血染めの惡斗を沈めたモンスター軍がタッグ王座挑戦表明!大親友タッグ涙の勝利

スターダムSeason10
NEWYEAR STARS2013 最終戦
2月17日(日)新木場1stRING 12:00PM
観衆415人(超満員札止め)

▼オープニング

 立ち見まで完売したため、超満員札止めの観客の熱気で会場が包まれる中、風香GMとKちゃんパンダがオープニングダンス。そして踊り終えたGMが「皆さん、こんにちは。本日は本当にたくさんのご来場ありがとうございます。旗揚げ戦以来、前日までに(チケットが)完売してしまって本当にぎゅうぎゅうなんですけど、モニタでこの会場を見て選手、テンション上がっているので今日はだいぶ熱い試合になるかと思います」と、GM自身がテンションが上がり、多少しどろもどろになりながら挨拶。

吉乃すみれデビュー戦 15分1本勝負
世IV虎
7分35秒
 ネックハンギングボム→エビ固め

吉乃すみれ●

 これがデビュー戦の吉乃すみれは、白いセパレートのコスチューム姿で入場すると、緊張した面持ちで四方に一礼。この一戦は吉乃がお世話になったという和田京平レフェリーがスペシャルレフェリーとして裁く。握手を求める吉乃をヤンキー座りで睨み付けた世IV虎は、「来い!」と構える吉乃に詰め寄っていき、ロープに押し込んでいく。
 注意する京平レフェリーに世IV虎が文句を付けているところに襲いかかった吉野は、ハンマーロックに捕らえるが、世IV虎は片手で突き飛ばすと吉乃をロープに張り付けて顔面を掻きむしる。

 さらに「回すぞー!」とジャイアントスイングで10回転した世IV虎は、吉乃の髪の毛を掴んでヘアホイップで投げていくと、コーナー下で顔面を踏みつけてから顔面ウォッシュ。ボディスラムを狙った世IV虎の背中にしがみついてスリーパーに捕らえた吉乃だが、世IV虎は背後のコーナーに押し込んで脱出。
 しかし吉乃はコルバタで投げていくと、ロンダート式のカンガルーキック。さらに世IV虎自慢の106センチの巨乳を両足で踏みつけた吉乃は、エルボーを連発。

 世IV虎は一発のエルボーで吉乃を吹っ飛ばすが、歯を食いしばって立ち上がった吉乃はなおもエルボーを連発。「舐めるな」とチョークで押し込んでいった世IV虎は踏みつけフォール。カウント2で返した吉乃は世IV虎がネックハンギングボムを狙ったところをサムソンクラッチで丸め込む。
 カウント2で返した世IV虎だが、吉乃はなおも逆さ押さえ込みの体勢からの回転エビ固め、テーズドロップからのエビ固め、ラ・マヒストラルのような入り方をする腕ひしぎ逆十字固めと、独特な攻撃で畳みかける。何とかロープに足を伸ばした世IV虎は、突進してきた吉乃をカウンターのショルダータックルで吹っ飛ばすと、ヒップトスを投下。

 カウント2で返した吉乃は突進してきた世IV虎に飛び付き、十字架固めで丸め込むと、続けて回転エビ固めを狙う。だが、チョークで捕まえた世IV虎は一気に引き上げていき、そこからネックハンギングボムで叩き付けて3カウント。
 大の字に倒れた吉乃を見下ろした世IV虎は、吉乃が立ち上がって四方に一礼する姿をずっと見つめていた。













★試合後コメント

世IV虎
「最初から気が強い感じで。デビュー戦のくせにあんな生意気な感じなんで、ムカつきましたね。またレフェリーが河童っていうのがもう……本当にムカつきますよね、アイツ。自分のときはカウント取って、相手がやっているときはカウント取らないって、アレはダメでしょ! まぁまた自分の餌食になる奴が1人増えたなって感じで、これからもっともっと身体を作って、自分を倒すことを目指してやっていけばいいんじゃないですか」
ーーひとつ評価するところがあるとしたら?
「自分が身体が大きいからなのか分からないですけど、丸め込みをたくさん使ってきたところとかは考えてきたのかなって思いますね。終わってみて。でもやっぱ自分は川葛練習とかで親分の(技)を受けたりして、そういうところで怠ってなので、あの程度の丸め込みじゃ自分からは(カウント)3は獲れないです」

 

吉乃すみれ
「やっぱり世IV虎選手は体格の差もあって、キャリアの差もあったので、全然歯が立たなかったんですけど、でもデビューがずっと夢だったので、今日デビュー出来てすごく嬉しい気持ちでいっぱいです。今までここに導いてくださった皆様に本当に感謝の気持ちでいっぱいです」
ーーリングはどうでしたか? 思っていたものと違っていましたか?
「もっと緊張するかなとか、怖いかなと思ったんですけど、今日は本当にお客さんがいっぱい入ってくださっていて、温かい歓声とかが聞こえたので楽しかったです」
ーー試合前の全然落ち着いているように見せましたけど
「そうですね、みんなに緊張していない?って言われて、緊張とかよりもやっとデビュー出来るっていうワクワクした気持ちのほうが大きかったです」
ーー対戦相手の世IV虎選手はどうでしたか?
「やっぱり当たりが強くて……体格差がある分、なるべくそういう体重差を感じなくて済むように丸め込みとか関節とかを狙っていこうと思ったんですけど、まぁ私に隙がすごくあったので、いろいろ当たりを食らってしまって。もうそのダメージがすごく大きかったので、やっぱり先輩はすごいだなと思いました」
ーーあの丸め込みはオリジナル?
「えっと……ど、どれですか?(苦笑)」
ーーいろいろあったと思うんですけど
「はい。元々あるのに+α重ねたのもあるし、風香さんに考えていただいたオリジナルの丸め込みもあります」
ーー名称は何か考えていますか?
「名前、考えたんですよ! 名前が619って市外局番か何かから取ってるんですよね? それにインスパイヤされたというか、まぁパクリまして。私と風香さんが同じ奈良県出身なので、奈良県の市外局番0742です(笑)」
ーー思っていたことはリング上で出し切れましたか?
「一応、トライしてやってみたものの、全然思っていたよりもうまくいかなかったものもありました。なので、これからの課題が本当に山ほど見えた試合でした」
ーーご自身で採点すると何点ですか?
「本当にもう〜ねぇ……点数つけるのもおこがましいです。でも……楽しかったのと、皆さんに応援していただけたので……自分自身の点数はないですけど、皆さんの応援で45点……です(苦笑)」
ーー30歳のデビューってことで不安だったり、逆によかったことなどはありますか?
「よかった点はやっぱり緊張しなかったっていうこと。こんなに落ち着いてるデビュー戦の子は初めてってみんなに言われました。やっぱり酸いも甘いも味わっていると(苦笑)、トシいってると緊張もしないんだねって言われました」
ーー半分の15歳でデビューする方もいますからね
「そうです。だって10歳の先輩とかがいるんですよ。10歳の先輩に『まぁ頑張っていると思うよ』って言われたり(苦笑)」
ーー今日は何か食べられたんですか?
「試合前ですか? 普通のごく一般的な量の朝昼しか。ガラにもなくコスチュームがお腹が出ていることを気にしてしまいまして」
ーー食べるとお腹が出る?
「出ます、出ます!」
ーーフードファイター時代のような食事はもう出来ない?
「この前、このコスチュームでラーメン屋さんの取材に行かせてもらいました(笑)。ポコッと(腹が)出たのを写真撮る瞬間だけ凹ませました」
ーーちなみにメニューを教えてもらっていいですか?
「今日の朝昼ですか? 本当に普通ですよ。今、メロンパンにハマっていて、普通のメロンパンと豆入りメロンパン食べまして。お昼はおにぎりとカロリーメイト的な栄養補助食品的なものを。あとアミノ酸に頼ろうと思って、アミノ酸、クエン酸とか身体が元気になりそうな、あるとあらゆるビタミン剤を飲んできました(苦笑)」
ーーご飯が喉を通らないってことはなかったんですか?
「まったくなかったです(苦笑)」

 
シングルマッチ 15分1本勝負
紫雷イオ
9分29秒
マヒカ・デ・イオ

岩谷麻優●

 サンダーロック対決となったこの試合、2人ともマスクを被って入場。ガッチリ握手をかわしてから、いきなりロープワークからドロップキックの相打ちに。岩谷がタケコプターで投げていくと、何とイオは岩谷の腕を取り、トップロープに飛び乗ってからバック転してのアームドラッグをやり返す。
 さらにカンパーナやカバージョで攻め込んでいったイオだが、エプロンに出た岩谷はスリングショット式フットスタンプからダブルリストアームサルトで投げていくと、アームロックに捕らえていき、さらにロープに逃れたイオにドロップキック。

 しかしコーナーに登った岩谷にロープを使っての逆上がりキックを叩き込んだイオは、スペース・ローリング・エルボーからフェースクラッシャーで叩き付けると、クロスフェースに捕らえる。
 どうにかロープに逃れた岩谷だが、イオは619で吹っ飛ばすとスワンダイブ式ミサイルキック。カウント2で返した岩谷だが、イオはダブルアームの体勢に。

 これをフルネルソンに切り返した岩谷だが、イオが踏ん張ると強烈な張り手を叩き込んでからノーザンライト・スープレックス。カウント2で返したイオは、岩谷の逆打ちを踏ん張って阻止すると、ダブルアーム・フェースバスターで叩き付ける。辛くもカウント2で返した岩谷だが、イオは間髪入れず新幹線アタック。
 そして「終わり!」と宣言してからムーンサルトプレス。これをかわして自爆させた岩谷は逆打ちを決めるが、カウントは2。ならばとドラゴンスープレックスを狙うが、イオはサムソンクラッチで切り返す。さらにエビ固めで切り返した岩谷だが、イオはカウント3寸前で返す。

 岩谷はガムシャラに張り手を見舞っていくが、イオも張り手を連打するとアッパー掌底からバズソーキック。何とかカウント2で返した岩谷だったが、イオは続けてマヒカ・デ・イオを決めて3カウント。
 試合後、岩谷に抱きつき健闘を称え合ったイオは、ガッチリと握手を交わした。













★試合後コメント

紫雷イオ
ーー今日の岩谷麻優選手はいかがでしたか?
「今日の岩谷麻優……う〜ん、何だろう。やっぱりヘロヘロな部分もなきにしもあらず(苦笑)。多少はあってはしまったんですけど、そんな中でも張り手一発の強さだったり、やり返そうっていう気持ちは普段よりはすごく見えたんじゃないかなとは、自分は闘って思いましたね」
ーータッグパートナーとしてはどうですか? 心強い?
「う〜ん、いや、全然まだまだノビしろがあるんで。ノビしろがある限りはまだまだ満足いかないですよね。100点ってことは現役である限りないはずなので。その上でもまだノビしろがあるので、もっともっと心強いパートナーになれる可能性があるのならば、それはまだ満足いく結果ではないです」
ーー1つ大きな課題を挙げるとしたら?
「う〜ん、やっぱりスタミナ面っていうのはありますし、打たれ弱さっていうのが目立つかなっていう気はしますね。受け身とかはとれているんですけど、その後の受けた後の攻め返しっていうのが今ひとつ、まだ足らないんじゃないかな、と思います」

 

岩谷麻優
「もう……何かイオさんはいっぱい固め技を持っているし。自分、腰が痛いんですけど、そのことをイオさんは知っているので、腰攻めとかしてきて、すごい……いっぱい見習いたいところがたくさんあって。本当にキツかったですけど、最後、逆打ちと丸め込みとかもあわやの場面があったので。本当、自分はまだまだですけど、一瞬の隙を突いて先輩からフォール獲れる可能性もあるので、もう技だけじゃなくて、そういう相手の裏を突いての攻撃とかももっと勉強していきたいと思います。いや、でもよかったです、イオさんがPLANETのリーダーでいてくれて。めっちゃ心強いし、最高の人とパートナーを組めているなと思いました。ありがとうございました」
ーーかなり張り手もすごい音がしていましたが。岩谷選手が逆に張ったやつが……
「あぁ、あっちですか? いいの入りましたよね?(苦笑)だけど逆にイオさんのもすごくて、唇がちょっと麻痺している感じでもうヤバイです(苦笑)。本当に。でも今日が10代最後の試合なので勝って、10代卒業したかったんですけど、やっぱ負けてしまったので、20代は飛躍の年にしたいなと思います」

 
▼ゆずポン&ワッキー大親友タッグ結成記念試合 20分1本勝負
愛川ゆず季
脇澤美穂 
9分9秒
 バックスライド・フロム・ベノム
松本浩代
ケリー・スケーター●

 お揃いのゆずキティTシャツを着た愛川&脇澤の大親友タッグ。愛川がセクシーポーズをすれば、脇澤はベノムアームポーズ。そして2人揃ってセクシーに(?)Tシャツを脱いでみせる。一方、風香リングアナに「セクシーゴジラ」を「セクシーゴリラ」とコールされた松本。
 いきなり脇澤が愛川を呼び込んで合体攻撃を狙うと、注意するバーブレフェリーに愛川が投げキッス。脇澤も投げキッスするが、バーブレフェリーに頭を叩かれてしまう。さらに松本までもなぜか投げキッス。大親友コンビが避けると、直撃したバーブレフェリーが思わずダウン。

 大親友タッグはダブルのワキ固めを決めるが、脇澤が愛川にキスを迫り、思わず立ち上がった愛川は脇澤に蹴り。そこから愛川はパイパイアタック。脇澤も続けて中邑真輔ばりにクネクネしはじめるが、そこをケリーが場外から足をすくって倒す。
 さらに松本とケリーは愛川をロープに張り付けて胸を攻撃。ケリーはさらに「ニセパイ!」と叫びながら胸を踏みつけていく。松本がケリーをオンブしてダブルニードロップを投下すると、ケリーは松本に向かって愛川の胸を攻撃しながら「アナタ、ペチャパイ。プレゼント」と余計なことを言う。

 愛川はカウンターのレッグラリアットを返してようやく脇澤にタッチ。しかし松本&ケリーはトレイン攻撃を決めていく。しかし合体ブレーンバスターを狙った松本とケリーに唾を吐きかけた脇澤がベノムアーム。
 「効かねぇんだ!」と振り解いた松本だが、脇澤が2人を羽交い締めにして愛川を呼び込むと、愛川がダブルのゆずポン・ベノムアームを決めていく。だが、脇澤はタッチする際、またキスをしようとして愛川に張り手を食らわされる始末。松本にYKブルー(後ろ回し蹴り)を叩き込んだ愛川だが、松本も東海道落としを返す。

 しかし愛川はゆずポンスタナーからシャイニングゆザードを発射して脇澤にタッチ。ミサイルキックから串刺し攻撃を狙った脇澤だが、蹴りで迎撃した松本はコーナーに登っていく。追いかけていった脇澤は雪崩式フランケン。
 さらにジャーマンを狙った脇澤だが、松本はバックドロップで切り返そうとする。踏ん張って手を伸ばした脇澤の手を掴んだ愛川は、脇澤と合体攻撃を狙うが、松本は2人まとめてバックドロップで投げていく。タッチを受けたケリーだが、脇澤はクローホールドSTOで叩き付けると、松本への誤爆を誘い込んでからジャーマン。

 カウント2で返したケリーだが、脇澤はなおもフィッシャーマンバスター。カウント2で松本がカットすると、松本が掟破りのパイパイアタックを脇澤にお見舞い。さらにケリーは脇澤を抱え上げると、松本がバックエルボー。そのままフェースバスターで叩き付けたケリーはダイビング・ボディプレス。
 カウント2で返した脇澤がケリーのスケート・オールダイをかわすと、エプロンにいた愛川がゆずポンスタナー。そこを脇澤がバックスライド・フロム・ベノムで抑え込んでケリーから3カウント。

 見事勝利した大親友タッグは抱き合って喜ぶと、マイクを持った脇澤が「愛川さん! 勝ったぞー! 大親友が勝ったぞー! これで私たちが大親友ってことを証明することが出来ました。私のプロレス人生、悔いはありません。あとは大親友を両国を前にして送り出すだけです。ありがとうございました」と泣きながら叫ぶ。
 すると、愛川も目に涙を浮かべながら「脇澤さん! 最初は大親友って言われて少し戸惑ってたんですけど、今日の試合で愛川さん、愛川さんと呼んでくれてその気持ちが伝わりました。大親友、ありがとう! 私はスターダムに友達はいないと思っていたんですけど、心の友としてこうやって一緒に闘えて……残りもう引退試合入れて10試合になりました。残りも全力で楽しく頑張りたいと思います。今日はありがとうございました」と返し、最後は仲良く決めポーズ。本当の親友になれた……のか?













★試合後コメント

愛川ゆず季&脇澤美穂
愛川「ありがとうございました! 大親友タッグとして無事勝てて終われてよかったなと思いました。やっぱり脇澤さんに合わせて付いていくのはとても難しいかなと思っていて、脇澤さんの気持ちを100%読むのはなかなか……そういうことが出来る人っていないと思うんですけど、こうやって熱い思いが伝わってきて。何でキスとか……そういうのじゃないんだけど!」
脇澤「ねぇ、結構したね。3回か4回(笑)」
愛川「結構したねって(苦笑)。そういう癖があるの?」
脇澤「寂しくなると本当にキスしたくなるので(苦笑)」
愛川「気持ち悪いわ!(笑)」
脇澤「でも本当に最後組めてよかった。1年前は……」
愛川「そうですね。別にほとんど話すこともなくて」
脇澤「今も相変わらず愛川さんは人と話さないんですけど(苦笑)。本当に友達作らずに。でも私、そういうところがとても大好きで(※涙ぐむ)」
愛川「だからメールが来たんですけど……愛川さんの誰とも仲良くしないところが好きですってメールが来て(苦笑)。だからこれから誰とも仲良くしないでくださいって!(笑)言われたんですよ。それがちょっとよく……まぁそれが脇澤さんの気持ちみたいです(笑)。ありがとうございました」
脇澤「愛川さんと組めて本当によかったです。大親友でも何でもないんですけど(笑)。でもスターダムの中で(愛川のことが)大好きで、本当に悲しくて!(涙)」
愛川「もう、止めてよ!(※涙ぐむ)」
脇澤「本当、私初めてなんですよ。自分が全女の時に先に引退しちゃって、送り出すってことが1回もなかったんで、初めての送り出すパターンを体験しているんでとても悲しい……です」
愛川「うん、あぢがど(涙)……もう、止めてよ! トシとると涙もろくなるよね? うん」
脇澤「わだじ、はじべでなんですよ、人が辞めるっていうの。本当は辞めないでほしいなっていう(涙)」
愛川「うぅぅ……辞めないでほしいっていうのを唯一脇澤さんに言ってもらえて。私はスターダムで、早くいなくなればその場所が取れるのにな、とか思われていると思っていたので。そういう声を聞いて、ちょっと嬉しかったです」
脇澤「もう試合もだから楽しくやりたかったっていうか……(号泣)本当に思い出が出来ました!(笑)本当はディズニーランドで思い出作ろうと思ったんですけど、勝利者賞くれなかったんで」
愛川「ディズニーランド……しょうがいよね」
脇澤「はい。ここで思い出を……」
愛川「ね。いっぱい写真撮ってもらっておこう!」
脇澤「ハイ」
ーー自腹で2人でディズニーランドに行ったりはしないんですか?
脇澤「自腹は……お金がないんで(苦笑)。両国満員にして成功したら行きたいです。私は必ず両国を満員にさせます! 私が絶対にさせまず(涙)」
愛川「私のためにね、満員にしてくれるんですよね?(苦笑)で、出来なかったら」
脇澤「死にますっ!」
愛川「アハハハハハ! 死なないで、お願いします(笑)」
脇澤「なんですかね? 本当に悲しいんです、私。親友じゃないんですけど、本当は。だけど人が辞めるってこんなに悲しいことだと思わなかったから! でもすごい愛川さん、頑張っている人だから。だからスターダムの若い子たちにも愛川さんくらいの努力が欲しいなって。頑張ればいいのになって思うんです! 二足のわらじで頑張ってるんだもん! すごい……」
愛川「ありがとね」
脇澤「だから私も頑張りたいと思います」

▼KちゃんパンダSPインタビュー

 この日のゲストは岩谷麻優。Kちゃんパンダから「ブログを見たんですけど、猫のことばっかりで」と言われた岩谷は「ネタがないんで。毛が長いので、自分で毛をハサミで切っちゃったんですけど、可哀想なことになっちゃったんですよ」と相変わらずの様子。
 次に新コスチュームについて聞かれた岩谷は、試合をするたびにパンタロンのスリットが切れてしまうので、前日に縫ったと報告。

 GMから「麻優ちゃんのこと好きなんだよね?」と聞かれたまーやは「まーやはえり様派だから」と反論。そこにあずみが噛みつくと、GMが「そんなこと言うなら試合で決着つければいいじゃない」と言い出す。
 すると突如、まーやvsあずみの試合が行われることに。リストロックの応酬からエルボー合戦に。ダブルチョップでまーやがダウンを奪うと、そこからトーホールドへ。あずみが切り返していくと、まーやは「麻優ちゃん、助けて!」と訴える。

 だが、岩谷は「えり様派なんでしょ?」と素っ気ない。まーやが「麻優ちゃんのこと好きだから」と訴えると、岩谷はあずみに「お前はどうなんだよ?」と詰め寄る。「別に」に応えると、岩谷が大人気なくあずみに襲いかかり、キャメルクラッチに捕らえる。
 しかしまーやはあずみを救出すると、あずみが岩谷にラリアット。そして2人がかりで腕固めに捕らえると、「麻優ちゃん、池田っち、ハッピーバースデー」と恒例のサプライズ。そこに吉乃がケーキを運んで来ると、背後から世IV虎が登場。

 ダンサーの池田さんにケーキがプレゼントされると、岩谷には世IV虎から昨年と同じチップスターが進呈される。「なんで去年と一緒なの!?」と言いながらチップスターを開けると、やはり今年も中身は入っておらず。
 しかし世IV虎からは手作りのチョコパイを岩谷にプレゼント。何と大会終了後、世IV虎の売店で数量限定ながらこの手作りパイをプレゼントするという。最後に岩谷が「あと2日で20歳になるんですけど、10代卒業ということで、ハタチらしくもうちょっと大人になろうと思います! ハタチになってもよろしくお願いします」と言って締めくくった。

6人タッグマッチ 20分1本勝負

高橋奈苗
●須佐えり
横尾由衣

16分45秒
 450°スプラッシュ→エビ固め

夕陽
宝城カイリ
翔月なつみ

 3人でメガネをかけ、BIGBANGの曲で入場した夕陽&宝城&翔月。握手を求めていったナナエ軍団は、アイドルトリオが応じたとことに奇襲攻撃。しかし逆に宝翔天女(仮)が奈苗を捕まえて合体攻撃。さらに夕陽も入ってきて宝城とダブルのエルボードロップを落とすが、奈苗がかわすと須佐と横尾が入ってきて馬乗りになってパッション張り手をお見舞い。
 奈苗は夕陽をリストロックに捕らえるが、夕陽はヘッドロックで切り返す。ロープに飛ばされた夕陽は奈苗のドロップキックをかわすと、蹴りを叩き込んでいくが、蹴り足を捕まえた奈苗はアンクルホールド。だが、振り解いた夕陽は奈苗を睨み付けながら宝城にタッチ。

 須佐が入ってきてドロップキックを連発するが、かわした宝城はスライディング・クロスボディ。さらに須佐の右腕をロープに巻き付けて攻撃していく。タッチを受けた翔月はオモプラッタから変型クロスフェース。ロープに逃れた須佐だが、翔月はなおもロープに張り付けると背後からドロップキック。
 須佐もカサドーラで飛び付いてからアンクルホールドに捕らえるが、翔月はロープに脱出。須佐は翔月の右ヒザを攻撃。横尾もその右足にドラゴンスクリューを決めると、スピニング・トーホールドから足4の字固めへ。

 ロープに逃れた翔月は突きと蹴りで反撃すると宝城にタッチ。逆水平チョップを叩き込んだ宝城だが、横尾も気合いで受け止める。エルボーで反撃した横尾に対し、宝城もエルボーで応戦。ロープに飛ばそうとした宝城を河津落としで叩き付けた横尾は奈苗にタッチ。
 ドロップキックからミサイルキックを発射した奈苗だが、背後からエプロンの夕陽が蹴ったところに宝城がスピアー。逆エビ固めを狙った宝城だが、体勢を入れ替えた奈苗は掟破りのイカリへ。

 これを翔月がカットし、宝翔天女(仮)は合体ブレーンバスターを狙うが、逆に2人まとめて投げた奈苗。そこに須佐と横尾が入ってきて宝城にトレイン攻撃。そして奈苗がコーナー二段目から冷蔵庫爆弾を投下するが、両足をあげて迎撃した宝城は、串刺し式スピアー。
 10分が経過し、宝城は極楽固めを狙うが、須佐と横尾がカット。宝城が夕陽にタッチすると、夕陽はサッカーボールキックの連打からライオンサルト。そこに宝翔天女(仮)も入ってきて3人がかりでストンピングを落とすとトレイン攻撃を狙うが、奈苗はラリアットで3連続迎撃。

 そして夕陽をカナディアンバックブリーカーの体勢からヒザの上に落とすと突進。夕陽がカニ挟みで倒すと、翔月がエプロンから顔面を蹴り上げ、夕陽がジャーマンで投げていく。さらにハニーフラッシュ。そこからコーナーに登った夕陽だが、追いかけていった奈苗が雪崩式ブレーンバスター。
 さらに須佐がスイングDDTから逆上がり式飛び付きDDT。夕陽もカウンターで二段蹴りからカポエイラキックを返すと、ブレーンバスターを狙ったが、須佐はDDTで切り返す。そこに宝翔天女(仮)が入ってきて宝城がカミカゼで叩き付けてから合体ブレーンバスターを狙う。

 これを須佐がDDTで切り返すと、奈苗がクロスボディで飛び込んでくる。さらに夕陽に対し、須佐のロシアンフックと奈苗の延髄斬りのサンドイッチ攻撃。15分が経過し、須佐のロシアンフックをかわした夕陽がジャンピングハイ。これをかわし、ロシアンフックを叩き込んだ須佐だが、カウントは2。続くバックブローをかわした夕陽はジャンピングハイから野良犬ハイキック。
 須佐もカウント2で返したが、宝翔天女(仮)は同じコーナーから翔月のニードロップ→宝城のエルボードロップを連続投下。さらに夕陽が野良犬ハイキックを叩き込んだが、カウント2で奈苗がカット。だが、宝翔天女(仮)が奈苗を抑え付けている間に、夕陽が450°スプラッシュを投下して須佐から3カウント。













★試合後コメント

夕陽&宝城カイリ&翔月なつみ
夕陽「私は高橋奈苗選手を倒す以外、何も考えていなかったですけど、須佐えり選手に危ないとかいっぱいもらって。最後、今年最初の450で勝てたんですけど、やっぱり引っ掛かるのは高橋奈苗選手からフォールを獲れなかったってことですね」
宝城「最後は夕陽ちゃんが450で獲ってくれたんですけど……う〜ん、3人でやった連係も奈苗さん1人で蹴散らされてしまったところとか何カ所かあったので、そこはすごく悔しいです。勝てたのはよかったんですけど。私たち初めて組んだ3人ですけど、これからも組むことがあるのならもっともっと練習して、連係とかスムーズに出して返されないように成長していきたいと思います。ありがとうございました」
翔月「夕陽さんとは初タッグだったんですけど、やっぱりすごい頼りになる部分とかもあったし、これから初めてだから連係とか、なかなかうまく出せなかったりとかもあったと思うので、続けていけるならいろんな形を考えて。もっとスムーズに勝てる方法があると思うので、もっともっと頑張っていきたいなと思う試合でした」
夕陽「あとですね、技だけに頼っちゃうというか、一発で仕留められるのはいいことなんですけど、やっぱり精神的にも追い込んでいって、最終的に技で決めるっていうのが一番ベストだと思うので。今日の試合はその精神的な部分ではちょっと、高橋奈苗さんを追い込めなかったのかなと思っていますね」
ーー同世代で魅力あるトリオだと思うんですけど、このままやっていくっていうのは?
翔月「そうですね。私たちは……どうですか?(苦笑)まぁすごいほとんど夕陽さんも同期みたいなものなので、まぁスターダム所属ではないけども、同期としてすごく言いやすい部分もいっぱいあるし、やっぱりお互いライバルっていうのももちろんあるので、お互い高め合いながらスターダムの中で未来のトリオになれるように、これからいけるんじゃないかなと思います」
宝城「3人とも性格もファイトスタイルもうまい具合にバラバラなので、それがちゃんと1つになった時はすごく爆発すると思うので、これからもやっていきたいです」

 

高橋奈苗&須佐えり&横尾由衣
ーー残念ながら負けてしまいましたが、初トリオいかがでしたか?
奈苗「ねぇ。う〜んと……難しいなぁ。難しかった……何か……自分たちのパッション、気持ち、そこばっかりを信用しすぎてしまって、作戦を立てるのがちょっと不足していたなっていう。だから結局、一歩下がって(進んで?)二歩下がるじゃないですけど、結果的に勢いを止めてしまったかなっていう感じが心苦しいですね。もっとえりのことも、横尾のことも引っ張って、うまく私がリードして私が勝ちを獲りにいったりとかすれば勝っていたのかもしれないですけど、それじゃ先がないと思って、最後えりに託して。いいフックとか入っていたのは、お客さんにも伝わっていたと思うんで。あとはもっとナナエ軍団のリズム感とか、動きをもっと磨いていきたいなと私は思いました」
須佐「……前も夕陽選手に同じ技で獲られていて……やっぱ(※涙ぐむ)……後輩に獲られるのは辛いし……今以上のことを……もっともっと練習して頑張って、次、このメンバーで組む時は絶対に自分が3カウント取りたいです!」
奈苗「うん。取り返そう、絶対」
須佐「はい」
横尾「さっきえりさんも言われたんですけど、前回大阪で夕陽さんとカイリ選手と闘って、私がその時は獲られて。今回も同じ面々で。絶対に負けない、借りを返そうと思っていたんですけど……こういう結果になってしまって。私の不甲斐なさがたくさんあって、足も引っ張ることがあって、本当に……でも今日、吉乃すみれのデビュー戦があって、自分のデビュー戦のことも思い出して。その時の絶対負けないっていう気持ちと、今日負けたその悔しさ、もう悔しくて悔しくてたまらないっていう(※涙ぐむ)……早く初勝利を得るために、ナナエ軍団の一員としているので。強い気持ちで技術面も磨いて、体力面も磨いて、この身体を活かしたプロレスをして、まずナナエ軍団の一員として初勝利を獲りたいです」
奈苗「今日はちょっと悔し涙になってしまったナナエ軍団なんですが、やっぱり笑顔でスターダムを明るくしていきたいなと気持ちを持って、ナナエ軍団をやっていますので、ここからまた2人とも頑張っていこう!」
須佐&横尾「ハイ!」
奈苗「頑張っていこう!」

