初上陸の札幌でBY砲が薄氷のタッグ王座防衛!世IV虎と飯伏の結婚は?

スターダム Season6『grows up stars2012』最終戦
5月27日(日)札幌テイセンホール(13:00)
観衆365人(満員) 

▼オープニング

 まず風香GMがリングに上がり、「本日は札幌大会にご来場いただき、ありがとうございます」と挨拶すると、紫雷イオが欠場することになったことをお詫び。そして「今日は気持ちを切り替えて、札幌大会を成功させられるように選手一丸となって頑張りますので、応援よろしくお願いします」。
 続いて選手入場式へ。ミックスドマッチに出場する男色ディーノと飯伏幸太を除く出場選手がリング上へ。そして選手を代表して奈苗が「皆さん、こんにちは! スターダム、北海道に初上陸しました〜! 本日は高橋奈苗と脇澤美穂がタッグのベルトに挑戦するのですが、我々がベルトを獲って日本を、いや世界を明るくしたいと思うので、盛り上がってくださ〜い! 選手はリング上で精一杯頑張りますので、応援してください!」と挨拶した。 

▼シングルマッチ15分1本勝負
 ○宝城カイリ(10分51秒/ダイビング・エルボードロップ→片エビ固め)はるか悠梨

 同期ながらシングルでは初対決の両者。はるかのセコンドにはナナエ軍団、宝城のセコンドには全力女子のメンバーがつく。この日の宝城は宝箱の中から長ネギを取りだして、リングサイドの観客にプレゼント。

 ガッチリと握手を交わしてから、まずははるかがバックを取ってハンマーロックに捕らえていく。バックを取り返した宝城だが、股下から足をすくったはるかはトーホールド。そこから逆エビ固めへ。
 さらに鎌固めに移行したはるかは、立ち上がってロープに飛んでいくが、カニ挟みで倒した宝城は尻をパンパン叩くと「お返しだ!」と弓矢固め。

 しかしはるかもそこからエルボーを返していき、一発で場内をどよめかせる。宝城も負けじと打ち返していくが、はるかはドロップキック。宝城は張り手から串刺しドロップキックを返すと、コーナーで踏みつけていく。はるかも体勢を入れ替え、自らパッションを注入してからビンタを連打すると、串刺しドロップキックからブレーンバスターの体勢へ。
 だが、宝城はボディスラムで切り返すと、もう一発ボディスラムを狙う。これをミノルスペシャルで切り返したはるかは、そのままエビ固めで抑え込むがカウントは2。

 変型逆落としを狙ったはるかだが、踏ん張った宝城はエルボーでなぎ倒す。「決め技いきます!」と宣言してからイカリに捕らえた宝城だが、はるかはエビ固めで丸め込む。カウント2で返した宝城は、エルボードロップを落とすとカミカゼで叩き付ける。
 「終わりー!」と宣言した宝城はコーナーに登っていくが、逆立ちキックから一本背負いで引きずり降ろしたはるかは、マックを決めてカウント2まで追い込む。続けてマウントエルボーから腕十字に捕らえたはるかは、腕固めに移行。

 必死に堪える宝城だが、はるかは三角絞めに捕らえる。辛くもロープに逃れた宝城に対し、はるかは変型逆落とし。だが、着地した宝城は前方回転ネックブリーカー。両者フラフラになりながらエルボーを打ち合うと、はるかのエルボーの重さにまたもや場内がどよめく。
 往復ビンタを見舞ったはるかだが、宝城もフルスイングの張り手からスピアー。10分が経過し、宝城は2発目のスピアーではるかをコーナーに叩き付けていくと、コーナー最上段からダイビング・エルボードロップを投下して3カウントを奪った。

▼シングルマッチ15分1本勝負
 ●翔月なつみ(8分53秒/逆エビ固め)木村響子

 紫雷イオの欠場により、緊急参戦を決めた木村響子。セコンドには夏樹に反対されながらも、木村の川崎葛飾最強伝説を決めた世IV虎がつく。握手を求めた翔月だが、木村は無視。木村は手四つの力比べを要求。パワーで圧倒する木村だが、翔月はローキックからハンマーロックで切り返す。
 だが、髪の毛を掴んで脱出した木村はヘアホイップで投げていくと、ロープに張り付けていき、セコンドの世IV虎と共に両側から踏みつける。

 ストンピングで翔月を何度も踏みつけていった木村だが、立ち上がった翔月は気合いもろともエルボーを打ち込んでいく。だが、敢えて受け止めた木村は張り手一発でなぎ倒すと、ロープに振っていく。ドロップキックで切り返していった翔月は、立ち上がろうとする木村にドロップキックを連打してから飛びヒザ蹴り。
 しかし串刺し攻撃を蹴りで迎撃した木村は、逆に串刺し攻撃を狙う。これをかわしてローキックからのミドルキックで吹っ飛ばした翔月は、ブレーンバスターの体勢に。

 だが、踏ん張った木村はボディスラムで叩き付けると、逆エビ固めに捕らえていく。さらに逆片エビ固めに移行しつつ、髪の毛も引っ張っていった木村は、ロープから遠ざけるように翔月を引っ張ってから絞め上げる。
 どうにかロープに逃れた翔月をカナディアンバックブリーカーで担ぎ上げた木村は、トップロープに逆さ吊りにすると、そこにランニングニー。逆エビ固めを狙った木村を丸め込んだ翔月は、カウント2で返してからバックを取った木村を今度はサムソンクラッチで丸め込む。

 これもカウント2で返した木村に翔月は宍・龍華翔を叩き込むが、ロープに飛んだところをボディスラムで叩き付けた木村は、飛び付いてのフロントネックロックを狙った翔月をぶっこ抜いてブレーンバスターで叩き付けると、そこから一気にシャチホコ式逆エビ固めに捕らえていてギブアップを奪った。

▼タッグマッチ20分1本勝負
 須佐えり&鹿島沙希(12分34秒/ムーンサルトプレス→片エビ固め)夏樹☆たいよう&安川惡斗

 急遽カード変更により実現したナナエ軍団の須佐と全力女子の鹿島のユニット越境タッグ。須佐が強引に鹿島を下げて先発を買って出るが、惡斗は髪の毛を掴んでいく。怒った須佐はドロップキックを連打すると、マウントを取ってパンチを連打。
 さらに踏みつけて「よっしゃ、ナナエ軍団!」。今度は惡斗が怒ったロープに顔面を擦りつけてからケンカキック。だが、そこに鹿島が飛び込んできてドロップキック。


 すかさず夏樹が入ってきてハイスピードのロープワークを披露するが、鹿島もよく付いていき互角の展開を見せる。だが、すぐにギアをチェンジし、フライングメイヤーから鹿島の頭部にドロップキックを見舞った夏樹は、惡斗との合体フロントキック。さらにロープに張り付けて両側から踏みつける。
 さらに夏樹はリストクラッチ式アルゼンチン・バックブリーカーで担ぎ上げてからリングをグルグル走る余裕まで見せる。そして惡斗がドロップキックからコブラツイスト。

 防戦一方の鹿島をスクールボーイからのストレッチマフラーに捕らえた惡斗だが、鹿島はロープを掴む。なかなか話さなかった惡斗に対し、鹿島は怒りのクリストで反撃。そこに須佐がドロップキックで加勢すると、さらに須佐&鹿島はDDTとフェイスクラッシャーの合体技を決める。だが、そこで自分がいいところを取ろうと小競り合いを始めてしまう。
 ギクシャクしたムードの中、須佐は惡斗にDDTを連発。さらにハーフハッチスープレックスで投げていくが、惡斗もフロントネックロックの体勢から放り投げると、コーナーへ。

 エプロンから鹿島がしがみついて阻止すると、須佐が引きずり降ろしていく。だが、飛び付いてきた須佐を惡斗が前方に放り投げると、夏樹がフロッグスプラッシュを投下。さらに惡斗はACTスペシャルで叩き付ける。
 須佐もエルボーの連打で反撃するが、夏樹は足をすくった倒すと顔面へのドロップキックからミサイルキックを発射。だが、ロープに飛んだ夏樹をエプロンの鹿島が羽交い締めに。惡斗も須佐を羽交い締めにするが、鹿島は振り切って夏樹が放ったドロップキックは惡斗に誤爆!

 だが、惡斗をオンブした夏樹はそのまま須佐の上に落下。苦しい須佐も飛び付き式スイングDDTを返して何とか鹿島にタッチ。フェイスクラッシャーで叩き付けた鹿島は、執拗に夏樹を抑え込んでいくと、スタミナがキツくなったところで変型のソル・ナシエンテ。
 だが、夏樹は足に噛みついて脱出。10分が経過し、鹿島は須佐と合体技を狙うが、夏樹にかわされると、またも小競り合い。そこを突いて夏樹が攻撃していくと、惡斗がコーナーに登って「使ってください! 今日は出来ます!」と訴える。

 今回もファンタスティックフリップは須佐が阻止し、逆に惡斗を夏樹に叩き付けようとしたが、夏樹がかわしてみせる。夏樹は鹿島にドロップキックを放っていくが、須佐が夏樹にドロップキックからのロシアンフック。すかさず鹿島がしじみで丸め込んだが、惜しくもカウントは2。
 夏樹はトリプルたいようちゃん☆ラ・マヒストラルでカウント2まで追い込むと、ストレッチボムで叩き付ける。そこに惡斗が惡トーンを投下すると、続けて夏樹がムーンサルトプレスを投下して3カウントを奪った。大喜びする惡斗を夏樹も称え、川葛+1も徐々に調子をあげてきた。

▼スターダム&DDTスペシャル・コラボマッチ30分1本勝負
 ○世IV虎&飯伏幸太(11分5秒/ネックハンキング・ボム→エビ固め)岩谷麻優&男色ディーノ

 昨年7・24後楽園大会用の秘密兵器として、ムーンサルトプレスをDDTの飯伏幸太に特訓してもらった世IV虎。その時、飯伏を“運命の人”と思ったという世IV虎は結婚を前提に交際を始めたという(未確認)。この日、ついに世IV虎&飯伏の熱愛タッグが実現することになった。

 例によってディーノが客席を徘徊しながら岩谷を引き連れて入場。続いてまずは世IV虎が川葛+1のメンバーと共に入場。するとディーノが札幌のファンに、試合とは関係なくポートレート売上対決を行い、勝ったほうが飯伏と“そういうことになれる”ことを説明。さらにディーノは「売上勝負とは別の次元で、あんたが飯伏と結婚するのは無理なのよ。ここだけの話……飯伏、ゲイなんですよ」と衝撃発言!
 当然信じない世IV虎だが、ディーノは「これはDDTでもトップシークレットなのよ」と説得する。しかし世IV虎が「もう結婚するって決まってるの!」と言い張ったため、ディーノは、ディーノ&岩谷が勝ったら飯伏はゲイで、なぜか岩谷も同性愛者ということになり、世IV虎&飯伏が勝てば飯伏はゲイじゃないということにしようと提案。

 世IV虎が勝手に「やってやるよ」と承諾したあと、何も知らない飯伏が淡々と入場。女には厳しいディーノは岩谷に張り手をお見舞い。そして世IV虎を挑発するが、世IV虎は飯伏を先発に送り出す。いきなりディーノは飯伏の手を取り、自分の股間に押し付ける。
 ゲイ疑惑が急浮上しただけにざわめく場内。そんな中、ディーノは得意の男色殺法を次々に繰り出していく。どうにか紙一重のところで飯伏がかわしてみせると、世IV虎も拍手。

 続いて岩谷が世IV虎の腕を取り、ロープを使ったバック転からアームドラッグ。世IV虎もフロントキックを返すと、飯伏にタッチ。岩谷はエルボーの連打で飯伏に向かっていくが、一発のエルボーで岩谷を吹っ飛ばした飯伏は世IV虎にタッチ。
 ヘアホイップで投げていった世IV虎は、顔面ウォッシュをお見舞い。岩谷もネックハンキングボムをカサドーラで切り返すと、ディーノにタッチ。

 「さぁ決着をつけようぞ!」と叫んで仁王立ちになったディーノ。世IV虎がエルボーを打っていけば、ディーノもナックルを返し、世IV虎がショルダータックルでぶつかっていっても倒れないディーノは「そんなんじゃ飯伏はやれんな」と、まるで花嫁の父親状態。「ダーリン! 飯伏君!」と叫びながらタックルを見舞っていく世IV虎に対し、足を踏みつけたディーノだが、うまくかわした世IV虎はショルダータックルでなぎ倒す。
 だが、ソバットからシャイニングあてがいを見舞ったディーノは、男色ナイトメアーで世IV虎に悲鳴をあげさせる。飯伏がエルボーでカットしようとしたが、結果的にディーノが世IV虎に顔面騎乗することに。

 岩谷は飯伏をダブルリストアームサルトで投げようとするが、踏ん張った飯伏。それでも強引に投げていった岩谷は、続けてコルバタ。さらにディーノのソバットから、岩谷がウラカンを狙ったが、飯伏も踏ん張る。ならばと回転エビ固めで丸め込んだ岩谷は、そこからコーナーに登ってクロスボディーを発射。
 だが、キャッチした飯伏はそのまま後方にブン投げると世IV虎にタッチ。ここで世IV虎が「愛の連係技いくぞー!」と叫んでトレイン攻撃。さらに世IV虎は四つん這いになるように飯伏に指示するが、飯伏がポカンとしていると、世IV虎が飯伏にボディブロー。これで飯伏が四つん這いになると、世IV虎が飯伏を踏み台にして岩谷にデュランダル。だが、飯伏の上に落下してしまい、愛に亀裂が……

 さらに飯伏がその場飛びムーンサルトプレスを投下すると、その上に世IV虎がセントーンを投下。飯伏悶絶! 続く世IV虎の串刺し攻撃はかわされ飯伏に誤爆。すかさずディーノは飯伏にリップロック。その隙に岩谷が世IV虎に反撃し、ディーノを呼ぶがディーノはリップロックに夢中。岩谷はディーノに張り手を見舞い、尻を出した状態でコーナーに乗るように指示。
 そこに世IV虎を叩き付けようとするが、世IV虎も必死に踏ん張る。だが、踏み止まった世IV虎の背後から岩谷がドロップキックを見舞い、世IV虎の顔面はディーノの尻に!

 しかし飯伏がディーノの尻にオーバーヘッドキックをお見舞いしてから、ディーノのアンダータイツを下げる。そこからやり投げの体勢で岩谷をディーノの尻に叩き付けようとするが、背後に逃れた岩谷は飯伏の背後からドロップキック。その結果、飯伏の顔面はディーノの尻に! その間に岩谷は世IV虎に逆打ちを狙うが、世IV虎は踏ん張るとそのままディーノの尻に岩谷の顔面を押し付けてから、ネックハンキングボムで叩き付けて3カウントを奪った。
 試合後、散々尻に押し込まれた岩谷から張り手を食らったディーノは、「仕方がない。100歩譲って飯伏はゲイじゃないことにしてあげる。頑張って、これから。それくらい気が強いほうが、世間の風も強いだろうし。この試合で損をしたのは、この子(=岩谷)だけってことで」と言うと、あくまでも勝負はポートレート勝負だと説明。

 この時点でディーノのポートレートは11枚売れ、世IV虎の売れた枚数は不明。そのため世IV虎は夜のDDTの大会にも残ってポートレートを売ることになった。「ダーリン、ダーリンのために闘ったんだけど……。勝ったのにさ。ポートレートでも勝って絶対結婚するから。ねぇ、ダーリン!」と言うと、飯伏と熱い抱擁から、飯伏にお姫様抱っこをおねだり。飯伏も頑張って抱っこしたが、すぐに崩れてしまった。


 

★試合後のコメント

世IV虎&飯伏幸太
世IV虎「勝ちました! ダーリンとの愛の連係? もう完璧だし、最高! もうダーリン大好き〜。ってことで、勝ったら結婚だと思っていたの、うちは! なのに、何あのゲイ! ゲイ野郎! またうちがDDTまで残ってやれって。そんなの上等だよ、やってやるよ! だからポートレートの売り上げでもうちが勝って、絶対飯伏君と結婚するから。そこんとこ世露IV苦!」
飯伏「……」(※世IV虎がつないだ手をしげしげと見つめる) 

▼ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合30分1本勝負
 (王者チーム)愛川ゆず季&美闘陽子(19分54秒/ゆずポンキック・レッド→片エビ固め)高橋奈苗&脇澤美穂(挑戦者チーム)
※BY砲が2度目の防衛に成功 

 挑戦者チームから握手を求めていくと、王者チームも慎重に応じる。そして王者チームがコーナーに戻ろうとしたところで、背後からナナミホが奇襲攻撃。美闘を捕まえてダブルのフロントキックを狙うが、美闘は奈苗をコーナー二段目に寝かせると、その上に脇澤も乗せて袈裟斬りチョップを振り下ろす。
 しかし愛川の蹴りをキャッチした脇澤は早速ベノムアームでのアイアンクロー。警戒していた愛川はすぐに脱出するが、ここで奈苗がリングイン。腕を取って捻っていった奈苗は、羽根折り固めに捕らえる。

 愛川も奈苗の串刺し攻撃をかわしてガンガン蹴っていくが、奈苗はニーリフトの連打を返すと愛川をコーナーに逆さ吊りにしてから脇澤とトレイン攻撃。さらに奈苗が蹴り足をキャッチしたところに脇澤がベノムアームでのアイアンクローを決めると、奈苗はドラゴンスクリュー。
 愛川も脇澤にローキックを返すと、コーナーに追い詰めてガンガン勝ってから首4の字固めへ。その上に美闘がフットスタンプを落としていくと、愛川は美闘にタッチ。ハーフダウンの脇澤を蹴っていった美闘は、「何がベノムだ、この野郎!」と脇澤のベノムアームをロープに巻き付けて、愛川と一緒にセクシーポーズ。

 さらにワキ固めに捕らえていくが、これは奈苗がカット。すると愛川がサッカーボールキックからランニングロー。これをかわした脇澤は奈苗にタッチ。エルボーの連打を見舞った奈苗だが、美闘が入ってきて合体攻撃を狙う。だが、奈苗はクロスボディーで2人まとめてなぎ倒してから愛川にラリアット。
 愛川も下から奈苗の顔面を蹴り上げるが、奈苗は串刺しラリアットを返すと、コーナーに登っていた脇澤にタッチ。ミサイルキックで愛川を吹っ飛ばした脇澤は、さらにドロップキックを連打すると顔面に唾攻撃。

 ローリングクレイドルで回していった脇澤は、串刺し攻撃を狙ったが、ロープを掴んでジャンプした愛川はソバットで迎撃。すかさず美闘が串刺しドロップキックから串刺し二段蹴り。さらに奈苗の突進をかわして、2人をコーナーに激突させてからのハイキック。
 さらに脇澤にも二段蹴りを叩き込むと、ブレーンバスターで投げていく。そこに愛川が入ってきてサンドイッチミドルを狙ったがかわされて誤爆。奈苗は美闘のバックを取るが、必死に踏ん張った美闘は、二段蹴りを返す。

 だが、10分が経過して張り手からの延髄斬りを叩き込んだ奈苗は、ロープに飛ばそうとする。これを顔面へのジャンピングハイで切り返した美闘はコーナーに登っていくが、脇澤が足を掴むと、奈苗が追いかけていって雪崩式ブレーンバスター。
 カウント2で返した美闘に奈苗は冷蔵庫爆弾を投下したが、足をあげて迎撃した美闘はバズソーキックを叩き込んでから愛川にタッチ。

 パイパイアタックをお見舞いした愛川は、フィッシャーマンズ・スープレックスの体勢に。だが、踏ん張った奈苗はエルボー。愛川も張り手を返していくが、水面蹴りをジャンプしてかわした奈苗はレッグラリアット。だが、続くランニングキックをキャッチした愛川はSTFに捕らえる。
 どうにかロープに逃れた奈苗に対し、愛川はフィニッシュ宣言してからYKブルー(後ろ回し蹴り)。だが、キャッチした奈苗はそのまま旋回式スタナーで叩き付ける。愛川も奈苗の串刺し攻撃を蹴りで迎撃するとYKレッド(カカト落とし)。だが、奈苗は強引に串刺しラリアット。

 ガムシャラに張り手を打っていく愛川をロープに押し付け、エルボーを叩き込んだ奈苗はラリアット。続いて脇澤がFクラッシュで叩き付けるがカウントは2。ならばとベノムアームでのアイアンクローからショルダーネックブリーカーを決めた脇澤はコーナーへ。だが、追いかけていって愛川は雪崩式スタナー。
 15分が経過し、脇澤は愛川を場外に引きずり落とすと、奈苗も美闘を側に連れていき、脇澤はコーナー最上段からプランチャ。だが、BYがかわしたため奈苗に誤爆。脇澤をリングに戻したBYは合体ブレーンバスターから同時カカト落とし。

 さらに愛川はフィッシャーマンズ・スープレックスでカウント2まで追い込むと、YKブルー(後ろ回し蹴り)。これをかわしてジャーマンで投げた脇澤だがこちらもカウントは2。ここで美闘が入ってきて脇澤を蹴っていくが、美闘のハイキックを脇澤がかわすと、奈苗が愛川を背後から押したため、愛川の顔面に誤爆!
 すかさず脇澤はフィッシャーマンバスターで叩き付けるがカウントは2。ならばとダイビング・ボディプレスを投下するが、これもカウントは2。ここで奈苗がコーナーから美闘を攻撃しようとするが、逆に美闘が下から二段蹴り。

 そこからBYはサンドイッチミドルキック。さらに愛川はスピンキックからヘッドシザースとチキンウイング・アームロックの複合技に捕らえるが、辛くも奈苗がカット。さらに奈苗は愛川の側頭部にジャンピングキック。そこを脇澤が逆さ押さえ込みで抑え込むがカウントは2。
 ベノムアームを狙う脇澤の右腕をカカト落としで蹴落とした愛川を美闘が抱え上げて合体式カカト落とし。さらに美闘は奈苗にドールB。その間に愛川が脇澤にYKイエロー(ハイキック)→YKブルー(後ろ回し蹴り)→YKレッド(カカト落とし)と連続で叩き込んで3カウントを奪った。

▼エンディング

 試合後、愛川が大の字に倒れ込んだところにBY砲が僅差の勝利だったことが現れている。勝った美闘が「やったー! 札幌、BY砲が防衛することが出来ました! ありがとうございます」と叫ぶと、愛川もかなり息を切らせながら「危なかったけど、BY砲が防衛することが出来ました。ありがとうございます。まだまだ新人って言われるキャリアしかないんですけど、それを乗り越えてもっともっと強くなってスターダムが中心って言われるように日々頑張っていきます。またスターダムで北海道に来られるように頑張っていこうと思います。応援ありがとうございました」と北海道のファンに勝利の挨拶。
 その後、選手たちがリングに上がると、最後は愛川が「初の北海道ありがとうございました! BY砲防衛しました、ありがとうございました! 今を信じて、明日に輝け! We are STARDOM!」と締めくくった。


★試合後のコメント

愛川ゆず季&美闘陽子
ーー初上陸の北海道で防衛しましたが、心境をお願いします。
愛川「そうですね。BY砲でベルトを持って北海道に来られて、ギリギリだったんですけど、ベルトも守ることができて。スターダムの顔に相応しいような選手になれるように努力をしていって、また札幌に来たいなと思いました」
美闘「そうですね、初の北海道で。5月も本当に苦しかったんですけど、今日もすっごい苦しくて、でも最後はやっぱりゆずポン姉さんがキッチリ取ってくれたので、今度の防衛戦は絶対私が取れるように、力を合わせてどんどん防衛していきたいと思います」
ーー北海道のお客さんの感触はどうでした?
愛川「初めて来るところだったんですけど、すごく温かくて、たくさんパワーをもらったので防衛できたって部分もあったので、またスターダムで、そしてBY砲でベルトを持って来たいなという気持ちが強くなりました」
美闘「初のスターダムで、見たことがない人もたくさんいたと思うんですけど、色々応援してくれて、皆さんのひと押しがあったので。本当に温かかったです」
ーー対戦相手の奈苗選手&脇澤選手はどうでした?
愛川「私より全然キャリアがあるし、体も大きいし、十分強い選手っていうのは分かっていたんですけど、やはりそれだけに絶対負けたくない選手だし、超えたい選手なので、これから闘って勝てる選手になって、強い選手になりたいと思います」
美闘「やはり私たちのほうがタッグ歴が長いというか、あっちはプロレス歴が長くても、私たちのほうがタッグ歴は長いので、やっぱりそこはBY砲のタッグの力が勝ったんだと思います」

 星輝と引き分けたは夕陽は、ゆずポンが復帰した全力女子入り!男色ディーノが乱入!

