、合わせるわけでもなく、個々の力で闘っていこうと思っていったんですけど、やっぱ相打ちとか? 最後も自分がカットにいった(セントーン)のがそのまま愛川に当たって、それがそのまま取られる形になったり、そういうのはタッグとして組んできた(歴史が)ないからしょうがないんですけど。負けて、アイツが泣いているのを見たら超腹立っちゃって。もう負けて泣いている奴が本当に嫌なんすよ」。もう最初で最後だったんで、組むことはないと思いますけど」
ーー相手はパッション・レッド。夏樹親分と当たる機会はなかなかないですし、改めてパッション・レッドというタッグチームはどうでしたか?
「いや〜、自分一番当たりたくないんですよ、親分と。でも当たりたくないけど、今日、当たっておいてよかったんじゃないかなって思いましたね。何か改めて自分たちの……もう最初のハイスパートとかもスンナリ出来ちゃうとか、そういうのは日々一緒に練習していて出来ることだし。だからここで1回当たって、そういうのを確かめ合えたのはよかったなと思います」
ーー最後、愛川選手の引退試合の相手に名乗り挙げましたが、その心境は?
「もう自分はメインしかやる気ないってずっと言っていたんで。もう愛川ゆず季の引退試合がメインなら、アイツを見送るのは自分しかいないと自分でも思っています! 女子プロレスを背負っていくのは自分なんで。アイツがいなくなった後のスターダムを自分が守っていくんで。絶対に高橋奈苗なんかにアイツの引退試合を譲りません」
ーー世IV虎選手にとって愛川選手っていうのは、どういう存在ですか?
「う〜ん……なんだろう。やっぱアイツとはずっとスターダムが出来る前から一緒に……一緒っていうか、スターダムが出来る前から知っているのは自分と愛川……まぁ他にもいるんですけど、そういうのがいなくなったりして、今、貴重になってきている中で、こういう試合で組めたのは、終わってみて(思えば)まぁよかったんじゃないかなと思いますけど……でも自分は組むよりも殺(や)り合いたい」


赤いベルト挑戦者決定トーナメント決勝戦 30分1本勝負
紫雷イオ
15分46秒
ムーンサルト・フットスタンプ→片エビ固め 
ダーク・エンジェル●
※イオが4月29日の両国国技館でアルファ・フィーメルの持つワールド・オブ・スターダム王座に挑戦決定

 このトーナメントにエントリーされた唯一の所属選手として、強い気持ちを持って臨んだイオは気合いの入った表情で入場。対するエンジェルは世界各国で数々の大舞台を踏んでいるだけあって、どこか余裕が感じられる。
 意表を突いていきなりグラウンドに持ち込み、アキレス腱固めを決めていったイオだが、エンジェルが脱出すると、一転して立ち上がったイオはまだハーフダウンのエンジェルにドロップキック。

 エンジェルもハンマーロックから執拗なヘッドロックでグイグイ絞め上げていくが、イオは強引にバックドロップ。それでも離さないエンジェルをどうにかロープに振ったイオだが、エンジェルはショルダータックルから串刺しジャンピングニー。
 さらに串刺しラリアットの連発を狙ったが、スルリとエプロンに移動したイオは逆立ちキックで迎撃すると、ミサイルキックを発射。

 そこからクロスフェースで追い込んでいったイオだが、エンジェルは何とかロープに脱出。イオがロープに飛ばすと、ロープに飛び乗ったエンジェルはクロスボディ。さらにドロップキックでイオを場外に追いやると、エンジェルはコーナー最上段からプランチャを投下。
 イオをリングに戻したエンジェルはコーナーからダイビング・ボディアタック。カウント2で返したイオだが、アームホイップから腕を持ってのスープレックスで投げたエンジェルは、スタンディングのドラゴンスリーパーの体勢からヒザの上に叩き付けると、さらに背中合わせになって拷問式バックブリーカー。

 コーナーに登ったエンジェルに対し、ロープを使っての逆上がりキックで場外に蹴落としたイオは、コーナーからケブラーダを発射。さらにエンジェルを鉄柱に叩き付けてからリングに戻したイオは、スワンダイブ式ミサイルキック、619、スワンダイブ式ミサイルキックと畳みかける。
 スタンディングのドラゴンスリーパーの応酬からイオがファイナルカットで叩き付ける。10分が経過し、バズソーキックをキャッチして倒されたイオだが、下から蹴り上げてエンジェルを吹っ飛ばすと新幹線アタック。そこからダブルアームの体勢に入るが、逆にフルネルソンに捕らえたエンジェルは、フルネルソンバスターで叩き付けてからジャンピング・ボディプレスを連続投下。

 イオはウラケン・ラナを狙ったが、パワーボムで叩き付けたエンジェルは、変型のゴリラ・クラッチに捕らえる。悶絶しながらも何とかロープに逃れたイオに対し、エンジェルはメキシカン・バックブリーカーに捕らえて屈伸。これを丸め込みで切り返したイオはバズソーキックからラ・マヒストラル。
 途中で押し潰したエンジェルだが、カウント2で返したイオはアッパー掌底からダブルアーム・フェースバスター。今度こそウラカン・ラナを決めたイオだが、これもカウントは2。エンジェルはバックスライドで抑え込むと、イオがカウント2で返したところをタイガードライバーで叩き付ける。

 何とかカウント2で返したイオは、エンジェルのキックをかわしてからダブルニーアタック。さらにコーナーに登っていくが、エンジェルは追いかける。15分が経過し、イオは張り手を見舞うと、ダブルアーム・フェースバスターで投げ捨ててからライダーキックを発射。
 さらにこのトーナメント用の新兵器で米山を下したムーンサルト式ダブルフットスタンプを投下して3カウント! この結果、4・29両国大会でイオがアルファの持つ赤いベルトに挑戦することが決まった。









▼エンディング

 マイクを持ったイオは「赤いベルト、挑戦決定しましたー! 私がトーナメントを勝ち抜いて両国でアルファ・フィーメルの持つ赤いベルトに挑戦することが正式に決まったので、安心しています。自分はずっとチャンスはもらえていたのに、全然そのチャンスをモノに出来なくて、悔しい気持ちばっかりだったんですけど、今日はひとまず両国のカードが決まって嬉しく思います。ということで、両国まで突っ走っていくだけなので、大阪の皆さんも両国までぜひ応援のほど、よろしくお願いします!」と挨拶。
 すると、そこに木村とヘイリー、さらに赤いベルトを持ったアルファと、キムラモンスター軍☆が登場。

 イオを睨み付け、突き飛ばしたアルファは赤いベルトを高々と掲げて挑発。すると木村が「オイオイオイ、オイ! オイ、ロッシーふざけるな! (※観客に向かって)お前らもな、トーナメントとかに騙されてんじゃねぇぞ。うちらモンスター軍がどんだけ勝ち星積み重ねて、シングルとタッグのベルト巻いたと思ってんだよ。オイ、2回勝ったくらいで挑戦できるなんておかしいだろ! おかしくないか?(※観客からは「おかしくなーい」の声が飛ぶ)頭おかしい奴は黙ってろ! まぁいいや。うるせーよ! ブーイングするならな、みんなでタイミング合わせてからやれよ! うちのアルファは最強だからな。誰が挑戦してきても一緒だよ。両国シンデレラ、ふざけるな! 両国!(※観客から「モンスター!」の声)お前ら大阪から両国まで来るんだな? 言ったな。両国でイオが何も出来ずに無様に負けて、ピーピー泣いて、両国モンスターに花を添えているところを、お前ら絶対に観に来いよ」と言うと、イオを突き飛ばす。
 だが、イオは「うるせーんだよ、口だけゴリラよぉ! 私の対戦相手はお前みたいなゴリラじゃなくてよ、今、赤いベルトを巻いているアイツなんだよ! アルファ・フィーメルしか見てねぇ。お前は下がってろ!」と木村を一喝。

 するとアルファもイオを睨み付けながら何やらマイクアピール。観客から「木村、通訳しろ!」という声が飛ぶと、木村は「とりあえず両国モンスター来いって言ってるよ!」と吐き捨て、そのままモンスター軍は退場。
 「イオ、頼むぞ!」「ベルトを取り返せよ!」といった期待の声が観客から飛ぶ中、改めてマイクを持ったイオが「うるさいチャチャが入って、本当にスミマセンでした。確かにキムラモンスター軍は今、勢いがあるかもしれないですし、アルファ・フィーメルも強いかもしれない。でも、だからこそ私が両国で勝って、スターダムに赤いベルトを取り戻して、スターダムの平穏を取り戻します! だからぜひ、応援にいらしてください! よろしくお願いします!」と言ってから選手たちをリングに上げ、最後はイオが「今を信じて、明日に輝け! We are STARDOM!」と言って大阪大会を締めくくった。

★試合後コメント

紫雷イオ
ーー赤いベルト挑戦者決定トーナメントで優勝して、両国大会でアルファ・フィーメルに挑戦することが決まりましたが、率直な感想をお願いします。
「大阪のお客さんが温かくて、応援もすごくたくさんあって、期待していただいているっていう嬉しさとプレッシャーと入りまじった気持ちで臨んだんですけど、こうやって最後に笑うことが出来て、本当によかったなと思っております」
ーー1回戦では米山選手との対戦でした。当たったのは久し振りだと思うんですけど、いかがでしたでしょうか?
「シングルマッチが実は初なんです、米山香織選手とは。ハイスピードの括りでたくさん当たっているように見えて、実は2回くらいしか試合したことないし、ほとんど初対決に近かったんですよ。でもやっぱり赤いベルトが懸かっているっていうのが、頭の中にずっと大きなテーマとしてあったので、絶対に負けないぞっていう気持ちで臨んで。それでもやっぱりすごく強い、技術があって強い! セントーンとかで本当はもの凄くダメージがあって、正直1試合だけで辛かったですね。あの後、もう1試合っていう余力を残す余裕がなかった試合でした」
ーー決勝ではタッグパートナーであり、仲もいいダーク・エンジェル選手との試合になりました。
「う〜ん、そうですね。サラ(=エンジェルの本名)ともシングルは初対決で、組んでいる時のテンポの合わせ方はずっと組んでいるんで分かるんですけど、当たった時のテンポっていうのはやっぱり独特で。攻め方も独特で……う〜ん、変幻自在な感じがして難しい試合ではありましたね。ただ、私ももちろんそうなんですけど、ダーク・エンジェルのほうもきっと体力が削られていて、2人とももう気力で闘っているような試合になったんじゃないかなって気がしていますね」
ーー両国ではアルファ・フィーメル。高橋奈苗戦は見ていると思うんですけど、かなりの強敵だと思いますが、対策とかは考えていますか?
「はい、もう私がこの赤いベルトのトーナメントで優勝するっていうのは、信念としてずっと持っていたことなので、それが実現して嬉しいと同時にもうずっと考えていたことなので、ある程度の想定はしてあって、そのために今日新しい技をいくつか出したりしたんですよ。フィニッシュのムーンサルト・フットスタンプも、今日のとアルファ・フィーメルと対戦するために考えて練習してきた技なので。米山さんに出したんですけど、変型の回り蹴りだったり、ああいったのを見えないところで温めていたりはしましたね。ただ、ムーンサルト・フットに関しては正直諸刃の剣っていう部分があって、ムーンサルトはよく使っていたのでヒザにケガが多いっていうのは、ムーンサルトを使う人のセオリーというか、定めだと思うんですけど。フットスタンプは余計にヒザだったり足首だったりにもの凄く負担がかかって、自分自身攻撃していてもリスクが高いので、ここ一番って時にしか出せない技だなって、今日使ってみて改めて思いましたね」
ーーお客さんからも「イオ、頼んだぞ!」という声が飛びましたし、ベルトをモンスター軍に奪われていますので、イオ選手にはベルト奪回を期待する声が多くなると思いますがプレッシャーを感じたりしますか?
「プレッシャーを力に変える。そういったものを経験だったり、今までいろんな出来事があったんで、もうリングに立てることだけが嬉しいので(※涙ぐむ)……本当に……プレッシャーなんか感じないで、応援してくれる人が1人でもいるだけで本当に嬉しいので、両国は楽しんで、応援をプレッシャーじゃなくパワーに変えて、赤いベルトをスターダムの取り戻します! 安心してください」
ーーリングに上がる時って、そういう色々あったこととかを(思い出すことって)あるんですか?
「まぁプロレスラーなんで、弱い姿っていうのは本当は見せたくないタイプの選手なんですけども……復帰の時はもちろんですけど、日々リングに上がる時でもふっと思い返すことはなくはないんですよ……でも、何か言われるんじゃないかとか、そういう気持ちはゼロじゃないけど、でも出ていった時は必ずお客さんは応援してくれるんですよ。だからそんなのは全然気にしないで、皆さんのお陰で立ち直って、強くなって、赤いベルトを取り戻します。大丈夫です(涙)」

 
 奈苗も川葛も敗れ、キムラモンスター軍が赤いベルト&タッグベルトを奪取!

STARDOM THE HIGHEST2013〜プレ両国シンデレラ〜
3月17日(日)後楽園ホール 12:00PM 
観衆1250人
 

▼オープニング

 後楽園大会では恒例となったKちゃんパンダwithミニミニKちゃんパンダ(キッズダンサーズ)が登場し、オープニングダンスを披露。途中から風香GMが加わり、大人数でのダンスを踊り終えると、キッズダンサーズもリングに上がり観客に手を振る。
 「風香さん、かわいい〜」と声を揃えたキッズたちが一斉にリングを降りていくと、マイクを持ったGMが「今日はスターダム今年2回目の後楽園ホールです。キムラモンスター軍との抗争もあって、選手がピリピリしているので、場外乱闘からあったら逃げてください。今年は両国とか、後楽園もまだまだあるので勢いがつくように応援お願いします!」と挨拶。

スターダム・タッグウォーズ 5チーム勝ち抜き戦 各10分1本勝負
<1試合目>
脇澤美穂
須佐えり
7分40秒
バックブロー→片エビ固め 
横尾由衣
吉乃すみれ●
<2試合目>
脇澤美穂
須佐えり
4分8秒
タイガードライバー→エビ固め 
ダーク・エンジェル
ケリー・スケーター
<3試合目>
ダーク・エンジェル
●ケリー・スケーター
8分40秒
ムーンサルトプレス→片エビ固め 
紫雷イオ
岩谷麻優
<4試合目>
紫雷イオ
●岩谷麻優
9分47秒
MARU×2スープレックス 
宝城カイリ
翔月なつみ
※宝城カイリ&翔月なつみが勝ち抜き

 横尾、脇澤&須佐にとってはナナエ軍団同門対決。横尾と同期タッグを初めて組んだ吉乃にとっては後楽園初試合。握手を交わした直後、背後から4期生タッグが奇襲攻撃を仕掛ける。しかし「クソババア」と脇澤が吉乃を場外に追いやると、須佐が横尾にドロップキック。
 そして脇澤&須佐は横尾を踏みつけて「ナナエぐんだ〜ん」と雄叫びをあげる。脇澤は横尾をボディスラムを叩き付けると、すぐに須佐にタッチ。須佐もボディスラムで叩き付けると、脇澤にクイックタッチ。

 長期戦を見越してクイックタッチでスタミナ温存に出た脇澤&須佐は、さらにダブルドロップキックからのサンドイッチ・ドロップキック。しかし横尾も脇澤をコーナーにホイップすると、逆水平チョップを連打。そこに吉乃が入ってきてトレイン攻撃。
 ロンダート式カンガルーキックを見舞った吉乃に続き、横尾が河津落としで叩き付ける。さらに吉乃がコルバタを狙うが失敗。すかさず須佐がエプロンから吉乃を羽交い締めにすると、その間にペットボトルの水を口に含んだ脇澤が、吉乃の顔面に水を噴射。