 
▼ユニット対抗戦 タッグマッチ 30分1本勝負

<川崎葛飾最強伝説>
夏樹☆たいよう
●安川惡斗

16分24秒
ビッグブーツ→片エビ固め
<キムラモンスター軍☆>
木村響子
ヘイリー・ヘイトレッド

 新コスチュームで登場した木村。乱闘で試合が始めると、夏樹と木村が激しいエルボー合戦。そこから場外戦になるが、セコンドの世IV虎が介入して木村をロープに張り付け、夏樹と両側から踏みつける。
 だが、リングに戻ったところで惡斗が捕まってしまい、モンスター軍は2人がかりで攻撃しながらカメラマンに向かってポーズする余裕を見せる。そこから木村がシャチホコ式の逆片エビ固め。何とかロープに逃れた惡斗は首固めで丸め込むがカウントは2。

 どうにか夏樹にタッチすると、夏樹は惡斗の酒瓶を持って一気飲み。酔拳で何とかモンスター軍に応戦。しかし木村もニーリフトを連打。惡斗はアゴ周辺を切って大流血した上、ヘイリーに抑え付けられる。その間に木村は夏樹を胴絞めスリーパーに捕らえるが、夏樹は何とかロープに脱出。
 しかしヘイリーがランニングローを叩き込む。10分が経過し、ヘイリーは串刺しランニングエルボーからファイアーマンキャリーで担ぎ上げるが、背後に逃れた夏樹は回転エビ固め。そこからイグチボムを狙うが、ヘイリーは持ち上がらない。それでもロープに飛び乗って三角跳びクロスボディを見舞った夏樹は、カンフー殺法からソバット。

 ここで出血部分を応急処置した惡斗がタッチを受けて、ドロップキックで向かっていく。しかしヘイリーもハイキックを返すと、投げ捨てジャーマン。タッチを受けた木村は惡斗の顔面にニーを叩き込むとロープに飛ぶが、エプロンから夏樹が攻撃。そこから川葛はトレイン攻撃を狙うが、阻止した木村は逆に串刺し攻撃を狙う。
 だが、惡斗がコンプリート・ショットでコーナーに叩き付けると、夏樹がイグチボムで抱え上げ、コーナーから惡斗がダイブしてハイジャック式で叩き付ける。そこからコーナー最上段に登った惡斗は惡トーンを投下。

 カウント2で返した木村はヘイリーと同時に川葛の2人をロープに飛ばすと、ガットショットから同時にブレーンバスター。さらに惡斗にトレイン攻撃を決めると、木村がホイップした惡斗にヘイリーがラリアット。カウント2でカットした夏樹はヘイリーを場外に追いやるが、その間に木村が惡斗にビッグブーツ。
 その蹴り足をキャッチした惡斗はアクトロックで丸め込むが、惜しくもカウントは2。15分げ経過し、木村がゴリースペシャルで担ぎ上げ、ヘイリーとモンスタークラッシュを狙うが、夏樹が木村にミサイルキック。

 結果的にゴリースペシャルボムで叩き付けられた形となった惡斗だが、それでも気合いで立ち上がる。だが、木村が張り手からノータッチヘッドバット。さらにハーフダウンの惡斗にビッグブーツを叩き込んで3カウント。













▼エンディング

試合後、マイクを持った木村が「オイ、惡斗! 血出たくらいで心配されているようじゃまだまだだな。お前ら(=観客)見たか? モンスター軍の完勝だよ。お前ら文句ある? ないよね? 川葛! ベルトいっぱい巻いて調子コイてるみたいだけど、お前ら、今のうちだぞ。次の後楽園ホール、モンスター軍がお前らのタッグのベルトいただいてやるよ。やるのかやらないのかどっちなんだよ」と、3・17後楽園大会で夏樹&世IV虎の持つタッグ王座への挑戦を表明!
 すかさず世IV虎が木村の前に立ちはだかり、「何、惡斗に勝ったくらいでチャンピオンになったつもりでいるわけ? うちらは売られた喧嘩は買う、そういう主義だから。お前らこそ逃げるんじゃねぇぞ。絶対に自分と親分のこのベルトはお前らに渡さねぇから。そこんとこ世露IV苦」と言うと、夏樹も「オイ、オメーらさ、調子に乗ってんじゃねぇよ。オメーらとやったってな、何も生まれねぇよ。でもな、この借りを絶対返すっていうのが川葛の仁義ってもんだからな。やってやるよ。でもな、オメーらは永遠に挑戦者なんだよ。次、3カウント聞くのはオメーらだからな。覚えておけ!」とモンスター軍の挑戦を受ける構え。

 さらに木村は「お前ら聞いたな? 次の後楽園でモンスター軍がタッグのベルト挑戦、決定だ。決定だ! 撮った、サムライ(TV)? 流せよ。それからな、高橋奈苗! オイ、奈苗! お前の赤いベルトは次のホールで、このモンスター軍のアルファがわざわざドイツからはるばる奪いにやってくるよ。受けるよね? 高橋奈苗なら受けるよね? アルファの挑戦、受けるのに文句ある?」と、奈苗のワールド・オブ・スターダム王座には、昨年10月の大阪で時間切れ引き分けに終わっているアルファ・フィーメルが挑戦すると表明。
 それを聞いてリングに上がってきた奈苗が「文句あるよー! 何でお前に偉そうに決められなきゃいけなんだよ。なぁ? 私はな、アルファが日本にやって来るって分かったときから、大阪のやり返しを考えていたんだよ! 挑戦受けてやるよ! それで私がアイツをブッ倒して、キムラモンスター軍、終わりだかなら。スターダムからいなくなれ、お前ら!」と、アルファの挑戦を受けた上、退けることでモンスター軍をスターダムから追放すると宣言。

 木村は「OK、OK、OK! みんな聞いたな。次の後楽園ホール、モンスター祭りだぞ! お前らよ、モンスター軍を集結させるから絶対来いよ! たまには黙ってないで声出してみろよ! 来いよ!」と、3・17後楽園大会をモンスター祭にすると宣言して観客を煽る。
 そしてモンスター軍が意気揚々と引き上げていくと、マイクを持った夏樹が「どうするんだ、コレ? 後楽園では絶対うちらがモンスター軍を倒すから観に来てください!」と絶叫して雰囲気を変える。すると観客の声援に応えるように惡斗が「ごうだくえんは……親分と姉さんが勝つし、高橋奈苗だって勝つし、モンスター軍に負けないですよね? 親分!」と訴える。この姿を見て、思わず奈苗が惡斗を慰めながら、惡斗の髪の毛を指差して「パッションレッド!」と絶叫。

 すると夏樹が「惡斗、パッションレッドって言ってるから。今までありがとう。今日はうちらが締めたいところだけど、最後は負けてしまったんで、今日デビューした吉乃! お前、やれんのか?」と惡斗を軽く突き放しながらも締めのマイクに吉乃を指名。
 驚きの表情でリングに上がってきた吉乃は「やれます! ありがとうございます。フレッシュルーキーの吉乃すみれが締めさせていただきます。選手全員、リング上に集合お願いします。これからも年齢の限界に負けないファイトを見せたいと思います。それでは行きます、今を信じて、明日に輝け! We are STARDOM!」と締めくくった。

★試合後コメント

木村響子&ヘイリー・ヘイトレッド
ーーお疲れ様でした
木村「疲れてないよ」
ーー試合も圧倒しての勝利でしたが
木村「まぁ見ての通り」
ーータッグタイトルへの挑戦を表明されましたが、それについて
木村「だって当然だよ。うちら負けてないんだもん、ここ最近のタッグ。全然。じゃあどこにモンスター軍以上の挑戦者チームいるの? いるの、スターダムの中に。逆に質問したいよ。そんなさ、試合中にちょっと血が出たくらいでさ、心配されるような奴ばっかりでしょ、スターダムなんて。木村響子が試合で流血して誰が心配するの? 誰も心配しねぇよ。むしろ流血させたほうを、ヤベーよって、倍返しされるよって。そっちが心配されるよ。でもプロレスラーってそういうものじゃないの? そんなさ、血、出してみんなが『大丈夫か? 試合出来るのか?』って心配されるようなさ、それは一般人なのかプロレスラーなのか分からないよ。痛いの商売でしょ、みんな。まぁ時には血が出るよ。時には骨が折れるよ。だけどそれでも立ち上がるからプロレスラーなんでしょ。心配されている場合じゃねぇだろって」
ーー改めてチャンピオンチームの川葛については?
木村「調子コイてるね。うん。やっぱり強いチームがいないと調子に乗るんじゃないかな」
ーー実力的には評価していますか?
木村「あの〜、実力以上に自分たちが勘違いしている部分があるんじゃないかな? うん。自分たちはすごいチームだって思っているんじゃないかな。もう完成型なのって。川葛はもうそこで終わりなのって。そこで満足してるのって。モンスター軍はまだ全然満足してねぇよ。どんどんメンバー増やすし。ここからどんどん進化していくよ」
ーー高橋選手のシングル王座にもモンスター軍から挑戦を表明しましたが
木村「やっぱり決着がついていないから、アルファも納得していなくて。この間帰る時から『私が次、いつ日本に来たらいいんだ?』って、帰ったあともずっと連絡が来てたから。うん。その彼女の熱意はみんなが知るべきだと思ったから勝手に呼んだ。そして飛行機代はロッシー小川が払います! ねぇ?」
小川代表「払いましたよ」
木村「はい」
ーーモンスター軍祭りは成功?
木村「ホールにまだまだ呼びたいと思います、モンスター軍。そしてモンスター祭りを成功させて、両国は両国モンスター! ポスター書き直して、両国まで突っ走りたいと思います」
ーー後楽園には何人くらい連れてきたいですか?
木村「まずみんなが本当に見ただけでド肝を抜けるようなのが、アルファのほかに1人います。ハイ」
ーーその選手はタイトルとか関係なしに送り込む感じですか?
木村「うん。まだあんまりしゃべるとアレなんで。ぼやかしておく。でもみんなのド肝は抜けると思う」

 

※川崎葛飾最強伝説はノーコメント
 
 川葛がナナミホとの熱戦を制してタッグ王座V3!愛川は白ベルト盤石のV7

スターダムSeason10
NEWYEAR STARS2013
2月10日(日)ナスキーホール・梅田 6:00PM
観衆378人(超満員札止め)

▼オープニング

 超満員の観客で埋まった中、リングに上がった風香GMは「大阪の皆さん、こんばんは。今年一発目の大阪ということで、会場も新しくなって今までの会場より100人以上多く入るということで楽しみにしていたんですけど、いい感じだったので、今年はもっと大阪に来られるように頑張ります」と挨拶。
 緊張のあまりカード発表の際に横尾由衣を「いわおゆい」と呼んだのはご愛敬。

シングルマッチ 15分1本勝負
●岩谷麻優
6分24秒
雪崩式ACTスペシャル→片エビ固め 

安川惡斗

 腕を取った惡斗は腕固めに捕らえたながら、指を攻撃したり髪を掴んだりとラフ殺法に出る。しかし上を取り返した岩谷はタケコプターで投げ飛ばしてから、座り込んだ惡斗にドロップキック。
 惡斗はサミングからコンプリート・ショットで叩き付けると、岩谷の顔面を踏みつける。さらにトップロープに顔面を擦りつけていくが、岩谷もスリングブレイドを返すと、ダブルリストアームサルトでカウント2まで追い込む。

 岩谷はサイクリングヤッホーに捕らえると、逆片エビ固めに移行。何とかロープに逃れた惡斗は、岩谷の髪の毛を掴むとコーナーに叩き付けてからACTスペシャル。さらにコーナー二段目から惡トーンを投下。
 これをかわして自爆させた岩谷はミサイルキックを発射。そこからウラカン・ラナで丸め込むが、惡斗もカウント2で返す。ならばとドラゴンスープレックスを狙った岩谷だが、フロントネックロックで切り返した惡斗はそのまま振り回す。

 そして今度こそコーナー二段目からの惡トーンを投下したが、岩谷もカウント2で返す。岩谷はACTスペシャルを狙った惡斗を逆打ちで抑え込むがカウントは2。間髪入れずダブルリストアームサルトで投げていった岩谷は、コーナーに登っていく。
 しかし追いかけていって下から蹴り上げた惡斗は、雪崩式ACTスペシャルで叩き付けていって3カウントを奪った。








 
タッグマッチ 15分1本勝負
須佐えり
●横尾由衣
10分45秒
ダイビングエルボードロップ→片エビ固め 

宝城カイリ
夕陽

 夕陽と横尾の先発で試合開始。いきなりエルボーの連打で向かっていった横尾だが、夕陽もヘッドロックに捕らえていく。ロープに振った横尾はアームホイップで亜焚きつけるが、腕を取った夕陽はトップロープに飛び乗り、前宙してからのアームドラッグ。
 さらに宝城が入ってきてダブルのエルボードロップを落としていくと、そこから夕陽が串刺しジャンピングニー。夕陽の強烈なサッカーボールキックを気合いで受け止めた横尾だが、夕陽はならばとチキンウイング・フェースロック。

 タッチを受けた宝城は、横尾の左腕にスレッジハンマーを落とすと、腕固めに捕らえる。悶絶する横尾に対し、今度は夕陽がロープに飛ばしてカウンターのミドルキック。その衝撃に場内からどよめきが起こる中、ローキックを蹴っていった夕陽だが、キャッチした横尾はドラゴンスクリューから足4の字固めへ。
 須佐がロープを遠ざけるアシストをしたが、夕陽は反転して脱出。だが、横尾が一歩先に須佐にタッチ。須佐はハーフハッチで投げていくと、リング中央に引きずってきてアンクルホールドに捕らえる。

 宝城がカットに入るが、横尾も入ってきて宝城に馬乗りになると、須佐と共に馬乗りパッション張り手を連打。「よっしゃ、ナナエ軍団!」と雄叫びをあげると、須佐は夕陽にDDTから高角度DDTと連続で叩き付ける。しかし夕陽は蹴りで須佐の突進を止めると、カポエイラ風の蹴りからライオンサルトを投下。
 タッチを受けた宝城は前方回転ネックブリーカーからスライディング式クロスボディを浴びせると、串刺しスピアーを狙ったが、かわした須佐は逆に串刺し式ドロップキック。さらにランニングエルボーでなぎ倒すと、逆上がり式飛び付きDDT。

 ここで横尾がタッチを要求すると、須佐は「行ってこい!」とタッチ。宝城をコーナーに押し込んで逆水平チョップを連打した横尾。さらにドロップキックを叩き込んだ横尾はボディスラムから全女式押さえ込み。必死で肩をあげた宝城は、一瞬の隙を突いてスクールボーイで丸め込むと、続けて前方回転ネックブリーカー。
 そこから逆エビ固めに捕らえると、イカリに移行するが、須佐が入ってきてロシアンフックでカット。すかさず横尾がココナッツクラッシュを決めるが、今度は夕陽が入ってきて蹴りでカット。

 横尾は夕陽にも向かっていくが、蹴りで返り討ちにした夕陽は、須佐もジャンピングハイで蹴散らす。10分が経過。その間に宝城はワンツーエルボーの連打で横尾をなぎ倒すと、串刺し式スピアー。さらにダイビング・エルボードロップを投下して3カウントを奪った。









▼タッグマッチ 20分1本勝負
紫雷イオ
●ケリー・スケーター
12分11秒
パワーボム→エビ固め 
木村響子
ヘイリー・ヘイトレッド

 イオの名前がコールされたところに奇襲攻撃を仕掛けていったモンスター軍。そのまま場外にイオとケリーを連れ出すと、客席に叩き付けていった木村とヘイリー。会場を徘徊しながら大乱闘を展開したモンスター軍は、イオとケリーをホイップしてお互いを叩き付けると、ヘイリーがイオをリングに戻す。
 そのままヘアホイップで投げたヘイリーは、カナディアンバックブリーカーを狙ったが、後方に逃れたイオはダブルアームの体勢に。ヘイリーはリバースで切り返すが、イオは着地。続くブレーンバスターも着地したイオは、ハーフダウンのヘイリーの脳天にドロップキック。

 しかしヘイリーもケリーとの合体攻撃をカットすると、イオを風車式バックブリーカーで叩き付ける。すかさずケリーがショルダータックルでぶつかっていくが、逆にヘイリーがショルダータックルでなぎ倒して木村にタッチ。
 ケリーをロープに張り付けてヘイリーと両側から踏みつけていった木村は、リストロックに捕らえてエルボーを落としていく。ヘイリーもケリーにハンマーを打ち下ろすと、強烈な逆水平チョップで追い込む。

 完全に捕まってしまったケリーに木村は馬乗りナックルパンチを連打すると、踏みつけフォール。カウント2で返したケリーだが、木村は髪の毛を掴んで投げ飛ばすと、なおも反則カウント4まで髪の毛を引っ張り上げる。しかしケリーもサイドバスターを狙ったヘイリーをリバースDDTで叩き付けてイオにタッチ。
 ヘイリーをコルバタで投げたイオだが、ロープに飛んだところを木村は足をすくって倒す。羽交い締めにした木村だが、カンガルーキックで脱出したイオは合体攻撃を狙ったモンスター軍をドロップキックでまとめて吹っ飛ばす。

 そこからヘイリーにスペース・ローリング・エルボー、フェースクラッシャー、クロスフェースと決めていったイオだが、そのまま持ち上げてみせたヘイリーはサイドバスターで叩き付けて脱出。串刺しランニングニーを叩き込んだヘイリーは木村にタッチ。立ち上がろうとするイオの顔面を蹴りつけていった木村に対し、マットを叩いて'怒りを露わに下イオはエルボーを連打。
 だが、木村はニーリフトの連打から張り手を返すと胴絞めスリーパーに捕らえる。ヘイリーがケリーを抑え付けてカットに入れないようにしたが、イオはどうにか転がってロープに脱出。

 「終わりか、オラ」とイオを引き起こした木村だが、イオはエルボーで反撃。木村もエルボー合戦に応じると、連打でイオをロープに押し込む。だが、イオもカウンターの張り手。さらに木村のビッグブーツをマトリックスでかわすとアッパー掌底。ならばと木村はノータッチヘッドバットを叩き込むが、イオもアッパー掌底を返してダブルダウン状態に。
 お互いどうにかタッチすると、ケリーのドロップキックと逆水平チョップを受け止めたヘイリーがジャーマンで投げていく。カウント2でケリーが返すと、ヘイリーの背後からイオがスワンダイブ式ミサイルキック。すかさずケリーはミドルキックを連打。さらにオールドスクール(=ロープ歩きからの手刀)からコルバタで投げていく。

 ヘイリーもショートレンジラリアットを返すが、イオが入ってきてアッパー掌底。そこをケリーは首固めで丸め込むがカウントは2。ヘイリーがラリアットを叩き込むと、木村がゴリースペシャルで持ち上げて、モンスタークラッシュを決めていくが、カウント2でイオがカット。
 木村がイオを場外に連れ出すと、ヘイリーはケリーを投げ捨てパワーボムで叩き付けてから、そのままガッチリと抑え込んで3カウント。試合後、イオと木村は激しい睨み合い。イオはマットを叩いて悔しさを露わにしながら引き上げていった。









ワンダー・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負

[王者]
愛川ゆず季

9分10秒
ゆずポンキック・ブルー→片エビ固め 

[挑戦者]
翔月なつみ●

※愛川が7度目の防衛に成功

 「引退まであと78日」とコールされた愛川。握手を交わしてから、まずは翔月が牽制の蹴りを飛ばしていくが、腕を取った愛川はリストロックに捕らえる。そこからヘッドロックに移行した愛川だが、首を抜いた翔月は足をすくって倒すとトーホールド。
 さらにフロントネックロックに捕らえた翔月だが、首を抜いて蹴っていった愛川。すぐさま腕を掴んだ状態で蹴っていった翔月は、オモプラッタから変型クロスフェースに捕らえる。

 何とかロープを掴んだ愛川だが、翔月は愛川をロープに張り付けると背後からドロップキック。愛川もYKブルー(後ろ回し蹴り)からの水面蹴りで反撃するが、すべてかわした翔月は前蹴りからシーソーホイップでロープに叩き付けてからダブルニードロップを投下。
 さらに二段蹴り式ヒザ蹴りを串刺し式で叩き込むが、愛川もカウンターのミドルキックを返すと、強烈なサッカーボールキック。なおも蹴ってロープに押し込んでいった愛川は、レフェリーがブレイクを命じても無視して蹴っていく。

 ならばと翔月もロープに飛ばされそうになったところを卍固めで切り返すと、そこから丸め込むがカウントは2。さらに張り手からヒザ蹴りを放っていくが、愛川はキャッチ。ならばと首固めで丸め込んだ翔月は、カウント2で返されるとドロップキック。愛川もドロップキックを返すと、フィッシャーマンズ・スープレックス。
 カウント2で返した翔月だが、愛川はパイパイアタック。これをかわし、エプロンに出た翔月は愛川の肩を蹴り上げてからロープ越しにアームブリーカー。

 さらにオモプラッタからの変型クロスフェースに捕らえると、そこから丸め込む。カウント2で返した愛川の顔面にソバットを叩き込んだ翔月はコーナーに登っていくが、追いかけていった愛川はゆずポンスタナー。さらにエプロンに出た翔月を引き起こそうとしたが、翔月はロープ越しに卍固めを決めると、一旦離して下から愛川の顔面を蹴り上げる。
 コーナー最上段からダイビング・ダブルニードロップを投下した翔月は、ランニングニーを叩き込むが、トラースキックをブロックした愛川はシャイニングゆザード。だが、YKレッド(カカト落とし)をかわした翔月はトラースキックから首固め。

 カウント2で返されると、翔月はトラースキック。これをブロックした愛川は翔月の髪の毛を掴んだまま蹴っていき、倒れたところへYKレッド。下から月詠で丸め込んだ翔月だが、カウントは2。
 気合いの雄叫びとともに張り手を叩き込んだ翔月だが、愛川はYKイエロー(ハイキック)を返すと、翔月を引き起こしてトドメのYKブルーを叩き込んで3カウント。翔月は健闘したが、愛川の強さが土壇場で際立った。













★試合後コメント

愛川ゆず季
ーー見事王座防衛しました
愛川「はい。残り2回となってしまった大阪大会なんですけど、キッチリこの白いベルトを防衛することが出来て嬉しいです。もうこのままこの勢いで白いベルトを持って、両国で引退試合をして、このベルトを持ったまま引退して実家の神棚に飾りたいなと思います! ありがとうございました」
ーー翔月選手とは初のシングルマッチでしたが
愛川「そうですね。あまり今まで当たったことがなくて、死神って呼ばれていたことは知っていたんですけど……う〜ん、なんでそうやって言われているのか考えたら、感情がないからかなとか、その表現をしにくいからかなとか、地味とか言われているんですけど、まぁでも自分が思っていたよりは、そういう感情を密かに持っていたんじゃないかなと。そういう念が……私の顔面を蹴ったりとかされたので。ハイ。そういう選手だと思ったんですけど、まだまだ私は負けません。私は会社や世間に後押ししてもらっている部分もありますが、それ以上に自分で努力していると思っているので、ハイ。彼女たちに比べても、引退に向かって私は人の2倍も3倍も努力して、勢いがあるのは私なんじゃないかと思っています!」
ーー大阪の地っていうのはどうでしたか?
愛川「本当にお客さんが温かいなっていうのは第一印象です」

 

翔月なつみ
ーー初の白ベルト挑戦でしたが、惜しくも敗れてしまいました
翔月「最後の回し蹴りで奥歯が欠けたんですけど、本当に威力がやっぱりケタ違いで。キックも全然違うし、今まで闘ってきたどんな選手よりも、キックはやっぱり重いなと感じましたし。やっぱり7回防衛してきているだけあって、試合の流れもうまいし、そこはすごい何倍も何倍も努力しているっていう言葉通りで。私たちももっともっとゆず季さんを……まぁ引退されてしまうけども、少しでも近づけるようにこれからもっともっと勝って。もうチャンスはないかもしれないですけど、やっぱり白いベルトも目指していきたいので、これからももっと頑張りたいと思います」
ーー地元・大阪での試合でしたが
翔月「やっぱりすごい悔しかったです。いつもより『なつみ、頑張れ』っていう声が多くて。やっぱり東京もすごい応援してくださるんですけど、大阪は地元っていうので、自分の中でいつも以上に思い入れがあったので、やっぱりそこで勝てなかったのがすごく悔しいですんですけど、次、3月大阪があるので、その頃までにはベルトに少しでも近づけるようにして、絶対ベルトを奪取したいと思います」

 
▼ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負

[王者チーム]
夏樹☆たいよう
世IV虎

20分55秒
レッグクラッチ・スープレックスホールド 
[挑戦者チーム]
高橋奈苗
脇澤美穂●
※夏樹&世IV虎が3度目の防衛に成功

 キッスの世界の曲で入場したナナミホ。タッグ王座奪取に燃える脇澤はベノム柄の新コスチュームで登場。そしていつも通り握手を求めていったナナミホだが、川葛は奇襲攻撃を仕掛ける。だが、奈苗と脇澤は同時にベノムアームを決めていく。
 それを振り払った川葛はナナミホを対角線上のコーナーに叩き付けると、対角線ダッシュの串刺しフロントキックを同時にお見舞い。さらにロープに張り付けて踏みつけるが、脇澤も奇声をあげながら反撃。

 だが、川葛は見事な連係攻撃で流れをナナミホに渡さない。世IV虎はヘアホイップから顔面ウォッシュをお見舞い。さらに夏樹が脇澤の左腕にダイビング・フットスタンプを落としてから腕固め。対角線をダッシュし、コーナーに飛び乗って脇澤を翻弄した夏樹は、ハイスピードのエルボー。
 しかし脇澤も足をすくって倒すと、夏樹の右足を集中攻撃。奈苗も加勢して2人がかりで踏みつけると、脇澤はローリングクレイドルで回していく。そこからデスロックに捕らえた脇澤は奈苗にタッチ。

 夏樹の右足を徹底的に攻撃していった奈苗は、ブレーンバスターの体勢から前方に落とす変型の足横須賀から、つま先に噛みついてからの足4の字固め。そこに脇澤がダイビング・ボディプレス2連発を投下して加勢。夏樹も張り手を返すが、奈苗は腕を巻き込むように前転すると、そこからアンクルホールドへ。
 リング中央でガッチリ決まったが、世IV虎が手を伸ばして夏樹をロープまで引っ張る。痺れを切らせてカットに入った世IV虎だが、奈苗が場外に蹴り出すと、脇澤が夏樹の右ヒザにミサイルキックを発射。さらに、そこから足4の字固めへ。

 夏樹は自力で何とかロープに辿り着いたが、脇澤はエルボー。これをかわした夏樹はセコンドの惡斗から酒瓶を奪い取り一気飲みすると、酔拳で脇澤の攻撃を迎撃。そこからDDTで叩き付けると、カットに入ってきた奈苗も迎撃して世IV虎にタッチ。チョーク攻撃をナナミホに同時に決めた世IV虎。
 さらにナナミホのダブルドロップキックを自爆させると、ダブルラリアットで吹っ飛ばしてから脇澤に馬乗りになったチョーク攻撃。脇澤を引き起こした世IV虎はネックハンキング。脇澤はバックスライドを狙うが、世IV虎が踏ん張る。

 背後から夏樹が脇澤を羽交い締めにすると、そこに世IV虎が体当たり。何とか脇澤が奈苗にタッチすると、奈苗は世IV虎をブレーンバスターで投げてからラリアットで吹っ飛ばす。10分が経過し、奈苗はバックエルボーを叩き込むが、世IV虎も返す刀でラリアット。上からヨシコを足で迎撃した奈苗はシャイニング膝アッパー。
 奈苗は串刺しラリアットを叩き込むが、夏樹が飛び込んできて三角跳び式クロスボディを浴びせると、世IV虎がアティテュード・アジャストメントで叩き付ける。さらにセントーン5連発を投下するが、カウントは2。

 タッチを受けた夏樹はロープに飛び乗ってのヘッドバット。これは失敗したが、すぐさまミサイルキックを発射。奈苗もブレーンバスターを返そうとしたが、夏樹はフェイントを織り交ぜた攻撃で奈苗を翻弄すると、馬乗りになって殴っていく。バックを取った夏樹だが、腕を取った奈苗はバックエルボー。
 さらに夏樹のソバットをキャッチしてバックドロップで投げると、ロープに押し込んでショートレンジラリアットを連打。そこから正調ラリアットでなぎ倒すと、コーナー最上段から冷蔵庫爆弾を投下するがカウントは2。

 続いて脇澤がバックを取るが、夏樹がバックを奪い返す。だが、ネックブリーカーで切り返した脇澤はドロップキック。夏樹もたいようちゃん☆ボムを狙うが、脇澤がエプロンに夏樹を落とすと、世IV虎が入ってきて脇澤にラリアット。奈苗も入ってくるが、夏樹が投げ飛ばす。
 15分を経過し、奈苗のシャイニング膝アッパーをかわして脇澤に誤爆させた夏樹は脇澤にラ・マヒストラル。カウント2で返されるとコーナーに登った夏樹だが、追いかけていった脇澤は雪崩式フランケン。さらに変型のヒザ固めに捕らえると、そこに奈苗が冷蔵庫爆弾を投下。