スターダム Season6『grows up stars2012』
5月20日(日)新木場1stRING(12:00PM)
観衆425人(超満員札止め)
 

▼オープニング

 Kちゃんパンダのオープニングダンスから風香GMが登場し、ダンスに加わる。踊り終えたGMは「皆さんこんにちは! 後楽園ホールと秋田大会を経て1カ月ぶりに新木場に帰ってきました。今回から夕陽選手が定期参戦し、愛川ゆず季選手が復帰します。何かと暗い話題の多い女子プロレス界ですが、スターダムが明るくしていきますので、これから夏に向けてよろしくお願いします!」と挨拶した。

 

 

▼シングルマッチ15分1本勝負
 ○岩谷麻優(5分27秒/逆打ち)翔月なつみ

 いきなり風香リングアナがかなりグダグダになりながら岩谷の名前をコールする中、水色のジェット風船が舞い飛ぶ。握手を交わしたあと、翔月が背後からドロップキックで奇襲攻撃。しかし岩谷も串刺しドロップキックを返すと、ハンマーロックに捕らえていく。翔月も切り返していくが、アームドラッグで投げていった岩谷はロープにもたれ掛かる翔月にドロップキック。

 翔月はエルボー合戦を仕掛けていくと、打ち返してきた岩谷に張り手。さらにアッパー掌底から腕を取って前転するとクロスフェイスに捕らえていく。かなりエビ反りになった岩谷だが、ロープに脱出。だが、翔月は間髪入れず背中にダブルニーを落とすと、宍・龍華翔を決める。
 さらにカサドーラでカウント2まで追い込んだ翔月は、飛び付き式の回転エビ固めを狙った岩谷を押し潰して抑え込む。辛くもカウント2で返した岩谷にトラースキックを叩き込んだ翔月はコーナーに登っていくが、下からフルスイングの張り手を見舞った岩谷はダブルリストアームサルトで投げていく。

 さらにドロップキックからバックを取った岩谷はドラゴンスープレックスを狙うが、翔月はサムソンクラッチで切り返す。カウント3寸前で何とか肩を上げた岩谷は、さらに攻撃しようとした翔月に背後から飛び付き、逆打ちを決めて3カウントを奪った。

★バックステージのコメント

岩谷麻優
「勝ったには勝ったんですけど、トラース(キック)くわらないって言ってたのにくらっちゃったり結構攻め込まれる部分もあって、自分のドラゴン(スープレックス)を切り返されたっていうのがすごいショックで、向こうもちょっと研究してるんだなと自分のことを。でもまだまだ三期生に負けることは出来ないので、自分ももっと、一期生の力伸ばして、自分の力伸ばして、差をつけていきたいと思います」
――トラースキックからの3カウントが危なかったですが。
「そうですね。切り返しがすごい多かったので、やっぱその一瞬の隙がやばかったんで。自分まだまだだなと思ったので、これからもうちょっと勉強しなきゃなと思いました」
――岩谷選手が押してましたが。
「今日は全然ダメです。でも、なっちゃんも前回戦った時よりすごい力をつけてると思うので、すごい同じユニットの仲間としてもすごい嬉しいことですけど、まだまだ負けるわけにはいかないですね」

翔月なつみ
「もう、またなんか後楽園の時と全く同じ技というか、ほんとあれでまとめられたんですけど、一回目上手く切り返したと思ったんですけど、やっぱり麻優さんの粘りは半端ないですね。顔面に結構効いたと思うんですけど、やっぱ執念で、すごい粘りだったので、ドラゴンも上手くかわしたんですけど、最後の逆打ちは効きましたね。脳に効きました」

▼シングルマッチ15分1本勝負
 ○夏樹☆たいよう8分28秒/トリプルたいようちゃん☆ラ・マヒストラル)鹿島沙希

 鹿島から求めた握手に夏樹が軽く応じると、鹿島はいきなりドロップキックで奇襲攻撃。さらにクルクル回転してのアームドラッグを決めるが、夏樹も一気にギアを上げて素早いロープワークからアームドラッグを返す。

 ワキ固めに捕らえていった夏樹は、そのままリストクラッチ式アルゼンチン・バックブリーカーで担ぎ上げる。さらにクロスアーム式モンキーフリップから、変型のネッククランチに捕らえてからストレッチボムで叩き付ける。
 徹底的に鹿島の両腕を攻撃していった夏樹は、「ベノムアームだろ!」と叫びながら鹿島の左腕を踏みつける。

 鹿島も夏樹をコーナーにホイップしてのフェイスクラッシャーを返すと、クリストから変型のソル・ナシエンテへ。夏樹が腿に噛みついて脱出すると、怒った鹿島はマウントエルボーを連打。さらに張り手合戦を仕掛けていく。
 夏樹も敢えて鹿島の張り手を受け止めてから張り手を返してから、往復ビンタでコーナーまで追い込んで串刺しドロップキック2連発。5分が経過し、コーナーに登った夏樹はフロッグスプラッシュを投下。バックを取った夏樹だが、鹿島はロープを掴んで堪える。ならばとイグチボムを狙った夏樹を回転エビ固めで丸め込む鹿島。さらにしじみから、掟破りのトリプルたいようちゃん☆ラ・マヒストラルを決めるがカウントは2!

 鹿島は絶叫しながら全女式抑え込みでカバーするが、カウント2で返した夏樹はドロップキック、ソバットからスライディングヘッドバットをボディに叩き込んでからダブルアーム式フェイスバスター。最後は本家・トリプルたいようちゃん☆ラ・マヒストラルを決めて3カウント。
 試合後も悔しさを爆発させた鹿島だが、それでも夏樹に握手を求める。長考した夏樹だが、その手をガッチリ握り返して鹿島の健闘を称えた。

★バックステージのコメント

夏樹☆たいよう
「最近すごい無言の自己主張してるように見えてたんで、いつもよりかはやっぱり今日は目的もしっかりしてるし、ハイスピードを目指してるというそういういつもと違う気持ちっていうのは見えたんで。もっともっとスピード磨いていって欲しいですね。今日何が足りないとかっていうのや、どれだけ自分が通用しないかっていう部分や改善する部分は自分で判ったと思うんで。はい、まあ楽しみですねこれから」
――夏樹選手の技を使ってきましたが。
「そうですね、それちょっとビックリして。まあ沙希なりに研究してきたんじゃないですかね」
――あのあとかなり厳しい攻めを見せていましたが。
「そうですね、しじみがきてね、返してからほっとしてたらラ・マヒやられたんでね。そこはよく作戦練ってきたんじゃないかなと」
――1番の課題はどこですかね?
「そうですねやっぱり、技術があるのは判るんですけど、やっぱりその技術はやっぱりしっかり身についてないと速さの中では出すことは出来ないですね。頭で考えてたらもう遅いんで。身体が勝手に動くぐらい自分のものにしてもらうのと、あとやっぱりスピードやテクニックだけではないんでハイスピードというのは。やっぱりパワーとか、このハイスピードというのは軽量級の試合ではなくて、階級っていうのの差はないんで。奈苗さんが挑戦したいとか言ってましたけど、早く動けるんであればそういう選手でも争えるベルトなんで、そういうのオールマイティーに通用できるようじゃないとやっぱり無理かなと」

鹿島沙希
――1年ぶりの闘いでしたが。
「自分がずっと待ち望んでいたシングルマッチで、最近ずっとユニットとか世代闘争で自分のやりたい試合ができなくて、今日みたいなシングルでハイスパートとか、スピードの早い試合とか、感情が向き出せるような試合とか自分の思うような試合ができてすごい嬉しかったです」
――前半戦は夏樹さん主導の試合でしたが。
「結構スピードとかそういうテクニックとかに飲み込まれないようにしようと思ってたんですけど、結構張り手とかで詰められて、でもそうがっつりされたぶん、なんかすごい、なんていうんですか? 気合いとか逆にもらいました」
――夏樹選手の技も出してましたが。
「それは、そうですね。対策として自分が考えていました」
――これからも出していく?
「それはまぁ、その……分からないです」
――あの技でその後かなり激しい展開になったが。
「その後ですか? もうその後バーってきたんですけども、抑えこんで絶対にそのままフォール取っちゃおうと思ったんですけど、やっぱりそう簡単にいかないですね」
――ベルトの挑戦は見えてきましたか?
「挑戦……もっと実力をつけて、なんていうんだろう、でももっとちゃんともう背中が見えるぐらいまで自分が追いついてからベルトとか挑戦していきたいと思いました」

タッグマッチ20分1本勝負
 松本浩代&はるか悠梨(11分52秒/ネックハンギング・ボム→エビ固め)世IV虎&安川惡斗

 松本&はるかのセコンドにはナナエ軍団の奈苗、脇澤、須佐がつく。「お願いします」と握手を求めたはるかだが、世IV虎も惡斗もガン無視。すると「舐めるな、オラー!」と松本&はるかが奇襲攻撃。

 はるかは惡斗に串刺しドロップキックを見舞うと、エルボー合戦を仕掛けていく。ややパワー負けだったはるかは、回転して腕十字を決めていくが、そのまま持ち上げマットに叩き付けて脱出した惡斗は世IV虎にタッチ。
 松本と真正面からショルダータックル合戦でぶつかり合い、先になぎ倒した世IV虎だったが、松本もすぐになぎ倒す。

 続いてはるかがストンピングを落としていくが、ヘアホイップで投げていった世IV虎は顔面ウォッシュを見舞いながら、控えの松本のほうを見て不敵な笑み。そして惡斗がはるかをロープに張り付けると、世IV虎と共に両側から踏みつける。
 さらにはるかをコーナーに逆さ吊りにして、ダブルの串刺しドロップキック。連係攻撃が決まって大喜びの惡斗だが、世IV虎はクールにコーナーに戻る。

 気を取り直してはるかをACTスペシャルで叩き付けた惡斗だが、はるかも変型逆落としで投げていくと、松本にタッチ。世IV虎との合体攻撃を狙った惡斗だが、松本はまとめてクロスボディーでなぎ倒すと、2人をコーナーに叩き付ける。
 惡斗が身を挺して世IV虎を守ろうとするが、逆に世IV虎はコーナーから脱出出来なくなり松本のコーナースプラッシュを浴びてしまう。場外にエスケープした世IV虎と惡斗に向けて担ぎ上げたはるかを投げつけていった松本。

 リングに戻った松本は惡斗をアルゼンチン・バックブリーカーで担ぎ上げるが、背後に逃れた惡斗はストレッチマフラーに捕らえていく。そして世IV虎にタッチすると、世IV虎は松本をファイアーマンキャリーで担ぎ上げようとしたが、松本はニーリフトで蹴り上げる。
 世IV虎もチョーク攻撃でコーナーまで押し込むと、デュランダルを狙ったが、松本は突き飛ばして防御。だが、世IV虎は串刺し攻撃と見せかけて松本を後ろ向きにすると背後からバッククラッカー。

 さらにファイアーマンキャリーの体勢から前方に松本を投げ捨てた世IV虎はセントーンを投下。そこからコーナーに登っていくが、はるかが入ってきて逆立ちキック。松本もそこから世IV虎をアルゼンチン・バックブリーカーで担ぎ上げると、東海道落としを決める。
 続いてはるかが自らパッションを注入してから往復ビンタを見舞っていくが、世IV虎はカウンターでデュランダル。そして惡斗がコーナーに登っていき、「姉さん、私を使ってください!」と絶叫。

 仕方なく世IV虎がファンタスティックフリップをやろうとするが、松本がコーナースプラッシュでカット。逆にアイコノクラズムで惡斗を世IV虎の上に投げつけた松本は、惡斗をオンブすると、前からはるかを抱えて、そのまま世IV虎にダブルニーを投下。
 すかさずはるかは世IV虎にマックを決めていくが、カウント2で返した世IV虎は風車式バックブリーカー。だが、はるかは背後からしがみついてスリーパーを決めると、そこから腕十字に移行。

 世IV虎のクラッチが切れて腕が伸びたが、辛くも世IV虎の足がロープに届く。はるかは松本との合体攻撃を狙うが、惡斗が松本の足をすくって倒すと、世IV虎ははるかにレフトハンドのラリアット。そこからネックハンキングボムで叩き付けて3カウント。
 試合後も世IV虎と松本は激しい睨み合い。すると世IV虎は惡斗の肩をポンと叩いて健闘を称える。思わず笑みがこぼれた惡斗。 

★バックステージのコメント

世Ⅳ虎&安川惡斗
――最後とんでもないことになりました。
世Ⅳ虎「いやー、まあいいんじゃないですか? 全然ね、あんなに汚いタッグはうちらの敵じゃない。うちらは清純タッグ。飯伏君と組んだら怖いもの何もない。もうあとは結婚にまっしぐら。そんだけ」
――飯伏選手の意思は聞いてますか?
世Ⅳ虎「いやだってもう、婚姻届差し出した時のあの顔。もうあと一歩で、後ハンコ押すだけなんで、それはちょっとね、なにか血迷ってる感じなんで。まあ次の試合で、勝ったら迷ってるものも何もなくなるんじゃないですか?」
――世Ⅳ虎選手をどう思います?
惡斗「あぁぁ、いや、いいと思います」
世Ⅳ虎「何どもってんの」
惡斗「あぁぁいいと思う! あぁ姉さんが勝って、と、届けるんだよぉ! 以上!」
世Ⅳ虎「まぁ皆、心の底から祝福してくれてると思うんでね。まあね、ポートレートでも試合でも、全然余裕勝ちだと思いますんで」
――今日の試合については。
世Ⅳ虎「自分的に意識してたの松本浩代で、まあ、あいつが、一番最近、高橋奈苗と赤いベルトかけてやって、自分はその赤いベルトがほしい。だから今日この試合で、少しでも爪あと残せたんじゃないかと思う。まあ、高橋奈苗にね、なんていうの? 高橋奈苗と闘うに等しい人に、少しは近づいたんじゃないかと」
――惡斗選手については。
世Ⅳ虎「いやー、最悪だったね、今日」
惡斗「はい」
世Ⅳ虎「なんで私がファンタスティック受けなきゃいけないの?」
惡斗「はい」
世Ⅳ虎「なんでお前落ちてきたの?」
惡斗「すいません。まぁまぁまぁ。落ちちゃいました」
世Ⅳ虎「あれ痛いんだよ! 知ってる? お前やってやろうか?」
惡斗「大丈夫です」
世Ⅳ虎「タッグワークはまだまだ。こいつもう、まあ、もうちょっと普段、しごかないとダメだね」
惡斗「もっとしごいてくださいよろしくお願いします!」

松本浩代&はるか悠梨
はるか「すいません」
松本「いや、まあ結果も悔しいんですけど、自分的には世Ⅳ虎ですね……世Ⅳ虎がここぞとばかりにチャンス狙ってきてると思うんで。対等ではいけない、自分はやっぱり上だと思ってるんで。世Ⅳ虎がいくらベルトを狙おうが、私は世Ⅳ虎の上にいるつもりでいるし、世Ⅳ虎の勢いがある今私が潰して、もう一度自分がいかないとと今日また強く思いました」
――前にシングルで勝ってると思うがその時とは違いますか?
松本「やっぱ気持ちなんですかね? よくわかんないですけど。チャンスの見極めできる選手だと思うんで。彼女にとっても今が最大のチャンス。私にとってもそこはチャンスだと思うんで。今のうちに世Ⅳ虎潰しておきたいですね」
――はるか選手はいかがでした?
はるか「やっぱり、パワー、私は結構惡斗狙いでいったんですけど、前より力を出せたかなとも思うんですけど、やっぱりパワーではパワー系の選手に勝てないなと思ったので、そこを上手くパワー系の選手にも適応できるようにそういうすべを練習でもっと身に着けたいと改めて思いました。めっちゃ悔しかったです」
――チームとしては助けあったり連携がありましたが。
はるか「ナナエ軍団としても」
松本「なんでそこくるの!? ナナエ軍団じゃないけど、でもね、タッグはいいなと思いました。タッグ……でもナナエ軍団としては嫌だ」
はるか「また組んでくださいお願いします」
松本「やだーーー」
はるか「ナナエ軍団としてではなくても、たまにはいいので、お願いします」
松本「じゃあ、よろしく」
はるか「お願いします」
松本「頑張ります」

▼札幌大会に特別参戦する男色ディーノが乱入!

 世IV虎と惡斗が引き揚げようとした瞬間、突如『スリル』が鳴り響き、DDTの男色ディーノが登場! 止めに入る岩谷にヘッドバットを見舞い、観客から帽子やカメラを奪うながらリングイン。

 乱入したディーノは世IV虎に向かって「本日は東京にはまったく関係ない、来週の札幌の話をしにきました。よっさん、久しぶりだのぉ! ただ1つ、アンタうちのゴールデン☆スター、飯伏幸太に色目使ってるでしょ?」と語りかける。
 世IV虎が自信満々に「飯伏君はうちの正真正銘の可愛さに惹かれたんだよ!」と言い返すが、ディーノは「嘆かわしいことに、若いのにこんなに目が悪いなんて……。まぁいいわ! アンタは自分が飯伏君の婚約者だと言い張るわけね。じゃあプロレスで勝負……なんて言わないわ。試合なんて水物だし。ポートレートの売り上げ勝負といこうじゃないの! 私だってとびきりセクシーなのを用意するわ。私が勝ったらアンタは残念ってことで。私に負けたら相当よ」と、何とポートレート売上勝負を要求!

 それを聞いた世IV虎が「ポートレートでも試合でも勝負してやるよ! その代わり勝ったら飯伏君と結婚するから。そこんとこ世露IV苦!」と受け入れたため、ディーノは「まぁいいわ。札幌で何かが起きて、ここに帰って来る頃には何かしらの変化が起こっていると思うわ」と言うと、岩谷に「お前も色目使ってんのか!」とヘッドバットを見舞いながら去って行った。

★バックステージのコメント

男色ディーノ&岩谷麻優
ディーノ「お前も色目使ってんのか?」
岩谷「使ってないです」
ディーノ「うちの飯伏と、飯伏の尻を掘りたいとかそういう事思ってんのかよこしまな事思ってんのか?」
岩谷「飯伏さんよりディーノさんのほうが好きですから」
ディーノ「いやそういうのに弱いんですよ、自分(照)。いやいや、ちょっとやめなさいよ。なんかね、よっさんが飯伏と結婚するみたいなね、そんな感じでしょ?」
岩谷「はい、そうですね」
ディーノ「これについてどう思うの? 同期として」
岩谷「いや~~、まあいいんじゃないですか、向こうは向こうで」
ディーノ「えー、そんな難しい話だったの、これ?」
岩谷「はい」
ディーノ「知らなかった。飯伏と私とよっさんで三角関係だと思ってたわ」
岩谷「え? ちょっと待ってください。自分ディーノさんのことが好きなんで」
ディーノ「やめろ! そういうのやめろ!(動揺)」
岩谷「四角関係じゃないですか」
ディーノ「いやいや、やめてくれ! 実際問題この展開に動揺を隠し切れないよ、ワタクシ。少なくとも私とよっさんはポートレートで、女子プロを代表する文化とポートレートの売り上げを勝負します。私が勝ったらよっさんは残念ながら立ち直る事はできないでしょう、女として。完膚なきまでに飯伏を諦めさせます。試合でも、そして女というそういう武器を全くもってへし折ります。世Ⅳ虎が女として生きられるのもあと一週間です。今のうちに結婚への階段を楽しんでください。確実に息の根を止めて見せます」
岩谷「そして自分はディーノさんと結婚」
ディーノ「しねーよ」
岩谷「おーぅ」
ディーノ「しねーよ! やめろ! そういうのやめてくれほんとに」
岩谷「いいと思いますよ、四角関係。はい」
ディーノ「なんだこれ? この中で一番上位にいるのあんたか?」
岩谷「はい」
ディーノ「やめろ、もうそういうのやめろ。世Ⅳ虎の女としての生命はあと一週間で終わりだ。ぶっ潰してやるからな。おめーもぶっ潰すからな!」
岩谷「ディーノさん大好きです」
ディーノ「やめろ! それはやめろ!」
岩谷「はい、結婚します」

KちゃんパンダSPインタビュー

 今回のスペシャルパンダインタビューのゲストは、夏樹☆たいよう&世IV虎の川崎葛飾最強伝説。
 いきなり2人の仲の良さの秘訣を聞かれたカワカツだが、憮然としたまま質問に答えようにしない。すると風香GMが「さっきディーノ選手が乱入したときに、若いのに目が悪くて可哀想って言ったのは、世IV虎ちゃんのことを言ったのに、飯伏君のせいにしたでしょ? 勘違いだよね」と鋭いツッコミ。

 さらにカワカツ+1に木村響子が入ったことをGMが質問しようとすると、いまだ納得いっていない夏樹は「いやいや入ってないから。+1は風香でしょ?」ととぼける。そこに惡斗が入ってくるが、夏樹は「お前はマイナスだろ?」と冷たいひと言。
 さらに惡斗が「木村選手、いや木村なんて獣だ」と言ったところで、世IV虎が惡斗を突き飛ばす。それでも惡斗はカワカツTシャツの宣伝をすると「以上!」と絶叫してその場で正座。

 「木村はパシリでも何でもないですよね?」と訴える惡斗だが、世IV虎は無言で蹴り。最後に目標を聞かれたカワカツだが、夏樹と世IV虎が無言でいると、惡斗が「カワカツで天下を獲るんですよね? 獲るぞ、以上!」と絶叫。
 しかし夏樹と世IV虎はGMの腕をあげて、あくまでもカワカツ+1の+1は風香だとアピール。惡斗は複雑な表情でその様子を見つめるしかなかった……