 そこからダイビング・ボディプレスを投下した脇澤は、バックスライド・フロム・ベノムを決めるが、カウント2で横尾がカット。ここでタッチを受けた須佐がドロップキックからのDDT2連発。さらにキャメルクラッチに捕らえると、脇澤が唾攻撃。
 吉乃も丸め込みからヒップトスを返していくが、須佐もエビ固めで切り返す。ならばと吉乃はオモプラッタから腕十字。横尾も足4の字固めで脇澤の動きを止めるが、脱出した須佐は吉乃にロシアンフック。横尾が須佐にマンゴークラッシュを決めるが、須佐がロシアンフックで横尾を蹴散らした後に、吉乃にバックブローを叩き込んで3カウント。

 これで脇澤&須佐が勝ち残ったが、そこにエンジェル&ケリーが登場。いきなり脇澤がエンジェルとケリーをジャーマンで投げ捨てると、さらにエンジェルにフィッシャーマンバスター。そこに須佐がロシアンフックを放つが、エンジェルがかわして脇澤に誤爆。すかさずエンジェルがラ・マヒストラルで丸め込むが、カウントは2。
 ならばとエンジェルとケリーは合体攻撃で脇澤を追い込むと、「バクバクKiss! Kiss!」と元キッスの世界の脇澤を挑発。それでも必死に立ち上がる脇澤だが、ケリーはフェースバスターで叩き付ける。

 しかし脇澤は唾攻撃から飛び付きエビ固め。さらにベノムアームからクローホールドSTOで叩き付けると須佐にタッチ。須佐のパンチをかわしたエンジェルは、カナディアンバックブリーカーで担ぎ上げてマットに叩き付けると、コーナーに登っていく。だが、脇澤が引きずり降ろしてからミサイルキックを発射。
 すかさず須佐がロシアンフックを叩き込むが、惜しくもカウントは2。続くバックブローはかわされたが、須佐はハーフハッチスープレックスから飛び付きDDTを狙う。だが、これを踏ん張ったエンジェルはパワーボムの体勢に。何とか回転エビ固めで切り返した須佐はスイングDDTを狙うが、これをノーザンライト・スープレックスで切り返したエンジェルは、タイガードライバーを決めて3カウント。

 これでエンジェル&ケリーが勝ち残り、そこにサンダーロックが登場。マスク姿のまま奇襲攻撃を仕掛けていったサンダーロックは同時にタケコプターを決めると、ケリーに「We are PLANET!」と叫びながらのダブルの串刺しドロップキックを叩き込む。
 岩谷はそこからケリーを連続で丸め込んでいくが、肩を上げたケリー。だが、岩谷がドロップキックを叩き込むと、イオが入ってきてダブルのフライング・クロスチョップからサンドイッチ・ドロップキック。

 ケリーを2人がかりで踏みつけたサンダーロック。そこからイオがその場飛びムーンサルトを落とすと、岩谷が再び入ってきてカバージョに捕らえる。するとイオがロープで思い切り勢いをつけてから側頭部に低空ドロップキック。今度はイオがカバージョに捕らえるが、ケリーはロープに脱出。
 岩谷のクロスボディをキャッチしたケリーはコーナーに投げつけると、クローズラインを叩き込んでからエンジェルにタッチ。岩谷を投げていったエンジェルだが、イオが入ってきて救出。しかしエンジェルはイオの腕を取ってロープに駆け上げると、イオをアームドラッグで投げながら岩谷にヘッドシザース。

 そしてセクシーダンスを披露したエンジェルが岩谷をカニ挟みで倒すと、ケリーはランニングロー。さらにエンジェルがサンセットフリップを落としてからタイガードライバーを狙うが、岩谷はエルボーで反撃。さらにカウンターの水車落としを決めてからイオにタッチ。
 スペース・ローリング・エルボーからフェースクラッシャーを決めたイオは、エンジェルとスタンディングでドラゴンスリーパーの掛け合い。そこからバックブリーカーで叩き付けたエンジェルは、レイネーラの体勢のまま四方を向いてスクワット。

 だが、イオも丸め込みで切り返すと、エルボー合戦を挑んでいく。そこからバズソーキックを狙ったイオだが、エンジェルもキャッチ。だが、下からアリキックで蹴り上げるイオ。エンジェルもアームホイップを返してケリーにタッチ。滞空時間の長いブレーンバスターで投げていったケリーは、ロープに飛ぶが追走したイオはウラカン・ラナで丸め込む。
 そこからダブルアームの体勢に入ったイオだが、エンジェルがカットするとケリーがランニングロー。さらに後頭部にソバットを叩き込んだケリーはロープに飛ぶ。そこに岩谷が入ってきてスリングブレイド。

 続いてイオが619からスワンダイブ式ミサイルキック。残り時間3分となり、イオは新幹線アタックからダブルアーム・フェースバスターを決めるが、カウント2でエンジェルがカット。エンジェルをアッパー掌底で蹴散らすと、その間に岩谷がケリーを蹴飛ばしていき、そこにイオがムーンサルトプレスを投下して3カウント。
 ケリーはこの試合を最後に帰国することがアナウンスされる。これでサンダーロックが勝ち残ったが、そこに宝翔天女(仮)が『未来のスターダム』に乗って入場。エプロンで踊ってみせるが、背後からイオが奇襲攻撃!

 イオが宝翔天女(仮)を場外に引きずり落とすと、コーナーから岩谷がプランチャ。さらにイオがコーナーからケブラーダを発射。リングに戻し、イオが宝城にメキシカンストレッチ、岩谷が翔月にサイクリングヤッホーを決めていくが、串刺し攻撃で宝翔天女(仮)が形勢逆転。
 サンダーロックの2人に連続で串刺しドロップキックを叩き込むと、宝城がイオにスライディングD。続いて翔月がオモプラッタから変型の羽根折り固め。さらにシーソーヒップで投げると、宝城がイオをロープに張り付けてチョップを連打。さらに背後から翔月がドロップキックを叩き込んでからダブルニードロップを投下。

 イオの脇腹を蹴り上げた翔月は宝城にタッチ。宝城の串刺しドロップキック→翔月のボディスラム→宝城のボディスラムとクイックタッチでイオを痛めつけていった宝翔天女(仮)。そこから宝城が前方回転ネックブリーカー。しかしスピアーをかわしてドロップキックを返したイオは岩谷にタッチしようとする。
 これをカットした翔月だが、バック転フェイントで合体攻撃をかわしたイオはドロップキック。ようやくタッチを受けた岩谷は飛び付き式回転エビ固めからスリングブレイド。岩谷が張り手を叩き込むと、宝城も張り手を返していく。

 意地の張り合いから岩谷はダブルリストアームサルト。さらにロープに持たれかかる宝城にドロップキックを叩き込んだ岩谷だが、宝城もスピアーを返すとそこからイカリに捕らえる。腰を痛めている岩谷にはかなりキツイが、辛くもイオがカット。
 しかし、またもタッチを阻止した翔月が、宝城に肩車された状態から岩谷にダブルニーを投下。続く逆片エビ固めは何とかロープに逃れた岩谷。するとイオがスワンダイブ式ミサイルキックで岩谷を救出。

 サンドな-ロックは合体攻撃を決めるが、翔月が岩谷に張り手。岩谷も先輩の意地で張り手を返すと、ダブルリストアームサルトで投げてからコーナーを使って両足でのカカト落とし。そしてイオがコーナーに登るが、宝城が岩谷の上に叩き落とす。そこから宝城のダイビング・エルボードロップ→翔月のダイビング・ダブルニードロップを連続投下するがカウントは2。
 ならばと翔月がトラースキックを叩き込むが、カウント2でイオがカット。そのイオを宝城がバックスピンエルボーで蹴散らすと、その間に翔月が元女子プロレスラーで現在は翔月が所属する劇団の主宰者であるMARUさんが使っていたMARU×2スープレックスで投げて岩谷から3カウント。スターダム・タッグウォーズを勝ち抜いたのは、出場順という運を手にした宝翔天女(仮)だった。









★試合後コメント

宝城カイリ&翔月なつみ
翔月「自分たち本当に……やっぱり全然……今回、本当にラッキーな順番ということもあったんですけど、どうしても今回、本当に次の目標のために勝ちたくて、本当にこれで取れなかったら自分たち解散って言われてもおかしくないぐらいのチャンスを頂いたと思うので。本当にそれをモノにできたのは嬉しいですけども、やっぱまだまだ納得いかない部分もありましたので。もう両国前のビッグマッチは今日で終わってしまったので、後の大会を見届けて、私たちの次の目標に進みたいと思います」
宝城「先日の抽選でこの試合の順番が最後って決まって、正直ラッキーっていう気持ちよりは、ここで絶対勝たないともう次はないっていうプレッシャーの気持ちのほうが大きくて。でもそのプレッシャーをバネに、今日の試合は気持ちでいこうって決めてて。無茶苦茶になってもいいから気持ちだけは、一番ベルトを獲りたいって気持ちは忘れずに、なっちゃんと試合に挑んで。最後はなっちゃんがこうやって新しい技できっちり3カウント取ってくれて、ほんと嬉しかったです。今まで私達丸め込みで勝ってきたパターンが多かったので、スープレックスでしっかり3つとれたことはおっきいと思います。私達会見でも言ってたんですけど次の目標があるので、また気持ち切り替えて両国に向けて二人で頑張って行きたいと思います」
――新技は?
翔月「ローマ字でMARUMARUスープレックスっていうんですけど。私がこの世界に入るきっかけになった舞台があるんですけども、それを主宰してくださったのがMARUさんという元J’dのプロレスラーの方で、ずっとお世話になってて、その方の技をどうしてもやっぱり大事な所で使っていきたくて。私、すごい投げ技とかなくて、力の説得力も今までなかったので蹴りに頼ってた部分もあるんですけども、蹴りももっと強化しつつ、投げ技、いただいた大事な技でもっといいところで出せるように頑張って行きたいと思います」
宝城「個人的なアレなんですけど、今日は1年前に親友が急に亡くなってしまって(泣きながら)……親友に頑張ってるのを届けるために……勝ててすごく、天国に思いが届いたらいいなって思います」
翔月「私たちは今日で両国のカードを決めてもらいたいなと思っているので、宝ちゃんのお友達にもそうですし、今日来てくださったファンの方々にも、両国すごく楽しみにしていただきたいので、もっともっと進化して私たちは次の目標に移りたいと思います」

スペシャル・スクランブル・シングルウォーズ 20分1本勝負
●安川惡斗
7分41秒
チョーク・ボム→エビ固め 

ザ・フィーメル・プレデター"アマゾン"

【その他の出場選手】米山香織夕陽

 この試合は4選手による変則のシングルマッチで、常に2選手に試合の権利があり、他の2選手はコーナーに待機。タッチは自由で、最初に勝負を付けた選手の勝利となるという複雑なルール。

 米山はユニオンプロレスで奪取したFly to Everywhereワールドチャンピオンのベルトを持って入場。ひと際身体の大きいアマゾンが入場すると、客席からどよめきが起こる。
 夕陽と米山が握手を交わして最初の2人で名乗り出るが、そこにアマゾンがいきなり体当たり。惡斗も背後から襲いかかるが、ビクともしないアマゾンは惡斗をファイアーマンキャリーで担ぎ上げると、振り回して夕陽と米山を蹴散らし、さらに3人をコーナーに追いやってからコーナースプラッシュ。

 だが、突進してきたアマゾンに対し、トップロープを下げて場外に転落させた惡斗はエプロンからトペコンヒーロ。その間、リング上では米山と夕陽がハイスピードの攻防を展開。米山がローリングソバットからのハイキックで夕陽を蹴散らすと、惡斗が飛び込んできて米山をコーナーに叩き付けてから、ロープに顔面を擦りつける。
 さらに足を踏んづけてから鼻をつまんでいくと、米山も同じ攻撃をお返ししてからノーザンライト・スープレックス。しかしセントーンをかわした惡斗は、逆にサンセットフリップを落としてからコーナーへ。

 これをパンチで叩き落としたアマゾンだが、バックを取った米山。投げると見せかけて首固めを狙ったが、アマゾンはボディスラムで叩き付けてから米山をコーナーに押し込む。そこに串刺しダブルニーを叩き込んだ夕陽は高角度前方回転エビ固めで丸め込む。
 だが、パワーで夕陽をなぎ倒したアマゾンはボディプレスを投下。それでもハニーフラッシュを返した夕陽はバズソーキック。そこに惡斗がドロップキックで飛び込んでからコーナー二段目からの惡トーン2連発。

 さらに夕陽の蹴りをキャッチしてバックエルボーを叩き込むが、夕陽もカポエイラキックを返すと、蹴りと掌底のコンビネーション。惡斗も一歩も引かずエルボーを返すと、フロントネックロックで捕まえる。だが、夕陽はバックに回り込んでジャーマンで投げる。そこからコーナーに登った夕陽だが、米山がカット。
 すると夕陽がコーナーに追いかけていって雪崩式ACTスペシャルで叩き付ける。カウント2で米山がカットして米-ZOUを狙うが、アマゾンがラリアットで走り込む。米山がうまくかわしたため、惡斗にヒット。すかさず米山はダブルニーアタックでアマゾンを蹴散らすと、惡斗にダイビング・セントーンを投下。

 ズバリ決まったが、夕陽がカウント2でカット。夕陽は惡斗に野良犬ハイキックを叩き込むがカウントは2。ならばと450°スプラッシュを投下するが、惡斗がかわす。ここで蘇生したアマゾンが体当たりで米山を場外に吹っ飛ばし、惡斗と夕陽にダブルラリアット。さらに惡斗をネックハンギングで持ち上げると、そのままチョーク・ボムで叩き付けて3カウント。最後はアマゾンのパワーがモノを言った形となった。









 

▼〜ゆずポン引退全力ファイト〜プレミアム・シングルマッチ 30分1本勝負
●愛川ゆず季
13分37秒
スリーパーホールド→レフェリーストップ 
里村明衣子

 入場の時点で涙を必死に堪えている様子の愛川だが、きちんと気持ちを切り替えてリングイン。名前をコールされた際にはいつも笑顔でゆずポンキックを披露した愛川は、ガッチリ握手を交わすと里村と睨み合う。
 先制のローキックを叩き込んだ里村が力比べを要求すると、愛川がグッと顔を近づけて里村を睨み付けてから力比べに応じる。手四つの状態から肩をぶつけていった里村は、ジワジワ押していくが、愛川もブリッジで堪える。だが、力でねじ伏せた里村はエルボードロップを投下。

 かわした愛川は里村を蹴っていくと、腕を掴んだ状態からカカトを落とし、さらにゆずポン・アームロックに捕らえる。これをボディスラムで切り返した里村は、容赦なく愛川を蹴っていき、蹴りでエプロンに追いやってからスリングショット式フットスタンプを投下。ヘッドロックからレッグスピンでグラウンドに持ち込んだ里村は、フロントネックロックで絞め上げる。
 何とかロープに脱出した愛川だが、里村はロープに飛ばすと見せかけてエルボースマッシュでカチ上げる。さらに串刺しジャンピングエルボー。さらに愛川のパイパイアタックをフロントキックで迎撃すると、ローキックの連打から腕十字へ。

