愛川が木村響子との壮絶な優勝決定戦を制し、5★STAR GP優勝!

STARDOM 5★STAR GP2012
9月17日(月・祝)新木場1stRING(18:00)
観衆342人(満員)

▼オープニング

 昼興行同様、新井みずかさんがお休みのため、若原めぐみさんとKちゃんパンダダンサーズでオープニングダンス。風香GMが加わってダンスを披露したあと、マイクを持ったGMは「皆さん、お疲れ様です。いま世IV虎ちゃんと渋谷のほうに行っていたんですけど、スゴイ雨で大変な中、新木場にもたくさんのお客さんに来ていただきありがとうございます。最後まで熱い応援をよろしくお願いします」と挨拶。

ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負

木村響子
[3勝1敗1分=6点]

10分35秒
キムラロック→TKO
鹿島沙希●
[1勝3敗1分=3点]

 ロックアップからなぎ倒していく木村に対し、エルボーを連打した鹿島だが、アームドラッグで投げていく。だが、手四つの力比べとなると、木村が逆手に捻り上げていき、そのまま放り投げる。コーナーで馬乗りになってナックルを打ち下ろしていった木村は、コーナースプラッシュから踏みつけフォール。

 カウント2で返した鹿島だが、木村は逆片エビ固めに捕らえる。どっしりと腰を落とし、髪の毛を掴んでひっぱっていく木村は、変型のSTFに移行。

 どうにかロープに逃れた鹿島はエルボーで向かっていくが、木村は簡単に足蹴にしていく。絶叫しながらエルボーを木村のボディに見舞っていく鹿島だが、ニーリフトとエルボーを打ち込んでいった木村は、鹿島のエルボーを敢えて受け止めてからロープに飛ばす。だが、鹿島はドロップキックを連発。
 さらに鹿島は木村のフロントキックをかわしてスクールボーイで丸め込む。カウント2で返した木村は殴りかかっていくが、キャッチした鹿島は引き込んでいくと、変型のソル・ナシエンテ。

 さらにハーフダウンの木村に対し、後頭部と正面からフロントキックを叩き込む。コーナーに登った鹿島はダイビング・フットスタンプを投下すると、「まだだ!」と3連発。さらにコーナーに二段目からダイブしていった鹿島だが、ファイアーマンキャリーでキャッチした木村はハリケーンドライバーで叩き付ける。
 さらにネックハンキングボムを決めるがカウントは2。「起きろ、コラ!」と挑発していった木村は、鹿島が立ち上がったところにノータッチ・ヘッドバット。モロに食らったが、カウント2で返した鹿島も木村のビッグブーツをかわしてしじみ。カウント3寸前で何とか返した木村は、ロープに飛んだ鹿島に追走式ビッグブーツ。

 そこから胴絞めフロントネックロックに捕らえていく。10分が経過し、残り時間は5分に。リング中央でガッチリ決まり、レフェリーが鹿島の腕を3回上げて確認したところ、グッタリとして力が抜けていたため試合をストップ。
 勝ってブルースターズ代表となった木村は、鹿島を介抱する夏樹を見下ろしながら勝ち名乗り。この結果、5★STAR GP優勝決定戦は愛川ゆず季vs.木村響子に決定した。









  ★試合後のコメント

木村響子
「まぁ予定通り。ちょっと想定外のこともあったけど」
――相手は愛川選手になりますが
「まぁいいんじゃないですか? うん、ね? かわいきゃね、皆お客さんも応援してくれるだろうし。向こうがね、応援されればされるほどこっちはやりやすい」
鹿島沙希
「自分が援護射撃とか言っときながら、木村戦で負けてしまって、それで夏樹さんも優勝戦出れなくて」
――想像以上でした?
「想像以上というかほんと、出せるものは出していったんですけど……本当にもう、今回のリーグ戦で夏樹さんと引き分けという結果を出したのは、すごい自分自身自信もつきましたし嬉しくも思いますし、それと同時に援護射撃とか言っときながら自分が負けてしまって、こういう形になったの申し訳なく思いますし。そこで夏樹さんとの試合でいい結果を出しつつも本当にしっかりと援護射撃というのができなかったことが本当に悔しいし。そうですね、もっと……とにかく悔しい気持ちでいっぱいですね」

▼3WAYバトル 15分1本勝負

●翔月なつみ

6分45秒
エビ固め
安川惡斗
夕陽

 カードが発表された瞬間、場内から「おぉ!」という声があがったこの3WAYバトル。夕陽と翔月は握手を交わすが、惡斗は拒否。すると「2人でやれ」とリングを降りようとした惡斗だが、その惡斗を捕まえた夕陽と翔月は代わる代わるサッカーボールキックを打って行く。
 だが、蹴り足を掴んで倒した惡斗は2人の尻を叩くと、サンセットフリップを落とす。これをかわして前後から蹴っていった夕陽と翔月。

 そして惡斗を場外に放り投げると、夕陽が翔月をコーナーに追い詰めてミドルキックを連打。さらにサッカーボールキックからカバーするが、惡斗がカウント2でカット。そこから夕陽をコブラツイストに捕らえると、スクールボーイで丸め込んでからストレッチマフラー。そして夕陽を踏みつけた惡斗が翔月に「いいから来い!」と指示。
 惡斗が翔月を持ち上げてニードロップを落とさせると、さらに惡斗は翔月をボディスラムで惡斗に向かって叩き付ける。

 惡斗はフロントネックロックで夕陽をブン回すと、バックを取る。夕陽がバックを取り返すと、そこに翔月が蹴りを見舞っていくが、これは惡斗がかわして夕陽に直撃。すかさず翔月はランニングキックで夕陽を場外に蹴落とすと、惡斗とエルボー合戦。だが、惡斗もアバランシュホールドで叩き付けてからロープに飛ぶ。
 だが、ここで場外の夕陽が足をすくって倒し、そのままリング内の翔月にスワンダイブ式ミサイルキックを発射。続けて場外に引きずり出した惡斗にケブラーダを発射。さらに翔月がエプロンから場外の夕陽にランニングニーを叩き込む。

 リングに戻った翔月は惡斗にトラースキック。だが、その背後から夕陽が翔月をジャーマンで投げていき、さらにムーンサルトプレスを投下。カウント2で惡斗がカットし、胴絞めフロントネックロックに捕らえていく。翔月がカットに入り、惡斗を場外に放り投げると、コーナーに登っていく。
 だが、惡斗がエプロンまで戻ってきて翔月を夕陽に向かって投げつけると、惡トーンを投下。これを翔月がかわし、夕陽を直撃。そこに蹴りを放っていった翔月だが、ストレッチマフラーでキャッチした惡斗はエビ固めで丸め込んで3カウントを奪った。









 ★試合後のコメント

安川惡斗
「もう、なんだろうな、3WAY、初めてやったんだけど、すげーな! 邪魔が入る入る。顎も外されちゃって、ムカつくな、コレ。うぁー! サンドバック代わりにしやがってよ、二人して! まぁまぁ、いいよ! 二人共、特に夕陽? また闘って、勝負つけてぇな。以上!」
 
▼ユニット対抗戦 タッグマッチ 20分1本勝負
<全力女子>
松本浩代
●宝城カイリ
11分19秒
ムーンサルトプレス→片エビ固め
<PLANET>
紫雷イオ
ダーク・エンジェル

 ダーク・エンジェルがPLANETの助っ人としてイオとタッグを結成し、全力女子とユニット対抗戦。入場するなり肩を組んで仲の良さをアピールするイオとエンジェル。一方の宝城は宝箱から2本の傘を取り出すと、松本と2人で傘を差してポーズ。そしてリングサイドのお客さんにプレゼント。

 エンジェルと宝城の先発で試合開始。エンジェルがパワーで宝城を振り回していくが、宝城もどうにかついていきアームドラッグで投げ飛ばす。ショルダータックルでなぎ倒したエンジェルだが、宝城もスピアーで対抗して松本にタッチ。
 合体攻撃を狙った宝城&松本にクロスボディを見舞ったエンジェルだが、松本と宝城は2人でキャッチ。ここでエンジェルが「STOP!」と動きを止めてセクシーダンス。すると松本&宝城も「ストップ!」と叫んで2人でグラビアポーズを披露。

 ここで「イオ」コールが起こり、渋々リングインしたイオは珍妙な踊りを披露するが、場内の反応を見てガックリ。それを励ましつつ攻撃していった松本だが、イオとエンジェルは宝城を捕まえるとダブルのアームホイップから、倒れた宝城にイオがエンジェルを投げつけ、さらにその場飛びムーンサルト。
 リストクラッチ式アルゼンチン・バックブリーカーで担ぎ上げたエンジェルは、そのまま屈伸してみせる余裕を見せる。どうにか丸め込んで逃れた宝城はドロップキックを放っていくが、かわしたエンジェルはエルボードロップを落とす。

 チョップからのドロップキックを狙ったエンジェルだが、うまく自爆させた宝城はスピアーを叩き込んで松本にタッチ。旋回式サイドバスターで叩き付けていった松本は、「天使、ぶっ壊すぞー!」と叫んでからコーナースプラッシュ。エルボー合戦からショルダースルーを狙った松本に、逆に回転エビ固めを仕掛けたエンジェル。
 だが、松本は「食らえ30キロ!」と叫んでヒップトスを落とす。だが、エンジェルもドロップキックを返してイオにタッチ。スペース・ローリング・エルボーからフェ0スクラッシャーを決めたイオはカサドーラを狙うが、松本は強引にバックドロップで投げていく。

 ロープに飛んだ松本にカウンターのウラカン・ラナを決めたイオは、ラ・マヒストラルに行くと見せかけて顔面を蹴り上げるとコーナーに登っていく。宝城が足を掴んでいくが、蹴落としたイオはムーンサルトプレス。松本がかわしてみせたが、イオは着地して串刺しダブルニー。さらにエンジェルとの合体攻撃を狙うが、松本は2人まとめてバックドロップで投げていく。
 さらに宝城をオンブして「食らえ300キロ!」と叫んでニードロップを投下。そこから宝城をホイップして串刺しスピアーを決めると、宝城はダイビング・エルボードロップを投下。カウント2でエンジェルがカットしたが、宝城はイカリ狙う。

 イオはこれを下からの変型ソル・ナシエンテで切り返すが、宝城はロープに脱出。10分が経過し、イオのダブルアーム・フェースバスターを逃れた宝城だが、イオは宝城にバズソーキックを叩き込むとマヒカ・デ・イオ。
 カウント2で松本がカットしたが、エンジェルが宝城をブレーンバスターの体勢で持ち上げ、トップロープに足をかけて平行にすると、イオが宝城の脇腹目がけてミサイルキックを発射。さらにイオはダブルアーム・フェースバスターで叩き付けてからダメ押しのムーンサルトプレスを投下して3カウントを奪った。









 ★試合後のコメント

紫雷イオ&ダーク・エンジェル
――さすがに連携も素晴らしかったです
イオ「今回サラ(ダーク・エンジェル)が日本に来て、ずっと一緒にいたのに、実はタッグ一回も組めてなくて、5★STAR GPのリーグ戦のせいではあるんですけども。実はですね、サラが日本に滞在している間、ず〜っと私と一緒に住んでたので! ルームシェアみたいな? ホームステイみたいな、アメリカナイズな感じでずっと一緒にいたので、やっぱり仲もいいですし、連携も試合をやってなくてもバッチリだったんじゃないかなって思ってます」
※ダーク・エンジェルがメキシコ語でコメント
イオ「イエーイ! ……すいません、微妙に早くて聞き取れないところもあったんですけど、イオの言ってることは(日本語で)よくわからないが、イオとのタッグは良かったと思うし、スターダムもいい感じで、メヒコも、ビバ・バンザイ、カナダもバンザイ、でも日本が一番バンザイだって叫んでます」
エンジェル「イチバン、バンザーイ!」
イオ「イエーイ! ビバハポーン!」
エンジェル「ビバハポーン!」

松本浩代&宝城カイリ
松本「あー、悔しいですね」
――いい連携もできたと思うが
松本「ね? 前よりね」
カイリ「はい。連携はだいぶ」
松本「でも勝利に繋がらなかったっていう」
カイリ「悔しいですね。お腹を結構最初から狙われて、ちょっと内蔵がやばくなってしまいました。すいません」
松本「でもセクシー対決ではね、やっぱりうちら全力女子っていうことで、本当に」
カイリ「セクシーさでは負けてなかったですね。お客さんもノリノリだったし」
松本「うちらのほうが断然勝ってたよね」

▼ユニット対抗戦 タッグマッチ 20分1本勝負
<ナナエ軍団>
高橋奈苗
脇澤美穂
20分00秒
時間切れ引き分け
<川崎葛飾最強伝説>
夏樹☆たいよう
世IV虎

 カードが発表された瞬間、場内から大きなどよめきが起こった高橋奈苗&脇澤美穂のナナミホvs.夏樹☆たいよう&世IV虎の川崎葛飾最強伝説のタッグマッチ。
 久しぶりにオリジナル川葛タッグを結成し、嬉しそうな夏樹と世IV虎に対し、奈苗は両国大会の大会運営部長のタスキをかけて入場。

 「握手しろよ! レフェリーが言ってるから!」と叫びながら手を差し出したナナミホだが、川葛はその手を蹴っていくと、奈苗を捕まえていきなりトレイン攻撃。さらにダブルの串刺しフロントキックを叩き込むと、奈苗をロープに張り付けて踏みつける。
 ストンピングを落としていく世IV虎の足を掴んで倒した奈苗は「クソ世IV虎!」と髪の毛を捻り上げるが、世IV虎も奈苗の髪の毛を掴んでいく。だが、奈苗は踏み止まると、世IV虎の髪の毛を掴んでヘアホイップ。

 脇澤にタッチしてダブルのビッグブーツを見舞っていくと、脇澤が世IV虎をキャメルクラッチに捕らえ、後ろで奈苗が「ナナエ軍団〜」と揃ってナナミホポーズ。背後からスリーパーに捕らえた脇澤だが、背後のコーナーに叩き付けて脱出した世IV虎は、ショートレンジラリアットを連打。さらに世IV虎が掴んだ脇澤のベノムアームに夏樹がダイビング・フットスタンプを投下。
 ドロップキックを連発した夏樹に続き、世IV虎がヘアホイップ。どうにかスクールボーイで丸め込んだ脇澤は奈苗にタッチ。2人がかりでストンピングを落としたナナエ軍団。

 さらに奈苗がパワーボムの体勢になるが、リバースで切り返した世IV虎は夏樹にタッチ。怒濤の勢いで奈苗に殴りかかっていって夏樹はヒザ十字に捕らえるが、奈苗はロープに脱出。だが、世IV虎と2人がかりで踏みつける。さらに夏樹は低空ながら奈苗をジャイアントスイングで回してみせる。
 続けて世IV虎も「回すぞ!」と叫んでから奈苗にジャイアントスイング。セコンドの鹿島と惡斗も交えて4人がかりで奈苗を踏みつけていくと、怒った奈苗が「ふざけるんじゃねぇ!」とショルダータックルで世IV虎をなぎ倒して脇澤にタッチ。

 脇澤両手のベノムアームで川葛をアイアンクローに捕らえるが、川葛は合体攻撃を狙う。だが、唾攻撃で分断した脇澤は世IV虎にアイアンバスター。そこからコーナーに登っていくが、立ち上がった世IV虎は逆に脇澤をコーナー上にセットすると、串刺しランニングニーで蹴り上げる。堪らず奈苗にタッチすると、奈苗と世IV虎はラリアットの相打ちに。
 そこに夏樹が入ってきて合体攻撃を狙った川葛だが、奈苗はクロスボディで2人まとめてなぎ倒すと、「台風に負けるかー!」と叫びながら突進。だが、もの凄い雨音がする中、世IV虎はケブラドーラ・コンヒーロで叩き付けてからスリーパー。

 脇澤がカットに入り、ダブルタックルを狙ったナナエ軍団だが、ダブルラリアットで逆になぎ倒した世IV虎は奈苗に世IVコブラ。さらにスリーパーに捕らえるが、何とか脱出した奈苗はジャンピングキック。だが、世IV虎も世IVドンからセントーンを投下。
 タッチを受けた夏樹は奈苗の顔面にドロップキックを叩き込むと、フェイントを入れてからソバット。だが、コーナーに登ったところで脇澤が足を掴んで動きを止める。奈苗が追いかけていくが、先にマットに着地した夏樹はパワーボム。

 さらに世IV虎のフロントキック→夏樹がジャックナイフ式エビ固めを決めるが、カウント2で返した奈苗はシャイニング膝アッパー。夏樹にカウンターのラリアットを叩き込んだ奈苗は、アイルビーバックで戻ってきた夏樹をバックドロップで投げてからラリアットで1回転させる。
 15分が経過し、脇澤がショルダーネックブリーカーからミサイルキックを発射。続くフィッシャーマンバスターを首固めで切り返した夏樹はコーナーに登っていくが、追いかけていった脇澤は雪崩式フランケン。脇澤はバックを取るが、そこに世IV虎がラリアットを放って夏樹を救出。

 奈苗も世IV虎を蹴散らすが、そこに夏樹が三角跳びクロスボディ。さらに川葛は脇澤に合体式世IVドン。残り3分となり、脇澤に世IV虎のラリアットから夏樹がモモ☆ラッチを決めるがカウントは2。夏樹はコーナーに登っていくが、追いかけていった奈苗が雪崩式ブレーンバスターで投げると、続けて脇澤がジャーマン。
 カウント2で返すと世IV虎が脇澤をスリーパーに捕らえるが奈苗がカット。奈苗が夏樹をナナラッカで叩き付けると、そこに脇澤がダイビング・ボディプレスを投下。これもカウントは2。ならばと脇澤は急角度のフィッシャーマンバスターで叩き付けるが、夏樹はカウント2で返すとたいようちゃん☆ボムを狙う。

 これを奈苗がシャイニング膝アッパーでカットすると、脇澤は逆さ押さえ込み。だが、カウント2で返した夏樹は、トリプルたいようちゃん☆ラ・マヒストラからソバット2連発。そしてムーンサルトプレスを投下するがカウントは2。強引にパワーボムで叩き付けるが、脇澤がこれもカウント2で返したところで20分引き分けのゴング。
 さすがに抜群のチームワークを誇る両チームの対戦だけに、ノンストップの20分間だったが、この決着は次期シーズンのタッグリーグ戦で、となるのか?









 ★両チームともノーコメント

▼KちゃんパンダSPインタビュー
 
 休憩明け、風香GMとKちゃんパンダが登場。この日は選手ではなくプロテストを控えた練習生が登場。キッズファイター2名を含む6名の練習生がリング上に。

あずみ「早くデビューできるように頑張るので応援よろしくお願いします」
まあや「オモシロを目指します。はるちゃんが帰ってきたら、キッズ軍団を作って川葛を倒します」
横尾由衣「22歳になるんですけど、まだ付き合ったことがありません。なのでこれからもプロレス一本、プロレスLOVEでいきたいと思います」
田久保愛梨「福岡から上京してきて1カ月も経ってないけど、初めて原宿に行ったとき黒人の人に腕を掴まれたのにビックリして10分で帰ったんで、まだ新小岩から出ていません。プロテストに向けて強くなっていきたいと思います」
金村香織「忍者と仮面ライダーが大好きです。口べたなのでこれくらいで終わりたいと思います。プロテストに向けて頑張ります」
満腹ミキティ「大食いの大会に出たり、女優やったりしていましたが、プロレスに辿りつきましたのでデビュー出来るように頑張ります」と言うと、持参した満腹ミキティTシャツを客席に投げた。

 ここであずみが「小川さん、いつになったらデビュー出来ますか?」と聞くと、小川代表は「まず小学校を卒業してください」と返答。あずみが「はるちゃん、試合してましたよ」と食い下がると、小川代表は「はるちゃんはすごい選手だったんで、頑張ればはるちゃんみたいに来年デビューできるかもしれません」と返答した。
 まあやも同じ質問をするが、小川代表は「まあやの練習を1回も見たことがないので、いつデビュー出来るか分かりません」と苦笑い。

 続いてプロレスラーを目指したキッカケを聞かれると……

あずみ「楽しいし、面白いから」
まあや「パパがプロレスが好きで。まあやもやってみたら面白かったので」
横尾「プロレスにハマったのが今年になってで、プロレスおたく的なブログを書いていたら、風香さんに誘われて」
田久保「プロレスを好きになったキッカケは、生まれてないんですけど80年代のクラッシュギャルズとかにハマってて。8月にスターダムの後楽園大会を見て、もうここですると決めて大学も辞めて来てしまいました」
金村「私、ファンタジーの入った芝居をしているんですけど、現代殺陣ばっかりをやっていて、今も芝居を頑張っています」
ミキティ「元々リングアナをやってまして、本部席で試合を近くで見ていて私も闘いと思って。まもなく30歳になるんですけど、練習生になっちゃいました!」

 GMは四期生となる練習生たちの感想を「すごい頑張っていて、今までのスターダムにない大きいのもいるし、ビジュアル系もいるし、11月の第1週にプロテストがあるので、年末にまたデビューすると思うんで」と述べると、ヤンキーアイドルオーディションを受けた世IV虎に関して「契約上ここでは言えないんですけど、明日放送のフジテレビ『ノンストップ』で、いい発表があるのでぜひ見て下さい」と意味深発言!

▼5★STAR GP2012 優勝決定戦 30分1本勝負
<レッドスターズ代表>
愛川ゆず季
16分34秒
タイガースープレックスホールド
<ブルースターズ代表>
木村響子●
※愛川ゆず季が5★STAR GP2012優勝

 握手はせずに至近距離で睨み合った両者はゴングと同時に突進し、激しいエルボー合戦を展開。そこからローキックを連打した愛川は、ソバットからいきなりタイガースープレックスの体勢に。振り解いた木村は一旦止まってグッと愛川を睨み付ける。
 愛川の蹴りを警戒しながら胴タックルでコーナーに押し込み、押し倒した木村は総合のテクニックで抑え込む。マウントポジションからの腕十字を狙った木村は、防御する愛川を三角マウントで捕獲するが、愛川の足がロープに届く。

 ストンピングを落としていく木村だが、愛川も雄叫びをあげながら食い下がる。それでもエルボーでねじ伏せた木村は、愛川をロープに張り付けて踏みつけると、胸元に逆水平チョップを連打。さらに場外に連れ出した木村は客席に愛川を叩き付ける。散々痛めつけてから悠々とリングに戻った木村は、這ってリングに戻ってきた愛川にエルボー。
 さらにスタンディングのスリーパーで捕まえた木村は、そのまま押し潰しながら絞め上げる。どうにかロープに逃れた愛川だが、その目はまだ鋭く木村を睨み付ける。

 ローキックで反撃した愛川に対し、エルボーで応戦する木村だが、愛川は水面蹴りから四つん這いになった木村にYKレッド(カカト落とし)。さらに蹴りでコーナー際まで木村を追い詰めると、またもYKレッド。さらにFKを真正面から叩き込んだ愛川は、不適な笑みを浮かべてからパイパイアタック。
 これを蹴りで迎撃した木村だが、愛川はすぐさまゆずポンスタナーを決めると、今度こそパイパイアタック。しかし愛川をブレーンバスターをフロントネックロックで切り返した木村は、胴絞め式で捕獲。

 かなり長い時間捕まっていた愛川だが、どうにかロープに足が届く。10分を経過し、朦朧とする愛川をニーリフトを突き上げ、顔面を蹴り飛ばした木村。「どうした、オラ」と挑発する木村に対し、カウンターのミドルキックを叩き込んだ愛川だが、崩れ落ちるように自らもダウン。
 先に立ち上がった木村が張り手を見舞っていくと、愛川も張り手からYKイエロー(ハイキック)。これをかわした木村は張り手を叩き込むが、愛川も立ち上がって張り手からシャイニングゆザード。これをカウント1で返した木村はビッグブーツを叩き込むが、愛川もカウント1で返す。

 木村のエルボーを耐えた愛川は、ロープに飛んだ木村に追走式ミドルキック。だが、木村も追走式ビッグブーツを返すとバックドロップ2連発。カウント2で返した愛川はどうにか立ち上がるが、そこに木村はノータッチ・ヘッドバット。これもカウント2で返した愛川は、木村のビッグブーツを肩口に担いでキャッチすると、右足にYKレッド。
 さらにラ・ゆずヒストラルで丸め込むがカウントは2。木村のビッグブーツに対し、愛川もYKレッドで応戦。お互いにガンガン蹴り合うと、そこからビッグブーツを連打した木村が走り込んでのビッグブーツ。

 だが、丸め込みで切り返した愛川は、先に立ち上がって顔面蹴り。さらにタイガースープレックスの体勢に入るが、木村が踏ん張るとYKブルー(後ろ回し蹴り)→YKレッドにスイッチ。愛川はYKブルーをクリーンヒットさせるが、木村は雄叫びをあげながら耐えてみせる。ならばと愛川はYKブルーとYKレッドを連発。
 崩れ落ちた木村だが、それでも立ち上がってノータッチ・ヘッドバット。だが、愛川もYKブルーを叩き込む。カウント2で返した木村だが、雄叫びをあげた愛川はタイガースープレックスで投げて3カウント!












▼エンディング

 壮絶な試合を制して第1回5★STAR GPで優勝した愛川は、歓喜のガッツポーズ。そのまま倒れた愛川だが、どうにか立ち上がると小川代表がウイナーズガウンを羽織らせ、王冠を贈呈。さらに優勝トロフィーを受け取った愛川はグラビアポーズで記念撮影。
 準優勝の木村は優勝トロフィーとの大きさの違いに不満気味だが、そのまま各賞の発表に。敢闘賞は世IV虎、技能賞は夏樹、殊勲賞は惡斗、そして大会ベストマッチ賞は9.17新木場大会の愛川ゆず季vs.高橋奈苗と発表された。

 記念撮影後、マイクを持った愛川は「5★STAR GP、優勝しましたゆずポンです! 応援、本当にありがうございました。私は腰を負傷してからものすごく悔しい思いをたくさんしてきて、今まで以上に努力をしてきました。そしてこうやって必ずGPを獲るんだっていうことを目標に掲げて、今日までこのGPのことを考えて頑張ってきました。なので優勝できたと思います。本当にありがとうございました!」と涙ながらに語った。
 さらに「このGPはスターダムのナンバー1……今日は私はスターダムのナンバー1かもしれないけど、明日からはどうなるか本当に分かりません。なんですけど、今日は心から浮かれて喜びたいと思います。本当にありがとうございました。このGPに優勝したことですし、次は赤いベルトに挑戦したいです。私にはその資格があるんじゃないかなと思っています。スケジュールなんですけど、来年の4月29日両国国技館は……ちょっとまだ遠いので、12月24日の後楽園ホール、私の、愛川ゆず季の究極の闘いを赤いベルトでしたいと思います。よろしくお願いします」と、奈苗の持つワールド・オブ・スターダムへの挑戦を表明。

 愛川の前に立ちはだかった奈苗は「このリーグ戦、赤いベルトの王者としては全勝優勝を掲げて、それをトップとしてやらなければいけなかった。だけど、こういう結果になってしまってこんなに悔しいとは思わなかった。私のレスラー人生最大の汚点だよ、あんたに負けたのは! 時代とかいろんなものがお前を後押ししても、私だけは認めない。いつだって挑戦受けてやる!」と愛川の挑戦を受けることを承諾した。
 それを聞いた愛川は「愛川ゆず季が高橋奈苗に勝ったという事実がありますので、私の全身全霊で赤いベルト、高橋奈苗にぶつかって決着をつけたいと思います。よろしくお願いします」と言って手を差し出すと、奈苗も握手に応じた。

 さらに愛川は「あと実は私にも汚点がありまして、リーグ戦の初戦、安川惡斗選手に負けてしまいました。この汚点、すぐにでも取り返したいので、次のここ新木場、安川惡斗、私の白いベルトを賭けてお前と防衛戦をしたいと思います。どうですか?」と、10・14新木場大会で惡斗を相手にワンダー・オブ・スターダムの防衛戦をやると言い出す。
 それを聞いた惡斗は「さっきの試合で…アゴがズレた。ちゃんとしゃべれないけど…クソー! ……人生の汚点? 私は1勝した。お前に勝った。お前は私に2勝しないと人生の汚点にも入らねぇんだよ! 14日、白いベルト賭けてやるよ! 以上!」と、試合でアゴが外れた状態ながら愛川への挑戦を受諾。

 そこに割って入るようにマイクを持った木村が「オイ、何を言っているか分からない奴が次の挑戦者って、スターダムの白いベルトも大したことねぇな。こんな甘ちゃんばっかりのスターダム、侵略してやるよ。今、世界中から私の友達集めてんだよ。今日も1人実は呼んでるよ、出て来いよ!」と叫ぶと、米三冠女王にして現トライアングルリボン王者のヘイリー・ヘイトレッドが登場!
 スターダムのリングに上がったヘイリーは「スターダム、私たちを見ろ! (木村は)ベストパートナーだ!」とアピール。木村は「オイ、日本に住んでいる女子プロレスファンでヘイリー・ヘイトレッドの名前を知らねぇ奴は、ただのクソつまらねぇオタクだろ。知ってるよな、ヘイリー? ヘイリーと私と世界中の友達とで、スターダムのベルト総獲りにしてやるよ」と吐き捨てる。

 そこに夏樹が「お前、性懲りもなくアピールしてんじゃねぇよ! オラ!」と食ってかかると、またも木村と乱闘に。世IV虎らが止めに入り、両者を分けると木村は小川代表に向かって「大体コレ(トロフィー)小っちゃいんだよ!」と悪態をついてヘイリーと共に引き揚げていった。
 まるで外の台風のように嵐が過ぎ去ったあと、最後にマイクを持った愛川が「グダグダして何かよく分からないですけど、今日の5★STAR GP決勝戦、勝ったのはこのゆずポンです! 最後に私が締めさせてもらいます。本日は台風の中、本当にありがとうございました! 5★STAR GP優勝することが出来ました! これからもスターダム、そしてゆずポンをよろしくお願いします。今を信じて、明日に輝け! We are STARDOM!」とスターダム5★STAR GPの初代女王として大会を締めた。