ユニット対抗戦 6人タッグ30分1本勝負
 高橋奈苗&脇澤美穂&須佐えり(18分0秒/ベノムアーム)愛川ゆず季&美闘陽子&宝城カイリ

 宝城は宝箱の中から本物の鯛を捕りだして、リングサイドの観客にプレゼント。脇澤は記者会見の時に披露した奈苗&脇澤の顔がアイコラされたBY砲のパネルを持参してBYを挑発。
 「お願いします!」と3人元気よく握手を求めていったナナエ軍団だが、全力女子が応じようとすると、一斉にアイアンクロー。そこからお互いに気合いの絶叫からショルダータックルでぶつかり合う。

 打ち勝ったゼンリョは脇澤に対して3人一斉のドロップキックを発射したが、やや息が合っていない。それでも3人で羽根折り固めに捕らえて「ベノムアーム狩り!」とアピール。ナナエ軍団も脇澤のフロントキックが奈苗に誤爆しながらも、愛川を捕らえて「いくぞナナエ軍団!」と3人でアピール。
 愛川をヘッドロックに捕らえた奈苗は、スネークピット道場で練習しているというレスリングのテクニックであるローリングでグラウンドに持ち込んでから須佐にタッチ。

 アンクルホールドに捕らえていった須佐だが、愛川はロープに脱出。すると愛川は須佐をコーナーにホイップして串刺しドロップキックを返す。続いて美闘がコーナー下に座り込む須佐を蹴ってからキャメルクラッチ。
 だが、ブレーンバスターを狙ったところをフロントネックロックに切り返す須佐。美闘がパワーでぶっこ抜いて投げていくと、ゼンリョはトレイン攻撃を狙う。

 これをかわした須佐は、合体ブレーンバスターを狙ったBYをDDTで叩き付けると、宝城に連続ドロップキック。さらにDDTも連発していくと、飛び付き式の高角度DDT。マウントパンチを連打した須佐は、必殺のロシアンフックを狙ったが、エルボーで迎撃した宝城はドロップキックで反撃。
 愛川と奈苗がリングインすると、愛川はローキックを連打。奈苗もエルボーの連打をお返しするが、愛川は張り手から水面蹴りで倒すとSTFに捕らえる。脇澤と須佐がカットに入り、そこから3人一斉のドロップキックを狙ったが、愛川は自爆を誘い込む。

 逆にゼンリョが奈苗にトレイン攻撃を決めていき、さらに愛川がYKブルー(後ろ回し蹴り)。だが、キャッチした奈苗は変型スタナー。愛川の高木三四郎直伝のゆずポンスタナーを返すが、奈苗は延髄斬りからラリアット。
 さらに脇澤が背後から羽交い締めにしていくが、美闘も背後から奈苗を羽交い締め。すると、脇澤を振り切った愛川が奈苗にYKレッド(カカト落とし)。続いて美闘はミドルキックの連打で奈苗をダウンさせてからミサイルキック。

 だが、またも脇澤と須佐が入ってきて美闘にストンピングを連打してからダブルのドロップキック。そこに奈苗がジャンピング・ボディプレスを投下していくが、美闘も串刺しジャンピングニーを返してコーナーへ。
 追いかけていった奈苗はトップコーナーから雪崩式ブレーンバスター。再びコーナーに登った奈苗。さらに須佐と脇澤もコーナーに登って連続でボディプレスを投下していくが、最後の脇澤のダイビング・ボディプレスを足で迎撃した美闘。

 美闘はヒザ蹴りから蹴り落としを叩き込むが、顔面に唾を噴射した脇澤はベノムアームでのアイアンクローを狙う。しかし蹴りで迎撃した美闘は、脇澤に張り手合戦を挑む。美闘の張り手をかわして、フルスイングで張っていった脇澤だが、愛川が救出に入る。
 そこに奈苗も加わり、BYの足を奈苗がキャッチすると、脇澤がベノムアームでアイアンクロー。さらに奈苗が2人まとめてドラゴンスクリューで投げると、脇澤はミサイルキックを発射。続けて美闘をジャーマンで投げた脇澤だが、美闘もすぐにジャーマンを返して宝城にタッチ。

 スピアーを2連発で見舞った宝城はイカリに捕らえる。15分が経過し、脇澤はロープに脱出。そこに奈苗が入ってきて須佐と共にBYを抑え付けると、その間に脇澤が宝城にFクラッシュを決める。
 何とか振り切ったBYがカットに入ると、宝城は脇澤に逆さ押さえ込み。カウント2で返した脇澤は愛川と宝城に唾攻撃。だが、背後から美闘が蹴っていくと、愛川がスピンキック。そこに宝城がダイビング・エルボードロップを投下したが、カウント2で奈苗がカット。

 さらに奈苗はクロスボディーでゼンリョの合体攻撃を阻止。すると脇澤が宝城を捕らえ、ベノムアームでのアイアンクローからショルダーネックブリーカー。さらに唾攻撃から須佐がロシアンフックを叩き込み、奈苗がバックドロップで投げる。そこから脇澤はベノムアームでアイアンクローを決めながらエビ固めで抑え込む新技で宝城から3カウントを奪った。

 

★バックステージのコメント

高橋奈苗&脇澤美穂&須佐えり
脇澤「勝ちましたね」
奈苗「ベノムで行きました」
脇澤「これは北海道で(タッグベルトを)獲っちゃうんじゃないですか?」
奈苗「獲っちゃうでしょう」
脇澤「獲りますよー」
奈苗「完全にあいつらビビってたね、ベノムで」
脇澤「ベノムでビビってますよ」
奈苗「完全にビビってた」
脇澤「対策打ってこないから、あいつら」
奈苗「結構蹴られてたよ? 大丈夫?」
脇澤「これは蹴られるとどんどん体力が増していくベノムですよ」
奈苗「そうなの? すごいね。相手のパワーももらっちゃうんだ、さすが!」
脇澤「だから北海道で、自分殴ります」
奈苗「よくわかんない」
脇澤「どうですか奈苗さん?」
奈苗「いや、はい、札幌で来週タッグタイトルが決まってるっていうのもあったし、あとはナナエ軍団がユニット対抗トーナメントで優勝した後、久々の新木場だったんで、今日は須佐えりの勢いも是非出していこうと思ったんですけど、ちょっとそこまで完璧な100%パッションしたなという実感は正直ないんで……。そこは勉強してかなきゃいけないし、向上していくチャンスはあったと思うんで、また次回爆発していきたいなと思います。ナナエ軍団、常に崖っぷちだと思うので。のし上がっていって(ユニット対抗トーナメント)優勝と今回パンフレットの表紙まで辿り着いたんですよ、ナナエ軍団が。だからこの勢いを絶対手放すことなく、ベルトを巻いて、ナナエ軍団対決のタイトルマッチとかやってもいいよ。うちら獲ってくるから」
脇澤「悠ちゃんと組んで、いいよ」
須佐「はい」
ナナエ「そうやってさ、広がるよね。どうでしたか、えりは?」
須佐「この3人ていうのが、ナナエ軍団に入って初のタッグなんですよ。すごい緊張したりとか、もう自分が今までユニット対抗にも参加してなかったんで、ちゃんとついていけるかすごい心配だったんですけど、やっぱり自分はまだまだこの二人にはついていけないなと思って。もっともっと練習と力をつけて、もう1回このメンバーで組んで、また試合がしたいです」
奈苗「頑張ろう、頑張っていこう。どんどん上目指していく。それがナナエ軍団です!」
――愛川選手が復帰でしたが、その感触は?
奈苗「やっぱり、でも愛川ゆず季がいいかっていったら、いいと思ってないんで。自分が闘った実感として、ハッキリ言ってデビュー戦がピークだったと思うんですよ。そっからどんどんどんどん下り坂で、いま地に落ちてると思うんで。崖っぷちアイドルは崖っぷちレスラーになってると思います。次はもうタッグベルトを剥がして、そのあと脇澤が白いベルトを獲りに行って丸腰にしてやりたいと思います」
脇澤「正直者ですよ。仕方ないです」
奈苗「もっともっとやってこいって」
脇澤「腰が痛くても」

夕陽ドラフトマッチ15分1本勝負
 星輝ありさ(15分0秒/時間切れ引き分け)夕陽(ZERO1野良犬道場) 

 ウサギのぬいぐるみを手に入場した星輝は、観客に向けて投げる。星輝から握手を求めていき、夕陽が応じてから試合開始。いきなり両者ほぼ同時に前に出てきてバチバチと蹴り合う。そしてバックの取り合いから、夕陽がクロスアーム式スリーパーに捕らえた状態から、両ヒザの上の乗せるバックブリーカー。
 ヘッドロックに移行した夕陽だが、星輝はヘッドシザースで切り返す。ガブっていった夕陽だが、ハンドスプリングで脱出した星輝はワキ固め。すぐに脱出した夕陽はグラウンドテクニックで応戦。アキレス腱固めの捕らえていった夕陽に対し、星輝もアキレス腱固めを仕掛けていく。

 ロープに逃れた夕陽は、バック転からアームドラッグで投げる。ドロップキックを返した星輝だが、夕陽はサッカーボールキック。星輝もミドルキックから逆立ち式ダブルニーを返すと、ボディを思い切り踏みつけてからコーナーに追い込んで蹴っていく。
 串刺し式ランニングローで悶絶させた星輝は鎌固めに捕らえるが、夕陽はロープに脱出。すると夕陽はカニ挟みで倒してからニーロックに捕らえる。

 ロープに逃れた星輝だが、夕陽はなおもローを蹴って立てなくしてから、串刺し攻撃を狙う。だが、カカト落としで迎撃した星輝はリバーススプラッシュ式フットスタンプを落とすと、胸部への正拳突き。夕陽はハニーフラッシュを返すが当たらず。
 だが、間髪入れず星輝の左腕を蹴っていった夕陽は、その左腕に対してもう1回ハニーフラッシュ。だが、続くその場回転の619も失敗。やや勝負を焦っている感のある夕陽は、強引にブレーンバスターで投げてからニードロップを投下。

 立ち上がってきた星輝は夕陽のハイキックにハイキックを合わせるが、打ち勝ったのは夕陽。星輝もサイドキックで夕陽を吹っ飛ばすと、残り時間3分になったところで、胴絞めチキンウイング・フェイスロック。どうにかロープに逃れた夕陽は、星輝のハイキックをブロックすると、逆に顔面に野良犬ハイキックを叩き込む。
 何とか立ち上がった星輝は夕陽と額をくっつけて睨み合うと張り手合戦。さらにお互いにミドルキックを蹴り合うが、両者とも敢えて相手の蹴りを受け止め倒れない。そこからハイキックを蹴っていった星輝だが、かわした夕陽はジャンピングハイ。

 クリーンヒットしたが、それでも立ち上がった星輝。夕陽は容赦なく再びハイキックを叩き込む。残り1分となり、星輝も必死に立ちが上がり、左足のブラジリアンキック。これがクリーンヒットすると、さらにバックスピン式のトラースキックも叩き込んだが、ここで15分時間切れを告げるゴングが鳴った。

▼エンディング

 星輝と夕陽は試合終了のゴングが鳴ったあとも蹴り合い、レフェリーが割って入ったあとも、お互いに相手の胸を突き飛ばす。憮然とした表情で星輝が引き揚げていくと、ナナエ軍団の奈苗、全力女子の愛川、川崎葛飾最強伝説+1の夏樹、PLANETの岩谷と各ユニットのリーダーが上がり、夕陽を欲しいという全ユニットがプラカードを上げる。
 そこで各ユニットのPRタイムへ。 

 まずは夏樹が「絶対カワカツに入ったほうがいいでしょ! 夕陽、お前とは日高コーチに教わっているという共通点があるし……」とアピールしていると、“ひろよん軍団”なるプラカードを持った松本が乱入!
 邪魔をされた夏樹だが、気を取り直して「カワカツはテクニック重視の正統派ユニットだから」とカワカツをアピールするが、観客からは「え〜」の声。続いてメキシコ遠征のため欠場中の紫雷イオに代わって代理リーダーの岩谷が「ほかの4チームにはない若さがPLANETにはありますよ! 18(歳)ですよね? え、16! 若い! 一緒にダンスしませんか? 一緒に踊りましょう!」と勧誘するが、夏樹に蹴飛ばされてプラカードが折れてしまう。

 そして愛川が「私たちは常に全力ファイトを心掛けておりまして、常にスターダムの中心にいられるようにと頑張っています。デビュー戦を私とやったという縁もありますし、ぜひ一緒に女子プロレス界のトップを目指してもらいたいなと思います」と全力女子アピール。
 続いて奈苗が「いままでの3つのユニットはすべて偽りです。真の闘いはこのナナエ軍団にあります! いつもナナエ軍団は明るくて、夢と希望に溢れたユニットになっています。ウフフ……選ばれし者なんです! この熱いナナエ軍団に夕陽の赤をプラスして、さらに熱く燃えていきましょう!」とパッションたっぷりにアピール。
 最後に松本が「あなたの、あなたの、あなたのひろよんで〜す。夕陽選手とはいつも一緒に練習してるし、3回もシングルでやっているので一番分かっています。だから迷わず行けよ、行けば分かるさ〜」と1人ぼっちのひろよん軍団をアピールした。

 アピールが終わると、クジ引きで指名権の順位を決めることに。第1指名権を獲得したのはナナエ軍団。この時点でナナエ軍団全員まるで夕陽を獲得したかのように大喜び。脇澤は「あなたもナナエ軍団に入れば、あなたもベノムアームを使えるようになる。ベノムアームはスターダムを制す!」とアピールするが、夕陽は「ベノムアームはちょっと(苦笑)」とナナエ軍団入りを拒否。
 そこで第2指名権のあるゼンリョが「お願いします!」とアピールすると、夕陽は「私は全力女子に入ります。でも私は野良犬の精神を受け継いでいます。それだけは忘れないでください」と、やや意味深は発言をしながらもゼンリョ入りを承諾した。

 改めてリング上に全選手上がるが、そこになぜか鹿島の姿がない。鹿島不在のまま最後は夕陽が「今日は私が締めさせていただきます。今を信じて、明日に輝け! We are STARDOM!」と音頭を取って大会を締めた。

★バックステージのコメント

愛川ゆず季&美闘陽子&宝城カイリ&夕陽
愛川「夕陽選手、なんとこれから全力女子! 私たちはこれから常に全力プレイで完全燃焼目指してます。もう野良犬の心はここ全力女子、同じ通じるものがあると思います。これから一緒に頑張って行きましょう」
夕陽「そうですね。全力女子、デビュー戦の相手をしていただいた愛川ゆず季さん率いる軍団なんですけど、第2希望権でしたっけ? というのもあるんですけど、ここに決めたのは毎回全力で試合をするっていう心意気っていうのにも惹かれましたし。ただ、リング上でも言ったんですが、忘れないで欲しいのは、私は野良犬の遺伝子を受け継いでいるので、どっかに緊張感を持って欲しいです」
愛川「緊張感を持ってね!」
宝城「はい」
愛川「全力女子まだまだのユニットなんですけど、これから夕陽選手が入って強化して、チームワークもよくしていきたいなと思っています。よろしくお願いします」
――愛川選手は今日復帰戦でしたが。
愛川「そうですね。思ったよりはよかったので、試合後も動けますし。前回夕陽選手のデビュー戦の後がほんと動けない状態で、宝ちゃんにおんぶして家家の玄関まで送ってもらったほどだったので、こうやって試合後も元気でいられるというのは本当に幸せですし、健康ってほんと大事だなと思うので、次のタイトルマッチ、札幌に向けて絶好調までもっていきたいと思ってます。その時まで一生懸命練習して、今まで以上の闘いを見せていきたいなと思ってます。そして絶対に防衛して、札幌の皆さんに見てもらいたいなと思います」
――後遺症はほとんどない?
愛川「違和感がまだあったので、試合をしたらどうなるのかという不安はあったんですけど、病院の先生も大丈夫ということで、今日もゆずポンキックがバッチリ決まったので、心配はいらないんじゃないかなと思います」
――29歳初試合でしたが
愛川「そうですね、数字にしてしまうともうおばさんだなと……。いま夕陽選手の目がちょっと冷たかったので、あの、私の心はまだ若いし、アイドルだと思ってやってるので、これからも元気に29歳のプロレスで、一生懸命頑張りたいなという気持ちがあります」
――29歳での新たな誓いは?
愛川「そうですね、28歳は全てをプロレスに捧げたんですけども、29歳もそれ以上にプロレスで頑張れるようにしていきたいなと、そういう気持ちもあります」
――前哨戦でしたが、相手の感触は?
愛川「そうですね、やはりあの高橋奈苗、脇澤美穂選手というのは、本当に強いというのは分かっているし、キャリアも全然違うし、私達全然今日、連携とかもまだまだ全力女子は足りない部分が多いので、もっとBY砲でもチームワークをよくして。でもBY砲ではやっぱりベルトを獲って防衛してきたという自信にも繋がってますし、そこは絶対に負けられないなと思います」
――夕陽選手、星輝選手については。
夕陽「技術的な事の違いも見せたかったんですけど、やっぱり感情が前に出てしまった試合になってしまって。最後も絶対に勝つぞという気持ちが本当にあったので、試合が終わってからも無意識に手を出してしまって、本当に申し訳ないなと思うんですけど。でも私たちはこれからもっともっと練習して、まあ私が言うのもなんなんですけど、もっといい試合が出来ると思うので。もっと技術面とか磨いていって、また試合をしたいと思います」
――同じ16歳というのは意識しましたか?
夕陽「はい、やっぱり意識しました。同じように高校に行きながらプロレスをやってる。両立とかをお互いやってるので、その気持ちとかもお互い分かるだろうし、分かっているからこそどっちが上に行くかっていう、切磋琢磨、なんていうんですかね、そういう気持ちが前に出ちゃった」
――初めての引き分けで、負けなかったが。
夕陽「ずっと負けてばっかだったんですけど、今回引き分け。引き分けだからこそなんか、もうちょっといったら勝てるんじゃないか、勝つぞっていう気持ちなんですけど、いっぱいいっぱいでした」

星輝ありさ
――引き分けでしたが。
「ちょっと私、あれですね、もうちょっと夕陽選手を研究してから試合に臨めば良かったなと思いました。結構蹴りが強くて、中盤であぁやばいかもって思う所あったんで、やっぱりもうちょっと、今度からは、次、次! また闘う時は、全部の今までの、今日の試合入れて6試合目だったらしいんですけど、6試合全部見て、それで今日引き分けっていう、なんかこうもやもやする結果になったので、次は絶対に勝とうと思います」
――蹴りはどうでした?
「そうですね、最初ちょっと蹴り合ったんですけど、やっぱ私のほうが早いなと思ったし、空中殺法が得意そうだったんですけど、あんまりそういう部分を見てないし、ちょっとまだこの試合ではどういうふうな人だったのか言えない、評価はできないんですけど、次の試合のときに全部言いたいです」
――夕陽選手は全力女子に入りましたが
「私はPLANETに入ってもらうとすごい困るんで。自分的には入ってほしくなかったんで、最後ちょっと(リング上に)いなかったのは、大体そういう理由で。やっぱりライバルというふうに私はもう見ているので、同じユニットにいたら闘えないじゃないですか。だから、その違うユニットになって、私にとってはすごい好都合なドラフトになってました」
――15分という時間は短かったですか?
「すごい短くてちょっとビックリしたんですけど、私的には、体力もちょっと辛かったので。でも20分とか本当はやりたかったです。足りないです、すごく足りないです、はい」
――すぐにでも決着戦は?
「そうですね、すぐにって焦り過ぎると、ちょっとあんまり私的には良くないと思うので、もうちょっと夕陽選手を研究しながら、そして夕陽選手へのライバル心をもっと高めて、もうリングの上で泣かせるぐらい、鼻血出させるぐらいボコボコになるぐらいまでを私の頭の中で想像して、完璧になった時にもう一回やらしていただきたいです」
――メインのプレッシャーはありました?
「すごくありました。ほんとにあって、すごかったんですけど、やっぱり最初リングに上がって踊って、お客さんとちょっと戯れたくらいからテンションがすごい上がってたんですよ。だからそうですね、これからはプレッシャーにも強くなりたいなと思います」
――後楽園で世代闘争で負けた後に、同い年の人と闘う部分で気持ち的にはやりづらさはりましたか?
「ありました。それで、しかもブラジリアン(キック)を返されたっていう。最初のうちにやっぱり私は足攻められやすいみたいなので、その足攻め、固め技とか、最初の蹴り合いの時も私だけ蹴ってればよかったと思いました。なんだろう、そうですね、受けて私のほうが強いんだぞと見せつつも、えっと、そういう頑固なところも外してやっぱり防御も磨かなきゃいけないなと思いました。それで惡斗戦の時もそうだし、今回もそうだし、やっぱ足攻めとかされてしまうと私は弱いんだなとちょっと思ったので、もう一回足攻め対策をやっていきたいです」
――ブラジリアンキックが読まれてきたという感じは?
「左やって、これは決まったかなと思ったんですけど、やっぱり左はそこまで強くなかったみたいなので。もうちょっと練習して、それで右のブラジリアンももっと(強化したい)。スタミナがなくなったというのもあると思うんで、もっとスタミナもちゃんとつけて、それでガッチリ(相手を)固定してからバンバンとやろうって、今日試合しながら思ってました」

 ゆずポンは欠場したが、松本の奮闘もあり2度目の大館大会も大成功!