 ナナミホは奈苗のバックドロップ+脇澤のクローホールドSTOから脇澤がジャーマンで投げるが、これもカウントは2。コーナーに登っていった脇澤だが、雄叫びをあげた夏樹はコーナーに飛び乗って雪崩式アームドラッグ。そこに世IV虎がセントーンを落とすと、夏樹はダイビング・フットスタンプ。これを脇澤がかわすと奈苗がイクボム。
 世IV虎が奈苗に向かっていくが、奈苗もシャイニング膝アッパーで応戦。奈苗と世IV虎がダウンする中、脇澤と夏樹は張り手合戦。そこから脇澤の低空ドロップキックをかわした夏樹はソバット。さらにコーナーに登った夏樹だが、奈苗が足止めすると脇澤が追いかける。だが、夏樹は回転エビ固めの要領で着地するとパワーボムで叩き付ける。

 そこに世IV虎がコーナー二段目からのダイビング・セントーンを投下すると、夏樹がダイビング・フットスタンプ。さらに川葛は合体式世IVドンを決めるがカウントは2。夏樹はたいようちゃん☆ボムを狙うが、前転して逃れた脇澤はバックスライド・フロム・ベノム! だが、夏樹がカウント2で返すと、奈苗が入ってきてナナラッカで叩き付ける。
 続けて脇澤がフィッシャーマンバスターで叩き付けるが、これもカウントは2。20分が経過し、夏樹が掟破りのバックスライドを狙うと、脇澤も踏ん張る。そこに世IV虎が世IVドンを決めると、夏樹はバックスライド。カウント2で返した脇澤だが、夏樹はモモ☆ラッチ。これも体勢が崩れてカウント2となると、夏樹はレッグクラッチスープレックスで投げて3カウントを奪った。









▼エンディング

 20分以上ほぼノンストップで動き続けた両チーム。紙一重のところで敗れた脇澤はリング上で号泣。奈苗が慰める中、さすがの川葛も疲労困憊の様子でベルトを受け取り勝ち名乗りを受けた。
 マイクを持った夏樹が「川葛、3度目の防衛に成功することが出来ました! ありがとうございます。ナナミホ、タッグリーグ決勝戦にも上がってこないですごく舐めていたけど、やっぱり……面白かったよ。このベルトの価値、この試合で上げること出来ましたかね?」と観客に尋ねると、拍手喝采が起こる。

 続いて夏樹が「うちらは何度でもやってやるし、自分はお前(=奈苗)の赤いベルトも狙っているんだよ。そのこと忘れるんじゃねぇぞ」とナナミホに向かって言い放つと、世IV虎「やっぱ親分、最高〜!」と叫び、夏樹とお互いに褒め合う。
 そこから世IV虎が「今回、高橋奈苗34歳! 脇澤美穂33歳! 2人合わせて64歳? ……67歳だった!(苦笑)そんなババアにこれからの未来なんてねぇんだよ! これからの女子プロレス界の未来は世IV虎様にかかってんだよ。女子プロレスといったら自分と親分と川葛なんだよ! もっとこのベルトの価値を上げていきたいから、強い奴、どんどん自分たちにかかってこいよ。これからも自分たちの快進撃を見るのが仁義ってもんですよね? 自分が女子プロレス界を背負っていくんで、そこらへん世露IV苦」と“世IV虎様の時代”宣言。

 そしてメインで勝利した川葛が全選手にリングに上がるように言うと、最後は夏樹が「よっしゃ、また大阪来るぞー! いくぞー! 今を信じて、明日に輝け! We are STARDOM!」と音頭を取って大阪大会を締めくくった。

★試合後コメント

夏樹☆たいよう&世IV虎
ーー見事タッグ王座防衛に成功しました
世IV虎「いやもう、やっぱ親分最高としか言いようがないです、自分」
夏樹「本当に世IVちゃんとだから出来る闘いだし、タッグの醍醐味を見せられるのは、うちら川葛しかいないと思っているし。向こうはね、やっぱり高橋奈苗っていうのは、ナナモモっていう伝説のタッグチームでやってきた人なんですけど、やっぱりねパートナーに恵まれていないんじゃないかなっていうね(笑)」
世IV虎「もう自分たちが今は伝説のタッグチームなんで」
夏樹「どっちかが1人で頑張ろうとしても無理だからね、タッグっていうのはやっぱり。今日もね、前回足を狙われて獲られちゃって、今日はすごい警戒していたんですけど、また足を狙われてしまったんですけど。でも今回は自分の足がダメになったところでね、世IV虎がすごい自分のフォローをしてくれて。やっぱり前回悔しかったけど、それがいい経験になって、またうちらステップアップ出来たんじゃないかなって、この勝ちは」
世IV虎「前回、もう本当に悔しくて、すごい火が付いちゃって。もう親分が動けなくなった分、自分が小河家内とタッグチームじゃないんで。まぁこれが出来るのがタッグチームだし、川葛なんだと思うので。スターダムの未来、女子プロレス界の未来っていうのは、自分たち川葛にかかっているんじゃないかって思いますし、自分はもう女子プロレス界背負っていく気で全然いるんで。背負えるし」
夏樹「おぉ、頼もしい、世IVちゃん!」
世IV虎「自分が女子プロレス界を背負っていきます」
夏樹「このまま自分、三冠なんですけど、もう全部のベルトを制覇しちゃいたいですね。もうこれだけ違うジャンルのベルトを3個巻けるっていうのは、自分ならではだと思うので、はい。オールマイティにこれからも磨いていきたいなと思います」
ーー大阪っていうのはどうでしたか?
世IV虎「熱い!」
夏樹「熱いし、お客さんの熱気がすごくて、もう自分たちがお客さんを乗せる気でいったんですけど、逆にもう……」
世IV虎「乗せてもらって」
夏樹「乗せて乗せられて、乗せて乗せられてみたいな感じで」
世IV虎「やっぱりいいですね。お客さんが熱いとやっぱり試合も熱くなるし、自分たちもすごく楽しかったです」
夏樹「また大阪でやりたいね」
世IV虎「はい」
夏樹「いま月イチで防衛戦しているんですけど、それをもっともっと防衛回数を増やしていって、最強伝説だね。それこそ」
世IV虎「はい」
夏樹「はい、これからも(最強伝説を)作っていきます!」

 

高橋奈苗&脇澤美穂
ーータッグ王座挑戦でしたが、惜しくも敗れてしまいました
脇澤「悔しいです、私は……もう獲ることしか考えていなかったので。本当に応援してくれたナナミホのファンの人たちに……謝らなくちゃいけないなっていう結果になってしまって……でも必ず私、奈苗さんとベルトが獲りたいっという思いが強くなりました。奈苗さん、本当にすみませんでした」(※涙ぐみながら)
奈苗「いやいや、謝ることではない。一緒に頑張って、一緒にやられてしまった結果なので、全然、全然……逆に川葛vsナナミホ、前回新木場でドローだったんですけど、その時もお客さんの盛り上がりがすごくて。今日も(お客さんの数が)いっぱいいっぱいの中で聞こえた声は、すごい量の声援を下さっていたので、まぁナナミホの応援にしろ、川葛の応援にしろ、私たちは皆さんに声を出してもらうためにというか、喜んでもらうためにこうやって闘っているっていう部分もすごく大きいので、このナナミホvs川葛っていうものが、1つのスターダムのブランドになっていっているのではないかなと、今日の試合で少し思ったので。それが自分の中では次につながる大事な光に、ひと筋の光になったんじゃなかなって思う。いろんな細かい部分では……タッグワークの早さとか、敵わなかったところが多々あったので、改善しなきゃいけないところはあると思うんですけど、ナナミホはナナミホの良さがあると思うし、このお客さんの声援を聞いたら諦めちゃいけないと、今、腹の中から沸々と沸き上がるものがあるので。次の挑戦権を獲得するのは簡単なことではないかもしれないけども、きっとお客さんとかが後押ししてくれるんじゃないかなって思っているので。そのためにもまた明日から進んでいきたいなと思います」
脇澤「……はい」
奈苗「負けたからこそ、今日本当にあのベルト欲しいなって、すっごい思ったんで。たぶん今までで一番思いました。すごいあのベルトがキラキラ輝いて見えたんで。金と銀のベルト、巻きましょうよ」
脇澤「(※号泣しながら)本当に……本当にあのベルトが欲しいです。あのベルトを獲るのは本当に難しいなって本当に思います」
奈苗「でも私、思ったよ! 川葛もああやって何回も挑戦して獲れなくて、BY(砲)にいつも負けていて、その気持ちが今のチャンピオンを作っていると思うから、私たちが一番それに近いと思うよ。違うかな?」
脇澤「わだじもそう思いばず」
奈苗「フフフ(笑)。タッグのベルトは悔しい思いをした人が、次のチャンピオンっていう方程式が今、出来上がりました! 諦めずにいこう」
脇澤「はい。絶対奈苗さんとタッグのタイトルを獲ります、私は」
奈苗「巻きたい! 脇澤さんにもベルトを巻いてもらわないと気が済まないので!」
脇澤「巻きたいです、私は!(※再び号泣)」
奈苗「脇澤美穂にベルトを巻かせましょう、みんなで! お客さんもみんなで! 巻かせましょう!」
脇澤「タッグのベルトが欲しいです……」
奈苗「34歳と33歳がベルト巻いて、何が悪いんじゃ!」
脇澤「何が悪いんじゃー!(泣)」
奈苗「合わせて67歳、何が悪いんじゃー! あの世IV虎、計算も出来ないあんぽんたが……」
脇澤「そう、計算も出来ない奴に負けちゃった!(泣)」
奈苗「あんなチャンピオンじゃダメだ!」
脇澤「なんで計算も出来ない奴に負けたんだ〜! くっそ!」
奈苗「大丈夫、私たちがやっぱり30代の夢を背負っていこう!」
脇澤「うん……夢を背負って……」
奈苗「夢を背負って……夢を背負って!」
脇澤「でも(ベルトを)巻いたとき、すっごい……すごい泣くと思います。巻けるとき、勝ったときね。このベルトが巻けたとき……」
奈苗「もう前向きなイメージが出来たね!」
脇澤「私、もう何年もベルト巻いてないっすよ!」
奈苗「うん、ベルトね。10年ぶりに帰ってきたからね。うん、そうだ」
脇澤「納見(佳容)君と巻いたのが最後で。だから次、ナナちゃん!」
奈苗「あの惡斗のお酒、飲んじゃった? 大丈夫?」
脇澤「アハハハハ(笑)、飲んでない」
奈苗「大丈夫? 飲んでない? 大丈夫? 巻こう、絶対に巻くからな! いろんなものに書いておいてくださいよ! ちゃんと書いて……巻きましょう! ナナミホで必ず巻きます、ベルトを!」
脇澤「皆様、応援よろしくお願いします」

 
 タッグタイトル前哨戦で脇澤が夏樹から勝利!米山香織が参戦表明

スターダムSeason10
NEWYEAR STARS2013
2月3日(日)新木場1stRING 6:00PM
観衆288人

▼オープニング

 風香GMとKちゃんパンダが登場し、いつものようにオープニングダンスを披露。踊り終えたGMは「皆さん、こんばんは。久しぶりの新木場ということで、巻き寿司の日だから食べている方もいらっしゃると思いますが、私、今日とてもテンションが上がっているので元気にやっていこうと思います。選手は体調不良だったりケガだったりが増えているんですんですけど、病は気からという言葉もあるので元気に頑張っていこうと思います!」と挨拶。

タッグマッチ 15分1本勝負
宝城カイリ
翔月なつみ
12分33秒
月詠 

松本浩代
ケリー・スケーター●

 宝翔天女(仮)は節分ということで豆をまきながら入場。「クソガキ!」と日本語で宝翔天女(仮)を挑発するケリーだが、宝城は元全力女子のメンバーである松本を指名。控えのケリーが松本に「ゴジラ」コールを送る中、松本はヘッドロックで執拗に宝城を絞め上げる。
 宝城がドロップキックを返すと、翔月が入ってきて宝翔天女(仮)は連係攻撃を決めていく。そこから翔月が変型クロスフェースに捕らえると、宝城がチョップを連打。

 しかしケリーがエプロンから松本をキャッチし、無理矢理プロテインを飲ませる。さらに自らもプロテインを飲んだケリーは、松本と共に宝翔天女(仮)をファイアーマンキャリーで担ぎ上げるとそのまま屈伸。さらに前方に叩き付ける。
 ケリーは翔月に串刺し攻撃を決めると、シットダウン式コブラツイスト。続いて松本がドロップキックから頭部へのヒザ。翔月も立ち上がってエルボーを返すが、エルボー一発でなぎ倒した松本は「食らえ、30キロ!」とニードロップを投下。

 タッチを受けたケリーがシーサーホイップからスクールボーイで丸め込むが、カウントは2。さらに松本と一緒に翔月をリフトアップスラムで叩き付けてから、松本がケリーをオンブして「食らえ、100キロ!」とニードロップ。
 松本がキャメルクラッチに捕らえると、ケリーは「オニはソト!」と叫びながら豆を投げつける。完全に捕まってしまった翔月を見て、宝城がカットに入るが、松本は宝翔天女(仮)と、なぜか勢い余ってケリーまでコーナーにホイップ。

 すると松本のコーナースプラッシュは宝翔天女(仮)がかわしてケリーに誤爆! すかさずケリーを蹴散らしてから、宝城が松本に串刺しスピアー。続く正調スピアーを受け止めてうっちゃった松本だが、4度目のトライでようやくなぎ倒した宝城。
 しかし松本も5発目をかわして旋回式サイドバスターで叩き付けてケリーにタッチ。肩口に宝翔を担ぎ上げ、コーナーに投げつけたケリーはクローズラインを叩き込む。宝城もケリーのバックドロップを身体を捻って押し潰すと、極楽固めに捕らえていく。

 さらに翔月がランニングキックで加勢すると、宝城はイカリにスイッチ。シャチホコ式で決まったが、松本がカット。すると翔月がランニングニーで飛び込んでいき、そこからバズソーキック→ソバット。ならばとケリーもランニングキックを返す。
 10分が経過し、ケリーはダイビング・ボディプレスを投下。これをかわした翔月はトラースキック。さらに松本のクロスボディをかわしてケリーに誤爆させたところをジャックナイフ式エビ固め。

 カウント2で返したケリーだが、宝城の串刺し式スピアーから翔月がトラースキック。さらに宝翔天女(仮)は2人でコーナーに登っていくが、松本が翔月を捕まえてケリーのヒザの上に叩き付ける。宝城は何とか松本を叩き落としたが、倒れていた翔月に誤爆。
 ケリーは翔月に対して松本との合体攻撃から滞空時間の長いブレーンバスター。カウント2で返した翔月を引っ張り起こそうとしたケリーだが、翔月は下から月詠で丸め込んで3カウントを奪った。











★試合後コメント

宝城カイリ&翔月なつみ
ーー見事勝利を収めました
宝城「いや〜、最初、なっちゃんが攻め込まれるときが多くて。(相手の)2人も初めて組むタッグみたいなんですけど、連係はすごく考えていて前半のほうはすごい押されていました。でも後半から自分たいの持ち味のタッグプレーをどんどん出せて。あのトップコーナーからの決め技は失敗してしまったんですけど、最後なっちゃんが気持ちで丸め込んで勝ってくれました。嬉しいです。ありがとうございました」
翔月「はい。いや〜、辛い! 辛いところがいっぱいあったんですけど、次もタイトルマッチってことで、やっぱこの試合勝って勢いつけて、やっぱりシングルでも勝って、白いベルトは愛川さんのものでなくて、ここに残る私たちのものだって証明するためにも、今日は絶対勝たないといけない試合だったので。もう……自分が攻め込まれたときに助けてくれたほーちゃんがいてこその勝利だったと思うんですけど、やっぱチームワークでは勝ってるってところを見せられたんじゃないかなと思います。これを個人につなげたいと思います」
ーー次はシングルで助けてくれる人はいませんが……
翔月「そうですね。今日でやっぱりやられてもこっちは耐えるっていう自信がついたと思うので、やっぱりこのまま……ゆず季さんのキックは重いと思うんですけど耐えて。ほーちゃんがこの前の後楽園で試合したので、やっぱ秘けつとかも聞いて1人でも勝っていきたいと思います」

 
シングルマッチ 15分1本勝負
愛川ゆず季
5分59秒
ゆずポンキック・ブルー→片エビ固め 

横尾由衣●

 「引退まであと85日」とコールされた愛川。両手で握手を求めた横尾だが、試合が始まると長身を活かして高い位置での力比べを要求。ジャンプして手を伸ばした愛川に対し、意表を突いて首固めを連発した横尾。
 カウント2で返した愛川だが、横尾はドロップキックを叩き込むと、「明るく、楽しく、激しく!」と叫びながらキャメルクラッチ。しかしリストクラッチにスイッチした横尾に対し、強烈なボディブローを叩き込んだ愛川は、サッカーボールキックから首4の字固めへ。

 反転して横尾の顔面をマットに叩き付けていった愛川だが、横尾は何とかロープに脱出。ガンガン蹴っていく愛川だが、蹴り足をキャッチし横尾はドラゴンスクリュー。さらに河津落としから足4の字固めへ。リング中央でガッチリ決まったが、愛川はロープに脱出。
 横尾はココナッツクラッシュを狙ったが、足を掴んだ愛川は横尾の足にスタナーを決めると、フィッシャーマンズ・スープレックス。カウント2で返した横尾だが、愛川はパイパイアタック。

 これを蹴りで迎撃した横尾は逆にドロップキックで吹っ飛ばすと、串刺し攻撃を狙う。蹴りで迎撃しようとした愛川だが、蹴り足をキャッチしてドラゴンスクリューを決めた横尾は、今度こそココナッツクラッシュ。さらにエルボーで向かっていった横尾だが、愛川もエルボーで対抗すると、ローキック一発でダウンさせる。
 「負けねぇ!」と立ち上がった横尾だが、愛川はゆずポンスタナーからラ・ゆずヒストラル。エビ固めで切り返した横尾だが、カウント2で返した愛川は横尾の背中にYKレッド(カカト落とし)を落とすと、横尾を引き起こしてYKブルー(後ろ回し蹴り)を叩き込んで3カウント。4期生とは初対決だった愛川だが、まさしく横綱相撲だった。













★試合後コメント

愛川ゆず季
愛川「もう本当、私を最初チビと……言ってないですけど、態度からそういう挑発されたと思ったので、思いっきりいきました。キッチリ勝ててよかったなと思います。ありがとうございました」
ーーゆずポンキックもかなり研究されたところがありましたが
愛川「そうですね。やはりこの私のキックに対応するように、研究されているなっていうふうに感じたんですけど、もう……身体の強さでは負けないぞっていう。あと気持ちの強さでは負けないぞって、そういう気持ちで闘いました」
ーースターダムの後輩として、どう評価しますか?
愛川「そうですね。やはり身長もあって。これからまだ……若いんですよね? なので、私にないものをたくさん持っているので、頑張ってほしいなと思います」
ーー闘ってみて横尾選手のいいところはありましたか?
愛川「あの……やはり、何て言うんだろう。ナナエ軍団っぽいというか、そういう情熱みたいなものを、ハイ……感じました。まぁまだまだあるとは思うんですけど、ハイ……何かそういう選手なんじゃないのかな、と。一生懸命っていうのは伝わったし、私も一生懸命闘ったので。ハイ、そういう選手なんじゃないのかなって思います」
ーー来週は防衛戦を控えています
愛川「あ、そうですね。翔月なつみ選手……もう縁がなくって、今まで。彼女もデビューして1年ぐらいだと思うんですけど、あまり闘ったことがなくて。死神様と呼ばれているくらいは知っているんですけど(苦笑)、あまり情報がないので。ハイ。彼女も蹴りを使う選手だと思うので、やっぱ私の存在感を出していきたいなと思います」

 

横尾由衣
ーー残念ながら負けてしまいましたが、愛川選手はいかがでしたか?
横尾「いや、あの……身長差はあるので、こっちのほうが有利かなと思って、今回その身長差を活かしたことを考えて、考えてやったんですけど、やっぱり小さくてもしっかり身体も出来ているし、濃い2年間を過ごされてきたんだなっていうのがすごい分かって。あの……あの……試合前に心配していた蹴りっていうのが全然対策が練れていなかったのが反省点ですし。でも……何もまだなくて……技術も体力もないし、気持ちだけで向かっていこうと思って。背中にいっぱい蹴りを入れられて、すごい(心が)折れそうになったけど、その時にいろいろ言葉をくれた(※声を詰まらせながら)ナナエ軍団の奈苗さんだったりとか、脇澤さんだったり、えりさんだったりのことが思い出されて、ここは絶対ナナエ軍団として負けられないっていうのが、自分の中で沸々と沸いてきて。結果は負けてしまいましたけど、気持ちの面では負けていなかったな、と。負けたくないと思ったし、そういう試合が少しでも出来たっていう……評価はお客さんにしてもらうものですけど、自分としては気持ち的には負けてはいなかったと思います」
ーーゆずポンキックの威力は予想以上でしたか?
横尾「ハイ」
ーーかなり鈍い音がしていましたが
横尾「そうですね。今まで生きてきて、あんなに蹴られるってことがなかったんで。本当に親にも蹴られたことないのにって感じなんですけど(苦笑)。でも最初で最後だったので、愛川ゆず季さんを体感できて、すごいいい経験になりました」

▼KちゃんパンダSPインタビュー 

 最初に1人で登場したまあやだが、突如ヒザを抑えて倒れ込むと、「誰かお菓子を持ってきてください!」とおねだり。そこに風香GMとKちゃんパンダが登場。この日のゲストは17日の新木場大会でデビューする吉乃すみれ。
 デビュー戦について聞かれた吉乃は「(世IV虎とは)体格差があるので真っ向勝負だと負けると思うので、そこは頭を使って。そこは10年以上生きてるんで」と世IV虎よりも10年以上長く生きている点を使って勝負すると明言。

 コスチュームに関しては自分でいろいろ考えてきたとのことだが、あまりにもラブリー過ぎたため風香GMが修正したという。さらに横尾と違う色を発注したのに、出来上がってきたコスチュームが似たような色だったことを告白。
 続いてGMから「影で私のリングアナのついて悪口言ってるって聞いたんだけど」と突っ込まれると、田久保もリングに上がってきて「めっちゃ言ってますよ」と告げ口。

 「言ってませんよ!」と必死に弁解する吉乃だが、すかさずGMは「じゃあ(リングアナの)見本みせてよ! すごいの見せてくれるんだよね?」とプレッシャーをかける。元リングアナで、最近でも後楽園大会ではコールすることがある吉乃は、「青コーナーより田久保愛梨選手の入場です!」と見事なコールを披露。すると田久保がケーキを運んで来るサプライズ!
 だが、GM曰くケーキを持ってくるのはこのタイミングじゃないということで、今度はGMが一旦バックステージに下がると、改めて吉乃が「スーパーGM、風香の入場です!」とコール。

 すると、今度はGMが宝翔天女(仮)と一緒にケーキを持って登場。田久保も1月に20歳の誕生日を迎えたばかりということで、ダブルのサプライズ。せっかく登場したということで宝城が『エロカワ主義3』を告知していると、田久保が「人のコーナーで告知してんじゃねぇよ!」と食ってかかるが、宝城はリストロックに捕らえる。
 その横で吉乃が「30歳でデビューということで、アラサーの星になります!」とデビューに向けて意気込みを語り、コーナーを締めくくった。

▼ユニット対抗戦 タッグマッチ 20分1本勝負
<PLANET>
紫雷イオ
●岩谷麻優
11分40秒
モンスタークラッシュ→片エビ固め 

<キムラモンスター軍☆>
木村響子
ヘイリー・ヘイトレッド

 バーブ佐々木レフェリーがボディチェックしようとすると「セクハラか!」と話題のワードで威嚇した木村は、握手を求めるイオを至近距離で睨み付ける。するとイオはゴングと同時に側転フェイントからドロップキック。かわした木村はビッグブーツを狙うが、イオもブリッジでかわしてみせる。
 グラウンドに持ち込んだ木村は腕十字を狙うが、クラッチして防御したイオ。木村がクラッチを切ると岩谷がカットに入るが、木村は岩谷を蹴散らしてからヘイリーにタッチ。

 重たい蹴りをイオの左腕に叩き込んだヘイリーは、左腕をロープに巻き付けて踏みつける。さらにショルダーアームブリーカーから串刺し攻撃を狙うが、突進してきたヘイリーを両足で挟み込んだイオはコルバタで投げて岩谷にタッチ。
 ドロップキックを叩き込んでも倒れないヘイリーだが、岩谷は突進してきた木村をヘイリーに誤爆させると、モンスター軍の腕を取ってタケコプターでまとめて投げていく。

 さらに倒れたモンスター軍にドロップキックを叩き込んだ岩谷だが、ヘイリーは岩谷を持ち上げると、滞空時間の長いフロントブレーンバスターで顔面からマットに叩き付ける。しかしイオが飛び込んできてダブルのドロップキックを返すと、岩谷はミサイルキックを発射。タッチを受けたイオはスペース・ローリング・エルボーからのフェースクラッシャーを狙ったが、ヘイリーはバックドロップで切り返す。
 ヘイリーの串刺し攻撃をかわし、エプロンから逆上がりキックを叩き込んだイオはダイビング・クロスボディ。これをキャッチして後方にブン投げたヘイリーは木村にタッチ。イオのタッチを阻止した木村は「終わりか?」と挑発。

 木村のノータッチヘッドバットをキャッチしてヒザを叩き込んだイオは、激しいエルボー合戦を展開。エルボーの連打で優位に立った木村だが、イオはロープに飛んだ木村を追走してジャンピングダブルニー。さらにトラースキック、ジャンピングエルボーから新幹線アタックを叩き込んで岩谷にタッチ。
 岩谷はジャンピングエルボーを放っていくが、弾き返した木村は岩谷の顔面を蹴り飛ばす。さらに張り手を叩き込んだ木村だが、イオがエプロンから蹴っていくと、サンダーロックはダブルの串刺しドロップキックを狙う。

 ヘイリーがカットしようとするが、岩谷がウラカンで投げ飛ばしていき、木村とヘイリーの2人をコーナーに叩き付けると、サンダーロックは「We are PLANET!」と叫んでからダブルの串刺しドロップキック。
 さらに岩谷はダブルリストアームサルトで投げると、イオがコーナーに登るが、ヘイリーがカット。モンスター軍は同時にカナディアンバックブリーカーを狙ったが、サンダーロックはウラカンで切り返す。

 しかし回転を止めて同時パワーボムで叩き付けたモンスター軍。10分が経過し、木村がイオを張り手で吹っ飛ばすが、岩谷が木村を丸め込む。木村がカウント2で返すと、イオがバズソーキックでアシストしてエビ固めで丸め込むが、カウント3寸前で返した木村。ならばとイオのスワンダイブ式ミサイルキックから岩谷が逆打ちを決めたが、これもカウントは2。
 木村はイオと岩谷にノータッチヘッドバットを連続で叩き込むと、岩谷をゴリースペシャルで担ぎ上げ、そこにヘイリーはフェースクラッシャーで合体するモンスタークラッシュを決めて3カウント。













★試合後コメント

木村響子&ヘイリー・ヘイトレッド
ーーいつも以上にイオ選手につっかかっていったように見えましたが
木村「いや、向こうがね、入れてきたんだよね。こっちも売られた喧嘩は買うだけですよ。大体よ、スターダムの中に紫雷イオの、あの怒りの感情を引き出せる奴がうちら以外に、アタシ以外に誰かいるの? ね? 仲間内で仲良しこよしでやっていて、ね? イオなんかは笑顔と無表情の顔しか印象ねぇだろ? なぁ? あんな怒ったイオの顔を、スターダムの中の誰がさせてやれるんだって。モンスター軍に感謝しろよ。ね?」
ヘイリー「ヤァ。ノーコンペディション、スターダム」
木村「うちらのお陰でさ! いろいろな顔が見られるんだよ、観に来たお客さん。感謝しろよ、モンスター軍に」

 

紫雷イオ&岩谷麻優
ーーかなり厳しい攻めだったと思いますが
イオ「ハイ、そうですね。木村響子とは去年のクリスマスのリベンジを果たそうと思って、まぁ意識していたんですけど、木村響子に気を取られ過ぎてヘイリーの、その……大きさだったり、モンスター的なアシスト力を想定していなかったというか、ちょっとマークを怠っていて。で、どんどん隙を突かれていったっていう部分があるかなって気はしていますね。本当……いや〜、パワーも全然劣ってて、ちょっと歯が立たない部分があったのがすごい悔しいですね」
岩谷「モンスター軍と試合するのが今日で2回目なんですけど、1回目闘った時よりも向こうはたくさん技を出してきて、その1つ1つが本当に……もう本当に苦しいし、痛いし。自分はまだまだ身体が細いので、一発の重みが本当にダメージがあって、その辺で全然モンスター軍には勝てない……勝てなかったなぁ……勝てない……う〜ん、もうよく分からないけど……」
ーー首は大丈夫でしたか? かなり頭から落ちていましたが
岩谷「大丈夫です。……大丈夫じゃないですけど(苦笑)、本当に技が全部重たいですね。やぱ向こうのほうがキャリアも長いし、試合数も全然多いので、頭を使った作戦で。次、闘う時は作戦を練っていきたいなと思います」
ーーイオ選手、木村選手に対してシングルを要求したい気持ちは?
イオ「そうですね。いや、やりたいですよ、もちろん。やっぱりタッグとシングルだと、かなりタッグの総合力とかもかかってくるので、純粋な強さとは変わってくるので。木村響子にリベンジする場があるのであれば……少なくとも2月10日の大阪のほうで、すでに私はモンスター軍と、ケリーと組んで(試合が)決まっているので、まずそこでもリベンジして。またそれからシングルを組んでもらえれば、やりたいと思いますね」