 ★試合後のコメント

愛川ゆず季
「見事、このスターダム5★STAR GPの優勝の栄冠を、この手にすることが出来ましてほんとうに嬉しいです。ありがとうございました。本当に、このリーグ戦への執念が一番強かったのは私なんじゃないかなと思います。シングルのリーグ戦ということで、スターダムの最強、一番を決めるリーグ戦だと思ってます。なので、次は赤いベルト、私にも挑戦する権利があるんじゃないかなと。やはり、それなりの場所でやってほしいと思います。それまで高橋奈苗選手には、必ずベルトを持っててもらいたいなと思います」
――木村戦はいかがでしたか?
「あの、木村選手と闘ったのはほとんど初めてだったんですけども、本当に人間じゃないっていうのが第一の感想です。もう人じゃない。なので、私は人間と闘っている気がしませんでした」
――意地の張り合いのような展開もありましたが
「やはり根性では私は負けたくない部分の一つではあるので、その闘いには絶対に勝ちたいなと思いました」
――それが勝因だと
「やはり勝利への……絶対に勝つことへの執念が、今回の私の5★STAR GPの勝因だったんじゃないかと。やはり腰を怪我して、悔しい思いをたくさんして、すごい皆にも、お客さんにも、迷惑も心配もかけて。何かあの、本当だったらココでいい蹴りが入ってるんだろうなってとこで腰でダメになったりだとか、やはりそういう部分があったので、今まで以上の練習、今まで以上のコンディションにしなきゃいけないなと感じて、腰を痛めてからトレーニングもプロレス(のリングに)に立つ意識も(変わった)。私はプロレスに魂を売ってると思っているので。絶対に勝ちにこだわって。闘っている以上は信念を持った選手になりたいなと思っております」
――当初から優勝宣言などありましたがプレッシャーなどはありました?
「そうですね、やっぱり初戦で黒星をとってしまったっていうのが、すごい自分の中で悔しいというか、もうほんとにどうしようもない気持ちになって、だからこそ優勝を必ず掴みたいという気持ちはより一層強くなりました」
――白いベルトの挑戦者に惡斗選手を指名しましたが
「そうですねやはりこのリーグ戦、1戦目で安川惡斗選手に負けてしまって、この5★STAR GP優勝して、一刻も早くその汚点を返上したい。そういう気持ちから次の新木場で、私は白いベルトを賭けてでも、必ず勝つ自信があるので、防衛戦をしたいなと思いました」
――その次に赤いベルトと
「そうですね。あの、高橋奈苗選手には、私は会社やマスコミにプッシュされてるだけ、そういうふうに言われてますけど、今私がここにいるのはそれだけじゃないと思ってます。それだけでは絶対にここに立てないので、高橋奈苗選手にはそれを12月24日、身に刻んで分かってもらいたいなと思います。そして私が勝利して、大きな顔で、胸を張って、スターダムの中心にいたいなって気持ちはあります」
――スターダムのベルト総獲り宣言と
「そうですね。次はタッグリーグも始まりますので。もう総獲りする、したいという気持ちはあります。簡単なことじゃないと思うので、このGPを獲れたのも明日になるとどうなるか分かりません。それがプロレスだと思ってます。なので、今日は、精一杯心置きなく浮かれて喜んで、明日からまた防衛するんだなという気持ちで、闘っていきたいと思います」
――2年以下のキャリアの選手だと、どんなに実力があっても相手が高橋奈苗や木村響子であればどこかで諦めてしまう事があると思うが、それを諦めずに闘いぬいて最終的に勝ちにもっていったその諦めないモチベーションはなんだったんですか?
「そうですね、私の場合はキャリア2年だと思ってないんですよ。もう芸能生活も10年ほぼやってますし、その全部のキャリアを、今まで生きてきた生き様を全て試合にぶつけてるつもりなので、決して諦めるという言葉が試合において思い浮かんだ事がありません。なので、やっぱそれはお客さん、応援してくれてる人皆そうですけど、やっぱ私はそれだけの気持ちを持ってプロレスに、試合をしててやはりそうやって会社にプッシュされてるだけ、グラビアアイドルだからこうやってスターダムの中心にいれるって、そう思われるのが悔しいので、やっぱそれはお客さんにも選手にも判らせるように、自分が、自分の行動で崩していきたいなと。そして実際に力をつけて強くなって、強い選手になりたいなというのがあります」

木村響子withヘイリー・ヘイトレッド
――残念ながら負けてしまいました
木村「覚えてないんだよね。なんで準優勝なのっていう。分かんない。気がついたらあんなちっちゃいの(トロフィー)もらってたんだけど」
――かなりキックを頭に受けていたので
木村「そうなんだ? 覚えてないから。何にも言いようがない。言い様がないけど、準優勝ってことは負けたってことか。その恨みは絶対忘れないから」
――ほとんど対戦経験がない相手で、自分の中でイメージしてたものがあったと思うが、闘ってみて良くも悪くもギャップはありました?
木村「たぶん自分が負けた原因は何かって言ったら、ゆずポンが決勝に出てきたって聞いた時、ラッキーって思ったんですよ。ゆずポンなら負けねぇよって。負けねぇし、勝って当たり前だし。それが多分、自分に対しての自信が過信に変わったのが、今日の敗因。まさか、まさか、うん、まさかのガッツ。何がどうとか認めたとかそういうんじゃないけど、あのガッツだけはすごい。でも私執念深いからやり返します。ゆずポンと高橋奈苗、タイトルマッチ? やらせねぇよ。やらせねぇよ。実現させねぇよ。どんな手を使ってでも阻止してやるよ。木村モンスター軍が、ベルトを先に総獲りにするんで。木村モンスター軍は見出しにしてくださいよ、ウェブの人たち。おっきい字で!」
――ヘイリーを選んだ理由は?
木村「ヘイリーを選んだ理由は強いから。うん。弱い奴とチーム組んだって仕方ないでしょ。強い奴しか認めないし、強い奴しか組んだって、弱い奴と組んでなんで足引っ張られて絆がなんだって邪魔なだけでしょ、弱い奴は。ビジネスなんで、ね? 強い人と強い人が組んで、倍強い。分かりやすいと思う」
――ヘイリー選手はスターダムについてどう思う?
ヘイリー「スターダム? うん、いい選手は揃ってるんじゃない? 高橋とか」
木村「高橋以外はカスだって言ってます!」
ヘイリー「(苦笑)」
木村「高橋以外はカス」
ヘイリー「はい(笑)」
木村「カスばっかりなんで、うちらが全部ベルトを獲ってやるって言ってます」
ヘイリー「うん……スターダムはどんな選手がいるかまだよく知らないが、興味深い団体であることは」
木村「ファッ●ユー、スターダムって言ってます」
ヘイリー「アハハ(苦笑)」
――1番誰と闘いたい?
ヘイリー「ん〜、高橋奈苗」
――標的としては?
ヘイリー「今のチャンピオンは誰?」
木村「奈苗がレッドベルト、ゆずポンはホワイトベルト」
ヘイリー「タッグチームベルトは?」
木村「タッグチームは…えーと、美闘陽子はどこ行った?」
――今、タッグ王者がいない状態ですね
木村「タッグリーグ戦があるんですよね? まぁそのへんも視野に入れつつって感じで。正直、スターダムの中の世界、うちらから言わせれば狭いですよ。狭い。ね?」
――これから順次パートナーは増やしていくと
木村「もちろん、もちろん。世界から呼びますよ。だってさ、ゆずポンと高橋奈苗がまたやりますって、この間やったばっかりじゃん! ね? 何がワクワクすんの? ね? そんなんよりさ、見たこともない外国人とか、ね? やったことないカードのほうがワクワクすでしょ」

 
 レッドスターズは愛川の優勝決定戦進出が決定!ブルーは夏樹か木村に絞られる

STARDOM 5★STAR GP2012
9月17日(月・祝)新木場1stRING(12:00)
観衆343人(満員)

▼オープニング

  この日は新井みずかさんがお休みのため、若原めぐみさんとKちゃんパンダダンサーズでオープニングダンス。そこに風香GMが登場し、ダンスに加わる。踊り終えたGMは「皆さん、こんにちは! 今日は台風かも知れない中、たくさんのご来場ありがとうございます。今日は昼夜興行で長い1日になるんですけど、皆さんもペース配分を考えないで最初からガンガン応援よろしくお願いします」と挨拶。

▼シングルマッチ 15分1本勝負

松本浩代

7分29秒
 ひろよストーン→片エビ固め 
翔月なつみ●

 松本は名前をコールされるとグラビアポーズ。ガッチリ握手を交わして試合が始まると、翔月から手四つの力比べを要求。高い位置で応じた松本は、一気にパワーでねじ伏せる。だが、ローキックからハンマーロックに捕らえた翔月。
 トリッキーな動きを織り交ぜながらヘッドロックに捕らえた翔月をロープに振った松本だが、翔月はランニングエルボーでぶつかっていく。だが、受け止めてみせた松本は翔月をコーナーに叩き付けてからヘアホイップで投げていく。

 翔月も松本をロープに振ってのドロップキックを狙ったが、松本はドロップキックで迎撃すると、チンロックで翔月の首をねじ曲げる。その際、鼻フックしていった松本に対して怒りの蹴りを連打した翔月だが、蹴り足をキャッチした松本はエルボーでなぎ倒す。
 しかし翔月もロープに飛ばそうとした松本を卍固めに捕らえる。腰投げで逃れた松本は「いくぞ30キロ!」とダブルニーを落とすが、かわされる。「食らえ50キロ!」のダブルニーもかわされた挙げ句「3キロ!」と言い出した松本。

 すべてかわした翔月は逆にニードロップを落としていくがが、松本はコーナーに翔月を叩き付けるとバックブリーカーから逆エビ固め。ロープに手を伸ばす翔月をリング中央付近まで引きずり戻した松本だが、翔月は辛くもロープに脱出。
 しかし松本は強引にアルゼンチン・バックブリーカーで担ぎ上げる。ここから逃れた翔月は松本のバックエルボーをブロックして宍・龍華翔からのトラースキック。

 だが、ロープに飛んだところに松本は追走式体当たり。続くリバーススプラッシュをかわした翔月は突進するが、ニーリフトで迎撃した松本はひろよストーンを狙う。これを横十字で丸め込んだ翔月だが、カウント2で返した松本は続く翔月の串刺しジャンピングニーをかわす。
 そこからリバーススプラッシュ式ダブルニーを投下した松本は、今度こそひろよストーンを決めて3カウントを奪った。














▼ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
脇澤美穂
[3勝2敗=6点]
10分40秒
 フィッシャーマンバスター→片エビ固め

鹿島沙希●
[1勝3敗1分=3点]

 鹿島のセコンドには夏樹がつく。握手を求めていった脇澤だが、鹿島が拒否すると和田京平レフェリーがガッチリ握手。腕の取り合いからアームドラッグで投げた鹿島だが、ヘッドロックに捕らえた脇澤は唾攻撃。
 そこから低空ドロップキックでダウンさせるとキャメルクラッチでの「よっしゃー!」ポーズを狙うが、鹿島はなかなか決めさせない。ヘアホイップで投げた脇澤は、鹿島をロープに張り付けると背後からドロップキック。

 京平レフェリーに注意されると、「こっち(鹿島)がヒールだよ!」と抗議。脇澤のダイビング・ボディプレスをかわした鹿島は横十字で丸め込むが、カウント2で返した脇澤はベノムアームでアイアンクロー。アイアンクローをやり返した鹿島は、クルクルフェースバスターで叩き付けると、「何がベノムアームだ!」とベノムアームにショルダーアームブリーカー。
 さらにアームブリーカーや腕固め、羽根折り固めで徹底的に脇澤のベノムを破壊していく。反撃しようとした脇澤だが、鹿島はクリストに捕らえる。

 そこからスクールボーイで丸め込んだ鹿島は、キックアウトした脇澤に低空ドロップキックを連発。脇澤もエルボーで反撃すると、鹿島もエルボー合戦へ。鹿島もエルボーをかわしローリングクレイドルで回していった脇澤は、Fクラッシュを狙うが、鹿島はエビ固めで切り返す。
 これを押し潰した脇澤は今度こそFクラッシュで叩き付けると、バックを取る。しかし鹿島はロープを掴んでジャーマンを阻止すると、逆に串刺しドロップキックからのフェースクラッシャー。

 コーナーに登った鹿島はアストロシザースからの高角度前方回転エビ固め。カウント2で返されると、コーナー最上段に登っていくが、下から張り手を見舞った脇澤は雪崩式フランケン。さらに回転してエビ固めで丸め込んだ鹿島だが、カウントは2。
 ならばとフロントキックからしじみを決めたが、これもカウントは2。すると脇澤は強引に投げ捨てジャーマン2連発。3発目のジャーマンはホールドしたがカウントは2。鹿島の背後からミサイルキックを発射したが、これもカウントは2。

 10分が経過し、脇澤はフィッシャーマンバスターで叩き付けるが、ロープが近かったため鹿島の足がロープにかかる。ならばと脇澤はリング中央でもう一度フィッシャーマンバスターを決めて3カウント。これで鹿島の優勝決定戦進出の可能性も消滅。脇澤は3勝2敗6点でリーグ戦を終了した。











★試合後のコメント

脇澤美穂
「やった!ありがとうございます!」
――苦戦しましたが
「そうですね、前当たった時より、すごいしぶとくなってて、計算外でびっくりしました」
――ベノムアームも研究されてましたが
「いや今日全く全然出せなくて、でも、出せないほうがもっと思いっきりできるのかなと思ったんですけど、私にはベノムしかないんで。誰が優勝するか判んないんですけど、このリーグ戦、最後まで私は優勝を見届けたいと思います」

鹿島沙希
――いいところまで追い詰めましたが
「最後すっごいしつこかったですね、ほんと」
――優勝戦からは脱落してしまいましたが
「でも優勝脱落よりも、自分は木村響子を止めるという事を一番に考えて、夜の興行で絶対止めたいと思います」

ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負

木村響子
[2勝1敗1分=5点] 

10分00秒
両者リングアウト 
宝城カイリ▲
[4敗1分=1点] 

 この日は宝箱を持って来なかった宝城は、気合いの入った厳しい表情。「来い!」と力比べを要求した歩嬢は木村が応じようとしたところに張り手を見舞うと、いきなりスクールボーイで丸め込む。さらに和田京平レフェリーを盾にしてから木村を場外に放り出すと、リングに戻ろうとする木村を蹴って叩き落とす。
 だが、木村も宝城を場外に引きずり出すと客席に叩き付ける。先にリングに戻った木村は、宝城が戻ってきたところを踏みつける。

 さらに殴り飛ばしてから、髪の毛を掴んでのフライングメイヤー。さらに脳天にエルボーを落としていった木村に対し、宝城はダブルチョップを叩き込む。だが、より強烈なチョップを返していった木村はエルボーでなぎ倒す。
 立ち上がろうとする宝城の顔面を蹴り飛ばしていった木村だが、宝城は叫びながらダブルチョップを連打。雄叫びを挙げながら受け止めてみせた木村はエルボー一発でなぎ倒すが、宝城も木村の攻撃をかわしてスピアー。

 さらに左右のエルボーを連打してコーナーに追い詰めると、串刺しスピアーを叩き込む。カウント1で返した木村は、カミカゼを狙った宝城をカナディアンバックブリーカーで担ぎ上げるが、うまく逃れた宝城は突進してくる木村をファイアーマンキャリーで担ぎ上げるとカミカゼで叩き付ける。
 そこからコーナーに登った宝城は、敬礼ポーズをする間もなくダイビング・エルボードロップを投下。だが、続くスピアーをキャッチした木村はフロントネックロックに捕らえる。

 胴絞め式でガッチリ絞め上げた木村だが、辛くも宝城の足がロープに届く。踏ん張る宝城をブレーンバスターでぶっこ抜いた木村は、「起きろ、オラ!」と叫ぶとノータッチ・ヘッドバットを狙ったが、宝城は首固めで丸め込む。
 だが、続くスピアーをまたしてもキャッチした木村。そこを首固めで丸め込んだ宝城だが、カウントは2。ならばとフロントキックを連打した宝城はロープに飛ぶ。木村は追走式ビッグブーツを狙ったが、宝城がかわすと木村は勢い余って場外に転落。

 宝城も場外に出てやり合うが、木村は場外でビッグブーツを叩き込むと、花道の上に宝城を上げてからブレーンバスターを狙う。だが、うまく逃れた宝城は張り手を連打。座り込んだ木村にスライディングDを叩き込んだ宝城はイカリ。
 場外カウント18で離してリングに戻ろうとした宝城だが、それを許さない木村はノータッチ・ヘッドバットを叩き込むとリングに戻ろうとする。だが、宝城が木村にしがみついて阻止。そのままカウント20が入り両者リングアウト。木村はまさかの引き分け決着に、京平レフェリーを蹴って怒りを爆発させるが、宝城は4敗1分でリーグ戦を終了。木村は得点5で夏樹と並び、夜の鹿島戦に臨むことになった。
 












★試合後のコメント

宝城カイリ
「まだ、実感が無いっていうか、引き分けたのか勝ったのか負けたのかちょっとよくわからない状況なんですけど、作戦は、自分が勝てて成功なんで失敗なんですけど、まだ、誰かしか勝ったことのない木村さんに引き分けることができて、よかったかなって思います」
――途中でリングアウトに作戦変更した?
「最初からリングアウトの作戦は丸め込みとリングアウトは考えてて、やっぱ最初体力がある時にリングアウトにさせても意味が無いと思ったので、自分の攻撃をしっかり腰に集中狙いで決めて、最後はリングアウトさせられるタイミング狙ってました」
――打撃で厳しい攻めもありましたが
「大丈夫です。大丈夫です平気です」

レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負

高橋奈苗
3勝1敗1分=7点

9分53秒
 冷蔵庫爆弾→片エビ固め
 
安川惡斗●
1勝4敗=2点

 リングインするなり酒を飲みながら睨み付ける惡斗に襲いかかる奈苗。不適な表情で握手を求める惡斗だが、奈苗が慎重に応じようとしたところをスクールボーイで丸め込んでいく。さすがに読んでいた奈苗はカウント2で返すが、もう一度スクールボーイで丸め込んだ惡斗は、そこからストレッチマフラー。
 これを脱出した奈苗はバックドロップを狙うが、踏ん張った惡斗は大山峻護直伝のバックエルボーを叩き込むと、胴絞めフロントネックロック。奈苗が首を抜くとボディシザースで絞め上げていった惡斗だが、反転した奈苗は逆片エビ固めに捕らえる。

 腰を痛めている惡斗は悲鳴をあげながら悶絶。そこからカナディアンバックブリーカーで担ぎ上げた奈苗は体勢が崩れながらもフェースバスターで叩き付けると、コーナー二段目からダイビング・ボディプレス。これをかわした惡斗はアクトロックで丸め込む。
 辛くもカウント2で返した奈苗はブレーンバスターを狙うが、どうにか着地した惡斗は奈苗がこのリーグ戦中に負傷した古傷の左肩を腕固めで痛めつけると、さらに腕を引っ張りながら踏みつけていく。

 さらに左肩へのドロップキックからロープに巻き付けて殴っていった惡斗は、エプロンに出てロープ越しのアームブリーカー。だが、奈苗もエプロンの惡斗を背後からのドロップキックで場外に叩き落とすと、客席に叩き付ける。そしてリングに戻った奈苗はミサイルキックを発射。さらに串刺しラリアット2連発から張り手を叩き込むと、もう一度串刺し攻撃を狙う。
 これを蹴りで迎撃した惡斗は、コーナーへのコンプリート・ショットからコーナーに登るが、引きずり落とした奈苗は逆にコーナーに登る。

 立ち上がった惡斗はコーナー上の奈苗を担ぎ上げると、ACTスペシャルで叩き付ける。だが、奈苗もローキックで倒してからシャイニング膝アッパー。起き上がりこぼし式ショートレンジラリアットを叩き込んだ奈苗はバックドロップで投げていくが、惡斗はその直後に胴絞めフロントネックロックに捕らえる。
 「落ちろー!」と絞め上げていく惡斗だが、奈苗の足がロープに届く。惡斗はコーナー二段目から惡トーンを投下。続けてコーナー最上段に登っていくが、下から張っていった奈苗は雪崩式ブレーンバスターで投げていく。

 さらにラリアットから延髄斬りを叩き込んだ奈苗だが、カウントは2。ならばとコーナー二段目からダイビング・ボディプレスを投下。辛くもカウント2で返した惡斗だったが、奈苗はコーナー最上段から冷蔵庫爆弾を投下して3カウント。
 3勝1敗1分得点7で公式戦を終えた奈苗は、愛川vs.夕陽と世IV虎vs.イオの結果待ちとなる。
 












★試合後のコメント
 
高橋奈苗
――優勝戦残りましたが
「この後の試合みないとなんも油断できないし、なんも言えないんですけど、負けらんないよ。まだまだ、時代が変化を求めてたって、高橋奈苗がそれに素直にはいそうですかって、聞くわけないから!諦めません」
――惡斗選手いかがでした?苦戦した部分もありましたが
「ん~でももう惡斗は初戦の愛川ゆず季に勝った時点で終わり。もっと勢いがあってもっと手こずるかと思ったけど、結局私の手のひらの上で転がされてるだけ。それ以上のものはない。でも、奴なりに前回シングルやった時よりは、頭使って考えてきて、身体も使おうとしてるの判りました。でも!その上いくのが高橋奈苗だ、そういうことです」

安川惡斗
「あー、チクショウ!あー!半年前、7ヶ月前の、クッソ!何が言いたいかわかんねぇ!とりあえず!食らいついてやろうとそればっかだったけど!でも、でも、クッソォォォォォ!もう何も言えないクソォォォウ!いつか勝つ!もうそれだけ!以上!!」

レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負

愛川ゆず季
3勝1敗1分=7点

8分1秒
 ゆずポンキック・ブルー→片エビ固め
 
夕陽●
1勝3敗1分=3点

 両者厳しい表情でガッチリ握手を交わすと、まずは夕陽がローと前蹴りでを積極的に出して行く。愛川もミドルを返していくとハンマーロック。さらにロープに飛ばし、ボディへのフロントキックを叩き込んだ愛川は夕陽をコーナーに追い詰めてランニングロー。
 さらにパイパイアタックから首4の字固めに捕らえる。

 ロープに逃れた夕陽だが、愛川はロープに振ってからアゴにミドルキック。夕陽も水面蹴りで反撃するが、蹴り足をキャッチした愛川はSTFに捕らえていく。ロープに逃れた夕陽はロープに振られたところを、ロープに飛ぶのってのジャンピングキックで切り返すと、619からスワンダイブ式ミサイルキック。
 さらに低空ブレーンバスターからライオンサルトを狙ったが、ロープに飛び乗るのをやや失敗したため愛川はかわす。倒れた夕陽にYKレッド(カカト落とし)を落とした愛川は、ミドルキックで蹴り倒す。

 しかし立ち上がった夕陽もミドルキックを連打。さらにボディブローを見舞っていくが、愛川はキャッチ。それでもニーリフトで脱出した夕陽はハニーフラッシュ。そこからムーンサルトプレスを投下したカウントは2。再びコーナーに登った夕陽だが、下から蹴っていった愛川は雪崩式ゆずポンスタナー。
 さらにフィッシャーマンズ・スープレックスで投げていった愛川は、YKブルー(後ろ回し蹴り)。これをブロックし、続くYKイエロー(ハイキック)もブロックした夕陽はジャーマンで投げていくがカウントは2。

 立ち上がって両者ハイキックを放っていくが、壮絶な相打ちとなる。先にアッチ上がった夕陽は掌底から野良犬ハイキック。だが、返す刀でYKブルーを叩き込んだ愛川は、YKレッドからのYKブルーを叩き込んで3カウント。
 3勝1敗1分得点7で公式戦を終えた愛川は、同じ得点7の奈苗に直接対決で勝っているため、メインの世IV虎の試合結果待ちとなった。













★試合後のコメント
 
愛川ゆず季
――優勝戦線残りました
「もう、私ができることは全てやったので、あとは運に任せて、私は今までのもってるので、必ず、最終戦、優勝決定戦に登りつめると信じて、次の戦いに臨みたいと思います」
――前回より勢いがついている感じですが
「自分の中でももう、あの試合以降自信も半端じゃない自信が自分の中でついたので、この勢いのまま、5☆STARのリーグ戦、優勝して、スターダムのトップに立ちたいと思います」
――負ける要素はないと
「はい。もういまの私には誰も敵わないんじゃないかなと思います」
――夕陽選手のキックはいかがでした?
「そうですね、やっぱりもう普段からすごい練習をしていて、デビュー戦の相手もさせていただいたんですけど、もうすごいスピードで進んでて、若いし、キックにちょっと危機感を覚えたところはあったんですけども、ここはきっちりと勝ったので、まずはよかったんじゃないかなと思います」
――最後追い立てたのは自分の中でなにかあったんでしょうか?
「いやもう蹴りが効いたので、もうここはキッチリ早く決めたいなという気持ちが爆発して、あの蹴りになったんだと思います」

夕陽
――いかがでした?
「ハイキックかなんかよくわからないですけど、入って、もう、よく判んなくなってきたんですけど、デビュー戦から、自分も成長してると思ったんですけどやっぱり愛川さん自身もやはり強くなっていて、だから私が練習しても追いつけない状態だから、負けてしまいました」
――同じキックを使う相手でしたが
「まだ、小林さんに申し訳ないです。負けてしまって、野良犬っていう名前を背負ってやってるのに、キックで負けてしまって…(涙を流しながら)…」
――課題は
「もっと、他の技ももっと練習して、愛川さんを追い越したいです」

ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負

夏樹☆たいよう
3勝1敗1分=7点

9分19秒
 たいようちゃん☆スパニッシュフライ→片エビ固め
 
ダーク・エンジェル
3勝2敗=6点

 エンジェルからの握手を拒否した夏樹。エンジェルはヘッドロックに虎エッ留が、夏樹もハイスピードな展開からアームドラッグ。エンジェルも夏樹を捕まえるとアームドラッグで場外まで投げ飛ばす。さらに場外ダイブにいくと見せかけて、伏せて隠れていた夏樹の背中を平手で叩いていく。
 リングに戻った夏樹はアームドラッグから腕を固めていくが、エンジェルもウラカンホイップ。夏樹は回転足折り固めから変型の羽根折り固めに捕らえると、サーフボードストレッチ。これをエンジェルはワキ固めで切り返す。

 さらに夏樹をコーナーに追い込む、踏みつけていったエンジェルは串刺しラリアット。だが、対角線に飛ばされた夏樹はコーナーに飛び乗ってクロスボディを見舞っていくと、ミサイルキックでエンジェルを場外まで吹っ飛ばす。
 続く三角跳びプランチャをかわしてセコンドの脇澤に誤爆させたエンジェルは、エプロンからトペ・コンヒーロをお見舞い。リングに戻ったエンジェルは、ミドルキックからコタロー・クラッシャー。

 コーナー最上段に登ったエンジェルだが、駆け上がった夏樹な雪崩式アームドラッグ。串刺しドロップキックからイグチボムを狙った夏樹だが、エンジェルもウラカンで切り返す。間詰め込みの応酬からトリプルたいようちゃん☆ラ・マヒストラルを決めた夏樹だが、カウント2で返したエンジェルは逆さ押さえ込み。
 夏樹もカウント2で返したスクールボーイ。ならばとエンジェルは飛び付き式の首固め。カウント2で返した夏樹はエルボー合戦を挑んでいくと、そこから張り手を連打。

 ソバットからイグチボムで叩き付けた夏樹は、モモ☆ラッチを狙ったがエンジェルは投げ捨てパワーボムで切り返す。さらにタイガードライバーで叩き付けるがカウントは2。レイネーラを狙ったエンジェルを変型のラ・マヒストラルで丸め込んだ松木はコーナーに登っていく。
 だが、追いかけていったエンジェルは雪崩式ブレーンバスターの体勢。何とか叩き落としてミサイルキックを発射した夏樹だが、かわして自爆させたエンジェルは逆にコーナーに登る。夏樹は何とか立ち上がるとコーナーに駆け上がり、たいようちゃん☆スパニッシュフライでエンジェルを叩き付けて3カウント。

 試合後は握手を交わし、エンジェルは素直に夏樹の勝利を称える。3勝1敗1分得点7で公式戦を終えた夏樹は、夜興行で行われる木村vs.鹿島の結果待ちとなった。
 











★試合後のコメント
 
夏樹☆たいよう
「おし!よっしゃ!いや、もう絶対に落とせない一戦だったんでね、はい、いや、よかったんですけど、これで決勝いけるわけじゃないんで。あとは、残ってるのは沙希、しっかり、援護射撃?するってリーグ戦の前から言ってたんで、やってくれることを期待してます」
――ダーク・エンジェル戦はいかがでした?
「いや、すごいやっぱり世界のさすが飛翔天女だなって。いやー、体感できました世界をね。でも、自分もまだまだ世界に通用するっていうのが判ったので」
――また戦いたいですか?
「これだけじゃもったいないですね。できるならハイスピードでも。いつかまた」

ダーク・エンジェル
「夏樹と戦えたのは嬉しかったわ。でも今夜優勝するのはダーク・エンジェル。スターダムでNO.1のパフォーマンスを見せて、このシリーズが終わっても絶対スターダムにまた帰ってくるわ」

レッドターズ公式リーグ戦 15分1本勝負

紫雷イオ
2勝2敗1分=5点

9分49秒
 マヒカ・デ・イオ
 
世Ⅳ虎
2勝1敗2分=6点

 イオが前宙でリングインしたところに奇襲攻撃を仕掛けていった世IV虎は、担ぎ上げたイオを前方に叩き付けると、早くも胴絞めスリーパー。さらに世IV虎はストンピングからロープに飛ぶ。リープフロッグでかわそうとしたイオだが、目の前でストップした世IV虎はショルダータックルでなぎ倒すと、イオをロープに鉢付けて踏みつける。
 だが、イオも世IV虎のラリアットをかわすと、側転→バック転からのドロップキック。さらにカニ挟みからの619を狙ったが、腕でブロックした世IV虎はエプロンに出たイオに向かって突進。

 トップロープを下げて世IV虎を場外に落としたイオは、コーナー最上段からケブラーダを発射。世IV虎をリングに戻したイオは、スワンダイブ式ミサイルキックからハーフダウンの世IV虎の顔面にフットスタンプ。そこから一気にカバージョに捕らえると、鼻フックをお見舞い。
 しかしスペース・ローリング・エルボーをキャッチした世IV虎はアトミックドロップ。さらに尻にニーを叩き込んだ世IV虎はアトミックドロップの体勢からイオをトップロープに逆さ吊りにしていき、そこから顔面にランニング・フロントキック。