スターダム Season6『grows up stars2012』
5月6日(日)大館市民体育館(3:30PM)
観衆800人(満員) 

▼オープニング

 まずは風香GMが「今日は雨の中、たくさんのご来場ありがとうございます。去年の9月に続き2回目の大館大会となりました。これもプロモーターさんをはじめ、関係者各位の方々のお陰です。今日は熱い闘いをお見せしますのでご期待ください!」と挨拶。

 続いて選手入場式へ。ユニットごとに選手たちが登場し、リング上に並んでいく。腰の負傷により欠場することになった愛川も登場。その愛川が「大館の皆さん、こんにちは。愛川ゆず季です。この度は腰を負傷してしまって、悔しいですが試合をすることができません。申し訳ないのですが、欠場させていただきます。皆さんと一緒にスターダムを応援したいと思います」と欠場の挨拶。そして愛川はGMと共に本部席で大会を見守る。

▼シングルマッチ15分1本勝負
 ●鹿島沙希(8分13秒/ミサイルキック→片エビ固め)花月(仙女)

 センダイガールズプロレスから特別参戦した花月。スターダムとは昨年10月に行われた『団体対抗Flashトーナメント』での因縁がある選手。
 ガッチリ握手を交わすと、いきなり鹿島がドロップキック。これはかわした花月だが、鹿島はスクールボーイで丸め込むと、続いてドロップキックの連打からエルボー。だが、花月はすべて受け止めていく。

 意地のドロップキックでダウンさせた鹿島だが、ボディスラムで叩き付けた花月は逆エビ固めに捕らえる。すぐに離した花月は鹿島の腰にエルボーを落とすと、ヘッドロックでねじ伏せる。さらに鹿島の両腕をクロスして顔面にヒザを押し付ける拷問技で鹿島を悶絶させるが、鹿島も腕を取ると腕固めへ。
 だが、うまく抜け出した花月はコーナーにホイップしようとしたが、体勢を入れ替えた鹿島はフェースクラッシャー。さらにコーナーから飛び付き式フェースクラッシャーを決めると、花月のラリアットをドロップキックで迎撃。

 そこからクリストに捕らえていく。リング中央で決まったが、ロープまでジリジリ近づいていく花月。すると鹿島は「行かせるか」とスクールボーイ。だが、カウント2で返した花月は「潰れろ!」と串刺しエルボーをお見舞いすると、ブレーンバスターの体勢に。
 首固めで切り返した鹿島は、突進してくる花月のヒザに低空ドロップキックを決めると、フェースバスターからしじみを決めたが、惜しくもカウントは2。

 花月も必死にエルボーを叩き込むと、ブレーンバスターを狙うが、鹿島はまたも首固めで切り返そうとする。だが、回転をストップさせた花月は気合いもろともぶっこ抜いてブレーンバスターで叩き付ける。
 そしてフィニッシュ宣言してからラリアットを狙うが、組み付いていった鹿島はそのまま丸め込む。だが、突き放した花月はドロップキック2連発。鹿島もカウント2で返して意地を見せたが、花月はミサイルキックで3カウントを奪った。試合後、花月から握手を求めると鹿島も応じた。


★バックステージのコメント
 
花月
「意外に鹿島が器用な技を持っていたとうか、そこら辺にただビックリしただけで。ただ、まぁこんなところで躓いている場合じゃないんでね。それだけですね」

▼シングルマッチ15分1本勝負
 ○紫雷イオ(9分52秒/ムーンサルトプレス→片エビ固め)須佐えり

 ロックアップからロープに押し込んだイオだが、ポンと須佐の肩を叩いてクリーンブレイク。2度目のロックアップでは須佐が押しているかに思えたが、イオが押し返していくと、須佐は体勢を入れ替えてエルボーを連打。
 ドロップキックを連発した須佐は、うずくまるイオの背中にパンチを振り下ろしていくが、須佐のドロップキックをかわしたイオはドロップキックを顔面にお見舞い。さらに須佐の串刺し攻撃をかわして後頭部を蹴っていくと、スペース・ローリング・エルボーからフェースクラッシャー。

 さらに「さっきはよくもやったな」と馬乗りになって殴っていったイオは、チンロックに捕らえていくと、そこからロメロスペシャルで吊り上げる。腰を痛めている須佐に対し、イオは続いてカバージョから腰へのその場飛びムーンサルト。
 だが、須佐もイオの串刺しダブルニーをかわすと、ドロップキックから飛び付き式高角度DDT。さらにコーナー二段目からイオのパンチを蹴りで迎撃するが、イオもその足を掴んで引きずり下ろす。

 エルボー合戦に打ち勝ったイオは、コーナーに須佐を追い詰めてダブルニーを落とす。さらにコーナー最上段からダイブしたが、これをかわした須佐は逆にコーナーに乗ってスイングDDTで叩き付けると、ボディへのパンチ連打から顔面へのストレート。
 だが、ロシアンフックをかわしたイオはダブルアーム式フェースバスターで叩き付けると、カウント2で返した須佐をカバージョに捕らえる。何とかロープに脱出した須佐だが、イオは619で吹っ飛ばすと、スワンダイブ式ミサイルキック。

 これもカウント2で返した須佐は、イオのバズソーキックをかわして丸め込む。さらにカサドーラでカウント3寸前まで追い込んだ須佐は、飛び付き式スイングDDTからパンチを放ったが、かわしたイオは張り手。
 さらに串刺し式ダブルニーを叩き込んだイオは、狙い澄ましたバズソーキック。これもカウント2で返す意地を見せた須佐だが、イオはダメ押しのムーンサルトプレスを投下して3カウント。

▼シングルマッチ15分1本勝負
 △松本浩代(15分ドロー)夏樹☆たいよう

 愛川の欠場により、この日2試合やることを志願した松本だが、その1試合目が夏樹のシングルマッチ。メインのために体力を温存できるほどの相手ではない。
 握手を求めていった松本に対し、握手に応じたもののその手を振り払った夏樹に対し、ムッとした表情の松本は観客に「松本」コールを要求。すかさずセコンドについたカワカツ+1のメンバーが「夏樹」コールを送る。

 手四つの力比べを要求した松本は力でねじ伏せる。しかし飛び付いてのアームドラッグを返した夏樹。松本のクロスアームスリーパーをまるで猫じゃらしのように体をくねらせて脱出した夏樹は、エルボーで向かっていくが、松本はショルダータックルでなぎ倒す。
 ハイスピードでかく乱しようとする夏樹に対し、場外に出てエスケープした松本は「ブレイクだよ!」と客席に座ったりしながらゆっくりとインターバルと取り、夏樹を苛つかせる。 

 松本がリングに戻ったところに襲いかかった夏樹は串刺しドロップキックからのヘアホイップを狙ったが、これを許さない松本は逆にヘアホイップ。だが、夏樹は松本の髪の毛を掴むと左右に大きく振っていく。
 だが、体格で勝る松本は馬乗りになって張っていくと、ドロップキックを叩き込んでからダブルニーを夏樹のボディに落とす。

 夏樹もロープに飛び乗ってハイスピードでかく乱すると、ジャンピングバックエルボー。だが、松本は逆片エビ固めに捕らえていくとSTFに移行。ロープに逃れた夏樹をアルゼンチン・バックブリーカーで担ぎ上げた松本だが、うまく着地して逃れた夏樹は横十字固めで丸め込む。
 10分が経過し、エルボー合戦になると吹っ飛ばされた夏樹はアイルビーバックで戻って来る。しかし、そこをアルゼンチン・バックブリーカーで担ぎ上げた松本は、東海道落とし。 

 しかしトップロープを下げて松本をうまく場外に追いやった夏樹は、三角跳びプランチャを発射。リングに戻ったところで残り時間は3分。エルボーを叩き込んだ夏樹に対し、体当たりを見舞った松本はリバースプラッシュ式ダブルニーを投下。しかし夏樹もトリプルたいようちゃん☆ラ・マヒストラルを返す。
 どちらもカウント3が奪えない中、残り2分で夏樹が投下したムーンサルトを松本はヒザで迎撃。それでもニーリフトでカチ上げてくる松本をイグチボムで叩き付けた夏樹は、カサドーラを狙ったが、松本は投げ捨てジャーマンでぶっこ抜く。 

 残り1分となり、夏樹は投げ捨てジャーマンからロープに飛ぶが、松本はカウンターのエルボー。さらにファルコンアロー式フェースバスターからバックドロップ。これもカウント2で返した夏樹はライガーボムを狙った松本を回転エビ固めで切り返したが、これを松本がカウント2で返したところで15分時間切れのドローに終わった。


▼DDT高木三四郎が登場!

 休憩明け、スペシャルゲストとしてDDTプロレスの高木三四郎大社長が登場! 『FIRE』に乗って登場した高木大社長は、コーナーに登ってファイヤーポーズ。
 そして「はじめまして、DDTプロレスの高木三四郎です。今日はどうしても、どうしても、どうしてもスターダムさんが観たくて東京から8時間かけて大館まで来ました。ゆずポンが観たかった。我々DDTも去年、ディック東郷選手の引退ツアーで来たんですけど、今年もこの大館で興行をやりたいと思います。9月に! 詳しい日時がまだ決まっていないんですけど、9月にここ大館でDDTが興行を行います」と、DDTの大会を告知すると、本部席に座り風香GM、ゆずポンと共にスターダムの大会を初観戦した。

▼ユニット対抗戦 タッグマッチ20分1本勝負
 岩谷麻優&翔月なつみ(13分2秒/上からヨシコ→体固め)世IV虎&安川惡斗

 ユニット対抗戦、川崎葛飾最強伝説+1とPLANETのタッグマッチ。世IV虎と岩谷の先発で試合開始。いきなりチョークで岩谷を押し込んだ世IV虎は、ヘアホイップで投げ飛ばしてから顔面ウォッシュ。
 岩谷にハンマーロックを決められた世IV虎は、岩谷がやったようにロープを掴んで前転しての切り返しを披露! だが、岩谷はしつこく世IV虎の腕を極めていく。どうにか世IV虎が逃れたところで惡斗がタッチを志願。 

 翔月の腕を取って腕固めに捕らえた惡斗は、髪の毛まで掴んでいくが、これに怒った翔月が馬乗りになってエルボーを連打。体勢を入れ替えた惡斗は馬乗りチョーク攻撃を見舞っていくと、翔月をロープに張り付けて世IV虎と両側から踏みつける。
 続いて世IV虎はボディスラムを連発。完全に捕まってしまった翔月だが、惡斗に袈裟斬りチョップを叩き込むと、ロープに飛び乗ってのニードロップを落としてから突きとソバットを見舞って、ようやく岩谷にタッチ。 

 ドロップキックからコーナーに飛び乗ってのクロスボディを放っていった岩谷だが、コンプリート・ショットを返した悪投はフロントネックロックの体勢からスイング。そしてコーナー二段目からの惡トーンを投下。
 翔月がカウント2でカットすると、岩谷のクロスボディから翔月がニードロップ。さらに同時にレッグドロップを落としてから「We are PLANET!」とポーズ。だが、そこに世IV虎が入ってきて翔月に世IVコブラを決めると、惡斗も岩谷にコブラツイスト。 

 惡斗が岩谷をストレッチマフラーに捕らえると、続いて世IV虎がケンカキックを連打。岩谷も張り手を返すとドロップキック。そこに惡斗が入ってきて岩谷にドロップキックを放っていくが、かわされた上に世IV虎に誤爆! 世IV虎をダブルリストアームサルトで投げた岩谷は、さらにダイビング・クロスボディ。
 続いて翔月がモンキーフリップからトラースキック。だが、手で払いのけた世IV虎はショートレンジラリアットからセントーンを落とす。世IV虎はコーナーに登っていくが、惡斗を振り切った岩谷が入ってきて世IV虎を引きずり下ろすと、翔月がダイビング・ニードロップを投下。 

 さらにトラースキックを叩き込むが、カウントは2。もう一発トラースキックを放った翔月だが、かわした世IV虎はデュランダル、体重の乗ったラリアットでなぎ倒すと、ブロックバスターで叩き付ける。翔月もカウント2で返したが、世IV虎はダメ押しの上からヨシコを投下して3カウント。
 最後まで岩谷がカットに入れないように場外に抑え付けていた惡斗だが、誤爆があったため不機嫌な世IV虎は惡斗を突き飛ばす。さらに怒りが収まらない世IV虎は岩谷も蹴飛ばしていった。

▼ユニット対抗戦 6人タッグマッチ30分1本勝負
 松本浩代&美闘陽子&宝城カイリ(18分1秒/冷蔵庫爆弾→片エビ固め)高橋奈苗&脇澤美穂&はるか悠梨 

 ユニット対抗戦、ナナエ軍団と全力女子の6人タッグの予定だったが、愛川が欠場となったためこの日2試合目となる松本が美闘、宝城とタッグを組み、5・3後楽園大会で対戦した奈苗と再び相まみえることに。 

 脇澤は自分が着ていたナナエ軍団パーカーを松本に着せようとするが、松本は拒絶する。握手を求めたナナエ軍団に対し、松本と全力女子は「アホかー!」とエルボーで奇襲攻撃。はるかを捕まえて攻撃していくと、宝城がチョップを連打。しかしはるかは串刺しドロップキックを返す。
 だが、そこに美闘が入ってきてミドルキックを叩き込むと、松本と宝城が背後から合体フェースクラッシャー。さらに3人でゆずポンキック(カカト落とし)を落とすと、本部席の愛川に向かってグラビアポーズ。 

 そこに奈苗が入ってきた松本と激しいタックル合戦。これで松本が倒れると、脇澤がキャメルクラッチに捕らえ、今度はナナエ軍団が「いくぞ、ナナエ軍団〜!」と決めポーズ。奈苗はパワーボムの体勢に入るが、リバースで切り返した松本は美闘にタッチ。
 首を捻りあげた奈苗はコーナーに美闘を叩き付けるとチョップを見舞っていくが、美闘も串刺しジャンピングニーを返す。だが、カナディアンバックブリーカーで担ぎ上げた奈苗は、そのままコーナーに叩き付けて逆さ吊りにすると、コーナースプラッシュをお見舞い。 

 続いて脇澤はドロップキックを連発すると、右手のベノムアームをアピール。だが、変則ハイキックで突き放した美闘は宝城にタッチ。イカリに捕らえた宝城だが、はるかが入ってきてドロップキックでカット。小さなからだでパワフルなボディスラムを連発したはるかだが、宝城も肩口へのダブルチョップから前方回転ネックブリーカーを返して美闘にタッチ。
 ブレーンバスターを狙った美闘をフロントネックロックに捕らえたはるか。ぶっこ抜こうとした美闘だが、背後に逃れたはるかはしがみつてスリーパーを決めると、そこから腕十字に移行。 

 すると、美闘はそのままはるかを持ち上げ、マットに叩き付けて脱出。串刺しフロントキックからのドロップキックを見舞った美闘だが、3発目の串刺し攻撃は奈苗が入ってきて阻止。倒れた美闘に奈苗がはるかをフロントブレーンバスターで叩き付けると、そこからはるかは腕十字。
 ロープに逃れた美闘だが、今度は脇澤と奈苗がダブルのフロントキックからダブルのブレーンバスターを狙う。何とか逃れた美闘がミドルキックを放っていくが、奈苗がキャッチすると、脇澤がベノムアームでのアイアンクロー。

 さらにミサイルキックを発射した脇澤は、フィッシャーマンズ・スープレックスを狙ったが、ローで逃れた美闘。しかし脇澤は顔面への唾攻撃からローリングクレイドル。10分が経過し、コーナーに登った脇澤だが、松本が足を掴むと、美闘がカカト落としで蹴落とす。さらにブレーンバスターで投げた美闘は松本にタッチ。
 アルゼンチン・バックブリーカーで担ぎ上げた松本だが、すぐにはるかがカット。しかし松本は脇澤とはるかをまとめてバックドロップで投げていく。背後から奈苗が松本を羽交い締めにすると、脇澤は唾攻撃を噴射。だが、松本がかわして奈苗に誤爆! 

 それでも脇澤はジャーマンで投げていき、奈苗にタッチ。ナナエ軍団はトレイン攻撃を決めるが、松本もエルボーで反撃。さらに張り手の打ち合いになるが、奈苗がラリアットでなぎ倒す。松本もアルゼンチン・バックブリーカーで担ぎ上げると、東海道落とし。カウント2で返した奈苗だが、今度は宝城がファイアーマンキャリーで持ち上げようとする。
 なかなか上がらない奈苗にエルボーを連打した宝城はスピアー。だが、ガッチリ受け止めた奈苗はカナディアンバックブリーカー。背後に宝城が逃れると、松本と美闘が入ってきて3人がかりでの攻撃を狙うが、奈苗はクロスボディで3人まとめてなぎ倒す。 

 15分が経過し、奈苗は宝城にコーナー二段目からの冷蔵庫爆弾を投下するが、かわした宝城はスピアー。逆にコーナーに登った宝城だが、そこにはるかが入ってきて逆立ちキック。さらに奈苗が追いかけていって雪崩式ブレーンバスター。
 だが、松本が入ってきて宝城を踏み台にして奈苗にクロスボディ。さらに脇澤のミサイルキックを奈苗に誤爆させると、松本が抱え上げたはるかを脇澤に叩き付ける。松本は前に宝城、後ろに美闘と抱えると、そのまま奈苗の上にニードロップを投下。 

 宝城がトドメのダイビング・エルボードロップを投下したが、カウント2で返した奈苗はカウンターのジャンピングキック。さらにラリアットでなぎ倒すがカウント2で松本がカット。ならばとコーナー最上段に登った奈苗は冷蔵庫爆弾を投下して3カウント。

▼エンディング

 相変わらず絶好調のナナエ軍団は抱き合って喜びを爆発させる。試合後も松本は奈苗を突き飛ばして喧嘩腰。するとマイクを持った奈苗が「大館の皆さん、ありがとうございましたー! ナナエ軍団の勝利だー! 昨年から早くも2回目の大館に来られて、そしてたくさんの人に来て頂いて本当にありがとうございます。東京より秋田が寒くてびっくりしたんですけど、私たちのパワーで熱くなっていただけたでしょうか?」と挨拶。

 そして全選手がリングに上がってから、恒例の「本日は本当にありがとうございました。またここにパワーアップして帰ってこようと思います。その時は応援にきてください。それではいくぞー! 今を信じて、明日に輝け! We are STARDOM!」と叫んで大館大会を締めくくった。

★バックステージのコメント

高橋奈苗&脇澤美穂&はるか悠梨
奈苗「やったね!」
はるか「やりました! やっぱりナナエ軍団、ノリに乗ってますねぇ」
奈苗「いいこと言うねぇ〜。みんな頑張ったよね?」
脇澤「はい」
奈苗「ベノム! ベノム! 秋田の皆さん、分かったかな?」
はるか「そうですね」
脇澤「奈苗さんがチャンスを作ってくれたんで」
奈苗「これを浸透させていってね、それをまたナナエ軍団のパワーになっていかないと。握力、ちゃんと鍛えているんでね」
脇澤「こっち(=水玉模様が入っている右腕)の腕です! こっちの腕がベノムです!」
奈苗「ベノムって、書いておけばいいじゃん。書いたほうがいいよね? 分かりづらいから」
脇澤「もう力入れ過ぎて、ちょっと(故アスチュームが)切れちゃいました」
奈苗「そんな成長してるんじゃない!」
脇澤「サイズが合わない、ベノムが。本当に今日は奈苗さんのお陰ですよ。ありがとうございました」
奈苗「よかったよね。秋田で全力(女子)にいいところもっていかれたくないし、松本にもこの間勝ったばかりだったので」
※後方のほうでベノムアームポーズをしている須佐を見つけて、呼び寄せる
奈苗「えりが(笑)」
脇澤「ぜひ今度8人タッグとか組んでくださいよ」
須佐「やりたーい!」
奈苗「次、大館来るときは8人タッグで。この4人が並んでね。また勝ちたいね。また勝てるように上を目指して練習して頑張っていくので、ナナエ軍団よろしくお願いします!」
脇澤&はるか&須佐「よろしくお願いしまーす!」
奈苗「よっしゃ、いくぞー!」
全員「ナナエグンダーン!」

 ゆずポンがドクターストップで欠場したため惡斗が2連戦!奈苗が激闘の末に松本を下す!

 

『STARDOM GOLDEN STARS2012』
◆5月3日(木)東京・後楽園ホール(12:00)
観衆1300人(超満員)

▼オープニング

 キッズダンサーズ「ミニミニKちゃんパンダ」とともにKちゃんパンダが登場してオープニングダンス。そこにステージファイター風コスチュームの風香GMが登場してダンスに加わる。踊り終えたGMは「皆さん、こんにちは。本日は雨の中、たくさんのご来場ありがとうございます。1カ月ちょっと前に後楽園ホールをやったばかりだったのですが、こんなにたくさん来ていただいてありがとうございます。ギリギリまでハプニングがあったりしたのですが、そんなハプニングや湿気を吹き飛ばすようなファイトをしてくれると思います」と挨拶。

 続いてGMの口から愛川ゆず季はぎっくり腰が完治せず、ドクターストップがかかったため欠場することが発表される。愛川と美闘が泣きながら登場。愛川は「皆様にお詫びを申し上げます。2週間くらい前に腰を痛めてしまい、どうしても試合がしたかったのでギリギリまで治療をしていたのですが、ついにドクターストップがかかってしまい大変申し訳ないですけど欠場することになりました。スミマセン。無様な姿をファンの皆様にお見せするのはお客様にも失礼だと団体側にも言われ、欠場することを決めました。従ってベルトは返上したいと思います」と欠場の挨拶と共に、ワンダー・オブ・スターダム王座の返上を申し出る。

 だが、美闘が「やっぱり私、白いベルト欲しいですけど、ゆずポンが持っていないとベルトの価値がなくなってしまうと思うので、私はゆずポンからしっかり白いベルトを獲りたいと思います。皆さん、いいですか?」と涙ながらにベルト返上にストップをかけた。
 すると、そこに安川惡斗が乱入。ブーイングを浴びながら「オイオイオイ、辛気くせぇな! 泣いてんじゃねぇ! 大事なタイトルマッチ、だからどうした? 美闘陽子、お前欠場するのか? しねぇだろ! ちょうどいいよ。私が星輝ありさ倒したら真の世代闘争しようぜ!」と美闘に対戦要求。

 星輝ありさも入ってきて、惡斗に向かって「お前、何調子乗ってんだよ! 私が安川惡斗に勝って、私が美闘陽子と試合をする! 皆さん、観たくないですか? 私がスターダムを尽くします!」と言い放つと、美闘は「今日は安川惡斗だろうが、星輝ありさだろうが、私はゆずポンの代わりに闘うだけです!」と第2試合で行われる星輝vs.惡斗の勝者との対戦を承諾。それを聞いた愛川は「私は美闘陽子選手とするまでベルトを腰に巻きません。美闘陽子選手に勝ってベルトを巻きたいと思います」とベルト返上を思いとどまり、日を改めて美闘とワンダー・オブ・スターダムをかけて対戦すると約束した。 

▼世代闘争6人タッグ・イリミネーションマッチ20分勝負
 [1・2期生]岩谷麻優&須佐えり&鹿島沙希(1-0)宝城カイリ&翔月なつみ&はるか悠梨[3期生]
 [1・2期生]鹿島沙希(4分42秒/腕ひしぎ逆十字固め→ギブアップ)はるか悠梨[3期生]
 [1・2期生]須佐えり(8分4秒/ロシアンフック→片エビ固め)はるか悠梨[3期生]
 [1・2期生]須佐えり(12分16秒/ダイビング・エルボードロップ→片エビ固め)宝城カイリ[3期生]
 [1・2期生]岩谷麻優(14分57秒/逆打ち→エビ固め)翔月なつみ[3期生]
 [1・2期生]岩谷麻優(16分46秒/ドラゴンスープレックスホールド)宝城カイリ[3期生]
 ※1人残りで1・2期生の勝利

 須佐と翔月の先発で試合開始。須佐が全体重を乗せたランニングエルボーでなぎ倒して鹿島にタッチ。串刺しドロップキックからフェースクラッシャーを決めた鹿島は変型のソル・ナシエンテへ。
 これをはるかがカットするが、そのはるかを須佐が場外に追いやって翔月にDDT。続けて鹿島がフェースクラッシャーを決めたが、翔月もドロップキックを返すとダブルニードロップを落としてはるかにタッチ。