 
ユニット対抗戦 6人タッグマッチ 30分1本勝負

<ナナエ軍団>
高橋奈苗
脇澤美穂
須佐えり

21分44秒
バックスライド・フロム・ベノム 

<川崎葛飾最強伝説>
夏樹☆たいよう●
世IV虎
安川惡斗

 握手を求めながら、応じようとしない川葛に向かって「ビビってんのか?」と挑発していったナナエ軍団。怒った川葛が殴りかかっていくと、夏樹と世IV虎をコーナーにホイップしたナナエ軍団だが、惡斗が前に立ちはだかる。
 ナナエ軍団のトレイン攻撃を親分と姉さんの盾となってすべて食らった惡斗に対し、ナナエ軍団は3人がかりでベノムアームからのクローホールドSTO。さらに3人でナナミホポーズを決めると、須佐がパンチを叩き込む。

 だが、惡斗は須佐を担ぎ上げると、「デビュー1周年!」と叫びながらACTスペシャル。続いて世IV虎が「デビュー2周年!」と叫びながらボディスラムで叩き付けるが、須佐も「デビュー2周年!」と叫びながらDDTで切り返すと、続けて高角度DDT。
 タッチを受けた奈苗はボディスラムの体勢から「デビュー10……」と叫んだところで世IV虎が体重をかけて押し潰す。ヘッドシザースに捕らえた世IV虎だが、首を抜いた奈苗はフロントネックロック。

 だが、コーナーに押し込んでいき、ショルダーをぶつけていった世IV虎。奈苗も体勢を入れ替えてチョップを叩き込むが、世IV虎はチョークで絞め上げると、奈苗をロープに張り付けて夏樹と共に踏みつける。奈苗は合体攻撃を狙ったオリジナル川葛をクロスボディでなぎ倒す。そこに惡斗が入ってきて世IV虎と合体攻撃を狙うが、世IV虎は拒否。
 呆然とする惡斗をヨソに夏樹と合体攻撃を決めた世IV虎は、奈苗を踏みつけて決めポーズ。さらに夏樹がトリッキーな動きで奈苗をかく乱してから後頭部にドロップキック。だが、奈苗も夏樹の足を掴むとアンクルホールドに捕らえる。

 ブレーンバスターの体勢から足横須賀のような形で夏樹の右ヒザをマットに叩き付けていくと、脇澤と須佐も一緒に夏樹の右ヒザを踏みつける。夏樹は脇澤を下から丸め込むとワキ固めに捕らえていくが、脱出した脇澤は右ヒザに低空ドロップキック。続けてローリングクレイドルで丸め込むと、変型リバースインディアンデスロックに捕らえる。
 そこに奈苗が入ってきて夏樹のヒザをマットに叩き付けると、須佐が入ってきて低空ドロップキックを連発。さらにダブルアーム・スープレックスからアンクルホールドへ。辛くもロープに逃れた夏樹だが、須佐は左右の張り手を連打。

 10分を経過し、須佐のドロップキックを脇澤に誤爆させた夏樹は惡斗の酒を奪い取ると、自ら一気飲み。酔拳の如くのらりくらりとナナエ軍団の攻撃を切り返してみせた夏樹は惡斗にタッチ。しかし奈苗と脇澤が惡斗を捕まえて3人がかりの攻撃を狙う。
 だが、エプロンから世IV虎がカット。逆にナナミホにまとめて世IVドンを決めると、惡斗がその上に須佐を叩き付ける。そこに世IV虎がセントーンを投下すると、惡斗はサンセットフリップ。

 さらに惡斗はフロントネックロックで須佐を振り回すと、コーナー二段目から惡トーンを投下。これをかわした須佐は突進するが、キャッチした惡斗はACTスペシャルで叩き付けて世IV虎にタッチ。ショルダータックルで吹っ飛ばしていった世IV虎は世IVコブラ。
 ナナミホがカットに入るが、夏樹も入ってきて連係攻撃を狙う。これをナナミホがカットすると、須佐が世IV虎に飛び付き式DDT。さらに奈苗とのサンドイッチ攻撃を決めた須佐はロシアンフックを叩き込んでから奈苗にタッチ。

 15分が経過し、奈苗と世IV虎はラリアットの相打ちに。そこから世IV虎を持ち上げようとした奈苗だが、逆にボディスラムで叩き付けた世IV虎。すると夏樹が入ってきてダブルの串刺し攻撃。さらに世IV虎は顔面ウォッシュ。惡斗もちゃっかり加わっていったが、世IV虎一瞥されると、苦笑いしながらコーナーに下がる。
 すかさずシャイニング膝アッパーで反撃した奈苗だが、世IV虎は左右のハンマーを叩き込むと、ケンカキックからセントーン。タッチを受けた夏樹はロープに飛び乗ってエルボーを落とすと、きりもみ式ヘッドバット。さらに腕吉野からラ・マヒストラルで丸め込むがカウントは2。

 イグチボムを狙った夏樹だが、これを回避した奈苗。夏樹も奈苗の串刺し攻撃をかわしてみせたが、ここで痛めた右膝を押さえて悶絶。すかさずヒザ十字を決めた奈苗は、動けない夏樹にコーナー二段目から冷蔵庫爆弾を投下。さらに脇澤が右ヒザにミサイルキックを発射するが、惡斗が救出に入る。
 その惡斗を須佐がパンチで蹴散らすと、脇澤は夏樹の顔面にドロップキック。夏樹も回転エビ固めで丸め込むが、カウント2で返した脇澤は夏樹をコーナーに乗せてから雪崩式フランケン。これをエビ固めで切り返した夏樹だが、須佐がロシアンフックを叩き込むと、奈苗がバックドロップ。

 脇澤がコーナーに登っていくが、エプロンから惡斗が足止めすると、夏樹がコーナーに駆け上がって雪崩式アームドラッグ。さらにムーンサルトプレスを投下するが、当たりが浅い。ならばとダイビング・フットスタンプを投下した夏樹。20分が経過し、脇澤は世IV虎の突進を夏樹に誤爆させると、夏樹にジャーマン。カウント2で返した夏樹は馬乗りになって張り手を連打すると、トラースキック。
 そこに世IV虎が飛び込んできて合体式世IVドンを決めるが、脇澤もカウント2で返す。すると奈苗がシャイニング膝アッパーで飛び込んでから、脇澤がバックスライド・フロム・ベノム。

 これもカウント2で返した夏樹だが、奈苗がナナラッカで叩き付ける。すかさず脇澤がバックスライド・フロム・ベノムを狙うと、夏樹も逆さ押さえ込みで切り返そうとしたが、前転した脇澤は今度こそバックスライド・フロム・ベノムを決めて3カウント。













▼エンディング

 タッグタイトル戦の前哨戦で夏樹からピンフォールを奪った挑戦者組。奈苗は腰に手を当ててベルト奪取をアピール。するとマイクを持った脇澤が「ナナエ軍団が川葛に勝ったぞー! 須佐えりも奇跡の復活をしました。川葛、よく聞け! 次はタッグのベルトを獲る! そして次は6人タッグのベルトを獲る! 脇澤美穂を甘く見るとこうなるんだよ! 分かっているのか、お前ら!」と叫ぶ。

 続いて奈苗が「今日は須佐えりも奇跡の復活! そして今日の脇澤の勝利は奇跡か? 奇跡じゃないよね? 偶然でもなんでもない今日の勝利、見たか、お前ら! 皆さん見ての通り、スターダムのユニットで一番団結力があるのがナナエ軍団だー! オイ、お前ら川葛はもうガッタガタだな」とタッグタイトル戦に向けて強気な発言。
 それを聞いた世IV虎は「お前らさ、何たまたま1回勝ったくらいでベルト巻いた気になっちゃってるの? 本当にめでたい奴らだな。来週の大阪ではこの逆の結果が待ってるから。お前ら泣きべそかくなよ」と宣戦布告。

 しかし脇澤が「もういい、もういい。今日はナナエ軍団が勝ったんだから、私が締めさせてもらいます」と締めようとすると、突如音楽が鳴り響き、フリーの米山香織が私服姿で登場! 観客も比較的歓迎ムードの中、米山は「私、米山香織は新しい刺激を求めてスターダムという戦場にやって来ましたー! 私はこのリングで思いっきり闘いたい! 受け入れるのか拒否するのか、今、ここで答えを出せー!」と、スターダムへの参戦を表明。
 観客から「GM」コールが起こる中、風香GMが戸惑っていると、奈苗が「GM、どうですか? 待て待て待て待て。まぁ最終的な結論は会社が出すとして、選手として私もひと言いわせてください。米山、相変わらず元気だなー! パッションあるなー!」と絶叫。米山もパッション全開で叫ぶと、奈苗は「待て待て待て。相変わらずの元気のよさは分かった。分かったけれども、前の米山香織とは状況が違うよね。ここに来るってことは生まれ変わる覚悟があるのか?」と尋ねる。

 米山が「あるから来たんだろうー!」と返事すると、奈苗は「その覚悟があるんだったら、私はいつでも相手してやるよ」と返答。続いて夏樹も「米山さん! 米山さん、自分はずっと米山さんがここに来てくるのを待ってましたよー! 自分はもっと米山さんとハイスピードの試合したいし、いっぱい試合したいです! これが自分の素直な気持ちです。自分と闘ってください!」と、久しぶりとなる米山との対戦を熱望。
 すると世IV虎が米山の前に立ちはだかり「ちょっと待って、うちとも決着ついてないよね。今度お前と闘うとき、お前のことぶっ潰すから世露IV苦」と宣戦布告。そこにイオも入ってきて「米山さん、お久しぶりです! 私は米山さんとは新人時代に数回闘った程度で、それ以来なんですよ。米山さんが望んでこのリングに来てくれたから、また試合出来るってことをすごく嬉しく思います。で、これはPLANETのリーダーとして言わせてもらいうんですけど、米山さんが望むんであれば、PLANETは大歓迎です! ですが、PLANETはフレッシュなユニットなので、ちょっと年齢的にはナナエ軍団辺りがピッタリなんじゃないかなと思うんですよ。でも、まぁスターダムは歓迎なので、ありがとうございます、待ってました!」と歓迎ムード。

 最後にマイクを持った脇澤が「フレッシュ? ザワザワみんな騒いでいるけど、とにかく米山さんはナナエ軍団でやっていきましょう。やっていきましょう! とにかく……締めさせてもらいます。忘れないください。今日は私が勝ったので締めさせてもらいます!」と、強引に米山をナナエ軍団に勧誘すると、選手たちにリングに上がるように指示。
 「奈苗さん、助けてください。(川葛の)2倍返しが怖いので……」とややビビりながらも、最後は脇澤の音頭による「今を信じて、明日に輝け! We are STARDOM!」で締めくくった。

★試合後コメント

高橋奈苗&脇澤美穂&須佐えり
奈苗「ありがとうございました。よっしゃ勝った、脇澤さん!」
脇澤「ありがとうございます。すべては皆さんのご協力のお陰で私がフォールを獲ることが出来ました。ありがとございました」
奈苗「何かムカつく……」
脇澤「えっ?」
奈苗「みんな(フォールを)獲りたかったんだよ。みんな獲りたかった……」
脇澤「ハイ、奈苗さんのナナラッカで……」
奈苗「うちらの団結力だよね。やっぱナナエ軍団の団結力で。作戦通りだね」
脇澤&須佐「ハイ」
奈苗「作戦通りだね」
脇澤「作戦通りです。(夏樹の)右足攻めて」
奈苗「攻めたね。何でもっと早く気付かなかったんだろうね」
脇澤「そうですね(苦笑)」
奈苗「あの夏樹の動きを止めなくちゃ」
脇澤「コケてましたよ」
奈苗「ハイハイハイハイ。作戦通り! ナナエ軍団は勢いだけじゃない! 頭脳もあるんです!」
脇澤「頭脳もあります! 私は高校中退……だけど頭脳はあります」
奈苗「私も高校中退だ! でも、どうにかある」
須佐「高卒です(苦笑)」
奈苗「おぉ、すごい! 素晴らし過ぎる!」
※照れる須佐
脇澤「これで一週間後に迫ってきた大阪でのタッグ王座に自信がつきました!」
奈苗「夏樹の心にも大きな傷を付けたと思うんで、これはタイトル前にすごく効果的だったと思うよ」
脇澤「ハイ、自信がつきました、私は本当に」
奈苗「こっちはバージョンアップ、あっちはバージョンダウンですよ。アップとダウンですよ」
脇澤「……はい、そうですね(苦笑)。奈苗さん、大阪よろしくお願いします!」
奈苗「お願いします! 2人でタッグを獲って、そして……」(※握手)
脇澤「そして次は……」
奈苗「えり、6人タッグのベルトを狙っていきましょう!」
須佐「ハイ、獲りましょう!」
奈苗「獲りましょう! えりは奇跡の復活を遂げましたので」
脇澤「ハイ(笑)」
奈苗「ここからナナエ軍団の奇跡を見せていきましょうよ!」
脇澤「奇跡? ハイ、ベルトを全部獲ります!」
奈苗「見逃すんじゃねぇーーーー!」
脇澤&須佐「うわーーーー!」
脇澤「もう1回撮り直したですね(笑)」
ーー最後に米山選手が登場しましたが、その件については?
奈苗「いや〜、相変わらず元気で。やって来ましたねぇ。まぁまぁまぁ……」
脇澤「めっちゃ元気な子ですね!」
奈苗「ちょっと今日、勢いすごかったねぇ。すごい元気でいいと思う」
脇澤「元気ぃ(笑)」
奈苗「またスターダムに刺激的なスパイスがやってきてくれたと思うんで。これにまたスターダム勢が頑張って食らい付いていって、何を見せていけるか。まぁどこのユニットに所属するのか、しないのか、どうなるのか分かりませんが、ナナエ軍団に合いそうだね?」
脇澤「うん。合いそうですね」
奈苗「どうですか、えり?」
須佐「いいと思います!(笑)フレッシュなんで」
奈苗「どんどんやっていきたいですね。私も米山選手にはシングルで負けたまんまなので、借りも返したいですし、いい選手なのでみんな学べるところはたくさんあると思うので、学んで盗んで倒して、また新しい壁になってくれる選手だと思います。まぁ組んでもいいよね、本当に」
脇澤「ハイ! 楽しそうですね。元気な人、大好きです、私は」
奈苗「大好きです、私も」
ーーこの間の会見ではお二人の間が不穏なムードでしたが、その辺は反省されたんですか?
奈苗「ベノムアームですか? 私が今日は歩み寄ってみて、初めてベノムアームをやりました」
脇澤「ちょっと感激しましたね」
奈苗「ベノムアームは正直、何のためにやっているのか……」
脇澤「今さらですか?(苦笑)今さらですか、奈苗さん!」
奈苗「と、ずっと思っていたんですよ。実は。だけれども、自分から歩み寄ることをしていなかったなって気付いたんですよ。だからベルトを巻くために私は今日、歩み寄って脇澤の気持ちを体感しました。そうしたら気持ちよかった」
脇澤「気持ちいい(笑)」
奈苗「3人で今日、ベノムアームやったじゃないですか? そうしたらやっぱり相手も倒せるから。何て言うんですかね、遊び心というか」
脇澤「そうですよね。一本の矢だと折れちゃうんですよね」
奈苗「そうが一本、二本、三本と! 三本の矢となって……」
脇澤「折れないんですよ。矢が……矢が重なれば重なるほど折れないんです! 一本だと折れてしまう矢を、奈苗さんが協力してくれて奴等を倒してくれる」
奈苗「この話、引っ張ります?」
脇澤「やめておきましょう(笑)。とにかくベルトを獲ります」
奈苗「あの〜、うん。これはふざけているんではなく、真面目に大人が一生懸命闘っている。我々30代を過ぎている……30代? 30オーバー、2人ね(※奈苗と脇澤)。オーバー30の星になるんですよ、私たちが」
脇澤「ハイ。星になります。スターに」
奈苗「そこに6人タッグになったときはえりが……10代のフレッシュさを加えてくれて、また新しいナナエ軍団ってものがどんどん作られていくと思いますので、それが2月10日から始まります。見ててください! 見ておけよな〜〜〜〜〜」
脇澤「絶対観に来ないと損するぞ!」
須佐「オー!」

 

米山香織
ーー突然の来場で驚きました! スターダム参戦を決めた理由を
米山「ハイ、今までスターダムさんのリングっていうのは1回上がらせてもらったことがあるんですけど(※2012年3月20日の後楽園大会)、まぁそれ以外では上がったことがなくて。私もフリーになって、いろんなところ出てみたいなって思った時に、やっぱりスターダムってすごい魅力的なリングだし、やりたい選手もいっぱいいるし。夏樹とか、奈苗さんとか、世IV虎とか、いっぱいいるし。そこで身軽になった私は乗り込んでいこうと思って、ハイ。今日は、う〜〜〜、一人旅のような気持ちでやってきました!」
ーー実際、スターダムのリングに上がってみてどうですか?
米山「あ〜〜〜、何かすごい熱かったですね! 熱気がありました」
ーー引く手あまたというか、色々なところから軍団入りを望まれていますが、どうですか?
米山「お〜〜〜、軍団……軍団とか、今はまだどの軍団に入りたいとか、そういうのは考えてないですけど、とりあえず早くリングに上がりたいですね」
ーー最初の相手として考えている選手はいますか?
米山「最初の相手ですか? う〜〜〜ん、そうですね。最初かどうかは分からないですけど、やっぱり夏樹のハイスピードっていうのは、今日、ここに来る前、ず〜〜っと意識はしていたし。まぁそれはすぐなのか、様子を見るのかはちょっと分からないですけど、意識しています」
ーーフリーになって新しいリングを探すにあたって、色々な選択肢があったと思うんですけど、その中でスターダムを選んだ理由は?
米山「そうですね。あまり今まで接点がないところに上がりたいっていうのもありましたし、う〜ん……まぁやっぱりそこに夏樹がいるっていうのは、すごい大きいし……」
ーーこのリングでどういったプロレスを
米山「もうとにかく心の底から、思いっきり楽しんで試合をしたいですね。ガツガツやり合いたいです」
ーーお客さんの反応はいかがでした? 概ね歓迎気味だったように思いますが
米山「あ、そうですね。まぁちょっと、どういった感じになるか想像できなかったんですけど、割と悪くは思われていないのかなって感じでしたね。次、試合をするときがまた楽しみです」

 
 オリジナル川葛がサンダーロックを下してタッグ王座2度目の防衛に成功

スターダムSeason10『NEW YEAR STARS2013』
1月20日(日)名古屋テレピアホール 5:30PM
観衆385人(満員)

▼オープニング

 まず登場した風香GMが「皆さん、あけましておめでとうございます。スターダム、また名古屋に来ることができて嬉しいです。今年は両国大会もあるし、また名古屋に来たいと思うし、どんどん勢いをつけたいので応援よろしくお願いします」と挨拶。
 続いて選手入場式へ。全選手が揃ったところで、選手を代表してメインでタッグ王座に挑戦するサンダーロックがマイクを持ち、まずは紫雷イオが「対戦相手が川崎葛飾最強伝説ということで、川崎葛飾最強伝説、今日で終わりや! 名古屋だけになー! イエーイ! ……すべっているかもしれないけど関係ないです。タイトルマッチ、必ず勝ちます。麻優ちゃんがタイトルマッチの挑戦初めてということで力を合わせて頑張ります」と挨拶。続いて岩谷麻優が「人生初めてのタイトルマッチということで、ちょっと緊張しているんですけど、必ずこのベルトを東京に持ち帰って自慢したいと思います」と挨拶した。

シングルマッチ 15分1本勝負
脇澤美穂
8分26秒
バックスライド・フロム・ベノム 

横尾由衣●

 ナナエ軍団対決ということで、「お願いします」と両者両手でガッチリ握手。ゴングが鳴ると脇澤が「ワッキー」コールを促してから手四つでの力比べを要求。横尾はこれに応じるが、そこから腕の取り合いに。
 お互いに雄叫びをあげながら相手に先手を取らせない。ロックアップから脇澤が気合いで押し込んでいくが、横尾も情熱で押し返してロープに押し込むと、エルボーを連打。

 脇澤も体勢を入れ替えてエルボーを返すが、横尾はドロップキック。これをかわした脇澤は「横尾由衣!」と絶叫しながらエルボー合戦を仕掛ける。「負けるか!」と横尾が打ち返すと、脇澤は自らコーナーに頭を叩き付けてからエルボー。横尾も同じように頭をぶつけてからエルボー。
 両者のパッションが暴走気味の中、脇澤は唾攻撃からロープに飛ばすが、横尾はカウンターのドロップキック。そこから逆片エビ固めに捕らえた横尾だが、脇澤はどうにかロープに脱出。

 横尾は「上げてやる!」と叫ぶと、ボディブローを叩き込んでからボディスラムを狙うが、「やだ!」と堪えた脇澤はボディブローを返すと、ショルダーネックブリーカー2連発。バックを取った脇澤だが、横尾はロープを掴む。すると脇澤はローリングクレイドルにスイッチ。
 ここでクローホールドSTO2連発で叩き付けた脇澤だがカウントは2。コーナーに登った脇澤はダイビング・ボディプレスを投下。これもカウント2で返した横尾は、2発目のダイビング・ボディプレスをかわして自爆させるとココナッツクラッシュ。

 だが、続く足4の字固めは決めさせなかった脇澤。ならばと脇澤の左ヒザに串刺しドロップキックを叩き込んだ横尾はドラゴンスクリューから今度こそ足4の字固めへ。ロープに逃れた脇澤に対し、横尾はお株を奪う逆さ押さえ込みから首固め。
 カウント2で返した脇澤は突進してきた横尾に、ズバリとバックスライド・フロム・ベノムを決めて3カウント。勝った脇澤は横尾の健闘を称えて握手を交わした。









ユニット対抗戦 タッグマッチ 20分1本勝負
<青森島根レベルアップストーリー奮闘記伝説>
●鹿島沙希
安川惡斗
12分45秒
アンクルホールド 

<キムラモンスター軍☆>
木村響子
ヘイリー・ヘイトレッド

 6人タッグ王者になっても鹿島は惡斗の決めポーズには付き合わない。「アタシが行く!」と先発を買って出た惡斗はヘイリーにドロップキックを連発するが、ヘイリーはビクともしない。逆に惡斗を蹴り上げてヘアホイップで投げていったヘイリーは、ケンカキックで吹っ飛ばすと木村にタッチ。
 鹿島をヘッドロックに捕らえた木村だが、鹿島はすぐにヘッドシザースで脱出。リープフロッグからアームドラッグを狙った鹿島だが、木村が逆にアームドラッグ。さらに対角線をダッシュした鹿島をショルダースルーで場外に投げ落とした木村。

 だが、着地の際に鹿島は右足を痛めた模様。右足を抑えながらどうにかリングに戻った鹿島だが、木村は容赦なくその右足を踏みつける。木村がレッグロックに捕らえると、鹿島は悲鳴をあげながら悶絶。なおもヘイリーが鹿島も右足をマットに叩き付けてから蹴り飛ばす。
 惡斗が「鹿島、チェンジだ、チェンジ!」と叫ぶが、ヘイリーは鹿島をフロントブレーンバスターで投げ捨てると、木村にタッチ。鹿島の右足を踏みつけていった木村は、叫び続ける惡斗にもエルボー。

 木村のアキレス腱固めをどうにかロープに逃れた鹿島だが、木村はなかなか離さない。空いている左足で蹴り飛ばし、どうにか惡斗にタッチした鹿島。木村にドロップキックを叩き込んだ買うとだが、背後からヘイリーが蹴っていきモンスター弾はトレイン攻撃を狙う。
 これを連続でコンプリート・ショットを決めて逃れた惡斗は、木村にサンセットフリップから、セカンドコーナーからの惡トーン。だが、木村もボディスラムで叩き付けると、ヘイリーはブレーンバスター。

 後方に着地した惡斗はドロップキックからサンセットフリップ。さらにヘイリーにボディスラムを狙うが、ヘイリーはニーリフトで惡斗を吹っ飛ばす。さらに串刺しジャンピングニーからラリアット。かわした惡斗だが、ヘイリーは振り向き様にショートレンジラリアットを叩き込むと、ぶっこ抜きジャーマン。
 そこに木村が入ってきてトレイン攻撃からヘイリーにホイップし、ヘイリーがラリアット。鹿島がカットに入るが、モンスター弾がトレイン攻撃。

 だが、鹿島もモンスター軍の2人をまとめてフェースクラッシャーで叩き付けると、木村の顔面をマットに叩き付けてからマウントエルボー。だが、スイープした木村はマウントからチョップ。鹿島はエルボーを叩き込んでいくが、木村が雄叫びをあげながら受け止めると、鹿島のケンカキックをキャッチしてアンクルホールド。
 10分を経過し、鹿島は何とかロープに脱出。さらに丸め込むがカウントは2。ロープに飛んだ鹿島に追走式ビッグブーツを叩き込んだ木村だが、惡斗が入ってきてドロップキックを叩き込むと、続けて鹿島がしじみをズバリと決める。

 だが、カウント2で返した木村はすぐさまアンクルホールドへ。惡斗がガムシャラにカットに入るが、木村がビッグブーツで惡斗に叩き込むと、ヘイリーと同時ブレーンバスター。そこから木村がゴリースペシャルに抱え上げた鹿島に、ヘイリーが式フェースクラッシャーを決めるモンスタークラッシュ。
 何とか惡斗がカウント2でカットしたが、木村はまたもや鹿島にアンクルホールド。リング中央でガッチリ決まり、鹿島は悲鳴をあげながら無念のタップ。青島の健闘が光ったが、試合後意気揚々と引き上げていくモンスター軍に対し、青島は2人ともボロボロの状態だった。









▼タッグマッチ 20分1本勝負
宝城カイリ
翔月なつみ
13分51秒
月詠 
高橋奈苗
須佐えり●

 全力女子を解散し、現在は無所属の宝城が翔月との宝翔天女(仮)でナナエ軍団と対戦。羽根扇子を持って来た宝城だけでダンス。握手を求めていった宝翔天女(仮)は、ナナエ軍団が応じたとことへ奇襲攻撃。
 奈苗に対して連続串刺しドロップキックから水面蹴りとフェースクラッシャーの合体や合体ニードロップを決めると、翔月が変型クロスフェースに捕らえたところに宝城がダブルチョップを叩き込む。

 だが、合体ブレーンバスターを狙った宝翔天女(仮)を奈苗は、逆に投げていくと翔月に対してヘアホイップ。そして須佐にタッチすると、須佐のドロップキック→奈苗のボディプレス→須佐のフットスタンプと連続攻撃。翔月も須佐の攻撃をかわしてニードロップを落とすと宝城にタッチ。
 連続チョップからフロントネックロックに捕らえた宝城は、まうんとエルボー。しかしスイープした須佐は馬乗り張り手を返す。すると宝城がお株を奪うパッション張り手。これに怒った須佐はランニングエルボーでなぎ倒すと奈苗にタッチ。

 元祖パッション張り手を見舞った奈苗は、逆エビ固めに捕らえていく。翔月がカットに入るが、奈苗はなおも逆片エビ固めで絞りあげる。ロープに逃れた宝城だが、奈苗はカナディアンバックブリーカーへ。背後に逃れた宝城はスクールボーイで丸め込んでから翔月にタッチ。
 ドロップキックとエルボーで向かっていった翔月だが、一発のエルボーでなぎ倒した奈苗。さらにショルダータックルからボディプレス。これをかわした翔月はミドルキックの連打を叩き込むと宍・龍華翔からダブルニードロップ。

 奈苗はこれをかわして足4の字固めに捕らえると、カットに入った宝城のエルボードロップをかわしてそのままアルバトロスに捕らえる。さらに翔月にフットスタンプを落とした奈苗は、翔月のカサドーラを押し潰すとブレーンバスターの体勢に。首固めで丸め込んだ翔月は宝城にタッチ。
 前方回転ネックブリーカーからダブルチョップを連打した宝城は、ロープに飛ぶが奈苗はカウンターのドロップキック。さらにカナディアンバックブリーカーで担ぎ上げてからヒザの上に叩き付ける。

 コーナー二段目からの冷蔵庫爆弾は足で迎撃した宝城。すると宝城の串刺しスピアーから翔月がダブルニードロップ。さらに翔月のトラースキックから宝城がジャックナイフ式エビ固め。
 カウント2で奈苗が返すと、宝城はカミカゼを狙って奈苗を持ち上げるが、奈苗はワキ固めに切り返す。ロープに逃れた宝城はエルボーを打っていくが、奈苗はロープに押し込んでのショートレンジラリアットから正調ラリアット。

 10分が経過し、須佐がドロップキックを連打。さらに串刺しドロップキック2連発を狙ったが、2発目をスピアーで迎撃した宝城は、スライディング式クロスボディ。そして翔月を肩車してから前方に落とし、ダブルニーを落とす合体技。
 カウント2で返した須佐だが、翔月がダブルニーアタックからロープに飛び乗ってのダブルニー。そしてコーナーに登っていくが、奈苗がエプロンから叩き落とす。すかさずハーフハッチで投げた須佐はアンクルホールドに捕らえるが、宝城がカット。

 その宝城をDDTで叩き付けた須佐は、翔月にもDDT。しかしロシアンフックをブロックした翔月はトラースキック。そして宝翔天女(仮)は2人でコーナーに登ると、翔月のダビングニードロップ→宝城のダイビング・エルボードロップの連続投下。
 だが、もう一度コーナーに登った翔月を奈苗が捕まえてブレーンバスターで投げると、奈苗の延髄斬りと須佐のロシアンフックのサンドイッチ攻撃。ナナエ軍団は合体攻撃を狙ったが、宝城が奈苗を場外に引きずり出して阻止。

 その間に須佐が逆上がり式DDTからロシアンフック。これをかわした翔月だが、須佐はすかさずバックブロー。だが、ダウンした翔月は不用意に近づいてきた須佐を、下からのオモプラッタで丸め込む月詠で3カウントを奪った。