 世IV虎の串刺し攻撃をかわし、逆上がりキックを見舞ったイオはコーナーに登る。そこに追いかけていった世IV虎はコーナー二段目からファイアーマンキャリーで担ぎ上げたイオを、マットに投げつける。そしてセントーンを4連発で落としていくが、4発目をかわしたイオはクロスフェースに捕らえる。
 そのまま強引に持ち上げてマットに叩き付けた脱出した世IV虎は、馬乗りになってチョーク攻撃。さらに髪の毛を掴んでイオの頭をマットに叩き付けていった世IV虎は、両手で首を絞めていく。

 だが、ネックハンキングボムをウラカン・ラナで切り返したイオは、バズソーキックから側頭部にソバット。さらにダブルニーアタックでカウント2まで追い込むとロープに飛ぶが、世IV虎のカウンターラリアットでイオは1回転!
 それでも世IV虎のネックハンキングボムをカサドーラで切り返そうとしたイオ。世IV虎も踏ん張ってみせたが、何とかフェースクラッシャーで叩き付けたイオはラ・マヒストラルを狙う。だが、世IV虎は胴絞めスリーパーで切り返す。リング中央でガッチリ決まったが。イオは何とかロープに脱出。

 世IV虎はフィニッシュ宣言からネックハンキングボムで叩き付けるが、カウントは2。「終わりだー!」と叫んだ世IV虎は、コーナー二段目からダイビング・セントーンを投下。だが、これをカウント2で返したイオは、続く上からヨシコをかわして自爆させると、マヒカ・デ・イオで抑え込んで3カウント。
 これで世IV虎は2勝1敗2分の得点6で公式戦を終えたため、レッドスターズは得点7の愛川の優勝決定戦進出が決定した。













▼エンディング
 
 マイクを握ったイオは「皆さん、こんにちはー! 久しぶりに締めのマイクを握りました。復帰以来初ですね。今日は台風が接近しているっていう中で、こうやってたくさんのお客さんが集まってくださりすごく嬉しいと思うと共に、5★STAR GPが盛り上がっている証拠なのかなぁって思っています。5★STAR GP、夜が残ったリーグ戦と決勝戦となるんでけど、私は決勝戦のほうに駒を進めることが出来ず、優勝の夢は叶わなかったんですけど、こうやって久しぶりに締めのマイクを握ることが出来て締められることが、いまの自分にとっての結果なのかなと思っています。
 夜の試合の試合のカードのほうがまだ決定していないんですけれども、昼に引き続き夜の興行も選手全員、熱く全力で頑張る、夜も思い切り闘っていきますので、夜も引き続き応援のほうよろしくお願いします! それでは久しぶりに私、紫雷イオが興行のほうを締めさせてもらいたいと思います」と挨拶すると、選手たちにリングに上がるよう促す。

 リング上に選手が揃ったところで、最後はイオが「今日はお昼、どうもありがとうございました。夜もよろしくお願いします。今を信じて、明日に輝け! We are STARDOM!」と音頭を取って昼興行を締めくくった。
 
★試合後のコメント
 
紫雷イオ
「勝てたし最後の締めのマイク久々にできて、かなり感無量で嬉しかったわ嬉しかったんですけど、やっぱりその、決勝戦に駒を進められなかったっていうのはすごく心残り。やっぱりこれまで頑張ってきて優勝を目指してきたっていうのがあったので、ん~、最後まあ関係なしに勝ちを狙っていきましたね。正直ちょっとさびしい気持ちがありましたね。ここまで来たらおんなじレッドスターズから決勝進出する愛川ゆず季選手に頑張って欲しいなと思いますね。なんか、木村さんはコケにしたりスターダムをバカにしたりしてるので、そういう人が優勝するよりは同じスターダムの仲間が優勝してほしいなと思ってます。頑張って欲しいなと」
――初対戦の世Ⅳ虎選手はいかがでした?
「世Ⅳ虎さん?世Ⅳ虎さん、世Ⅳ虎さんね、すごく、面白かったなっていう気持ちがありますね。正直そのパワーで圧倒されてやばいなという部分もあったんですけど、ああいうパワーで小回りがきかない選手は結構得意だったりもして、すごい相性がよかったりして」
――コンディションはいかがでした?
「反則技?チョークとか首を絞められたりとか、反則技なんですけどすごくしつこくやられて。チョークスリーパーは反則ではないんですけど、息ができなくなるようなものをすごく、急所を狙われたので、そのへんでヤバイなというところはありましたね。まあそれは世Ⅳ虎のスタイルだって言うんだったら、やられたうえで最後勝ったのでそれを上回ったんじゃないかなと」
――リーグ戦通してどうでしたか?後半巻き返しましたが
「後半?ん~、2回、今日で2回勝って後負けだったんで、やっぱり世Ⅳ虎みたいに勝ち進めて、ダントツっぽい雰囲気を出せてたりする選手がいるなかで、自分は早い段階で優勝決定戦に進めない事が分かってしまったので、それはお客さんの見るモチベーションにも繋がって、注目度もさがるという事に繋がると思うので、それはよくないなと思いますね。もしまた次があるなら、こんなことにはならないようにしたい」



 愛川が奈苗に勝利し、木村がエンジェルに敗れたため、GPはさらに混沌!

STARDOM 5★STAR GP2012
9月17日(月・祝)新木場1stRING(12:00)
観衆403人(超満員札止め)

▼オープニング

 この日はKちゃんパンダの新井みずかさんと若原めぐみさんがお休みのため、Kちゃんパンダダンサーズによるオープニングダンス。そこに風香GMが加わり、いつもとはちょっと違うダンスを披露。踊り終えたGMは「皆さん、こんにちは。先ほど完売したと報告がありました。ありがとうございます。名古屋、大阪と経由して、ダンサーズさんも選手も疲れが出たのか体調を崩して欠場する人が多いんですけど、5★STAR GPも今日で脱落する選手が出て来ますので、いつもと変わらぬ熱い応援をよろしくお願いします」と挨拶。

 続いて出場予定だったが、ケガで欠場することになった岩谷麻優と須佐えりが登場。左腕を三角巾で吊った須佐が「皆さん、こんにちは! 今回なんですが、試合中に左腕をケガしてしまい欠場することになりました。本当にスミマセンでした。早く治して皆さんの前で試合をしたいと思います!」と挨拶。
 続いて岩谷が「2週……違う、違う! 何を言おうとしていたか忘れちゃった! えっと練習中の事故で鼻を骨折してしまって、カードが変わってしまってスミマセン。早く治してタッグリーグ戦に向けて頑張りますのでよろしくお願いします!」と挨拶すると、最後はGMと3人で大会の開会宣言。

▼3WAYバトル 15分1本勝負

松本浩代

9分59秒
ひろよストーン→片エビ固め
はるか悠梨●
翔月なつみ

 3者、慎重に握手を交わしてから試合が始まると、三つ巴での力比べへ。するとはるかと翔月は2人がかりで松本を押し込む。「なんで、なんで!?」と叫びながらも押し返していった松本。そこから今度は三つ巴のチョップ合戦へ。
 またしても徐々にはるかと翔月の2人がかりで松本にチョップを打っていく中、翔月が松本に共闘を持ち掛けるが、そこにはるかがドロップキック。

 しかし松本が体当たりではるかを吹っ飛ばすと、翔月に「なっちゃん、一緒にあのおっぱい星人やっつけようよ」と持ち掛ける。しかし翔月はあっさり松本に蹴り。エプロンまで戻ってきたはるかに翔月をぶつけて落とした松本だが、翔月もアームドラッグで投げていくと、ブレーンバスターの体勢に。
 だが、逆にボディスラムで叩き付けた松本は「食らえ、30キロ!」と叫んでニードロップを投下。ブーイングが鳴り響く中、逆エビ固めに捕らえた松本だが、そこにはるかが入ってきてパッション張り手でカット。

 はるかと翔月は合体攻撃を狙うが、松本はクロスボディで2人まとめてなぎ倒すと、はるかのツインテールを掴んでヘアホイップ。はるかの顔面を蹴りながら「私よりカワイイと思ってんのか?」と挑発する松本。はるかが反撃しようとしてもコーナーに飛び乗った松本はミサイルキック。
 しかしはるかが松本の串刺し攻撃をかわしたところに翔月が串刺しニー。続けてはるかはブロンコバスタを見舞っていくと、2人で両側から腕十字を極めていく。

 さらにはるかがコーナーに登ったところに、翔月が松本をホイップすると、はるかはぶら下がり式腕十字。そこを翔月がスクールボーイで丸め込んだがカウントは2。翔月はさらにサムソンクラッチ、逆さ押さえ込みで抑え込むがカウントは2。
 松本は首固めを狙った翔月をぶっこ抜いてブレーンバスター。そこではるかが漁夫の利式で翔月をカバーするが、怒った松本がはるかをボディスラムで叩き付けてからコーナーへ。だが、翔月は立ち上がってきたはるかと共に松本をコーナーから突き落とす。

 するとはるかは翔月に変型の逆落とし。翔月もコーナーに登っていくが、そこに逆立ちキックを見舞って引きずり降ろしたはるかはマックを決める。だが、松本が戻ってきてカウント2でカット。
 ここで翔月は2人まとめてラ・マヒストラルで丸め込むがカウントは2。松本は翔月をファイアーマンキャリーで抱え上げると場外に叩き落とす。さらにはるかも抱え上げるが、背後に回ったはるかはオンブ式スリーパー。しかし背後のコーナーに叩き付けて脱出した松本は、コーナースプラッシュからひろよストーンを決めて3カウント。









 

▼ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
脇澤美穂
[2勝2敗=4点]
5分35秒
雪崩式フランケンシュタイナー→片エビ固め
宝城カイリ●
[4敗=0点]

 宝城はいつものように持参した宝箱を開けるが、中には何も入っておらず本人も困惑の表情。そこに入場してきた脇澤の手にはサボテンの鉢。どうやらコレを宝城が宝箱に入れていたようだが、いつの間にか盗んでいた脇澤はサボテンを宝城に突き刺していく!

 それでも握手を求めていった宝城は、ゴングと同時にドロップキックで奇襲攻撃を仕掛けるが、読んでいた脇澤はすべてかわしてみせる。ネックブリーカーからベノムアームでのアイアンクローを狙った脇澤だが、腕を掴んで阻止した宝城は「食らえ、クラゲアーム!」と掟破りのアイアンクロー。脇澤も負けじとアイアンクローをかけてお互いにやり合う。
 さらに前方回転のネックブリーカーを決めた宝城は、「いくぞー!」と反撃をアピールする脇澤の背後からドロップキック。

 ダブルチョップを連打する宝城に唾攻撃を見舞った脇澤は、さらにペットボトルの水を口に含んでいくが、背後からスクールボーイで丸め込んでいった宝城。カウント2で返した脇澤は口の中の水を噴射するが、宝城がかわしたためバーブ佐々木レフェリーに誤爆!
 その隙に宝城がスライディングDを叩き込んでカバーするが、バーブレフェリーはまだ倒れたままのためカウントが数えられない。すかさず脇澤が反撃に転じ、ジャーマンで投げていく。蘇生したバーブレフェリーがカウントを取るが、カウントは2。

 ミサイルキックからフィッシャーマンを狙った脇澤だが、宝城が踏ん張るとFクラッシュにスイッチ。これを回転エビ固めで切り返した宝城は、串刺し式スピアーからイカリへ。
 リング中央でガッチリと決まったが、脇澤がロープに向かって這っていくと体勢が崩れてしまう。5分が経過し、コーナーに登っていった宝城だが、下から張っていった脇澤は追いかけていって雪崩式フランケンを決めて3カウント。宝城はどうしてもリーグ戦、初白星があげられない状況だ。









 ★試合後のコメント

宝城カイリ
――惜しいところでした
「もー! もー、悔しい! 最後の最後で、逆転されてしまって、勝てると思ったのに、あ〜悔しいです(泣)。も〜悔しい! 自分が悔しい。なんで(肩を)上げたつもりだったのに。 も〜。応援して下さったファンの方に本当に申し訳ないです。ちょっと今、あんまり綺麗なことは言えないんで、あれなんですけど、次、頑張ります」
――レフェリーがいれば3カウント入ってたんじゃないかと
「ずっと練習してきたスライディングDだったので、ガッチリ入って決まってたと思ったので。もうちょっとタイミング良かったら、(3カウント)獲れていたと思うと、もう悔しくて仕方ないです」
――最後に1戦残してます
「最後、木村さんということで、簡単に勝てる相手ではないということは百も承知。最後なんで、もう倒れてもいいので、勝つ気でいきます」

脇澤美穂
――危うい場面もありましたが
「腰がちょっと痛かったんで、イカリはちょっと警戒してたんですけど、やっぱりやると危なかったですね」
――前と戦った時に比べてどうでした?
「ん〜、そうですね、まあ、前よりはすごい。彼女、ね。お互いね? いい感じにできたと。もっとやり合いたいですね」
――最後の絞め技は惜しかった?
「惜しかったですけど、別に私は何も考えずに」
――ベノムアーム成功しましたが
「いつも成功してますよ。何がですか?」
――あと1戦残ってます
「全然、ベノムがあればなんでもできるんで。ベノムアームで勝利したいと思います」 
 
▼レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
紫雷イオ
[1勝2敗1分=3点]
15分00秒
時間切れ引き分け
夕陽
[1勝2敗1分=3点]

 5・3後楽園大会以来2度目の一騎打ち。ゴングと同時にイオが突進すると夕陽はスクールボーイで丸め込む。意表を突かれたイオだが、すぐにドロップキックを返すとサーフボードストレッチに捕らえていく。そこからロープに飛んだイオだが、夕陽はカウンターのフロントキック。
 イオが側転→バック転のフェイントを見せると、夕陽も側転フェイントからハーフダウンのイオを蹴っていく。だが、蹴り足をキャッチしたイオはドラゴンスクリューで投げていくと、リバースのデスロックやステップオーバーのトーホールドでヒザを攻撃。

 リバースの弓矢固めのようなジャベまで繰り出したイオは、逆片エビ固めで夕陽に悲鳴をあげさせる。ロープに逃れようとする夕陽だが、イオはうつ伏せの夕陽を変型サーフボードストレッチに捕らえる。さらに左ヒザを蹴っていったイオは、ロープに左足を巻き付けて絞りあげる。
 身動きが取れない夕陽の背後からドロップキックを見舞って場外に叩き落としたイオは、ケブラーダを狙ったが、夕陽は足を掴んで引きずり降ろして阻止。逆に夕陽がケブラーダを発射。やや当たりは浅かったがイオをリングに戻した夕陽は掌底とボディブローのコンビネーションからライオンサルト。

 さらにソバットからハニーフラッシュ。これも当たりは浅かったが、夕陽は間髪入れず619からスワンダイブを狙う。だが、ロープに飛び乗ったところを突き落としたイオは、場外に落ちた夕陽に向かってトペを発射。
 夕陽をリングに戻し、スワンダイブ式ミサイルキックを見舞ったイオは、ダブルアーム・フェースバスターを狙うが、夕陽はリバースで切り返す。着地したイオが突進するが、バックキックで迎撃した夕陽はスワンダイブ式ミサイルキック。

 ヒザ十字固めに捕らえていった夕陽は、アンクルホールドに移行。どうにかロープに逃れたイオだが、夕陽はバックを取る。ロープを掴むイオだが、足を蹴った夕陽はそこからジャーマン。イオがカウント2で返したところで10分経過。
 夕陽はムーンサルトプレスを投下。ヒザが完全に入ったが、返したイオはダブルアーム・フェースバスターで叩き付けると、ムーンサルトプレスを決めてからカバージョに捕らえる。

 ガッチリ決まったが、夕陽はロープに脱出。残り時間3分のところで、イオは串刺しダブルニー。しかしイオのバズソーキックをかわした夕陽はジャンピングハイ。イオも夕陽の野良犬ハイキックをマトリックスでかわして丸め込む。カウント2で返した夕陽に今度こそバズソーキックを叩き込んだイオは、もう一度カバージョ。
 横回転して脱出した夕陽はバズソーキックをお返し。だが、カウント2で返したイオはさらに強烈なバズソーキック。残り1分となり、ニーリフトから野良犬ハイキックを叩き込んだ夕陽だが、これもカウントは2。エルボー合戦から首固めで丸め込んだイオだがカウントは2。残り10秒でダブルアーム・フェースバスターを狙ったイオだったが、ここで15分時間切れを告げるゴングが鳴らされた。









 ★試合後のコメント

夕陽
――残念ながら引き分けでした
「今の時点でもう、今の瞬間、リーグ戦、優勝っていうのはもう無理なんですかね? 勝ち星的に」
――はい
「やっぱり、今日の試合内容とかじゃなくて全体的に優勝がないってことに対して、今もうなんていうんですかね。どうしようもない気持ちというか、自分の不甲斐なさでいっぱいです」
――試合としては前回負けたイオ選手に引き分けたわけですが
「その点では自分は成長してるかなって思いますけど、やっぱりもっともっと上を目指さないといけないので。優勝っていうのは絶対にしなくちゃいけなかったことですね」
――残り1戦、愛川ゆず季戦ですが
「それはもう、デビュー戦の相手の愛川ゆず季さん、そして女子プロレス大賞の愛川ゆず季さんということで、リーグ戦は負けてしまったけど、まだ愛川さんは優勝するかもしれないって可能性があるので、その優勝するかもしれない相手に勝つっていう、大逆転というか、優勝にはならないんですけど、自分の中の納得行くような形としては今できることはそれぐらいしかないと思うので、次に向けてまた頑張りたいと思います」
――今回のリーグ戦で手応えは感じました?
「約1ヶ月間、このリーグ戦をやってきた。正式にはまだ終わってないですけど、今まで闘ったことのない選手とかと闘って、タッグリーグ……次、スターダムのタッグリーグ? まだ出るかわからないですけど、出るとしたら反省を生かして次の試合に繋げられたらと思います」

紫雷イオ
――引き分けでしたが
「引き分けっていう試合結果にすごくやっぱり不甲斐なさを感じますね。最後攻めたい所で攻めきれない。自分の弱さもあるんですけど、攻めきれなかったところが特に悔しく思います」
――予想してた夕陽選手と違いましたか?
「気持ちの面で試合結果をひっくり返そうとしてるという所は、すごく伝わってきた部分ではありますね。お互い試合のスタイルが似てるので、他の試合にはないような流れになるとは思いましたね」
――この失点はかなり大きいと思うが
「ノーコメントですね」
――残り1戦、世Ⅳ虎選手ですが
「はい……そうですね。まだ期間があるので、切り替えるしかないんで、切り替えますけど、本当に優勝本気で狙ってたんでショックが大きいです」

▼ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
夏樹☆たいよう
[2勝1敗1分=5点]
15分00秒
時間切れ引き分け
鹿島沙希
[1勝1敗1分=3点]

 ゴングと同時に突進した鹿島だが、かわした夏樹はロープに飛んで加速をつけていく。鹿島のエルボーをかわし、逆にエルボーで場外まで吹っ飛ばした夏樹はコーナーに飛び乗るが、すぐにリングに戻っていった鹿島は追いかけていってコーナー上で卍固め。
 夏樹もエルボースマッシュで反撃するが、鹿島はエルボーの連打からコルバタを狙う。これを叩き落とした夏樹だが、気合いの雄叫びをあげた鹿島はドロップキック。

 さらにクリストを決めた鹿島は、そこから逃れてドロップキックを放った夏樹。この足をキャッチしてアキレス腱固めに捕らえた鹿島だが、夏樹もアキレス腱固めで対抗。
 上体を起こした夏樹は後転すると、リバースのデスロックに捕らえていく。そこからSTFに移行した夏樹は、そのままヘッドロックで立ち上がる。

 何とか首を抜いた鹿島だが、夏樹は執拗に腕を捻りあげる。変型のチキンウイングに捕らえたまま鹿島をコーナーに叩き受けていった夏樹だが、鹿島もアームドラッグで投げていく。しかし夏樹もアームドラッグを返すと、串刺しドロップキック。しかし2発目の串刺しドロップキックをかわした鹿島は、逆に串刺しドロップキック。
 時間差フェースクラッシャーから立ち上がる前の夏樹にドロップキックを連発した鹿島は、変型のソル・ナシエンテに捕らえる。足に噛みついて脱出した夏樹だが、怒った鹿島は馬乗りエルボーを連打すると腕に噛みついていく。

 鹿島がヒザ固めに捕らえると、夏樹は下から張り手。だが、鹿島も退かずに張り手を返す。怒った夏樹は鹿島をロープに張り付けると、頭を殴打してからバックを取る。エルボーで逃れた鹿島だが、その後のエルボーをことごとくかわした夏樹は、サッカーボールキックから顔面へのドロップキック。
 さらにミサイルキック2連発。夏樹は続けてコーナーに登っていくが、鹿島は立ち上がれない。気合いでどうにか立ち上がった鹿島に3発目のミサイルキックを叩き込んだ夏樹。10分を経過し、夏樹はリバースインディアンデスロック+ドラゴンスリーパーの複合技。さらにイグチボムを狙ったが、鹿島は回転エビ固めに切り返す。

 しじみを決めさせなかった夏樹は、ドロップキックからダイビング・ボディプレスを狙ったが、足を出して迎撃した鹿島はフロントキックからしじみ。カウント2で返した夏樹は腕極め式DDTで叩き付ける。残り時間3分となり、左右の張り手を連打した夏樹は、串刺し攻撃を狙うが、カニ挟みで倒した鹿島はアストロシザースからのエビ固め。
 だが、惜しくもカウント3とはならず。投げ捨てジャーマン3連発を見舞った夏樹は、朦朧とする鹿島に串刺しドロップキックを叩き込むが、鹿島もカウント2で返す意地を見せる。だが、立ち上がれない鹿島を見てレフェリーがダウンカウントを取る。

 どうにか立ち上がった鹿島にソバットを叩き込んだ夏樹は旋回式ペディグリー。これもカウント2で返した鹿島は、続くダイビング・ボディプレスもカウント2で返す。観客からどよめきも起こる中、夏樹はイグチボムで叩き付けるが、ここで15分時間切れ引き分けを告げるゴング。
 終始優勢に試合を進めていたものの、夏樹が15分で仕留められないほど鹿島は成長していた。リーグ戦の星勘定的には厳しくなったが、夏樹も愛弟子の成長にどこか晴々しい表情だった。










 ★試合後のコメント

夏樹☆たいよう
「いや〜悔しい。まさか沙希に引き分けるとは、これっぽっちも思ってなかったんで。想定外でした。なんだアイツ、援護射撃するとか言っておいて、あんな粘りやがって。いや、すごい、やっぱりデビューした時から根性だけはね、細いけどね、あるなっていうのは思ってたんで。もうなんかボロボロでしたけど、いやー、自分も甘く見てました」
――この失点は大きいと思いますが
「デカイんですけど……いやー、痛いですね。次、とにかく木村にだけは決勝に行かせるわけにはいかないんで。もう祈るしかない状態になってしまったんで……はい、悔しいです」
――もう1戦、ダーク・エンジェル戦ありますが
「そうっすね。最初の同じブロックになった時は、やっぱり本場のルチャを体験できるいい経験だと思って楽しみにしてたんですけど、もうそんな余裕ないですね。夏樹☆たいようのプロレスで、相手の手の内とか探ることもなく、自分の喧嘩ファイトでもなんでも出していってやりますよ」

鹿島沙希
――引き分けでしたが
「自分が出せる技を全部出しても返されるし、やってもやっても全然追い込めないし、逆に追い込まれた場面もすごくあって。ドローという結果は……自分が弟子入りをして、前回は余裕を残されたんですけど、今回はドローという結果で、成長したというのが伝わったんじゃないかなと思いますけど、やっぱり、もっと……(涙をこらえながら)……もっともっと余裕の1つもなくなるぐらいにもっと強くなって、もっとさらに自分もハイスピードにいけるぐらいにもっと成長していきたいなと思ったんですけど……。今日の一戦で、すごい色んな物を教えていただきましたし、もっともっとこれからもっともっと闘っていって、もっとハイスピードに近づいて、自分の見ている所はハイスピードのベルトただ一つなんで、もっと近づいていきたいなと思います」
――残り1戦、木村戦ですが
「今回ドローという結果を出したという事に自分も自信を持って、本当にもう絶対に勝つ気で向かって行きたいなと思います」
――木村選手トップ走ってますが、援護射撃的にも大事な一戦です
「そこは絶対に自分が止めたいと思います」

▼レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
世IV虎
[2勝2分=6点]
9分30秒
胴絞めスリーパー→レフェリーストップ
安川惡斗●
[1勝3敗=2点]

 コーナー下でヤンキー座りをする世IV虎に近づいていき、「お願いします」と握手を求めていった惡斗だが、世IV虎がその手を払いのけると惡斗が奇襲攻撃を仕掛けていく。だが、ショルダータックルでなぎ倒した世IV虎はボディシザースで捕獲。
 体勢を入れ替えてマウントエルボーを打ち落としていった惡斗だが、世IV虎は腕十字で切り返す。さらに首4の字固めに捕らえた世IV虎だが、惡斗はロープに脱出。

 世IV虎のフライングメイヤーを着地した惡斗は、この日は躊躇することなく張り手を見舞っていくとフロントネックロック。だが、コーナーに押し込んでいって脱出した世IV虎。惡斗はコーナーにホイップすると見せかけてスクールボーイで丸め込むと、そこからストレッチマフラー。
 ロープに逃れた世IV虎にドロップキックを見舞った惡斗は、世IV虎を一旦持ち上げるが、世IV虎は背後に着地。それでも突進してきた世IV虎を気合いで担ぎ上げた惡斗は、ACTスペシャルで叩き付ける。

 コーナー二段目からの惡トーンはクリーンヒット。しかし世IV虎がカウント2で返すと、惡斗はコーナー最上段へ。立ち上がった世IV虎は「舐めんじゃねぇよ!」と下から張り手。さらに惡斗をコーナーに乗せると、中邑真輔ばりに串刺しニーリフトで突き上げる。
 倒れた惡斗の背中にセントーン2連発を落とした世IV虎は、ネックハンキングボムを狙うが惡斗が踏ん張るとショートレンジラリアットにスイッチ。馬乗りになってチョークで絞め上げた世IV虎だが、惡斗もラリアットをブロックしてバックエルボーを叩き込むと、コーナー最上段からの惡トーンを投下。

 完璧に決まったがカウントは2。すると世IV虎が珍しく首固めやスクールボーイなどの丸め込みを連発。必死にカウント2で返した惡斗だが、世IV虎はフロントキックからネックハンキングボム。これもカウント2で返した惡斗は、世IV虎のフロントキックをキャッチするとアクトロックで丸め込む。
 だが、世IV虎は胴絞めスリーパーで切り返す。これも後転してエビ固めで抑え込んでいった惡斗は、カウント2で返した世IV虎を胴絞めフロントネックロックに捕らえる。

 場内から「落とせ」コールが起こる中、どうにかロープに脱出した世IV虎。ロープに飛んだ惡斗だが、世IV虎はカウンターのラリアットでなぎ倒すと、「死ねよー!」と叫びながら胴絞めスリーパー。これが完璧に入り、惡斗が落ちてしまったためレフェリーが試合をストップ。世IV虎が先輩の意地で食らいつけてきた惡斗を力でねじ伏せた。
 目を覚ました惡斗は見下ろす世IV虎に握手を求める。すると世IV虎は握手に応じ、頭を撫でて惡斗の健闘を称えた。









 ★試合後のコメント

世Ⅳ虎
「攻めこまれたんですけど、まあ1回タッグで当たって、その時はうちに何もやってこれなかった。『姉さん、姉さんってビビって何もやって来なかった安川惡斗からしたら、今日の安川惡斗はその時より成長して、ちゃんと向かってこれるようになったんじゃないかなと思います。でも予想外に、惡トーン? とか食らってしまって。レスリングとか技の完成度でも、自分はアイツより上だとハッキリ見せれたんじゃないかと思います」
――最後の握手は認めるって事ですか?
「まあ、親分が惡斗入れてしまった川葛なんで、自分が惡斗が川葛にいることは認めざるを得ない。でも自分の地位は守った。まあパシリとしてやってくのはいいんじゃないですか?」
――残りはイオ戦ですが
「まあ、紫雷イオも初対戦。まあ試合を見ている限り、なんかルチャ的な難しい感じで。まあそこらへん自分も負けてないと思うんで、この自分の右腕で絞め落として(イオの)記憶をなくしたいと思います」
――無敗でここまで来てるわけですが
「まあ、想定内です。これで紫雷イオに勝って、自分が1位通過してブルースターズに勝って優勝してやる」

安川惡斗
「やっぱり、食らいついていく事しかできなかったけど、でも、持ってるものぶつけていきました。でも、やっぱり強い。超えたい! 超えたいです。まだまだ力及ばないけど、いつか、肩並べれるぐらい強くなって! 強くなって、認めさせてみせる! また闘う! 世Ⅳ虎〜〜! 以上!」 
▼KちゃんパンダのGP中間報告
 
 まあやの「欠場者は多いけど、まあやは元気です!」のかけ声と共に、Kちゃんパンダのコーナーがスタート。Kちゃんパンダの2人はいないが、ダンサーズと一緒に風香GMが登場し、この日はインタビューではなく5★STAR GPの中間報告をすることに。

 昨日必死に考えてきたというGMだが、「夏樹☆たいようがまさかの引き分けで、紫雷イオ選手も引き分けだったので」とまさかの結果に困惑気味。レッドスターズはメーンの奈苗vs.愛川の結果待ちだが、奈苗、愛川、世IV虎の3人に絞られた様子。
 一方のブルースターズはセミの木村vs.エンジェルの結果次第だが、木村、エンジェル、夏樹、鹿島にまだ優勝決定戦進出の可能性が残っている。

 中間報告を聞いたGMは「生え抜きの世IV虎とかが優勝するのが理想ですけど、個人的な気持ちには同期の夏樹☆たいように報われてほしいけど、今日ドローだったので厳しいかな。リアルな予想では木村さんか高橋奈苗さんの可能性が高いですかね」と優勝予想をした。