 自らの頬を張ってパッションを注入しながら馬乗り張り手を見舞ったはるかだが、岩谷がカット。それでもはるかは鹿島にエルボーと往復ビンタを連打していくが、足を取った鹿島はヒザ十字固めに捕らえる。ロープに逃れたはるかはフェースクラッシャーを狙った鹿島を投げ飛ばすと、変型の逆落としから腕ひしぎ逆十字固めへ。これで鹿島がギブアップし、1・2期生は1人脱落。
 続けてはるかは先輩からの連勝を狙って岩谷に腕十字、腕固め、三角絞めと決めていく。須佐が救出に入ると、岩谷ははるかと張り手合戦。そこから背後からスリーパーで飛び付いていったはるかは腕十字に移行。脱出した岩谷からタッチを受けた須佐がドロップキックを連発。

 ナナエ軍団同士、お互いに自らの頬を張ってパッションを注入してから殴り合うと、はるかはボディスラムを狙う。そこに岩谷が入ってきてスリングブレイド。すかさず須佐はハーフハッチで投げてからロシアンフックを叩き込んで3カウント。これで1・2期生、3期生ともに残り2名同士に。
 須佐と翔月はエルボー合戦。そこから翔月は串刺しドロップキックを決めるが、須佐もDDT3連発を返すと、須佐はロシアンフック。ブロックした翔月は宍・龍華翔からニードロップを落として宝城にタッチ。カミカゼを決めた宝城はコーナーに登っていくが、岩谷が入ってきて引きずり落とすと、須佐が飛び付いて高角度DDT。

 さらにロシアンフックを叩き込むが、カウント2で辛くも翔月がカット。朦朧とする宝城だが、ロープに飛んだ須佐の足を翔月がすくって倒すと、宝城は須佐にエルボー。さらに翔月との合体からダイビング・エルボードロップを投下して須佐から3カウント。
 これで1・2期生は岩谷1人に。3期生は合体攻撃で岩谷を追い込むと、翔月が首筋にダイビング・ニードロップ。さらにトラースキックを叩き込むが、岩谷もカウント2で返す。2発目のトラースキックをかわした岩谷は、張り手を見舞ってから翔月のドロップキックを宝城に誤爆させると、翔月のお株を奪うようなニードロップを投下。

 だが、そこに宝城が入っていてスピアーを決めると、翔月がダイビング・ニードロップを投下。だが、岩谷はコーナーに登った宝城を投げ落とすと、翔月に逆打ちを決めて3カウント。
 お互いに残り1名になると、宝城は張り手からスピアー。さらに対角線ダッシュしてのスピアーで岩谷をコーナーに叩き付けてからダイビング・エルボードロップを投下。岩谷もイカリを狙った宝城を丸め込んで切り返すと、続けてドロップキックからのダイビング・クロスボディアタック。カウント2で返した宝城に対して岩谷は、初公開のドラゴンスープレックスで3カウントを奪い、岩谷の1人残りで1・2期生が勝利した。



★バックステージのコメント

鹿島沙希&須佐えり&岩谷麻優
――試合を振り返って、鹿島選手は早々に負けてしまいましたが
鹿島「あんなね、アイドルかぶれみたいな奴に負けて、悔しいっていうかムカつきます」
須佐「私は、スタートはもう元気よくバンバン攻められてたんですけど、途中からもう相手にされるがままだったんで、もっともっと自分を磨いてもっともっと体力も技ももっとつけていきたいと思います」
岩谷「えっと、すっごいスピードで沙希ちゃんが負けてしまって、えりちゃんも負けて2対1になったんですけど、やっぱカットとか行けなかった自分が悪いから、そこらへんをもっとチームワークとか大切にしてカットとかいければもっと完勝できたんではないかなと思ってるんですけど、最終的には自分が新技で取れたのでホッとしました。相方ともちょっとギクシャクしてたんですけど、今回また新たに1からスタートして、もっとこれから女-AMA-の絆もタッグの連携とかももっとあれして1から出直したいと思います。でも今日は勝ててよかったです。自分だけの力じゃなくてほんとに3人で取った勝利だなと思います。相方はちょっと負けてしまったんですけど、そうですね、これからもっと皆で、ユニットは違って敵だけど、こういう時にはちゃんと力を合わせて、皆で完勝できたらいいなと思います」
――最後のドラゴンスープレックスはこだわりが?
岩谷「やっぱダブルリストアームをやってたのでブリッジがちょっと得意……得意っていうか、自分から見て綺麗だなと思うので、だからブリッジの技をもっと(増やそうと)。元々フィニッシュ技がなかったので、色々動画とか見て。そしたら(ドラゴンスープレックスが)自分に合うんじゃないかなと思って、ちょっと練習して。今回初めて出したんですけど、これからやっぱもっともっと磨いて、本当のフィニッシュ技というか、これが出れば一撃必殺という感じの技に磨き上げていきたいです」
――対抗戦で一人だけ勝ってなかったという部分では気にしていましたか?
岩谷「やっぱり、はい、2連敗ですよ? それはさすがに1期生として1年も早くデビューしてたので、かなりほんと落ち込んじゃって、自分がダメダメだなと思ってて、でもそれ負けたからこそ今回力に、それを力に変えて勝てたのではないかなと思います」
――危機感が芽生えたということも
岩谷「そうですねやっぱ、ほんと1期生のなんていうんですかね? メンツですか? 保てない。だからもうほんとにほんとに、3人でもう密かに練習をして、ジムに篭りっぱなしで、はい。だからもうほんとにほんとにほんとに3人で努力して、取れた勝利だなと思います」

宝城カイリ&翔月なつみ&はるか悠梨
――残念ながら負けてしまいましたが
はるか「こないだ初勝利をしたので、その勢いでもっと1・2期生を倒していけたらなと思ったんですけど、鹿島さんからギブアップを取ってちょっと油断してしまったところがありまして。ちょっと練習不足だなと思いました。でもこの反省を次に活かして、頑張っていきます。はい」
翔月「なんか、悠ちゃんも宝ちゃんも、自分の力で勝利を先輩から奪うことができて自分だけ先輩からフォールを奪うことができなくてすごい悔しいんですけど、でもこっちのほうが連携とか、宝ちゃんとだけなんですけど出せたと思うので、これからもっとタッグとか経験して実力もつけて、また絶対挽回したいと思います」
宝城「あぁもう、めっちゃ悔しいです! チームワークはこの3人でずっとこの試合に向けて練習してきたし、練習量とかチームワークは絶対負けてなかったはずなのに、やっぱ最期、全く今まで受けたことのない技が来て、首をやられてしまって、最期肩を上げることができなくて、折角二人が頑張っていいタスキを繋いでくれたのに、もう返せなかったことがめちゃくちゃ悔しいのと、イカリがあの時決まっていれば絶対にギブ取れたと思うので、もうちょっとその前にダメージ与えればよかったなって思います。この反省をずっと活かして、3人でこれからまた頑張って、うん、すぐに1期生超えてやります」
――惡斗選手は試合勝利後にお前らとはさよならだと言っていましたが
翔月「ちょっとどうなってるんですか、あの子は」
宝城「せっかくね」
翔月「惡斗だけ勝ったんですけど、今まで前の後楽園は3-1で私達が勝って、なんか絆みたいなものができたと思ってたんですけど」
はるか「仲間だと思ってたのに」
翔月「まさかの裏切り行為……ショックですね」
はるか「雑魚とか言われて」
翔月「雑魚とか言われてましたけど」
はるか「悔しい」
翔月「これから軍団とかも違うけど、皆バラバラなんですけど、絶対ね、また惡斗とは対決になってしまうので、負けずに頑張りましょう皆で」
宝城「もうギャフンと言わせてやりましょう」
はるか「惡斗のことを雑魚ってね」
翔月「惡斗のことを雑魚って言えるように頑張ります」
はるか「うん頑張る」
宝城「私達もそれぞれ軍団違うんですけど、まあ戦う時はしっかり軍団同士、闘うことでお互いがレベルアップすると思うので、これからも」
翔月「惡斗に負けずに頑張って行きましょう」
宝城「頑張ろう」

▼世代闘争頂上決戦20分1本勝負
 ●星輝ありさ(9分36秒/惡トーン→片エビ固め)安川惡斗

 握手を求めた星輝だが、惡斗はコーナーから出て来ず拒否。手四つの力比べを要求する惡斗に対し、ミドルキックを見舞った星輝は腕を取ってグラウンドに持ち込む。首の取り合いから胴絞めスリーパーを決めた星輝だが、惡斗もすぐに脱出。
 トップロープに星輝の顔面を擦りつけた惡斗はドロップキックを叩き込むが、星輝は張り手合戦を仕掛けていく。だが、その腕をキャッチしてショルダーアームブリーカーを決めた惡斗。怒った星輝はランニングミドルを叩き込むと、惡斗をコーナーに追い詰めて蹴りを連打。

 星輝は逆立ち式ダブルニードロップから鎌固めで追い込むと、再びランニングミドルを狙ったが、蹴り足をキャッチしてヒジを落とした惡斗は、星輝をトップロープに逆さ吊りにしてからヒザにドロップキック。
 惡斗はストレッチマフラー、惡トーンで追い込むと、ACTスペシャルを狙ったが、うまく逃れた星輝はハイキック。続けて1399を叩き込とブラジリアンキック。これはブロックした惡斗だが、星輝はならばと左足でのブラジリアンキックを叩き込む。

 惡斗はコンプリート・ショットを返すが、星輝は正拳突きを連打。何とかかわしてフロントネックロックを狙う惡斗だが、星輝はブラジリアンキックを連打。なかなか当たらないと星輝は惡斗をロープに張り付けてからブラジリアンキックを叩き込む。
 朦朧としながらもフロントネックロックに捕らえた惡斗は、スイングしてから胴絞め式に移行。ガッチリ決まったが、星輝の足が辛くもロープに届く。だが、惡斗はACTスペシャルからトップコーナーからの惡トーンを投下して3カウント。

 世代闘争頂上対決を制すと共に、美闘と真の世代闘争頂上対決を行う権利を手に入れた惡斗は「安川惡斗、勝ったぞ〜! 美闘陽子と闘うのは私だー! オイ、もうこれで雑魚どもの世代闘争は終わりだな」と言うと、セコンドについた3期生の仲間に向かって「お前らとのお仲間ごっこもこれで終わり。さようなら、以上!」と吐き捨てた。
 呆然とその様子を見つめていた星輝は「ごめんなさい……今日は私が負けてしまいました。麻優ちゃんのこと雑魚って言って、本当にうちは相方としてそんなこと言っちゃいけないのに……間違えてそんなこと言って、やっぱり相方としていていいですか?」と涙ながらに雑魚呼ばわりした岩谷に謝罪。
 すると岩谷はリングに上がり、「雑魚ではありません! やっぱり試合は負けることも勝つこともあるけど、女-AMA-は2人で1つだから、これからも女-AMA-としてもPLANETとしても頑張っていきましょう!」と言って星輝と抱き合った。



★バックステージのコメント

星輝ありさ
「なんか、最初の方にずっと足を攻められてて、結構効いていて、ブラジリアンも威力がちょっと下がってて。右のブラジリアンをガードされてしまったので、ずっと左のブラジリアンを練習していて、それであの人は(眼帯をしていて)目こっち(右)が見えないから、もし仮に右がダメだとしても左があると思って、それでもう左決めた時点では絶対決まると思ってたんですよ。それなのに返されてしまって、もうどうしていいか判らなくなって。それでまぁ足やられてたのもあるし、やっぱ最後のスリーパーっていうかあれは、なんか最初やられるって、あっヤバイってなった時になんですぐに切り返せなかったんだろうってすっごい悔しくて。で、実際ちょっと危うかったんですよ。だからあれもあってやっぱ最期決まってしまったのかなと思って。もうとにかく悔しいっていうのと、あれだけ大口叩いといて、ましてや麻優ちゃんのことを雑魚とか言っといて。それなのに私が負けちゃったら話しになんないし、私これから、もう1回イチから出直して、やっていきたいと思います」

安川惡斗

「ブラジリアン、あんなにくらうとは、あかんな。でもピンチはチャンス。この勢いで美闘陽子ぶっ潰す! 以上!」 

▼天才 vs 逸材の黄金戦士対決20分1本勝負
 ○紫雷イオ(11分56秒/ライダーキック→片エビ固め)夕陽

 手四つの力比べで押し込んでいったイオは、夕陽がブリッジで堪えるとその上に乗っかっていく。だが、そこから押し返してみせた夕陽は蹴りで突き放してからイオの腕を取ると、コーナーに飛び登って前宙してからのアームドラッグ。
 イオもスペース・ローリング・エルボーからのフェースクラッシャーを返すと、その場飛びムーンサルトを投下。さらにコーナーに夕陽を追い込んでニードロップを落とすと、蹴りで反撃しようとした夕陽の蹴り足をキャッチして逆片エビ固めに捕らえる。

 5分が経過し、ロープに逃れた夕陽はハニーフラッシュを叩き込むと、ハーフハッチスープレックス。619を返そうとしたイオだが、かわした夕陽はハイキック。だが、イオもマトリックスでこれをかわしてから夕陽の蹴り足をキャッチ。
 夕陽は飛び付きヒザ十字に捕らえるが、イオは何とかロープに脱出。夕陽の串刺し攻撃をかわして、エプロンから蹴り上げたイオはスワンダイブ。これを蹴りで迎撃した夕陽は、再びエプロンに出たイオに水面蹴りから助走なしの619。

 続けてスワンダイブ式ミサイルキックからジャーマンで投げた夕陽だがカウントは2。夕陽のハイキックをかわして張り手を見舞ったイオだが、夕陽はエルボー合戦を挑んでいくと、そこから張り手。だが、イオは夕陽のエルボーをかわしてニーリフトで突き上げると、619からのライオンサルト。コーナーに登ろうとするイオの足を掴んで阻止した夕陽は、イオのバズソーキックをかわすと延髄斬り。
 さらにローとボディブローのコンビネーションを叩き込んだ夕陽だが、イオはコーナーに押し込んで張り手を返すと、串刺しダブルニーを落とし、ダブルアーム式フェースバスターからカバージョ。エビ反りになりながらもロープに逃れた夕陽だが、イオはライダーキックを叩き込んで3カウント。試合後、イオのほうから握手を求めていくと、両手で応じた夕陽は深々と頭を下げた。



★バックステージのコメント

紫雷イオ
「そうですね、デビューしてたしか4戦目なんですよね? これだけ動きもすごいですし、そういう才能? ほんとに一番近くで見てほんとにあるなっていうのを実感しましたね。前評判だけでなくて。なんていうんですか? 技の失敗とかも本人あったりしたんですけど、正直、私のデビューした頃と似てて、なんか試合終わって振り返ると親近感湧いたりとか、すごくなんていうんですかね? 温かく見守りたい気持ちになりましたね。そうやって思える選手ってそんなに多くない。成長、伸びしろがあると思わないと温かく見守りたいと思わないので、とにかく伸びしろがある、そういう選手だなって思ったんで。ちょっと今日はなんていうんですかね? 私の引き出しを多く開けるところまでは正直いかなかったんですけども、この先ドンドン成長していったら、一段でも二段でも、全部でも、開けても足りないぐらい、それぐらいすごい試合が出来る選手に成長するんじゃないかなっていうふうに思いましたね。ただ、その中で私も自分で自分の成長を止めない、そういうふうに思ってて、定期的にルチャを学びに行ったりとか、度胸をつけにメキシコに遠征に行ってるんですけど。えー、この場でちょっと発表させていただくんですけど、また今月中頃からですね、メキシコ遠征も決まりまして、試合だけじゃなくて色んな事をまたメキシコでやって、1大会スターダムは欠場にはなるんですけど、成長した姿を帰ってきてまた見せれたらなと思います。夕陽選手よかったです。また成長した時に交われたらと思います」
――夕陽選手がスターダムに継続参戦するとなったら、一緒の軍団でやって行きたいという気持ちは
「そうですね~、一緒の軍団……もちろん一緒の軍団はすごく嬉しいんですけども、ん~なんか組んでみたいとも思いますし、あたってみたいとも思いますし。ちょっと、イマジネーションが沸きすぎて決められないって感じですね。ただ定期参戦、そういった事は超超超大歓迎だと思いますね。フレッシュな新しい息吹にまた会えて嬉しく思います」

夕陽
「私は、先輩とか、誰でも関係なく、いつもやるかやられるかの勝負だ。全力で、試合をさせていただいてる。今日も、同じ気持ちで戦ったんですけど、やっぱり、気持ちだけじゃなくて技の失敗とか、そういうのも多くあったと思うし、そこがちゃんと決まってればとか、技1つ1つがもっとできてればと思うし、紫雷イオさんには負けてなかったんじゃないかと思ってます。でも、やっぱり負けてしまったので、次、シングルであたらせていただく時には、もっと技の完成度とか上げて、もっと正確に当てて、野良犬・小林聡さんの『キッズ・リターン』の曲を勝利して会場で聞きたいです」
――自分の持ち味が今ひとつ出せなかった感じだが
「はい、そうですね。やっぱり今日はちょっと、自分の力を全て出せなかったと思います」
――4戦経って気持ち的には
「気持ち的には負けてしまって、出せなかったっていうのもあるんですけど気持ち的にはいつも同じ気持ちでやってるので、そこらへんはテクニックとかそこらへんの違いを紫雷イオさんに見せつけられたんじゃないかと思います」
――4戦目で試合に臨む気持ち的には落ち着きました?
「そうですね、2、3戦目で松本浩代さんとあたらせていただいたんですけど、当たり前ですけど松本さんは松本さんでパワーがすごいあるし、紫雷イオさんは紫雷イオさんでアクロバティックな動きで、やっぱり自分はまだまだだなとやってみてから思いました」
――今後の予定は
「それは日高さんにお任せしてるんですけど、私としてはもっともっといっぱい試合をしてキャリアを積んで、また負けた選手とまたもう一回シングルを、やらせていただいて、勝ちます」

▼STARDOM THE SURPRISEタッグマッチ30分1本勝負 
 ●脇澤美穂&木村響子(16分40秒/オーバー・ザ・トップロープ)夏樹☆たいよう&世IV虎

 ベノムの毒に犯されたかのような新コスチュームで登場した脇澤は「オイ、小川さん! ルール変えませんか? 全員オーバー・ザ・トップロープだ!」とキャプテンの夏樹と脇澤だけでなく、4人ともオーバー・ザ・トップロープ(以下OTR)ありルールを要求。カワカツがこの“喧嘩を買った”ため、急遽OTRありルールが全員に適用されることになった。

 カワカツが奇襲攻撃を仕掛けていき、木村を場外に追いやってから脇澤に2人がかりで攻撃。脇澤もベノムアームでのアイアンクローで反撃しようとするが、怒った夏樹は往復ビンタで脇澤をコーナーに追い詰めると、串刺しドロップキック。
 続いて世IV虎が顔面ウォッシュから脇澤の左腕を捕らえると、そこに夏樹がダイビング・フットスタンプ。夏樹は脇澤のベノムアームを腕固めに捕らえるが、これは木村がカット。さらに木村は夏樹を場外に引きずり出す。

 木村と激しい場外乱闘を展開する夏樹に向かって「早く上がってこいチビ!」と挑発した脇澤だが、夏樹はエプロンから回転エビ固めで飛び付く。しかし脇澤もエルボーでなぎ倒すと木村にタッチ。エルボー合戦を展開した木村だが、夏樹はロープに飛び乗りハイスピードなロープワークで木村をかく乱してから、フロントネックロックに捕らえる。
 しかし木村はそのまま夏樹をぶっこ抜いてブレーンバスター。夏樹も投げ捨てジャーマンを返すと、木村の顔面にソバット。木村はノーモーションのヘッドバットを返す。

 両者タッチしたところで、脇澤が世IV虎にアイアンクロー。しかし世IV虎はチョークでロープまで押し込むと逆水平チョップ。さらにショルダータックルでなぎ倒してからコーナースプラッシュを狙うが、エプロンに追いやった脇澤はベノムアームでアイアンクロー。だが、コーナーに登った世IV虎はスリーパーでの絞死刑にしてみせる。
 タッチしてリングインした木村を至近距離から睨み付けた世IV虎は、喧嘩の常とう手段であるパッチギをかます。

 木村もフロントキックを返すと卍固め。10分が経過し、ロープに逃れた世IV虎は、木村がロープに飛んだところに飛び込んできた夏樹と合体攻撃。しかし上からヨシコをかわした木村は再びフロントキック。続いて脇澤がミサイルキックを発射。世IV虎もボディスラムで脇澤を叩き付けてセントーンを落とすと夏樹にタッチ。
 ドロップキックを連発していった夏樹がロープに飛び乗ったところで、ロープを揺らした脇澤はベノムアームで突き落とす。辛くもエプロンに着地した脇澤は必死にエプロンを逃走。夏樹は追いかけていってソバットを叩き込むが、脇澤はボトムロープに足を引っ掛けて辛くもOTRを免れると、リングに戻って馬乗りになりベノムアームで殴っていく。

 さらに夏樹の顔面に唾を噴射した脇澤はフィッシャーマンバスターからFクラッシュを狙うが、夏樹はエビ固めに切り返す。木村が脇澤のピンチを救おうとするがフロントキックは脇澤に誤爆! すかさず夏樹はイグチボムで叩き付ける。そこからたいようちゃん☆ボムを狙うが、これはバランスが崩れて失敗。「ワッキー」コールが起こる中、口の中を切りながらももう一度たいようちゃん☆ボムを狙った夏樹をエプロンに追いやった脇澤。しかし世IV虎も脇澤をエプロンに追いやる。
 木村が今度こそ脇澤のピンチを救おうとフロントキックを放っていくが、またもかわされて脇澤に誤爆! そこに夏樹が背後から脇澤にドロップキックを叩き込んでOTRで勝利! すると木村は脇澤を場外に放り投げる。

 仲間割れを起こした脇澤&木村に対し、世IV虎が「オイ、脇澤美穂! お前何者だよ? ベノムアームって何だよ! うちらを馬鹿にするなよ! それから木村響子。今日うちがお前をカワカツにスカウトしようと思う」と突如木村をカワカツに勧誘。木村も「世IV虎先輩のことはずっと気になっていたし、正直すごく好みのタイプっていうか、入ってもいいんだけどコイツが……」と好感触だったのだが、当然納得できない夏樹が木村に殴りかかる。
 だが世IV虎は「親分だってうちがOKしてないのに惡斗入れたじゃないですか。ということで、これからちょくちょくカワカツの助っ人として木村に入ってもらうから。そこらへん世露IV苦!」と反論。夏樹と木村は世IV虎を取り合うように乱闘をしながら引き揚げていった……