タッグマッチ 20分1本勝負

愛川ゆず季
松本浩代

11分50秒
ゆずポンキック・ブルー→片エビ固め 

ポーシャ・ペレス
ケリー・スケーター●

 リングインした愛川&松本はダブルセクシーポーズ。風香リングアナから「女破壊王改めセクシーダイナマイト」と松本がコールされると、場内からどよめきが起こる。フレンドリーに「オネガイシマス」と握手したケリーだが、愛川に対して「行くぞー、ニセオッパイ!」と挑発。
 「誰が教えたんだよ!」と抗議する松本だが、ケリーは愛川をサーフボードストレッチに捕らえる。反転した愛川はヘッドロックでグラウンドに持ち込むと、ゆずポン・アームロックから腕十字の体勢に。

 ケリーがクラッチすると愛川はスリーパーにスイッチ。そこからサッカーボールキックを叩き込んだ愛川は首4の字固めへ。そこに松本が入ってきてダブルニーを投下。タッチを受けた松本は「食らえ20キロ」「食らえ10キロ」と叫びながらニードロップを連続で落とし、観客から「えー」の声を浴びる。
 さらにヘアホイップで投げた松本は愛川にタッチ。パイパイアタックを狙った愛川だが、蹴りで迎撃したケリーはポーシャにタッチ。

 愛川をロープに張り付けたSHIMEERコンビは、パイレンジャーを歌いながらチョップを叩き込む。そこからがドロップキックを叩き込むと、ケリーはサイドキックを連発しながら自分が巨乳であることをアピール。
 シーサーホイップで愛川を投げ飛ばしてロープに叩き付けたケリーは、ポーシャにタッチ。エルボー合戦からサミングを見舞ったポーシャはフェースクラッシャー。そしてケリーがシットダウン式コブラツイストに捕らえたところに、ポーシャがドロップキック。

 愛川もケリーにゆずポンスタナーを決めると松本にタッチ。「起きろ、バカガイジン!」と叫びながら攻撃していった松本は、SHIMEERコンビにコーナースプラッシュ。愛川もパイパイアタックで続くと、愛川&松本はダブルゆずポンキック(カカト落とし)からセクしイーポーズでカバー。
 カウント2で返したケリーは、松本のリバーススプラッシュをかわすとポーシャにタッチ。エルボーからバックドロップを狙ったポーシャだが、踏ん張った松本は突進。しかしカニ挟みで倒すと、エプロンからケリーが蹴り。すかさずポーシャがコンプリート・ショット。

 さらにポーシャはダイビング・クロスボディを放っていくがカウント2で返した松本は、踏ん張るポーシャをぶっこ抜いてバックドロップ。そこからリバーススプラッシュ式ダブルニーを落とした松本は愛川にタッチ。
 サッカーボールキックの連打からフィッシャーマンズ・スープレックスで投げた愛川は、ロープに飛ぶが、ポーシャはカウンターのニールキック。カウント2で返した愛川だが、ケリーが入ってきて合体攻撃を狙う。これを蹴りで迎撃した愛川だが、SHIMEERコンビはゆずポンスタナーを回避すると、合体ブレーンバスターで投げていく。

 10分を経過し、ケリーがレッグドロップを落とすが、愛川もローキックで反撃。ケリーの顔面を蹴り飛ばした愛川だが、蹴り足をキャッチしたケリーは逆に蹴っていくと、ランニングローを叩き込む。さらにケリーが愛川を持ち上げたところにポーシャがトラースキックを叩き込むと、ケリーはそのままフェースバスター。
 さらに後頭部へのバズソーキックからスケート・オールダイ。だが、カウント2でカットした松本がSHIMEERコンビをまとめてバックドロップで投げていくと、愛川はケリーの背中にYKレッド。続けてYKブルー(後ろ回し蹴り)を叩き込んで3カウントを奪った。













▼ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負

[王者チーム]
夏樹☆たいよう
世IV虎

18分25秒
ダイビング・セントーン→片エビ固め 
[挑戦者チーム]
紫雷イオ
岩谷麻優●
※夏樹&世IV虎が2度目の防衛に成功

 サンダーロックはそれぞれのイメージカラーのマスクを被って入場。対する王者・川崎葛飾最強伝説はお揃いの赤い特攻服コスチュームに団旗を持って入場。サンダーロックからの握手を拒否した川葛は、夏樹が先発で出てイオと対峙。
 スピーディーな攻防から手四つの力比べになると、イオはブリッジで堪えてから押し返す。ナイキもブリッジで堪えると、その上に乗ってきたイオをモンキーフリップ。しかしイオもカサドーラで飛び付いていき、お互いにアームドラッグで投げていく。

 続いて世IV虎と岩谷がリングイン。ショルダータックルでなぎ倒した世IV虎に対し、岩谷はロープに飛ぶ。そこに夏樹が入って来るが、合体攻撃を岩谷がかわすとイオが入ってきてサンダーロックが同時ドロップキック。さらにサンダーロックは同時のタケコプターを狙ったが、岩谷が失敗。
 すると岩谷は世IV虎の髪の毛を掴んで相手コーナーに叩き付けて「夏樹、出てこい!」と大胆にも挑発。怒った夏樹はバチバチと張り手を叩き込むが、岩谷も串刺しドロップキックを返してイオにタッチ。

 岩谷がキャメルクラッチに捕らえたところに、思い切りロープで加速をつけたイオが夏樹の側頭部にドロップキック。続いてイオがカバージョに捕らえると、夏樹は足に噛みついて脱出。イオも夏樹の足に噛みつき返すと岩谷にタッチ。
 夏樹にストンピングを落としていった岩谷だが、夏樹はドロップキックを返すと世IV虎にタッチ。岩谷を踏みつけながら控えのイオに中指を突き立てた世IV虎は、岩谷の左腕をロープに巻き付けて踏みつける。

 夏樹も岩谷の左腕にフットスタンプを落とすが、岩谷は右手で張り手を連発。だが、まだ立ち上がれない岩谷にドロップキックを叩き込んだ夏樹はヘアホイップから、岩谷の顔面を踏みつける。岩谷も何とかコルバタを返したが、世IV虎が入ってきてタッチを阻止。夏樹は岩谷の顔面をロープに擦りつけるが、岩谷はカウンターでスリングブレイドを決めると、ようやくイオにタッチ。
 世IV虎が入ってきて合体攻撃を狙うが、側転でかわしたイオはバック転からドロップキック。さらにスペース・ローリング・エルボーからフェースクラッシャーを決めるとクロスフェースに捕らえる。

 渾身の力で絞りあげたイオだが、夏樹は辛くもロープに脱出。エルボー合戦から夏樹はカンフー殺法。さらにフェイントを入れてのドロップキックを叩き込むと、世IV虎とトレイン攻撃からダブルの串刺しキック。
 10分が経過し、世IV虎が馬乗りチョーク攻撃。必死にタッチを求める岩谷。イオも何とかオンブ状態からスリーパーを決めるが、世IV虎はコーナーに押し込んで脱出。だが、エプロンに出たイオは逆立ちキック。そこに岩谷が入ってきて「We are PLANET!」と叫んでからダブルの串刺しドロップキック。

 イオは世IV虎にダブルアーム・フェースバスターを狙うが、世IV虎が踏ん張るとカニ挟みから619。続けてムーンサルトプレスを投下するがカウントは2。必殺のマヒカ・デ・イオを最後のブリッジのところを跳ね返した世IV虎は、胴絞めスリーパーに捕らえる。
 どうにかロープに逃れたイオだが、世IV虎が体当たりすると夏樹がミサイルキックからイグチボム。さらに世IV虎がケンカキックを叩き込むがカウントは2。世IV虎のショートレンジラリアットをかわしたイオはアッパー掌底を叩き込んで岩谷にタッチ。

 ドロップキックを連発した岩谷は、ダブルリストアームサルトを狙うが、世IV虎はエルボーを連打。岩谷も飛び付いてエビ固めで丸め込むがカウントは2。ならばと渾身の張り手を叩き込むが、世IV虎はチョーク攻撃から投げ捨てると、脇腹を蹴り上げてから上からヨシコ。
 これをかわした岩谷はダイビング・クロスボディ。15分を経過し、コーナーに登った岩谷だが、夏樹が駆け上がっていき雪崩式アームドラッグ。そこに世IV虎がセントーンを投下すると、川葛は合体式世IVドン。

 これを張り手で迎撃した岩谷。そこにイオがスワンダイブ式ミサイルキックで飛び込むと、岩谷は世IV虎にドロップキック。だが、世IV虎も顔面にケンカキックを叩き込んでカバー。これをイオがダブルニーアタックでカットすると、サンダーロックは同時ウラカン・ラナ。カウント2で返した川葛だが、岩谷は世IV虎に飛び付いて丸め込む。
 世IV虎も丸め込みで切り返し、カウント2の応酬からイオが入ってきて世IV虎にバズソーキックを叩き込むと、岩谷はダブルリストアームサルトで投げるがこれもカウントは2。イオと合体攻撃を狙ったが、世IV虎はダブルラリアットで吹っ飛ばす。川葛は今度こそ合体式世IVドンを決めると、世IV虎が岩谷にセカンドコーナーからダイビング・セントーンを投下して3カウント。













▼エンディング

 苦戦はしたものの、やはり安定した強さを見せつけたオリジナル川葛がタッグ王座2度目の防衛に成功。マイクを持った夏樹が「勝ったぞー! 川葛、名古屋で2度目の防衛成功しました。ありがとうございます!」と喜びの弁。世IV虎が「親分、最高ですよ!」と叫ぶと、夏樹は「このベルトに賭ける思いが、お前らそこの雑魚2人! おめぇらの比じゃないんだよ! 文句があるなら何回でもやってやるよ、うちらは」とサンダーロックに向かって吐き捨てる。
 すかさずイオが「やってやるよ!」と言い返すと、夏樹は「うちらは1+1が無限大になるタッグチームなんだよ! お前らみたいに2にしかならないタッグチームなんて相手じゃねぇんだよ」と続ける。

 さらに世IV虎が「自分たち川崎葛飾最強伝説、もっともっとこのベルトの伝説作っていきたいんだけど、ほかに何か相手になる奴いねぇのかよ。もうさ弱い奴ばっか過ぎてさ、やった気しないんだよね」と愚痴ると、ナナミホが「ここにいるだろ!」と叫びながら入って来る。脇澤が「私たちはね、ベルト獲りたんだよ。お前らに勝つのは私しかいない!」と宣戦布告すると、横から奈苗が「私たちだ!」と訂正。すかさず脇澤が「ナナミホしかいない。挑戦させろ!」とタッグ王座への挑戦を表明。
 夏樹が「だからいつでもやってるって言ってんの! さっさと帰れよ!」と挑戦を受諾すると、最後は世IV虎が「今日は自分たちが勝ったってことで、名古屋を締めさせてもらいます。いくぞー! 今を信じて、明日に輝け! We are STARDOM!」と、名古屋大会を締めくくった。

★試合後コメント

夏樹☆たいよう&世IV虎
夏樹「よっしゃー!」
世IV虎「めっちゃすごいっすよ。さすが親分ですよ」
夏樹「まぁね、勝って当たり前だよ。当たり前だけどタッグリーグでも負けてて、ちょっと昨日も負けてっていうね。本当でも今日は借りを返したんで、これでスッキリしてね」
世IV虎「本当に親分とだったら誰とやっても負ける気しないですよ」
夏樹「うちらさっきも言ったけど、2人合わさった時のパワーが半端ないんで。もうそういね、強いタッグチームと次、防衛戦やりたいよね。つってたらアイツら出てきたけど(笑)」
世IV虎「私たちと防衛戦やれよ(って言ってたけど)うちらはいつでもやってやるって言ってんだからさ。来るの遅いんだよ!」
夏樹「そうだよ、おっせーよ。何イオチームを応援してんだよって(苦笑)」
世IV虎「そんなことやってる間に来いよって話」
夏樹「アイツらともまだ引き分けたまま?」
世IV虎「まだ決着ついてないんだよね。白黒つけたいと思いますよ。負ける気しないけど」
ーーサンダーロックにリベンジ成功しましたが、今日対戦してみてどうでしたか?
夏樹「う〜ん、まぁ……」
世IV虎「岩谷の調子に乗りようがすごいムカついてて、昨日から。どうしちゃったんすかね?」
夏樹「調子に乗ってるね」
世IV虎「何か自分のことコーナーに戻して『夏樹、出てこいよ』って。親分を誰だと思ってんだよ! まぁ案の定やられてましたけど」
夏樹「でも相手が調子に乗っているくらいじゃないと相手にならないんで」
世IV虎「そう、やった気しないから。まぁ調子に乗っている奴は潰すよってことで。まぁそうですね、相手にはならなかったです」
夏樹「イオとはね、タッグでもハイスピードでも、何でも負ける気しないんで。また何か噛みついて来たけど、うちらはいつでも受けて立つし。おめぇらがもっと練習して、地力つけて来いよって」
世IV虎「今のままじゃ確実に自分たちには勝てません。あれじゃ」
夏樹「タッグもうちらが巻いているし、6人タッグもうちらだし、これからもスターダムは川葛が引っ張っていくんで。それを今日もまた証明できたかなと思います」

 

紫雷イオ&岩谷麻優
※岩谷は号泣しながらコメントスペースに現れる
イオ「麻優がデビューして2年経つのに初めてのタイトルマッチだっていうくらいってことは、タイトルマッチに挑戦すること自体が狭き門だと思うんですよ。まぁ自分自身、かなりキャリアもあるってことでタイトルマッチの挑戦するチャンス、たくさんいただけている中で、自分自身またモノに出来なかったっていう気持ちと、麻優もデビューして2年と少し経ってタイトルマッチのチャンスをもらえたのに、一番欲しかったタッグのベルトを獲れなかったってことを2人して悔しく思います」
岩谷「初めてのタイトルマッチで……本当に緊張して……緊張しているのもあって、あの……よく分からないんですけど、最初夏樹さんを狙っていくって言って、夏樹さんを狙いにいったつもりなんですけど、やっぱり攻撃の1つ1つが痛くて……気持ちの部分でも負けちゃったなって思うので。あの……今回初めてのタイトルマッチなんですけど、これからもっとPLANETで頑張っていって、またチャンスが、チャンスをもらえるっていうか、自分たちでチャンスを掴みにいって、それでまたタイトルマッチをして、今度は気持ちでも負けずに……相手の思いよりも上回った気持ちで闘っていきたいなと思いました」

 
 ゆずポン最後の地元凱旋試合を勝利で飾る!世IV虎が木村&ヘイリーと初対決

MATSUYAMA レッスル☆フェス 2013
1月19日(土)松山市総合コミュニティセンター 2:00PM
観衆380人

▼オープニング

 まず風香GMが「皆さん、こんにちは。去年に引き続き、今年も来ることができて嬉しいです。愛川ゆず季選手が引退を発表してカウントダウンに入っています。最後の凱旋試合となりますので、温かく見守ってあげてください」と挨拶。
 その後、選手入場式へ。キムラモンスター軍を除く全選手がリング上に揃うと、最後に愛川が登場。選手を代表して愛川が「愛媛の皆さん、こんにちは。先日、4月29日でプロレスを引退することを発表したんですけど、こうして愛媛で凱旋試合出来るのも今日で最後です。私もですが、皆さんも最後まで楽しんでいって帰ってください」と挨拶。

シングルマッチ 15分1本勝負
●横尾由衣
5分38秒
 スケート・オールダイ→片エビ固め

ケリー・スケーター

 ロックアップからリストロックに捕らえた横尾だが、切り返したいったケリー。ロープに飛ばしたケリーだが、横尾は逆にドロップキックを叩き込むと、エルボーからボディスラム。一気に逆エビ固めに捕らえていったが、ケリーはロープに脱出。
 横尾はブレーンバスターを狙うが、逆に肩口まで抱え上げたケリーはターンバックルに横尾を投げつけると、ラリアットでなぎ倒す。

 さらにエルボーからカウンターエルボーを叩き込んだケリーは「イクゾー」と叫んでからシーサーヒップで横尾をロープに投げつけると、腕十字の体勢に。
 必死にクラッチしてロープに逃れた横尾は、ファイアーマンキャリーで担ごうとしたケリーを回転エビ固めで丸め込むと、続けてドラゴンスクリューからの足4の字固めへ。リング中央でガッチリ決まったが、ケリーは何とかロープに脱出。

 ケリーの顔面をコーナーに叩き付けていった横尾は、そこからココナッツクラッシュ。ケリーもソバットからミドルキックを返すとランニングロー。さらにニーリフトを叩き込んだケリーは、バズソーキックからスケート・オールダイ(前方回転ネックブリーカー)を決めて3カウントを奪った。









シングルマッチ 15分1本勝負
●翔月なつみ
7分21秒
ランニング・ニールキック→片エビ固め 

ポーシャ・ペレス

 ハンマーロックに捕らえた翔月だが、ポーシャが切り返すと、翔月はヘッドロックにスイッチ。グラウンドに持ち込んでヘッドシザースで脱出したポーシャだが、頭を抜いた翔月は再びヘッドロックに捕らえる。
 リストロックにスイッチした翔月だが、ポーシャはローキックで脱出するとヘッドロックでねじ伏せる。さらに翔月の左足に噛みついたポーシャは、逆片エビ固めでその左足を痛めつけていく。

 ロープに逃れた翔月だが、ポーシャはなおも左足をロープに巻き付けると噛みつき攻撃。翔月もエルボーで反撃すると、串刺しドロップキックからポーシャの左腕を踏みつける。さらにポーシャをロープに張り付けた翔月は、背後からドロップキック。
 オモプラッタから変型のクロスフェースに捕らえた翔月だが、ポーシャはロープに脱出。突進した翔月に低空ドロップキックを見舞ったポーシャは、さらにドロップキックから串刺しランニングエルボー。

 ロープに飛んだ翔月はドロップキックを叩き込むと、もう一度オモプラッタからの変型クロスフェース。抑え込んで脱出したポーシャだが、翔月はモンキーフリップで投げてからランニングニー。
 カウント2で返されると、コーナー二段目からダイビング・ダブルニードロップを投下。これをかわしたポーシャはトラースキックからブレーンバスター。翔月もカウント2で返すが、ポーシャはもう一度ブレーンバスターの体勢に。

 首固めで切り返した翔月だが、カウント2で返したポーシャはバックドロップ。フィニッシュ宣言したポーシャはニールキックを叩き込むと、ガッチリと抑え込んで3カウント。









▼ユニット対抗戦 タッグマッチ 20分1本勝負
<川崎葛飾最強伝説>
世IV虎
●安川惡斗
14分24秒
ハリケーンドライバー →片エビ固め
<キムラモンスター軍☆>
木村響子
ヘイリー・ヘイトレッド

 エナジードリンクの『モンスター』を手に入場してきた木村は、名前をコールされると風香リングアナに詰め寄っていく。いきなり木村vs.世IV虎で試合が始まると、至近距離でガンの飛ばし合い。
 すると世IV虎はヤンキー座りで木村を睨み付ける。木村もヤンキー座りで対抗すると、ヘイリーが入ってきて背後から世IV虎を蹴り飛ばす。

 すかさず木村が惡斗を、ヘイリーが世IV虎を場外に連れ出して客席に叩き付け、イスを投げつける。ヘイリーが世IV虎を鉄柱に叩き付けている間に、木村が惡斗をリングに戻して髪の毛を引っ張り上げる。
 悲鳴をあげながら抵抗する惡斗だが、木村は余裕しゃくしゃくでヘイリーにタッチすると、2人がかりで踏みつけて、川葛ファンに向かって舌を出して挑発。さらにロープに惡斗を張り付けて両側から踏みつけていくから、ヘイリーがボディスラムで叩き付ける。

 木村は惡斗の左腕に狙いを定めて、スレッジハンマーから腕十字の対し絵に。堪らず世IV虎がカットに入るが、木村は世IV虎を場外に追いやると、ヘイリーにタッチ。惡斗の左腕を下から蹴り上げたヘイリーは、トップロープに左腕を擦りつけると、エルボーで菜時伏せてから惡斗の左腕にコードブレイカー。
 何とか木村をスクールボーイで丸め込んだ惡斗だが、カウント2で返した木村は敢えて惡斗のエルボーを受け止めて咆哮。

 逆にエルボー一発でダウンさせた木村は、惡斗をロープに飛ばすが、逆にドロップキックを叩き込んだ惡斗は世IV虎にタッチ。ケンカキックで木村をなぎ倒した世IV虎は、そこに入ってきたヘイリーに世IVドン。
 そして木村に顔面ウォッシュをお見舞いした世IV虎だが、木村も張り手を返すと胴絞めスリーパーに捕らえる。惡斗はヘイリーが抑え付けてカットに入れない。ガッチリと決まった胴絞めスリーパーだが、世IV虎は辛くもロープに脱出。

 お株を奪うヤンキー座り固めでカバーした木村だが、世IV虎がカウント2で返すとビッグブーツ。だが、キャッチした世IV虎はエルボーを落とす。木村もエルボー合戦を仕掛けていくが、世IV虎が連打でロープに押し込む。しかし木村は追走式ビッグブーツ。
 世IV虎も追走式体当たりを返すが、ラリアットを狙った世IV虎の腕にビッグブーツを叩き込んだ木村は、ビッグブーツでなぎ倒してヘイリーにタッチ。

 ランニングサッカーボールキックを叩き込んだヘイリーはバックを取るが、エルボーで逃れた世IV虎はショートレンジラリアット。倒れないヘイリーはラリアットを叩き込むが、世IV虎も倒れない。ド迫力のラリアットの相打ちからチョークでコーナーに押し込んでいった世IV虎だが、ヘイリーもノーザンライト・スープレックスを返す。
 しかし肩口に担ぎ上げた世IV虎は前方に投げ落とすと、セントーンを投下。しかしヘイリーが下から蹴り上げると、フラついた世IV虎は惡斗にタッチ。ドロップキックを連発するが、ヘイリーは倒れない。

 エルボー一発で吹っ飛ばされた惡斗だが、何とかスクールボーイで丸め込むとストレッチマフラーへ。だが、脚力だけで脱出したヘイリー。さらに背後から木村が攻撃するが、惡斗は合体攻撃をかわす。そこに世IV虎が入ってきて逆に川葛が、世IV虎の世IVドンから惡斗がサンセットフリップ、さらに世IV虎がセントーンと連続攻撃。
 そこから世IV虎が上からヨシコを投下すると、コーナー最上段から惡斗が惡トーン。カウント2で返したヘイリーは、木村とネックハンギングボムを同時に決めると、惡斗に対してトレイン攻撃。

 さらに木村がホイップした惡斗にヘイリーがラリアット。カウント2で返した惡斗だが、ヘイリーは肩口に担ぎ上げる。何とか回転エビ固めで切り返した惡斗だが、カウント2で返したヘイリーはショートレンジラリアットからジャーマンで投げる。
 これもカウント2で返した惡斗だったが、ファイアーマンキャリーで担ぎ上げたヘイリーは一旦惡斗をターンバックルに叩き付けてからハリケーンドライバーで叩き付けて3カウント。モンスター軍vs.世IV虎の刺激的な対戦は、まずはモンスター軍の勝利となった。









★試合後コメント

木村響子&ヘイリー・ヘイトレッド
ーー世IV虎&惡斗組との対戦はいかがでしたか?
木村「いやぁ、もう誰だと思ってんのって感じですよ。ね? キムラモンスター軍……モンスターなの。ね? まぁ世IV虎先輩と当たれるのは若干嬉しかったけど、パートナーが惡斗じゃね。ちょっとレベルが違い過ぎるよね」
ーー一応惡斗選手も6人タッグ王者になったばかりなのですが……
木村「でも6人タッグのベルト獲るのに、惡斗がどれだけ貢献したんですか?(苦笑)惡斗が勝ったの?」
ーートーナメント決勝戦では
木村「惡斗が勝ったんだ?(苦笑)へ〜、それは周りのパートナーが凄いんじゃないの(笑)。うん。まぁいいんじゃないですか。惡斗でもピンフォールが奪える6人タッグというものは、うちら2人でも獲れるんじゃねぇかって。メンツ的にもう1人入れてもいいし、今すぐにでもいけるんじゃないですかね、うちら」

 

世IV虎&安川惡斗
世IV虎「何かムカつく、本当。すごいスターダムを荒らされている感があって。自分、ずっと当たっていなかったんですけど、木村ともヘイリーとも。でも当たったらやってやろうとずっと思っていて、今日、愛媛で当たることが出来たのにやりきれない部分とかあって……。ねぇ?」
惡斗「はい。堅いしデカイし、何て言うか……姉さんの力発揮できなかったのはアタシの責任もあると思っています。明日も自分(モンスター軍と)闘うので、鹿島とですけど。いやぁ悔しいです。でも、明日は今日の倍にもっとガムシャラにつっかかっていこうと思っています。以上」
世IV虎「うん、アイツらキムラモンスター軍をこのままにしておかないですよ。自分が仕留めますから」

 
 休憩明け、大日本プロレスの石川晋也がリングに上がり、5月26日に同所で開催されることが決定した大日本プロレスの大会を「自分も愛川選手と一緒で愛媛をプロレスで元気にしたいと思っているのでよろしくお願いします」とPR。
 
ユニット対抗戦 タッグマッチ 20分1本勝負

<PLANET>
紫雷イオ
岩谷麻優

12分9秒
マヒカ・デ・イオ 

<川崎葛飾最強伝説>
夏樹☆たいよう
鹿島沙希●

 翌20日の名古屋大会で行われるタッグ選手権試合の前哨戦。握手を求めたサンダーロックだが、川葛師弟コンビは奇襲攻撃を仕掛ける。岩谷を排除し、イオに対して2人がかりのハイスピード攻撃。
 さらに夏樹がサッカーボールキックを叩き込んでから鹿島にタッチ。ワキ固めに捕らえた鹿島は、イオの左腕にニーど落としてからアームブリーカー。さらにクリストを決めると、場内が大きくどよめく。

 スピードを上げた夏樹がドロップキックを叩き込むが、イオもスタンディングでのストラングルホールドを決めると、夏樹の腰にニーを落としてから岩谷にタッチ。張り手合戦からお互いにバチバチと叩き合うと、夏樹が串刺し攻撃。これをかわした岩谷は逆に串刺しドロップキック。
 さらにサッカーボールキックからキャメルクラッチに捕らえる。そこにイオが入ってきてロープで思い切り加速を付けてから夏樹の側頭部に低空ドロップキック。続いてイオがその場飛びムーンサルトからクロスフェース。夏樹は何とかイオをロープに飛ばすが、逆にイオがドロップキック。

 しかしサンダーロックの合体攻撃をカンフー攻撃で迎撃した夏樹は、岩谷を場外に蹴散らすとイオにミサイルキックを発射。イグチボムをフランケンで切り返したイオだが、そこからお互いに真詰め込みの応酬。
 カウント2で返したイオは、ロープに飛ばされたところで、ロープの間を回転してアームドラッグで投げると、スペース・ローリング・エルボーからフェースクラッシャー。さらにロープにもたれ掛かる夏樹に岩谷がドロップキック。

 さらにイオと「We are PLANET!」と叫んでからダブルの串刺しドロップキックをお見舞い。だが、2度目の串刺し攻撃は夏樹がコーナーに飛び乗ってのクロスボディで迎撃。タッチを受けた鹿島が岩谷にフェースクラッシャー。さらに馬乗りエルボーからケンカキックを叩き込む。
 岩谷もカウンターの払い腰からサイクリングヤッホーを決めると、逆片エビ固めへ。ロープに逃れた鹿島に対し、岩谷はダブルリストアームサルトを狙うが、背後から夏樹がドロップキックでカット。

 すかさず鹿島がケンカキックを叩き込むと、夏樹とハイジャック式イグチボム。さらに鹿島がダイビング・フットスタンプを投下するがカウントは2。そこにイオがスワンダイブ式ミサイルキックで入ってくると、岩谷はイオにタッチ。
 10分が経過し、イオは619からのラインサルトを投下。しかしコーナーに登ったところに、夏樹が飛び付いていき雪崩式アームドラッグ。そこに鹿島がしじみを決めるがカウントは2。

 岩谷が夏樹を蹴散らすと、鹿島が飛び付くが、岩谷がダブルリストアームサルトで投げていくと、イオが新幹線アタックからムーンサルトプレスを投下。カウント2で夏樹がカットしたが、その夏樹をイオが場外に蹴散らすと、岩谷がコーナー最上段からプランチャを投下。
 その間にリング上ではイオはダブルアーム・フェースバスター。カウント2で返した鹿島だが、イオはバズソーキックからマヒカ・デ・イオを決めて3カウント。前哨戦は挑戦者サンダーロックの勝利となった。













▼愛川ゆず季ラスト凱旋試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負

愛川ゆず季
松本浩代
宝城カイリ

16分53秒
ゆずポンキック・ブルー→片エビ固め 
高橋奈苗
脇澤美穂
須佐えり●

 この日宝城が宝箱から出したのは蛇のぬいぐるみ。そして地元凱旋となる愛川には花束が贈呈される。ド派手な新コスチュームを披露した愛川には大量の紙テープが飛ぶ。脇澤からの握手を拒否した愛川を下げて先発を買って出た松本が奈苗を指名するが、奈苗は「気持ち悪いんだよ!」と拒否。
 すると須佐と宝城の先発で試合開始。ドロップキックの相打ちからエルボー合戦になると、お互いにアームドラッグで投げ合って睨み合い。ここで松本と奈苗がリングイン。リストロックの応酬からヘッドロックに捕らえた奈苗。

 ロープに飛ばした松本に奈苗はショルダータックルを見舞っていくが、松本は倒れない。ならばとクロスボディを放った松本だが、奈苗はキャッチして叩き付ける。逆に奈苗もクロスボディを放っていくが、キャッチして叩き付けていった松本はセクシーポーズで挑発してから愛川にタッチ。
 「ゆずポン」コールに対抗して「ワッキー」コールを煽る脇澤だが、愛川は容赦なくローキックを叩き込む。脇澤もショルダーナックブリーカーからベノムアームを狙うが、愛川は水面蹴りで倒すとガンガン蹴飛ばしていく。