 クラッチが切れると、愛川は必死にロープに足を伸ばして脱出。なおもスタンディングのアームロックを決めた里村だが、愛川はゆずポンスタナーで切り返すと、今度こそパイパイアタックを決めてから里村をガンガン蹴飛ばしていく。さらに背中へのYKレッド(カカト落とし)からYKイエロー(ハイキック)2連発。里村も突進してくる愛川をハイキックで迎撃すると、スクリューキックからコーナーへ。
 追いかけていった愛川がエルボーを叩き込んでいくが、里村はエルボーで叩き落とすとフロッグスプラッシュ。これを剣山で迎撃した愛川は、里村の背中にYKレッドを落とすと、激しいエルボー合戦から、追走式ミドルキック。

 リング中央でSTFに捕らえた愛川だが、里村はジリジリと這っていってロープに脱出。阿川はYKブルー(後ろ回し蹴り)2連発。2発目をキャッチして押し倒した里村だが、愛川もガムシャラに蹴って殴っていく。だが、里村は強引にバックドロップで投げていくと、もう一発バックドロップの体勢に。
 水面蹴りでカットした愛川は、YKイエロー、YKレッドから必殺のタイガースープレックス。しかしカウント2で返した里村。なおもYKイエロー3連発を叩き込んだ愛川だは、鬼神の表情で倒れずに堪えた里村。

 張り手の打ち合いからDDTで叩き付けた里村は、四つん這いの愛川に側転キックを振り落とす。10分が経過し、里村はデスバレーボムの体勢に。これを背後に逃れてもう一度タイガースープレックスを狙った愛川だが、里村はオーバーヘッドキック。ニールキックをかわしてシャイニングゆザードを叩き込んだ愛川は、YKブルー3連発から怒濤のYKレッド。
 何度もカカトを振り下ろしていった愛川は、タイガースープレックスで投げていったが、これもカウントは2。ならばとラ・ゆずヒストラルで丸め込むが、これをカウント2で返した里村はワキ固めに捕らえる。

 辛くもロープに逃れた愛川だが、里村はロープにもたれ掛かる愛川を蹴り飛ばし、エルボーを叩き込む。鼻血を出しながらも反撃しようとした愛川だが、里村はニールキック。鬼の形相で立ち上がった里村は垂直気味にデスバレーボムで叩き付けると、カバーにいかずスリーパーで絞めていく。
 これで愛川が“落ちた”ため、レフェリーが即座に試合をストップ! 勝った里村はすぐに倒れている愛川に声をかけると、握手をしてお互いに頭を下げた。

 マイクを持った里村は「愛川選手、今日はどうもありがとうございました。あなたがグラレスラーであろうが、どんなに人気があろうが、私は常にこの状態を保ち続けて闘おうと決めていました。あと両国までに数試合しかないですけど、本当にケガだけは……ケガだけはせずに最後を迎えて、その後もしっかりとして人生を歩んでいってください。どうもありがとうございました!」と愛川にエールを送った。
 すると、両国でデビューする4期生の彩羽匠がリングに上がってきて、マイクを持ち「里村さん! 私はスターダムの彩羽匠です! この度、両国大会でビューが決まりましたが、その相手に里村さん、お願いします! 私の私の憧れである長与千種さんの遺伝子を持つ里村さんと(闘って)デビューすることで、私のプロレス人生をスタートさせたいです! よろしくお願いします!」と直訴!
 それを聞いた里村は「私は長与千種じゃないけどな、里村明衣子だけど、私がお前のデビュー戦の相手を務めましょう! 思いっきりかかってこいよ!」と彩羽のデビュー戦の相手を承諾した。









★試合後コメント

里村明衣子
――率直な印象を
「ものすっごい最初っから最後まで気の強さが全く変わらなかったですね。もう目が死んでなかったですし、途中お互いもうクタクタになりましたけど、それを見れたからこそ愛川ゆず季としてのプロレスラーの顔がすごく今日深く見えたというか」
――最後デスバレーでフィニッシュだと思ったがあえてスリーパーにいったという理由は
「なんとなくですけど、デスバレーで3つ取れないなと思ったんですよ、あの瞬間に。だからあえてフォールも乗らなかったですし、これは落とすしかないなと思いましたね。あの調子だったら、どこまでもどこまでも返し続けますよ、彼女は。正直、入場する時に泣いてましたけど、私は彼女に対してなんの思い入れもないんで。逆にそれは自分自身で突っぱねられたというところはあります。それで闘ったからこそ、こっちも本気になれましたし」
――スターダムのルーキーが対戦を申し入れてきましたが
「すごいじゃないですか。あの体格と見るからに基礎体力が出来上がっているのは見て分かるんで。だから本当に私としても、うかうかしてられないなと思いますし」
――長与千種さんの名前も出ましたが
「だからプロレスってすごいですね。本当に時代は死なないというか、今の世代の人でも長与千種選手が憧れっていうのは、やっぱりそれなりの本当に伝説のレスラーだと思いますけど、そこにはもう長与千種はいないんですよ。私が思いっきり、彼女の目の前で、プロの洗礼をしてみせます」
――両国国技館に出場する事が決まりましたが
「両国ですか? 両国、すごいですよ! すごいことじゃないですか! こんな一丸となって頑張ろうという意識は、私の中でハッキリ言ってなくて……そこではもう自分自身の存在を見せる。私はハッキリ言ってスターダムの敵なんで、それだけです」

愛川ゆず季
「最後の後楽園だったんですけど、なんか……パイレンジャーが流れて入場した瞬間に、なんか後楽園の空気を感じて……やっぱり後楽園ホールというのは、私がタイトルマッチをして初めてベルトを巻いて、グラレスラーとなった場所でもあるし、タッグの防衛戦、白いベルトの防衛戦、苦しかった赤いベルトに挑戦と、沢山グラレスラーとしての思いが生まれた場所だったので、入った瞬間、後楽園の空気を感じて……なんかこみ上げるものがありました。里村選手も見たとおりすごく強い強敵でした。もう私のグラレスラーとしての残り少なくなってきて、とても寂しい気持ちもあるし、まだなんかできることあるんじゃないかなと思ったり。あと、本当ありがとうという気持ちがいっぱいなので、残り少ないですけど全力で闘っていきたいなと思います」
――今できる事とおっしゃっていましたが、具体的には
「やっぱりプロレスは1人じゃできないし、ファンの方に応援してもらってスターダムの選手もいて、できてたことだと思うから。やっぱりそういう気持ちとか、こうしてほしいとか、私ができることであればなんでもやりたいなという気持ちはあります」
――里村選手はこの人はトップだと感じたと言ってましたが、実際闘ってみてどのあたりがそう感じました?
「全てが力強い、ウエイトが重いというのもあるんですけど、もう男としか思えなかったです」
――高橋奈苗とはまた違った強さでしたか?
「なんか、闘ってみて思ったんですけど、なんか芯の重さというか、とても芯の通った方だなと感じました。奈苗さんがそうじゃないってわけじゃないんですけど、より信念があるような気がしました」
――里村選手は根性がすごかったと言ってましたが
「あの眼力を感じてると、すごく負けないという気持ちにさせられたので、そういう気持ちで闘ってました。もう人間じゃないです。おちんちんもついてるんじゃないかなと思いましたね。もうキックしても目をひん剥いてるし、なんなんだろう……これは隠してるんですかね?」
――デスバレーでは3カウント取れないということでスリーパーで落としにかかったと言っていましたが、意地でも返してやろうという気持ちはありましたか?
「やっぱり自分はグラレスラーを背負ってると思っているので、意地は出したかったなと思います。最初に顎に入って死んだのかと思ったんですけど、蘇ってよかったです」

  休憩明け、スクリーンで4・29両国大会にWNCから朱里と真琴が参戦することが発表された。

▼ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負

[王者チーム]
夏樹☆たいよう
●世IV虎

26分55秒
ラリアット→片エビ固め 
[挑戦者チーム]
木村響子
ヘイリー・ヘイトレッド
※夏樹&世IV虎が4度目の防衛に失敗。木村&ヘイリーが第3代王者チームとなる

 エナジードリンクの『MONSTER』を手に入場してきた木村。一方のオリジナル川葛はリングインすると、夏樹だけでなく世IV虎もヌンチャクパフォーマンスを披露!
 さらにゴング前に奇襲攻撃を仕掛けていった川葛。世IV虎がヘイリーを場外に連れ出すと、夏樹が木村に向かっていき、ロープで勢いをつけていくが、木村はビッグブーツでジャンピングエルボーを迎撃。

 しかしエプロンから世IV虎が木村を捕まえると、夏樹がドロップキック。すかさず川葛は木村をコーナーに叩き付けて同時串刺し攻撃を決めると、ロープに張り付けて左右から踏みつける。世IV虎が木村に「テメーが来いよ」と挑発すると、木村は片膝立ちで挑発。世IV虎がフロントキックを叩き込むが、木村が倒れないと、今度は世IV虎が片膝立ち。
 木村も顔面にビッグブーツを叩き込み、お互いに相手の顔面を蹴っていくが、最後は相打ちになって両者ダウン。続いて夏樹がヘイリーをスピードで翻弄していくが、飛び付いてきた夏樹を捕まえたヘイリーはバックドロップで投げていく。

 だが、うまくモンスター軍の2人を場外に追いやった夏樹は、三角跳びプランチャを発射。さらに夏樹はケブラーダを狙ったが、木村が足を掴んで引きずり降ろす。木村は世IV虎を鉄製フェンスの外まで連れ出し、ヘイリーは夏樹を西側の壁に叩き付ける。さらにモンスター軍の2人は川葛を南側中腹の通路まで連れて行って、お互いを叩き付ける。
 ヘイリーは夏樹をリングまで連れ戻すと木村にタッチ。逆エビ固めに捕らえていった木村は、髪の毛を掴みながらの逆片エビ固めに移行。さらにレフェリーの目を反らせておいて、ヘイリーが加勢。

 世IV虎も場外乱闘で相当なダメージのためカットに入れない。何とか地力でロープに逃れた夏樹だが、木村はブーイングを飛ばすファンを挑発する余裕を見せる。夏樹は何とかエルボーで反撃しようとするが、木村はエルボーでなぎ倒す。それでもカンフーの動きで反撃した夏樹はドロップキックを叩き込んで世IV虎にタッチ。
 馬乗りエルボーを連打する世IV虎だが、ヘイリーが入ってきてランニングローでカット。しかし世IV虎もヘイリーに世IVドンを決めると、木村にはヌンチャク攻撃。夏樹もコーナーからヌンチャクを振り下ろしていく。

 さらに川葛がヌンチャクを使ったチョーク攻撃でモンスター軍を追い込むと、そこから世IV虎と木村が張り手合戦。ラリアットを狙った木村をスリーパーで捕獲した世IV虎だが、木村は腕十字で切り返す。さらに三角絞めに移行した木村だが、世IV虎は辛くもロープに脱出。
 10分を経過し、左肩を押さえながら悲鳴をあげる世IV虎に対し、木村は容赦ないショルダーアームブリーカー。だが、スリーパーで切り返した世IV虎はセントーンを連続投下。タッチを受けた夏樹はフロッグスプラッシュを投下すると、続けてミサイルキック。木村もすぐに立ち上がるが、かわした夏樹は投げ捨てジャーマン。

 さらに木村をコーナーに追い込んだ夏樹は串刺し攻撃を狙うが、木村はビッグブーツで迎撃。夏樹の顔面にニーリフトを連打した木村は、馬乗りになってフォールするがカウントは2。すると世IV虎が飛び込んできてラリアットからフロントキック。すかさず夏樹がジャックナイフ式エビ固め。さらに変型のイグチボムから側頭部へのソバット、スライディングキックを叩き込んだ夏樹はウラカンで飛び付く。
 これを投げ捨てパワーボムで切り返した木村は顔面蹴り。しかしビッグブーツをかわした夏樹は腕固めで捕獲。そこにヘイリーが入ってきて夏樹にぶっこ抜きジャーマン。木村はノータッチ・ヘッドバットを叩き込むが、夏樹はカウント2で返す。

 タッチを受けたヘイリーはハイキックで夏樹を吹っ飛ばすが、タッチを受けた世IV虎が入ってきてラリアットの相打ちに。そこからエルボーを連打したヘイリーだが、チョークでコーナーまで押し込んだ世IV虎は串刺しラリアット。しかしヘイリーも真正面から世IV虎を抱えると、エクスプロイダーで投げてから木村とトレイン攻撃。
 15分が経過し、ヘイリーがフロントキックでカウント2まで追い込むと、モンスタークラッシュの体勢に。しかし世IV虎が木村をコーナーに押し込むと、夏樹が走り込む。

 世IV虎が上にトスして夏樹はコーナーに飛び乗り、ヘイリーに雪崩式アームドラッグ。そこに世IV虎がセントーンを落とすと、夏樹はダイビング・フットスタンプ。さらに世IV虎がダイビング・セントーンを投下したがカウントは2。川葛は合体式世IVドンを狙ったが、ヘイリーは防御。そこに木村が入ってくるが、夏樹はヘイリーを倒すと木村を抱え上げて合体式世IVドンを決めながらヘイリーにセントーン。
 さらに世IV虎はヘイリーにアティテュード・アジャストメントを決めると、上からヨシコ。これをかわしたヘイリーは夏樹を場外に追いやると、世IV虎にハイキック。

 間一髪で夏樹のカットが間に合ったが、ヘイリーはなおも世IV虎にリストクラッチ式エクスプロイダー。これもカウント2で何とか肩を上げた世IV虎だが、木村が世IV虎を抱え上げてモンスタークラッシュ。これも夏樹のカットが間に合ったが、ヘイリーは世IV虎にパワーボムを狙う。
 だが、夏樹がミサイルキックでカット。しかし夏樹のたいようちゃん☆ボムは木村がビッグブーツでカット。しかし川葛は木村のビッグブーツをかわしてヘイリーに誤爆させる。それでもヘイリーは世IV虎にパワーボムを狙ったが、世IV虎は何とウラカンで切り返す。

 カウント2で返されると、世IV虎はラリアット。さらにネックハンギングボムを狙ったが、これを踏ん張ったヘイリーはラリアット。さらに立ち上がってきた世IV虎に走り込んでラリアットを叩き込み3カウント。
 川葛がまさかの王座陥落となったが、小川代表からベルトを奪い取った木村は「あー、お前ら見たか? オイ、ベルトは誰のものだ! (※観客からは「ヘイリー」の声が飛ぶ)はっ? お前らのな、得意技……今まで無言だったけどささやかな抵抗をはじめたようだな。上出来だ。有言実行! タッグのベルト獲ったぞ。そしてメインでアルファが勝ってモンスターフェスタ! お前ら今日は何の日だ? 声が小さいぞ!(※観客からは「モンスター祭り」の声が飛ぶ)川葛は今日で解散したらどうだ!」と言い放つ。

 すると「ちょっと待ってください!」と叫んだ宝城カイリが翔月なつみと共にリングへ上がり、「お願いがあります! 私たちにタッグのベルト、挑戦させてください! スターダムの選手が負けて黙っていられません! お願いします!」と言って、タッグ王座への挑戦を表明!
 それを聞いた木村は「どうやらお前らはバカだな! お前らな、モンスター軍がモンスターなら、川葛は犬! 川葛が犬ならオメーら犬のウ●コだ! お前ら、ウ●コだ。分かってるのか? ウ●コのくせに生意気言ってんじゃねぇよ! でもな、簡単に防衛できるっていうのもな、ギャラ泥棒でオイシイな。OK、やってやるよ。どこでもいいよ。新木場か? 次か? いつでもやってやるよ」と余裕の対応。