★バックステージのコメント

夏樹☆たいよう&世IV虎
(木村と夏樹が乱闘をしつつ、世Ⅳ虎がなだめながらインタビュースペースへ)
木村「世Ⅳ虎親分が言ってんだよ!」
夏樹「親分がなんだって!?」
木村「お前より器でけーんだよ世Ⅳ虎先輩のほうが!」
夏樹「お前何言ってんだよ!」
世Ⅳ虎「控え室でやろう」
夏樹「離せよ!」
世Ⅳ虎「おい、やめろっつってんだろ!」
木村「おい、世Ⅳ虎先輩がやめろっつってんだろ、お前やめろよ!」
夏樹「世Ⅳ虎先輩がどうとか関係ねぇ、親分が誰だと思ってんだ」
木村「親分は誰だよ」
夏樹「あ?」
世Ⅳ虎「いいから戻れよ! いいから!(木村を控え室に押し込める)」
夏樹「なんなんだあいつよ」
木村「(控え室から飛び出してきて)ちょっと2ショット! 世Ⅳ虎先輩と2ショット撮ってもらうんだよ!」
世Ⅳ虎「あとであとであとで(木村を再度控え室に押しこむ)」
夏樹「お前はまだ入れてねーんだよ!」
木村「お前はいいよ、親分(世Ⅳ虎)2ショット2ショット、イエーイ」
夏樹「下がっとけよ馬鹿!」
木村「あとでちゃんと撮ってくださいよ!」
世Ⅳ虎「判った判った(控え室の扉をしめる)」
夏樹「おい世Ⅳ虎どうなってんだよ! なぁ? 世Ⅳ虎先輩ってなんだよ」
世Ⅳ虎「え? それは知らないけど勝手に呼ばれてるんだから。でもあいつ結構……」
夏樹「俺は認めねーからな」
世Ⅳ虎「でも、思い出してくださいよ。親分だって、自分OKしてないのに勝手に惡斗パシリにしましたよね? あいつ見習いからでいいんで、お願いします」
夏樹「それ言っちゃう? だいたいさ、あいつとの因縁知ってんの? SUNから始まりさ、全女の時もだよ。パッションでも、ずっとあいつ邪魔してきて、もうほんとに顔も見たくないような相手なんだよ。それ判って言ってんの?」
世Ⅳ虎「はい。絶対あいついい戦力になると思うんですよ。自分、今日あいつの技くらって、これは思ったことです。自分の目は、間違いないっすよ」
夏樹「俺はやってける気はしないね、あいつ。最期のあの態度見ただろ? 入れるんだったら世Ⅳ虎がちゃんと教育しろよ、あいつを」
世Ⅳ虎「はい、やります」
夏樹「自分もね、やっぱり、世Ⅳちゃんの事が一番大事だし、自分の大事な子分なんでね、その世Ⅳ虎がね、どうしてもって言うことはね、聞かないってわけにはいかないんですよね、そりゃ。でも、自分は簡単には認めないから、それだけよろしく。あとは世Ⅳ虎の好きにしなよ。以上です」
――世Ⅳ虎選手は木村選手にどのような魅力を
世Ⅳ虎「技の重たさとか、自分に向かってくる姿勢とかはすごいなんか、やっぱ他の奴と違かったし」
夏樹「判ってんの? あいつは人間じゃないから。他の人と違うっつってるけど。ジャングル生まれジャングル育ちだから」
世Ⅳ虎「でも、絶対川葛に入ったほうが、木村自身もいいと思うし、自分が、良くなるように教育していこうと思ってるんで」
夏樹「入ってくるならちゃんとしたね、縦社会に従ってもらわないと困るよ」
世Ⅳ虎「それは判ってます」
――夏樹選手としては昔からずっとやりあってきたというのが納得いっていないと
夏樹「そうですね、決着もついてないままだと思ってるんで。それでね、いきなりスターダムに売り込みで上がってきて?いやありえないですね。それで一緒に組むとか言ってるあいつの神経をほんと、よく判んないっすね。あいつとは終わってないと思ってるんで」

木村響子
――カワカツ入りとなりましたが
「そうですね、世Ⅳ虎先輩のことは前から面白くて好きなタイプだなと思ってたんで、はい。いい位置だと思います」
――夏樹☆たいよう選手もいますが
「そうなんですよね。あいつはむかつくんですけど、世Ⅳ虎先輩があいつと仲良くしろっていうんで、まぁしょうがないんで我慢します」
――夏樹選手は上下関係をはっきりしろと言ってましたが、夏樹選手の下につくということになるのでしょうか
「いや、夏樹の下につく気はないですけど、世Ⅳ虎先輩の下ではあると思うので、それは微妙な感じですね。じゃんけんでグーはチョキより強いけどパーには負けるみたいな。グーチョキパーな関係じゃないでしょうか、はい」
――今後定期参戦していくという方向で
「そうですね、世Ⅳ虎先輩の一声があればいつでも来ます」
――この団体には高橋奈苗選手などもいらっしゃいますが
「そうですね、まあ、奈苗もそうですし、ゆずポンとか美闘陽子とか、なんかほんと対極側の選手がいっぱいいるんで、超ベビーな選手が多いんで、やりやすいと思います」

脇澤美穂
――ふんだり蹴ったりでしたが
「もうほんとに、おかしいですよね、ほんとに。なんなんですか、あれは? 私は、私はほんとに勝ちたかったのに、最後3人で組むことになるなんて知らなかったですもん。おかしいですよほんとに! 木村さんも。ほんとにあのチビと金髪……とボンバーヘッド、おかしいですよ、ほんとに。私は利用されたんですかね? おかしいですよ、ほんとに。それしか言いようがないんですけど」
――今日はベノムアーム不発ということで
「ベノムも泣いてますよ、ほんとにこんな試合だったら。最初から私と一緒に、力を合わせて頑張れる人が良かったです。なのにほんとにカワカツに入るとかどうたらこうたら、おかしいでしょほんとに! おかしいでしょ! おかしい100連発行きますか? いきましょうか? おかしい! おかしい! おかしい! おかしい! おかしい! おかしい! 止めてくださいよ! おかしいでしょう! おかしいよ、ほんとに! おかしいですよ! おかしいでしょう!? ねぇ? おかしい脇澤です、ほんとに! おかしいよ! ベノム脇澤から今日の試合おかしいですよ! ほんとに! おかしいですよね!? おかしいですよ! 信じらんない」 

▼シングルマッチ30分1本勝負
 ○美闘陽子(7分13秒/ハイキック→片エビ固め)安川惡斗

 愛川の欠場により、愛川と対戦する予定だった美闘陽子と、第2試合で星輝ありさを下した安川惡斗のシングルマッチが急遽セミファイナルで行われることに。

 いきなり口に含んでいた酒を噴射していった惡斗だが、すぐさまボディスラムで叩き付けた美闘はサッカーボールキックからランニングロー。蹴り足をキャッチして倒した惡斗は変型のシットダウン式コブラツイストに捕らえる。さらにACTスペシャルを狙ったが、背後に逃れた美闘は串刺しジャンピングニー。

 コーナー二段目に上がった美闘にドロップキックを見舞った惡斗は、今度こそACTスペシャル。そこからコーナー二段目に登った惡斗だが、逆にハイキックで叩き落とした美闘は串刺しドロップキック。
 エルボー合戦を仕掛けていった美闘は、エルボーを打ち返そうとした惡斗のボディにカウンターのミドルキック。それでも惡斗はエルボーの連打を返すと、口の中を切りながらもフロントネックロックに捕らえていく。

 5分が経過し、ロープに逃れた美闘に対して、惡斗は惡トーンを投下。カウント2で返されると、今度はコーナー最上段から惡トーンを放っていくが、これをかわしてみせた美闘はブレーンバスター。続いてジャーマンを狙った美闘だが、サムソンクラッチで切り返した惡斗。
 カウント2で返した美闘は今度こそダイナミックなジャーマンで投げていく。さらに二段蹴りを叩き込んでからハイキック。一度はかわした惡斗だが、美闘は振り向き様に右のハイキックを叩き込んで3カウント。

 美闘は「スミマセン、本当に自分らしい動きが出来なかった。すごい動揺してしまった部分があって本当にスミマセンでした。でも3期生、最近口うるさく1期生のことを言うけど、1期生の意地を見せられたんじゃないかと思います」とマイクアピールすると、リングサイドから見つめていた愛川に向かって「私、今日勝ちました。8月、ここ後楽園ホールで白いベルトかけて闘ってください」と改めてワンダー・オブ・スターダムに挑戦表明。それを聞いてリングに上がった愛川は、涙ながらに美闘と握手を交わした。
 すると惡斗は倒れながらも美闘に向かって「お前なぁ〜! アタシはまだまだ食い付くぞ、この野郎! お前も愛川も、安川はこれからどんどん食い付いていくからな、バカ野郎!」と絶叫した。



★バックステージのコメント

美闘陽子
――急遽組まれた一戦だったが
「すいません。ほんとになんか自分がテンパッてしまった部分があって、ほんとに何がしたいのか自分でもちょっと内容が掴めてなくて。ほんとに急遽決まった試合なのでほんとに情けない試合をしてしまったなと。相手2試合して全然こっちが有利だったのに、自分の動きも全然出来ませんでしたし、する度にあっちに四の字コブラだったりとかそういう技をされてしまって、ほんとに自分らしい動きができなかったのは悔しいですね、ちょっと」
――次、8月に白いベルトをかけて
「ほんとに、ちょっと今日の試合はほんとに何も出来なかったので、8月、ゆずポンにしっかり治してもらって、ほんとに万全な状態で、二人共万全な状態で白いベルトをかけて闘いたいです」
――リング上では力の差は見せられたと仰っていましたが、3期生の勢いというものは感じましたか?
「そうですね、やっぱり年齢が私と同じぐらいか、ちょっと下で。1期生も十何歳が多い中で(3期生は)二十オーバーがいるので、やっぱりそう長くは出来ない……プロレス歴もそう長くはできないと思うので、今ほんとに必死だと思う部分があるので、やっぱりそこは勢いがあると思います。やっぱりそこでちょっと調子に乗ってる安川惡斗を筆頭にしてる3期生。やっぱりそこで1期生が力の差を見せつけないといけないのかなと」

安川惡斗
「負けたよ。はい、負けました! でも、これで終わりじゃないし。向こう、ハンデ付きだし、アタシがピンピンしてたらあいつもっと、いたぶってやれるからな! 美闘陽子、いい気になりやがって! いつでも喰らいついてやるBYに! 以上!!」

▼ワールド・オブ・スターダム選手権試合30分1本勝負 
 (王者)高橋奈苗(25分26秒/ワンセコンドEX→片エビ固め)松本浩代(挑戦者)
 ※初代王者が3度目の防衛に成功

 当初はダブルメインと銘打たれながらも第5試合で行われる予定だったこの一戦が、紆余曲折の末に真のメインとして第6試合で行われることに。3月の里村明衣子戦に引き続き和田京平レフェリーがこの一戦を裁く。
 ゴングと同時にお互い飛び出していき、奈苗がエルボーでロープまで押し込んでいくが、松本は奈苗を場外に追いやると、プランチャの体勢に。しかしこれはフェイント。奈苗がエプロンに戻ってきたところでエルボーで叩き落とした松本は、エプロンからプランチャ。
 奈苗もエルボーで松本をコーナーに追い詰めるとヘッドバット。そして背負い投げからグラウンドに持ち込む。

 変型のサーフボードストレッチに捕らえた奈苗だが、松本は体勢を入れ替える。再び体勢を入れ替えた奈苗はショルダータックルでぶつかっていくが、松本も倒れず逆にショルダータックル。
 奈苗も倒れず松本のエルボーをかわしてからのショルダータックルでなぎ倒していったが、松本もすぐにショルダータックルでなぎ倒すと、ヘアホイップで投げ飛ばす。ボディシザースに捕らえていった松本だが、奈苗は足を取って脱出すると足4の字固めへ。

 反転して脱出した松本はセカンドコーナーに奈苗を乗せるとコーナースプラッシュ。さらにリバーススプラッシュ式ダブルニーを落とすと、ヘッドロックに捕らえた奈苗をバックドロップで投げる。しかし奈苗はヘッドロックを離さない。なおもバックドロップで投げる松本だが、それでもヘッドロックを離さなかった奈苗はアルバトロスに移行。
 10分が経過し、ロープに逃れた松本に対して奈苗は串刺しラリアット。しかし2発目をかわした松本はサイドバスター。ミサイルキックで吹っ飛ばされてもすぐに立ち上がった奈苗はコーナー二段目からのミサイルキックを返すが、松本もすぐに起き上がってコーナーに登っていく。

 だが、場外に叩き落とした奈苗はトペを発射。リングに戻った奈苗はカナディアンバックブリーカーの体勢からヒザの上に松本を叩き付けると、冷蔵庫爆弾を投下。しかし、これをかわして自爆させた松本は東海道落とし。
 カウント2で返した奈苗だが、松本はコーナーへ。追いかけていって奈苗は最上段からの雪崩式ブレーンバスター。続けて冷蔵庫爆弾を投下するが、松本はヒザで迎撃すると逆にコーナーに登っていく。追いかけていった奈苗はヘッドバットで松本をエプロンに叩き落とす。

 だが、松本もヘッドバットを返すと、エプロンで奈苗を肩車。そのまま前方投げてコーナーの金具部分に叩き付けると、続けてリング内から雪崩式ブレーンバスター。15分が経過し、松本は必殺のひろよストーンを狙ったが、うまく着地した奈苗はニーリフトから片膝をついた松本に延髄斬り。しかし続く正調・延髄斬りを腕でブロックした松本は投げ捨てジャーマン。
 奈苗も投げ捨てジャーマンを返すが、松本はカウンターのキチンシンクからエルボー。奈苗もすぐに起き上がってショートレンジラリアットを返すが、松本は急角度のバックドロップ。奈苗は朦朧としながらもすぐに立ちあがりバックドロップを返すが、松本はもう一発急角度バックドロップ。

 カウント2で返した奈苗は再びバックドロップを返してダブルダウン状態に。立ち上がろうとしる奈苗にしがみついた松本だが、顔面をヒザで蹴り上げた奈苗は、それでもエルボーを打ってくる松本をロープに押し込んでエルボーを連打。
 ロープに飛んだ奈苗にカウンターのエルボーを叩き込んだ松本だが、奈苗もカウンターのラリアット。それでも松本はコーナースプラッシュからバックドロップ。20分が経過し、松本は首をかっ斬るポーズからついにひろよストーンを決めたが、奈苗はカウント2で返す。

 松本はパワーボムの体勢に入るが、奈苗が踏ん張るとバックスピンエルボーにチェンジ。ロープに飛んだ松本にカウンターのラリアットを叩き込んだ奈苗は、3度目のトライで冷蔵庫爆弾を決めるがカウントは2。松本も豪快なライガーボムで叩き付けるが、こちらもカウントは2。松本は奈苗をコーナーの上に乗せると、雪崩式バックドロップを狙ったが、体を捻って押し潰した奈苗はイクボムで叩き付ける。
 これをカウント1で返した松本にラリアットを叩き込んだ奈苗はナナラッカ。何とかカウント2で返した松本だが、奈苗は張り手合戦から松本のお株を奪うようなバックエルボー。さらに両手でのビンタでパッションを注入すると、思い切り振りかぶってのナックルパンチを叩き込んでからワンセコンドEXで叩き付けて3カウントを奪った。



▼エンディング

 赤いベルト3度目の防衛に成功した奈苗から松本に握手を求める。悔しさいっぱいの表情で松本が握手に応じると奈苗は「ありがとうございました、勝ちましたー! 松本、ありがとう!」。すると観客からは大「松本」コールが起こり、引き揚げようとしていた松本はこみ上げてくるものをグッと堪えながら深々と一礼。

 奈苗は「スターダムの後楽園の最後の締めは高橋奈苗が一番似合うと思います! 今日は愛川ゆず季の突然の欠場で、皆さんには期待していたカードが1本なくなって申し訳ないと思いますが、安川惡斗の頑張りとか脇澤美穂のいかれっぷりとか、そういうのが団体プロレスだと思うので、そういうのを全部ひっくるめて愛してくれたらと思います。私はこれからも勝って勝って、8月の後楽園でまた赤いベルトをかけて防衛戦をしたいと思います」と叫ぶ。

 すると、そこに世IV虎が入ってきて「ちょっと待てよ。次、その赤いベルト、うちが挑戦するから」と奈苗に向かって挑戦表明。だが、奈苗は「お前とはいつでもやってやるよ。もっともっと強くなって挑戦してこい!」と素っ気なく吐き捨てる。
 奈苗は全選手に向かってリングに上がり、“ナナエ軍団の後ろに”並ぶように指示。夕陽にもリングに上がるように指示した奈苗は「定期参戦とナナエ軍団入りを望んでいます」といきなり逸材を勧誘。そして最後に「ゴールデンウィークのスターダム大成功! また一緒に盛り上がりましょう! いくぞー! いくぞー! 今を信じて、明日に輝け! We are STARDOM!」と締め括った。

★バックステージのコメント

高橋奈苗&松本浩代
奈苗「(控え室に帰ろうとする松本に対して)松本! 何度でも挑戦してこいよ。何度でも。ずっと守ってるから」
松本「もう一回やらしてください。絶対、もう一回、もう一回イチから作り直します。まだまだ足りないのが判りました。貴女がすごいのも判りました。だからこそもう一回挑戦したいです。もっともっと強くなって、自分が勝った時に高橋奈苗よりも、そのベルトが似合うようなレスラーになれるまで、自分は、追い続けます。だから、ベルト、持っててください」
奈苗「当たり前だよ。ずっと持ってるからって、また上がってきたって私はあんたには渡さない」
松本「次は負けない。次は絶対取ります。だから待っててください」
奈苗「待ってるからナナエ軍団入ったら?そのほうがいいんじゃない? 考えな」
松本「……」
奈苗「考えな? 楽しいよ? ナナエ軍団」
松本「……絶対次勝って、ナナエ軍団、解散だからな!」
奈苗「いやいやいや」
松本「ナナエ軍団とか、名前がダセーんだよ!」
奈苗「は!?」
松本「ダセーんだよ、お前は!」
奈苗「おまえ(ビート)たけしさんに失礼だろ!」
松本「一緒にすんじゃねーよ」
奈苗「バカじゃないの?」
松本「バカじゃないの?」
奈苗「全部考えたほうがいいよ」
松本「とにかく待ってろ。待ってろよ!」
奈苗「全部、そのセンスをひっくるめて考えなさい」
松本「チクショウ(松本は控え室へ)」
奈苗「ナナエ軍団をダサいとか言うのは、ほんとたけしさんに失礼だと思う。いや、しんどかったです、めちゃくちゃ。はい。しんどかったですけど、間違いなく今、私のもとにこの赤いベルトがあるんで。それが一番大事なことで。今日は、当初は私が一番最後ではなく、Wメインとは打たれていましたがセミという位置づけにいたことが何より悔しかった。結果的に今日私が最期しめることができたけれども、その悔しさがなくなるわけはなく、そういうのもひっくるめて試合で見せて、そしてもちろん勝利というものをたぐりよせないといけないっていう色んなハードルがあった中で、なんか里村戦以上のダメージを負ったということは松本がかなり強かったっていうことだと思うんで、私は、もう、彼女をいなしてるわけでもないし、スカしてるつもりもないんですけど、選手としては力を持っていると思うんで。もっともっと、磨いて上に行って、そうやって上りつめていこうと思う姿こそが女子プロレスの良さだと思いますから。そのために私がどんどんどんどん、皆を上に引っ張りあげていけたらと思います。その過程で伝説をもっともっとつくっていきたいと思います」
――松本選手は高橋選手と渡り合える数少ないパワーファイターだと思うが、そういうダメージは残ってますか?
奈苗「正直言えば一発一発の破壊力がほんとうにでかくて、そのダメージがすごいんですけど、私がチャンピオンとして、受けて相手の良さを引き出して勝たなければならないと思っていたので。なんか、やられたっていうよりかは、私は受けに回ったって言ったらおかしいけど、やられたくないけどやられてしまったっていうのもあるんだけど、でも返そうと思えばもうちょっと圧勝できたところはあったと思います。だからその、その私が待ってしまう所が自分の弱さでもあり、でもチャンピオンとしての懐の深さだと、自分では思いたいので。そこがなんていうんですかね? 詰めの甘さはまだまだあると思うんで、松本が今日私が叩き潰したことによって、それがちょっとでも判っていれば、また女子プロレスはもっともっと面白くなると思います。ほんとにすごい。そこはうちの若い子も皆見習わなきゃいけないとこだと思います」
――世Ⅳ虎選手の挑戦表明は
奈苗「いや、あいつは前から言ってて、シングルやりたいシングルやりたいって事ある事に言ってるけれども、じゃあイキはいいと思いますけど、ココって時になんかイマイチ上り詰められないというか。私たちは同じ団体で近くにいるから不調とかもわかるし、ちゃんとこう今だっていう時が自分でつかみきれてないのがあると思うんです。前回も里村戦で終わった時に名乗り上げて世Ⅳ虎来たなと思ったんですけど、その後の対戦する期間もあんまなかったんですけどそれでもどっかで爪痕を残せれば今日あの子が勝ち取ってたかもしれないです。だけど勝ち取れてないというのが事実だから、あいつは次やりたいんだったらそれなりのものを皆に見せていかなきゃいけないと思います。でもまた私の前に向きあったならば、私は叩き潰すだけです」
――試合後リング上で色んな事があった中で団体プロレスなんだとすごく思いましたが、団体というのを大事に思ってらっしゃる?
奈苗「やっぱり私が色々と渡り歩いてきたというか、必然だったと思うんですけど流れの中でフリーになったりもしたけれども、また最終的には団体というものに辿り着いたのには、ここにはやっぱ皆で盛り上げていかなければ女子プロレスの地力というか、そういうものは上げていくことができないと。一人一人が頑張ることは大前提なので、もう改めて言うことでもなんでもないと思うんです。一人一人私が勝ちたい私が一番になりたいというものがそのスターダムという場でおきていかないと、もっと世間に届けていくことは出来ないと思うし。そしてまた誰かがこうやって試合できなくなったって時に愛川ゆず季は悔しかったと思いますけど、それでも皆でこうやってカバーすることによってお客さんが愛川ゆず季、ゆずポンを見たかった人は残念だなと思ってるかもしれないけど、それでも他の選手ができる限りのことをやって、最期拍手で終わることができたので、そういう点ではカバーしあって、シバキあって磨き合って、登っていくのが団体だと思うんで。それが私の理想でもあるし、団体力、もっともっと上げていきたいですね。まだまだまだ私もこんなもんじゃないと思うんで、伝説もっと作っていきます。ありがとうございました!」

★ロッシー小川代表総括
「こういう沢山のお客さんに来ていただいて、ゆずポンの欠場という緊急事態にお客さんの優しさに支えられたかなと思いますね。でもそこはさっき奈苗が言ったとおり、全員が一丸となってやるのがスターダムのプロレスなんで。そういう意味では成功したと思います。また最近のチケットの傾向としては、やっぱり土壇場にならないと伸びないということがありまして。今回はちょっと苦戦だったんですけど、そういう意味では最終的にはいい形になったので、ちょっと欠場とか色んなハプニングがあって、でもまたイチからまたやっていきたいと思います。奈苗もダメージ負ってますけど、大会としては成功だったと思います。あとは木村響子にしても、夕陽にしても、そういう選手がどんどんスターダムに上がってくれればまた活性化されるし、夕陽選手なんか特にレギュラー参戦を要望します」
――1・2期生と3期生の抗争というのは今後は
「抗争はとりあえず今日でひと段落。これからはユニット対抗をやってるんで、あとは個々のベルトとかがあるんで、それを争ってもらいたいかなと。世代闘争も想像以上に盛り上がったんで、一回限りで終わらそうと思ったんですけど三回まで続いたというのは盛り上がりがあったからだと思うんですよ。とにかく底上げしていきたいですね一人一人を」
――愛川選手はしばらく休ませる方向ですか?
「様子を見て。まぁ無理しても仕方ないんで。本人は試合したいと思うけど、そこは様子を見ながらです。どのくらい欠場とか、休むとかは全然判りません」
――白いベルトは次は決定戦なのか、防衛戦なのか
「(愛川は)一応返上したいと言ったんですけど、まぁ返上するのが本来のあれなんですけど、ただ一応今回は返上は取り下げ。チャンピオンが勝つまではベルトを腰に巻きたくないと言うんで、とりあえずチャンピオンなんですけど、まぁ次、美闘とやらなきゃいけないと思います。できたらここ(後楽園ホール)でやりたいですね、8月に。だからその時まではちょっと防衛戦もやりたくないなと、逆に」
――赤いベルトは次の挑戦者は今の段階では
「まだわからないです。ただ後楽園次3カ月後なので、ここでやりたいですね。サイクル的には」

 決勝ではるか悠梨が初勝利を上げ、ナナエ軍団がユニット対抗トーナメントを制す!