 エプロンから奈苗が愛川を抑え付けると、正面からベノムアーム。奈苗もベノムアームでサンドイッチすると、ナナミホはダブルのフロントキックから合体ブレーンバスター。そして須佐を加えた3人でナナエ軍団ポーズ。タッチを受けた須佐はドロップキックを連発。さらに飛び付いてアンクルホールドを決める。
 ロープを遠ざけてブーイングを浴びた脇澤だが、奈苗がリングインして愛川を逆片エビ固めに捕らえると、場内から「ゆずポン」コール。なおもロープを遠ざける脇澤に大ブーイング。

 どうにかロープに逃れた愛川だが、奈苗はコーナーに追い込んでチョップを連打。そして脇澤がミサイルキックを発射するが、カウンターのミドルキックを返した愛川は松本にタッチ。脇澤を須佐をボディスラムで叩き付けた松本は、奈苗をサイドバスターで叩き付けると、ナナエ軍団の3人をコーナーにホイップしていってコーナースプラッシュ。
 さらに宝城を抱え上げると、場外に出たナナエ軍団にリング上から投げつける。さらにエプロンから愛川がパイパイアタックで場外ダイブ。

 リングに戻された脇澤をファルコンアローで叩き付けた松本は宝城にタッチ。前方回転ネックブリーカーを連発した宝城は、スライディングのクロスボディ。しかしクローホールドSTOを返した脇澤はロープに飛ぶ。エプロンから愛川が抑え付けるが、脇澤は唾攻撃で脱出。
 だが、宝城が脇澤を自軍のコーナーに押し込むと、松本がペットボトルの水をぶっかける。そこからコーナーに登った宝城だが、立ち上がった脇澤は口に含んでいた水を噴射すると、雪崩式フランケン。

 タッチを受けた奈苗は宝城にコーナー二段目からの冷蔵庫爆弾。かわした宝城はダブルチョップを連打。10分を経過し、奈苗は宝城のスピアーを受け止めてカナディアンバックブリーカーで担ぎ上げると、ヒザの上に叩き付ける。だが、奈苗がコーナーに登ったところに松本が会い当たりしてから、宝城のヒザの上に奈苗を投げつける。
 さらに宝城をホイップして串刺しスピアーを決めると、宝城はイカリから極楽固め。これを脇澤がカットすると、宝城は愛川にタッチ。奈苗の胸板をガンガン蹴っていった愛川は、コーナーに追い込んでボディブローとミドルキックを連打。

 そしてパイパイアタックを決めると、松本もパイパイアタックで続く。愛川のフィッシャーマンズ・スープレックスを踏ん張った奈苗は、コーナーに押し込んでいくと、そこに脇澤が入ってきてボディスラム。その間にコーナーに登っていた奈苗は冷蔵庫爆弾を投下。
 だが、カウント2で返した愛川はゆずポンスタナーからフィッシャーマンズ・スープレックス。続くYKブルー(後ろ回し蹴り)をキャッチした奈苗はそのままバックドロップで投げると脇澤にタッチ。

 ジャーマンで投げた脇澤だが、カウント2で松本がカット。タッチを受けた須佐は高角度DDTで叩き付けると、正調DDTからコーナーに登るが、愛川が引きずり降ろす。それでも須佐は逆上がり式のDDTを決め、そこからナナエ軍団が3人一斉ドロップキック。これを自爆させた愛川は逆に元全力女子の3人で一斉にドロップキック。
 宝城のダイビング・エルボードロップから松本がリバーススプラッシュ式ダブルニーで続くと、愛川もコーナーに登っていくが、須佐が追いかけていって雪崩式ハーフハッチ・スープレックス。さらに奈苗とのサンドイッチ攻撃からバックブローを叩き込んだ須佐だが、カウントは2。松本が入ってきて須佐をダウンさせると、宝城と愛川を抱えてダブルニーを投下。

 愛川は須佐の背中にYKレッド(カカト落とし)。奈苗がカットに入るが、松本がバックエルボー。すると愛川が須佐を踏み台にしてシャイニングゆザードを発射。続いて須佐にもシャイニングゆザードを叩き込んだ愛川は、YKイエロー(ハイキック)からYKブルーで須佐から3カウントを奪った。













▼エンディング

 最後の地元凱旋を勝利で飾った愛川は「応援ありがとうございました! 私が大好きなここ故郷、愛媛で引退までの最後の凱旋試合で勝てて本当に嬉しいです。4月29日両国で引退なんですけど、地元で応援してくれている人を胸に最後まで全力で頑張りたいと思います。これからもよろしくお願いします」と挨拶すると、全選手をリングに呼び込む。

 そして「スターダムは明日も試合がありますし、2月も試合があります。まだまだ頑張らないといけませんね。引退までの、その後のスターダムも応援よろしくお願いします。それではいきます、今を信じて、明日に輝け! We are STARDOM!」と決め台詞で松山大会を締めくくった。

★試合後コメント

愛川ゆず季
「無事、私の故郷愛媛の凱旋試合でこのベルトを持って登場することができて、しかも勝って終わることができたので、本当に嬉しいし、応援してくれているみんなの顔を見て元気が出てきたので一層頑張ろうと思いました。ありがとうございました」
ーー地元の仲間たちもたくさん来ていたと思うのですが、どうでしたか?
「はい、本当に大人から子供まで、みんなが応援してくれていて、温かいところだなぁって改めて思いました」
ーー対戦相手のナナエ軍団についてはどうでしょうか
「そうですね、本当に絶対に負けたくない相手が来たので、もう私は勝ちに絶対行かないといけないなっていう気持ちで闘いました」
ーー引退まであと大体100日くらいなんですけど、どんな引退ロードにしたいでしょうか?
「そうですね。私としては今まで通りっていうのが一番ですけど。グラレスラーゆずポンとして恥ずかしくないような全力で、より一層高めていきたいなと思っています」

 
 奈苗が木村との死闘を制してV7!愛川は貫禄のV6!6人タッグは川葛が戴冠

スターダムSeason10『NEW YEAR STARS2013』
〜スターダム2周年記念日〜 
1月14日(月・祝)後楽園ホール 12:00PM
観衆910人

▼オープニング

 2年前の旗揚げ戦の映像からオープニングVTRはスタート。2年間の激闘がダイジェストで流れたあと、真っ白の衣装を着た風香GM、Kちゃんパンダと共にキッズではなく、大勢の女性ダンサーが登場し、KARAの『ジェットコースターラブ』に乗せてオープニングダンスを披露。
 踊り終えると、GMが「今日はスターダム2周年記念大会にご来場いただきありがとうございます。雪の影響で電車が止まっているみたいで、寂しいスタートになってしまいましたが、見逃せない試合が多いですし、皆さんの声援で6人タッグチャンピオンが決まると思いますので応援よろしくお願いします。3年目のスターダムもよろしくお願いします!」と挨拶した。

初代アーティスト・オブ・スターダム王座トーナメント1回戦 15分1本勝負
<川崎葛飾最強伝説代表>
夏樹☆たいよう
鹿島沙希
安川惡斗
8分9秒
風車固め 

<ナナエ軍団代表>
脇澤美穂
藤本つかさ
横尾由衣●

 ナナエ軍団は須佐えりが肺炎のため欠場となったため、急遽アイスリボンの藤本つかさを助っ人として招聘。対する川崎葛飾最強伝説は惡斗が髪を赤く染めて登場。その惡斗がロープを開けようとしたが、鹿島がどかしてロープを開けて夏樹をリングに招き入れる。リングインした夏樹は鹿島と惡斗と肩を組み、結束をアピール。
 藤本はWAVEタッグ王座のベルトを肩に掛けて入場。脇澤と横尾はナナエ軍団のロゴ入りアームカバーを新調。脇澤はベノムアームをアピールしながら夏樹を指名。夏樹は「お前は下がれ! つっかだ、つっか!」と藤本を逆に指名するが、先発で出た脇澤は観客に「ワッキー」コールを要求。

 面白くない夏樹が襲いかかると、脇澤は早速ベノムアーム。さらに顔面に唾を吐きかけるが、夏樹は脇澤をエプロンに出すと鹿島、惡斗と踏みつける。さらに川葛は連係攻撃を狙うが、惡斗は夏樹と鹿島の中に入っていけない。
 だが、惡斗は夏樹と鹿島へのトレイン攻撃を身体を張って受け止める。ならばと藤本が踏み台式串刺しドロップキックを叩き込む。さらに脇澤が夏樹をキャメルクラッチに捕らえると、ナナエ軍団は「ナナエぐんだ〜ん!」と決めポーズ。

 夏樹vs.藤本になると、夏樹のカンフー攻撃に対し、藤本は夏樹の手を取ってロープに駆け上ってのウラカンホイップ。タッチを受けた惡斗が入ってくると、脇澤が蹴りで迎撃。さらに横尾、藤本とともにフロントキックを叩き込むと、躊躇する藤本も加えて3人がかりでベノムアームからのクローホールドSTO。
 惡斗もドロップキックで反撃すると、鹿島が飛び込んできて脇澤にフェースクラッシャー。さらにコーナーに登った鹿島だが、惡斗が鹿島を抱え上げようとする。鹿島が嫌がっているところに脇澤が襲いかかるが、鹿島がアストロシザース式コルバタからしじみ。

 カウント2で脇澤が返すと、鹿島の背後から藤本がミサイルキック。すかさず脇澤がフィッシャーマンバスターで叩き付けると、横尾がタッチを要求。「よっしゃ、行ってこい!」と脇澤がタッチすると、横尾は馬乗りエルボーから低空ドロップキック。そして足4の字固めを狙うが、鹿島は回転して防御。そこに夏樹がドロップキックを見舞っていきと、惡斗と合体式フロントキック。
 さらに鹿島がコーナーに登るが、脇澤が追いかけていって雪崩式フランケン。さらに横尾がココナッツクラッシュから足4の字固めへ。だが、夏樹がフロッグスプラッシュでカット。

 夏樹のバックドロップ+鹿島のネックブリーカーの合体攻撃。そこから鹿島がケンカキックを叩き込み、続けてダブルアームスープレックスホールドで投げて3カウント。6人タッグトーナメント初戦を突破した川葛だが、鹿島に抱きついて喜ぶ惡斗を鹿島が払いのけ、相変わらずチームワークに不安を残した。













★試合後コメント

夏樹☆たいよう&鹿島沙希&安川惡斗
夏樹「ありがとうございました!」
鹿島&惡斗「よっしゃー!」
夏樹「まずは1回戦ね。ここを抜ければもう大丈夫、大丈夫。この勢いで決勝もいこうぜ!」
惡斗「ハイ!」
夏樹「もう2人はいいから! 息合わせようとかしなくていいから。そのままいく作戦で(苦笑)」
鹿島「はい」
惡斗「はい。何か鹿島、無理矢理チェンジしたような気がするけど……」
夏樹「いいじゃん、そのお陰で勝ったんだから」
惡斗「あ、あぁ……捕まったんですけど、2回目はアタシが踏ん張る! 以上! 鹿島! 鹿島、ちょっと……」

 

脇澤美穂&藤本つかさ&横尾由衣
藤本「いつの間にか右手が出ていまして。ベノーアーム?」
脇澤「ベノムアームです!(苦笑)」
藤本「ベノムアームをやってしまったことが敗因の1つだったんじゃないかと思います」
脇澤「何を言ってんですか! ビーナスシュート改めベノムシュートを出してくれなかったから負けたんじゃないですか、藤本さん!」
藤本「えぇ!?」
脇澤「ベノム、出しちゃったじゃないですか!」
藤本「そうですね……あ〜、でもスターダムのファンの皆さんにアピール出来た……のかな? どうなんですかね?」
脇澤「またお願いします! ナナエ軍団、ベルト逃しましたけど、これからドンドン頑張って絶対あのベルトを獲ります! ねぇ、由衣ちゃん」
横尾「スミマセンでした、本当に。私が負けたくない一心で、あそこで脇澤さんに『代わって、代わって』って位って。本当に獲る気だったんですけど」※涙ぐむ
脇澤「いや、全然」
横尾「この試合に向けて、先輩方が本当に手取り足取り教えてくれて、本当に獲る気満々だったんですけど……本当にすみませんでした!」
脇澤「いや全然。獲れると思ったから、私もチェンジしたし。ねぇ藤本さん」
藤本「はい」
横尾「絶対に負けたくないです! 次、絶対に勝ちましょう!」
脇澤「ねぇ絶対に勝って、ナナエ軍団、ベルトも獲ります」
藤本「次、もし参戦させていただけるのであれば、脇澤さん以外でお願いします!」
脇澤「……ベノムアーム!」※藤本にアイアンクロー
藤本「い〜や〜だぁぁぁぁぁぁ! 嫌だー!」

 
初代アーティスト・オブ・スターダム王座トーナメント1回戦 15分1本勝負
<PLANET代表>
紫雷イオ
●岩谷麻優
翔月なつみ
8分14秒
唸れ豪腕→エビ固め 

<SHIMMER代表>
中川ともか
ポーシャ・ペレス
ケリー・スケーター

 PLANETの3人はそれぞれのイメージカラーのマスクを被って登場。イオはタヌキ、岩谷は猫、翔月は初公開となる犬をモチーフにしたマスク。
 イオvs.中川の対決で試合開始。アームドラッグの応酬からドロップキックは相打ちに。するとポーシャとケリーが入ってきてSHIMMERは3人がかりで幻壊(ハイジャック式ダブルアームフェースバスター)を決める。

 ならばと岩谷と初津右記っも入ってきて、イオと岩谷が同時にタケコプターを決めてから翔月を加えて3人で一斉に「We are PLANET!」と叫んでからの串刺しドロップキック。
 さらにSHIMMER勢を場外に追いやると、エプロンから翔月がダイビングニー、コーナーから岩谷がプランチャ、最後にイオがコーナーからケブラーダを次々に発射。リングに戻った岩谷はケリーをミサイルキックで吹っ飛ばすと、ポーシャにスリングブレイド。

 続いて翔月がニードロップからニーリフトを連打。ポーシャもカウンターの低空ドロップキックを返すと、クロスフェースに捕らえるが、イオと岩谷がカット。イオは側転→バック転フェイントからドロップキックで中川を吹っ飛ばすと、ポーシャにエルボーを連打。
 ポーシャもバックドロップを返して中川にタッチ。串刺し攻撃を狙った中川をカニ挟みで倒したイオは、新幹線アタックからダブルアーム・フェースバスター。しかしバズソーキックをかわした中川は延髄斬りを叩き込む。

 イオもアッパー掌底を返して岩谷にタッチ。ドロップキックからダブルリストアームサルトで投げた岩谷が、イオと2人で中川をダブルアームで抱え上げると、コーナーから翔月が合体して叩き付ける。
 岩谷のドラゴンスープレックスを逃れた中川は、カウンターのジャンピングハイを叩き込むと、フィッシャーマンズ・スープレックス。カウント2で返した岩谷だが、中川は唸れ豪腕を放つ。これを横十字で切り返した岩谷だが、中川も丸め込みでさらに切り返す。

 そこにイオがスワンダイブ式ミサイルキックを叩き込むと、岩谷が逆打ち。カウント2で返されると、岩谷は奥の手ドラゴンスープレックス。完璧に決まったが、ケリーらがカウント2でカット。岩谷がロープに飛ぶと、ポーシャが入ってきてニールキック。中川の唸れ豪腕をイオがカットしたが、ケリーがイオを蹴散らすと、中川が岩谷をジャーマンで投げ捨てる。
 さらに中川の延髄斬りとケリーのローキックをサンドイッチで岩谷に叩き込むと、今度こそ中川が唸れ豪腕を叩き込んで岩谷から3カウント。この結果、初代アーティスト・オブ・スターダム王座決定戦は川葛代表vs.SHIMEER代表に決まった。













★試合後コメント

中川ともか&ポーシャ・ペレス&ケリー・スケーター
中川「今ので自分たちの実力は見せられたと思うんで。でもまだまだこんなんじゃないんで、次、もう決勝。次も勝って、うちらSHIMMER代表がベルト獲りますよ。そしてアメリカにベルト持っていって、アメリカで防衛戦やります!」

 

紫雷イオ&岩谷麻優&翔月なつみ
イオ「ありがとうございました。あ〜、ちょっと最後、ごめんね。カバー出来なくてっていう部分もありますし、ちょっとあまりまだ連係とかチームワークのほうが、本当にいい部分とダメな部分の差があるので。そうですね……チームワークは本当にいいつもりなんですけど、実際はほとんど(トリオを)組んでいなくて。3人で組んだカードっていうのが、実はほとんどないんです、今まで。やっぱりそういう経験不足な部分も今日は出て、ちょっと失敗したり、詰めの甘い部分が出ちゃったなっていう感じですね。それがもっと組んでいくうちにつれて、また精度が上がればベルトも狙えると思います」
ーー去年、なかなかPLANETの活動が思うようにいかなかったっていうのが上積みが足らなかった部分?
イオ「そうですね。組んでいる期間が長いんですけど、この3人で組んだカードっていうのが、実は数えるほど。1〜2試合くらいしか記憶の中でないので。やっぱり今日のためにそこから連係を練習して増やしたっていうのはあるので、そういう部分が無理になっちゃって試合に響いちゃったって部分もあると思います。やっぱりリング上でしか経験出来ないことってあるので、そこを補っていかないとダメだなって反省しました」
ーー課題が見付かったことがプラス?
イオ「そうですね。そういう発見があったんで、次は絶対に対処して試合に臨みたいと思います」
岩谷「逆打ちとドラゴン(スープレックス)が決まって、絶対に勝っただろうなっていうか、3カウント取れただろうなって。そこでちょっと油断してしまったのと、あと自分だけが技をただ出しているみたいな。それで……よく分からないですけど、もうちょっと3人の連係技をいっぱい出したいなって思いました。まさかあんな意味の分からない、いきなりスターダムに参戦してきた変な外国人チームに負けるとは思っていなかったので……ガックリしますね」※涙ぐむ
翔月「本当に初代のベルトはPLANETが獲るって思っていましたし、私は一番下だけど、お二人と組むことは少なかったですけど、それでも少ないながらに一生懸命力になりたかったし。でも連係もうまく出来なかったりとか、私も全然力不足なところが足を引っ張ってしまったところもあると思うので、今回はまだでしたけど、次絶対、私ももっと練習して3人の連係を考えて一緒にいただいて、もっともっと強くなって次は絶対にベルト巻きたいですし、この3人がスターダムの一番華やかな部分だと思うし、イオさんと麻優さんに憧れて私はPLANETに入ったので、そういうところをもっともっと見習っていきたいと思います」

 
▼スペシャル・シングルマッチ 15分1本勝負
●夕陽
11分33秒
パワーボム→エビ固め 
ヘイリー・ヘイトレッド

 ヘイリーは新テーマ曲で入場。上から夕陽を見下ろすように睨み付けていったヘイリーに対し、夕陽は気合いの咆哮。
 思い切って組み付いていった夕陽だが、ロープに押し込んだヘイリーは逆水平チョップ。串刺し攻撃をかわした夕陽は腕を取ってロープに飛び乗ってコルバタを狙ったが、バランスを崩してしまう。

 ならばと回転エビ固めを狙うが、ヘイリーはヒップトスを落として防御。蹴りで夕陽を後退させたヘイリーは、ボディスラムで叩き付けてから髪の毛を掴んで捻り上げると、ロープに押し付けるように踏みつける。そこから滞空時間の長いブレーンバスターの体勢で持ち上げたヘイリーは、フロントに投げ捨てる。
 なおもエルボーからキャメルクラッチに捕らえたヘイリーだが、夕陽は必死にロープに脱出。ヘイリーは串刺しヒップアタックから強烈な逆水平チョップを叩き込む。

 防戦一方の夕陽だが、ロープに飛び乗ってのジャンピングキックを返すと、雄叫びをあげてからブレーンバスターの体勢。ヘイリーが逆に投げようとすると、背後に着地した夕陽は蹴りでロープまで追いやって619。これをキャッチしたヘイリーだが、夕陽はコルバタで投げていくと、エプロンから水面蹴りで倒して場外に下半身を引きずり出す。
 そして場外からエプロンに飛び乗っての低空619でヘイリーを場外に蹴り出した夕陽はケブラーダを発射。さらにヘイリーをリングに戻し、スワンダイブ式ミサイルキック。ミドルキックの連打を叩き込んだ夕陽だが、ヘイリーは蹴り足をキャッチしてバックドロップ。背後に着地した夕陽はスクールボーイで丸め込んでから、すぐに立ち上がって蹴っていく。

 夕陽の蹴りをブロックしたヘイリーは、ショートレンジラリアットで夕陽をなぎ倒すと、急角度バックドロップで投げてニーオンザベリーでカバー。辛くもカウント2で返した夕陽は、パワーボムを狙ったヘイリーに対し、回転して飛び付き腕十字で切り返す。
 ロープに逃れたヘイリーの右腕をなおも蹴っていった夕陽は、掌底から野良犬ハイキック。これをハンマーで迎撃したヘイリーだが、夕陽はジャンピングハイ。そしてジャーマンを狙った夕陽だが、ヘイリーはエルボーで脱出。

 しかしヘイリーの攻撃をかわしてロープに叩き付けた夕陽は、その反動を利用してジャーマンで投げていく。10分が経過し、ハニーフラッシュを放った夕陽だが、当たりは浅い。ならばとコーナーに登っていった夕陽だが、立ち上がったヘイリーはしたから張り手。
 そしてコーナーに追いかけていったヘイリーは、最上段から雪崩式エクスプロイダーで投げていくと、さらにダメ押しのラリアット。夕陽はこれもカウント2で返す意地を見せたが、ヘイリーはパワーボムで豪快に叩き付けて3カウントを奪った。 













★試合後コメント

ヘイリー・ヘイトレッド
「イヤァ……ヘビー……キムラモンスターアーミー、一番最強! 三冠チャンピオン、一番最強! でもヤングフェイスの夕陽、すごいスキル! 彼女はストロングファイトをやってみせたわ」

夕陽
「今日はですね、自分、ZERO1野良犬道場の夕陽として、一人のプロレスラーとしても闘ったんですけど、今日は全力女子の解散マッチがこの後にあるということで、その全力女子の一員としても今日は絶対キムラモンスター軍のヘイリー・ヘイトレッドに勝って、全力女子としての歴史をスターダムに刻みたかったんですけど。やっぱりパワー負けっていうのも、もちろんそうでしたし、あとテクニックでもミスがあって自分で足を引っ張る感じで。あと、自分は何を捨てればいいんだろうって。友達と遊ぶ時間ももちろん削っているし、勉強する時間だって、ぶっちゃけそんな成績はよくないですけど……あと何を捨てればいいんだろう、って。もっと強くなるためには、あと何を捨てればいいんだ、って……」


▼スペシャル・シングルマッチ 15分1本勝負

世IV虎

15分00秒
時間切れ引き分け 
松本浩代

 2011年11月にシングルマッチで対戦した際は、残り時間30秒のところで松本が勝利し、敗れた世IV虎は病院送りに。リベンジに燃える世IV虎は、リングインすると松本に中指を突き立てるが、松本はニヤリ。
 余裕の表情で握手を求めた松本だが、無視した世IV虎はショルダータックルで奇襲攻撃。さらにアトミックドロップからのショルダータックルで松本をなぎ倒した世IV虎は、ヤンキー座りで中指を突き立てる。怒った松本もショルダータックルを返してなぎ倒すと、ヤンキー座りでの中指をお返し。

 さらにヘアホイップで投げていった松本は、ドロップキックから世IV虎をロープに張り付けて踏みつけてから「食らえ、30キロ!」と叫びながらダブルニードロップを落とす。さらに「食らえ、20キロ!」と叫んでのダブルニーからシットダウン式コブラツイスト。エルボーで向かってくる世IV虎をハンマーでねじ伏せた松本だが、世IV虎もファイアーマンキャリーで持ち上げようとする。
 これを踏ん張ってジャーマンで投げ捨てた松本は、世IV虎をコーナー二段目に寝かせるとコーナースプラッシュをお見舞い。アルゼンチンで持ち上げれるのは阻止した世IV虎だが、松本はニーリフトを連打。世IV虎はチョーク攻撃を返すと、今度こそファイアーマンキャリーで持ち上げてからフロントに投げ捨てる。

 松本もエプロンに出てから世IV虎をコーナーに叩き付けようとしたが、逆に叩き付けていった世IV虎はロープ越しにラリアット。さらに世IVドンで松本をリング内に入れると、顔面ウォッシュをお見舞い。
 さらに串刺しラリアット2連発から、逆に串刺しラリアットを狙った松本をラリアットで迎撃。そこから胴絞めスリーパーに捕らえた世IV虎だが、松本は辛くもロープに脱出。世IV虎は対角線ダッシュしてからのセントーンを落とすと、コーナーに登っていくが、立ち上がった松本はアルゼンチンで担ぎ上げると東海道落としを決めていく。

 カウント2で返した世IV虎だが、松本がコーナーへ。だが、今度は世IV虎が背後から世IVドン。続く上からヨシコを剣山で迎撃した松本は、突進してきた世IV虎をニーリフトで迎撃するとブレーンバスターの体勢に。これをショートレンジラリアットで切り返した世IV虎だが、ロープに飛んだ世IV虎に追走式体当たりを見舞った松本はファルコンアロー。
 10分を経過し、リバーススプラッシュ式ダブルニーを落とした松本はバックドロップの体勢に。必死でロープを掴んだ世IV虎は、カウンターでのスリーパーに捕らえるが、松本はエルボーで脱出。

 エルボー合戦になると、お互いに意地でも倒れない。ワンツーエルボーを叩き込んだ松本に対し、世IV虎は左右のハンマーを返すとアティテュード・アジャストメントで叩き付ける。そこからコーナー二段目に登った世IV虎はダイビング・セントーンを投下。
 カウント2で返した松本に対し、世IV虎はコーナー最上段に登っていくが、立ち上がった松本はデッドリードライブ。それでも立ち上がった世IV虎だが、松本はバックドロップで投げていく。残り時間2分となり、カバーした松本だがカウントは2。

 ラリアットの相打ちからパワーボムを狙った松本だが、リバースで切り返した世IV虎はラリアット。松本がカウント2で返したところで残り時間1分。コーナーに登った世IV虎を追いかけた松本だが、ヘッドバットで叩き落とした世IV虎はダイビング・セントーン。これをかわした松本はバックブローを叩き込むが、これもカウントは2。
 ならばとバックドロップで投げていき、カバーした松本だが、世IV虎の足がロープにかかる。立ち上がった世IV虎はショートレンジラリアットでなぎ倒してカバー。しかしここで15分ドローを告げるゴング。試合後もお互い掴み合いになり、「負けていない」とアピールした。













★試合後コメント

世IV虎
「あー、マジ悔しい。前に松本にシングルで1回当たったときに、残り15秒あたりのギリギリで(3カウント)取られて。しかもその後、病院送りにされて。で、今回。それから久しぶりの2回目のシングルだったんですけど、今回、自分、本当に勝つしかない! 病院送りの借りも返さないといけないし、前に時間ギリギリに取られた借りもまとめて返さないといけないと思ってたから。後楽園、しかも2周年で最高の舞台で、アイツに勝つ気しかなくて……引き分けって。全力ブスが解散するって言って、松本も解散するのにまだ気持ち悪いポーズとるとか言ってて。そういう面でも本当に気に食わないし。別にスターダムの人間でもないのに、スターぶって粋がって。そういう奴は本当にムカつくんで、これからもチャンスがあればアイツをぶっ潰していきます。死にませんよ、自分は」

 

松本浩代
「引き分け……ハァ……ハァ……負けたとは思っていないけど、結果は結果なんで。2013年、自分の目標の中で高橋奈苗の持つ赤いベルトをもう1回狙っていくことを目標に掲げたんですけが、今回スタートで世IV虎とドロー。結果として、予想外、予定外、想定外だったかなぁと。世IV虎にはいろいろ言われ続けてて、でも結果を残しているのは自分で。口だけ番長と思っていたんですけど、今回ドローにされちゃったんで、赤いベルトどうこうの前に世IV虎ともう1回決着をつけないといけないなと思いました。まぁただ、世IV虎の中で見かけ倒し、口だけっていう部分も穴だと思います。そういうものは本人は気付いていないと思うし、自分は見えているんで。赤いベルトだけじゃなく、世プロレスラーとしての世IV虎……キチンと見つめなきゃいけないなと思いました。ただこの闘いで、正直タイトル戦を上回る試合を世IV虎と見せられたんじゃないかなという自信もあるので、今年自分に期待してください!」


▼ワンダー・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負

[王者]
愛川ゆず季

13分54秒
ゆずポンキック・ブルー→片エビ固め 
[挑戦者]
宝城カイリ●
※愛川ゆず季が6度目の防衛に成功

 ビッグマッチバージョンにアレンジされた入場曲に乗り、険しい表情で入場した宝城。対する愛川の余裕の笑みを浮かべながら入場。ガッチリと握手を交わすと、宝城はタックルを仕掛けるが、愛川はかわしてみせる。
 力比べにいこうとしたところにローキックを叩き込んだ愛川だが、宝城はリストロック。腕を振り払った愛川だが、宝城はしつこくリストロック。これを切り返していった愛川は、腕を捻りあげてゆずポン・アームロックへ。

 そこから腕十字を狙ったが、上になった宝城はマウントエルボー。スイープした愛川もエルボーを返すが、宝城はなおも上になってエルボーを落とすと腕十字の体勢に。うまく防御した愛川は再びアームロックへ。これを脱出した宝城だが、愛川はバックに回ってスリーパーへ。立ち上がった愛川はサッカーボールキック。
 さらに首4の字固めに捕らえた愛川だが、宝城はロープに脱出。容赦なく蹴っていった愛川は余裕のガッツポーズからエルボー。

 しかし宝城も蹴りをかわしての張り手を叩き込むと、チョップの乱れ打ち。ロープに張り付けてのダブルチョップからドロップキックを叩き込んだ宝城は、イカリに捕らえる。腰に爆弾を抱える愛川は、これで大きなダメージを負い、腰を抑えてうずくまる。
 宝城は串刺しスピアーを狙ったが、かわした愛川はコーナーに激突した宝城を蹴っていくと、パイパイアタック2連発。続くフィッシャーマンズ・スープレックスはカウント2だったが、愛川はまだ立ち上がっていない宝城を容赦なく蹴ると、さらに張り手。