▼ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
ダーク・エンジェル
[3勝1敗=6点]
11分34秒
ウイング・スパン
木村響子●
[2勝1敗=4点]

 握手を求めたエンジェルに対して挑発気味に息を吐きかけた木村。アームドラッグで投げていったエンジェルに対し、木村が睨み付けながら髪の毛を掴んでいくと、エンジェルの木村の胸を突き飛ばす。
 木村は逆水平チョップを連打し、ロープまで押し込んでいき、そこからダブルチョップ。エンジェルはヘッドシザースで投げ飛ばすと、ロープに飛び乗ってのクロスボディ。

 木村を場外に追いやったエンジェルは場外ダイブと見せかけてバック転を披露。しかし木村も場外からエンジェルを引きずり出すと、客席に叩き付けていく。北側客席の最後方まで連れ出して壁に叩き付けていった木村は、1人先にリングに戻る。
 エンジェルが戻ってくると、ロープに張り付けて踏んづけていった木村。エンジェルがエルボーを打っていくと、木村はより強烈なエルボーを返していき、さらにコーナーに追い込んでいく。

 体勢を入れ替えて殴っていったエンジェルだが、再び体勢を入れ替えた木村は強烈な張り手。エンジェルも組み付いていってフロントスープレックスで投げていくが、木村はなおもエルボー合戦を仕掛けていく。だが、飛び付いていったエンジェルはロープの反動を利用してのスタナー。
 さらに片足を取られた場外でジャンピングソバットを叩き込んで木村を場外に追いやると、コーナー最上段からプランチャを投下。木村をリングに戻したエンジェルは、ダイビング・クロスボディ。

 バックを取ったエンジェルだが、ヘッドバットで脱出した木村は胴絞めスリーパーに捕らえる。どうにかロープに逃れたエンジェルは、ブレーンバスターで投げようとしたところを胴絞めフロントネックロックで切り返す。
 だが、そのままの体勢で立ち上がった木村はぶっこ抜いてブレーンバスター。エンジェルの顔面を足蹴にしていった木村は、ビッグブーツを狙うが、かわしたエンジェルは丸め込む。10分を経過してリストロック式バックドロップから変型の裏投げで投げたエンジェルは、一気にレイネーラ。

 だが、これをエビ固めで切り返した木村は至近距離からビッグブーツを叩き込むと、ノータッチヘッドバット。さらにロープに飛んだエンジェルに追走式ビッグブーツ。続けてロープに飛んだ木村だが、追走したエンジェルはウイング・スパン(変型横十字)で丸め込んで3カウント。
 木村が敗れたのを見て夏樹や世IV虎もリングサイドに現れて大喜びするが、それを見た木村が激怒! バーブレフェリーを場外に投げ捨て、自らも場外に出ると、世IV虎や周りにした脇澤に殴りかかっていくと、夏樹と揉み合いながらバックステージへと雪崩れ込んだ。









 ★試合後のコメント

木村響子
――残念ながら負けてしまいました
「見てりゃ分かるだろ? 見てりゃ分かること聞くんじゃねーよ! あ?」
――残り1戦ありますが
「問題ないだろ。まあ、決勝まで行けば問題ないだろ。今日負けた? だからなんだよ。なんか文句ある?」








ダーク・エンジェル
「この勝利はとてもこのトーナメントにおいて大きな勝利よ。彼女が5★STAR GPで私に勝てる方法をたくさん思い浮べてきたんでしょう。でも5★STAR GPのチャンピオンになるのは私に決まっている。私の優勝以外を想像する人がいるの? 今日闘った木村、あなたとの試合は楽しめたわ、ありがとう」
 
▼レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
高橋奈苗
[2勝1敗1分=5点]
12分59秒
タイガースープレックス・ホールド
愛川ゆず季
[2勝1敗1分=5点]

 ノーガウンで入場してきた愛川に対し、腰に赤いベルトを巻いて入場した奈苗。愛川は鋭い目つきで奈苗を睨み付ける。しかし愛川のほうから握手を求めていくと、奈苗もキッチリ応じてから試合開始。
 まずは首の取り合いから愛川がグラウンドでフロントネックロック。首を抜いた奈苗だが、愛川はなおもボディシザース。だが、足を取った奈苗は逆片エビ固めへ。回転して逃れた愛川は蹴っていくが、奈苗はヘッドロックに捕らえる。

 ロープに飛ばした愛川だが、奈苗はショルダータックル。しかし愛川は蹴りで反撃。奈苗もドロップキックからのボディプレスを狙ったが、かわした愛川はYKレッド(カカト落とし)を連打。だが、奈苗もエルボーの連打でコーナーまで押し込むと、串刺しラリアットを叩き込む。
 さらにロープに張り付けてから蹴っていった奈苗はアルバトロスに捕らえる。噛みついていった愛川だが、奈苗は離さない。アンクルホールドにスイッチした奈苗は愛川に蹴られても離さず変型のリバースバイパーホールド。

 さらに愛川が爆弾を抱える腰にヘッドバットを連打した奈苗は、夏樹ヘッドばりの人間魚雷からバックドロップ。2発目を体を捻って押し潰した愛川は、パイパイアタックを狙ったが、奈苗は蹴りで迎撃。しかし愛川はYKイエロー(ハイキック)を叩き込むと、今度こそパイパイアタック。
 5分経過し、フィッシャーマンを狙った愛川だが、奈苗はバックに回るとゆずポンスタナーで切り返そうとした愛川を突き飛ばして後頭部にシャイニング膝アッパー。

 しかし愛川は奈苗が世IV虎戦で脱臼した左肩にYKレッドを見舞うと、チキンウイング・アームロックへ。ロープに逃れた奈苗をタイガースープレックスで投げようとした愛川だが、振り解いた奈苗は低空ドロップキックからシャイニング膝アッパー。そこからコーナーに登っていくが、追いかけていって愛川は雪崩式のゆずポンスタナー。
 フィッシャーマンズ・スープレックスからのSTFに捕らえた愛川は、変型の羽根折り固めにスイッチ。徹底的に奈苗の左肩を攻撃していった愛川は、恍惚とした表情を浮かべながらボディブローを連打し、“キラーゆずポン”を覗かせる。

 すると奈苗は「ふざけるな!」と張り手を連打していくが、愛川はYKイエローを返す。だが、蹴り足をキャッチして強引にバックドロップで投げた奈苗はラリアット。10分を経過し、冷蔵庫爆弾を投下したがカウント2で愛川も返す。もう一度コーナーに登った奈苗は冷蔵高爆弾を投下するが、足を上げて迎撃した愛川は、片膝をついた状態の奈苗にYKイエローからYKレッド。
 ダウンカウントを数える和田京平レフェリーを突き飛ばしてYKレッドを放った愛川だが、キャッチした奈苗はショートレンジラリアット。

 愛川はタイガースープレックスの体勢から、踏ん張る奈苗にYKブルー(後ろ回し蹴り)2連発。しかし奈苗もショートレンジラリアットを返す。残り時間3分となり、奈苗は倒れ込むようにラリアットを叩き込むとイクボムで叩き付けるが、これもカウントは2。
 首をかっ斬るポーズからワンセコンドを予告した奈苗だが、YKブルーで振り切った愛川は、奈苗の背後からYKブルー→YKレッドと叩き込むと、タイガースープレックスで投げて3カウント!










▼エンディング

 納得いかない奈苗はレフェリーに食ってかかるが、そんな奈苗を見下ろした愛川は実に太々しい表情。2年前のデビュー戦とはまるで別人のようだ。
 マイクを持った愛川は「高橋奈苗に勝ったぞーーー! 今日、この新木場に来てくれたお客さん、みんなに言いふらしてください。この情報をどんどん広めてください。そしてスターダムの5★STAR GP、優勝するのは間違いなく愛川ゆず季です。残り試合も落とさないように頑張りますので応援よろしくお願いします。今日はどうもありがとうございました!」と興奮気味で絶叫。
 決めポーズで記念撮影に応じた愛川だが、「喜びで締めるのを忘れてました。スミマセン。皆さん、リング上に集まって下さい。大至急集まってください」と、改めてほかの選手たちをリングに上げてから「愛川ゆず季が勝ちました。今日はケガ人で欠場の選手がいる中、こんなたくさんの方に集まっていただいて、応援していただいてありがとうございました。5★STARのリーグ戦、終盤に入りましたが、次は30日の昼夜興行です。皆さん、お見逃しなく。私の優勝する姿を観に来てください。それではご起立ください。今を信じて、明日に輝け! We are STARDOM!」と大会を締めくくった。

★試合後のコメント

愛川ゆず季
「やった! 何と愛川ゆず季が、高橋奈苗に勝ちました。これは曲げれない事実なので、1人でも多くの人に知ってもらいたいと思います。これは真剣に私がプロレスに取り組んでる(ことが)形となった証拠だと思いますので、より多くの人に知ってもらいたいなと思います」
――久々の高橋さんとのシングルでしたが
「もう本当に、当たりが一つ一つキツくて。でも絶対に負けないという気持ちで、魂を込めてキックに変えました」
――最後のタイガースープレックスは狙ってた?
「そうですね、私が高橋奈苗に勝つにはこの必殺技しかないんじゃないかなと思っていましたので、狙ってました」
――チャンピオン対決でしたが
「お互いに意地とプライドとあって負けられない試合、勝ちに行った試合だったと思います。でもまあ、キャリアでも体格でも負けてますが、私は肩でも何でも狙って勝ちを取りにいこうと思いました」
――2年前のデビュー戦から勝てたというのは、何故だと思いますか?
「いやもう本当、日々だと思います。グラビアアイドルがプロレスやってる、それだけじゃなくて、ちゃんとグラレスラーとしてプライド持ってやってますので、その結果が形になったんじゃないかなと思います」
――2年前で向かい合った時と、今回とは気持ち的にどういう違いがありました?
「いやもう前回はデビュー戦だったので、プロレスってなんなのかなと思って。こんなに当たりが強いんだとか、こんなにボコボコにされるんだとか、何かそういう初めてのことばっかりで。上からボディプレスされたらこんなに痛いんだとか、ドロップキックってこんな痛さなんだとか、もう全てが初めてだったので。まあその、今そのデビュー戦があったからこそゆずポンがあると思ってて、感謝の気持ちもあるんですけど、絶対に倒していきたい相手の一人ですし、勝つことによってより皆に認められて、グラレスラーとしてもプロレスラーとしても大きくなっていってるんじゃないかなと思います」
――あと1戦ありますが
「そうですね、残りの試合、もう私には怖いものないので、必ず獲って私が5★STARのリーグ戦優勝します」
――夕陽選手については
「そうですね、もう絶対に落とすことが考えられない試合ですし、優勝に向かって私はただ突き進んでいきたいと思います」
――白いベルトの王者が赤いベルトの王者に勝ったわけですが
「そうですね、私はその辺をあまり意識せずにというか、白いベルトの王者として毎回闘っているのはあるんですけど、今回リーグ戦優勝する、何が何でも倒すということで。そうですね、赤いベルトにも興味が湧いて来ました」
――高橋奈苗選手は2年前と同じように大きく見えましたか? それともそうは見えませんでした?
「いや多分、私が大きくなってるので、そんなとんでもない怪物のようには見えませんでした」

高橋奈苗
※ノーコメント

 
 木村が夏樹を下し、締めのマイクも担当!愛川と世IV虎は時間切れドロー

STARDOM 5★STAR GP2012
9月2日(日)名古屋テレピアホール(17:30)
観衆424人(超満員札止め)

▼オープニング

 まずは風香GMが「何か今日はあり得ないくらいノリが良くてビックリしているんですけど、(大きな声援を送っているお客さんは)東京の方ですよね? 今日はここに来るまでバスが故障して焦ったんですけど、もう選手は準備出来ているので、全7、6試合? ……7試合、よろしくお願いします!」と挨拶すると、観客はノリノリの様子で声援を送る。
 続いて5★STAR GPに出場する選手の入場式へ。全12選手がリング上に出揃ったところで、風香GMが本日の対戦カードを改めて紹介。

▼変則タッグマッチ 15分1本勝負

松本浩代
須佐えり

8分26秒
ひろよストーン→片エビ固め
岩谷麻優
翔月なつみ●
はるか悠梨

 2人で3人を相手する松本&須佐はゴング前に奇襲攻撃を仕掛けていく。松本がはるかと翔月を場外に連れ出し、場外マットで簀巻きにしている間に、リング上では須佐が岩谷にドロップキック。そこに松本が戻ってきて、ダブルのガットショットから合体DDT。
 さらに須佐をオンブした松本がニードロップを投下したあと、松本は「食らえ、40キロ!」と叫びながら単独でニードロップを落とすが、観客からはブーイング。

 須佐は飛び付き式の高角度DDTで叩き付けるとロープに飛ぶが、横のロープに飛んだ岩谷はスリングブレイドを決めてはるかにタッチ。ドロップキックの連打から馬乗りになったパッション張り手を見舞っていったはるかは、DDTを狙った須佐を腕十字に捕らえていく。
 松本が岩谷と翔月を抑え付けるが、須佐は自力でロープに脱出。だが、はるかが須佐をコーナーに押し込むと、岩谷と翔月が入ってきてトレイン攻撃。

 さらに翔月が須佐の右腕にダイビング・フットスタンプを落としてから蹴り上げる。須佐もパッションを込めながらロシアンフックを放っていくが、蹴りで迎撃した翔月は卍固め。これは松本がカットしたが、翔月は串刺しジャンピングニー。
 これをかわした須佐は背後からリバースDDTで叩き付けて松本にタッチ。体当たりした松本は、続けてド迫力のコーナースプラッシュ。

 5分が経過し、ドロップキックを叩き込んだ松本は東海道落としを狙ったが、うまく着地した翔月はローキックから回転してクロスフェースに捕らえる。だが、そのまま持ち上げてのバスターで叩き付けた松本はコーナーへ。
 そこにはるかが逆立ちキックを見舞ってから引きずり降ろすと、岩谷はミサイルキックを発射。さらに次々とフットスタンプやニードロップを落としていく。それでも翔月のバックを取った松本だが、サムソンクラッチで切り返した翔月は、そこから立ち上がるとソバットを松本の顔面に連打。

 3人がかりの攻撃を狙った岩谷組にクロスボディを狙った松本だが、これはかわされてしまう。しかし須佐が場外から翔月の足をすくって倒すと、松本は岩谷とはるかをまとめてバックドロップで投げてから、翔月にファルコンアロー。さらにダメ押しのひろよストーンを決めて3カウント。








▼ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
鹿島沙希
[1勝1敗=2点]
4分21秒
ダイビング・フットスタンプ→片エビ固め
宝城カイリ●
[3敗=0点]

 この日は宝箱からアヒルのおもちゃを取り出し、リングサイドの観客にプレゼントした宝城。握手を求めた宝城だが、鹿島が無視すると試合開始のゴングと同時に突進。かわしてコーナーに激突させた鹿島は、体勢を入れ替えてエルボーを連打してくる宝城に対し、敢えて胸を突き出して受け止めてから一発のエルボーで後退させる。
 さらにショルダーアームブリーカーから左腕にニードロップを落とした鹿島は腕固めで絞りあげる。

 これをダイヤル固めで切り返していった宝城だが、鹿島もアームドラッグで投げていく。宝城は下からスクールボーイで丸め込むと、ロープに飛んだ鹿島に追走式ドロップキックからダブルチョップを連打。さらに弓矢固めを決めた宝城は、串刺し式スピアーからフットスタンプ。
 悶絶する鹿島に「終わりー!」とダイビング・エルボードロップを投下していったが、かわした鹿島は左腕へのニードロップから、串刺し攻撃を狙った宝城をしじみで丸め込む。カウント2で返した宝城は逆さ押さえ込み。

 鹿島もカウント2で返すと、ロープに飛んで立ち上がろうとする宝城の顔面にビッグブーツ。強烈な一撃を食らってダウンする宝城に対し、鹿島はダイビング・フットスタンプをグサリと突き刺して3カウントを奪った。
 敗れた宝城はダメージが大きく、松本がオンブをして退場していった。





★試合後のコメント

鹿島沙希
ーーリーグ戦初白星となりましたが
「(宝城のことは)最初から白星配給係だと思っていたので。最後もキック決めた時点でフォール獲れるんじゃないかと思ったんですけど、まぁ痛めつけて白星配給係で来たんだってことを分からせようと思って、最後ダイビング(フットスタンプ)で決めました。
ーーいよいよ次は一番対戦したがっていた夏樹選手との対戦ですが
「この後(メーンで)夏樹さんの試合があるので、自分は一番近くのセコンドで試合を見て、盗めるところは盗んで。本当に夏樹さん戦に賭けているので、そこで少しでも爪痕を残して、一歩でもハイスピードに近づきたいと思います」

 
▼レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
紫雷イオ
[1勝2敗=2点]
7分36秒
ラ・マヒストラル
安川惡斗●
[1勝1敗=2点]

 開始前から両者への声援が飛ぶ中、惡斗は握手すると見せかけて口に含んでいた酒を噴射。だが、読んでいたイオは両手でブロックすると、「一発食らえ!」とスペース・ローリング・エルボーからのフェースクラッシャー。さらに側転→バック転フェイントからドロップキックを叩き込むと、コーナーに追い詰めて串刺しダブルニー。
 だが、これをかわした惡斗は今度こそ口に含んだ酒をイオの顔面に噴射。さらにトップロープにイオの顔面を擦りつけてからドロップキック。

 フロントネックロックの体勢からブン回していった惡斗は、コブラツイストに捕らえるとイオの髪の毛を掴んでグラウンドに移行。そのままストレッチマフラーに捕らえるが、イオはロープを掴む。それでもなかなか離さなかった惡斗は、イオの腹部を踏みつけてからコーナーに登り、二段目からの惡トーン。
 これをかわしたイオは逆にコーナーに登るが、追いかけていった惡斗は何とコーナー上でストレッチマフラー。

 だが、イオもエプロンからスタナーを決めると、スワンダイブ式ミサイルキックから619。さらに惡斗の口に酒瓶をねじ込み、無理矢理酒を飲ませると、酒瓶を蹴り飛ばして叩き割る。だが、惡斗もイオのダブルアーム式フェースバスターをリバースで切り返す。うまく着地したイオは串刺し式ダブルニーを叩き込むと、ムーンサルトプレスを投下。
 これを両足を上げて剣山で迎撃した惡斗は、ACTスペシャルで叩き付ける。5分が経過し、もう一度コーナー二段目からの惡トーン。今度は決まったがカウントは2。

 フロントネックロックからブン回した惡斗は、その勢いを利用してバックを取ったイオにバックエルボー。イオもバズソーキックを返すが、キャッチした惡斗は開幕戦で愛川から3カウント奪ったアクトロックで丸め込む。辛くもカウント2で返したイオはウラカン・ラナでカウント2まで追い込むと、アッパー掌底。
 さらにダブルアーム式フェースバスターから足を滑らせながらもコーナーに登ってムーンサルトプレスを投下。惡斗もカウント2で返す意地を見せたが、イオは間髪入れずラ・マヒストラルで丸め込んで3カウントを奪い、待望のリーグ戦初白星をゲットした。









★試合後のコメント

紫雷イオ
ーーリーグ戦初白星となりましたが
「ハイ、ありがとうございます。やっと白星、本当はもっと手前で白星獲ってなきゃいけないなってくらいの勢いだったんで、まぁ今日は正直負けるのは絶対にダメだと思っていたので、勝ててホッとしていますね」
ーーこのあとのリーグ戦は夕陽選手と世IV虎選手という、なかなかの強敵は残っていますが
「強敵ですね。夕陽選手とは一度シングルマッチを後楽園ホールでやった経験がありますし、リーグ戦は中盤を終わったところなので、ほかの選手が闘っているのも観察していたんですけど、やっぱりそれぞれが本気に勝ちに来ているので、対策を必ず練って出ないといけないなと思います。世IV虎のほうは初めてシングルマッチをするので、そっちのほうも気を付けないといけないなって気持ちと、少しの楽しみな気持ちもあります」
ーーこのまま3連勝すれば、まだ優勝決定戦に進む可能性も残っていますが
「ハイ、おっしゃる通りで、まだまだ諦めませんので、優勝目指して2戦連続勝利をして、優勝していきたいと思います。よろしくお願いします!」


▼ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
脇澤美穂
[1勝2敗=2点]
9分44秒
フィッシャーマンバスター→片エビ固め
ダーク・エンジェル●
[2勝1敗=4点]

 メキシコカラーのコスチュームで登場したエンジェル。脇腹にテーピングをした脇澤は、着ていたパーカーで殴りかかり奇襲攻撃。エンジェルを場外に追いやってからコーナーに登っていくが、すぐにリングに戻ったエンジェルは脇澤をコーナーから引きずり落とす。
 さらに脇澤をSTOPさせてセクシーダンスを披露したエンジェルに、脇澤はベノムアームでのアイアンクロー。

 しかし動じないエンジェル。ならばと脇澤は顔面への唾攻撃をお見舞いすると、大阪大会でのビリケンに続き、ロッシー小川代表のお面をエンジェルに被せるが、バーブ佐々木レフェリーが「そりゃマズイだろ」とポツリ。小川代表のお面を外してじっくりと見たエンジェルは、そのお面を投げ捨てると串刺し攻撃から飛び付きフェースクラッシャー。
 さらに回転足折り固めからロイヤルストレッチに捕らえていく。「痛い! 痛い!」と嘆きながらどうにかロープに逃れた脇澤は、エンジェルの突進をかわしてエプロンに追いやる。

 しかし脇澤の腕を掴んでそのままリングインし、アームドラッグで投げたエンジェルはショルダーネックブリーカー。だが、体勢を入れ替えた脇澤はベノムアームでのアイアンクローを決めた状態でショルダーネックブリーカー。さらに脇澤はレッグロックからリバースの弓矢固めに捕らえる。
 コーナーに登った脇澤をエンジェルが追いかけるが、脇澤はベノムアームでのアイアンクローと唾攻撃で叩き落とすと、ミサイルキックを発射。

 すぐに立ち上がったエンジェルだが、脇澤はローリンクレイドル。エンジェルもジャンピング・ボディプレスを返すと、背負い投げの連発から変型の水車落とし。そこからコーナーに登っていったエンジェルだが、追いかけていった脇澤は雪崩式フランケンを狙う。
 だが、バランスを崩し両者そのまま場外に転落! 場内が静まり返るほどの衝撃的なアクシデントだったが、エンジェルは気合いの雄叫びをあげながらリングに生還。脇澤も何とかリングに戻った。

 エンジェルは足を引きずりながらもレイネーラに捕らえるが、脇澤は回転エビ固めで切り返す。カウント2で返したエンジェルは変型のラ・マヒストラルでカウント2まで追い込むとカサドーラを狙ったが、脇澤は投げ捨てジャーマンで切り返す。
 さらにジャーマンで投げてカウント2まで追い込んだ脇澤は、フィッシャーマンバスター2連発を決めて3カウント! 2戦2勝だったエンジェルに初黒星を付けると同時に、リーグ戦初白星を飾った。










★試合後のコメント

脇澤美穂
ーーリーグ戦、待望の初勝利をあげましたが
「ありがとうございます! 本当によかったです。ここを落としたら、本当に優勝を逃してしまうので、ここを勝って次も勝って、その次も勝って、2、4、6点で私はブルーリーグの代表で決勝戦に出たいと思っています」
ーー途中、雪崩式フランケンが場外に落ちて、観客もヒヤリとする場面がありましたが
「そうですね……もっと……技を的確に決められるように、もっと練習して、あとリーグ戦の2戦を勝ちたいと思いますので、よろしくお願いします!」
ーー負傷箇所の容体は?
「全然! ノーダメージです! ノーダメージ! ノーダメージ、ベノムアーム! ベノムがあれば何でも出来る、いくぞー! オー!」



▼レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
高橋奈苗
[2勝1分=5点]
10分48秒
イクボム
夕陽●
[1勝2敗=2点]

 夕陽が両手で握手を求めると、奈苗も片手で応じてから試合開始。ハンマーロックに捕らえた夕陽だが、奈苗はヘッドロックで切り返す。ヒザ裏を踏みつけて逃れた夕陽は逆にヘッドロックに捕らえるが、ロープに飛ばして逃れた奈苗はショルダータックルで吹っ飛ばす。
 「クソガキが、コラ!」とコーナーに叩き付けていった奈苗は、チョップを連打すると苦is差し攻撃を狙ったが、夕陽はミドルキックで迎撃。

 アームドラッグの応酬から一旦距離を取ると、夕陽はローキックを叩き込んでいくが、奈苗は気合いで受け止める。フロントネックロックに捕らえてグラウンドに持ち込んだ奈苗だが、首を抜いた夕陽。しかし、すぐにスイープして体勢を入れ替えた奈苗は腕を極めてから、顔をヒザで押さえ付けながらボディにパンチ。
 さらにアームロックに捕らえたままニーリフトで突き上げる。奈苗はさらにカナディアンバックブリーカーからコーナーに逆さ吊りにするとコーナースプラッシュをお見舞い。

 5分を経過し、奈苗がエルボー合戦を仕掛けていくと、夕陽も重たいエルボーを返す。すると奈苗はヘッドバットを見舞ってから「クソガキが!」と叫びながらのドロップキック。さらにコーナー二段目からのミサイルキックを発射した奈苗は、夕陽をロープに飛ばす。
 ロープに飛び乗り、振り向き様のジャンピングキックを返した夕陽は619からのスワンダイブ式ミサイルキック。しかし夕陽のブレーンバスターを踏ん張り、逆に投げていった奈苗は夕陽の頭部を足蹴にしていく。

 夕陽も必死で殴り返すが、奈苗は顔面への低空ドロップキックからジャンピング・ボディプレス。さらにエルボーからブレーンバスターで投げるが、夕陽もカウント2で返す。コーナー二段目からの冷蔵庫爆弾をかわした夕陽は逆にコーナーに登っていくが、立ち上がった奈苗は「バカにするな!」と夕陽をコーナー逆さ吊りにして串刺しドロップキック。
 これは腹筋の力でかわした夕陽だが、怒った奈苗はコーナー上の夕陽をバックドロップで投げていく。だが、夕陽もジャーマンを返すと、ムーンサルトプレスからのハニーフラッシュ。

 これは当たりが浅かったため、奈苗はすぐさま延髄斬りを返す。10分を経過し、ワンセコンドを狙った奈苗だが、脱出した夕陽は掌底と蹴りを連打。だが、奈苗はロープに飛んだ夕陽をカウンターのラリアットで吹っ飛ばすと、イクボムで叩き付けて3カウントを奪った。
 敗れた夕陽はリング上から引き揚げていく奈苗を悔しそうに睨み付けた。










★試合後のコメント

高橋奈苗
ーー夕陽戦、見事勝利でした
「いや〜、まったく問題がない勝利だったと思います。キャリア何カ月ですか、あの子?」
ーー半年くらいですね
「半年の割には体を作って、スターダムのリングに立っているからこそ、このリーグ戦出場権を得て、今日私との対戦っていう日を迎えられたと思うんですけど。でも、今のあの子から本当に、今あるものを切り崩してでも自分がここで優勝するっていう気迫は、自分の中では今日はそんなに感じなかった……感じなかったのか、私のほうが圧倒的に強かったのか、どっちかですね。(優勝するっていう気迫が)なくはないと思うんで、まぁファンの皆さんは期待していればいいと思うんですけど、私は私でやりたいことがあるので、その闘いになっていくんではないかなって思いました」


▼レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
愛川ゆず季
[1勝1敗1分=3点]
15分00秒
時間切れ引き分け
世IV虎
[1勝2分=4点]

 不適な笑みを浮かべながら入場してきた世IV虎は、タスキを外して愛川に詰め寄るとタスキに書かれた「世IV虎」の名を強調。すると愛川もタスキを外し、セクシーポーズを取りながら「愛川ゆず季」の名を強調。
 ゴングと同時にパイパイアタックを見舞った愛川は首4の字固めに捕らえる。そのまま反転してマットに世IV虎の頭を叩き付けていった愛川だが、首を抜いた世IV虎は馬乗りになってマウントエルボー。

 スイープした愛川もマウントエルボーを返すが、下から髪の毛を掴んで立ち上がった世IV虎は逆水平チョップ。愛川はノータッチヘッドバットを世IV虎の胸元に叩き込むとミドルキック。しかし世IV虎は「このニセパイ!」と叫びながら逆水平チョップ。
 「ホンモンじゃ!」と叫びながらミドルキックを返した愛川だが、髪の毛を掴んで引き倒した世IV虎はアキレス腱固めへ。上体を起こして脱出した愛川はチキンウイング・アームロックへ。そこから腕十字に移行するが、世IV虎はそのまま持ち上げるとバスターで脱出。

 「舐めんじゃねぇぞ、このニセパイが!」と叫びながら再びアキレス腱固めに捕らえた世IV虎は、足4の字固めに移行。悲鳴をあげながら必死にロープに逃れた愛川だが、世IV虎は間髪入れずヒザ十字固めへ。5分が経過し、愛川は何とかロープに脱出。
 ヘアホイップで投げていった世IV虎は、顔面ウォッシュをお見舞い。さらにロープに外に愛川の上半身を出して鼻フック攻撃。これにはブーイングが飛ぶが、世IV虎はふてぶてしい表情で愛川の胸をロープに擦りつけていき、さらにロープに愛川を張り付けてから胸を蹴り上げる。

 倒れた愛川にチョークを見舞った世IV虎だが、何とか脱出した愛川は世IV虎の髪の毛を掴んでヘアホイップで投げると、串刺しドロップキックからYKレッド(カカト落とし)。さらにセクシーポーズを取りながら踏みつける。世IV虎もエルボー合戦を仕掛けていくと、愛川のローキックを食らっても気合いで耐える。
 愛川のパイパイアタックに対し、世IV虎も掟破りのパイパイアタックを返すと、体当たりからセクシーポーズでの踏みつけフォール。

 だが、カウント2で返した愛川は蹴りからSTFへ。ロープに逃れた世IV虎だが、その背中にYKレッドを落とした愛川は、張り手の連打からYKイエロー(ハイキック)。10分が経過し、愛川は顔面へのニーリフトからフィッシャーマンズ・スープレックスを狙うが、世IV虎は首固めで切り返すと、立ち上がってフロントキック。
 さらにロープにもたれかかる愛川の背後からラリアットを叩き込むと、エプロンから世IVドン。そこからコーナーに登っていくが、追いかけていった愛川はゆずポンスタナーを決めると、気合いと共にフィッシャーマンズ・スープレックス。