 すると翔月が「自分たちは新木場でやりたくありません。4月29日、両国国技館で挑戦させてください」と、両国大会での王座挑戦を指名。それを聞いた木村は「せっかくの両国大会で何でお前らとやんなきゃいけねぇんだよ! うちらにもちょっとは得させろ。オイ、ロッシー! どうせ儲かっているんだろ? オイ、ロッシー! 最近新しいスーツばっかり着やがって、この野郎。両国でうちらモンスター軍が勝ったら、『MONSTER』1年分用意しろ! 『MONSTER』1年分、両国の試合前に並べておけ! うちらが勝ったらそれを頂く。オイ、お前らもロッシーのスーツ代に消えるよりいいだろ?」と、小川代表に勝利者賞としてエナジードリンク1年分を要求した。










ワールド・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負

[王者]
●高橋奈苗

16分1秒
アルファプレックス 

[挑戦者]
アルファ・フィーメル

※高橋奈苗が8度目の防衛に失敗。アルファ・フィーメルが第2代王者となる

 新タッグ王者チームの木村とヘイリーをセコンドに従え入場してきたアルファは、腕組みをしての仁王立ちで奈苗を待ち構える。さらに名前をコールされると、奈苗に近づいていって至近距離から睨み付ける。
 ロックアップからロープ際で揉み合いになると、そのまま場外に転落。場外で睨み合った両者は、一旦リングに戻って仕切り直す。リストロックに捕らえた奈苗だが、アルファはフェースロックに捕らえると、ボディスラムからスリーパーへ。

 一転してオクラホマロールで丸め込んだアルファだが、奈苗もカウント2で返す。コブラクラッチで捕らえていったアルファだが、奈苗はヘッドシザースで切り返す。そこからアルファの左腕にレッグドロップを落とした奈苗は、キーロックに捕らえる。強引に浮かせてマットに叩き付けることで脱出したアルファは、奈苗の胸板にハンマーを連打で振り下ろす。
 ショルダーネックブリーカーで叩き付けたアルファはラリアットを狙ったが、かわした奈苗はカニ挟みからヒザ十字固め。さらにアルファの左足を踏みつけてから低空ドロップキック。

 これでアルファの動きを止めた奈苗は串刺しラリアット2連発からバックドロップの体勢に。アルファが踏ん張るとロープに飛んだ奈苗だが、アルファはカウンターのラリアット。ロープに飛ばされた奈苗はジャンピングショルダーでぶつかってアルファを場外に追いやると、トペを発射。
 続けてエプロンからトペコンまで放つと、「まだだ!」と叫んで今度はエプロンからプランチャ。だが、キャッチしたアルファが奈苗を客席に投げつける。腰に大きなダメージを負った奈苗がリングに戻ると、アルファは必殺のアルファプレックス(抱え込み式バックドロップ・ホールド)。

 辛くもカウント2で返した奈苗は、バックドロップをお返し。「奈苗」コールが飛ぶ中、ラリアットを狙った奈苗だが、アルファも相打ちに持ち込みダブルダウン。お互いにマットに両ヒザをついたままエルボーを打ち合うと、そのまま立ち上がってのエルボー合戦へ。
 エルボーを連打していった奈苗は張り手から延髄斬り。さらに片膝をついたアルファにもう一発延髄斬りを叩き込んでから対角線ダッシュのラリアット。そこからコーナーに登っていったが、立ち上がったアルファはデッドリードライブ。

 スピアーでカウント2まで追い込んだアルファは、前回の対戦でも奈苗をあと一歩まで追い込んだクロスフェースへ。だが、アルファ対策をしてきた奈苗はアルバトロスで切り返す。しかしそのまま奈苗を持ち上げたアルファはサイドバスターで叩き付けて脱出。
 10分が経過し、コーナーに登ったアルファだが、今度は奈苗が追いかけていって雪崩式ブレーンバスター。カウント2で返されると、奈苗はコーナーに登っていくが、またも追いかけていったアルファ。

 コーナー上でお互いに殴り合うが、奈苗がヘッドバットを叩き込み、アルファを逆さ吊り状態にすると、垂直にダイビング・フットスタンプを投下。さらに冷蔵庫爆弾を投下したがカウントは2。奈苗は一気にワンセコンドEXを狙うが、逆に持ち上げたアルファはオメガスラムで叩き付ける。
 「奈苗」コールが起こる中、アルファはネックハギングを狙うが、コードブレイカーで切り返した奈苗はバックドロップの体勢に。足を掛けて踏ん張ったアルファだが、奈苗は強引に投げていく。しかしアルファはカナディアンバックブリーカーの体勢で奈苗を持ち上げると、マットに叩き付けてからクロスフェースへ。

 さらに回転してから奈苗を一気に持ち上げると、両ヒザをつくハイアングル・パワーボムで叩き付ける。これもカウント2で何とか返した奈苗だが、アルファはもう一度アルファプレックスの体勢に。だが、ニーリフトで脱出した奈苗はグーパンチからイクボムで叩き付ける。
 15分が経過し、張り手から延髄斬りを叩き込んだ奈苗だが、立ち上がったアルファはラリアットでなぎ倒す。奈苗もラリアットを返してガッチリ抑え込むがカウントは2。ワンセコンドEXを狙う奈苗だが、これも防御したアルファはアルファプレックスで投げて3カウント!









▼エンディング

 何とタッグ王座に続き、赤いベルトもモンスター軍に流出! 絶対王者と思われた奈苗が両国大会を前にまさかの王座陥落というバッドエンドに場内が騒然となる中、倒れた奈苗にドイツ国旗をかけたアルファ。
 木村、ヘイリーと共に赤いベルトを持って勝ち誇ったアルファ。そしてマイクを持ったアルファが「アルファ・フィーメル、イチバン! ナナエ、お前はタフだが、私のほうが強かった。最もタフなのはこの私、アルファ・フィーメルだ!」と奈苗に向かって言い放つ。

 さらに木村が「オイ、お前ら! 今日は何の日だ? おい、モンスターフェスタ、両国の大会名変えるぞ、両国モンスターだ!(※観客からはブーイング)うるせーぞ! シングル、タッグ、両方モンスター軍がベルト巻いてんだ。今日からよ、スターダムは無法地帯なんだよ! お前らがどんなにブーブー言おうがな。両国モンスター大成功させて、5月からまた新しいこと仕掛けてやるよ」と叫んでから引き上げていった。
 リングに座り込んだままマイクを持った奈苗は「今日は負けてしまってスミマセンでした……。これで両国のリングに赤いベルト巻いて上がれなくなってしまって、超悔しいです! 今、どうしたらいいか分からないんですけど、これからのことはよく考えることにします。でもこのままでスターダムは終わっちゃいけないと思いますので……両国に向けて、両国でまた誰かがベルトを取り返してほしい、そんな気持ちでいっぱいです。今日は負けです、スミマセンでした」と涙ながらに語る。

 すると、そこに脇澤が泣きながらリングに上がってきて「奈苗さん! ダメじゃないですか! スターダムにあんなモンスター軍は必要ない! 私が闘いますから!」と訴えるが、奈苗は「脇澤さんで倒せる相手なのかなぁ……」とポツリ。すると、今度はイオがリングに上がってきて「奈苗さん! 私が来週の大阪での赤いベルト挑戦者決定トーナメントで、必ず優勝します! 優勝してスターダムに赤いベルト絶対取り戻します! 奈苗さん、頑張ります!」と決意表明。
 そんなイオからマイクを奪い取った夏樹も「奈苗さん、泣いてんじゃねぇよ! モンスター軍、倒すためだったら組んでもいいっすよ」と檄を飛ばす。そんな選手たちの檄を受けた奈苗は「このみんなの熱いパッション、みんなに伝わってますよね?(※観客からは「パッション」コール)パッションだー! ここで終わらない! スターダムは全員で、全員で闘う団体プロレスです! モンスター軍をきっと倒してくれると思います。両国大会、そこに向けて皆さんよろしくお願いします!」と絶叫。

 最後は「今日はこういう結果になってしまったので、誰かが締めるというわけにはいきません。なので、一緒に闘ってくださって、こうやって声をかけてくださったお客さんに締めてほしいです。よろしいですか? ぜひ皆さんで言ってください! そうしたら選手みんなでSのマークを作って叫びます! よろしくお願いします。お願いしまーす!」と言うと、全選手がリングに上がり、観客と一緒に選手がマイクを使わずに「今を信じて、明日に輝け! We are STARDOM!」と叫んで後楽園大会を締めくくると、スターダム勢はリング上で円陣を組んで気合いを入れ直した。

★試合後コメント

キムラモンスター軍☆
――モンスター軍が今日のスターダムを制圧する形になりましたが
木村「だから言ってんじゃん。今日はモンスターフェスタ。今日をきっかけに両国モンスター。アーユーモンスター? 1モンスター、2モンスター、3モンスター、4モンスター。キムラモンスター!」
アルファ「スターダムはこれで私達のものになったわ。新しいタッグチームチャンピオン、そしてNo.1になったのは最高の私達のチーム」
木村「トリオのベルトもいつでも取れるね。誰と組んでも」
アマゾン「モンスター軍こそ最強」
――宝生天女(仮)が挑戦表明して来ましたが
木村「ウ●コ? (ウ●コ)でいいんじゃない?」
――両国で試合を受けると
木村「そうだね、ロッシー小川がMONSTER一年分用意するならね。ちゃんと用意しろよって伝えてください」
アルファ「フィニッシュを決めた時、もうこの世に敵はいないと思ったわ。もうお腹すいたのでこれからチキンを食べて、もっとビルドアップしてスターダムを制圧していってあげるから。今夜はモンスターパーティーよ」

高橋奈苗
「ここにこうやって座る時に、ベルトがないのが信じられないです。寂しくて……セミで川葛も負けてしまって、ちょっと何も言えないけど、両国に赤いベルト巻いて笑顔で花道歩いてるっていうイメージしかなかったんで、この先自分がどうやってモチベーション上げていいか、いま何も答えられないけれども……でも、私はいつも負けたところから進化が始まるんで。悔しい思いをバネにするのは得意中の得意なんで、きっとここで折れる高橋奈苗じゃないと思う。そして、あの……何よりきっと力になるであろう、皆のあのパワー? 試合後の涙? 私はあれを信じたいです。ここから誰が立ち上がってくれるのか、誰が結果を出して両国のリングに立つのか、最後立っているのか、そこに託したいです。そこでまたそこから負けるかって、若いのに負けるかって! 高橋奈苗は立ち上がっていくと思います」
 
 四国ラストマッチでゆずポンが飛んだ!イオ&エンジェルとのトリオで川葛に勝利

TAKAMTSU レッスル☆フェス2013
愛川ゆず季 四国ラストマッチ!!
3月10日(日)高松シンボルタワー 2:00PM
観衆320
人(満員) 

▼オープニング

 まず風香GMが登場し、「こんなに来て頂いてホッとしています。愛媛県出身の愛川選手が引退しても、またここに来たいと思っていますのでよろしくお願いします。愛川選手最後の四国大会となりますが、逆にその他の選手も背負っていくと気合いが入っていますので応援よろしくお願いします」と挨拶。
 続いて選手入場式へ。最後に愛川ゆず季が登場し、リング中央でゆずポンキックを披露。選手を代表して愛川が「高松の皆さん、こんにちは。私はいよいよ引退まであと9試合になりました。残り少ないですけど、最後にこの四国で闘えてすごく嬉しいです。感謝しています。今日も明るく激しく闘いたいと思います。グラレスラーは強いのだー!」と挨拶。

シングルマッチ 15分1本勝負
脇澤美穂
8分36秒
バックスライド・フロム・ベノム

吉乃すみれ●

 握手を交わしてから試合開始のゴングが鳴ると、両者自分への声援を観客に要求。力比べを要求した脇澤の腕を取って捻り上げた吉乃だが、切り返していった脇澤は腕に噛みついていく。
 吉乃も脇澤の二の腕に噛みつくと、ストンピング攻撃。だが、脇澤はコーナーに吉乃の顔面を叩き付けると、「クソおばちゃんが!」と叫びながらベノムアームからのショルダーネックブリーカー。

 さらに「おばちゃんが、このぉ!」と叫びながらキャメルクラッチに捕らえ、さらに髪の毛を引っ張ったり鼻フックをしたりとやりたい放題。だが、股下からくぐり抜けた吉乃もキャメルクラッチをやり返す。さらに髪の毛を引っ張り、鼻フックも見舞っていった吉乃だが、脇澤は唾攻撃。
 そこから吉乃の腰にドロップキックを連打した脇澤は、逆片エビ固めに捕らえる。何とかロープに逃れた吉乃だが、中央に引きずり戻した脇澤は改めて逆片エビ固めに捕らえていく。

 何とかロープに逃れた吉乃は、エルボーで反撃。さらに往復ビンタを連発してからブレーンバスターを狙うが、脇澤はボディスラムで切り返そうとする。だが、吉乃は脇澤の背後にしがみつくとオンブ状態からスリーパー。
 背後のコーナーに叩き付けて脱出した脇澤だが、再び背中に飛び付いた吉乃はスリーパー。前に吉乃を落として脱出した脇澤はドロップキックからジャーマンの体勢に。

 サムソンクラッチで切り返した吉乃は、続けて回転エビ固め。さらに立ち上がってからロープに飛び、ハーフダウンの脇澤にテーズドロップ。ラ・マヒストラルの体勢から腕十字を狙った吉乃だが、これを決めさせなかった脇澤はクローホールドSTOでなぎ倒すと、コーナー最上段からダイビング・ボディプレス。
 何とかカウント2で返した吉乃は、脇澤のお株を奪う唾攻撃から首固め。さらに逆さ押さえ込みを狙ったが、脇澤は唾攻撃を返すと、バックスライド・フロム・ベノムを決めて3カウント。









シングルマッチ 15分1本勝負
●岩谷麻優
5分12秒
ハリケーンドライバー→片エビ固め

ヘイリー・ヘイトレッド

 ヘイリーはバーブ佐々木レフェリーになかなかボディチェックをさせない。岩谷はゴングと同時にドロップキックを連発するとエルボーで向かっていくが、ロープに飛んだ岩谷をビッグブーツ一発で吹っ飛ばしたヘイリーは、コーナーに岩谷の顔面を叩き付けてから踏みつける。
 重たい逆水平チョップから串刺し式ヒップアタックを見舞ったヘイリーは、ワンハンドボディスラムで叩き付ける。さらにニーリフトからハンマーを放っていくが、その腕を掴んだ岩谷はタケコプターで投げていく。

 ロープにもたれ掛かったヘイリーにドロップキックを突き刺した岩谷は、エプロンからスリングショット式フットスタンプ。だが、続くクロスボディをキャッチしたヘイリーは「バイバイ」と投げ捨てブロックバスター。さらにハーフダウンの岩谷に逆水平チョップとサッカーボールキックを叩き込むと、岩谷をロープに飛ばす。
 コルバタで逆に投げた岩谷は、飛び付いての回転エビ固めで丸め込み。カウント2で返されると、スリングブレイドからミサイルキックを発射。さらにダイビング・ウラカンホイップで投げ飛ばす。

 そしてフルネルソンの体勢に捕らえるが、ヘイリーが身体の向きを変えると、ノーザンライト・スープレックスにスイッチ。だが、続くウラカン・ラナの回転をストップさせたヘイリーは、そのまま岩谷を持ち上げてターンバックル・パワーボムで叩き付ける。
 続けてファイアーマンキャリーで担ぎ上げたヘイリーは、岩谷の頭部をコーナーに叩き付けてからハリケーンドライバーで3カウント。