 愛川は腰辺りにYKレッド(カカト落とし)を落としてから、引き起こしてYKブルー(後ろ回し蹴り)。これをキャッチして股下に潜り込んだ宝城はシャチホコ式の逆片エビ固めへ。両足を抱え込んで逆エビ固めに移行したが、愛川は辛くもロープに脱出。宝城はダイビング・エルボードロップを愛川の腰に落とすと、もう一度イカリに捕らえる。
 丸め込みで切り返した愛川は、腰を抑えながらも立ち上がるとエルボー合戦へ。口の中を切った愛川だが、宝城のランニングエルボーを受け止めると、追走式ミドルキックからSTFへ。

 「カイリ」コールが起こる中、どうにかロープに逃れた宝城。10分が経過し、愛川のYKブルーをエルボーで迎撃した宝城は、水面蹴りをかわすと掟破りのゆずポンキック(カカト落とし)。さらに前方回転ネックブリーカーを決め宝城はスピアーからスライディングDを放っていくが、ダメージからはダッシュが足らず当たりが浅い。
 後頭部→正面とスライディングDを連発した宝城だが、愛川は上体を起こす。ならばとコーナーに登った宝城はハーフダウンの愛川にスライディングD・フロム・ヘブンを投下。

 なおもスライディングDを放っていく宝城だが、蹴りで迎撃した愛川はシャイニングゆザードを発射。宝城の右肘を破壊する勢いで蹴り飛ばした愛川は、倒れた宝城を踏みつけてからフィッシャーマンの体勢に。首固めに切り返した宝城は、張り手から逆にフィッシャーマンズ・スープレックスで投げていく。
 回転足折り固めをカウント2で返された宝城は張り手の乱れ打ち。だが、張り返していった愛川はローキックから左右の張り手。そしてYKイエロー(ハイキック)からのYKブルーを叩き込んで3カウント。













 夕陽と松本もリングに上がって宝城を介抱。その横では愛川はグラビアポーズで記念撮影に応じる。これにて全力女子にケジメをつけた形となったが、マイクを持った愛川は「このグラレスラーの白いベルト、防衛出来ました。ありがとうございました。ありがとう! この宝城カイリ選手、同じ全力女子で、今回全力女子解散マッチだったんですけど、まぁこれからもほーちゃんは全力女子がなくなっても全力スピリットでずっと邁進してもらいたいなと思います。
 そして全力女子、私と宝城カイリ、松本さん、夕陽ちゃん、そして美闘さんも。みんなで全力女子として闘えたことを私は忘れません。グラレスラーゆずポンにとって欠かせないものだったと思います。今日で全力女子解散……だけど仲間として切磋琢磨(していきましょう)。私も負けません。なので、最後に一緒にポーズをしましょう(苦笑)」と言うと、松本が率先してセクシーポーズ。夕陽だけは相変わらずファイティングポーズだったが、最後は4人でポーズを決めて全力女子に別れを告げた。
 
 また、休憩明けに3・17後楽園ホール大会で愛川ゆず季vs.センダイガールズプロレスの里村明衣子が行われることが発表された。
 
★試合後コメント

愛川ゆず季
「見事、この白いベルト、グラレスラーの象徴でもあるこの白いベルトを防衛出来ました。ありがとうございました。宝城カイリ選手、同じ全力女子としてデビュー戦から一緒に闘ってきたんですけど、もう今の時点ではやはり私は何ひとつ、宝城カイリ選手に負けているところはなかったんじゃないかなと改めて思いました。なんですけども、ほーちゃんが生まれ持っている一生懸命闘うってことをこれからも持って、プロレスラーとして闘っていってほしい選手だなと思います」
ーー普段以上に厳しい攻めが多かったような気がしたんですが。
「あ、本当ですか? たぶん気のせいだと思います。私的には本当にいつも通りの全力ゆずポンで闘ったので。まぁそれだけ宝城選手との差があったんじゃないかな、と思います」
ーーいつも通りということですが、余裕もあったんじゃないかなと。
「まぁそうですね。前回、後楽園で高橋奈苗選手との闘いだったので(苦笑)、その差はあると思うんですけど。もう何せ私の体調が良かった!(笑)。もう年末は毎日39°で、点滴打って、注射打って、仕事して、試合していたので、(それと比べると)全然絶好調ゆずポンなんじゃないかなと。2013年、これで突っ走っていきたいなと思います。引退発表したんですけど、全然実感がないんですよ。今までと何も変わらない。ひとつも。でも周りの人の見目とか、かけられる声はやっぱり変わってきているので、まぁそうなのかなと段々実感が沸いてくるんじゃないかな、と思います」
ーー実際あと3カ月ですけど
「そうですね。やっぱりもう私がプロレスラーとして闘って行ける選手は限られているので、1試合1試合全力で、全力女子スピリッツで闘っていきたいなと思います」
ーー今後はユニットには所属しない形になる?
「そうですね。まぁ私は元々一人が好きなので(苦笑)。好き勝手暴れたいなと思います」
ーー今日闘った宝城選手は愛川選手のあとを引き継ぐためにもベルトが欲しかったと思うが
「いや、どうなんでしょうね? 私のマネをしてるのかなって今日思ったんですけど。キックをいきなりしてきたり、フィッシャーマンをやってきたりとか(苦笑)。まぁいくら私の技をマネしてもゆずポンにはなれないよって私は思うんですけど。まぁ私は私で来た道なので、ほーちゃんにはほーちゃんの道があるんじゃないかなと思うし、その根底にある“全力”っていうのは同じかもしれないけど。期待したいなと思います」
ーー次の防衛戦の相手とかっていうのは?
「そうですね。アピールしてくれているのは惡斗選手が(苦笑)、何かずっとsぴー津はしてきているんですけど、最近やったばかりなので。何か増量するとか言ってたんで、身体が短期間でどれだけ大きくなるか分からないですけど、それだけの自信が(あれば)。まぁ私も今、絶好調なので、いつでも闘いたいなと思います」
ーーやはり最後まで白いベルトを持って?
「そうですね。今回、このベルトを持ってまた地元に帰れるっていうのはすごい嬉しいですし、もうこれは私の四国のホワイトハウスの神棚に飾らないといけないので。グラレスラーだったんだよっていう、私の遺品になるんじゃないかなと思います(笑)」
ーー実際持ったまま引退してしまうと、スターダムからタイトルがなくなってしまいますが
「このベルトはグラレスラーのベルトだった、ってことでいいんじゃないでしょうか? わざわざ作らなくてもと思いますけどね(笑)」
ーー残り3カ月半でやっておきたい選手とかいますか?
「やっぱりスターダムの中にもまだ闘ったことがない選手がいるので、闘ってみたいなとは思いますね」
ーー年末は風邪か何かですか?
「はい、去年の年末に、喉の甲状腺に菌が入ってしまって息が出来なくなって。高熱で、大変だったんです」
ーーじゃあ12月24日は体調の悪い中で?
「そうですね。今、思えば。改めて映像とか見ると、わぁしんどそうだなって(思います)。でも気持ち的に試合に持っていかないといけないので、自分では大丈夫って思ってたんですけど」
※ここで小川代表から3月17日の後楽園ホール大会で愛川の相手が里村明衣子に決まったと発表がある
「いきなり大物が来ましたね。サラッと(笑)。ワクワクしてきました」
ーー里村選手はどういうイメージですか?
「いやぁ……私、女子プロレスのこと全然知らなくて、デビュー戦の時に高橋奈苗選手にお会いしたんですけど、その時に『私が女子プロレスのトップだから』って紹介されて。でも私は実際、里村選手を見た時に『まだトップはいるじゃないか』と、正直思ったんですよ(苦笑)。それぐらい私は衝撃的な……こんな強い人もいたんだな、と思いましたね」
ーー対戦経験はないですよね?
「ないですね」
ーー高橋vs.里村戦を見て思うところはありましたか?
「いやぁ……何か歴史を感じたんですね、私の中で。なので、またやはり私はグラレスラーとして背負っているものがあるので、誰と闘うにも全力で闘っていきたいなと思います」
ーーこの試合にベルトを賭けたい気持ちはありますか?
「このベルトはスターダムの(所属選手しか挑戦できない)ベルトなので。赤いベルトはみんな(他団体の選手でも挑戦して)いいらしいんですけど。そういう規定がありますので(苦笑)」

 

※宝城カイリは試合のダメージによりノーコメント

初代アーティスト・オブ・スターダム王座決定戦 30分1本勝負
<川崎葛飾最強伝説代表>
夏樹☆たいよう
鹿島沙希
安川惡斗

9分56秒
 アクトロック

<SHIMMER代表>
中川ともか
ポーシャ・ペレス
ケリー・スケーター●

※川崎葛飾最強伝説代表が初代王者チームとなる

 試合前にアメリカで制作されていたアーティスト・オブ・スターダムのベルトが、トラブルにより届いていないとアナウンスされる。だが、そんな状況ながらも決勝に駒を進めたSHIMEER代表チームと川葛代表チームは気合いの入った様子で登場。
 川葛が作戦会議をしている背後からSHIMEER代表が奇襲攻撃を仕掛けていって試合開始。夏樹と鹿島を排除し、惡斗を捕まえたSHIMEERチームはトレイン攻撃。だが、惡斗もポーシャを丸め込んでいくと、鹿島にタッチ。

 クルクルフェースクラッシャーを決めた鹿島だが、ロープに飛んだところを場外にいた中川が足をすくって倒す。すかさずポーシャとケリーが合体式アームホイップで投げると、中川を加えた3人で一斉にドロップキック。中川は側転からのドロップキックを叩き込むと、鹿島をロープに張り付けて踏みつけると、中川は口に含んだ水を吹きかける。
 セコンドの世IV虎が猛抗議するが、なおもポーシャが鹿島をブレーンバスターで投げてから中川にタッチ。中川がフィッシャーマンを狙ったところを丸め込んだ鹿島だが、ポーシャとケリーがタッチを阻止。

 「ふざけんじゃねぇ!」と中川にエルボーを打っていった鹿島は、フェースクラッシャーで叩き付けてようやく夏樹にタッチ。ドロップキックからロープに飛んだ夏樹だが、背後からポーシャが蹴っていく。しかしカンフー殺法でSHIMEERの3人を次々になぎ倒していった夏樹は、中川に対してミサイルキックを発射。
 オクラホマロールで丸め込んだ夏樹だが、中川も丸め込みで切り返す。夏樹のジャックナイフ式エビ固めをブリッジで切り返した中川は首固め。だが、夏樹も立ち上がってドロップキック。

 タッチを受けた惡斗はストレッチマフラー。ロープを掴んだ中川だが、惡斗はACTスペシャルを狙う。これを背後に逃れた中川はDDTで叩き付けてからコーナーに登るが、鹿島が足止めすると惡斗はACTスペシャルの体勢に。そこに夏樹と鹿島が加勢して叩き付けると、惡斗はコーナー二段目から惡トーン。
 これをかわした中川は唸れ豪腕。カウント2で夏樹がカットするが、中川は惡斗にフィッシャーマンズ・スープレックスからのC.R.B.。

 これも夏樹がカットしたが、ケリーが惡斗をファイアーマンキャリーで抱え上げてフロントに叩き付けるとハイキック。これをキャッチしてバックエルボーを叩き込んだ惡斗。さらにコンプリート・ショットでコーナーに叩き付けると、夏樹が入ってきて串刺しドロップキック。そこから惡斗がコーナーに登ると、ケリーが追いかけようとする。
 夏樹と鹿島が引きずり降ろすと、そこからコーナー上の惡斗をファンタスティックフリップで叩き付け、さらに3人でハイジャック式パワーボムを決める。そして夏樹と鹿島が「惡斗、上がれ!」と指示すると、惡斗がコーナー最上段から惡トーンを投下。

 だが、カットに入った中川はケリーとのサンドイッチキック。そこからケリーが滞空時間の長いブレーンバスターで叩き付けるが、惡斗はカウント2で返す。ケリーはバズソーキックを放っていくが、蹴り足をキャッチした惡斗は秘技アクトロックで丸め込んで3カウント!












 殊勲の3カウントを奪った惡斗の横で夏樹と鹿島が抱き合って喜ぶ。そして惡斗を抱え起こして勝ち名乗りを受けた川葛。ベルトはないが、これが鹿島と惡斗にとっては初戴冠! だが、夏樹は「ちょっと待ってください、ベルトないんですか? 間に合わないってどういうことだ、オイ!」と小川代表に猛抗議。
すると惡斗が「ここに……あのピンクと黄色と青のベルトが……」と腰に手を当ててアピール。すると夏樹も「おぉ! あの純粋な人にしか見えないというベルトがここに! みんなも見えるよね?」と惡斗に“乗っかり”、最後は“エアベルト”をアピールしながら3人で仲良く記念撮影に応じた。
 
★試合後コメント

夏樹☆たいよう&鹿島沙希&安川惡斗
夏樹「よっしゃー、ありがとうございました!」
鹿島&惡斗「ありがとうございました!」
夏樹「ベルト獲ったぞー!」
惡斗「初代です! 初代です!」
夏樹「初代! 初だよ、初!」
鹿島「初代!」
夏樹「三冠、よっしゃー! 本当、川葛最強だね。スターダム内のベルト、これから全部川葛が総ナメしちゃうと思うんで」
惡斗「白いベルトもこの勢いで突っ走って、あい、愛川から……」
夏樹「はぁ?」
惡斗「愛川からアタシが獲る! 以上! よっしゃー!」
夏樹「(持っているはずのベルトは)黄色、黄色。(鹿島は)ピンク。純粋な人には見えると思うんで」
惡斗「そのうち浮かび上がってくる。ここに」
夏樹「これからも川葛がスターダムを引っ張っていくんで、よろしくお願いします!」
鹿島&惡斗「しゃー!」
ーー勝因はどこにあると思いますか?
夏樹「勝因はですね、やはりどこのチームよりもパズルのピースっていうんですか? それがガッチリ合っているチームっていうのは、自分たちだけだと思うんで、こことここ(=鹿島と惡斗)は合わないんですけど、合わない分だけ自分が間に入った時にすごい力を発揮する……発揮できたチームだと思うんで。1人1人のスキルを発揮出来たんじゃないかなと思います」
ーーこれでユニット対抗戦もリードしたんじゃないかなと思いますが
夏樹「そうですね。もう他にうちらの超えるようなユニットないし、全力女子も解散っていう」
惡斗「何かあったのかなかったのか分からないユニットですからね」
夏樹「元から上辺だけのないようなユニットだったんで。まぁうちらが巻いて当たり前かなっていう」
ーー三冠の夏樹選手としては次の目標は?
夏樹「次の目標は赤いベルトです。去年は一度も挑戦出来なかったんで、今年こそは必ず高橋奈苗を倒したいと思います」
ーー親分として獲ったことはキャリア的にもよかったんじゃないですか?
夏樹「そうですね。こんなに素晴らしい子分たちが(笑)」
鹿島&惡斗「親分〜!(笑)」
夏樹「幸せだよ、使えないけど(笑)」
惡斗「以上!」

 

中川ともか&ポーシャ・ペレス&ケリー・スケーター
中川「今回は負けたけど、この3人はアメリカでも組んでいない3人なので。超レアな3人だと思うんで。また近いうちにあのベルトを獲りに行きたいと思います。クソ! OK、ネクストタイム、チャンピオン!」
ポーシャ&ケリー「イエス!」

 
▼ワールド・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負

[王者]
高橋奈苗

19分00秒
ワンセコンドEX→片エビ固め 
[挑戦者]
木村響子●
※高橋奈苗が7度目の防衛に成功

 煽りVの中では「お気に入りの武器がある……拳ですね」と語った木村が、坂口征夫とスパーリングする映像も。さらに木村は「モンスター軍は征服したいんじゃない。逆に“解放”してやるよ」と語った。
 その木村はヘイリーを帯同して入場。対する奈苗はナナエ軍団のメンバーに先導されて入場。握手を求めた奈苗だが、木村は当然拒否。

 片足タックルを狙った奈苗を逆に胴タックルでテイクダウンした木村は、いきなり腕十字へ。慌ててロープに逃れた奈苗だが、木村がなかなか離さない。ようやく木村が離すと、奈苗は右腕を抑えて悶絶しながら場外にエスケープ。うめき声をあげる奈苗に向かって「終わりか、コラ!」と挑発する木村だが、和田京平レフェリーが一喝。
 「出来る、出来る、出来る!」といいながらリングに戻った奈苗だが、木村はリフトしてからテイクダウンするともう一度腕十字を狙う。必死に防御する奈苗だが、マウントを取った木村は右腕にストンピングを落とす。

 さらにショルダーアームブリーカーから奈苗の右腕をロープに巻き付けてのアームブリーカー。うずくまる奈苗に対し、木村はコーナーからフットスタンプを奈苗の右腕に落とす。そして一気にチキンウイング・アームロックに捕らえるが、奈苗は肩口まで抱え上げてコーナーに叩き付ける。
 串刺し攻撃を狙った奈苗をエプロンに追いやった木村は、側頭部にビッグブーツ。さらにエプロンに倒れた奈苗にスリングショット式フットスタンプを落としていった木村は、ワキ固めを狙う。素早く前転して防御した奈苗だが、再びマウントを取った木村は腕固めへ。

 ロープに足を伸ばした奈苗だが、木村は右腕をロープに巻き付けると、両足で踏みつける。対角線上から串刺しビッグブーツを狙った木村だが、かわした奈苗は串刺しラリアット2連発。さらにカナディアンバックブリーカーからコーナーに叩き付け、木村を逆さ吊りにしておいてコーナースプラッシュ。
 そこから木村をコーナーの上に乗せた奈苗は、最上段から雪崩式ブレーンバスター。続けて二段目から冷蔵庫爆弾を投下した奈苗は、さらに最上段から冷蔵庫爆弾。これをかわした木村は奈苗の顔面を蹴り上げていく。

 奈苗は丸め込んでから腕固めに捕らえると、アルバトロスに移行。そのまま立ち上がった木村はバックドロップで投げるが、奈苗はアルバトロスを離さない。再びバックドロップで投げた木村だが、それでも離さずに絞め上げる奈苗。3発目のバックドロップを狙った木村にエルボーを連打した奈苗は、ジャンピングアームブリーカー。
 だが、木村は下になった状態から三角絞めで奈苗を捕獲。10分が経過し、前転してロープに逃れた奈苗に対し、スタンディングのアームロックを極めた木村だが、奈苗は投げ捨てジャーマン。だが、木村もすぐに投げ捨てジャーマンを返す。

 ならばともう一度ジャーマンで投げ捨てた奈苗だが、木村もビッグブーツからエルボー。しかし気迫で木村をロープに押し込んだ奈苗はショートレンジラリアットを連打してロープへ。追走式ビッグブーツを叩き込んだ木村は、ボディブローを連打するとロープに飛ぶが、奈苗はラリアットで迎撃。
 突進していった奈苗をネックハンギングボムで叩き付けた木村は腕十字を狙う。回転して逃れようとする奈苗に絡みつき、胴絞めスリーパーに捕らえた木村。「奈苗」コールが起こる中、どうにかロープまで回転して脱出した奈苗。

 立ち上がった奈苗はシャイニング膝アッパーを叩き込むと、コーナーに登っていくが、木村は下からビッグブーツ。だが、蹴り足をキャッチした奈苗はレッグブリーカーからエルボーで木村を叩き落とすと冷蔵庫爆弾を投下。カウント2で返した木村はロープに飛ぶが、ラリアットで迎撃した奈苗は急角度のイクボムで叩き付ける。これもカウント2で返した木村だが、奈苗はショートレンジラリアット。
 これをかわしてノータッチヘッドバットを叩き込んだ木村。15分が経過し、ユラリと立ち上がった木村はエルボー合戦を仕掛ける。そこからバックドロップ2連発で投げた木村だが、3発目をナナラッカで切り返した奈苗。

 それでもすぐに立ち上がってビッグブーツを返した木村。ダブルダウン状態から先に立ち上がった奈苗は拳を握るとナックル。これをブロックした木村はノータッチヘッドバット。奈苗もブロックすると、逆にヘッドバット。木村もノータッチヘッドバットを返していくが、奈苗は左右の張り手からグーパンチを叩き込むと、垂直落下式ナナラッカ。
 これをカウント2で返した木村はグーパンチ2連発を叩き込む。グッタリと倒れ込んだ奈苗を見て、和田レフェリーはダウンカウントを数え始める。奈苗が何とか立ち上がったところにビッグブーツを叩き込んだ木村はガッチリ抑え込むがカウントは2。

 すると木村のビッグブーツをかわした奈苗はリストクラッチ式急角度バックドロップ。さらに木村の顔面をニーリフトで突き上げると、シャイニング膝アッパー。木村もビッグビーツを返すが、奈苗は延髄斬りからグーパンチを叩き込むと、ワンセコンドEXで叩き付けて3カウント。













▼エンディング

 木村は口から流血しながら大の字に倒れ込む。まさしく死闘を制して7度目の防衛に成功した奈苗は、マイクを持つと「ありがとうございました! きつかったけど、どうにかこのベルト、7度目の防衛出来ました! 木村……木村……木村響子から3カウント奪ったんだから、これで文句ないだろー!」と絶叫。
 続けて「何を言われても私は闘う王者として、まだまだこのベルトを守っていきたいと思います! 何と言っても今日はスターダム2周年記念日です。旗揚げからいろいろなことがあって、順調なことばっかりじゃなかったから、シンドイ時もあったけど、でもそんな時に助けてくれる周りの方や、何よりこうやって足を運んでくださるお客様、皆さんがいたからスターダムのみんなここまでやってこれました。ありがとうございました! これから何が立ちはだかったもみんなで一丸となって乗り越えていきたいと思います。スターダムの輝く3年目、みんなで頑張っていきましょう!」と感極まった様子で語ってから、選手たちにリングに上がるように言う。

 選手がリング上に揃ったところで奈苗は「次の後楽園は3月ですが、3月で何と愛川ゆず季……ゆずポンね、次で最後の後楽園になってしまいますね。またシングルやりますか? 私とシングルやりますか? カード決まったの?」と、白いベルト6度目の防衛に成功した愛川に4度目のシングル戦を要求!
 すでに里村戦が決定している愛川は拒否するが、奈苗は「そんなのどうでもいいじゃん! ……まぁ考えておいて。いつでもどこでも私はやってやりますからね。ということでスターダム2周年記念大会、本当にご来場ありがとうございました! シングル3本、そして6人タッグも今日、チャンピオンも決まりました。ベルトはなかったけど……お前ら、裸の王様か! スターダム3年目に向かって明るく元気にやっていきたいと思いますので、スターダムをよろしくお願い致します! それでは私がチャンピオンとして締めさせていただきたいと思います! 今日来て下さった方々、みんなが主役です。私たちも主役です。みんなでスターダムを作り上げていきましょう! よろしくお願いします。では、いくぞー! 今を信じて、明日に輝け! We are STARDOM!」と2周年記念日を締めくくった。

★試合後コメント

高橋奈苗
「スターダムの2周年記念大会で、最後締めることが出来て光栄に思います。正直、きつかったですよ。きつかったけど、ここで倒れるわけにはいかない。その意地だけです。肩上げられたのは、立ち上がれたのは意地だけで、どっか気が遠くなりそうま時も、お客さんの『奈苗!』っていう声に現実に戻してもらって、立ち上がれたので、チャンピオン高橋奈苗っていうのは改めて自分一人だけで立っているんじゃなくて、お客さんのみんなとセコンド、ナナエ軍団のみんな、一緒にチャンピオン高橋奈苗っていうのがあるんだなと、今日実感しました。こうやって今日も子供がチラホラかわいい声で応援してくれたのも聞こえて、こうやって正義は勝つんだってことを子供や大人にも、私が胸を張って歩いていくことで伝えていきたいと思います」
ーー木村選手がラフではなく関節技で攻めてきたのは予想外でしたか?
「あ〜、予想外とは違う……かな。う〜ん、だってそれが当たり前のことだから。今までがやれ場外だ、やれ凶器だと、そっちのほうが頭おかしい! そうやってなりきりヒールはもういいんで、スターダムのリングでは。こういう姿で身をもって、ああやってお客さんに見せられるんだから。胸張って木村響子っていうレスラーをスターダムで作っていけばいいじゃん! 私はそう思います。試合前に裸の王様とか言われたのが何か……周りが見えてないなと、すごく思ったので。今日、木村響子がその勘違いに気付いてくれていればいいんですけど。まぁ見ての通り素直じゃないから、どう思っているか分からないですけど、今日勝ったのは高橋奈苗、それは間違いない。これで文句はないだろうと。私の前でひれ伏せと言いたいですね」
ーー次の後楽園で愛川ゆず季選手をとりあえず指名しましたが、愛川選手は里村選手との一騎打ちが決まったみたいで……
「そんなのどうでもいいじゃん、知らないし。愛川ゆず季のレスラー生活に私がなくてはならないと思うんで、私が優しい気持ちで言ってあげているんだから、それに応えればいいんじゃないですか? まぁまぁ里村選手……あ〜、里村選手か……私がやりたいっすよね。まぁ難しいですけど、タッグマッチとかに変更しましょうか? 全力女子も解散したことですし、愛川ゆず季とタッグを組みたいなと私は思っているんで。スターダムの二大チャンプだと思うんで、この2人が組んだらどうなるか、とても面白いことになるんじゃないかなと。対戦が出来ないならね。そっちもいいんじゃないでしょうか? まぁ本当にいろいろスターダム、旗揚げしてから順調にいると思われている思うんですが、まぁ順調なところは順調に来ていると思いますが、そうじゃないところもたくさんあって、課題もたくさんあるんで努力し続けないといけないなと思いますし、両国大会を成功させるってことはとてつもなく大きなことなので。私は今まで通り、今まで以上の努力を惜しまずに、今年は立ち向かっていこうっていう強い気持ちを年頭から持っているので。もっともっと世に出たいし、世に伝えたい、そう思っています。私がチャンピオンで気に入らない人がいるんだったら、力ずくでこの立場から私の場を奪えばいんですよ。そうじゃなきゃ面白くないし、闘っている意味がない。それを真っ向から受けるつもりでいるんで、誰が来ても構わないと思います」

 

木村響子
ーー試合を振り返って。負けてしまいましたが
「負けたの? 負けた? スリー? 覚えてないんだけど、全然。まぁ覚えてないから負けたうちにカウントしなくていいんじゃないですか。今日は今日。でもモンスター軍は止まらないんで。負けて止まるようなチームじゃないんで。むしろこっからなんで。3月、3月のホール。アルファ(フィーメル)呼ぼうよ。ロッシー小川に(飛行機の)チケット取るように言っておいてください。もう勝手に決定するよ! うん、スターダムに任せてられないんで。3月、アルファ、日本に来ます」
ーー高橋奈苗はどうでしたか?
「覚えてないんで何とも言いようがない。でも今日、景色が変わらなくてガッカリした人がいっぱいいるのは事実だからさ。高橋奈苗が強いとか弱いとかの問題じゃなくて、一番キャリアがある人が一番強いベルトを持ってる、それって当たり前のことじゃん(苦笑)。当たり前の毎日に飽きた人が観に来るのがプロレスだと思っているから。当たり前じゃないものを見せたい。諦めないよ。スターダムをひっくり返す、モンスター軍が」

 

★ロッシー小川代表総括
「とえりあえず今年は7回後楽園がありまして、その一発目ということで。これまで新木場をベースにやってきて、新木場に来てくださる固定客は出来てきたと思うんですけど、これからは後楽園! 後楽園をやっぱり当たり前にやれるようになって、そこで常連のファンをもっと増やしていきたい。だから後楽園をドンドン……ドンドンっていうか今年も7回やるので、そこで定着させていきたいなっていうのが第一ですね。あとは今日はちょっとベルトの不手際とかありまして本当に申し訳ないんですけど。だから6人タッグにしてもバラエティに富んだメンバーが揃ってきたので、面白くなってくると思います。あくまでも生え抜きとか、レギュラーとか、そういうものにこだわっていきたいんで、後楽園だからといって……まぁ次回里村選手が出ますけど、それはゆずポンが(後楽園ホール)最後だから。でもあくまでも自分たちのソフトにこだわっていきたいですね。あと2月17日なんですけど、吉乃すみれ選手がデビューします。対戦相手は未定ですけど、2月17日の新木場大会でデビューします」 

 
 奈苗vs木村の前哨戦は木村が完勝!新春ランブルは脇澤が優勝

スターダムSeason10『NEW YEAR STARS2013』
1月6日(日)新木場1stRING 12:00PM
観衆355人(超満員)

▼オープニング

 Kちゃんパンダと風香GM、全員が真っ白の新衣装で登場して、KARAの『ジェットコースターラブ』に合わせて新オープニングダンスを披露。踊り終えたGMが「皆さん、あけましておめでとうございます! 今日は早速忘れ物をしてしまって、開場時間が遅くなってスミマセンでした。今年はこんなことがないように後楽園7大会と両国大会を突っ走っていきたいと思います。皆さんの力が必要になっていくと思いますので、力を貸してください」と挨拶。

 そして選手入場式へ。PLANET、ケリー、川崎葛飾最強伝説、全力女子、ナナエ軍団の順に登場すると、この日の対戦カードを改めて発表。選手を代表して高橋奈苗が「皆さん、新年あけましておめでとうございまーす! 風香GMは今年も噛み噛みみたいですけど、それは気にせず私たちは今年も一丸となって頑張りたいと思うんですけど、3年目を迎えます。後楽園、両国、その先に向かって、選手、スタッフ一丸となって頑張っていきたいと思います。今年1年、応援のほどよろしくお願いしまーす!」と挨拶。
 最後は新春のお年玉ということで、サインボール投げを行った。

スターダム3WAYバトル 15分1本勝負
翔月なつみ
6分26秒
 横入り式エビ固め
横尾由衣●
岩谷麻優

 須佐えりがインフルエンザのため急遽欠場になったため、第1試合はタッグマッチから3WAYバトルに変更となった。
 岩谷はシルバーを基調とした新コスチューム&スカイブルーの猫マスク姿で登場。ゴングが鳴ると、岩谷自ら観客に「麻優」コールを要求。