 さらにミドルキックを連打する愛川だが、蹴り足をキャッチした世IV虎は逆片エビ固め。これもロープに逃れた愛川は、YKレッドからYKブルー(後ろ回し蹴り)。さらにシャイニングゆザードを叩き込むがカウントは2。残り時間3分となり、愛川のYKレッドをかわした世IV虎はショートレンジラリアットから胴絞めスリーパーへ。
 何とか愛川の足がロープに届きと、世IV虎は豪快なネックハンキングボムで叩き付けるが、これもカウントは2。残り2分となり、世IV虎はコーナー二段目からのダイビング・セントーン。

 だが、これもカウントは2。残り1分となり、世IV虎はラリアットを狙ったが、愛川は世IV虎の右腕にYKレッドを叩き込むと、バックを取ってタイガースープレックスを狙う。世IV虎がロープに噛みついてまで踏ん張ると、愛川はYKレッドからのYKブルーにスイッチしたが、これを世IV虎がカウント2で返したところで15分時間切れのゴングが鳴った。
 これで世IV虎は奈苗戦に続き、2度目のドロー。愛川は1勝1敗1分の得点3。得点5の奈苗、得点4の世IV虎から一歩遅れを取った状況だ。







★試合後のコメント

愛川ゆず季
ーー世IV虎戦は引き分けに終わりましたが
「いや〜、本当に悔しいことなので、絶対私は1敗している分、今回は勝たなければいけなかった試合なのに、引き分けたっていうのはすごい悔しいですし。私の胸はシリコーンが入っていると言われて、今日勝って私の胸は本物だ、シリコーンなんて入っていないっていうのをどうしても証明したかったっていうのもあったんですけど、やはりそれも出来なかったというのは悔しいです!」
ーー戦績的には厳しい状況となりましたが、まだ優勝決定戦に進出する可能性は残っています
「そうですよね。本当に優勝目指して、ただ勝ち進んでいくだけなので、私には負けはないというふうに(言い聞かせて)、勝ちだけを見て闘ってリーグ戦、絶対に優勝したいなと思います」

 

世IV虎
ーー愛川戦、引き分けに終わりましたが
「あのニセパイ女、ほんとマジ……チッ。自分がいつものようにあのニセパイ、あのオッパイの中のシリコンを出してやろうとしたら、アイツまで自分のこの胸が羨ましいのか何なのか知らないけど対抗してきて。まぁ大したことなかったけど。今回は15分という短い時間の中で崩しきれなかった自分がアレなんでね。まぁ次当たる時は必ず潰して、あんな夜のお供にとか言わせないように、自分がしっかりシメてやりたいと思っているんで、そこらへん世露IV苦!」


▼ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
●夏樹☆たいよう
[2勝1敗=4点]

10分50秒
ビッグブーツ→片エビ固め

木村響子
[2勝=4点]

 またボンバーヘアーとなった木村はタスキを掲げながら入場。夏樹がリングインするなり襲いかかっていった木村は、ロープに押し付けてニーリフトを連打。しかしロープに飛んで加速をつけた夏樹はジャンピングエルボーを返す。
 激しいエルボー合戦から夏樹が張り手を見舞っていくと、木村も張り手を返して、再びエルボー合戦に。

 やや夏樹が優勢になったところに、木村はショートレンジラリアット。倒れた夏樹の顔面を足蹴にしていった木村は、馬乗りフォールするがカウントは2。フロントネックロックでグイグイと絞め上げていった木村は、そのままグラウンドでの胴絞め式に移行。
 どうにかロープに足が届いた夏樹だが、木村はバックドロップ2連発からブレーンバスター。そこからコーナーに登った木村だが、コーナーを駆け上がっていった夏樹は雪崩式アームドラッグで投げていくと、ミサイルキックからのダイビング・フットスタンプ。

 5分が経過し、先ほどのお返しとばかりに木村をガンガン蹴り、殴っていった夏樹は串刺しドロップキック。雄叫びをあげる木村に「来いや、オラ!」と叫びながら張り手を何発も見舞っていった夏樹だが、その度に雄叫びをあげて堪えた木村はノータッチヘッドバット。
 ダブルダウン状態からカウント9で先に立ち上がった木村は、ニーリフトからのブレーンバスターを狙ったが、夏樹は背後にしがみつき胴絞めスリーパーで切り返す。

 リング中央でガッチリ決まったが、そのまま立ち上がった木村は背後のコーナーに叩き付ける。だが、それでも離さない夏樹に対し、木村は首投げを狙ったが、着地してバックに回った夏樹はレッグクラッチ式バックドロップ。
 さらにハーフダウンの木村の側頭部にソバットを叩き込んでからジャックナイフ式エビ固め。木村もカウント2で返し、フロントネックロックに捕らえると、踏ん張る夏樹をぶっこ抜きブレーンバスターでブン投げる。

 木村のビッグブーツをかわしてソバットを叩き込んだ夏樹だが、木村は追走式ビッグブーツからの正調ビッグブーツ。カバーに来た木村を横十字で丸め込んだ夏樹は、続けて木村の串刺し攻撃もたいようちゃん☆ボムで切り返す。しかしカウントは2。
 10分が経過し、夏樹はアッパーカットの連打からモモ☆ラッチを狙ったが、木村は押し潰して抑え込む。辛くもカウント2で返した夏樹はロープに飛ぶが、木村はカウンターのビッグブーツを叩き込んで3カウント。









▼エンディング

 後楽園大会の借りを返した上に、木村はこれでリーグ戦2戦2勝と絶好調。そしてマイクを持った木村が「OK、OK、OK、今日来ている名古屋のお客さん、スターダムファンなの? スターダムファンか? 悪いけど私はスターダムみたいに若くてカワイイ子たちがキャッキャやってるプロレスとは、全然違うところで生きてるんだよ」と言い放つと、観客からは「じゃあどこでやるんだ!」といった声が飛ぶ。
 「男ともバリバリやってるよ! だからこのリーグ戦、負ける要素が1つもない。怖い相手も1人もいない。絶対優勝する! 何か風に噂によると、スターダムっていうのはメインで勝った奴が最後締めていいらしいな? このスターダム最大の敵、木村響子が名古屋大会を締めてやるよ! スターダムのアホレスラーどもみんな上がれ! お前ら全員上がらねぇと終わらねぇぞ、この大会! オイ、ナナエ軍団上がれ! おっぱい星人上がれ! ダラダラするんじゃねぇ、全員上がれ! 美央だがイオだか忘れたけど上がれ! 風香も上がれ!」と叫ぶ。

 奈苗や愛川も複雑な表情を浮かべながら、観客に囃し立てられ渋々リングに上がると、最後は木村が「いまを信じて、明日に向かって……なんだっけ? 全員起立! 用意はいいか! 声が小さいぞ! OK! 今を信じて、明日に輝け! We are STARDOM!」と叫んで名古屋大会を締めてみせた。

★試合後のコメント

木村響子
ーー夏樹選手にも勝って、これでリーグ戦2連勝です
「全然想像通り。このまま勝ちまくって優勝する」
ーー初めてスターダムの大会で締めのマイクまで担当しましたが、どんなご気分ですか?
「どんな気分?(苦笑)まぁさっきも言った通り、自分は全然違う世界で生きてるんで、こんなキャッキャッしてる世界で息をしてきた人たちとやって負けるわけないんで。本当に怖さがない。逆に(リーグ戦に)出ている奴ら、私にビビってるんじゃないですか? そうだと思うけど」
ーー一方のレッドスターズは高橋選手、世IV虎選手、愛川選手がトップ争いをしていますが、誰が上がって来てほしいという希望はありますか?
「誰でもいいよ。強い奴に上がってきてほしいし、強い奴が上がってこないんだったら、クソなリーグ戦だし」

 

 
 5★STAR GP第2戦で奈苗と世IV虎がドロー!愛川、夕陽が待望の白星
 
STARDOM 5★STAR GP2012
8月26日(日)大阪ムーブオンアリーナ(18:00)
観衆272人(超満員札止め)
 

▼オープニング

 まず風香GMが登場し、「だいぶ暑いんですけど、この会場もスターダムでは今日で終わりということで、この暑さも含めて楽しんでいってください。両国大会が発表されて乗りに乗っていると思うので、その勢いが届けばいいなと思っています」と挨拶。

▼6人タッグマッチ 15分1本勝負

鹿島沙希
須佐えり
岩谷麻優

8分3秒
人間風車固め
松本浩代
翔月なつみ
はるか悠梨●

 岩谷と鹿島を無理矢理コーナーに下げて先発を買って出て須佐は、はるかとロックアップで押し合いに。だが、ロープに押し込んだはるかがパッション張り手をお見舞い。須佐もアームドラッグを返すと、なぜか2人同時に「パッショ〜ン」と雄叫びをあげる。
 続いて翔月が鹿島にトラースキックを叩き込むと、鹿島もエルボー合戦を仕掛けていき、そこからドロップキック。ここで岩谷がタッチを要求し、松本と相対するが思わず後ずさり。

 松本は岩谷のドロップキックを受け止めると、カウンターのショルダータックルでなぎ倒す。さらにドロップキックを叩き込んではるかにタッチ。岩谷にトレイン攻撃を見舞った松本組だが、3人ともユニットが違うため決めポーズはバラバラ。
 さらに翔月が串刺しニーからのニーリフトを突き上げると、ジャンピングニーで倒したところにニードロップを投下。さらにはるかを後ろ、翔月を前におぶった松本は岩谷にそのままニードロップ。

 完全に捕まってしまった岩谷を3人がかりで踏みつけていくが、岩谷もロープに飛んだはるかにスリングブレイドを決めて須佐にタッチ。ドロップキックを連発した須佐はDDT。だが、背後から翔月がドロップキックでカットに入る。怒った須佐は翔月、はるかと立て続けにハーフハッチで投げていくが、松本だけは投げられず、逆にブレーンバスターで投げられてしまう。
 さらに松本が倒れた須佐にはるかをフロントブレーンバスターで叩き付けていくと、はるかはコーナーでぶら下がり式腕十字に捕らえる。

 これを鹿島がカットすると、須佐は飛び付き式DDTを決めてから鹿島にタッチ。鹿島のフェースバスターを逆にフェースバスターで切り返したはるかはヒップトス。そこからお互いにエビ固めの応酬に。ロープに飛んだ鹿島に松本が追走して体当たりすると、翔月が腕にダイビング・ニードロップ。
 さらにその腕にはるかが飛び付き腕十字。これを岩谷がカットすると、1・2期生トリオは3人がかりの攻撃を狙ったが、松本がクロスボディで3人まとめてなぎ倒す。堪らず場外に出た岩谷と須佐に対し、松本はリフトアップした翔月を投げつける。

 リング上でははるかが鹿島を腕十字に捕らえるが、鹿島はロープに脱出。ならばとマックを狙うが、辛くもカウント2で返した鹿島は、「終わりー!」と宣言してからダブルアーム・スープレックスホールドで3カウントを奪った。










▼レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
夕陽
[1勝1敗=2点]
5分21秒
野良犬ハイキック→エビ固め
安川惡斗●
[1勝1敗=2点]

 ハンマーロックに捕らえた夕陽をアイアンクローでコーナーに押し込んだ惡斗だが、夕陽はローキックで反撃。しかし蹴り足をキャッチした惡斗はヒザ十字固めに捕らえる。ロープに逃れた夕陽だが、惡斗はなおも夕陽の右足をロープに絡みつけて痛めつける。
 だが、フロントキックをかわした夕陽は619からスワンダイブ式ミサイルキック。ブレーンバスターからのライオンサルトをかわした惡斗はスクールボーイで丸め込むと、カウント2で返した夕陽をストレッチマフラーに捕らえる。

 悲鳴をあげながらロープに逃れた夕陽は、ACTスペシャルを背後に逃れると掌底のコンビネーションを叩き込むが、パワーで勝る惡斗は今度こそACTスペシャルで叩き付けてから、コーナー二段目からの惡トーン。
 これを剣山で迎撃した夕陽はエルボー合戦を挑んでいくが、パワーの差で劣勢に。すると夕陽は素早くバックに回ってジャーマン。

 だが、惡斗はコンプリート・ショットを決めると、今度こそコーナー二段目から惡トーン。しかし夕陽はカウンターのソバットからハニーフラッシュを叩き込むと、雄叫びをあげながら野良犬ハイキック。
 これはうまくかわした惡斗だったが、夕陽はソバット、ミドルで動きを止めると、渾身の野良犬ハイキックを叩き込んで3カウント。念願のシングル初勝利をあげた夕陽は、笑顔で絶叫すると思わず両手で顔を覆ってうずくまり涙した。









★試合後のコメント

夕陽
ーーGP初勝利とともに、シングル初勝利となりましたが
「ハイ、そうですね。私、シングルで勝つって言って、次は次はって気持ちでずっと闘ってきて、今日やっと勝てたんですけど、勝てたフィニッシュ技が野良犬ハイキックってことが一番嬉しくって。ハニーフラッシュっていう私のオリジナル技もすごくよく決まったと思うんですけど、そこは敢えてフォールにいかないで野良犬ハイキックで初勝利をってことで。本当に初勝利を野良犬ハイキックでとれて嬉しいです!」
ーー試合後、思わず涙も……
「そうですね、ちょっと恥ずかしながら(笑)。足攻めとかずっとされていて、これはキックいけるかなっていう不安もあったんですけど、なんとか一撃で勝つことができました」
ーー今後のリーグ戦はどう闘っていきたいですか
「初戦黒星だったんですけど、初勝利で流れを変えることが出来たと思うので、次は高橋奈苗選手。この間、シングルで闘ったばかりなんですけど、情熱注入マッチっていう形で前はやったんですけど、次はリーグ戦。1対1。高橋奈苗vs.夕陽。相手の情熱を受けるとかじゃなくて、本当に優勝を争って2人が闘える舞台だと思うので、今の流れをそのまま継いでいって、もっともっと上を目指して次は高橋奈苗選手を野良犬ハイキックで倒します」

 
▼ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
宝城カイリ
[2敗=0点]
6分8秒
レイネーラ
ダーク・エンジェル
[2勝=4点]

 宝箱からフライパンとコテを取り出し、アヒルちゃん人形を料理した(?)宝城。「オネガイシマ〜ス」と日本語で言って握手していった宝城はヘッドロックで絞め上げていくと、アームドラッグで投げていく。
 エンジェルもアームドラッグを返してヘッドスプリングで立ち上がると、宝城もヘッドスプリング。ややバランスを崩した宝城は「ちょっとセクシーだからって!」と叫びながらダブルチョップ。

 しかしコーナーに飛び乗ったエンジェルは腰フリポーズで挑発すると、近づいてきた宝城をアームドラッグで投げ、さらに「STOP!」と制してからセクシーダンス。すると宝城も「STOP!」と叫んでから、エアポールダンスで対抗。
 怒ったエンジェルは宝城をラリアットでなぎ倒すと、踏みつけながら腰フリアピール。さらにサッカーボールキックからチョップを叩き込むと重量感のあるドロップキック。優勢に試合を進めるエンジェルは、リストクラッチ式アルゼンチン・バックブリーカーで抱え上げると、そのまま屈伸する余裕を見せる。

 宝城もエンジェルのドロップキックを自爆させると、スピアーから弓矢固めへ。さらにカミカゼで叩き付けた宝城は、コーナー最上段からダイビング・エルボードロップを投下。カバーにいかずイカリを狙ったが、エンジェルはエビ固めで切り返す。
 カウント2で返した宝城は串刺し式スピアーを狙うが、これをかわしたエンジェルは飛び付き腕十字。どうにか腕を抜いて脱出した宝城は極楽固めに捕らえるが、エンジェルは腕力で脱出。

 するとタイガースープレックスの体勢からフルネルソンバスターで叩き付けたエンジェルは、コタロー・クラッシャーから一気にレイネーラに捕らえていきギブアップを奪った。これでエンジェルは2連勝、対する宝城は2連敗となった。









★試合後のコメント

ダーク・エンジェル
「今日カイリと闘ったが、自分が思っていたよりは強さは感じなかったわ。もっともっと強い選手は、この先のリーグ戦で出て来るんじゃないかしら。自分もトレーニングをしているので、それに一戦一戦対応していくだけね」


▼ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
夏樹☆たいよう
[2勝=4点]
9分13秒
モモ☆ラッチ
脇澤美穂●
[2敗=0点]

 脇澤からあの握手を拒否した夏樹は、ゴングと同時にドロップキックを連打。脇澤もすぐさまエルボーの連打で応戦するが、コーナーに飛び乗って翻弄した夏樹はロープワークで加速してからのジャンピングエルボーで脇澤を場外に追いやってから三角飛びプランチャ。
 脇澤をリングに戻した夏樹は、グッタリと倒れた脇澤を無理矢理引き起こそうとするが、脇澤はピクリともしない。

 すると、これは“死んだフリ”でカウント6で立ち上がった脇澤は、夏樹の背後から「ダウンするわけねぇだろ!」と叫びながらベノムアームでのアイアンクロー。さらに顔面に唾を吐くと、キャメルクラッチに捕らえる。そのまま夏樹の顔にビリケンのお面を被せた脇澤はドロップキック。
 ショルダーネックブリーカーでカウント2まで追い込んだ脇澤は、夏樹をロープに張り付けて踏みつけるが、怒った夏樹は脇澤をロープに張り付けると、セコンドの鹿島と共に踏みつけ、惡斗も脇澤のアゴを押し上げる。

 脇澤のパンチをかわした夏樹は、そのまま脇澤の両腕をクラッチすると前転し、ベノムアームを踏みつけることで破壊していく。指をも攻撃していった夏樹は、コーナーに押し付けながら脇澤の右腕を攻撃していく。
 脇澤は夏樹のクロスボディをかわすとローリングクレイドルを狙うが、踏ん張った夏樹はロープに飛ぶ。だが、カウンターでローリングクレイドルを決めた脇澤は、ビリケンのお面で殴りかかるが、蹴りで吹っ飛ばした夏樹。

 逆に脇澤の顔にビリケンのお面を被せた夏樹は串刺しドロップキック。イグチボムでカウント2まで追い込んだ夏樹はたいようちゃん☆ボムを狙うが、これをフェースバスターで切り返した脇澤はドロップキックからコーナーへ。夏樹が追いかけていくと顔面に唾を吐きかけた脇澤はミサイルキック。
 ジャーマンを狙った脇澤をトリプルたいようちゃん☆ラ・マヒストラルでカウント3寸前まで追い込んだ夏樹はコーナーに登っていくが、下から殴っていった脇澤は雪崩式フランケン。

 続くジャーマンはカウント3寸前で返されてしまう。ならばとフィッシャーマンズ・スープレックスを狙った脇澤だが、ソバットで切り返した夏樹はモモ☆ラッチをズバリと決めて3カウント。これで夏樹も2戦2勝、脇澤は逆に2連敗と苦しい状況になった。









★試合後のコメント

夏樹☆たいよう
「試合勝ちましたー! モモ☆ラッチで。脇澤美穂の同期の中西百重から伝授されたモモ☆ラッチ! あの人は本家のモモ☆ラッチを受けたことがないっていう情報を聞いたので、時を超えてアイツをモモ☆ラッチで仕留められて、めっちゃ嬉しいです!」
ーーこれでGP2連勝ですが
「もうブルーリーグはぶっちぎりで決勝まで行きたいんで、決勝までこの勢いで行きたいと思います」



▼レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
高橋奈苗
[1勝1分=3点]
15分00秒
時間切れ引き分け
世IV虎
[1勝1分=3点]

 夏樹が脇澤から奪い取ったビリケンのお面を、リングインした世IV虎に被せる。だが、そんな空気も奈苗が入場してくると一変し、至近距離で睨み合い緊張感が漂う。世IV虎は当然ヤンキー座りしたまま握手も拒否。
 両者へのコールはほぼ五分。まずはロックアップから奈苗が押し込んでいくが、王者の余裕でクリーンブレイク。もう一度ロックアップすると、今度は世IV虎が押し込んでいき離れ際にチョップ。

 腕を取った奈苗はそこからヘッドロック。世IV虎がロープに飛ばすとショルダータックルでぶつかり合うが、お互いに倒れない。するとロープに飛んだ世IV虎を奈苗が追走し、ラリアットからのショルダータックルでなぎ倒す。
 しかし世IV虎もヘアホイップで投げていくと顔面ウォッシュをお見舞い。ところが、蹴り足をキャッチした奈苗は掟破りの顔面ウォッシュをお見舞い。さらにイオ戦に続いてスペース・ローリング・エルボーにトライするが、またも避けられてしまう。逆に奈苗よりもうまくスペース・ローリング・エルボーを決めてみせた世IV虎は、そこからの顔面ウォッシュ。

 串刺し攻撃を狙った奈苗はロープを掴んでのジャンプでかわした世IV虎だが、アームドラッグで投げた奈苗は羽根折り固めに捕らえていくと、レッグロックからカンパーナへ。そこから世IV虎の巨体をロメロスペシャルで上げようとするが、世IV虎は上げられる前にロープに脱出。
 パワーボムの体勢から世IV虎をコーナーに乗せて逆さ吊りにした奈苗は、お尻をペンペンしてからコーナースプラッシュ。さらにワキ固めに捕らえていった奈苗だが、世IV虎はロープに脱出。

 世IV虎は対角線に飛ばすと見せかけてアトミックドロップ。さらにコン・ヒーロでマットに叩き付けると、四つん這いの奈苗にセントーンを落としてから逆片エビ固めへ。ロープに向かって伸ばした奈苗の腕も抱え込んでいった世IV虎は、どうにかロープに辿り着けた奈苗に鼻フック攻撃。
 さらにエプロンに出てから奈苗を踏みつけた世IV虎は、口に含んだ水を吐きかける。びしょ濡れなった奈苗を「終わりか、オラ!」と挑発しながら踏みつけていった世IV虎は、肩口に担ぎ上げようとしたが、「バカにすんじゃねぇぞ!」とニーリフトの連打から蹴っていった奈苗。

 世IV虎も左右のハンマーで殴打していくが、奈苗はブレーンバスターで投げていくと、世IVドンを狙った世IV虎を突き飛ばす。10分が経過し、串刺し攻撃を狙った世IV虎を蹴りで迎撃した奈苗だが、クルリと奈苗を後ろに向かせた世IV虎は、背後から世IVドン。さらにセントーンからの上からヨシコ。
 これを両足をあげて迎撃した奈苗はバックドロップを狙うが、世IV虎はバックに回るとスリーパー。どうにか逃れた奈苗はシャイニング延髄斬りからジャンピングボディプレス。

 続く冷蔵庫爆弾を世IV虎は両足をあげて迎撃しようとしたが、読んでいた奈苗は手前に着地して上から抑え付けてフォール。カウント2で返した世IV虎に改めて冷蔵高爆弾を投下した奈苗だがカウントは2。12分を経過し、ダブルダウン状態から先に立ち上がった奈苗がバックドロップ。
 さらにダメ押しの冷蔵庫爆弾を投下するが、世IV虎はカウント2で返す。ダブルハンマーで吹っ飛ばした世IV虎だが、奈苗もダイビング・ラリアット。これをキャッチして肩口に担ぎ上げようとした世IV虎だが失敗。だが、すかさずボディプレスを浴びせた世IV虎はネックハンキングボム。

 カウント2で返され、残り1分になったところで世IV虎はコーナー二段目からのダイビング・セントーン。カウント2で返されると、ガッチリとスリーパーに捕らえた世IV虎。残り10秒のところで胴絞め式に移行してグイグイと絞め上げていったが、15分時間切れドローのゴングが打ち鳴らされる。
 灼熱のリング上で15分ノンストップで闘い抜くのは、相当キツイ状況。両者フラフラになりながらドローを宣告されると、悔しそうな表情を浮かべながら睨み合った。









★試合後のコメント

高橋奈苗
ーー世IV虎選手とは引き分けに終わりました
「いや〜、うーん……ちょっと狂った……奈苗の計算が狂いました。途中でちょっと肩を痛めてしまった、痛めてしまったというか古傷なんですけど、そこがちょっと……いや、う〜ん、自分の弱点でもあるんですけど、決めきれなかったのはちょっと……何とも言葉がないですね」
ーー8・5後楽園のときと変わった部分はありましたか?
「あぁ何か……たった何日か前なんですけど、違かった。うん。8月頭に(私に)負けて悔しい思いを勢いにしてぶつけてこられた気がするので、そこが私が15分という時間で決めきれなかった一番の原因かもしれないですね」
ーー公約していた全勝優勝がこれでなくなってしまいましたが
「いや〜、でもまだ落ち込むには早過ぎるし、レッドスターズの中ではまだトップですよね? うん、だからあとを落とさなければ(優勝決定戦まで)行けるので、前向きに。逆に『お前、気を付けろよ』って神様に言ってもらったと思って。プロレスの神様に感謝して、次から気を抜かずに頑張ります!」

 

世IV虎
ーー因縁の高橋奈苗戦は引き分けに終わりました
「あー、もう! 本当に悔しいです! 本当に……。初戦で夕陽に勝ったこのスリーパー、この自分の鍛えている右腕のスリーパーでアイツを絞め落としてやろうと思ったんっすけど、いろいろ切り返されて……本当に悔しいです。マジで……。ドローって本当に一番悔しいですね」
ーーまだリーグ戦は残っていますが、気持ちを切り替えてどう闘っていきますか?
「本当、優勝するのはここから勝っていかないと。完全優勝したいんで。高橋奈苗には引き分けてしまったんですけど、まぁ負けてはいないってことで。次、高橋奈苗と当たるときはもっと鍛えて、この右腕でテメーを落とすからな! コノヤロウ!」


▼レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
愛川ゆず季
[1勝1敗=2点]
11分38秒
ゆずポンキック・レッド→片エビ固め
紫雷イオ●
[2敗=0点]

 愛川が握手を求めていくと、その手を払いのけたイオ。ゴングと同時にドロップキックを放ったイオだが、かわした愛川はガンガン蹴っていく。イオもロープに飛ばされたところでロープを掴んでストップするとエルボーで反撃。
 さらに側転→バック転のフェイントからドロップキックで場外に追いやると、イオはケブラーダを狙う。足を引っ張って引きずり降ろした愛川は、エプロンに登ってイオを蹴りで吹っ飛ばすとパイパイアタック。

 リングに戻った愛川はイオを蹴っていくと、フライングメイヤーから首4の字固めへ。反転してマットに頭を叩き付けていった愛川だが、イオも頭を抜いて脱出すると愛川の顔面にドロップキック。
 そのままコーナーに押し込んで踏みつけていったイオは、リバーススプラッシュ式ダブルニーを落とす。そしてスピードの乗ったスペース・ローリング・エルボーからフェースクラッシャー。クロスフェースを捕らえようとしたところで、愛川は素早くSTFで切り返す。

 さらにコーナーにイオを叩き付けてヒザで蹴り上げた愛川は、串刺し式のパイパイアタックを狙ったが、かわしたイオはエプロンに出て逆上がり式オーバーヘッドキック。さらにミサイルキックからクロスフェースに捕らえていく。ガッチリ決まったが、愛川の手が辛くもえロープに届く。
 イオは619からスワンダイブするが、愛川はミドルキックで迎撃すると、フィッシャーマンの体勢に。これを逃れて背後からロープに叩き付けたイオは、愛川の背中にダブルニーを叩き込むとムーンサルトプレス。

 これを剣山で迎撃した愛川は今度こそフィッシャーマンズ・スープレックス。カウント2で返したイオはエルボー合戦を挑んでいくが、愛川はフルスイングのエルボー。しかしアッパー掌底を返したイオは、串刺しダブルニーから今度こそムーンサルトプレスを決める。カウント2で返した愛川は、コーナーに登ったイオを追いかけると、雪崩式ゆずポンスタナー。
 これでエプロンに転落したイオの髪の毛を掴んで引き起こそうとした愛川だが、下から蹴り上げたイオはスワンダイブ式ミサイルキック。しかし愛川は絶叫しながらガンガン蹴ってコーナーに追い詰めると張り手。

 イオも張り手を返すが、愛川はYKイエロー(ハイキック)。カウント2で返したイオはスクールボーイからカウント2で返した愛川の顔面にバズソーキック。だが、続くライダーキックをかわした愛川は着地したイオの背後からYKイエロー。
 2発目をかわしてブロックしてダブルアーム式フェースバスターを狙ったイオだが、踏ん張った愛川はYKレッド(カカト落とし)。ならばとバックを取ったイオだが、愛川はゆずポンスタナーからYKブルー(後ろ回し蹴り)。続くYKレッドもYKブルーも水面蹴りもかわしたイオは蹴り足をキャッチしてのドラゴンスクリューからバズソーキック。

 さらに片膝をついた愛川にダブルニーアタックを叩き込んだイオだが、愛川はイオの髪の毛を掴むとボディブローを連打。拳を握ってニヤリと笑い、“キラーゆずポン”の一面を見せた愛川は、四つん這いになったイオにYKレッド。カウント2で返されるとタイガースープレックスを狙った愛川だが、イオが踏ん張るとパッと手を離してYKブルー。側頭部にクリーンヒットしたところに、ダメ押しのYKレッドを叩き込んだ愛川が3カウント。






▼エンディング

 ようやくリーグ戦初白星をゲットした愛川は「初戦黒星、やっと1勝できました。ありがとうございました。これからリーグ戦、名古屋、新木場と連戦が続きますが、私は必ず連勝してこのリーグ戦、ゆずポンが優勝します!」と改めて優勝宣言。
 そして選手たちにリングに上がるように促すと、「今日は本当に暑い中、熱い応援ありがとうございました。リーグ戦、スターダム全員で盛り上げて、そしてお客さん全員で盛り上げていきたいと思いますのでよろしくお願いします。それではご起立お願いします。今を信じて、明日に輝け! We are STARDOM!」と挨拶して大阪大会を締めくくった。 