▼タッグマッチ 20分1本勝負
宝城カイリ
翔月なつみ
11分2秒
トラースキック→片エビ固め 
須佐えり
横尾由衣●

 『未来のスターダム』の乗って踊りながら入場した宝翔天女(仮)。宝城vs横尾で始まるかと思いきや須佐も入ってきてヤング・ナナエ軍団は須佐のドロップキックから2人がかりで踏みつけて「ナナエ軍団!」と雄叫びをあげる。
 しかし横尾が串刺しドロップキックを出せば、すぐに宝城の串刺しドロップキックをお返し。横尾が逆水平チョップを打てば、宝城はダブルチョップで対抗。

 串刺し攻撃を狙った横尾をドロップキックで迎撃した宝城は、翔月にタッチ。リストロックからロープに横尾の左腕を巻き付けて踏みつけた翔月は、背後からドロップキック。そしてオモプラッタから変形クロスフェースに捕らえるが、横尾はロープに脱出。
 宝城がなおも横尾の左腕にスレッジハンマーを落とすと、宝翔天女(仮)は連係攻撃から合体のニードロップ。そこから宝城が極楽固めに捕らえると、翔月がランニングローを叩き込む。

 横尾も宝城をスリーパーに捕らえると、自軍のコーナーまで引きずってきて須佐にタッチ。ストンピングを連打した須佐は、ハーフダウンの宝城にドロップキック。そして馬乗りになってパッション張り手を連打。翔月が「うるさいんだよ!」とカットすると、宝翔天女(仮)はダブル攻撃。
 だが、合体ブレーンバスターをDDTで切り返した須佐は、宝城の飛び付き式DDT。さらにロシアンフックを放っていくが、かわした宝城はスピアー。さらに前方回転ネックブリーカーを連発すると、ロープで勢いをたっぷりつけてからのエルボードロップ。

 翔月はモンキーフリップで投げてからシーソーホイップ2連発。そのまま逆片エビ固めに捕らえると、鎌固めにスイッチ。そこに宝城が入ってきて須佐の腰にエルボーを投下してから、翔月を肩車し、そこからダブルニードロップを投下。
 翔月の串刺し攻撃をかわし、ハーフハッチで投げた須佐は逆上がり式飛び付きDDT。ここで横尾がタッチを要求。須佐がタッチに応じると、横尾は河津落としから脳天へのエルボー。そしてマンゴークラッシュで叩き付けるがカウントは2。

 翔月は蹴りと突きで反撃するが、蹴り足をキャッチした横尾はドラゴンスクリューで投げるとファイナルカット。だが、宝城が入ってきて横尾を捕まえていくと、宝翔天女(仮)はダブルのドロップキックを狙うが、エプロンから須佐が横尾をキャッチして阻止。逆にヤング・ナナエ軍団がダブルのドロップキックを決めると、須佐が翔月にロシアンフック。
 さらに横尾がマンゴークラッシュを決めるが、これもカウントは2。翔月は月詠で丸め込むがこれは須佐がカット。10分が経過し、続く須佐のロシアンフックをかわして横尾に誤爆させると、宝城がスピアー。

 そこから宝翔天女(仮)は同じコーナーに登って宝城のダイビング・エルボードロップ→翔月のダイビング・ダブルニードロップを連続投下。そして翔月が狙い澄ましたトラースキックを叩き込んで横尾から3カウントを奪った。









 休憩明け、風香GMがリングに上がると、この日の夜に同所で大会を行う大日本プロレスのアブドーラ・小林が蛍光灯を手にリング上へ。「掛け合いをしてほしいって言われたんですが、どうしましょう」と風香が尋ねると、アブ小は「血の掛け合いですか?」とオトボケ発言。
 改めて大日本の大会を告知したアブ小は「僕、決め台詞があるんですけど、女子プロのリングでやるの初めてなんですよ、スターダム、大日本プロレスファンの皆さん、愛してま〜す!」と雄叫びをあげた。

▼タッグマッチ 20分1本勝負

高橋奈苗
●ケリー・スケーター

14分34秒
チョーク・ボム→体固め

木村響子
ザ・フィーメル・プレデター“アマゾン”

 奈苗と木村の先発で試合開始。バックに回った木村はグラウンドに引き込む。サイドに回った木村に対し、奈苗も首を取っていくが、木村も切り返してみせ、一旦離れる両者。ここでケリーとアマゾンがリングイン。ヘッドロックに捕らえたケリーを持ち上げたアマゾンは、フルネルソンに捕らえる。
 そこからヘッドロックに捕らえたアマゾンだが、ケリーはアマゾンをコーナーに追い込むと、エルボーを連打。さらに奈苗が入ってきて連係攻撃を繰り出す。

 ケリーがキャメルクラッチに捕らえると、木村が入ってきて蹴りでカット。さらに木村は奈苗を場外に連れ出すと客席に叩き付ける。アマゾンもケリーを場外に連れ出して叩き付けるが、怒った奈苗が木村を客席に叩き付けると、木村は会場の壁に奈苗を叩き付ける。
 「やり返すぞ!」と叫んでリングに戻っていった奈苗だが、その間ケリーはロープに張り付けられ、木村とアマゾンが2人がかりで踏みつける。さらに木村はコーナーで馬乗りナックルを連打。

 スリーパーに捕らえていった木村は胴絞め式に移行。辛くもロープに逃れたケリーは、エルボーで反撃。雄叫びをあげながら受け止めてみせた木村は、エルボー一発でケリーを吹っ飛ばすが、背後を取ったケリーは後方回転エビ固め。
 カウント2で返した木村は控えの奈苗を蹴落とすと、ケリーにバックドロップを狙う。だが、背後に着地したケリーはロープに飛び乗るとバックエルボーを返して奈苗にタッチ。木村をショルダータックルで吹っ飛ばした奈苗は、エルボードロップを投下。

 そして足4の字固めに捕らえていくと、アマゾンがジャンピング・ボディプレスでカットに入る。これをかわしてみせた奈苗は、なおも木村への足4の字を絞りあげる。そこからカナディアンバックブリーカーで担ぎ上げ、ヒザの上に叩き付けた奈苗はシャイニング膝アッパー。一気に冷蔵庫爆弾を投下したが、これをかわして自爆させた木村。
 エルボー合戦から張り手を見舞った木村はロープに飛ぶが、奈苗はカウンターのラリアット。だが、木村もロープに飛んだ奈苗に追走式ビッグブーツ。なおも突進する奈苗だが、木村はカウンターのビッグブーツを叩き込む。

 10分が経過し、アマゾンが奈苗の背中にハンマーを振り下ろすが、奈苗もエルボーで反撃してからロープへ。だが、体当たりで奈苗を吹っ飛ばしたアマゾンはジャンピング・ボディプレス。だが、立ち上がった奈苗は捻りを加えたバックドロップで投げると、ロープにアマゾンを張り付けてのラリアット。
 ケリーが入ってきて2人がかりでチョップを打っていくが、ダブルのクローズラインをかわしたアマゾンは、ダブルラリアットで2人まとめて吹っ飛ばす。だが、ケリーも逆上がり式リバースDDTで叩き付ける。

 背後から奈苗が延髄斬りを叩き込むと、ケリーはカサドーラで飛び付くが、アマゾンはフェースバスターで切り返す。そこに木村が入ってきて奈苗をホイップしてケリーに叩き付けるが、奈苗とケリーもモンスター軍同士の同士討ちを誘い込む。さらにアマゾンに冷蔵庫爆弾を投下した奈苗は、その上にケリーブレーンバスターで叩き付けてる。
 だが、場外の木村が奈苗の足をすくっていくと、その間にアマゾンがケリーにサイドバスター。さらにモンスター軍はトレイン攻撃を決めると、アマゾンがケリーをネックハンギングで持ち上げてからのチョーク・ボムで叩き付けて3カウントを奪った。













 試合後も、奈苗と木村がやり合い、セコンド陣が止めに入ると、マイクを持った木村が「オイ、カメラ構える前に拍手ぐらいするのが礼儀じゃねぇのか? オイ、うどんのオイシイ香川県の皆さん、そうですか高橋奈苗の無様な姿。長期政権? ふざけるな、次の後楽園でお前のベルトはモンスター軍のものになる。川葛のベルトもモンスター軍のものになる。意味の分からない奴はスターダムのホームページでも見てくれ。飛行機でひとっ飛びすれば3月17日の後楽園ホールに来られるんだから絶対に観に来いよ。どんな気分だ? はるばる四国まで恥をかきに来た気分は?」と言うと、奈苗が殴りかかる。

 そこに脇澤や須佐らナナエ軍団の面々も入ってきて木村を袋叩きにしていると、ヘイリーが入ってきて木村を救出! 木村が「マイベストパートナー」と言うと、ヘイリーも木村と握手。仲違いしていたアマゾンも加わり、モンスター軍は改めて一枚岩となったことをアピールした。
 モンスター軍が去ったあと、マイクを持った奈苗は「ありがとうございました。悔しいな。17日、東京の話で申し訳ないけどモンスター祭りなんかにはさせません! 木村に言われたからではなく、私たちの応援のために東京まで来てください!」と言い放った。

★試合後コメント

木村響子&ザ・フィーメル・プレデター“アマゾン”withヘイリー・ヘイトレッド
ーー前回新木場大会で小競り合いのあったヘイリー選手とアマゾン選手でしたが、今回木村選手のピンチをヘイリー選手が救出する形で和解が成立しましたが。
木村「まぁでも小競り合いっていうか、レスラーって元々そういうワガママな人の集まりだと思っているんで。逆に本当にこれだけ個性豊かなメンバーが揉めないわけがなくて。だから想定内で。ヘイリーのこともまぁ信じて今までやってきたっていうのがあって、別に……信じてるって言ったらおかしいですけど、まぁ彼女がモンスター軍をやりたいっていう、ちょうどいい意思確認になったというか。何でしたっけ? 雨降って地固まるみたいな? いいキッカケになったと思います」
ーーでは、今回の件でより一層結束力が高まったという感じですか?
木村「でも別にうちらは仲良しこよしでいる必要はないから。別にここ(=ヘイリーとアマゾン)が仲悪かろうが何だろうが、まぁいいんですよ。仲良しこよしでいく必要もないんで。みんなが思い思いに自由にやっていい組合なんで。それでも自由にやりたい人たちが集まっているんで、みんな思い思いにやったらいいんじゃないですかね」
ーーヘイリー選手は、今回木村選手のピンチを助ける形になりましたが?
ヘイリー「うん……重要なはタッグタイトルマッチ。モンスター軍がすべてのベルトをいただくためよ」
木村「タッグのベルトを獲る気満々だって言ってますよ」
ーーこれで問題なく、3・17後楽園大会はモンスター祭りになりそうですか?
木村「うん。もちろん、最初からモンスター祭りは決まっているから! モンスター祭り決定!」
ヘイリー&アマゾン「モンスターフェスタ!」

 

▼ゆずポン最後の四国凱旋 6人タッグマッチ 30分1本勝負

愛川ゆず季
紫雷イオ
ダーク・エンジェル

18分2秒
ムーンサルトプレス→片エビ固め 
夏樹☆たいよう
世IV虎
安川惡斗●

 観戦に来た家族の応援を受けて入場してきた愛川。握手を求めた愛川組だが、無視した川葛。すると惡斗が「愛川、出て来いよ」と愛川を指名。だが、エンジェルが出て来ると、夏樹が割って入り、惡斗を下げて先発を買って出る。
 腕の取り合いからエンジェルが巻き投げで投げ飛ばすと、夏樹はロープに飛ぶ。アームドラッグからドロプキックを叩き込んだ夏樹だが、エンジェルも夏樹の腕を取ってコーナーに駆け上げると、そこからアームドラッグ。

 タッチを受けた愛川はアームドラッグで夏樹を投げると、ガンガン蹴っていく。さらに夏樹をコーナー下に追いやり、串刺し攻撃を狙うが、世IV虎が入ってきてカット。だが、愛川が夏樹のいるコーナーに世IV虎をホイップすると、そこに惡斗が入って来る。だが、イオとエンジェルが連続で串刺し攻撃を川葛に決めると、愛川組の3人は夏樹に同時ゆずポンキックを落としてセクシーポーズ。
 だが、世IV虎が入ってきてオリジナル川葛でイオにトレイン攻撃を決めると、イオをロープに張り付け、惡斗を含めた3人で踏みつけながらポーズ。イオをヘアホイップで投げた世IV虎は、そこから顔面ウォッシュをお見舞い。

 続いて惡斗がイオの顔面をロープに擦りつけてからターンバックルに叩き付ける。川葛は3人がかりでイオの顔面を踏みつけると、夏樹が腕固めに捕らえる。さらに夏樹はイオにヒザを押し当てていくと、腕にはニードロップを落とす。防戦一方となったイオだが、ロープに飛んだ夏樹にカウンターのドロップキックを叩き込んでエンジェルにタッチ。
 世IV虎と惡斗が入ってきてトレイン攻撃を狙ったが、エンジェルは2人まとめてヘッドシザースで投げていくと、続けて川葛の3人を投げ飛ばしてから夏樹に羽根折り固め。夏樹も張り手からのニーリフトを返すと、ロープを掴んでの幻惑殺法からバックエルボー。

 タッチを受けた世IV虎がショルダータックルでエンジェルをなぎ倒すが、エンジェルもロープに飛び乗り、振り向き様のミサイルキック。さらにコーナーからダイビング・クロスボディ。タッチを受けた愛川はミドルキックを連打するが、世IV虎は腕でブロックするとチョーク攻撃。だが、追走式ミドルキックを叩き込んだ愛川はエルボー合戦へ。
 さらにローキックを連打した愛川は、パイパイアタックを狙うが、世IV虎は体当たりで迎撃するとセクシーポーズで踏みつけフォール。

 10分が経過し、世IV虎が世IVコブラに捕らえると、イオとエンジェルがカットに入り、川葛の3人を同じコーナーに叩き付ける。そこに愛川がダッシュし、イオとエンジェルのアシストを受けて、合体式のパイパイアタック。
 「飛ぶぞー!」とコーナーに登った愛川だが、世IV虎が肩口に担ぎ上げて前方に投げ捨ててから上からヨシコ。これを愛川がかわすと、エンジェルが世IV虎を場外に追いやってトペを発射。そこに夏樹が三角跳びプランチャを放つと、イオがケブラーダ。惡斗もエプロンからトペ・コンヒーロを発射すると、愛川もコーナーに登ってプロレスラー生活初となるプランチャを投下!