スターダムSeason6『grows up stars2012』
◆4月22日(日)東京・新木場1st RING(12:00)
観衆376人(超満員)

▼オープニング

 いつものようにKちゃんパンダのオープニングダンスから、セクシーな黒のファイター風衣装の風香GMが登場!
 ダンスを終えたGMは「今日は後楽園まで最後の大会ということと、軍団対抗トーナメントということで、いつも以上に弾けた大会になると思うので、皆さんも最後まで楽しんでいってください」と挨拶。 続いてGMが4・24のZERO1後楽園大会で、愛川を相手にデビュー戦を行う日高郁人の愛弟子・夕陽を呼び込む。日高コーチと共にリングに上がった夕陽は「スターダムファンの皆様初めまして、ZERO1野良犬道場の夕陽です。私はこのスターダムのトップに立っている高橋奈苗さん、夏樹☆たいようさんのコーチをされていた日高郁人さんにコーチしていただきました。だから負けるわけにはいきません!」と挨拶した。
 
 ▼15分1本勝負
○岩谷麻優(5分26秒/ドロップキック→片エビ固め)●鹿島沙希

 共にまだ2勝しかあげていない岩谷と鹿島がシングル初対決。岩谷から握手を求めていくが、鹿島は応じない。まずは腕の取り合いからお互いにアームドラッグで投げ合う。そこから鹿島がスリーパーに捕らえると、シットダウン式コブラツイストに移行。
 そのまま丸め込んだ鹿島だが、岩谷がカウント2で返すと怒濤のエルボー連打。さらに髪の毛を掴んでフェースバスターで叩き付けると、馬乗りになって荒々しくエルボーを打ち下ろす。
 立ち上がった鹿島は張り手からドロップキックをお見舞いすると、フロントネックロック。そこからフェースクラッシャーで叩き付けると、A.T.ロックに捕らえるが、岩谷はロープに脱出。ロープに飛んだ鹿島にカウンターでスリングブレイドを決めた岩谷は、ダブルリストアームを狙うが、鹿島は踏ん張る。
 ならばと張り手を見舞った岩谷だが、鹿島は串刺しドロップキックからフェースクラッシャーで叩き付けるとコーナーに登っていく。だが、岩谷はコーナー上の鹿島をダブルリストアームサルトで投げていくと、自分がコーナーに登ってダイビングクロスボディを発射。
 カウント2で返した鹿島にドロップキック2連発を叩き込むと、気合いもろともガッチリ鹿島を抑え込んで3カウント。1期生の意地で2期生の鹿島に白星で一歩先に行った。

★バックステージのコメント
岩谷麻優
「いやもう、途中で、攻められて、ほんと苦しくて、なんとかエスケープできて、で、絶対、もうなんていうか差を見せつけたかったんで、ドロップキック連発してそれで取ろうかなって考えてたんですけど、足が、ちょっとガクッっとなってしまいまして、失敗しちゃったんですけど、でも勝ちは勝ちなんで、はい。今回は差をつけることはできなかったんですけど、これからもっと差を開いていけたらなと思います」

 

▼ユニット対抗トーナメント1回戦 20分1本勝負
[ナナエ軍団]高橋奈苗&○脇澤美穂&はるか悠梨(16分4秒/オーバー・ザ・トップロープ)[川崎葛飾最強伝説+1]●夏樹☆たいよう&世Ⅳ虎&安川惡斗

 今回のユニット対抗トーナメントは勝敗はフォール、ギブアップで決まる。各ユニットのリーダー(奈苗、愛川、イオ、夏樹)に限り、オーバー・ザ・トップロープでも負けとなる。
 まずはトーナメント1回戦第1試合で高橋奈苗をリーダーに脇澤美穂、はるか悠梨のナナエ軍団と、夏樹☆たいようをリーダーに世IV虎、安川惡斗の川崎葛飾最強伝説+1が激突。

 先導した惡斗がロープを開ける中、特攻服姿のカワカツが入場。一方、お揃いのナナエ軍団パーカーで入場してきた奈苗軍団は3人揃って決めポーズ。握手を求めるナナエ軍団に対し、太々しく口に酒を含みながら近づいていった惡斗だが、口の中の酒を噴射することを読んでいったナナエ軍団は、逆に3人一斉に口に含んでいた水を惡斗に向かって噴射!

 そこから場外乱闘になる中、リング上では奈苗と世IV虎が真っ向からショルダータックル合戦。お互いに意地で倒れないでいると、夏樹が入ってきて世IV虎と連係攻撃。そこから夏樹がハンマーロックに捕らえるが、奈苗もロープに飛ばしてスリーパー。
 だが、夏樹はうまく脱出してフェイントを入れてからドロップキックをお見舞いすると、世IV虎と惡斗が入ってきて奈苗をコーナーに逆さ吊りにしていき、3人がかりで踏みつけてから3人一斉に串刺しドロップキック……かと思いきや、惡斗だけはケンカキック。

 ここで惡斗が夏樹にタッチを志願! 夏樹が応じると、カワカツが控えの脇澤とはるかを場外に追いやる。だが、リング上では奈苗が惡斗にクロスボディを浴びせ、さらにカワカツを連続ラリアットでなぎ倒す。
 続いてはるかが惡斗に串刺し式逆立ちキックからドロップキック。さらにエルボーを連打するが、惡斗も串刺しドロップキックを返す。だが、はるかはカニ挟みで倒すと、自らパッションを注入しながらマウントエルボー。

 だが、体勢を入れ替えた惡斗はボディスラムで叩き付ける。2発目を狙った惡斗だが、はるかはしがみついてスリーパーに切り返すと、腕十字に移行。何とかカワカツがカットしたが、奈苗と脇澤が入ってきて3人同時ドロップキックを狙う。だが、世IV虎が惡斗を掴んで阻止。
 すかさず惡斗がはるかをACTスペシャルで叩き付けてから、もう一度はるかを抱え上げ、コーナーに叩き付けてからのACTスペシャル。

 続いて世IV虎ははるかを相手コーナーに叩き付けて奈苗を指名。だが、脇澤が割って入ってベノムアームを狙う。これをチョークで切り返した世IV虎は、脇澤をコーナーに押し込んで夏樹と共に串刺し攻撃。さらにコーナースプラッシュからセントーンを落とすが、脇澤も世IV虎の顔面に唾を噴射。
 さらにローリングクレイドルで回していくがカウントは2。ここでタッチを受けた奈苗は串刺しラリアット。そこに脇澤とはるかも入ってきてトレイン攻撃を放っていくが、世IV虎の前に惡斗が立ちはだかって犠牲になる。その隙に世IV虎が串刺し攻撃を狙った奈苗をトップロープからエプロンまで追いやるが、はるかが奈苗のピンチを救出!

 ならばと世IV虎は奈苗にショートレンジラリアットからネックハンキングボムを狙ったが、奈苗はローキックで防御。しかし世IV虎はロープに飛ばされるのを拒否。すると奈苗は張り手をお見舞い。だが、世IV虎はブレーンバスターを狙った奈苗をボディスラムで叩き付けると、セントーン2連発。
 タッチを受けた夏樹がフロッグスプラッシュを投下するが、奈苗はヒザで迎撃。しかし夏樹はハイスピードなロープワークで奈苗を翻弄。その夏樹をキャッチしてOTRを狙った奈苗だが、惡斗がうまくフォローし、夏樹はエプロンから奈苗に回転エビ固め。

 さらに雪崩式アームドラッグで投げると、世IV虎のセントーンから惡斗のローリングセントーン。さらに夏樹がダイビング・ギロチンドロップを投下してからイグチボムの体勢で担ぎ上げてからOTRを狙ったが、背後からはるかが変型の逆落としで投げて奈苗を救出。
 冷蔵庫爆弾を投下した奈苗は脇澤にタッチ。ミサイルキックを発射した脇澤だが、夏樹もカウント2で返す。フィッシャーマンズ・スープレックスを狙った脇澤だが、夏樹は踏ん張るとコーナーに飛び乗ろうとするが転落!

 それでも夏樹は何とかフットスタンプを落としていくが、ここで惡斗がコーナーに登ってタッチを要求。夏樹とファンタスティックフリップを狙うが、奈苗が入ってきて逆に惡斗を夏樹にファンタスティックフリップで叩き付ける。さらに脇澤が夏樹にフィッシャーマンバスター。
 夏樹は三角跳びを狙うが、脇澤が惡斗をロープに叩き付けて夏樹を転落させようとする。何とか踏ん張り、脇澤に飛び付いていった夏樹だが、脇澤はそのまま夏樹を抱え上げてOTRを狙う。だが、世IV虎が入ってきて夏樹を救出し、逆に合体式デュランダル。

 だが、脇澤は夏樹に投げ捨てジャーマン。夏樹もたいようちゃん☆ボムを狙うが、脇澤はロープ際まで押し込んでいってOTRを狙う。夏樹はロープを掴んで必死に踏ん張るが、奈苗が脇澤を救出すると、脇澤がベノムアームで脇澤を場外に叩き落としOTRでナナエ軍団が1回戦を突破した。

★バックステージのコメント
夏樹「あのベノムアームふざけんじゃねーよ」
世Ⅳ虎「まさかあんなクソに負けると思わなかったほんとにもう。惡斗さー、おまえさー、コーナー乗り間違えたでしょ?」
夏樹「誰の上に降ってきたと思ってるの?ね?」
惡斗「すいません」
世Ⅳ虎「ホント信じらんない。いやー想定外です。うちらも会場のお客さんも皆そうだと思うけど、自分自身も」
惡斗「すいませんでした」
夏樹「なによりもほんとあのベノムに負けたのが」
世Ⅳ虎「ほんとあの気持ち悪いのに負けたなんて。もう一人もなんなのかしらないけど。いやもうこれは借りつくっちまったかな。この借りはきっちり返さないと、うちらもこのままじゃいられない」
夏樹「あのベノムアームを剥ぎとってやりますよ」

 

▼ユニット対抗トーナメント1回戦 20分1本勝負
[全力女子]愛川ゆず季&美闘陽子&●宝城カイリ(13分30秒/トラースキック→片エビ固め)[PLANET]紫雷イオ&星輝ありさ&○翔月なつみ

 ユニット対抗トーナメント1回戦第2試合は愛川ゆず季をリーダーに美闘陽子、宝城カイリの全力女子と紫雷イオをリーダーに星輝ありさ、翔月なつみのPLANETが激突。見事なダンスを披露したPLANETに対し、宝城は宝箱から象のぬいぐるみを取り出して観客にプレゼント。

 両チーム握手を交わすが、イオは愛川との握手だけは拒否。宝城と翔月の三期生対決で試合開始。ハンマーロックに捕らえた翔月だが、エルボーからバックを取った宝城。だが、後方のコーナーに押し込んで脱出した翔月はクロスフェースに捕らえる。
 宝城も串刺しドロップキック3連発を返すと、「全力で行くぞー!」と叫ぶ。そこにBY砲が入ってきてダブルの正拳突きをお見舞いすると、3人で「全力女子!」と叫びながら決めポーズ。

 さらに美闘がサッカーボールキックを蹴っていくが、背後から星輝が蹴っていくと、タッチを受けたイオがドロップキックから変型足4の字固め。そこに星輝と翔月が入ってきてPLANETはトレイン攻撃。さらに今度はPLANETの3人が「We are PLANET!」と決めポーズ。
 ハーフダウンの美闘の顔面にフットスタンプを落としたイオが星輝にタッチすると、星輝はローを連打。だが、美闘も重たいローで対抗。お互いに相手のハイキックをブロックすると、美闘がカウンターのトラースキックから串刺しジャンピングニー。

 だが、星輝もカウンターのミドルキックを返すと、フロントキック。美闘はバイシクルキックを返すと、愛川が入ってきてダブルのカカト落とし。タッチを受けた愛川は串刺しドロップキックからもう一発串刺し攻撃を狙うが、サイドキックで迎撃した星輝は串刺しランニングロー。
 続いてイオがスペース・ローリング・エルボーからのフェースクラッシャー。愛川のミドルキックはブロックしたイオだが、愛川はソバットからパイパイアタックを狙う。だが、ヘッドシザースで捕まえたイオは、そのままOTRを狙う。

 両者もつれ合うようにエプロンに転落すると、イオはアッパー掌底。しかし愛川も高木三四郎直伝のゆずポンスタナーを返す。さらに星輝のフォローからイオはスワンダイブで飛んでいくが、愛川はYKイエロー(ハイキック)で迎撃。
 しかしイオはチンクラッシャーから串刺しダブルニーを返すとムーンサルトプレスを投下。カウント2で返した愛川だが、イオはバズソーキック。これをキャッチした愛川はYKブルー(後ろ回し蹴り)。

 ダブルダウン状態から先に立ち上がった愛川がイオにYKレッド(カカト落とし)。そしてタッチを受けた宝城がイオにイカリを決めるが、翔月がカットに入る。担ぎ上げようとする宝城をニーリフトで蹴り上げたイオが、ダブルアーム式フェースバスター。続いて翔月がニードロップを落としていくがカウントは2。
 10分を経過し、翔月はコーナー二段目に登っていくが、美闘が入ってきてバイシクルキック。だが、背後から星輝がハイキックを叩き込む。それでも美闘は翔月をブレーンバスターで投げ、そこに宝城がダイビング・エルボードロップを投下。

 宝城は翔月にイカリを狙うが、翔月はサムソンクラッチで丸め込むと、続けて首固めやスクールボーイと連続で丸め込む。だが、カウント2で返した宝城はエルボーでなぎ倒す。そこにイオが入ってきてドロップキック。するとイオと翔月をダブルアーム式フェースバスターの体勢で担ぎ上げてから星輝がダイブする激熱!!を決める!
 そこから星輝が1399を叩き込むと、翔月がダイビング・ダブルニードロップ。これもカウント2で返した宝城だが、翔月はトラースキックを宝城に叩き込んで3カウント。PLANETが1回戦を突破し、決勝で奈苗軍団と激突することが決まった。

★バックステージのコメント
愛川「いやユニット対抗戦なのにほんともう、スタートからこういう結果で。もっかい全力女子、考えなおさないと。考えなおさないといけないなと改めて思いました。まだまだ新人選手が揃ったユニットなんですけど、それにしても出来なさ過ぎて負けてしまって結果も出せないので、一度、話し合いたいなと、この結果を重く受け止めたいなと思いました」
宝城「えっと、なかなかこのトーナメントまでに、ゆず季さんも美闘さんもそれぞれやるお仕事とか、しかたのないことでなかなか三人で一緒に練習をする時間がなくて。それでこういう結果になってしまったので、これからもっと私がもう足を引っ張ってしまったので、自分をもっと高めつつも、3人で連携とかの練習をこれからしていけたらなと思います」
美闘「ほんとに一人のせいとかじゃなくてやっぱりなんか全力女子全員の役割が今ちゃんとできてないなと思ってるので、やっぱりそこはほんとに見つめなおさなきゃいけない部分でもありますし、やっぱりそこがちゃんとなったらほんとに全力女子が軍団No.1だと思ってるので、ほんとに1から考えなおさなきゃいけないなと思いました」



▼KちゃんパンダSPインタビュー

 休憩明け、Kちゃんパンダと風香GMが登場してスペシャルパンダインタビューへ。この日のゲストはあずみwith宝城カイリ。宝城があずみをおんぶして登場すると、Kちゃんパンダが早速「どんなレスラーになりたいか」と質問。

 あずみがモジモジしていると、横の宝城が「宝城カイリみたいな力強い選手になりたいと言っています」と勝手に通訳。忍者風コスチュームを着たいらしいあずみが「あずみはいつ試合が出来るんですか?」と風香GMに逆質問。GMは「いまちょっとバタバタしてるので、小川さんと相談して」と濁す。

 すると本部席の小川代表が突如ゴングを鳴らし、あずみが風香に向かっていく。元レスラーの本能からかハンマーロックで切り返した風香は、さらにヘッドロックに捕らえてグラウンドへ。ブーツまで脱いで素足になり、本気モードの風香は逆エビ固めを狙う。
 あずみは体重の軽さを理由してステップオーバーを許さない。すると正拳突きからのエルボーであずみも反撃。宝城のアシストを受けてヘアホイップで風香を投げたあずみは、「もういい!」と訴える風香をコーナーに叩き付けると、宝城の串刺しエルボーに続いて、あずみも串刺しドロップキック。

 さらに「皆さん、カメラの準備はいいですか?」と叫んでから風香をブレーンバスターで投げ飛ばすと、宝城が“悪徳レフェリー”となって高速カウントで3つ叩いた。“プレデビュー戦”を終えたあずみは「一生懸命がんばりました!」と言って、最後に風香先生とガッチリ握手を交わした。

▼20分1本勝負
○松本浩代(8分18秒/ひろよストーン→片エビ固め)●須佐えり

 「ナナエ軍団、お願いします!」と言って握手を求めた須佐。観客にも「ナナエ軍団」コールを煽った須佐だが、松本が突き飛ばして拒否すると、須佐はいきなりカサドーラで丸め込む。カウント2で返した松本はバックドロップを狙うが、うまく逃れた須佐は飛び付いていってDDT。
 さらにエルボーを連打していくが、ロープに振った松本は旋回式サイドバスターで叩き付けると、ヘッドロックに捕らえていく。さらにリバースバイパーホールド、キャメルクラッチと次々に移行していく松本。

 キャメルクラッチを決めながら鼻フックをお見舞いした松本は「一発行くぞ!」と叫ぶと高さと重さのあるドロップキック。さらにコーナーに須佐を叩き付けてから踏みつける。「お前、ナナエ軍団辞めろよ」と言いながら須佐をロープに押し込んでいった奈苗は、顔面にフロントキック。
 パッションを爆発させながら立ち上がった須佐は、串刺しドロップキックを返すが、松本はショルダータックルでなぎ倒す。それでもエルボー合戦を仕掛けていった須佐だが、松本は重たいエルボー一発でなぎ倒す。

 須佐はDDTからロープに飛ぶが、はじき飛ばした松本はミサイルキックからコーナースプラッシュ。これをかわした須佐は、松本の蹴り足をロープに引っかけると、DDTで叩き付ける。そしてコーナーに登ってスイングDDTを狙うが、松本はコーナーの上に登っていく。先にマットに着地した須佐を何とパワーボムで松本を叩き付けると、飛び付いてのスイングDDTからロシアンフックを叩き込む。
 松本を引き起こした須佐だが、松本は尻横須賀で叩き付けると、ロープに飛んだ須佐にカウンターのバックエルボー。

 須佐もカウンターで首固めを決めるがカウントは2。ならばと首固めを連発した須佐だが、カウント3は奪えない。「終わりだー!」と叫んだ松本はひろよストーンを狙ったが、須佐はこれも落とされる瞬間に丸め込む。
 だが、カウント2で返した松本はロープに飛んだ須佐を追走しての体当たりからリバーススプラッシュ。さらに首をかっ斬るポーズから今度こそひろよストーンを決めて3カウント。

▼ユニット対抗トーナメント決勝戦 30分1本勝負
[ナナエ軍団]高橋奈苗&脇澤美穂&○はるか悠梨(16分48秒/腕ひしぎ逆十字固め)[PLANET]紫雷イオ&星輝ありさ&●翔月なつみ
※ナナエ軍団の優勝

 スターダム内のユニットナンバー1を決める1DAYトーナメント、ユニット対抗トーナメントの決勝はナナエ軍団vs.PLANETというカードに。
 元気いっぱい笑顔でアピールするナナエ軍団に対し、PLANETは円陣を組んで気合いを入れた。

 握手をする際もイオにベノムアームを執拗にアピールする脇澤。すると脇澤は「イオ、出てこい! 私がお前を落とす」と挑発。だが、イオは無視して星輝が先発で出て行く。フロントキックでなぎ倒した星輝だが、エルボーでロープ際に押し込んだ脇澤はベノムアームでアイアンクロー。
 星輝もローキックを返すが、脇澤がドロップキックを叩き込むと、奈苗がフロントブレーンバスターではるかを星輝に叩き付け、さらに3人での“ミホカヨポーズ”を決めようとしたが、イオが入ってきて阻止。

 すかさず翔月が串刺しドロップキックを脇澤に叩き込むと、イオが入ってきて踏みつける。そこからイオは脇澤のベノムアームを集中攻撃。「イッテー!」と意外とやられ弱いベノムアーム。イオはその場飛びムーンサルトを落とすと、星輝と翔月が入ってきてPLANETは連係攻撃。
 だが、PLANETの決めポーズはナナエ軍団が阻止。星輝はベノムアームに噛みつくと腕固めに捕らえていく。さらに逆立ち式ニードロップを落とすと、すると脇澤は左のベノムアームをアピール。

 思わず呆気にとられた星輝の顔面に唾を噴射した脇澤は奈苗にタッチ。ラリアットでPLANETを蹴散らした奈苗は星輝にバックドロップ。星輝もボディブローの連打から張り手、飛び蹴りと返すと、3人がかりでOTRを狙うが、奈苗は翔月とイオを蹴散らす。
 しかし星輝はハイキックを奈苗にお見舞い。奈苗も延髄蹴りを返すとコーナーに登っていくが、星輝が蹴りでエプロンまで叩き落とす。しかし奈苗は星輝の足にしがみついてOTRを逃れてリングに戻る。

 カウンターのラリアットを叩き込んだ奈苗だが、カウント2でイオがカット。タッチを受けたイオは側転→バック転からのドロップキック。さらに串刺し式ダブルニーからその場飛びムーンサルトを狙ったが、奈苗はバックを取って阻止すると張り手からバックドロップ。
 イオを肩口に担ぎ上げた奈苗はOTRを狙うが、翔月と星輝がイオを救出。しかし奈苗はコーナーの上のイオを雪崩式ブレーンバスターで投げると、コーナー二段目からダイビング・ボディプレス。続けて脇澤が最上段からダイビング・ボディプレスを投下。

 続けて脇澤はミサイルキックを発射。しかし串刺し攻撃をかわしたイオは張り手をお見舞い。串刺しダブルニーを放っていくが、キャッチした脇澤はトップロープに逆さ吊りにして背後からドロップキックを狙ったが、星輝が身を挺してカット。逆にイオはスワン亜大部を狙うが、背後から奈苗が阻止。脇澤はベノムアームで落とそうとするが、逆に脇澤が場外に転落!
 10分が経過してリングに戻った脇澤はジャーマンで投げると、続けてフィッシャーマンズ・スープレックスを狙う。これを踏ん張ったイオは張り手を狙ったが、脇澤はワキ固めで切り返す。

 辛くもロープに逃れたイオは、ウラカンで丸め込むがカウントは2。タッチを受けた翔月がカサドーラからのキドクラッチ。カウント2で返した脇澤はFクラッシュを狙うが、翔月は脱出。ここで脇澤ははるかにタッチ。エルボーを連打した翔月は宍・龍華翔。
 しかしはるかも蹴り足をキャッチしてからボディスラムで叩き付けると、ミノルスペシャルを決めていく。これをカットされると、翔月はボディスラムからランニングミドル。だが、気合いで立ち上がったはるかは張り手を叩き込む。

 そのはるかをイオが捕まえて、PLANETは激熱!!を狙うが、奈苗がカットに入り、脇澤と2人で翔月にダブルのビッグブーツ。するとダウンした翔月にコーナーに登った奈苗がはるを雪崩式のフロントブレーンバスターで叩き付ける。
 はるかはマックを狙うが、イオが入ってきて翔月との合体ドライバーで叩き付ける。さらに星輝が1399、イオが619を叩き込むと、翔月がトラースキック。カウント2で奈苗がカットしたが、翔月はコーナー二段目からダイビング・ダブルニードロップ。

 これをはるかがかわすと奈苗が翔月を捕まえていく。そこから奈苗はトペを発射。その間にはるかは変型逆落としからの変型ラ・マヒストラルでカウント2まで追い込む。さらにマックを決めるが、これもカウントは2。ならばと一番自信を持っている技である腕ひしぎ逆十字固めを決めていく。奈苗と脇澤がイオと星輝のカットを防いでいたため、翔月はギブアップ! はるかは念願の初勝利をこの大一番でやってのけた!