★試合後のコメント

愛川ゆず季
ーーGP、待望の初勝利をあげましたが
「前回負けたことで、より一層私が優勝しないといけないっていうのを感じたので、もう一戦一戦を大事に、もうどんな手を使ってでも勝ちを獲っていきたいなと思いました」
ーーイオ選手とは約1年ぶりの対戦となりましたが
「そうですね、やはり前回はイオさんのケガで私が勝ったという形で、気持ちのいい結果じゃなかったんですけど、今回当たってみてやはり1年前とは私も立場も状況も変わっているので。ましてやリーグ戦、絶対に負けたくないという気持ちをより一層持って臨みました」
ーー最後にGP優勝宣言が出ましたが、残りのリーグ戦をどう闘いますか?
「強敵が残っていますが、必ず勝って優勝するために、日々このリーグ戦のことだけを考えて生きていこうと思います!」

 

 
 5★STAR GPが開幕!惡斗に敗れ愛川がまさかの黒星スタート
 
STARDOM 5★STAR GP2012
8月19日(日)新木場1stRING(12:00)
観衆403人(超満員札止め)
 

▼オープニング

 Kちゃんパンダのオープニングダンスに続いて、風香GMが登場してダンスに参加。踊り終えたGMは「皆さん、こんにちは。先ほど控室で高橋奈苗選手から『妊娠した』という報告があり、『このシリーズ中に何かあったらお願いします』と誕生日ドッキリを仕掛けられました(笑)。私は昨日DDTの日本武道館大会を見て、スターダムの両国大会に向けて刺激をすごく受けました。皆さんも少し会場が暑いですが、応援よろしくお願いします」と挨拶。

 続いて『STARDOM 5★STAR GP2012』の選手入場式へ。まずはブルースターズから。急遽美闘陽子の代わりに出場することになった宝城カイリが最初に登場すると、その後選手たちがリング上に整列していく。そしてレッドスターズの選手が登場。最後に奈苗が登場し、全12選手が揃ったところでこの日のカードを改めて紹介。
 最後に全選手が四方の観客に一礼する中、一匹狼を宣言した木村は1人リングを降りていった。

▼タッグマッチ 15分1本勝負
須佐えり
岩谷麻優
7分56秒
バックブロー→片エビ固め
翔月なつみ
はるか悠梨

 入場した須佐はロープに乗ってやる気をアピール。いきなり須佐をロープに押し込んでいったはるかは、自ら頬を叩いてパッションを注入してから往復ビンタ。さらに後方回転してグラウンドに持ち込むと腕十字に捕らえる。
 ロープに逃れた須佐だが、はるかは右腕をロープに巻き付けて絞め上げると、翔月にタッチ。ロープに張り付けられた須佐にドロップキックを叩き込んだ翔月は、アームブリーカーで徹底的に須佐の右腕を攻撃。

 オモプラッタからワキ固めに流れるように移行した翔月だが、前転して逃れた須佐は足を取ってアンクルホールド。そこに岩谷が低空ドロップキックで加勢。タッチを受けた岩谷は低空ドロップキックを連発すると、串刺し攻撃を狙うが、これをかわした翔月ははるかとトレイン攻撃を決めてると、2人揃って決めポーズ。
 さらに翔月はニーリフトの連打からカウンターのトラースキック。さらにロープのリバウンドを利用してのダブルニードロップを落とすとはるかにタッチ。

 ストンピングから岩谷にもパッション張り手からのダブルチョップを見舞ったはるかだが、岩谷はダブルリストアームサルトを狙う。ヒップドロップで切り返したはるかだが、ここで須佐がカットに入る。だが、直前ではるかと岩谷の体勢が入れ替わったため岩谷に誤爆。
 すかさずはるかが攻撃していくが、怒りの岩谷はストンピングを連打。ここで須佐がタッチを要求。仕方なく岩谷が須佐にタッチすると、須佐はブレーンバスターで投げてからロシアンフック。これをかわしたはるかは背後から飛び付いてスリーパーに捕らえると、そこから腕十字に移行。

 翔月が岩谷を場外に連れ出している間にはるかは三角絞めに捕らえるが、これは岩谷が戻ってきてカット。それでもはるかはマックでカウント2まで追い込むが、須佐がはるかを捕まえると、そこに岩谷が強烈なミサイルキック。
 須佐のロシアンフックをはるかは両腕でブロック。続くバックブローも両腕でブロックしてみせたはるかだったが、須佐はその直後意表を突いてもう一発バックブロー。裏をかかれたはるかはモロに顔面にもらってしまい3カウント。









★試合後のコメント

須佐えり&岩谷麻優
――久々のタッグだったと思うんですが
岩谷「いや初めてですよ!いやー、まさかこんなカードが組まれると思ってなかったんで、正直どうしていいのか判んないし。組んでるっていうか、今日組んだけど(苦笑)なんだろうな、こいつとは一緒にやりたくないんで」
須佐「いやこっちだって一緒ですよ、ねぇ?」
岩谷「お前さ、フォールとってるのに何カットしにきてんの?」
須佐「いやいやいや、だってさ、あれ、はるか悠梨がフォールとってるから行ったらね?ひっくり返しちゃったから」
岩谷「いやいやいや」
須佐「空気読んでよ!」
岩谷「お前がだよ」
須佐「いや空気読んでよそっちが!」
岩谷「いやもう絶対ウマが合わないですよこの人とは」
須佐「そうだねぇ。タッグは嫌ですもう」
岩谷「そうだねやるほうがいいね」
須佐「やるほうがいいねうん」
岩谷「もう絶対組みたくない」

▼レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
世IV虎
[1勝=2点]
9分46秒
スリーパーホールド→レフェリーストップ 
夕陽●
[1敗=0点]

 世IV虎はヤンキー座りで夕陽を睨み付ける。そしてニヤリと笑うと詰め寄っていって中指を突き立てた。裁くレフェリーは和田京平レフェリー。だが、世IV虎は京平レフェリーにも中指を突き立て睨み合う。さらにヤンキー座りのまま動こうとしない世IV虎に対し、京平レフェリーは無理矢理ボディチェック。

 すると夕陽が腕組みをしながら上からガンを飛ばすと、いきなりパッチギ(頭突き)をカマしていく。「クソガキ!」と髪の毛を掴んでロープに押し込んでいった世IV虎だが、2人を引き離した京平レフェリーは文句を言う世IV虎に「止めんぞ、オラ」と凄みを効かす。
 ロープに飛んだ夕陽が側転フェイントからアームドラッグで投げると、世IV虎も意外と俊敏な動きで応戦。さらに夕陽のローキックを食らっても足を払って「効いていない」というアピール。

 ヘッドロックからキャメルクラッチ式スリーパーに捕らえていった世IV虎は、京平レフェリーをも相手にするように髪の毛を掴んで引っ張ると、そこから腕十女の体勢に。スイープした夕陽が強引に抑え込むと、カウント2でキックアウトした世IV虎はそのままスイープしてアームロックから腕固めに移行。
 立ち上がった世IV虎はヘアホイップで投げていくと、顔面ウォッシュをお見舞い。注意する京平レフェリーと世IV虎が睨み合っている背後から夕陽が攻撃していくと、京平レフェリーに激突した世IV虎はこれ幸いとばかりに夕陽に顔面ウォッシュ。

 しかしロープに飛び乗った夕陽はジャンピングミドルを叩き込むと、619からスワンダイブ式ミサイルキック。5分が経過し、夕陽はミドルキックから串刺しジャンピングニーを叩き込むが、世IV虎もチョークでコーナーに押し込むと、串刺しラリアットからフィニッシュ宣言をしてスリーパー。
 胴絞め式に移行してガッチリと絞め上げた世IV虎だが、夕陽は何とかロープに脱出。必死にエルボーを打っていった夕陽は、掌底の連打から野良犬ハイキックを叩き込むがカウントは2。もう一発野良犬ハイキックを打っていった夕陽だが、かわした世IV虎はショートレンジラリアットでなぎ倒すとセントーンを投下。

 世IV虎にエルボーでなぎ倒され、マットを叩いて悔しがった夕陽は渾身のエルボーを打ち返すと、世IV虎のエルボーを世IV虎の肘への蹴りで迎撃。さらにソバットからジャンピングハイを叩き込んだ夕陽はジャーマンで投げていく。カウント2で返した世IV虎だが、夕陽はムーンサルトプレスを投下。
 だが、夕陽の野良犬ハイキックをかわした世IV虎はショートレンジラリアットからスリーパー。だが、これを逃れた夕陽はソバットからハニーフラッシュを狙うが、背後からのエルボーで防御した世IV虎はそのまま胴絞めスリーパーへ。

 夕陽が動けなくなり、京平レフェリーは試合終了のゴングを要請。それでも離さない世IV虎にストンピングを見舞った京平レフェリーだが、世IV虎は倒れたままの夕陽を踏みつけ、京平レフェリーに見せつけるように勝ち誇った。









★試合後のコメント

世Ⅳ虎
――初対決でしたが
「思ったよりも、なんかやっぱ、17歳って感じ?まあ、世Ⅳ虎様ナメんなって感じですね」
――飛び技や蹴りに苦戦したような
「まあ、そこはいつも、色んな奴とあたって、あいつ以上の奴ともやってるし?まあ大したことはなかった。もっとすごいの出てくるのかなって思ったけど、あんなの絞めて終わりだし、まあスリーパー、これからも極めていきたいと思っています」
――最後の蹴りは読んでました?
「読んでました。もう目を見て判りますね。なんか、あぁこの蹴りくんだって。なんていうんですかね?判るんですよ。もう蹴る相手とばっかやってると、判る。もうほんとに読めないっていうのは、もうその目と違う蹴りを出してくる時。その時は読めない。でも今日は、あいつが、色んな人とやっててそれが通じるかもしれないけど、自分には通じないぞっていう所を今日は見せてやったんじゃねぇかと思う」
――勝ち点2をとりましたが
「まあ、これは想定内のことで、自分でもこんな所で負けてらんないんで。こんな所で負けてたら優勝なんてできないんで。自分がこのまま突っ走って、どんどん勝って、レッドスターズ1位通過して、ブルースター誰が上がってくるのかしんねーけど、そいつとタイマンはれるようにこれからも気を抜かないで、やっていきたいと思っています」

夕陽
――残念ながら負けてしまいました
「なんか、初戦から負けてしまって、全勝最年少優勝っていう目標がもう達成できなくなってしまったんですけど、最年少優勝っていうまた次から勝って、その目標を達成したいです」
――世Ⅳ虎選手は想像以上でした?
「パワーがすごいあって、もうちょっと高橋奈苗さんのような、なめてたわけじゃないんですけど、高橋奈苗さんとかに比べたらまだ大丈夫なんじゃないかって。高橋奈苗さんのをくらって私まだいけるって気持ちで戦えてたので、今回もまだ大丈夫だって思ったんですけど、最後スリーパーで意識がなくなってしまって・・・」
――蹴りはどうでした?
「蹴りは昨日も小林さんに指導していただいたので、その教えどおりには蹴れたかなと思うんですけど、もっともっとその一発でKOできるような、蹴りをもっと試合で出せるようにしていきたい」
――最後の技はよまれていたようですが
「そうですね、ハニーフラッシュがオリジナルで前は他の人知らない感じだったんですけど、最近週プロさんにものせていただいたのですごく動きとかも判ってきたんで、ちょっと読まれて研究されてたんじゃないかなって」
――対策は
「そのへんも考えて、ハニーフラッシュは私のオリジナル技なので、ガッチリ決まってそれでフォールを取れるように改善していきたいと思います」
 
▼ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
鹿島沙希
[1敗=0点]
4分47秒
レイネーラ
 
ダーク・エンジェル
[1勝=2点]

 腕を取っていったエンジェルだが、鹿島もアームドラッグを返す。さらにドロップキックからロープに飛ぶが、エンジェルは「STOP!」と鹿島の動きを止めると、長髪をかき上げて大人の余裕をアピール。

 「アホか!」と向かっていった鹿島だが、メキシカンストレッチからリストクラッチ式アルゼンチン・バックブリーカーで担ぎ上げたエンジェルは、そのまま屈伸する余裕を見せる。しかし、そこから逃れた鹿島はドロップキックを叩き込んでからクリスト、時間差フェースクラッシャーと決める。
 コーナーに登り、エンジェルの背後からアストロシザースで飛び付いた鹿島はそのまま回転エビ固めで丸め込むが、カウント2で返したエンジェルは鹿島の腕を掴んで引き起こすとショートレンジラリアット。さらに倒れた鹿島に旋回式ボディプレスを浴びせてからミドルキック。

 鹿島もラリアットを狙ったエンジェルをフェースクラッシャーで切り返すと、しじみを狙っていったが、エンジェルはフルネルソンバスターで叩き付ける。それでもエルボーを打っていった鹿島だが、その腕を巻き込むようにして抱え上げたエンジェルは、レイネーラに捕らえていき、ギブアップを奪った。









★試合後のコメント

ダーク・エンジェル
――鹿島沙希はいかがでした?
「いい選手だとは思うけど、まだまだスタミナが足りないわね。でも鹿島はこれからもっともっと成長していく選手だと思う。未来を感じるいい選手だったわ。でも勝ったのはこの私。この戦いで色んな人にもっと私を見てほしいと思うわ」
鹿島沙希
――ダーク・エンジェル選手いかがでした?
「ほんとなんか聞いた通りでかいのにすばしっこくて、自分もスピードで勝負しようと思ったんですけど、なんだろう、なんかもう何かをかけても返されるっていうのがすっごい多くて、そういうのもすごい悔しかったですし、そうですね、でもこの試合で下がってるわけにもいかないんで、自分は夏樹さんとの試合を楽しみっていうか、そこに一番かけようと思っているので、そこで少しでも爪痕を残したいと思っているので、はい、ここで下がるわけにはいかないです」
――ルチャにも対応していたように見えましたが
「ん〜、あんまりルチャっていうのがあんまりよく判ってないんですけど、自分はほんとスピードでいこうとおもってたら、むこうもすごいスピードみたいなやつできたので、ルチャを意識したと言うよりはハイスピードを意識していました」
――フィニッシュは厳しかったですか?
「あそこで自分の殴ったのをキャッチされてあんな技になると思ってなくて、あそこでもっと自分が切り返せるような技とかを身につけていけたらなと思います」

▼ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
夏樹☆たいよう
[1勝=2点]
7分45秒
変形ジャックナイフ固め
 
宝城カイリ
[1敗=0点]

 握手を求めていった宝城に軽く応じてみせた夏樹は、ゴングと同時にストンピングを見舞っていくと、ジャイアントスイングで回していき秒殺勝利を狙う。辛くもキックアウトした宝城だが、夏樹はサッカーボールキックからもう一度ジャイアントスイングを狙う。
 ロープを掴んで阻止した宝城だが、夏樹はコーナーに押し込んで踏みつけると、ロープに飛び乗って宝城を幻惑。体で止めようとした宝城だが、ロープで加速をつけた夏樹はドロップキック。

 逆に宝城のスピアーをまるで闘牛士のようにヒラリとかわした夏樹は、3発目のスピアーを正面から受け止めるとアームロックに捕らえていく。さらにリストクラッチ式アルゼンチン・バックブリーカーで担ぎ上げるが、何とか逃れた宝城はスピアー。
 これも受け止めた夏樹だが、そのままコーナーに押し込んでいった宝城は串刺し式スピアー。これがズバリ決まると、逆片エビ固めからのイカリを狙った宝城だが、夏樹はサムソンクラッチで切り返す。

 カウント2で返した宝城は倒れたままの夏樹に低空スピアー。夏樹のチョップにはダブルチョップで応戦した宝城だが、夏樹は張り手からのソバットでダウンを奪う。それでも立ち上がった宝城はダブルチョップの連打から逆水平チョップを叩き込むと、夏樹をコーナーにホイップするが、コーナーに飛び乗った夏樹はクロスボディ。
 5分が経過し、ムーンサルトを狙ってコーナーに登った夏樹だが、追いかけていった宝城は強引に雪崩式ジャーマンを狙う。だが、夏樹が踏ん張ったため転落した宝城は背後からのダブルチョップで叩き落とすとスピアー。

 カミカゼでカウント2まで追い込んだ宝城は、フットスタンプからコーナーに登ると敬礼ポーズからのダイビング・エルボードロップ。これをかわして横十字で丸め込んだ夏樹は、カウント2で返した宝城に低空ドロップキック。さらに顔面に串刺しドロップキックを叩き込むと、ハーフダウンの宝城の宝城の喉元にソバットを叩き込んでから、宝城の両腕をパラダイスロックのように固めてから自らブリッジする変型のジャックナイフ式エビ固めで3カウントを奪った。









★試合後のコメント

夏樹☆たいよう
「いや、勢いっていうか、あの、熱さだけはあるんですけど、なんか、ちょっと、奈苗さんの空気読めないバージョンみたいなパッションはありました」
――終始余裕の試合でしたが
「そうですね。いやまだまだ、自分がね?危ない所まで追い込まれることはないかな。狙ってるのは全勝ですから、とりあえず1勝」
宝城カイリ
――夏樹選手はいかがでした?
「そうですね、でも、自分の力を今回出せた気はするんですけど、技のタイミングとか、もうちょっと試合の組み立てがもっとうまく出来るようになれば、もう少しいい結果になったと思います。初めて夏樹さんの串刺しのドロップキックをくらったんですけど、やっぱ、威力がその同期とか一個上の先輩達とは格が違って、やっぱ一撃一撃がきちんときまるし、威力も強いので、そこはその3期生全員が劣ってる事だと思うので、一つ一つ、基本的な技とか今の自分の持ってる技を、丁寧に力を込めてできるような練習をこれからしていきたいと思います」

▼レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
●愛川ゆず季
[1敗=0点]
8分39秒
変形パッケージホールド 
安川惡斗
[1勝=2点]

 気合いの雄叫びをあげる惡斗に対し、握手を求めていった愛川。惡斗は応じた瞬間に蹴っていくが、愛川は体勢を入れ替えてエルボーを連打。両手を広げて挑発し、敢えて愛川のエルボーを受け止めた惡斗だが、愛川はローキックから容赦なくガンガン蹴っていく。

 サッカーボールキックを食らっても立ち上がった惡斗は、ヘッドロックパンチを見舞っていくとチンロック。さらにトップロープに愛川の顔面を擦りつけていくと、コーナーに踏みつけて押し込む。

 さらにセコンドから酒を受け取るが、すぐにバーブレフェリーが取り上げていく。すかさず愛川がローキックの連打からゆずポンスタナー。だが、惡斗もクロー攻撃で愛川をコーナーに押し込むと張り手から串刺しドロップキック。
 倒れた愛川を踏みつけ、ロープに押し込んだ惡斗は、今度こそ上から酒を注ぎかける。そこから惡斗様固めを狙ったが、愛川はうまく逃れる。しかし顔面掻きむしりを見舞った惡斗は今度こそ惡斗様固め。

 そしてACTスペシャルで叩き付けていったがカウントは2。ならばとコーナーに登っていった惡斗だが、下から顔面を蹴り上げた愛川は蹴りの連打から張り手。これで棒立ちになった惡斗にYKイエロー(ハイキック)を叩き込むがカウントは2。
 STFに捕らえていった愛川だが、惡斗はロープに脱出。5分が経過し、愛川はブレーンバスターを狙うが、惡斗が踏ん張ると顔面をニーリフトでカチ上げてからフィッシャーマンズ・スープレックス。

 さらに引き起こしてからYKブルー(後ろ回し蹴り)を叩き込むが、惡斗はこれもカウント2で返すと、意表を突いてコンプリート・ショット。さらにケンカキックから「惡斗」コールの中、愛川の蹴りをキャッチしてバックエルボー。さらにフロントネックロックに捕らえた状態でブン回した惡斗は、そのまま胴絞め式フロントネックロックへ。
 どうにかロープに足が届いた愛川だが、惡斗はコーナー二段目から惡トーンを投下。カウント2で返されると、続けてコーナー最上段からの惡トーン。これをかわした愛川は腕十字を狙うが、惡斗はスクールボーイで切り返すと、そのままストレッチマフラー。

 どうにか振り解いた愛川は倒れている惡斗の背中にYKレッド(カカト落とし)を落とすと、立ち上がった惡斗にもう一発YKレッド。だが、肩で受け止めてキャッチした惡斗は再びストレッチマフラーに捕らえると、そのまま回転して抑え込み3カウント!
 デビュー戦の奈苗戦で負けて以来、シングルでは負けていなかった愛川に惡斗が黒星をつけてみせた!








★試合後のコメント

愛川ゆず季
――まさかの敗戦でしたが
「いやもうほんとに悔しいの一言で。もう私はこのリーグ戦、絶対に、必ず、私が優勝するって心に誓って。なのに初戦、しかも相手は惡斗。もう私にとっては人生最大の汚点で、今夜ほんとに大反省会を一人でしたいと思います」
――油断してましたか?
「いや油断はしてなかったんですけども、もう見たことのない、いやもうキックには対応しているような練習を言ってたんですけども、まさかあんなのを用意してるとは思わなかったし、私も思いっきりキックをして、それに耐えるだけの力を持ったので、もう私が想像してたよりは初対戦だったんですけど上でした。なんですけど、私がけっして負ける相手ではないのに負けてしまったということで、ほんとに、自分自身、反省して、まだまだ優勝の夢は諦めてません。なので、このとんでもない、怒りにも近いような悲しみを、悔しい気持ち、全部次の試合からぶつけたいと思います」

安川惡斗
「しゃぁぁぁぁ!!勝った!もう、愛川の事しか考えてなかった!もう、ずっと最近愛川愛川って愛川の事ばっか考えてたかいがあった!愛川大好きかも知んない!そんぐらい、気持ち悪いぐらい、っしゃぁぁぁぁ!!!当初の目的達成したぞ!有言実行、イエーイ!しゃぁぁぁぁ!!いじょぉぉぉぉ!!」

▼SPパンダ告知コーナー

 あずみ、まあやが登場し「クーラーMAXだけど、暑くてごめんなさい」と言って笑いを誘ってからKちゃんパンダと風香GMが登場。だが、GP期間中は時間の関係で選手のインタビューは行わずに、GMやKちゃんパンダのミニコーナーになるという。
 まずはKちゃんパンダのダンスイベントに風香GMと長野美香が出演することをPR。Kちゃんパンダの控室はサウナ状態だと嘆くが、1stRINGの管理人さんからは「我慢してください!」と言われてしまう。

 続いて明日誕生日を迎える風香GMの話に。「全然バレてましたよ。愛川さんは知らなかったみたいですけど、高橋さんが『妊娠した』って言ったらゲラゲラ笑い出して」と、大会開始前に控室で決行された選手たちによる誕生日ドッキリの裏話を披露。
 最後にKちゃんパンダからは「スターダムは風香ちゃんがいたから誕生した団体アル。Kちゃんパンダもそれまでバラバラにやってきたメンバーが集まって、スターダムが出来たことによって出来たアル」と感謝の言葉。

▼ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
●脇澤美穂
[1敗=0点]
9分15秒
ビッグブーツ→片エビ固め 
木村響子
[1勝=2点]

 名前の入ったタスキをかけず手に持って入場した木村は、リングインするとそのタスキを投げ捨てる。握手を求めていった脇澤に対し、不適な表情で応じてみせた木村。いきなり足をすくってグラウンドに持ち込んだ木村は、フロントネックロックに捕らえる。
 バックに回った脇澤だが、ヘッドロックに切り返した木村。脇澤もすぐに脱出すると、木村は手四つの力比べを要求。

 脇澤が応じようとしたところで、コーナーにホイップして串刺し攻撃を決めた木村だが、脇澤はパーカーを持ち出してチョーク攻撃。さらに木村をキャメルクラッチに捕らえると、セコンドの須佐から受け取った黄色のマジックペンでイタズラ書き。
 怒った木村は張り手から脇澤の顔面をガンガン蹴ると、「何してくれたんだ!」と言いながら強烈な張り手。さらに脇澤をロープに張り付けてから自分の手に唾をつけて脇澤の顔面に擦りつける。

 脇澤はベノムアームでのアイアンクローを狙ったが、蹴りで迎撃した木村はランニングエルボーを叩き込むと、なおもベノムアームで襲いかかる脇澤をブレーンバスターで投げてから胴絞めスリーパー。どうにかロープに足が届いた脇澤。
 5分が経過し、木村はコーナーに登っていくが、脇澤はロープを揺らしてからコーナーに追いかけていき、ベノムアームでのアイアンクローに捕らえる。さらに、そこから雪崩式フランケンで投げていくと、ラリアットを狙った木村をローリングクレイドルで回していく。

 リバース弓矢固めのようなメキシカンストレッチで追い込んだ脇澤は、ミサイルキックを発射するが、すぐに立ち上がった木村。ならばとジャーマンで投げていった脇澤はフィッシャーマンを狙うが、木村は卍固めで切り返す。耐え抜いた脇澤はエルボーを打っていくが、木村は気合いの雄叫びをあげながら耐えるとビッグブーツ。
 これをかわした脇澤は逆さ押さえ込みからトルネードクラッチで丸め込むが、カウント2で返した木村はノータッチヘッドバットを叩き込むと、朦朧とする脇澤にビッグブーツを叩き込んで3カウントを奪った。









★試合後のコメント

木村響子
――おめでとうございます
「めでたくねぇよ、何がめでてーんだよ、順当勝ちだよ、何がめでたいの?意味分かんないんだけど。優勝してから、とっとけよそういう言葉。毎日毎日彼女に好きって言っても、伝わんねーのと一緒だよ!大事な時に言えよ」
――脇澤選手に顔を・・
「まあ別に怒りにね、油注いだだけで、こっちは怒ってるほうがやりやすいんで、全然問題無いですね。想定内想定内。あいつはそういう手ぐらいしか残ってないの判ってたので、全然想定内。おいゴリラゴリラって言うけどな、ちゃんとここ(頭脳)があるゴリラだから。書いとけよ!」
脇澤美穂
――残念ながら負けてしまいました
「いやー、いや、まだまだ可能性はあるんで、初戦はちょっとこけちゃったんですけど、あとは全勝で行きますんで。必ず、決勝で、奈苗さんとあたりたいんで。私は必ず決勝に行って、そうですね、欲を言えば赤いベルト、赤いベルトに!挑戦できるように私も頑張っていきますんで、応援よろしくお願いします」
――今日の試合は途中まで脇澤選手のペースでしたが
「そうですね、はあ、ね?ちょっと、今日反省して、次の夏樹戦にむけて、計画ねります」
――夏樹選手とは最後のほうもやりあってましたが
「そうですねほんとに、ちょっとちっちゃいの私不得意なんですけども、それをちょっとベノムでほんとに!ちょっとベノム鍛えます。あいつをベノムアームで握りつぶすぐらい、力をつけていきますんで、頑張ります」
――木村選手はどうでした?
「初だったんですけど、ね?予想以上にパワーありました。ちょっと、なめてましたね私も。失敗しました。もう一回やったら絶対私が勝つんで、もう一回やりたいですね」
――最近ベノムアームのベノムの毒が、スターダムの選手に効かなくなっていると思うんですが・・・
「何を言うのちょっと!失礼なこと言ってんじゃないよ!ベノムアームは!ベノムアームは!スターダムを制すんです。失礼なこと言いやがって」
――今後ベノムの毒はどんどんと進化していくと
「進化していきますよ!ベノムアームはスターダムを制す。そして女子プロ界を制して、プロレス全体を制して、皆が、どんどんベノムアームをどんどん使っていくんですよ。私結構パクられますからね、ベノムアーム。皆練習中とかもやってくるんですけど、私はそれをはね返すぐらい、さらに上回っていきますんで。そこんとこヨロシク!」

▼レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
高橋奈苗
[1勝=2点]
14分56秒
チャナラッカ☆百→エビ固め 
紫雷イオ●
[1敗=0点]

 奈苗は赤いベルトを腰に巻いて入場。この試合も裁くレフェリーは和田京平レフェリー。両者「お願いします」と握手を交わすと、奈苗がゴングと同時に突っ込んでいきエルボーを連打。だが、イオも奈苗の串刺し攻撃をドロップキックで迎撃すると、側転→バック転からのドロップキック。
 だが、奈苗はド迫力のショルダータックルでイオを吹っ飛ばすとブレーンバスター。突進した奈苗をカニ挟みで倒したイオは619を狙うが、奈苗はショルダースルーでイオを場外に追いやるとトペを発射。

 だが、これをかわしたイオは逆にコーナー最上段からプランチャを投下。奈苗がリングに戻ったところへミサイルキックを発射したイオは、スペース・ローリング・エルボーからフェースクラッシャーを狙ったが、突き飛ばした奈苗は逆にスペース・ローリング・エルボーを狙うが、悲しいくらいに不格好……
 アッサリかわしたイオはブロンコバスタを狙うが、かわした奈苗はファイティングポーズで身構える。イオから力比べを要求すると、より高い位置で応じていった奈苗。そこからハンマーロックに捕らえた奈苗は、ヘッドロックでグラウンドに持ち込む。

 さらに胴絞めスリーパーに捕らえていった奈苗だが、イオは手に噛みついて脱出。奈苗も大人気なくイオの手に噛みつき、京平レフェリーに2人とも怒られる始末。5分が経過し、足4の字固めに捕らえていった奈苗だが、イオがギブアップしないと見るや、コーナーに押し込んでのチョップから串刺しラリアット。
 だが、2発目をかわしてエプロンに出たイオは、オーバーヘッドキックからコーナーに登ってダイブ。かわした奈苗だが、イオは回転しながらクロスフェースに捕らえていく。だが、奈苗もアルバトロスで切り返す。

 後転して逃れたイオは奈苗の顔面に低空ドロップキックを叩き込んでから、もう一度クロスフェースへ。グイグイと絞め上げていくイオは、奈苗の手がロープに届きそうになると回転してリング中央にポジションを戻す。それでも何とかロープまで這っていった奈苗だが、イオは619からハーフダウンの奈苗の顔面にフットスタンプ。
 だが、2発目のフットスタンプをキャッチした奈苗はバックを取る。これを不知火で切り返そうとしたイオだが、奈苗が踏ん張るとロープに叩き付けて背後からダブルニーアタック。

 続いてスワンダイブで飛んだイオだが、これをスタナーで切り返した奈苗。10分が経過するとショートレンジラリアットからバックドロップで投げた奈苗は、冷蔵庫爆弾を投下するが、ヒザで迎撃したイオは串刺し式のダブルニーアタック。
 そこからダブルアーム式フェースバスターで叩き付けていったイオだがカウントは2。イオはムーンサルトプレスを投下するが、これもカウントは2。残り時間3分となり、イオはもう一度コーナーに登っていく。