 三つ巴の力比べからPLANETの2人は横尾を狙っていく。横尾へトレイン攻撃を見舞っていくが、横尾も左右のエルボーで反撃。翔月を突き飛ばし、岩谷にドロップキックを狙ったが、岩谷がかわすと翔月がダブルニーを投下してから卍固め。
 すると岩谷は星輝ありさとのタッグ時代に使用していたAMA固めを披露。

 さらに合体ブレーンバスターで横尾を投げると、翔月はダブルニーを投下。だが、蹴り足をキャッチした横尾はドラゴンスクリュー。岩谷にもドラゴンスクリューを投げた横尾は、翔月に足4の字固め。だが、岩谷がエプロンからスリングショット式フットスタンプを落とすと、続けて顔面へのミサイルキック。
 だが、岩谷の逆打ちを阻止した横尾はココナッツクラッシュ。すぐさま翔月が攻撃していき、コーナー二段目からのダブルニーを投下すると、岩谷が漁夫の利的にカバー。

 これに怒った翔月が岩谷にエルボーを連打。しかしロープに飛んだ翔月に岩谷はカウンターのスリングブレイド。翔月も突きを返すが、飛び付いた岩谷は回転エビ固め。だが、横尾が背後からスリーパーで捕まえる。
 その背後から翔月が横尾に飛び付き、オクラホマロールで丸め込んで3カウントを奪った。 













★試合後コメント

翔月なつみ
「去年は可もなく不可もなく、私らしい年というコメントを残したんですけれども、今年は地味かわいいとか意味分かんないキャッチフレーズから抜け出すためにも、やっぱ結果も残してドンドン勝っていこうと思います。新春バトルランブルも勝ちますんで、よろしくお願いします」

岩谷麻優
——惜しくも負けてしまいました
「いや麻優、返しましたよね! 麻優が別に(3カウントを)とられたわけじゃないんですけど、自分が取れなかったのがホント悔しいので。自分、実は3WAYで1回も勝ったことないんですよ。5回ぐらい経験させてもらってるけど、1回も勝てなくて。なので、次、3WAYする時は攻略して頑張りたいと思います」

横尾由衣
——デビュー第2戦でしたが
「いや、もう自分の力のなさがすごい分かって。本当はえりさんとタッグの予定だったんですけど、急に1人で闘うことになった時に、相手はタッグ同士だし、絶対狙ってくるだろうなと思ってたんですけど、予想以上にその二人の連携とかくらってたので。やっぱり試合の内容自体、2対1の状態で今回も何もできなかったので、これからさらにさらにナナエ軍団に入れたので、奈苗さん、脇澤さん、そして今日出れなかったえりさんのもとで、もっともっと練習して力をつけて、次はシングルでも、えりさんとのタッグでも、次も勝てるようにこれからまた1日1日を大切にして頑張っていきたいと思います」
——試合は前回より落ち着けました?
「デビュー戦よりは少しは落ちつけたかなとは思うんですけど、仕様が違うので比べ難いですけど、自分の心境的には少し自分のデビュー戦よりは落ちつけたと思います」
——顔面への強烈なミサイルキックくらいましたが
「そうですね、正直イラっときますけど、今後また岩谷麻優と闘う時はもっと倍に、このイライラをぶつけてもっともっとやり返したいと思います」

 

シングルマッチ 15分1本勝負
紫雷イオ
9分52秒
 マヒカ・デ・イオ
ケリー・スケーター●

 ケリーのセコンドにはSHIMMER代表として、14日の後楽園大会で6人タッグ初代王者決定トーナメントに出場する中川ともかがつく。コーナーに置かれたプロテインボトルを抗議するイオだが、ケリーは「ダイジョウブです」とアピール。レフェリーも「飲まなければいいんだ」と言うが、いきなりボトルに手を伸ばすケリー。
 慌てて阻止したイオはケリーの足をすくって倒すと、「よっしゃ、2013年!」とアピールしてから逆立ち式ダブルニーを13連発で落とす。

 さらにカバージョから鼻フックを見舞ったイオ。ケリーもショルダータックルを返すが、イオもショルダータックルを返すと、ケリーの串刺し攻撃をかわしてエプロンに移動。そして「盗ってやる!」とプロテインボトルに手を伸ばすが、ケリーは慌てて阻止。
 ケリーを場外に落としたイオはケブラーダを発射すると、ケリーをリングに戻してスワンダイブ式ミサイルキック。さらにスペース・ローリング・エルボーからフェースクラッシャーで叩き付けてからクロスフェースへ。

 ロープに逃れたケリーにはイオの619をかわすとトラースキック。ここで中川からプロテインボトルを受け取ったケリーだが、イオがアッパー掌底でボトルを吹っ飛ばし、ケリーにエルボーを連打。そして新幹線アタックを叩き込むと、ムーンサルトプレス。
 これをかわして自爆さえたケリーはプロテインを注入すると、Tシャツを脱ぎ捨ててショルダータックルでなぎ倒してから「カモーン!」と叫び覚醒。ファイアーマンキャリーで担いで屈伸してみせたケリーは、滞空時間の長いブレーンバスター。

 カウント2で返したイオはケリーの攻撃をかわしていくが、蹴りで片膝をつかせたケリーはランニングロー。だが、ハイキックをマトリックスでかわしたイオはバズソーキック。これをキャッチしてジャックナイフ式エビ固めで切り返したケリーは、バズソーキックからネックブリーカーを狙ったが、かわしたイオはダブルニー。
 さらにバズソーキックを叩き込んでからダブルアーム・フェースバスター。カウント2で返されたイオはプロテインボトルを奪い取り、ほとんどのプロテインを一気飲みするとムーンサルトプレスを3連続で投下してからマヒカ・デ・イオを決めて3カウント。













★試合後コメント

紫雷イオ
「よかった、勝てた! まっずい! なんじゃ、あのプロテインは? どこのメーカーだか知りませんけど、あんま美味しくないですね! オーストラリア製なんですかね? 私はプロテインは、DNSのマンゴー味が好きなので、次からケリーには、私の試合の時はそれを飲めと言いたいぐらい不味かったですけど、勝てました」
——絶好調ですね
「絶好調ですね! よかった、よかった! 新年出だし一発目、白星飾れたんで。まぁちょっとプロテインっていう強敵はあったけど、良かったんじゃないかなと思います」

ケリー・スケーター
「トレーニングして、またスターダムに帰ってくるわ。後楽園ではSHIMMERを代表する選手として最高のパフォーマンスを見せるわ」

 
▼ユニット対抗戦 8人タッグ 20分1本勝負
<全力女子>
愛川ゆず季
松本浩代
夕陽
宝城カイリ
12分23秒
ゆずポンキック・レッド→片エビ固め 
<川崎葛飾最強伝説>
夏樹☆たいよう
世IV虎
鹿島沙希●
安川惡斗

 この試合が4月に引退する愛川にとって最後の8人タッグマッチとなる。全力女子は4人でゆずポンキックポーズを披露すると、宝城が宝箱の中から餅を取り出して、4人で餅撒きをするパフォーマンス。全力女子が握手を求めようとしたところに川葛が奇襲攻撃を仕掛けて試合開始。
 鹿島が宝城にフェースクラッシャーから馬乗りエルボーを落としていくが、宝城もダブルチョップで反撃。続いて世IV虎に向かって松本が突進。担ぎ上げようとした世IV虎だが、背後に回ってジャーマンで投げた松本。しかし世IV虎も串刺し攻撃をかわして世IVドンを決めると、夏樹との合体攻撃を狙う。

 これを夕陽がカットするが、夏樹を抱えた世IV虎は夕陽に体当たり。だが、松本が押し倒すと、松本は倒れた世IV虎に夕陽を投げつける。さらに夏樹を捕まえた全力女子は太鼓の乱れ打ち。夕陽は夏樹の腕を取ってロープに飛び乗って前転してのアームドラッグ。
 夏樹もドロップキックを返すと、夕陽をロープに張り付け、川葛の4人で踏みつけていく。続いて惡斗がフロントネックロックで夕陽をブン回していくと、世IV虎がチョーク攻撃から担ぎ上げてコーナーに叩き付ける。バックフリップからカバーするが、松本がカット。だが、世IV虎はスリーパーで夕陽を逃がさない。

 何とかロープに逃れた夕陽はバックを取るが、夏樹が股下をくぐって背後に回り、夕陽を引き剥がしてドロップキック。だが、夕陽もミドルキックの連打を世IV虎に返すと宝城にタッチ。前方回転ネックブリーカーからダブルチョップを連打した宝城は、スクールボーイで丸め込むがカウントは2。
 宝城のスピアーを受け止めた世IV虎だが、背後から愛川が蹴りを連打すると、宝城のスピアーと愛川の水面蹴りを合体でお見舞い。だが、世IV虎もダブルラリアットで2人をまとめてなぎ倒すと、惡斗が愛川に向かっていく。

 しかし張り手からフィッシャーマンズ・スープレックスで投げた愛川。世IV虎が足をすくって倒すと、夏樹がフロッグスプラッシュを投下。惡斗もサンセットフリップからバックエルボーを叩き込むと、ACTスペシャルで叩き付けて鹿島にタッチ。フェースクラッシャーからケンカキック、飛び付き式ヒザ十字を決めた鹿島だが、愛川はロープに脱出。
 だが、夏樹が愛川の足を固定すると、鹿島が下から蹴り上げ、さらにコーナーから飛び付き式フェースクラッシャー。ここで惡斗がコーナーに登ると、夏樹が飛び乗って雪崩式アームドラッグで投げて愛川に惡斗を叩き付ける。

 10分が経過し、川葛は合体攻撃を決めると、鹿島がダイビング・フットスタンプ。そこに愛川を踏み台にして夕陽が鹿島にジャンピングキックを見舞うと、松本と宝城が愛川を持ち上げてYKレッド(カカト落とし)。夏樹も三角跳びプランチャを放っていくが、宝城がかわしてリングに戻ると、松本が宝城を持ち上げて場外の川葛に投げつける。
 リング上では愛川は鹿島にシャイニングゆザードからパイパイアタック。これを「気持ちワリィな!」と叫びながら蹴りで迎撃した鹿島はしじみで丸め込むがカウントは2。蹴りで反撃していった愛川はYKブルー(後ろ回し蹴り)からのYKレッドを叩き込んで3カウントを奪った。

 試合後、マイクを持った愛川が「あけましておめでとうございます。全力女子、新春一発目勝つことができました。引退を発表して残り4カ月、全力で白いグラレスラーを見せていきたいと思います。次の大会、後楽園ホールで白いベルトのタイトルマッチ、同じ全力女子の宝城カイリ選手から挑戦を受けましたが、今の時点ではキャリアも練習量も体格もひとつも負けていないと思います。思い出マッチにならないように全力を尽くして、非情なまでに攻めて絶対にベルトを防衛したいと思います」と言うと、宝城は「愛川ゆず季選手、何が起こるか分からないのがプロレスです。後楽園の向けて、1人マル秘の攻めの練習をしています。覚悟しておいてください」と言い返し、最後は4人全員でポーズを決めた。













★試合後コメント

愛川ゆず季&松本浩代&宝城カイリ&夕陽
愛川「全力女子、新年一発目勝つことができたんで、本当によかったと思います。これからも全力で頑張って行きたいと思います。よろしくお願いします」
——愛川選手、絶好調でしたね
愛川「そうですかね? 体調の方もよくなってきて、これからドンドンドンドン調子を上げて、さらに上を目指していきたいなと思います」
宝城「次の試合でゆず季さんとの白ベルトかかってるんですけど、また気持ちを入れ替えて正々堂々と闘いたいと思います」
夕陽「全力女子としては次の後楽園ホール、愛川さんと宝城さんが白いベルトをかけてタイトルマッチをするということなんですけど、私はキムラモンスター軍☆のヘイリー・ヘイトレッドとシングルを行うので、全力女子の夕陽としても負けられないので頑張って行きたいと思います」
松本「今回、全力女子、初めてこの4人が組んで勝てて、本当にこれが最後で、負けなくて良かったなという気持ちが大きいです。宝ちゃんに関しては白いベルト、ゆずポンと闘えるのは、本当にたぶん最後……」
宝城「はい」
松本「ゆずポンは強い」
宝城「はい」
松本「分かっていると思うけど、ココで負けたらリベンジとかできないから、その部分も心してしっかりゆずポンにぶつかっていってほしいなと思います」
宝城「はい」
松本「私は私で今年は赤いベルト狙っていきます。次は世IV虎なんですけども、世IV虎も目指してるところは同じだと思うので、絶対に負けるわけにはいかない。調子に乗ってブクブクブクブク太ってるんじゃないかなと思うので、ビシッと勝ちたいと思います」
——惡斗さんは愛川さんに向かってくる場面はありましたが
愛川「そうですね。惡斗はもういいですって思ったんですけど、まぁ時間は限られてますので、思い残すことなく闘っていきたいと思いますので。身体は一つしかないので」
——向こうの気持ちみたいなのは感じました?
愛川「でもまぁ結果はこないだ出てるし。そんな進化はしてないんじゃないかなと思ってるので、結果は変わらないんじゃないかなと思います」
——鹿島さんに対しては見下ろしてましたが
愛川「いや、無意識にやってたので。でもやっぱり鹿島沙希選手が、色んな遺恨じゃないですけど、思い入れはありますんで。その分、攻めも激しくなってしまったんじゃないかなと思います」

 

※川崎葛飾最強伝説はノーコメント

 
ユニット対抗戦 タッグマッチ 30分1本勝負

<ナナエ軍団>
高橋奈苗
●脇澤美穂

16分25秒
胴絞めスリーパー→レフェリーストップ 
<キムラモンスター軍☆>
木村響子
ヘイリー・ヘイトレッド

 奈苗が入場してくると、詰め寄っていって睨み付けた木村。握手を求めたナナエ軍団に向かって中指を突き立てたヘイリー。木村が先発で出て来ると、コーナーに下がった奈苗に向かって「ビビってんのか?」と挑発。すると脇澤が奈苗にタッチ。
 いきなり直接対決になると、ガブった奈苗がローリングしてグラウンドに持ち込むが、上になった木村はサイドにパスしていく。奈苗も足を取っていくが、マウントを取った木村は腕十字を仕掛ける。

 すぐに奈苗が脱出すると、両者は激しく睨み合いながらタッチ。脇澤をロープに押し込んだヘイリーはエルボーを連打するとヘアホイップ。だが、脇澤は顔面の唾攻撃から低空ドロップキックを見舞うと、キャメルクラッチに捕らえて奈苗を呼び込み、ナナミホポーズ。
 そこに木村が襲いかかり、奈苗を胴絞めスリーパーに捕らえると、ヘイリーは脇澤を蹴りまくる。さらに逆水平チョップから串刺しジャンピングニー。タッチを受けた木村が張り手を叩き込んでからロープに張り付けると、ヘイリーと両側から踏みつける。

 踏みつけフォールをキックアウトした脇澤だが、ヘイリーは逆片エビ固めへ。奈苗がカットに入るが、木村が入ってきて串刺し攻撃。これをかわしてネックブリーカーで叩き付けた脇澤はようやく奈苗にタッチ。ヘイリーとのトレイン攻撃をかわした奈苗は、2人まとめて串刺しラリアットを叩き込むと、木村に対して起き上がりこぼしラリアット。
 だが、ブレーンバスターをフロントネックロックで切り返した木村は、後方の投げてからアンクルホールドへ。回転して逃れた奈苗はアルバトロスに捕らえるが、木村は強引に立ち上がってバックドロップ。

 エルボーは相打ちになったが、そこから意地のエルボーを連打した奈苗はバックドロップ。木村もすぐに立ち上がってビッグブーツを返すと、奈苗のラリアットを腕へのビッグブーツで迎撃してからノータッチヘッドバット。さらにヘイリーも蹴っていくが、張り手を返した奈苗は足を取って逆片エビ固めへ。
 木村がビッグブーツでカットするとヘイリーがランニングニー。10分を経過し、奈苗が低空ドロップキックでヘイリーに尻餅をつかせると、脇澤が入ってきてドロップキック。さらに合体ブレーンバスターから脇澤がロープに飛ぶが、ヘイリーはカウンターのラリアット。

 さらに突進してきた奈苗を水車落としで投げたヘイリーは、ショートレンジラリアットでなぎ倒す。奈苗もカウンターのラリアットを返すと、脇澤にタッチ。ダイビング・ボディプレスを投下した脇澤だが、ヘイリーもバックドロップを返して木村にタッチ。脇澤の顔面を蹴り飛ばしていった木村は奈苗にもエルボーを見舞っていく。
 さらにヘイリーも入ってきて脇澤に合体攻撃を狙うが、奈苗が木村を捕まえると、脇澤がヘイリーを場外に追いやってから木村にクローホールドSTO。さらに雪崩式フランケンで投げると、奈苗のイクボムから脇澤がダイビング・ボディプレスを投下。

 フィッシャーマンバスターで叩き付けた脇澤だが、ヘイリーが戻ってきて脇澤をぶっこ抜きジャーマンで投げていく。さらに木村とのトレイン攻撃からヘイリーがラリアット。辛くもカウント2で返した脇澤は、合体攻撃を狙った木村にバックスライド・フロム・ベノム。だが、カウント2でヘイリーがカット。
 するとロープに飛んだ脇澤に木村は追走式ビッグブーツ。奈苗も木村に張り手を連打するが、木村はエルボーでなぎ倒すと、ヘイリーが叩き付けた奈苗に木村がビッグブーツ。さらにグーパンチで奈苗をKOした木村は、「よく見ておけ」とアピールしてから、脇澤をガッチリとスリーパーに捕らえていき、レフェリーストップで勝利。

 試合後、マイクを持った木村は「オイ、高橋奈苗! 最高だな、お前の泣きそうな顔。オイ、お前らも普段一番上でふんぞり返っている奴の泣きそうな顔、見たいだろ? そこらへんのお前らも見たいだろ? (※観客から「タイトルマッチは違うよ」の声が飛ぶ)タイトルマッチは後楽園ホールだ! 分かっているならお前、絶対に来いよ。後楽園ホールでベルト獲ってコイツの泣き顔を見せてやるよ。そしてスターダムの退屈な風景を変えてやるよ」と言い放つ。
 それを聞いた奈苗は「スターダム、次の後楽園で2周年を迎えます。ここまで来るのは決して順調ではなかった。私たちは道なき道を作ってきたいんです。私は後楽園、両国、その先を見ている! だから木村響子が何を叫ぼうがちっちゃなことなんだよ! 私がスターダムの風景を変えさせない! だから後楽園、期待しておいてください!」と叫んだ。 













★試合後コメント

木村響子&ヘイリー・ヘイトレッド
——見事勝利しました
木村「いいね! あんな顔、スターダムで見せたことないんじゃない? 高橋奈苗を泣かせる奴はスターダムの中にはいねぇだろ? あいつ泣かせんのがうちらの仕事だよ」
——タッグとしても好連携で差を見せつけましたが
木村「過去の名前にすがってるチームとはワケが違うんだよ。うちらは生きてるの今なんで。チームなうね、なう。なうが旬ですよ。違う? なうが旬? 旬て英語でなんていうの? 今が旬ですねモンスター軍は」
——次のタイトルマッチどんな試合で勝ちますか?
木村「とにかく高橋奈苗が今までスターダムで見せたことないような無様な顔を見せて、無様な姿を皆の前に見せて、その上で自分がベルト巻いてるっていう光景が想像できるんで。イメージできてるんで、問題ないです。飽きたでしょ、もう、スターダム。飽きたよね? いつから赤いベルト巻いてんのって。巻きっぱなしじゃつまんねぇだろ」

 

高橋奈苗&脇澤美穂
——残念ながら負けてしまいました
奈苗「今日は負けたけど、私はいつも負けるところから始まるんで。それが高橋奈苗だと思ってるんで。今年の始まりは……2013年の始まりは負けたかもしれないけど、この悔しい思いを高橋奈苗は、ナナエ軍団はバネにしちゃうんですよ。だから次、後楽園は勝ちます。木村響子は私がチャンピオンで退屈してる? 皆、そんな感じで言ってたけど、退屈するわけないでしょ! 高橋奈苗はどんどん進化してきて、同じことを続けたことなんて一度もない。ずっと変わり続けてるんで、木村響子の、あのなんだか分からない自分が中途半端、そのスタイルにスターダムファンは飽き飽きしてると思うんで、私が勝って木村響子はスターダムから消えてもらいます。(※脇澤に向かって)ごめんね、カバーできなくて」
脇澤「すいません。ほんと、後楽園の前哨戦みたいに組まれたカードなんですけど……」
奈苗「前哨戦じゃないよ! 前哨戦じゃない。今日は今日でナナミホの勢い出したかったし」
脇澤「すごい、負けたことが悔しいです」
奈苗「次、スターダム2周年なんで、3年目に向けて、もっともっとステップアップして行かないといけないので、ここで確実に私が勝ちます。そして、誰も木村響子がチャンピオンになる姿なんてイメージしてないと思うので、今年も私が引っ張らないと。スターダムと女子プロレス界を高橋奈苗が引っ張ります。その覚悟はいつだってできてるんで。ボロボロになっても何されても、立ち上がればいいだけです。ね、脇澤さん!」
脇澤「はい!」
奈苗「また立ち上がっていこう」
脇澤「はい。奈苗さんは絶対負けません。ナナエ軍団の団長として、私はセコンドでサポートして、私も後楽園で6人タッグのベルト獲って、ナナエ軍団の勢いをつけていきたいと思います」
奈苗「うん、頑張ろう!」
——木村さんが中途半端という発言がありましたが、どのへんが?
奈苗「もっとガツガツやりたいならガツガツやればいいじゃん。私は今こうやって喋ってるし、生きてるし、何かもっと……何かキムラモンスター軍の意義とかよく分からない。色んなことが中途半端にしか伝わってないと思うし、試合でやるならもっとやれって。結局なんかどうにかして食いつなごうとしてるようにしか思えない。私はこんなんじゃ全くへこたれないです」

 
▼KちゃんパンダSPインタビュー

 Kちゃんパンダと共に風香GMが登場し、この日のインタビューゲストとして紫雷イオを呼び込む。「新年一発目、お陰様で勝てました」と笑顔で挨拶したイオは、最後後から発売する限定福袋をPR。
 そして正月に何をしていたか聞かれたイオは「何と風邪をひいて寝込んでいました」と苦笑い。するとイオはGMに「なんで所属になって1年も経っているのに呼んでくれないんですか!」と抗議したイオだが、GMは「いろいろあってさ……」と苦笑い。

 するとGMは憧れだったDA PUMPのKENさんからFacebookを通じてメールが来たことを、控室で自慢していたことをイオに暴露されてしまう。さらにイオは「立ち話もなんですから何をしましょうよ。復帰したいとか言ってるから試合とか」と突然言い出す。
 GMが「ブーツだから」と拒んでいると、四期生の田久保愛梨が「自分とやりましょう!」と申し出る。仕方なくイオは田久保と一緒にロープワークを披露。そこから田久保の足をかけて蹴倒したイオは「ガッチリ試合やったあとだし、このあとバトルロイヤルもあるんだから! もっと空気読んでよ!」と田久保にダメ出し。

 GMも「空気が読めるようになったらデビューしてもらおうね」とキツイひと言。最後にイオは「何のベルトも巻いていないので、今年こそチャンピオンになる! チャンピオンとして相応しい人間になる」と今年の目標を語ってコーナーを締めくくった。

 
▼新春スターダム・ランブル
脇澤美穂
16分25秒
オーバー・ザ・トップロープ 

宝城カイリ
翔月なつみ● 

【退場順】①木村②ヘイリー③奈苗④松本⑤愛川⑥世IV虎⑦ケリー⑧夏樹⑨鹿島⑩イオ⑪夕陽⑫横尾⑬岩谷⑭惡斗

 ボーナストラックとして行われる全選手出場の新春スターダム・ランブルは、最初に3選手でスタートし、1分ごとに各ユニットが入ってくるというルール。
 まず最初の3選手として岩谷、宝城、脇澤が登場して試合開始。力比べを要求した脇澤だが、岩谷が2人まとめてタケコプターで投げていく。さらに脇澤に串刺しドロップキック。宝城も串刺しスピアーを見舞っていくと、怒った脇澤が2人を『まとめて』で叩き付ける。

 ここで1分が経過して、イオ、翔月のPLANETがケリーと共にで登場。岩谷を加えたPLANETで脇澤を集中攻撃しているところに、夏樹、世IV虎、鹿島、惡斗の川葛が登場。川葛は4人でほかの選手たちをまとめて攻撃していくと、選手たちを重ねて決めポーズ。
 さらにロープに張り付けていくが、ここで愛川、松本、夕陽の全力女子が登場。夕陽がスワンダイブ式ミサイルキックで惡斗を吹っ飛ばすと、宝城をオンブした松本がニードロップを投下。4人同時にゆずポンキックを落としたところで、奈苗と横尾のナナエ軍団が登場。

 一斉に奈苗を攻撃していく選手たち。夏樹が奈苗をコーナーに逆さ吊りにすると、全力女子がなぜか見せつけるようにセクシーポーズを取っていく。最後に木村とヘイリーのキムラモンスター軍☆が登場するが、奈苗に襲いかかっていったところを、奈苗はうまくオーバー・ザ・トップロープ(以下OTR)で失格にさせると、ほかの選手たちが協力してヘイリーをOTRにさせる。
 すると奈苗を除く全選手がスクラムを組んで、We are STADOMポーズ。1人取り残された奈苗はエプロンでWe are STARDOMポーズ。そこにほかの選手たちが一斉にタックルを見舞ってOTRで奈苗も失格。

 ケリーが松本を抱え上げて屈伸してみせると、松本もケリーを担いでエプロンに追いやる。脇澤が松本に襲いかかるが、揉み合っているところをイオが足折り固めで抑え込んで松本が退場。今度は脇澤にトレイン攻撃を見舞っていくが、岩谷の攻撃だけは蹴りで迎撃する脇澤。愛川の突進にカウンターの体当たりを見舞った世IV虎は、夏樹との合体世IVドン。すかさず惡斗が愛川に向かっていくが、蹴り倒した愛川。だが、惡斗がアクトロックで丸め込むと、ほかの選手たちが一斉に抑え込んで愛川も退場に。

 世IV虎が横尾にセントーンを落とすが、脇澤がツッコミでカット。コーナーに登った世IV虎をエプロンに突き落とした脇澤。夏樹たちが助けようとするが、ほかの選手たちが引き剥がして世IV虎は場外に転落し、OTRで失格に。
 夏樹がロープに飛び乗ったところで、ロープを揺らしてエプロンに落とすと、ケリーもエプロンに出てやり合う。ここで夏樹はたいようちゃん☆ボムを狙うが、脇澤が2人まとめて場外に叩き落とす。さらに鹿島も落とそうとすると、惡斗が助けようとするが、結果的に鹿島はOTRで失格に。

 イオがスワンダイブを狙ったところを夕陽が突き落として失格に。夕陽は宝城と合体攻撃するが、翔月と岩谷がカット。惡斗が夕陽を丸め込んでところで、ほかの選手たちも抑え付けたため3カウント。脇澤と横尾は惡斗に合体攻撃を狙うが、惡斗は横尾にストレッチマフラーを決め、横尾はギブアップ。
 岩谷と惡斗がエルボー合戦を展開。そこから惡斗がコンプリート・ショットを決めるが、岩谷も回転エビ固めで丸め込む。そこをほかの選手たちが協力して2人を連続フォール。これで残ったのは脇澤と宝翔天女(仮)の3人。宝翔天女(仮)はコーナーからの時間差ダイブ。

 これをかわした脇澤は翔月をOTRにしようとするが、宝城が突進。脇澤はうまく宝城もエプロンに追いやると、両手でベノムアーム。宝翔天女(仮)もエプロンから合体ブレーンバスターを狙うが、踏ん張った脇澤はダブルのベノムアームで宝翔天女(仮)を突き落とし、OTRで勝利した。













▼エンディング

 奈苗と横尾が祝福する中、なぜか勝利の舞でスリラーを踊踊った脇澤は「バトルロイヤルの女王はこの脇澤美穂だー! お前ら文句あるか? この勢いで1月14日、後楽園ホールの6人タッグ初代王者決定戦で初代王者になっちゃうぞ!」と叫ぶ。
 それを聞いた夏樹が「お前、調子に乗ってんじゃねぇぞ。初代6人タッグは私たちがなるんだよ。今日だって須佐えりはインフルエンザで、もう1人はド新人でどう獲るっていうんだよ!」と吐き捨てる。

 惡斗も「8人タッグは負けたけど、6人タッグはうちらが獲るぞー!」と続くが、脇澤は「今日はえりちゃんが欠場したけど、後楽園では奇跡の復活をします! みんなリングに上がって来い。本当は奈苗さんがリーダーだけど、私が締める。皆さん、ご起立ください。皆さん、私が締めます。お前らは腰が高いぞ! 両国大会目指して、行くぞー! 明るく元気に楽しく、明日を信じて、We are STARDOM!」と、2013年の開幕戦を脇澤流で締めくくった。

★試合後コメント
脇澤美穂
「私はバトルロイヤルの女王です! ありがとうございます」
——新年早々幸先の良いスタートで
「そうですね。これでスターダムも、愛川さんが4月に引退してしまうんですけど、私が中心でやっていきますんで、皆さんお任せください。よろしくお願いします。ベノムアーム!」
——どんな一年にしたいですか?
「そうですね、ベルトを巻きたいですね。まず、後楽園で6人タッグの初代チャンピオンあるんで、私がベルト獲って名前を刻みたいと思います。赤いベルトも獲れたらいいですね。奈苗さんが獲られたら、私が獲りに行きます。ナナエ軍団の部長なんで、私が獲りにいきます。獲られないと思いますけど」

 
 
 
 
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2枚組 6,000円

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2枚組 定価6,000円

DVD 宝城カイリのルチャ探究 定価4,000円

 
夏樹☆たいよう引退試合
6月1日(日)後楽園ホール