 リングに戻った愛川あは世IV虎をに突きと蹴りを連打。そこからフィッシャーマンズ・スープレックスで投げるがカウントは2。ならばとYKブルー(後ろ回し蹴り)を叩き込むが、これもカウントは2。ショートレンジラリアットを返して世IV虎は一気にネックハンギングボム。
 そして惡斗にタッチすると、惡斗は愛川にコンプリート・ショット。そこからサンセットフリップ2連発を落とした惡斗は、コーナー二段目から惡トーンを投下したがカウントは2。ACTスペシャルを狙った惡斗だが、そこにオリジナル川葛がサンドイッチ攻撃で加勢。

 さらに川葛は3人がかりで合体式世IVドンを決めると、惡斗が愛川のYKレッド(カカト落とし)をキャッチ。だが、強引に振り解いた愛川は、惡斗の背中にカカトを連続で落としてからシャイニングゆザードを発射。
 15分が経過し、イオがスワンダイブ式ミサイルキックからコーナーに登っていくが、夏樹が追いかけていって雪崩式アームドラッグ。さらに世IV虎のセントーンから惡斗がトップコーナーから惡トーンを投下。カウント2で返されると、対角線上のコーナーに叩き付けてかたのACTスペシャルで叩き付けるが、エンジェルがカットに入る。

 エンジェルがロープに惡斗の足をかけて水平に固定すると、イオがミサイルキックを惡斗の脇腹目がけて発射。さらにアッパー掌底からバズソーキックを叩き込んだイオは、新幹線アタックからムーンサルトプレスを狙うが、夏樹がパワーボムの体勢に捕らえ、すかさず惡斗がコーナーへ。
 だが、イオがウラカン・ラナで夏樹を丸め込むと、コーナー上の惡斗を愛川が蹴落としてからYKイエロー(ハイキック)を叩き込む。そこにイオがダメ押しのムーンサルトプレスを投下して3カウント。













▼エンディング

 勝利を飾ったイオがマイクを持ち、「本日はこんなにたくさんのご来場、ありがとうございます! ゆずポンのラスト四国凱旋ということで、こんなにお客さんがたくさん集まったということは、それだけゆずポンが惜しまれている存在なんだなと実感しております。ゆずポンのグラレスラーとしての最後の凱旋を白星で飾れてホッとしている次第でございます。ゆずポンのグラレスラーとしての人生は残り9試合で終わってしまうんですけども、スターダムの未来は残されているというか、私たちが担っていると思っていますので、ゆずポンが引退してもどんどん繋げていって、どんどん大きくしていって、また両国大会も成功させて、またこの四国に戻ってこられるよう、選手一同一丸となって頑張っていきます。余裕があれば両国にも、そしてスターダムがまた四国に戻ってきたときにはまた観に来ていただけよう頑張っていきます!」と挨拶。

 そしてイオからマイクを渡された愛川が「四国・高松の皆さん、飛べましたー! これで見事勝って地元凱旋を締めくくれたので、本当に嬉しいし感謝の気持ちでいっぱいです。残りグラレスラー生活、8試合となってしまいましたが、1試合1試合心に残る、そしていつもの全力ゆずポンでグラレスラー魂を見せて、引退を惜しまれる選手に最後までなっていたいなという気持ちでいっぱいです。プロレスを始めて約2年半ですか。地元凱旋もさせてもらって、こうやって地元の方に応援してもらえて……(※涙ぐむ)ありがとうございます。やっぱり寂しい気持ちも多いんですけど、こうやって地元、この四国からも応援してもらえているってことを胸に両国大会でグラレスラー生活をケガなく終えたいなと思います。本当に支えられたので、こうやって直接ありがとうって言えてよかったです。ありがとうございました。それでは今日は私が締めさせてもらいたいなと思います」と言って選手たちをリングに上げると、最後は「四国の皆さん、ありがとうございました! 今を信じて、明日に輝け! We are STARDOM!」で締めくくった。

★試合後コメント

愛川ゆず季&紫雷イオ&ダーク・エンジェル
ーー愛川選手、四国凱旋ラストマッチを終えましたが。
愛川「そうですね、まず四国で温かく迎えてもらえて、試合でも勝って締めくくれたので、本当に嬉しい気持ちと感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました」
ーーそれをサポートした形のイオ選手とエンジェル選手でしたが、いかがでしたか?
イオ「やっぱり負けてしまうと、せっかくのゆずポンのラスト凱旋なので、絶対にシラけてしまうなと思って(苦笑)。負けることだけはダメだと思って、かなり緊張しながら挑んだんですけど、ちゃんと勝てたのですごく嬉しく思いますし、ゆずポンの笑顔が見られて、私もすごく幸せな気分になれました」
エンジェル「今日はゆずポンにとって最後の地元凱旋マッチと聞いていたので、勝てて本当によかったわ。ゆずポンとタッグを組めたこと、それもイオと一緒にタッグを組めたことが私も嬉しかったわ」
ーー愛川選手ははじめてプランチャにも挑戦しましたが、飛んでみた感想は?
愛川「やっぱり今回、こうやって紫雷イオ選手、そしてダーク・エンジェルさんと組ませてもらった限りは何か挑戦してみたいなって気持ちに……プロレスを始めて初めて(飛んでみたい気持ちに)なったので、実際飛べてよかったなと思います」
イオ「ウフフ」
愛川「緊張しましたぁ(笑)。みんなすごいですね、こんなことやって」
イオ「顔が緊張していたんで。下から見ていてすごく思いました(笑)」
ーー声援も大きかったと思いますが、改めて最後の地元凱旋はいかがでしたか?
愛川「こうやって引退が決まって、地元の方々の顔を見て『ありがとう』って言えたので、こういう機会を与えてもらってすごく嬉しいし、支えてもらったというのがすごく大きいので。地元大好きだから、もう嬉しい気持ちでいっぱいです」

 
 夏樹と米山のハイスピード戦は時間切れ!モンスター軍に亀裂が…

スターダムSeason11
grows up stars2013 開幕戦
3月3日(日)新木場1stRING 12:00PM
観衆380人(超満員札止め)

▼オープニング

 Kちゃんパンダとのオープニングダンスのあと、風香GMが「皆さん、こんにちは。今日もたくさんのご来場ありがとうございます。今日から新シリーズが始まって、これが終わったらすぐに両国大会なので失敗が許されません。選手もどんどん増えてきて、スターダムはこれからも独走していきたいと思います」と挨拶。

タッグマッチ 15分1本勝負
紫雷イオ
岩谷麻優
8分6秒
マヒカ・デ・イオ

ケリー・スケーター
横尾由衣●

 この日から選手たちは3月13日発売のオフィシャルテーマ曲CDに収録されている新テーマ曲で入場。相手チームと陽気に拳を合わせるケリー。まずは岩谷と横尾がロックアップ。ロープに押し込んだ横尾は離れ際にエルボーを連打。
 しかし串刺し攻撃をかわした岩谷はドロップキックを見舞ってイオにタッチ。サンダーロックはダブルのフライング・クロスチョップからサンドイッチ・ドロップキック。さらに岩谷がキャメルクラッチに捕らえたところに、ロープでたっぷりで反動をつけたイオが側頭部にドロップキック。

 横尾もイオをボディスラムで叩き付けると、キャメルクラッチをお返し。そこにケリーがドロップキックを叩き込む。ケリーはギロチンドロップからエルボーを叩き込むが、イオもカウンターのドロップキックを返してタッチ。岩谷はドロップキックの連発からタケコプター。
 さらにロープにもたれかかるケリーにドロップキックを突き刺した岩谷は、コーナーに登っていくが、立ち上がって肩口に担ぎ上げたケリーはそのままマットに岩谷を投げつける。

 槍投げのような体勢でケリーが岩谷をコーナーに投げつけると、横庫が逆水平チョップを連打。さらに串刺しジャンピングエルボーを叩き込むが、岩谷は足をすくって倒すとサイクリングヤッホー。すぐにケリーがカットに入るが、サンダーロックは合体攻撃を狙う。
 だが、横尾は2人の足を抱え込むとまとめてドラゴンスクリューで投げてから、マンゴークラッシュを連発。さらにスピニング・トーホールドからの足4の字固めへ。何とかロープに逃れた岩谷はカウンターの水車落としで投げてイオにタッチ。

 619からスワンダイブ式ミサイルキックを発射したイオだが、カウント2でケリーがカット。そこに岩谷も入って来るが、ケリーが捕まえてホイップ。しかしイオがかわすと、逆にサンダーロックがケリーと横尾をホイップして叩き付ける。
 そこから新幹線アタックを発射したイオは、アッパー掌底からムーンサルトプレス。そのままマヒカ・デ・イオへつないで3カウントを奪った。













★試合後コメント

紫雷イオ&岩谷麻優
ーーさすがにこの辺のタッグには負けないですね
イオ「そうですね。やっぱりしばらくずっとサンダーロックとして組んでいるというのもあるので、連係もいい感じですし。まぁ横尾はデビューして間もないっていうこともあるので、地力でも負けないって感じで。今日はいい感じに勝てたんじゃないかなと思いますね」
岩谷「久しぶりに……まぁ麻優がフォール取ったわけじゃないですけど、久しぶりに勝こtpが出来たので本当によかった! で、今回ハタチになって初めて試合なので、幸先のいい」
イオ「よぉ! シーズン開幕戦だし、ハタチ一発目だしね。シーズン開幕の第1試合! めちゃくちゃいい波に乗れるんじゃないかなと」
岩谷「はい。自分たちはスピード、早い動きでやっているんですけど、足を攻められまして。それがキツくて、なかなか。足を殺されるとスピードが」
イオ「そうだね。そこは厳しいけど、まぁ勝てたからね」
岩谷「はい! よかった。久しぶりにサンダーロックのポーズしますか?」
イオ「あったっけ?(苦笑)」
岩谷「We are サンダーロック!」
イオ「初めてやった(笑)」

 

ケリー・スケーター&横尾由衣
横尾「そうですね。私、今年の1月のデビュー2戦目に岩谷麻優と3WAYで闘って、がんめんにエグいミサイルキック受けて、その屈辱を晴らそうと思ったんですけど。まぁ本人からフォール取られたわけじゃないし、エグいのもなかったんですけど、逆に私が得意のスピニング・トーホールドからの4の字かけられたんで、そこはよかったんですけど。あとは技術の問題ですね。体力は負けてはないと思うんで」
ケリー「由衣には将来があるわ。いつの日はスターダムで夢を掴むために、ハードなトレーニングを今後も積んでいってほしい。ガンバレマスネ?」
横尾「はい、頑張ります!」

 
タッグマッチ 20分1本勝負
松本浩代
●吉乃すみれ
9分21秒
ACTスペシャル→片エビ固め 

世IV虎
安川惡斗

 世IV虎が「松本、出てこいよ」と指名するが、吉乃が「私、行きます!」と名乗りを挙げて、世IV虎を睨み付ける。デビュー戦の相手である世IV虎に対し、果敢に向かって行く吉乃だが、ヘッドロックからグラウンドに持ち込んだ世IV虎はハンマーを振り下ろすと、ロープに張り付けて惡斗と両側から踏みつける。
 「何がアイドルレスラーじゃ、ボケ!」と叫びながらボディスラムで叩き付けた惡斗は、フットスタンプを投下して世IV虎にタッチ。世IV虎もボディスラムで叩き付けてから控えの松本に見せつけるように「回すぞー!」と叫んでからジャイアントスイング10回転。

 自分も目を回してフラフラの世IV虎だが、世IV虎もボディスラムで叩き付ける。しかし吉乃もコルバタを返して松本に手を伸ばす。だが、世IV虎がタッチを許さず吉乃をヘアホイップで投げ飛ばしてから顔面ウォッシュ。タッチを受けた惡斗だが、吉乃が対角線にホイップすると松本がコーナースプラッシュ。続いて吉乃がロンダート式カンガルーキック。
 ここでようやくタッチが成立し松本がリングイン。世IV虎とショルダータックルで互角にぶつかりあった松本は、そこから世IV虎をタックルでなぎ倒し、串刺し攻撃を狙う。惡斗が前に立ちはだかった盾になるが、松本は惡斗ごと世IV虎にコーナースプラッシュ。

 続いて吉乃が世IV虎にドロップキックを連発してから、丸め込みながら腕十字に捕らえる。しかし世IV虎はそのまま持ち上げるとバスターで叩き付けて脱出。吉乃は松本との合体攻撃を狙うが、ショルダータックルで2人まとめて吹っ飛ばした世IV虎は、吉乃にヒップトスを投下。
 続いて惡斗がドロップキックからロープに飛ぶが、エプロンから松本が羽交い締め。だが、世IV虎が吉乃の足をすくって倒し合体攻撃を阻止。惡斗をなぎ倒した松本がリングインし、吉乃をオンブして惡斗にダブルニーを投下。

 だが、惡斗も吉乃にエルボー合戦を仕掛けていく。打ち勝った惡斗は惡斗様固め。そのままストレッチマフラーに捕らえるが、松本が背後から押し倒すと、吉乃は0742で丸め込む。カウント2で惡斗が返すと松本が体当たり。そこを吉乃が丸め込むがカウントは2。
 今度は世IV虎が飛び込んできた吉乃にカウンターのネックハンギングボム。さらに惡斗がサンセットフリップを落としてから吉乃を担ぎ上げ、対角線のコーナーに叩き付けてからACTスペシャルで叩き付けて3カウントを奪った。













★試合後コメント

世IV虎&安川惡斗
世IV虎「いや〜、何だろうね。吉乃はまだまだだし、吉乃に足りないところを松本が補おうとしたかもしれないけど、それでもうちらとの力は差がありすぎてね」
惡斗「呆気なかったですね」
世IV虎「呆気なかったね。やりたらねぇよ!」
惡斗「何が大食いアイドルレスラーだ。意味が分からない、全体的に。アイドルレスラーってトシでもねぇだろうし。なんだろう……本当にやる気あんのってすごい思った。スゲームカつく試合だった、あれは。何か全然もの足りないっす!」
世IV虎「足らないね。もうね、もっと松本とバチバチやり合いたかったんだけど、初っ端から吉乃が来て。もう自分のペースを崩されたのがマジ、ムカついて。まぁ最初から殺ってやったんですけど。まぁね、松本、もう自分の相手じゃないから。もう自分を女子プロレスを、スターダムを背負っていく人なんで、もうあんな奴に使っている時間はないです」

 

松本浩代&吉乃すみれ
吉乃「デビュー戦で世IV虎さんに当たったので、今日はリベンジをしたいなと思ったんですけど、なかなかやっぱり世IV虎さんとの実力の差が出てしまって。松本さんは私が女子プロレスを見始めた時に、一番最初に名前を覚えさせてもらった選手で、松本さんが出て来るだけで会場が沸くからすごいなって思っていて。そんな選手と2戦目でいきなりタッグを組ませていただいたので、どうにか足を引っ張らないようにいいところを見せようと思ったんですけど、助けてもらってばっかりで私が全然力になれなくて、力不足を感じました」
ーー松本選手、いかがですか?(吉乃とは)初タッグでしたが。
松本「吉乃が組む初めてのパートナーってことで、たぶん本人にとっても重要な一戦だったと思うんですが、まだまだデビューしたばっかりで技術が足らないのは当然。だけど私は吉乃からプロレスラーの気持ちをすごく感じます。まだ技術が追いつかないのは当然のことだから。でも心では今、すごくプロレスラーだと思います。なので、なので、こういう経験も大事にして、気持ちはあると思うのでしっかり技術をつけていけば、私は吉乃は全然上にいける選手だと思います。私自身もやっぱり新人の子と組むっていうのはすごく刺激になるし、初心の気持ちを思い出させてくれる一戦になりました。そしてまた、世IV虎も私のことを意識してるなって感じて、自分自身も(12・24後楽園)ホールでのドローっていうのは忘れられないので。まぁ次、赤いベルト(への挑戦者決定)トーナメントが決まっていますが、この2013年は赤いベルトに向かっていきたいと思っているので、しっかり世IV虎とも決着つけて赤いベルト目指していきたいなと思っています」