 だが、追いかけていった奈苗は雪崩式ブレーンバスターで投げてから、イクボムで叩き付ける。イオもエルボーを返してロープに飛ぶが、追走した奈苗はラリアット。イオもロープに飛んだ奈苗を追いかけていき、ウラカン・ラナで強引に丸め込むがカウントは2。
 ならばとラ・マヒストラルから回転足折り固めを狙ったイオだが、後転した奈苗はそのまま強引に投げ捨てジャーマン。さらにショートレンジラリアットでなぎ倒した奈苗は冷蔵庫爆弾。これをかわしたイオはミステリオ・ラナを狙ったが、惜しくも崩れてしまう。

 残り1分となり、ロープに飛んだイオにカウンターラリアットを叩き込んで1回転させた奈苗だが、イオもアッパー掌底を返す。奈苗が張り手を返したところで残り時間30秒。コーナーに登ったイオだが、立ち上がってキン肉バスターの体勢で捕まえた奈苗は、そこからチャナラッカ☆百で叩き付けて3カウント。









▼エンディング

 残り数秒のところで勝利し、どうにか公約した全勝優勝の可能性を残した奈苗が「引き分けなんかにしてたまるかー! イオ、まだまだ負けないからなー!」と叫ぶと、イオも「何回でもやってやるよー!」と言い返す。
 すると奈苗は「今日から始まります5★STAR GP! スターダム初めてのリーグ戦ということで、誰が一番張り切っているか知っているかー! せーの!」と観客に呼び掛けるが、大半の観客は「惡斗ー!」とレスポンス。

  リングサイドに現れた惡斗が「惡斗」コールを煽ると、奈苗は惡斗を睨み付けながら「オイ、お前調子に乗ってんじゃねぇぞ。何か言ってみろよ」と挑発。何か叫びながらリング内に身を乗り出し、マイクを握った惡斗は「ラストまでイケイケで行って、お前にも挑戦してやる! いいか!」と絶叫。
 それを聞いた奈苗は「お客さん、さっきのところは奈苗って言うところですからね。メインに立って勝ったのは?」ともう一度観客に尋ねる。今度は「奈苗ー!」と返した観客。奈苗は「出来るじゃねぇかよ! それと愛川ゆず季、白いベルトのチャンピオン、何か言ってみろよ」と愛川にマイクを渡そうとするが、愛川がしゃべろうとしたところでマイクを取り上げ、「言わなくていいや。あのね、リーグ戦、大阪行って名古屋行って、次新木場に帰ってきてきます。その時、愛川ゆず季と当たります。その時、しっかりと実力差見せますから、しっかりとそれを見に来てください。ハイ、じゃあみんな私の後ろに並んで」とアピール。

  奈苗の周りに選手たちが並ぶ中、やっぱりマイクを持った愛川が「初戦黒星で自分的には本当に、今夜大反省会な初戦だったんですけども……このリーグ戦、優勝するのは高橋奈苗選手でも夏樹☆たいよう選手でもありません。このゆずポンが必ず優勝しますので。なので、次のここ新木場で行われる高橋奈苗選手、勝って世間をアッと言わせます。応援よろしくお願いします!」と巻き返しを宣言。
 しかし奈苗は「ハッキリ言って私もビキニになってお前の時代も終わりだから」と言い放つと、最後は「ハイ、それでは皆さん、ご起立ください! リーグ戦始まりました。この後も皆さんと盛り上がっていきたいと思うのでよろしくお願いします。今を信じて、明日に輝け! We are STARDOM!」と、いつもの決め台詞でGP開幕戦を締めくくった。

★試合後のコメント
 
高橋奈苗
「引き分けなんかにしませんよほんとに。私の苦手な15分。だいたいシングルだと15分以上絶対かかるんで、ゆっくり行ってる場合じゃないなと思って、自分なりにまあちょっとでも慌てちゃったとこあるんですけど、慌てないようにスピーディーにいこうと自分の中で課題を立てて試合に臨んだんですけど、まあちょっと慌ててしまった部分は多々ありますね結果的に。でも、ちゃんと15分の中で勝負をつけてますから!これがチャンピオンですよ」
――初対決でしたが
「シングルね、はい。いやー、そうだな、その、なんかね、隙がまだまだあるなと思いました。ぐわーっと圧倒されるオーラがなんか、自分は今日は感じなかったです。全部自分の思うようにいったというか。イオの時間にはさせなかったつもりです、自分では。まだまだ、やんなきゃいけないことはいっぱいあると思いますよ。まだまだ簡単に、簡単に階段は登れない登らせない。でも自分で登ろうとしなければ壁にも気づかないんで、その壁をやっと見つけられる人間にはなってきているのではないかなと私は思います。壁にぶつかって、私が壁になって、何度でも何度でも叩き潰して、絶対登らせない壁で自分はいたいなと思います」
――終盤のミステリオ・ラナは読んでました?
「読んでない判んなかった!全然判んなかった、でも形が不十分だったのに助けられました。ロープも近かったし」
――レッドスターズ、惡斗選手が
「あぁもう愛川ゆず季がライバルだと思ってたけど、もう問題ないっしょ!なんかライバルだと思うのが恥ずかしいでしょ今日の結果は。マジで。ないないない。あんなのに負けるんだったらないですね。私単独で全勝優勝間違いない。大丈夫です」
――次回の愛川戦も問題なし
「問題ないっしょ!大阪、名古屋行って、東京だけじゃなく他の土地の皆様にもこの素晴らしいプロレスをお伝えして、また元気になって新木場戻ってきて、また快勝して優勝したいと思います。もう賞味期限切れ、愛川ゆず季。うん、今まで頑張った」

紫雷イオ
「あー、悔しいです。あー、悔しいですねほんと。なんか、あとちょっとでほんとに、勝ちたいんですけどもちろん勝ちたいんですけどその、最悪あと何秒?ちょっと判んないですけど、何秒間か待てば引き分けまでせめてもってこれたはずなのに、最後の最後でもうその3カウント取られちゃってほんとあーもう悔しいですねほんとに。なんか思索をちゃんとねって試合に臨んだんですけど、思索としてたミステリオ・ラナをやろうとしてたんですけど、それも崩れたというか崩されたというか、ちゃんときまらなくて。なんか、たらればの話はもうプロの世界では通用しないと思うんですけど、ミステリオ・ラナが決まってればと思うとほんとに悔しいです」
――初シングルの高橋選手はいかがでした?
「はい、いやー、ほんとにタッグと違ってほんと、パワーが全て自分にむけられているっていうプレッシャーと威圧感。そういうものがもちろんありますし、気迫の戦いにもなりましたし。パートナーだとかもう一人の対戦相手だとかと気にしなくていい分、純粋なほんとに力がフルに自分にくるんですけど、それに気持ちの面で負けないように戦っていこうって気持ちでぶつかったんですけど、あーもうほんとあと数秒、あー悔しいですほんとに」
 
 
 愛川、奈苗が共にベルトを防衛!来年4月29日に両国初進出を発表!
 
STARDOM X STARDOM2012
8月5日(日)後楽園ホール(12:00)
観衆1350人(満員) 

▼オープニング

 まずはKちゃんパンダがサイリウムを持ったキッズダンサーズのミニミニKちゃんパンダとともに登場。オープニングダンスを踊り終えたKちゃんパンダが風香GMを呼び込み、ダンス再開。ダンスが終わると、ミニミニKちゃんパンダが一斉に退場。
 そしてGMが「前回5月に後楽園大会をしてから色々あったんですけど、こんなに多くの人に迎え入れられて嬉しいです。今までスターダムの後楽園大会といえば高橋奈苗さんにメインは任せ放しでしたが、今日ははじめて新人同士のメインということで、選手も不安な部分はあると思うんですけど、頑張ってくれると思うので応援してください」と挨拶。

▼シングルマッチ 20分1本勝負
紫雷イオ(12分21秒 たいようちゃん☆ボム)夏樹☆たいよう 

 オーバーマスクを被り、スワンダイブ式の前宙でリングインしたイオ。夏樹が差し出した手に深々と頭を下げながら両手で握手したイオは、夏樹と腕の取り合い。お互いにトリッキーな動きを織り交ぜながら切り返すと、そこから手四つの力比べへ。
 気合いもろとも一気に押し込んだイオはブリッジで耐える夏樹の上に乗っていくが、夏樹はモンキーフリップを狙う。これを逆にカサドーラの体勢に飛び付いてみせたイオだが、夏樹も丸め込ませない。

 バックを取った夏樹だが、バックドロップを背後に着地したイオはロープに飛んでクロスボディ。夏樹もイオの低空ドロップキックをかわして逆に低空ドロップキックを入れると、ロープに飛び乗り幻惑するが、イオはロープに飛び乗ってからアームドラッグで飛び付いて投げる戸、場外に出た夏樹にケブラーダを発射。
 リングに戻ったイオは、スペース・ローリング・エルボーからフェースクラッシャーで叩き付けると、そおままクロスフェース。リング中央でガッチリ決まったが、夏樹はどうにかロープに脱出。

 5分が経過し、イオは対角線に夏樹を飛ばすが、コーナーに飛び乗った夏樹はクロスボディ。そこから左右の張り手でイオをコーナーまで追い詰めると、串刺しドロップキック。そこからイオの左腕を極めながら逆片エビ固めに捕らえる。これで左腕に大きなダメージを負ったイオの後頭部を蹴っていった夏樹は、動きの止まったイオの左腕をロープを使って痛めつける。
 だが、イオもバック転フェイントからドロップキックを叩き込むと、ミサイルキックから抑え込む。夏樹も負けじと抑え込みで切り返して、フォールの奪い合いに。カウント2で返した夏樹はイグチボムを狙う。

 これをウラカン・ラナで切り返したイオは619からその場飛びムーンサルト。続けてムーンサルトプレスを投下するが、迎撃した夏樹はトリプルたいようちゃん☆ラ・マヒストラル。カウント2で返したイオは「舐めるな!」とアッパー掌底を叩き込み、ダブルダウン状態に。
 先に立ち上がったイオはダブルアームの体勢に。リバースで返した夏樹だが、イオは着地。それでも夏樹は強引にイグチボムで叩き付ける。

 10分を経過し、イグチボムの体勢からの投げ捨てパワーボム2連発で叩き付けた夏樹は、ハーフダウンのイオの顔面にソバットを叩き込む。さらに「来いや!」と挑発し、イオが両ヒザをつかたまま向かっていくと、喉元のソバットをお見舞い。
 イオは気合いもろともエルボーを叩き込んでいくが、バックを取った夏樹はジャーマン。そしてロープに飛ぶが、イオはカウンターのフランケンシュタイナーでカウント2まで追い込むと、立ち上がろうとした夏樹にトラースキック。

 対角線をダッシュしたイオのダブルニーをかわした夏樹は、そのままイオの背後から両足を脇の下に入れて組み付くと、背筋の力で上体を起こしていき、そこから一気にたいようちゃん☆ボムを決めて3カウント。
 試合後、握手を求めていった夏樹に、イオが応じると夏樹はイオの健闘を称えた。悔しさと嬉しさが入り混じった表情のイオは、四方に一礼。観客からも惜しみない拍手が贈られた。









 ★試合後のコメント

夏樹☆たいよう
「1試合目からね、勝つのは当たり前なんで、はい。今日はもう2試合、やるからこそね、それを言い訳にせずね。だからこそ勝たないといけないと思ったんで、まずはキッチリ勝って、イオの実質今日復帰戦だと思うんですけど、やっぱり、前となんだろう、すごいイオってカッコイイイメージがあったりしたんですけど、その中にも泥臭さが出てきたかなって。やっぱり、そういう追い込む練習とかを始めてるのもあるし、今までイオって出来てしまうからゆえなんだと思うんですけど、もう80超えればいいやみたいな満足してるようなレベルで、これからは常に100超え200超えというところを目指してやっていってもらいたいなと思いました。まあお互い、自分もですけど、すごい自分がやりたいプロレスっていうのができてないなと思うし、ハイスピード王国を作っていきたいと思ってるんで、これからもイオとは戦っていきたいです」

▼ユニット対抗戦 タッグマッチ 20分1本勝負
<ナナエ軍団>須佐えり&はるか悠梨(10分6秒 バックブロー→片エビ固め)岩谷麻優&翔月なつみ<PLANET>

 試合を終えたばかりのイオがセコンドにつく中、岩谷はウルティモ・ドラゴンをモチーフにしたスカイブルーのマスクを被って入場。一方の須佐はタイガーマスクをモチーフにしたマスク姿で入場。岩谷の名前がコールされると、客席からスカイブルーとホワイトのジェット風船が打ち上げられた。

 岩谷と翔月は「クソえり、出てこい!」と須佐を挑発。これに応じて須佐が先発を買って出ると、翔月が組み付いていくがロープに押し込んだ須佐はエルボーを連打。さらにアームドラッグからドロップキック。相手コーナーまで行って控えの岩谷の髪の毛を掴んでいった須佐に対し、リングインした岩谷は腕を取られながらもバック転してからのアームドラッグで脱出。
 すかさず逆エビ固めに捕らえていくと、はるかが入ってきてカット。岩谷に馬乗りになったはるかはパッション張り手をお見舞い。須佐も馬乗りになってパッション張り手を見舞っていくと、はるかとトレイン攻撃を決めていく。
 そこに翔月が入ってきてはるかを蹴散らすと、須佐に卍固め。はるかがカットに入ろうとするが、岩谷がメキシカンストレッチに捕らえていく。

 翔月と須佐はお互いに髪の毛を掴み合うが、そこからコーナーにホイップした翔月は串刺しのヒザ蹴りからニーリフトを連打。さらに岩谷が入ってきて左右からのサンドイッチ・ドロップキック。須佐も翔月のトラースキックをキャッチしたアンクルホールドで切り返すが、翔月はもう片方の足で蹴飛ばして脱出。
 しかしはるかが入ってきて腕十字で翔月を捕らえる。再び須佐がアンクルホールドを決めるが、これは岩谷がカット。タッチを受けたはるかは翔月に腕十字を狙うが、翔月も必死にクラッチ。

 クラッチが切れた瞬間、どうにかロープに足が届いた翔月だが、はるかは続いて腕固めに捕らえる。しかし翔月が脱出すると、エプロンから岩谷がスリングショット式ニードロップ。翔月もニードロップからダイビング・ダブルニードロップを落とすがカウントは2。
 5分が経過し、岩谷が串刺しドロップキックからダブルリストアームサルトを狙うが、はるかはヒップトスで切り返す。ダメージで朦朧とするはるかを須佐が自軍のコーナーに引っ張ってこようとするが、岩谷が阻止。

 だが、はるかは必死にエルボーを返すと、須佐が背後からドロップキックを見舞った岩谷にぶら下がり式腕十字を極める。さらに須佐のDDTからリング中央ではるかがガッチリ腕十字。三角絞めに移行としたはるかは落とそうとするが、間一髪のところで翔月がカットに入る。
 まだグッタリと倒れている岩谷に須佐がDDTを3連発。辛くもカウント2で返した岩谷は、須佐のスイングDDTを防御するとスリングブレイド。須佐はDDTを返すが、そこに翔月がダイビング・ダブルニードロップを投下。

 岩谷は須佐の顔面にドロップキックを叩き込むと、コーナー最上段から強烈なミサイルキック。必死で肩を上げた須佐だが、「終わりー!」と絶叫した岩谷はドラゴンスープレックスを狙う。はるかが背後から逆立ちキックでカットし、そのまま変型の逆落とし。
 そこに翔月が入ってきてはるかをクロスフェースに捕らえると、岩谷は須佐にスリングブレイドからダブルリストアームサルト。これもカウント2ではるかがカットしたが、岩谷はダビング・クロスボディ。須佐を体勢を入れ替えると外道クラッチを出すが、惜しくもカウント2。

 岩谷の逆打ちをカウント2で返した須佐はロシアンフックを叩き込むと、もう一発ロシアンフックを思わせておいて意表を突いたバックブローを叩き込んで3カウント。激しさを増すユニット対抗戦はフラフラになりながらもナナエ軍団が勝利した。









 ★試合後のコメント

須佐えり&はるか悠梨
――ユニット対抗戦見事勝利しましたが
須佐「よかったねー!自分は後楽園は、なんていうの?世代闘争のグループの組でやったっきり、勝つことが一度もなくて、シングルとかでも一度も勝った事がないこの場所で、やっぱ因縁の相手でライバルの岩谷麻優から3カウント取れたのがすごい嬉しいです、はい」
はるか「えっとそうですね、PLANETにナナエ軍団が負けるわけは絶対ないというのを後楽園ホールで証明できたのかなと。PLANETはイオさんがいなくなった時に練習にも来てるのか来てないのか判らなかったし、ナナエ軍団はいっつも高橋奈苗さんに鍛えてもらってるので、練習量でもパッションでも負けてないということを証明できてよかったです」
須佐「よかった〜」
はるか「チームワークの勝利ですね」
須佐「やっぱりね」
――最後のロシアンフックからの裏拳は狙っていた?
須佐「あれは、ちょっとほんと裏拳だけというのは練習してたんですけど、ちょっとここまで想定はなかったですけどフックすかされたらどうしようというのが頭の中ではあって、最初の一発目で倒れなかったのがすごいビックリしちゃって、もう一発狙ったらね」
はるか「はい」
須佐「避けられちゃうし、もう一か八かで裏拳を出したらね、綺麗にクリーンヒットして」
はるか「よかったですねー」
須佐「目標の3カウント取れました」
はるか「次もナナエ軍団、絶対勝って、次の赤いベルトの奈苗さんも勝つと思うので、今日はナナエ軍団全勝で後楽園ホールをパッションの赤にしていきたいと思います」
須佐「はい」

紫雷イオ&岩谷麻優&翔月なつみ
――PLANET再始動となりましたがイオ選手から見ていかがでした?
イオ「はい、そうですね、第1試合の私も勝つことができなくて、第2試合もずっと見てたんですけど、麻優ちゃんもなっちゃんもPLANET全員負けてしまって、すごく不甲斐ないなって思いましたし、ちょっと他の軍団に遅れを取ってるなと。軍団的には遅れを取ってるなという自覚も持ってるんですけども、まあそれで、マイナスなだけでなくて、もう下がったらあとは上がるだけだと思うんで、これはもう自分にも当てはまることだと思っています。PLANETも今回下がっちゃったかもしれない、下がっちゃったかもしれないんですけどこれから後はもうほんとにドンドン上がっていくだけだと思うので、3人ちゃんと力をあわせて頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします」
――岩谷選手はリーダー代理として今まで頑張ってきて、リーダーが帰って来ましたが
岩谷「ずっと、リーダー帰ってきて欲しいと思っていて、なんだろう、やっぱり2人だけじゃPLANETは成立しないので、やっぱりイオさんがいてこそのPLANETだと思ってたので、とりあえず潰さないように潰さないようにと思ってたんですけど、今日イオさんのちゃんとした復帰戦みたいな感じになるんですけど、なんだろう、3人とも負けちゃったし、須佐えりのロシアンフックは気をつけようと思ってたんですけど、最後、最後麻優何くらったっけ?」
翔月「裏拳ですか?」
イオ「パンチだね」
岩谷「まさかなんかロシアンフック避けれたんで、やったと思ったんですけど、その次があって、ちょっとまだまだですね。(翔月は)どうですか?」
翔月「自分は、この前の試合から須佐えり選手に噛み付いていってて、もうどうしても先輩を超えていきたいと思うので、どんどん先輩に向かっていったんですけど全然向こうは麻優さんの事しか見てなくて、すごいそれも悔しいし、向こうのはるか悠梨が麻優さんがドラゴン決めようとしてくれてたのに、カット行ったりとか自分が抑えられなかったりとかカットのタイミングも上手いし、なんか向こうのほうが連携としても軍団としても上だなと今日試合して感じたので、イオさんも本格的に帰ってきたことですし、もっともっとPLANET強くなっていきたいなと」
――イオ選手は今日本格的に復帰戦でしたがいかがでした?
イオ「ん〜やっぱりちょっと感が戻ってないというのが正直なところがあったなという印象です。まあ次が5★STAR GPというリーグ戦ということなんで、それまでにはちゃんと調節して、ちゃんとそこでもっともっといい物を見せていけたらなと思います」
――相手がハイスピードチャンピオンの夏樹選手でしたが、夏樹選手とは入団した後にタイトルマッチ大阪でやりましたが、またハイスピードへの挑戦というのはどうでしょう?
「そうですねもちろんチャンスがいただけるのであれば、そういった場というのは誰にでも与えられる場ではないので、そういう場面もこれから協力して勝ち取っていきたいなと思います」
――イオ選手、身体の方は調子戻していく状態だと思うが、気持ちの面ではもう大丈夫でしょうか?
「そうですね、気持ちの方はもうスターダムの皆さんから、仲間たちから迎えてくれたって事で、もう完全に前を向いてますので、あとはさっきも言った通りどんどん登っていくだけだと思ってます」


▼ユニット対抗戦 タッグマッチ 20分1本勝負

<全力女子>宝城カイリ&夕陽(10分9秒 イカリ)安川惡斗&鹿島沙希<川崎葛飾最強伝説+1>
 

 宝城がいつものように宝箱を開けようとすると、惡斗が蹴って阻止。そのまま宝箱を場外に投げ捨ててしまう。さらにゴング前に奇襲攻撃を仕掛けていった惡斗&鹿島。しかし夕陽がバック転フェイントから鹿島を捕まえると、宝城とのダブルエルボーを落としていく。
 コーナーに鹿島を追い込んだ宝城は左右のエルボーを連打。鹿島もカニ挟みで倒すと宝城の左腕をワキ固めに捕らえ、そこからヒザを落としてから腕固めへ。さらにグラウンド卍に捕らえていくと、ロープの外に顔を出してエプロンの惡斗と2人で踏みつけていく。

 タッチを受けた惡斗はドロップキックを打っていくが、かわした宝城はイカリに捕らえる。何とか堪えた惡斗がボディスラムで叩き付けると、鹿島が入ってきて惡斗をダブルアーム式フェースバスターで抱え上げそのまま宝城に叩き付ける。惡斗が困惑しながら立ち上がると、鹿島はさらにフェースクラッシャーで再び宝城に惡斗をぶつけていく。何とも独特な連係技…
 惡斗も鹿島をボディスラムで叩き付けようとするが、背後から夕陽がカット。タッチを受けた夕陽は惡斗にミドルキックを連打すると、串刺しジャンピングニーからのサッカーボールキック。

 さらにエプロンから宝城が惡斗を抑え、そこに夕陽が619を狙うがこれは失敗。ならばとライオンサルトを落としていった夕陽は、ランニングミドルを蹴っていくが、蹴り足をキャッチした惡斗はストレッチマフラー。何とか夕陽がロープに逃れたところで、鹿島がフットスタンプからロープに飛び乗りボディプレス。
 惡斗もサンセットフリップからフロントネックロックに捕らえた状態でブン回していく。完全に捕まってしまった夕陽に鹿島はフェースクラッシャーからクリスト。

 さらに時間差フェースクラッシャーからドロップキックで追い込むが、夕陽は左右の張り手から水面蹴りを返す。そこに宝城が入ってきて前方回転ネックブリーカー。鹿島も夕陽をダブルアーム・スープレックスホールドで投げていくが、カウント2で返した夕陽はハニーフラッシュ。
 ここで両者タッチして宝城と惡斗が同時にリングイン。ドロップキックが相打ちになると、激しいエルボー合戦に。パワーで勝る惡斗が優勢だったが、そこから宝城はスピアー。

 しかし惡斗はACTスペシャルで叩き付けると、惡斗様固めからもう一度ACTスペシャル。これを夕陽がカットすると、そこに鹿島がドロップキックを放っていくが、夕陽がかわして惡斗に誤爆。すかさずカミカゼで叩き付けた宝城は、コーナー最上段に登って敬礼ポーズからのダイビング・エルボードロップ。
 さらにイカリで惡斗の体が完全にコの字になるくらい絞め上げてギブアップを奪った。試合後、ようやく宝箱を開けた宝城は、オリンピック期間中ということで、お手製の金メダルと銀メダルを取り出しリングサイドの観客にプレゼントした。









★試合後のコメント

宝城カイリ&夕陽
夕陽「私達2回目のタッグなんですけど、その2回とも見事勝利をおさめているので、今後もこのタッグを引き続き、もっと勝利はもちろんなんですけど技一つ一つの連携とか、そういうのとかももうちょっと作戦会議をして」
宝城「もっともっと色んな連携できそうな気がするので、そこを強化するのと、やっぱ今から夕陽ちゃんも5★STAR GP出れて私はまあ出れないんですけども、もうモチベーションは絶対落としたくないので、その出れない中で、出れない選手たちとやるんですけど、そのGPに出る選手以上の気迫とヤル気を持って、続けてこの終わった後にまた組むことができたら今度タッグリーグもあるので、それで優勝狙っていきたいなと思います」
夕陽「私リーグ戦の最年少で17歳なんですけど、その歳とかキャリアとか関係なく、私はもう全部を出して、1対1の勝負に勝っていきたいと思ってるので、それが積み重なって優勝っていう形ができるんじゃないかと思ってます」
――ここで勝利をしたことでメインでの全力女子対決に繋げることができたと思うんですが
宝城「そうですね」
夕陽「そうですよかったですなんか。でも、ね?複雑なんですよ、どっちも全力女子なんでどっちを応援していいいか判らないんで複雑な気持ちなんですけど」
宝城「どっちも試合となれば正々堂々と全力でぶつかり合うのが全力女子だと思うので、見習っていきたいなと思います。あと惡斗!リーグ戦の予選に出ずに、リーグ戦一人決定してたので、今回私が勝ったので、なんとかなりませんかね?(笑)思うんですけど、それは結果なので、もっとお互い強くなっていつかシングル。シングルは惡斗とは一回もやったことなくて、次勝てるように頑張ります」
――金メダルを最後取り出してましたが
宝城「金メダルはオリンピックにちなんで、私が心をこめて作りました」

鹿島沙希&安川惡斗
惡斗「私が、鹿島を信じる気持ち足りなかったかもしれない。悪かった。次だ次!次行くぞ!!よっしゃぁ!以上!!」
鹿島「…今回はじめてちゃんと、前回は夕陽とちゃんと当たらなかったんですけど、今回当たってみて、ちょこまかちょこまか出てきてしつこいし、宝城にもがっつり技を決めることができなくて、そこが悔しいので、いつか絶対ガッチリ決めてとりたいと思います」
惡斗「アタシについては?」
鹿島「以上です」
惡斗「うぉぉぉぉおい!!(拗ねてインタビュースペースを後にする)」

▼シングルマッチ 20分1本勝負
脇澤美穂(10分6秒 ライガーボム→エビ固め)松本浩代 

 脇澤は入場するなり、リングサイドの観客からイスを奪い取るが、すぐにバーブ佐々木レフェリーに取り上げられてしまう。場内大「ワッキー」コールの中、不服そうな表情の松本は、ロックアップからロープに押し込むが、ここはクリーンブレイク。
 再びロックアップからもう一度ロープに押し込んだ松本だが、体勢を入れ替えた脇澤は強めに叩いてクリーンブレイク。

 ストンピングから突進した脇澤だが、トップロープを下げて場外に追いやった松本はロープに飛ぶとうする。これを足をすくった倒した脇澤はリングに戻ってベノムアームでのアイアンクロー。動じない松本は振り解くが、脇澤はもう一度アイアンクローを見舞うと、またも払いのけた松本に低空ドロップキック。
 そこからキャメルクラッチに捕らえた脇澤は、マジックペンで松本の顔面にメガネのイタズラ描き。「何すんのよ!」と殴りかかった松本をローリングクレイドルで回した脇澤だが、怒った松本は張り手。

 さらに散々脇澤をロープに走らせてからドロップキックを見舞った松本だが、どうにもイタズラ描きされた顔が恥ずかしいらしく、両手で顔を隠す。それでもベノムパーマをあてた脇澤の髪の毛を引っこ抜こうとした松本は、串刺し攻撃を狙うが、これは脇澤がかわす。
 逆に串刺し攻撃を狙った脇澤だが、ことごと蹴りで迎撃した松本。脇澤はそれでもショルダーネックブリーカーを決めると、リバースの弓矢固めのような変型のストレッチ技に捕らえる。

 そしてコーナーに登った脇澤は、追いかけていた松本にベノムアームでのアイアンクローから、顔面への唾攻撃で叩き落とすとミサイルキック。バックを取った脇澤だが、ロープを掴んで防御した松本は、ロープに飛んだ脇澤に追走式体当たり。なおも突進してきた脇澤にカウンターエルボーを叩き込んでからコーナーに登っていく。
 追いかけていって脇澤は雪崩式フランケンから「絶対に勝つ!」と叫んでジャーマン。カウント2で返した松本は、脇澤のフィッシャーマンを踏ん張ると、唾攻撃を両手でブロックして逆に脇澤の顔面に擦りつける。

 バックスピンエルボーからジャーマンを狙う松本だが、脇澤は「気合いだ!」「ガンバレ!」と叫びながらサムソンクラッチを何度も狙うが、松本が回転させない。結局回れず「もうない」と脇澤が諦めたところで、松本は投げ捨てジャーマン。しかし松本のリバーススプラッシュをかわした脇澤はコーナーへ。
 立ち上がった松本はコーナー上の脇澤を抱え上げると、そのままリング中央でライガーボム。3カウントを奪い、顔にイタズラ描きされた恨みを晴らした。









 ★試合後のコメント

松本浩代
「もう!」
――勝利はしましたが顔が酷いことに・・・
「うそやっぱり!?どうなってんの??アイドルなのにどうしよ〜〜!!大丈夫ですかね?微妙?うそ〜!どうすんの!?うそ〜ちょっと試合には勝ったけど、屈辱!屈辱!やっぱりタダでは終わらないというのが脇澤美穂かなと。あー!なんかムカつくし!」
――やはり全力女子としてはこういう事をされてはやっぱり復讐を
「ちょっとね、重要ポイントですよね。まあまあまあまあ、向こうは多分ね、必要以上に私に対抗意識持ってるし、ちょっと私も今回芽生えました!ちょっと今日味わった屈辱を、もう一回味あわせてやりたいなと思いました。ありがとうございました」