▼ゆずポン&夕陽最後のチーム タッグマッチ 20分1本勝負
愛川ゆず季
夕陽
11分32秒
ゆずポンキック・ブルー→片エビ固め 
宝城カイリ●
翔月なつみ

 デュエット曲『未来のスターダム』に乗って踊りながら登場した宝翔天女(仮)。Yダッシュは2人揃ってダブルハイキックからのYダッシュポーズ。夕陽vs.宝城で試合が始まると、まずは激しエルボー合戦。宝城が強烈な一撃を叩き込むと、夕陽も表情を一変させてミドルキックを叩き込む。
 タッチを受けた愛川は蹴りから首4の字固めへ。すると夕陽が足4の字固めで合体。そのまま反転して決めポーズ。だが、愛川が技を解くと、翔月がエプロンから愛川に蹴り。

 すると宝翔天女(仮)は合体式ニードロップ。さらに翔月が変形クロスフェースに捕らえたところに宝城がチョップを連打しながら、自分の胸を比較しながら愛川の胸を集中攻撃。なおも愛川にダブルチョップを乱打した宝城。思わず「もう痛い!」と漏らした愛川だが、続いて翔月がミドルキックの連打からドロップキック、ダブルニードロップ。
 さらにうずくまる愛川の脇腹を蹴り上げた翔月は、エルボーを連打していくが、体勢を入れ替えた愛川もエルボーを返す。だが、翔月はそこを卍固めに捕らえて愛川の動きを止める。

 何とかロープに逃れた愛川は、合体攻撃を狙った宝翔天女(仮)に対して蹴りから2人まとめてゆずポンスタナーで叩き付けて夕陽にタッチ。宝城のダブルチョップをかわして翔月に五惡させた夕陽はカニ挟みで2人まとめて倒すと、そこにライオンサルトを投下。
 さらに翔月に串刺しジャンピングニーからサッカーボールキック。さらに翔月の蹴りを側転でかわした夕陽だが、翔月もドロップキックを返す。だが、夕陽はカポエイラキックから野良犬ハイキックを叩き込んで愛川にタッチ。

 宝城は愛川の蹴りをかいくぐってスピアーを叩き込むと、前方回転ネックブリーカー。しかし2発目のスピアーを受け止めた愛川はフィッシャーマンズ・スープレックス。しかしゆずポンスタナーを防御した宝城はドロップキックからスライディングD。これをヒジへの蹴りで迎撃した愛川は、宝城の背中にYKレッド(カカト落とし)を連発。
 翔月がカットに入り、宝城をホイップして串刺し式スピアーをお見舞いすると、宝城がそこからスライディングD。しかし夕陽が入ってきて翔月を蹴りと掌底のコンビネーションで蹴散らす。だが、宝城は愛川の蹴りをかわして極楽固めへ。そこに翔月がランニングキックを叩き込むと、宝翔天女(仮)は2人がかりで愛川を攻め込んでから、ランニングキックとスライディングDのサンドイッチ攻撃。

 そこから同じコーナーに登った宝翔天女(仮)はダイビング・ニードロップ→ダイビング・エルボードロップを時間差投下。10分が経過し、必死にカバーする宝城だが愛川はカウント2で返す。ならばと4173で丸め込むがカウントは2。すると翔月をジャーマンで投げた夕陽が愛川を踏み台にして宝城にハイキック。
 さらに愛川の水面蹴りと野良犬ハイキックの合体攻撃を決めると、愛川がYKイエロー(ハイキック)からのYKブルー(後ろ回し蹴り)を叩き込んで3カウント。













 試合後、マイクを持った愛川は「最後のYダッシュ、夕陽ちゃんと一緒にタッグを組んで勝って締めることが出来ました。ありがとうございました。夕陽選手、タッグリーグからタッグを組ませてもらってベルトは獲れなかったんですけど、私的にはいいタッグチームだったと思います。どうですか?(※観客から拍手が起こる)夕陽選手とは夕陽選手のデビュー戦(の相手)を務めさせてもらって、すごい選手になっていると思うので、これからもプロレス、そして女子プロレスを引っ張っていってほしいと思います。そして、なっちゃん&ほーちゃん。2人とも白いベルトを巡って闘ったんですけど、会社にプッシュしてもらって。私もそうだったんですけど、もっともっと頑張ってもらいたいなっていう気持ちでいっぱいです。今日はありがとうございました」と後輩たちにエール。

 それを聞いた夕陽は「愛川さんからは本当にプロレスラーとして、本当にいろいろなことを学びました。今日もそうなんですけど、試合を引っ張っていってくれて心強かったし。まぁ欲を言えばシングルで闘いたいなという気持ちはあるんですけど、それはどうだか分からないので、どちらにしてももっともっと強いレスラーになって恩返しがしたいです。ありとうございました」と返答。
 すると宝城が「ゆず季さん、自分は見ての通り空回りばっかりで、いつも。全力ではやっているんですけど、なかなか結果に結び付かない部分が多くて、すごく自分の中でも悩んで生きてきているんですけど、でもゆず季さんとこれまでやってきて、ゆず季さんおいいところとか学ばせてもらっているので、まだまだ未熟ですけどもっともっと強い選手になれるように努力します。本当にありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。

★試合後コメント

愛川ゆず季&夕陽
愛川「まずは勝ってYダッシュを締めくくれたことが本当に嬉しく思うし、夕陽ちゃんとタッグを組んで私自身も勉強になりましたし、これからももっともっと夕陽選手にも頑張ってもらいたいなと思います。ありがとうございました」
夕陽「今日は最後のタッグってことで、本当に気合いを入れて来たんですけど、やっぱり空回りしてしまってあまりいいところが出せなかったかなと思ったんですけど。やっぱり最初と同じように最後も愛川さんがあそこは引っ張っていってくれて。本当に愛川さんとずっとタッグを組んできて、自分が成長出来たかなと思うので感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました」
愛川「ありがとうございました」
ーー対戦相手に対してはかなり厳しい感じでしたが。
愛川「そうですね。私の気持ちはスターダムとして、もっともっと頑張ってほしい選手なので。はい。う〜ん、普段から試合だけじゃなくて誰にも何も言わせないぐらい頑張ってもらいたいなと思っている選手2人なので。彼女たちが頑張れば頑張るほど、もっとスターダムが盛り上がっていくんじゃないかなと思っているので、そういう気持ちで闘いました」
ーー闘ってみて今日の2人はどうでしたか?
愛川「そうですね。彼女(=宝城)自身も『空回りしてる』って言っていたんですけど(苦笑)、いつも空回りして、そして彼女のいいところはめげないところだと思うので、もっともっと怒られて(苦笑)、怒られていったらいいんじゃないかなと思います」
ーーもう3月になって、来月引退ですが、気持ちの上ではどうですか?
愛川「そうですね、やっぱり試合残り少ないので、毎試合楽しんでやろうっていうのがまず第一に自分の中で思っていて、やっぱりこうやって最後のYダッシュとか、最後のっていうのが付いてくるにつれて寂しい気持ちもあるんですけども、まぁやはりグラレスラーは強いのだっていうのを最後の最後まで見せつけたいなと思います」
ーー心が揺れて、引退したいくないという気持ちはありますか?
愛川「いや、その気持ちは……(苦笑)ないですね。もう私は一度決めたら曲げないので、その目標に向けて突っ走るだけです」

 

宝城カイリ&翔月なつみ
宝城「え〜〜〜、もう悔しいです! 序盤に私たち、ゆず季さん狙いでって話でうまいこと捕まえて連係も出したり、私たち実は“胸攻め”っていうのを考えていたんですけど。そこでうまいことダメージを与えられたのに、後半でね……う〜ん、もっともっと……狙いを定めてガムシャラにいけばチャンスは十分あったと思うんで悔しいです。本当に」
翔月「そうですね……やっぱりゆず季さんを中心に攻めていたんですけど、やっぱり夕陽ちゃんもそれを分かってなのかは分からないですけど、たぶん面白くなかったと思うんですよ。自分が相手にされてないっていうのを相手も感じていたと思うので。それでやっぱりすごいラッシュみたいな蹴りもたくさんもらいましたし、一発一発が夕陽さんも重いので、う〜ん、ちょっと……この前組みましたけど、ちょっと腹立ちましたね(苦笑)。私は大阪でも当たるので、大阪では夕陽さん狙いでいきたいなと思います。もうゆず季さんとは当たらないかもしれないですけど、今日、結構やり返した部分もあるので。本当はもうちょっとやりたいですけども……はい、まだまだ。残り少ない試合を参考にさせていただいて、私たちがやっぱり次、引っ張っていけるように、もっともっと、ゆず季さんにも言われたように頑張っていきたいなと思います」
宝城「まぁ最後のマイクでゆず季さんが私たちに言ってくれたんですけど、ちゃんとスターダムの未来になれるように……口だけじゃなくて、これからの試合で見せていきますので、これからも応援よろしくお願いします! ありがとうございました」
ーー翔月選手は愛川さんのあのマイクを聞いて、どう思いましたか?
翔月「うーん、何か勝手に終わらされた幹事がして。夕陽さんも言ってましたけど、私たちはもっとやりたいし、私も借りを返したつもりはまだないので、何かまだまだ私たちとやれるんじゃないかな、勝手に終わらせないでほしいなっていうのはあります。まだ負けっ放しなので。う〜ん、やっとちょっとずつでもやり返せるようになって、チームワークもついてきているので悔しいですね」
宝城「もう1回……」


▼KちゃんパンダSPインタビュー

 この日のゲストは安川惡斗の“姉”という安川結花さん。妹と違い清楚な結花さんを見て、まーやは「カワイイ!」と感動した様子。人前に出るのが苦手と緊張した様子の結花さんに対し、風香GMが容赦なく「何やってるの、惡斗?」とシュート発言。
 あくまでも「妹に言われて」ととぼける結花さんだが、GMは観客に向かって「本当にお姉さんだと思っている人、いるんですか?」とまたもシュート発言。「双子です」と言い張った結花さんは、宝翔天女(仮)が大会終了後に出演するお台場でのイベントを告知。

 「よかったらスターダムの皆さんを応援よろしくお願いします」と挨拶した結花さんは、Kちゃんパンダのリクエストに応えて、恥ずかしそうにリング上をウォーキング。さらにまーやからのリクエストにも応えて、なぜかアニメ声で節電を呼び掛けた。

ユニット対抗戦 30分1本勝負 6人タッグマッチ 30分1本勝負

<ナナエ軍団>
高橋奈苗
脇澤美穂
●須佐えり

12分46秒
チョーク・ボム→エビ固め 

<キムラモンスター軍☆>
木村響子
ヘイリー・ヘイトレッド
ザ・フィーメル・プレデター“アマゾン”

 キムラモンスター軍の新メンバー、アマゾンは身長182センチと、ヘイリーよりも大きい黒人選手。だが、ナナエ軍団がリングインするなり奇襲攻撃を仕掛けていき、いきなり場外乱闘で試合開始。木村は奈苗を捕まえて客席最後方で痛めつけてからリングに戻すが、奈苗も体勢を入れ替えて串刺しラリアットを返す。
 ここで脇澤と須佐が入ってきてナナエ軍団は3人一斉にドロップキックを発射。さらに3人がかりで殴りかかるが、トリプルドロップキックを自爆させた木村は、アマゾンにタッチ。ド迫力のトレイン攻撃から体当たりで須佐を吹っ飛ばしたアマゾン。

 須佐もビクトル投げからアンクルホールドを狙ったが、木村が同じ方法でアンクルホールドに切り返す。これを奈苗がカットすると、脇澤がリングインしてヘイリーにエルボーを連発。しかしノーザンライト・スープレックスで投げていったヘイリーは、ミドルキックを連打。堪らず奈苗が入ってきて脇澤をアシストすると、脇澤はミサイルキックからヘイリーをジャーマンで投げてみせる。
 ヘイリーの左ヒザを集中攻撃していった脇澤に続き、奈苗は左ヒザに冷蔵庫爆弾を投下してからアンクルホールド。

 ヒザ十字固めはロープに逃れたヘイリーだが、奈苗はエルボーの連打でロープに押し込む。しかしショートレンジラリアットで奈苗をなぎ倒したヘイリーは、ぶっこ抜きジャーマンで投げていく。ここで木村にタッチすると、木村はマウントエルボー。スイープした奈苗もエルボーを返すが、またも上になった木村はマウントパンチからブレーンバスターの体勢に。
 これを踏ん張った奈苗だが、木村はどうにか投げていく。さらにスリーパーに捕らえた木村だが、奈苗は背後のコーナーに押し込んで脱出。そこにヘイリーがラリアットを放っていくが、やや誤爆したこともあり、木村はヘイリーに詰め寄る。

 そこを狙って奈苗がヘイリーに雪崩式ブレーンバスター。さらに脇澤が木村をフィッシャーマンバスターで叩き付けると、続けて奈苗が冷蔵庫爆弾を投下。木村もロープに飛んだ奈苗に追走式ビッグブーツを叩き込むと、奈苗のエルボーをかわしてエプロンの脇澤に誤爆させてから、奈苗を首固めで丸め込む。
 だが、奈苗もバックドロップで投げるが、木村はノータッチヘッドバット。奈苗も返す刀でショートレンジラリアットを返してダブルダウン。そこに須佐とアマゾンがリングインし、須佐はドロップキックとエルボーの連打で果敢に立ち向かう。

 しかし飛び付いた須佐を持ち上げて叩き付けたアマゾンは、ランニング・ボディプレス。しかし背後から脇澤がミサイルキックを発射すると、須佐が逆上がり式スイングDDTで叩き付けてからロシアンフックとバックブローの乱れ打ち。さらにロシアンフックと奈苗の延髄斬りのサンドイッチ攻撃を決めるが、アマゾンも強引なラリアットで須佐をなぎ倒す。
 そして木村が須佐を使えると、アマゾンがコーナーに登っていくが、ここでヘイリーがアマゾンを突き飛ばす。木村が仲裁に入るが、すかさずナナエ軍団が攻撃を仕掛けていくと、ヘイリーのフロントキックを須佐がかわして木村に誤爆! 一気に奈苗がヘイリーを蹴散らすと、須佐がアマゾンに飛び付いていく。だが、パワーでネックハンギングに捕らえたアマゾンはそのままチョーク・ボムで叩き付けて3カウントを奪った。













 試合後、木村はヘイリーに和解の握手を求めるが、ヘイリーはアマゾンを睨み付けると、木村を無視して1人退場。マイクを持った木村は「オイオイオイオイ! お前らニューメンバー、アマゾン見たか? 写真撮る前に拍手くらいするのが礼儀ってもんだろ? 写真を撮ることでしかコミュニケーションが取れないなんてダメだぞ。今日はちょっとヘイリーがスネちまったけど、気持ちは分かっている。ジェラシーだ。でも私はジェラシーのないプロレスラーなんてクソだと思っている。だからそのジェラシーごと受け止める。でもいつまでもヘイリーがスネてるようなら、アマゾンとだってタッグのタイトルを獲れるんだぜ」と問題ないことをアピール。

 奈苗が「よくないよ! 調印式だって終わってんだよ!」と食ってかかるが、木村は「調印式? アタシ、まだサインしてないんだけど。っていうかよ、お前らタッグのチャンピオンでも何でもないんだよ。いいか? お前のやっていることは単なる出しゃばりなんだよ」と一蹴。
 奈苗が「モンスター軍の好きにはさせないからな!」と叫びながら乱闘になると、木村は「表でやってやるよ!」と叫ぶ。だが、奈苗は「私はそこらへんのストリートファイターじゃないからリングの上でしか闘わない。タッグはどうなるか分からないけど、私はとにかく赤いベルトを絶対にモンスター軍に渡さないから。その辺をちゃんと観に来て下さい、よろしくお願いします!」と言い放つと、木村も「後楽園、モンスター祭りをお楽しみに!」と言い返した。