脇澤美穂
――残念ながら試合では負けてしまったわけですが
「い やいやいや、私は負けてないですよ!ほんとに!3入りました?3。私松本さんに、ほんとに、負けたと思ってないんで、もう一回やってやってもいいですよほ んとに。松本さんほんとに、私タッグ組もうって約束してたんですよ。松本さんと、タッグを組んでタッグのベルトに挑戦しようって約束してたのに、見事全力 女子に入って裏切られたんで、私結構根に持ってるんですよ。だから今日は本当に、やってやりましたよあいつを。顔に。落書きをしてやりましたよ。私は負け たと思ってないですよ」
――今回ベノムアームが通用しませんでしたが
「そうですか?ベノムアーム結構あの人結構我慢してましたけどね。ギブアップしそうだったんですけど」
――振り払われてましたが
「そ うですか?向こうが震えてたんじゃないですか?やばそうだったんでちょっと頭が潰れちゃうんじゃないかなっていうちょっと力加減しときました。ベノムアー ム。加減ができるんですよ私のベノムアームは。次あたった時は、もっとベノムのレベルをアップして、私はあいつをベノムアームでぶっ潰してやります。で も、痛かったですほんと。バックドロップ効きました」

▼シングルマッチ 20分1本勝負
夏樹☆たいよう(12分22秒 チョモランマ)木村響子

 オレンジのニッカポッカで登場した木村に対し、夏樹は真っ白のニッカポッカ姿で登場。リングインするなり襲いかかった夏樹は、木村を場外に叩き落とすが、木村も場外に引きずり出すと客席に夏樹を叩き付ける。
 夏樹も木村を客席に叩き付けるが、木村は前蹴りを叩き込んでから夏樹をリングに戻すと、エルボー合戦を仕掛けていく。

 激しいエルボー合戦から夏樹がランニングエルボーを叩き込むが、倒れない木村は逆にランニングエルボーでなぎ倒す。夏樹もその場跳びドロップキックから張り手を打っていくが、木村は意地でも倒れない。背後から夏樹が投げ捨てジャーマンで投げれば、すぐに木村もバックドロップを返す。
 夏樹は投げ捨てジャーマンから顔面にソバットを叩き込むが、木村もビッグブーツを返してダブルダウン状態に。

 先に立ち上がった木村はスリーパーに捕らえていくと、夏樹がグッタリしたところで胴絞め式に移行。転がって逃れようとする夏樹だが、木村がそれを許さない。三角マウントで絞め上げた木村は、そのままどっかり乗っかってフォールするがカウントは2。
 夏樹に激を飛ばす惡斗と鹿島を一瞥した木村は、ロープにもたれ掛かった夏樹を踏みつける。すると木村のビッグブーツをかわして場外に転落させた夏樹が、三角跳びプランチャを狙う。

 木村は距離を取って回避したが、反対側まで歩いていったところで、夏樹が隙を突いての三角跳びプランチャ。木村をリングに戻した夏樹はニールキックから串刺しドロップキック。しかしダイビング・フットスタンプをかわした木村はビッグブーツ。逆にコーナーに登っていった木村だが、コーナーに駆け上がった夏樹は雪崩式アームドラッグから、今度こそダイビング・フットスタンプ。
 夏樹は張り手、ソバットから、たいようちゃん☆ボムを狙うが、木村が逃れるとイグチボムで叩き付ける。

 だが、ラ・マヒストラルを狙う夏樹を持ち上げた木村は、そのままバックフリップで叩き付ける。10分が経過し、木村はブレーンバスターを狙うが、夏樹は胴絞めフロントネックロックで切り返す。これをぶっこ抜いて強引に投げた木村は、コーナー最上段から立ち上がろうとする夏樹の背中にダイビング・ニードロップ。
 さらにノータッチヘッドバットをお見舞いするが、夏樹もノータッチヘッドバットを返してロープに。追走式ビッグブーツを叩き込んだ木村は、夏樹のモモ☆ラッチを押し潰すがカウントは2。

 エルボーの相打ちから木村が張り手を叩き込めば、夏樹も張り返す。だが、モモ☆ラッチをまたも投げ捨てパワーボムで切り返した木村はビッグブーツを狙う。これをかわした夏樹は木村の右足を背負い投げように抱え込むと、そのまま横回転の外道クラッチで抑え込む新技のチョモランマで3カウント。
 川葛親分の座を守った夏樹は、木村に詰め寄る。ここで木村が握手を求めると、夏樹も意を決して応じていったのだが、その瞬間、蹴りを見舞った木村は川葛のTシャツを破り捨て引き揚げていった。結果的に当初の思惑通り、木村を川葛から追放する形になった夏樹は惡斗、鹿島と一緒に川葛の団旗をアピールしてみせた。









 ★試合後のコメント

夏樹☆たいよう
「二試合とも、無事、勝つこと出来ました。やっぱり、世Ⅳ虎とかね、惡斗とか親分親分ってついて来てくれてるね、子分がいるんで。ここは親分として結果を見せないといけないなと思ってたんで。川葛、あいつはもう負けたんでしっかり追い出すんで。川葛は自分が守りました。これからまた新たに最強伝説?余計な邪魔者いなくなったんで作っていきたいと思います」
――2試合ということで苦しい試合になったと思うが、支えになったのは下からついてくる選手たちの思いが大きかったですか?
「はいそうですね。そういうのもあるし、逆にすごいいい機会だと思って。自分はやっぱり自分のスタイルハイスピードだけじゃないんで。喧嘩でも、ノーフォールマッチでもなんでもやりますし、そういういつもより多い引き出しをね、2試合やることで出すことできたんで、それプラス結果も出せて、次の5★STAR GPにはずみがついたんじゃないかなと思います。あいつがこれからどうするかっていうのは知らないけど、ね?スターダムに売り込んできて?川葛入って意味分かんない事言って、全くあいつの言ってること意味分かんないんですよずっと。辻褄を無理やり合わせようとしてるだけの屁理屈。だから、これから?あいつがどういう行動とっていくかっていうのを、自分がゆっくり見物してやろうかなと思いますね」

木村響子
「アホらしいよ!やってらんねぇよ!川葛?大体よ、プロレスラーだろあいつら。何徒党組んでんの?ねぇ?仲間?絆?ねぇ、一人で強けりゃ一人でやれんだろうよ。弱い奴の集まりだよ。スターダム自体が弱いやつばっかなんだよ。強いの高橋奈苗だけだろ?だから皆おかしくなってんじゃないの?アタシは、一匹狼で結構。アタシは勝つために、強いパートナーを世界中探して呼んでくるよ。絆とか仲間とかそんな甘いもんじゃない。これはビジネスだから」

▼5★STAR GPブロック分け発表

 休憩明け、8・19新木場大会から始まる『5★STAR GP 2012』のブロック分けと、開幕戦となる8・19新木場大会のカードが発表された。
 「レッドスターズ出場選手」が高橋奈苗、愛川ゆず季、世IV虎、紫雷イオ、安川惡斗、夕陽。「ブルースターズ出場選手」が夏樹☆たいよう、美闘陽子、脇澤美穂、木村響子、鹿島沙希、ダーク・エンジェル。
 そして開幕戦のカードはエンジェルvs.鹿島、脇澤vs.木村、夏樹vs.美闘、世IV虎vs.夕陽、愛川vs.惡斗、奈苗vs.イオと発表された。

▼ワールド・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
(王者)高橋奈苗(20分4秒 ワンセコンドEX→片エビ固め)世IV虎(挑戦者)
※初代王者が4度目の防衛に成功 

 世IV虎が奈苗に詰め寄り睨み付けていくが、和田京平レフェリーが割って入る。ゴングが鳴り、お互いに近づきながら睨み合っているところで、世IV虎がショートレンジラリアットで奇襲攻撃。そのままコーナーに追い込んでストンピングを見舞っていくが、京平レフェリーが止めに入る。
 京平レフェリーにも食ってかかる世IV虎だが、奈苗が体勢を入れ替えてエルボーを連打。さらにショルダータックルでぶつかっていくが、世IV虎は倒れない。奈苗も世IV虎のショルダータックルを受け止めて睨み合うと、今度こそショルダータックルでなぎ倒す。

  奈苗が串刺しラリアットを叩き込めば、世IV虎もすぐさま串刺しラリアットを返してから顔面ウォッシュ。奈苗も抵抗するが、世IV虎は世IVドンを挟んでからもう一度顔面ウォッシュ。さらに奈苗をロープに張り付けてから逆水平チョップを打っていくが、体勢を入れ替えた奈苗も逆水平チョップを返す。
 すると世IV虎はストンピングの連打からエプロンで世IVドン。リングに戻った世IV虎は馬乗りになってのチョーク攻撃。

  止める京平レフェリーに悪態をつく世IV虎だが、京平レフェリーも一歩も引かない。京平レフェリーにメンチを切っていった世IV虎は、スリーパーにスイッチ。首を抜いた奈苗はヘッドバットを返すとドロップキックから馬乗りエルボーを連打。
 さらに珍しく肩固めを極めるが、世IV虎は首を抜くと、何とヘッドスプリングで立ち上がる。奈苗もすぐに袈裟固めでねじ伏せるが、世IV虎はヘッドシザースで切り返す。首を抜いた奈苗は髪の毛を掴む世IV虎に対し、世IV虎の髪の毛を掴んでからアゴにエルボー。

 そこからパワーボムの体勢に入るが、リバースで切り返した世IV虎は踏みつけ式逆片エビ固めへ。世IVドンを狙った世IV虎を押し倒した奈苗は、どうにか世IV虎を持ち上げてコーナーに逆さ吊りにしてからコーナースプラッシュ。だが、続く串刺し攻撃をかわして奈苗をエプロンに出した世IV虎は、奈苗の股の間から場外に出ると、足元にラリアット。
 だが、通路ダッシュラリアットをかわして世IV虎を鉄柱に誤爆させた奈苗は、一旦リングに戻ってトペを発射。世IV虎をエプロンまで戻し、ロープから上半身だけリング内に出した奈苗は側頭部にミサイルキック。 

 さらにコーナー二段目からダイビング・ボディプレスを落としてからのワキ固めへ。10分が経過し、ロープに逃れた世IV虎はカウンターでのケブラドーラ・コン・ヒーロで奈苗をマットに叩き付けてからラリアット。倒れない奈苗もラリアットを返すが、世IV虎も倒れず相打ちに。しかし奈苗はカウンターのラリアットでなぎ倒すと、起き上がりこぼし式ラリアット。
 これをかわし、起き上がりこぼし式ラリアットを返した世IV虎だが、奈苗が張り手を見舞っていくと、奈苗も張り手を返す。

 張り手も相打ちになると、奈苗は延髄斬り。さらに拳を握った奈苗はバックエルボー。だが、髪の毛を掴んだ世IV虎はショートレンジラリアットでなぎ倒すと、世IVコブラに捕らえていく。どうにかロープに逃れた奈苗だが、世IV虎はラリアットから背中にセントーンを落とすと、続けて仰向けになったところにセントーン。
 そして上からヨシコを落とすがカウントは2。ロープに飛んだ世IV虎をガッチリ受け止めた奈苗はバックドロップ。続く冷蔵庫爆弾を足をあげて迎撃した世IV虎は、顔面へのフロントキック。 

 そしてコーナー二段目に登っていくが、奈苗は追いかける。世IV虎は「死ね!」とコブラクローで奈苗を絞死刑にすると、そのまま奈苗を叩き落としてダイビング・セントーン。さらにもう一発セカンドコーナーからダイビング・セントーンを落として踏みつけフォールするがカウントは2。
 ならばとコーナー最上段に登っていった世IV虎だが、追いかけていった奈苗は雪崩式ブレーンバスター。15分が経過し、奈苗はイクボムで叩き付けてから冷蔵庫爆弾を落とすが、これもカウントは2。

 奈苗はワンセコンドを狙ったが、世IV虎は逆にファイアーマンキャリーで担ぎ上げる。逃れた奈苗にエルボーを叩き込む世IV虎だが、すべてを仁王立ちで受け止めた奈苗は、思わず棒立ちになった世IV虎にラリアット。さらに走り込む奈苗だが、世IV虎もカウンターでラリアットを返すと、新兵器のアティテュード・アジャストメントで叩き付けるがカウントは2。
 コーナー最上段に登った世IV虎は奥の手のダイビング・セントーンを投下したが、奈苗の足がロープに届く。首をかっ斬るポーズからネックハンキングボムを狙った世IV虎だが、奈苗は延髄斬りで切り返す。

 さらにショートレンジラリアットから正調ラリアット、シャイニング膝アッパーを叩き込んだ奈苗は、なおも殴りかかるが、世IV虎は立ち上がることもままならないほど朦朧。すると奈苗は、首をかっ斬るポーズからワンセコンドEXで叩き付けて3カウントを奪った。
 立ち上がれないほどのダメージを負った世IV虎を、川葛のメンバーが肩を貸して引き揚げていく中、赤いベルト4度目の防衛に成功した奈苗も、思わず苦痛で顔を歪めるほどのダメージを負っていた。









 ★試合後のコメント

高橋奈苗
「しんどかったけど、無事にこのベルトが帰ってきてなにより安心してます。ちょっと、このあとの試合がどうなるかで、試合内容、そして勝敗、それを見ないとうかつなこと言えないんですけど、私は守った。愛川ゆず季は王者として守れるのか、蹴り倒されるのか、見さしてもらいたいと思いますが、はっきり言ってもう、私か愛川ゆず季か、今年の東スポ女子プロレス大賞とか、狙えるのはその2人だと思ってるし、そうやって愛川ゆず季をライバルだと思うしかない状況に今立たされているわけで、負けたくないですね。この試合がどう写ったか、判らないけど、それはお客さんが、見てくれてる人が判断してもらうことなので判らないですけど、世Ⅳ虎の今の力は全てぶつけてきたんじゃ無いでしょうか。でも、私のほうが全てにおいて上だったということで。だから私が勝った。その事実はもう変えられない。でも、何度でも挑戦は受ける。そのために私は立ち止まらずに進んでいきたいと思ってるので。このまま戦って行きたいと思います」
――前回より成長した部分は感じられましたか?
「いやもう、技の破壊力、技の数もそうですけど、前回になかったものがあったので、それはきつかった。格段にパワーアップしてました。セントーンも内臓破裂したんじゃないかと思うぐらいの衝撃でした。でも、私はずっと言ってんだけど、あのでかい態度だからこそ見えないものがたくさんあると思う。もっとやっぱ謙虚にならないと、ちっちゃな事は拾っていけないと思うし、まあでもそれがあいつのやり方なんだったら、貫いて、あの世Ⅳ虎のプロレス道っていうものを、これからも見せてもらいたいなと思います」
――次の挑戦者は
「さっきも言ったんですけどメイン次第です。愛川ゆず季が勝つなら、ちょっといい加減直接対決しないといけない気がしますね私は。赤いベルトの意地もあるんで。防衛を重ねてきた相手と戦う。それが、もうなんですかね、イデオロギーの違いというか、同じ団体でも考え方やり方進み方、全然違うので、それを正面からぶつけ合えればいいんじゃないでしょうか」
――戦前は世Ⅳ虎選手を実績のない挑戦者とおっしゃってましたが、試合を終えてみて挑戦者としていかがでした?
「もう、あんなにすごい技があって、セントーンとか本当に、ここ最近受けた覚えのないぐらいの破壊力があって、それでも隙があるっていうのは、実績のなさ。実績のなさというか経験値の違い。そこは、もっと若さの勢いとか世Ⅳ虎なりの何かがもっとなければ埋められないと思うんですよ。だけどじゃあキャリアの長い人がいつも勝ち続けるかっていったら違うと思うんで、皆それは個人の戦いだと思うんですよ。だから、世Ⅳ虎なりのものをもっともっと磨くべきじゃないかと思います。今日私に勝てなかった、その事実をしっかり受け止めて欲しいです」

※世Ⅳ虎はノーコメント

▼ワンダー・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
(王者)愛川ゆず季(12分29秒 タイガースープレックスホールド)美闘陽子(挑戦者)
※初代王者が4度目の防衛に成功

 セミの奈苗vs.世IV虎戦でリングが一部破損。それでも応急処置をしてメーンの試合に臨むことに。約束通りベルトを腰に巻かず、肩に掛けた愛川は、イエローとピンクの新コスチュームで登場。
 美闘は緊張した面持ちだったが、名前がコールされると表情が一変し、厳しい目つきで愛川を睨み付ける。お互いに両手で握手をしてから試合開始のゴングが鳴ると、お互いに手四つの力比べを要求。

 そこから美闘に組み付いた愛川は腹固めに捕らえると、フロントネックロックに移行。さらに腕を取ってアームドラッグでコーナーまで投げ飛ばすと、串刺しローを連打。立ち上がった美闘は二段蹴りを返すと、コーナーでの串刺しローをお返し。ロープに飛んだ美闘にカウンターのミドルキックを打っていった愛川だが、美闘もカウンターのトラースキックを愛川の顔面にお見舞い。
 美闘がバックを取ると、愛川はゆずポンスタナー。お互いに蹴り合うと、愛川のYKブルー(後ろ回し蹴り)をかわした美闘がハイキック。これはかわした愛川だが、美闘はドールB。

 クリーンヒットとはならなかったが、愛川は場外にエスケープ。戻ってきたところに低空ドロップキックを放っていった美闘だが、かわした愛川は四つん這いになっていた美闘の顔面を下から蹴り上げる。愛川が張り手を打っていけば、美闘は左右の張り手の連打でコーナーまで追い詰めての串刺しジャンピングニー。
 さらにミサイルキックからミドルキックを放っていくが、キャッチした愛川はSTFに捕らえていく。かなり長い時間捕まっていた美闘だが、どうにかロープに脱出。

 5分が経過し、愛川はフィッシャーマンの体勢。これを堪えた美闘はニーリフトから旋回式ブレーンバスター。コーナーに登っていった美闘だが、追いかけていった愛川はトップロープの上に雪崩式ゆずポンスタナーで叩き付けると、ロープ越しに美闘の足を掴んで足にゆずポンスタナー。
 これで場外に転落した美闘にエプロンをダッシュして、パイパイアタックを放っていった愛川は、リングに戻ると今度こそフィッシャーマンズ・スープレックス。

 カウント2で返した美闘は愛川のYKブルー(後ろ回し蹴り)を食らっても倒れず踏ん張ると、返す刀でハイキックを叩き込む。これでダブルダウン状態となるが、美闘が先に立ち上がってエルボーを連打。だが、突き飛ばした愛川はシャイニングゆザード。
 さらにYKブルーからのYKレッド(カカト落とし)をクリーンヒットさせたがカウントは2。愛川はもう一度YKレッドを狙ったが、バックに回り込んだ美闘は高角度ジャーマン。

 カウント2で返した愛川はYKイエロー(ハイキック)からラ・ゆずヒストラル。さらに腕十字を狙うが、美闘は持ち上げようとする。これは持ち上がらなかったが、腕を抜いた美闘はミドルキックを連打。渾身のミドル3連発でダウンを奪った美闘だが、愛川はカウント1で返して王者の意地を見せる。
 さらに美闘のブレーンバスターを逃れて足払いで倒してからスリーパー。10分が経過し、グラウンドコブラに移行した愛川は、そこからさらに腕十字に移行。回転しながら完全に美闘の右腕を伸ばした愛川だが、美闘の足が辛くもロープに届く。

 その右腕に蹴りを叩き込んでいった愛川だが、下から潜り込んで持ち上げた美闘はインプラントで叩き付ける。カウント2で返した愛川に対し、美闘はドールB。だが、ブロックした愛川は右腕への蹴りからYKレッド。バックを取った愛川だが、美闘もロープを掴んで踏ん張る。
 するとその腕を下から蹴り上げてロープから離した愛川は、新兵器タイガースープレックスで投げて3カウント。試合後も右肘を押さえながら苦痛で顔を歪める美闘。その横で再び白いベルトを受け取った愛川は、グラビアポーズで記念撮影に応じる。明暗を分けたBY対決だったが、愛川から美闘に握手を求めると、美闘も握手に応じた。










▼エンディング

 マイクを持った愛川は「美闘陽子に勝って、この白いベルトを防衛したぞー! 前回の後楽園ホールで腰の負傷で悔しい思いをして……本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。今日まで応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました。グラレスラーとして奢ることなく、これからも日々努力して、立派なグラレスラーになりたいと思います。よろしくお願いします。そして8月19日から始まる5★STRA、絶対に優勝して、この白いベルトを永遠に私のものにしたいと思います! 応援よろしくお願いします。ありがとうございました」と挨拶。

 そこに奈苗が入ってきて愛川からマイクを奪うと、「お互い赤いベルトと白いベルトを防衛して、今日のところはね……まぁ何もしないけど、私は5★STAR GP、絶対に優勝して、スターダムの赤いベルトのチャンピオンとして、絶対に自他ともにしっかり認めさせたいと思っているので、絶対優勝するぞー!」と絶叫。

 そこに夏樹が襲いかかり、マイクを奪い取ると「誰が何と言おうと、優勝するのはこの夏樹☆たいようなんだよ! お前らさせいぜい潰し合って、どっちでもいいから勝ち上げってこいよ」とブロックが違う奈苗と愛川を挑発。
 そこに世IV虎が現れ、親分に向かって「親分、今日自分は負けてしまいましたけど、次、このリーグ戦で絶対に挽回するんで……必ず挽回するんで、そこんとこ世露IV苦!」とドン底から這い上がることを宣言。

 さらに夕陽も登場し、「リーグ戦優勝するのは、最年少17歳の私、夕陽です! よろしくお願いいします」と最年少での優勝を堂々宣言。
 そこにイオも登場し、「完全復活の私として、5★STAR GPで活躍することを……必ず活躍することをお約束します! よろしくお願いします!」と明るい表情で絶叫。すると、ようやく美闘が立ち上がり「皆さん! 今日、白いベルト獲れなくて本当に申し訳ありませんでした! しっかり切り替えて私はスターダムのトップに立ちたいと思っています! 5★STAR、絶対に優勝します! よろしくお願いします!」と世IV虎同様にここからの巻き返しを狙う。

 その美闘からマイクを奪い取った惡斗は「私は優勝じゃなくて愛川ゆず季を潰す! 優勝を狙う愛川ゆず季を狙って、私はお前を叩き潰す! 以上!」と憎きアイドルレスラーのトップである愛川潰しを堂々宣言。
 最後に脇澤が入ってきて「ベノムアーム! 優勝…優勝するのはこのベノムアーム……アレ?」と叫んでいる最中に場内が暗転。すると「緊急発表!」という声と共に、スクリーンで2013年4月29日にスターダムが両国国技館に初進出し、『スターダムCHAMPION FESTA2013 両国シンデレラ』を開催すると発表された!

 思わぬビッグサプライズに場内が沸き返る中、愛川が「すごい、すごい、すごーい! 皆さん、スターダムが両国国技館に進出するぞー! とってもビッグなニュースが飛び込んできたので、今日はメインで勝利した私が締めたいと思いまーす! それでは皆さんご起立ください。それでは後楽園ホール、ありがとうございました! 今を信じて、明日に輝け! We are STARDOM!」と音頭を取って後楽園大会を締めくくった。

★試合後のコメント

愛川ゆず季
「このベルトは、私の物としてずっと永遠に持ち続けていこうと、今日も美闘選手と戦って、さらに思いました。前回の後楽園ホールで、腰の負傷で出場することすら出来ず、急に欠場してしまって、あの日から本当に悔しい思いいっぱいしたし、すごい申し訳ないなという気持ちもあってリングに立ってて、でもやっぱりグラレスラーとしてお仕事もありがたいことに入っていて、なかなか練習できなくてという日が続いていて、こないだの挑戦者の前哨戦で、ドールBでKO。ほとんどもうKOで動けない姿になって情けない姿を見せてしまって、これじゃダメだと思ったので、事務所の人と相談もしてプロレスラーとして私がちゃんとやっていなければもうグラレスラーとしても恥ずかしいと思ったので、プロレスに専念してこの2週間、もう合同練習には必ず出れるように無理言って調整してもらって、美闘選手に蹴りでやっぱり体格差もありますし、勝つことは多分出来ないだろうなと思ったので、レスリングの練習だったり、プロレスの練習教えてもらって、毎日朝から晩までプロレスの事考えて過ごしてきたので、私が初めて頭を使って今日勝てたんじゃないかなと思います」
――腰から背中テーピングしてますが結構まだ調子は悪いですか?
「やっぱり完全に治ってるわけではなくて、お医者さんのほうにもいつこの間みたいな状況になってもおかしくないと言われてたので、やっぱり練習するにしても腰を気をつけて練習する。あとは腰以外を強化する。もう体づくりから私は入りまして、ミッドブレスさんでトレーニングしていただいたりだとか、もう腰以外の腹筋だとか腕だとかを鍛えて今までないぐらい身体が結構なってるんじゃないかなと思います」
――今日の防衛戦で一年キープして、ひょっとしたら王者交代劇かなと思っていたが
「そうなんですか、それは残念ですね。私は全然そんなつもりなかったので。そっか、周りからはそう見られてたかもしれないですけど、まだまだゆずポンは勢いがあるんだぞという所を見せたいですし、練習が必ず結果に繋がるかと言ったらそうじゃないと思うんですよ。なんですけどやっぱり私は私ができることを精一杯これからもひたむきに一生懸命真っ直ぐに頑張っていけば結果に繋がっていくんじゃないかなと。それでこのベルトを巻いて、グラレスラーと名乗れるようにちゃんと日々精進していきたいなと思います」
――シングルについてはデビュー戦以降連勝中ですが
「そうですね、その勢いに乗って8月19日から始まる5★STAR GP、必ず私が優勝して、もっともっとゆずポンの名前、ゆずポンはグラレスラーで強いんだぞっていうところを、このベルトもあるし、負けられない試合が続いていくんじゃないかなと。なので、やっぱり体調を整えること、腰をちゃんと治療することを優先に、日々頑張っていきたいなと思います」
――両国国技館進出も発表されましたが
「そうですね、ほんとハッピーなニュースで、すごい嬉しいんですけど、やっぱり私がプロレスを始めるっていうことで今のスターダムの選手が集まって、皆で練習してっていうほんとに0からのスタートで、私も0からいる人なので、もう皆で両国に進出できることがすごい嬉しいですし、もう皆で必ず両国を成功させていきたいなという。ほんとに明るく、未来に向かってスターダムは走り続けていきたいなと思います」
――引退できないですね
「そうですね、やっぱり私がいなけりゃダメかなって思いますし、私もまだまだプロレス満足してないので、もっともっとできることはあるんじゃないかなと思いますので、やっぱりそれを達成することを一番に考えていきたいなと思います」
――久々にちゃんとした形で戻ってきたベルトの感触は
「そうですね、もうやっぱり今日リングに上がるだけですごい嬉しかったんですよね、前回のことがあったので。なので、もうほんとにあのもうその喜びが蹴りになるじゃないですけど、もう絶対美闘選手は普段組んでて全部もう身体も強いし、もう絶対壊れることはないので、ぶつかっても大丈夫だなって安心感があったから、はい。あの、そういう気持ちで美闘選手にはぶつかっていきました」
――前回今日勝つまでベルトは巻かないとおっしゃられていましたが、これ以降はその白いベルトを巻いていけると
「そうですね、巻きましょうか。これちょっとでかいんですけど(笑)」
――5★STAR GP、惡斗選手から潰すと表明がありましたが
「そうですね、と言ってたので、その調子で、5★STAR GPであたる事になるので、シングルしたことがないので、はい、私も楽しみです。気を抜かないように頑張って行きたいなと思います」

美闘陽子
「あー悔しい。でもやっぱり意気込みはいつも以上にあったと思うんですけど、やっぱりプロレスラーとしては愛川ゆず季は一枚も、1つ2つも上だったのかもしれません。でもやっぱり私が、一期生がここで潰れてたらほんとに下の子が伸びてこないと思うので、次回は絶対、シングルのベルト、白いベルトでも赤いベルトでも、しっかり取りにいきたいと思います」
――今回自分の力をすべて出しきれた感じですか?それとも出しきれなかったですか?
「そうですね、途中で本当にもう一回出しきりたかったんですけど、腕を、初めて腕をやられてしまって、ほんとにもうすごい動かなくて、最後、最後ほんとは上げたかったんですけどガッチリ持たれてしまって上がらなかった」
――1年前の後楽園ホールでもメインをしましたが、その時との変化は感じました?
「はい、あの時は本当に高橋奈苗選手と対等に頑張って戦い合うのがすごいもうほんとにきつかったというか、やっぱり自分の力のなさがすごい一年前は分かった試合だったんですけど、やっぱり今日はあれから一年何ヶ月もたってるので、そして3ヶ月前はできなかったのでこの悔しさをすごくぶつけたかったんですけど…切り替えて、5★STAR GPでは頑張って優勝したいと思います。優勝します」
――スターダム初めての王者交代劇を期待していましたが
「やっぱり私が取らないと、ダメだと思うのでまた1から鍛え直して、愛川ゆず季のベルト、高橋奈苗のベルト、しっかり取っていきたいと思います」
――1つ2つ向こうがプロレスラーとして上だったという発言がありましたが、どこからそう感じました?
「やっぱり、試合運びが上手いというか本当に愛川ゆず季というプロレスラーのペースに巻き込まれてしまったというか。十字をしてるのを見たことなかったですし、本当に急にあの技が出ると思わなかったので、自分が本当に油断してたのもありますし、そこで腕を極められなければ最後あと一歩で私が勝てたかもしれない。ほんとに悔しいです」

ロッシー小川代表総括
「とりあえず成功して、最後に両国を発表できたということはとても嬉しい事ですね。多分女子プロ史上最速の両国大会進出になると思いますんで、こっから10ヶ月、勢いを加速して成功にしたいと思います。先に8月19日の5★STAR GP成功させて次の後楽園も成功させて、来年はやっぱり後楽園ホール開催をダントツにしたいと思います。今日はまあ、両チャンピオンが防衛したということで、とりあえず絶対王者が転落しなかったので、他の選手のつり上げをこれから期待したいと思います」
――女子の両国はいつ以来ですか?
「多分2007年ぐらいにLLPWがやってますね。それ以来ですね」
 
 
 
 
DVD 5★STAR GP2013
2枚組 6,000円

DVD 両国シンデレラ
2枚組 定価6,000円

DVD 宝城カイリのルチャ探究 定価4,000円

 
夏樹☆たいよう引退試合
6月1日(日)後楽園ホール