★試合後コメント

木村響子&ザ・フィーメル・プレデター"アマゾン"
ーー秘密兵器のアマゾン選手が凄まじい活躍を見せてくれましたが、どうでしたか?
木村「いや、でもまだ原石だと思うんですよ。絶対に日本マッチに慣れればもっともっとすごいことになる。今日ははじめましての“はじめ”ぐらいで、まだ“まして”も言えてないくらい。まだまだ」
ーーヘイリー選手ともいざこざがありましたが。
木村「いや、もうヘイリーもニューフェイスが来て、こんな自分と同じくらいのデカいガイジンが来たわけじゃないですか。それは本当に危機感を持って当たり前だと思うし、逆にその危機感はスターダムにはないものだから。スターダムの子にはそれはないから。ヘイリーが彼女を見て、危機感を持ってジェラシーを持ったってことはすごいレスラーとして分かる。さすがヘイリーだなってくらい、それは分かる。だけど、まぁモンスター軍は自由の集まりなので。ヘイリーと話はしますけど、ヘイリーがやりたいくないってことを強制する筋合いはない。アマゾンがやりたいって言うなら、(タッグ王座挑戦は)アマゾンと行くし。ヘイリーがやりたいって言うならヘイリーと行く。まぁ結果的にモンスター軍がベルトを巻けばそれでいいわけだから、パートナーが誰とかやり方が誰とか、何でもいい」
ーー当日までにヘイリー選手と話がまとまらないければ、アマゾン選手と挑戦?
木村「そうですね。アマゾンの可能性ありですね。全然(ベルトは)巻けると思うんで。こう組んでも、ヘイリーと組んでも結果的にベルトは巻けると思うんで。っていうか日刊スポーツ! 今日、来てない? いつも来てない? 日刊スポーツ、誰が書いているんですか? 日刊スポーツ、Twitter見てたら『木村響子軍がベルトに挑戦』って(書いてあったけど)、木村響子軍なんていう軍団はねぇよ! キムラモンスター軍だよ! 日刊スポーツ、誰が記者やってるか知らないですけど、記者ならばちゃんと仕事をしろ、ちゃんと仕事しないなら食らわせるぞ、と伝言してください」
ーーアマゾン選手、日本のマットはいかがでしたか?
アマゾン「(※英語でコメント)」
木村「日本にすぐ持ってくる、と。いつまで日本にいるか分からないですけど(苦笑)、とにかく日本気に入った、モンスター軍気に入った、と言ってます」

 

※ナナエ軍団はノーコメント
 
▼ハイスピード選手権試合 30分1本勝負

[王者]
夏樹☆たいよう

30分00秒
時間切れ引き分け 
[挑戦者]
米山香織
※夏樹が3度目の防衛に成功

 2・3新木場大会に現れ、スターダムへの参戦を表明した米山香織が今大会から本格参戦。しかもいきなり夏樹☆たいようの持つハイスピード王座に挑戦。リングインした夏樹はザ・グレート・カブキばりのヌンチャクパフォーマンスを披露。そして握手を求めていったが、その手を払った米山はゴングと同時にドロップキック。かわした夏樹もハイスピードで仕掛けていくが、米山もしっかり対応してさばいてみせる。
 一旦両者が離れると、夏樹はカンフーの構えから腕を取ってリストロック。だが、米山は回転して腕を取り返す。ならばと腕を固めてニーを落としていった夏樹は、ロープワークで翻弄しておいてアームドラッグから再び腕を固める。

 足をすくって倒した米山はレッグロックに捕らえる。そこから夏樹をコーナー下で踏みつけていった米山は、串刺しジャンピングエルボー。夏樹も時間差フェースクラッシャーから、愛弟子・鹿島沙希の技であるクルクルフェースクラッシャーからの変形ソル・ナシエンテを繰り出す。そこから立ち上がってエルボー合戦を展開すると、一転して丸め込みの応酬から米山が胴絞めスリーパーに捕らえる。
 だが、夏樹もレッグロックをやり返し、そこから米山の足を殺していく。低空ドロップキックを脇腹に叩き込んだ夏樹だが、米山は張り手合戦を仕掛けていく。すると張り手でロープに押し込んだ夏樹がドロップキック。

 夏樹のタックルを切って潰した米山はガードポジションに。だが、そのまま持ち上げてバスターで叩き付けた夏樹はアキレス腱固めに捕らえる。米山もアキレス腱固めをやり返すと、そのままの体勢から張り手を見舞っていく。10分が経過し、なおも上から張り手を見舞っていった米山は、ダブルリストアームサルトを狙うが、踏ん張った夏樹はニーリフトから背中にハンマーを振り下ろす。
 だが、ブリッジで起き上がった米山はドロップキックを返すと、今度こそダブルリストアームサルトで投げていく。米山は串刺し攻撃を狙うが、コーナーに飛び乗って幻惑させた夏樹はジャンピングバックエルボー。

 さらにトリッキーな動きで米山の攻撃をかわしていった夏樹だが、米山もうまく対応して夏樹をエプロンに出すと、コーナーに叩き付けてからエプロンでエルボーの打ち合いに。そこから奈落式ジャーマンを狙った米山だが、ロープを掴んで必死に堪えた夏樹。だが、ハイキックを叩き込んだ米山はリングに戻ってロープに飛ぶ。
 しかし頭からリングに飛び込んだ夏樹はドロップキックを叩き込むと、酔拳からのDDTで叩き付け、そのままドラゴンスリーパーに移行。だが、後転して逆にドラゴンスリーパーを決めた米山。

 15分が経過し、米山は夏樹を起こすと、夏樹は張り手からボディブロー、ソバットでコーナーに追い詰める。しかし串刺しドロップキックをかわした米山はニーを叩き込んでからコーナーに登っていき、後頭部にミサイルキック。さらにランニングニーを再び後頭部に叩き込むと、もう一度コーナーに登るが、コーナーに駆け上がった夏樹は雪崩式アームドラッグ。
 さらにムーンサルトアタックから旋回式ペディグリーで叩き付けるとラ・マヒストラル。カウント2で返した米山だが、夏樹はロープに飛ぶ。背後に回った米山はロールスルージャーマンを狙うが、股下をくぐって脱出した夏樹はドロップキック。

 そこからコーナーに登った夏樹だが、追いかけていった米山はハイキックから雪崩式ダブルリストアームサルトで投げ捨てる。さらにダイビング・セントーンを投下。カウント2で辛くも返した夏樹だが、米山はその場飛び前方回転不知火で叩き付ける。
 そしてもう一度コーナーに登るが、追いかけていった夏樹。米山はヘッドバットで叩き落とそうとするが、踏ん張った夏樹。それでも強引に叩き落とした米山だが、すぐに立ち上がった夏樹はハイキックで蹴り落とす。

 20分が経過し、場外に落ちた米山に三角跳びプランチャを投下した夏樹は、ケブラーダを狙ったが、足を引っ張って引きずり降ろした米山は逆にエプロンからジャンピングニー。しかし2発目をブロックした夏樹は、パワーボムで米山を場外の床にたたきつける。川葛メンバーからの檄を受けて夏樹が先にリングに戻るが、米山もエルボーからカウンターの二段蹴り。
 しかし対角線にホイップされた夏樹はコーナーに飛び乗ってのクロスボディから、ミサイルキック、串刺しドロップキック、ダイビング・フットスタンプと一気に畳みかける。しかし2発目のダイビング・フットスタンプをかわした米山は低空ドロップキック。

 さらにランニングニーを放っていくが、キャッチした夏樹はレッグクラッチスープレックス。カウント2で返されると、夏樹はたいようちゃん☆ボムを狙うが、足を掴んだ米山はアンクルホールドで切り返す。どうにかロープに逃れた夏樹だが、米山はニークラッシャーから夏樹の右ヒザを痛めつけていく。
 25分を経過し、米山は低空ドロップキック。これをかわして顔面にソバットを叩き込んだ夏樹は、ムーンサルトプレスを放つが、かわして自爆させた米山はロープ駆け上がり式の不知火。さらに背後からのジャンピングニーを叩き込んだ米山は、コーナーからダイブ。これをかわした夏樹はたいようちゃん☆ボムを狙う。

 米山も米-ZOUを狙うが、かわした夏樹はモモ☆ラッチ。これをパワーボムで切り返した米山だが、カウント2で返した夏樹は今度こそモモ☆ラッチ。カウント2で米山が返すと残り時間3分に。夏樹のイグチボムをDDTで切り返した米山は、顔面にニーリフトを連打。夏樹はボディへのソバットを返すが、米山もソバットで応戦。
 お互いに気力を振り絞ってのソバットの相打ちから、夏樹がたいようちゃん☆ボムをズバリと決めたが、これもカウントは2。続くイクボムを米山は米-ZOUで切り返すが、これもカウントは2。残り1分となり、ダブルダウン状態からカウント9でお互いに何とか立ち上がって張り手合戦。エルボーの相打ちから米山が一気に丸め込んでいくが、夏樹も切り返して丸め込む。目まぐるしい丸め込みの応酬から、米山がロールスルージャーマンスープレックスホールドで投げたところで30分時間切れを告げるゴングが鳴らされた。













▼エンディング

 悔しがる米山を横目に腰にベルトを巻いた夏樹は「もう1回」をアピール。夏樹が突き上げた人差し指を握った米山は「もう1回を忘れんじゃねぇぞ!」と叫んでリングを降りた。マイクを持った夏樹は「ありがとうございました! 引き分けという形で防衛になりましたけど、米山さんとはまだまだもっとこのリングで闘っていきたいと思いました。次こそは絶対、決着自分がつけます! また観に来てください! ここからハイスピードの第二章が始まったと思っています。自分がずっと言っている通り、スターダムをハイスピード王国にするためにも自分はまだまだもっと前に進み続けていきたいと思ってます」と宣言。
 そして「何かこの前の試合で木村がまたワガママ言っていたみたいですけど、自分は三冠王として次の後楽園ホールでも必ずモンスター軍に勝って、うちら川葛がモンスター軍をスターダムから追い出したいと思っています。後楽園もぜひ応援に来てください! それでは今日は自分が締めさせてもらいたいと思います」と言ってから全選手をリングに上げると、「いくぞー! 今を信じて、明日に輝け! We are STARDOM!」で締めくくった。

★試合後コメント

夏樹☆たいよう
「早かったですね、すごい。もう悔しいです。30分以内に決めきれなくて。ハイスピードだからこそ、時間的にももっとハイスピードで決めたいところだったんですけど、やっぱり酔え山さんといろんな思いがあって、今までの(苦笑)。『引退する』って言われてから闘ったこと、撤回されてから闘って、それから1年、今までお互い別々のところでやってきた思いっていうのがすごい爆発してしまって。もう時間を忘れてしまっていましたね。もう米山さんとは、何分やっても足らないんじゃないかな(笑)。何か何回闘っても足りないし、これからもどんどんお互い高め合っていきたいと思います。米山さんがいたからこそ、このハイスピードの道っていうのを突き上げて来られた部分もあるので。一緒に作ってきたと言っても過言じゃないと自分は思っているので。もうこれからもどんどんどん、自分達自身でハードルを上げて、そのハードルを越えてっていうのをやっていって。でも自分たちがやりたいと思っているだけではなくて、お客さんにも認めてもらえるような試合をしなければ、次はないと思っているので。もう……まだまだですね、これから。あと自分は今、カンフーっていうのを始めたんですけど、それもすごく……見て、走る速さとかはハイスピードを突き詰めてくると、表面的なものでしかないんだなっていうのが最近思ってきまして。もうハイスピード=究極のゆっくりっていうのを目指そうかなと思っていまして。コマが回り出したら止まって見えるように、自分も速過ぎて止まって見せるくらいのところを目指していきたいと思っているので。今日は防衛したんですけど……引き分けって形ですけど防衛して、まだまだ自分でこそハイスピードの究極の道っていうのは作り上げていけないと思いますし、まだまだハイスピードだからこそ挑戦できることがいっぱいあると思うので、これからも前人未踏のハイスピードの道を自分が切り開いていきたいと思います」
ーー試合をしていて楽しんでいる部分もありましたか?
「はい。やっぱり1年ぶりですので、ちょっと探り合いっていうのもありましたし、自分の中で今までは速くてもお客さんに伝わるようにっていうのを心得ていたんですけど、まぁ分からないうちにパンチが入っているとか、そういうお客さんに伝わらないかもしれないけど、ハイスピードっていうところの挑戦を今日はしてみたので、そういう部分でも……うん、また新たな挑戦が出来ました」
ーー再試合っていうのは速いうちにやりたいですか? それとも時間を置いてから?
「もうすぐやりたいです(笑)。次こそは必ず決着をつけたいと思います」
ーーやってみて、向こうが変わっていたなと感じた部分はありましたか?
「う〜ん……何だろう。自分の中で絶対決まっただろって思うものが決まらなかったり。あと、お互い使っている技も似ているので警戒はしていたんですけど。例えばたいよう(ちゃん☆ボム)とか、新しい切り返しをされたりとか。そういう面でやられたなっていうのはあります」

 

米山香織
ーーベルトは残念ながら獲れませんでしたが。
「う〜ん、ここでベルトを獲らなかったら、私のプロレス人生が大きく変わると思っていて。でも、う〜ん悔しい〜〜〜! 悔しいけど、スターダムに上がって夏樹とやれたのはすごい嬉しいし、まだまだ私はこんなもんじゃないし、もっと出来るし、もっとやらなきゃいけないし。これからの米山は、今日が最低ライン。いつも今日以上のものを出して、今度は赤いベルト(への挑戦権)のトーナメントもあるので、両国で赤いベルトを狙っていきます!」
ーー夏樹選手との再戦というのは?
「絶対やりますよ! キーーー、悔しいぃぃぃぃぃ!」
ーースターダム本格参戦となりましたが、お客さんの反応はどうでしたか?
「何かすごいアウェーなのかな、どうなのかなと思っていたんですけど、入場したら『米山〜』とか『夏樹〜』とか(歓声が聞こえて)、あっ何か舞台は整っているって感じがしたんですけど。スターダムの米山も注目してほしいです」
ーースターダムはユニット抗争になっているんですけど……
「私はスターダムのいろんな選手とやりたいんですよ。だからとりあえずはどこに入るとかじゃなくて。どっかに入ると、その軍団の人とは当たれなくなっちゃうんで。どこにも入らず、オンリー米山軍ですよ。みんなと、いろんな選手とやりたいです」
ーー次にやりたい相手は?
「うん、もうやったことない選手がいっぱいいるのでやりたいですけど。若い選手ともやりたいし、もちろん夏樹とは毎試合やってもいいし、高橋選手、木村、ヘイリー、松本浩代とか今までやったことあって、いつでもやりたい選手もいるし、世IV虎とかイオとか当たったことあるけどやりたい選手もいるし、ゆずポンとか若い選手みたいなやったことない選手ともやってみたいので刺激が溢れていますね」
ーー何か夢が溢れていますね。
「はい! 夢いっぱいです」
ーー夏樹選手が1年前に当たったときから変わっているなと思った部分はありましたか?
「カンフーですか? カンフーとか。やっぱり夏樹のことは当たれなくても、よく気になっていてて、いろいろ見たりしてカンフーやっているとか、常に進化してるなっていうのは感じました」

 
 
 
 
 
DVD 5★STAR GP2013
2枚組 6,000円

DVD 両国シンデレラ
2枚組 定価6,000円

DVD 宝城カイリのルチャ探究 定価4,000円

 
夏樹☆たいよう引退試合
6月1日(日)後楽園ホール