▼エンディング

 優勝を喜び合うナナエ軍団。マイクを持った奈苗は「ナナエ軍団、宣言通り優勝したぞー! 脇澤のベノムアーム、はるか悠梨のパッション、えりの応援、これがあってナナエ軍団が制することが出来ました。はるか悠梨の自力初勝利、本当におめでとう! これで後楽園に向けて弾みがついたんですけど、ナナエ軍団だけが勢いがあってもしょうがないので、一致団結して頑張っていかないといけないので、抱負を言ってもらおうと思います。みんなリングに上がって」と呼び込み、1人ずつ後楽園大会に向けて抱負を語ることに。

須佐「後楽園で6人タッグに出場します。三期生と対抗戦なので、いま練習しているパンチで全員を倒します」
はるか「初勝利は嬉しいです。この勢いで後楽園にも勝ってスターダムは三期生中心でいきます! パッションで行くぞー!」
脇澤「ベノムアーム! 後楽園ホールのタッグパートナーが決まりました。面識はないんですけど、スターダムに出たいと売り込みがあったので、この人です! ベノムパーマ!」と言って木村響子の写真をアピールした。
奈苗「私さ、木村響子嫌いなんだけど。まぁいいや。イカれた者同士、そこは気合いでカワカツ倒してよ。松本! 覚悟は出来ているのか?」
松本「当たり前だろ!」
奈苗「確かに当たり前ですね……私は3月の里村戦以上の闘いをして、コイツに勝ちたいと思います!」
松本「ようやくこの時が来たぞー! 1年以上前から言い続けてきた高橋奈苗とのシングルマッチの時が来ました。高橋奈苗を倒して、赤いベルトを獲って、ナナエ軍団解散だぞ!」
イオ「いよいよ後楽園大会が迫ってきました。私のカードはまだ未定とのことなんですけど、きっと素晴らしい対戦相手を用意してくれると思います。どんな相手でも私が後楽園ホールを魅了します!」
星輝「今日負けてしまってすごく悔しくて(涙)……何か分からないけど涙が……安川惡斗、次、絶対に私のブラジリアンキックで沈めるから」
岩谷「スターダム世代闘争2連敗していて、同期の足を引っ張っているので、次こそ絶対に勝って雑魚発言を撤回させます!」
翔月「今日は同期のはるか悠梨に負けてしまってとても悔しいです。もう次、ありささんや麻優さんとはライバルになるんですけど、三期生一丸となって先輩たちを倒しにいきます」
惡斗「カワカツプラ……おーい、置いておいて、お前(=星輝)にお子様ランチ奢ってやるよ! 意味分からねぇ!」
世IV虎「(惡斗は)もう他人だから。後楽園、脇澤のパートナーが木村響子、そいつの試合何回も見たことあるの。いま、この新木場は世IV虎様が制覇していると思って理宇。お前にもそいつにも世IV虎様の時代だってことを分からせてやる。本気で勝負しろよ!」
夏樹「木村響子とは因縁があるので、まさかスターダムで闘うとは思わなかったけど、変なヘアスタイル同士でいいんじゃないですか? 惡斗、行くぞ!」
惡斗「お願いします!」
宝城「同期に1人変なのがいて心配ですけど、後楽園では私が舵を取ります」
鹿島「ホールで三期生にいい顔はさせない。自分がフォールを取って勝ちます」

 そして美闘の番になると、「後楽園、私カード決まってないんですけど、やりたい人がいるので……ゆずポン、私とシングルマッチでやってください! 白いベルト賭けてください!」とパートナーである愛川にワンダー・オブ・スターダム王座を賭けての一騎打ちを申し込む。

 それを受けて愛川は「今日はトーナメントにも負けてしまい、全力女子を1から見直すいい機会になりました。美闘陽子選手と闘ってもっと大きなものが見えてくると思います。白いベルトを賭けてやりましょう!」と、その場で美闘とのBY対決を承諾した。

 そのやり取りを見ていた奈苗は「BY解散か? いいね! やれやれ!」とけしかえる。そして奈苗は「今日の勝者は誰ですか? はるか悠梨が最後締めてください!」といってマイクを渡すと、最後ははるかが「私の初勝利を後楽園につなげたいと思います! パッションで行くぞー! いまを信じて、明日に輝け、We are スターダム!」と音頭を取って大会を締めた。

★バックステージのコメント
奈苗「ありがとうございましたやったー!」
全員「やったー!!」
奈苗「いやスターダムの中で一番のユニットがナナエ軍団という力をしめしましたよ!やったー!」
脇澤「ほんとによかったゆうちゃん」
奈苗「ゆうちゃんが自力初勝利してくれたおかげで今日の決勝の勝利、ほんとでっかい!」
はるか「これもほんとに奈苗軍団の団結力のおかげだと思います」
奈苗「団結力だよね!大事なのはパッション、団結力!」
脇澤「一番団結力があるのは奈苗軍団です!」
全員「いえーい!」
奈苗「ベノム!」
脇澤「ベノムアーム」
奈苗「最期ね」
脇澤「右腕がちょっと痛くて」
はるか「噛まれてましたからね」
奈苗「一回戦から酷使したからね」
脇澤「ちょっとやられました。奈苗さんのおかげです。最強になりました。でもこれで終わりじゃないです私たちは」
奈苗「終わりじゃない。こっからどんどんどんどん、個人でも力をつけてね、頑張って行きたいなと思いますけど。ゆうちゃんは後楽園で3期生対1期生ということで。えりとね、敵になっちゃうから」
はるか「でもこの初勝利を後楽園まで繋げて」
奈苗「ね、勝てるよ!」
はるか「絶対に勝ちたいです。また勝利狙っていきます」
奈苗「では脇澤さんも」
脇澤「私は後楽園ホール、木村響子選手と組むことになりました。川葛に、今日はベノムアームで勝ったんで、後楽園も、ベノムアームで落としても勝てないんですけども、フォールを狙って頑張って」
奈苗「ルールをかえてもらえば?」
脇澤「そっか。ルールを変えて、小川さんにちょっと交渉して、私の好きなオーバー・ザ・トップロープで」
奈苗「オーバー・ザ・トップロープの鬼だよね」
脇澤「オーバー・ザ・トップロープの鬼として、私はルールを変えてもらって、夏樹、世Ⅳ虎を倒したいと思います!ベノムアーム」
奈苗「私は、リング上でも言いましたけど、松本浩代とのタイトルマッチは里村戦以上のものを残してですね、奈苗伝説をどんどんどんどん積み上げていきたいなと思います。パッション」
全員「パッション!イエーイ!!」

 スターダム四国初上陸!ゆずポンが凱旋試合を白星で飾る

スターダムSeason6『grows up stars2012』
◆4月7日(土)香川・高松シンボルタワー展示場(18:00)
観衆320人(満員)

▼選手入場式

 風香GMが挨拶。「本日はスターダム高松大会にご来場ありがとうございます。スターダムは旗揚げして1年3カ月、初めて四国の地を踏むことができました。四国でプロレスに携われるのは初めてなので、私も試合をしたかったなって思いましたが、私の思いは選手が受け継いで熱い試合をしてくれると思うので、最後まで楽しんでいってください」。

 続いてスターダム全選手がリングに上がり、愛川がマイク。「高松のみなさん、こんにちわ。愛川ゆず季、ゆずポンです。初めての四国での試合になります。私はグラビアアイドルでデビューし、プロレスでデビューしました。初めて四国で試合するのでドキドキしています。応援よろしくお願いします」。

▼15分1本勝負
 世IV虎(8分32秒/セントーン→ヤンキー座り固め)はるか悠梨

 世IV虎は3期生と初対戦。「何でうちが第1試合なんだ」と試合前から機嫌が悪い。対するはるかは「体格差があるので、切り返して関節を狙っていきたい」と金星を狙っている。

 はるかがゴングと同時にエルボー連打で向かっていくも、世IV虎はびくともしない。マウントエルボー、パッションアピールからの張り手も世IV虎にダメージを与えることはできず、ラフな攻めで形勢逆転。はるかの劣勢が続く。鎌固め、腕ひしぎ逆十字固め、腕固め、三角絞め、ドロップキック、マック、腕ひしぎ逆十字固めで反撃したはるかだったが、コルバタを風車式背骨折りに切り返され、逆エビ固めに捕まる。腰へのセントーン、顔面蹴り、セントーンで力尽きた。

▼大日本プロレス提供試合20分1本勝負
 アミーゴ鈴木(8分10秒/横入り式エビ固め)石川晋也

 スターダムのリングに大日本選手が初参戦。力のこもったロックアップ、リストの取りあいと静かな攻防で始まる。打点の高いドロップキックで先制した石川だったが、ロープに走ったところで足元をすくわれ、カバージョにつかまる。それでもコーナーに上ったアミーゴをアームドラッグで投げ捨て、ノーザンライトスープレックスと攻め立てた。しかし、ドロップキックはすかされてしまい、ジャックナイフ式エビ固めでフォールされる。さらにラ・マヒストラルで丸め込まれるとキックアウトしたが、そのままロックを外さずに回転して押さえ込まれると返すことができず、3カウントを聞いた。

▼20分1本勝負
 脇澤美穂(9分16秒/フィッシャーマンバスター→体固め)鹿島沙希

 10年ぶりの四国でやる気の漲る脇澤はゴングと同時に襲いかかるも、勢いよく攻めすぎて鹿島にかわされ反撃を許す。それでもキャメルクラッチを決めた脇澤が髪の毛を引っ張りながら、なぜか「ノーヘアー!」とレフェリーにアピール。さらに鼻フックで鹿島を痛めつけた。鹿島は変形コブラツイストに捕まえて鼻フックのお返し。フロントネックロックで絞めあげる。脇澤は鹿島の腹の肉を掴んで流れを変えると、逆エビ固めで追い込むも、エルボー合戦はほぼ互角。脇澤がツバ攻撃で鹿島を怯ませたが、フェースクラッシャー連発から変形ソル・ナシエンテに捕まる。さらにクリストで絞めあげられたが、ジャーマン、ダイビング・ボディープレス、フィッシャーマンバスターと畳みかけた脇澤がフォール。シングル初対決を制した。

▼ユニット対抗戦20分1本勝負
 ○夏樹☆たいよう&安川惡斗(15分50秒/ムーンサルト・プレス→片エビ固め)高橋奈苗&●須佐えり

 試合前の握手で惡斗が口に含んだ酒を奈苗に吹きかける。試合が始まると須佐が惡斗にドロップキック連発からマウントパンチ。奈苗とのダブル攻撃を決め「奈苗軍団!」とポーズを決めた。夏樹が助けに入り、お返しのダブル攻撃。世IV虎も加わり、須佐をロープにはりつけ踏みつけた。序盤から混戦となったが、奈苗と夏樹が向かい合うと2人の世界に。他の選手の入る隙を与えない攻防を見せた。グラウンドで夏樹の腹部にナックルを落とした奈苗が夏樹をブレーンバスターで投げ捨てた。

 惡斗が須佐にACTスペシャル。惡トーンは奈苗に阻止され、須佐がハーフハッチで投げる。奈苗がお返しの水噴射から串刺しラリアット。コーナーに逆さ吊りにし、須佐と串刺し攻撃を見舞った。劣勢となった惡斗を夏樹が助けに入る。奈苗に合体攻撃を阻止されるも、夏樹がドロップキックで倒し、惡斗の背中に飛び乗って奈苗にプレス。惡斗がフロントネックロックで絞めあげた。

 夏樹がハイスピードの動きで奈苗を翻弄。奈苗が捕まえてアルバトロスで絞めあげる。雪崩式ブレーンバスターは夏樹がパワーボムに切り返そうとしたが、須佐がドロップキックでカット。奈苗が冷蔵庫爆弾を投下した。

 夏樹がトリプル☆たいようちゃんラ・マヒストラル、串刺しドロップキックで須佐を追い込む。惡斗がコーナーに上って「私を使ってくださ~い!」と合体攻撃を求めたが、奈苗っが邪魔に入る。奈苗がバックドロップを放った夏樹に、須佐がスイング式首固めを狙うもすっぽ抜けてしまい失敗。何とかDDTで逆転を狙うも失敗が続いてしまう。須佐が夏樹のソバット、ジャーマンを食らい、奈苗は場外に落とされる。孤立した須佐が夏樹のムーンサルトプレスで沈み、川崎葛飾最強伝説プラスワンが奈苗軍団を下した。

▼ユニット対抗戦30分1本勝負
 ○愛川ゆず季&美闘陽子&宝城カイリ(14分54秒/ゆずポンキック・ブルー→片エビ固め)紫雷イオ&●岩谷麻優&翔月なつみ

 愛川が地元四国に凱旋。先発でいきなりイオと対戦すると、蹴りで威嚇し、ロックアップでも譲らない攻防を見せる。リストを固めてローキックを放った愛川がコーナー下に座らせたイオの胸元へローキックを連発。先制攻撃に成功した愛川が客席に向かってアピールを決めた。

 タッチをかわした美闘が串刺しでドロップキック、二段蹴りを浴びせるも、トップロープを使ったオーバーヘッドキックで反撃を許し、PLANETのトレイン攻撃を浴びる。イオ&岩谷のダブルフライングチョップ、ダブルギロチンドロップを浴びると、翔月も加わったPLANET3人にポーズを決められたが、全力女子も翔月を捕まえて負けじと3人で「全力女子!」とアピールポーズを決めた。

 宝城がローンバトルを強いられ劣勢となるも、イオにスピアーを決めて愛川にチェンジ。すかさず岩谷、翔月が入ってきたが、愛川は2人をキックで蹴散らし、イオにはゆずポンスタナー、パイパイアタックを決めて反撃の隙を与えない。再びタッチをかわした宝城もスリーパー、ダイヤル固めでイオに反撃したが、スペースローリングヒップアタック、フェースクラッシャー、ミサイルキックと立て続けに浴びて、またも劣勢。

 美闘が蹴り足を岩谷にキャッチされドラゴンスクリューを食らう。フライングネックブリーカー、アームロックと攻め込まれたが、愛川のアシストからダブルのミドルキック&ゆずポンキック・レッドを決め、顔面へのトラースキック、ブレーンバスターを岩谷に見舞う。さらに愛川がフィッシャーマンズスープレックスを決めると、イオのスワンダイブ式ミサイルキック、619に邪魔され、翔月のトラースキック、3人がかりのフェースバスター、岩谷のダブルリストアームサルトと反撃を許してしまった。愛川はコーナーに上った岩谷を捕まえてスタナー、さらにゆずポンキックのイエロー、ブルー、レッドと乱れ打ち。美闘がイオ&岩谷をまとめてブレーンバスターで投げ、BY砲が合体ゆずポンキック・レッドを決めると、最後は愛川が渾身のゆずポンキック・ブルーをたたき込んで岩谷を沈め、愛川が地元がい旋試合を勝利で飾った。

 愛川がマイク。「勝ちましたー! 応援ありがとうございました。私たち3人、全力女子、ここ高松で勝利を飾ることができて、みなさんの応援も本当にありがとうございました。明日はいよいよ愛媛県新居浜市、私の地元で『ゆずポン祭6』が開催されます。私がプロレスラーになって、グラレスラーとして2011年女子プロレス大賞を獲って、そして2冠王者で帰ってこられたことは本当に嬉しく思います。明日も一生懸命頑張りますので、もしよかったら愛媛の方も応援よろしくお願いします。今日はありがとうございました」。最後はスターダム選手がリングに上がり「今を信じて、明日に輝け! We are STARDOM!」で愛川が初の高松大会を締め括った。

★バックステージのコメント

 愛川「生まれ育った四国で初めて試合をして、勝てたのはすごく嬉しいです。応援してくれた方の声援が力になったと思います。まだまだ私たちは力が足りない、勉強しなきゃなっていう部分が多かったんですけど、勝てて嬉しく思います」
 美闘「初の2連戦の1試合目で、連係とかグダグダになってしまったけど、ゆずポンの地元四国で勝ててよかったです。明日につなげる試合ができたと思います」
 宝城「途中、私ばかりが攻められる場面があったんですけど、ゆず季さんの地元で足手まといになりたくないって思いで、肩を上げ続けていました。ゆず季さんのキックで勝てて嬉しいです」
 愛川「この勢いで明日も勝ちたいと思います。ありがとうございました」

 奈苗軍団が混戦制しタッグ王座挑戦を宣言!対抗戦は1・2期生がリベンジ

スターダムSeason6『grows up stars2012』
◆4月1日(日)東京・新木場1st RING(12:00)
観衆365人(満員)

▼オープニング

 Season6開幕戦ということで、Kちゃんパンダの2人も新しい衣装で登場し、オープニングの曲とダンスも一新。風香GMも新しい衣装で登場したがしゃがれ声で挨拶。「指導で叫びすぎて、風邪と合わせてこんな声になってしまいました」と理由を説明し、この日は味方冬樹リングアナが急きょリングアナを務めることになった。

▼世代闘争シングル4番勝負第2弾15分1本勝負
 須佐えり(7分28秒/右フック→片エビ固め)翔月なつみ

 手四つの力比べを要求した須佐だが、翔月が応じようとすると逆に手をあげてすかしていく。これに怒った翔月はローキックからハンマーロック。グラウンドに持ち込んだが、素早くバックマウントを取った須佐がパンチを落としていくと、そこからサーフボードストレッチに捕らえる。

 足をロープに伸ばして脱出した翔月がエルボーを打っていくと、須佐もエルボーで応戦。打ち勝ったのは須佐だが、翔月はドロップキック2連発から卍固めへ。リング中央でガッチリ決まったが、ロープエスケープを許した。翔月のロープに飛び乗ってからのニードロップをかわした須佐はドロップキックを連発。串刺しドロップキックから翔月を踏みつける。DDT3連発、マウントパンチを振り下ろしフロントネックロックに捕らえたが、ショートレンジラリアットで逃れた翔月が「お返しだ!」とマウントを取ってパンチを落としていった。

 翔月がロープに飛び乗ってニードロップ。ボディースラムで叩き付け、コーナー2段目からのダイビング・ニードロップ。これをかわした須佐はランニングエルボーでなぎ倒すと再びDDTの体勢に。これを翔月が踏ん張ると、須佐はスロイダーにチェンジ。そこからアンクルホールドに捕らえ、アンクルを極めたまま逆片エビ固めへ。かなり背中を反らし、ガッチリ決まったが、翔月はどうにかロープに脱出。須佐は間髪入れずダブルアーム・スープレックスで投げ、ロシアンフックを放っていく。これをかわしてキドクラッチで丸め込んだ翔月だったが、須佐がロシアンフックを叩き込み3カウントを奪った。

▼世代闘争シングル4番勝負第2弾15分1本勝負
 鹿島沙希(8分7秒/ダブルアーム・スープレックス・ホールド)はるか悠梨

 はるかは奈苗軍団パーカーを着て入場。まずロックアップを狙ったはるかに対し、バックに回った鹿島は腕を取って捻り上げる。トリッキーな動きから切り返していったはるかだが、鹿島は下から首を取って捻り上げヘッドロック。グラウンドに持ち込み、シットダウン・コブラツイストで絞め上げた鹿島は、エビ固めで丸め込むがカウントは2。

 串刺しドロップキックからボディースラムで叩き付けていった鹿島だが、2発目ははるかがミノルスペシャルで切り返す。さらに腕固めに移行したはるかだが、エビ固めに丸め込んだ鹿島が足を取ってアンクルホールドへ。悲鳴をあげながらもロープに逃れたはるかは、鹿島のドロップキックをかわしてストンピング。立ち上がった鹿島がエルボーを打っていくと、はるかも力強いエルボーを返していった。

 はるかは鹿島をロープに張り付け、自らの頬を叩いてパッションアピール。チョップを連打していく。さらにボディースラム3連発からロープに飛ぶが、ガットショットで迎撃した鹿島がフェースクラッシャー。さらに下から変形の三角絞めを狙うも、はるかが腕ひしぎ逆十字固めに切り返し、クラッチする鹿島を三角絞めに捕らえた。だが、鹿島がギブアップしないと判断したはるかは、自ら技を解いて逆落としのような体勢で投げていくも、ややバランスが崩れてしまう。

 ならばとマックを決めたが、カウント2で返した鹿島は串刺しドロップキックから、コーナー上から飛び付くフェースクラッシャー。三角絞めで絞りあげるとダブルアーム・スープレックスホールドで投げて3カウント。これで1・2期生の2連勝となった。

▼世代闘争シングル4番勝負第2弾15分1本勝負
 安川惡斗(6分3秒/ケンカキック→片エビ固め)岩谷麻優

 口に含んだ酒を噴射しながら入場してきた惡斗。握手を求めていくと見せかけて、いきなり張り手を見舞った岩谷に対し、怒り心頭の様子で突進していく。岩谷も体勢を入れ替えてフライングメイヤーで投げていくが、着地してみせた惡斗は、トップロープに岩谷の顔面を擦りつけていった。

 岩谷はネックブリーカーから強烈な張り手2連発から腕ひしぎ逆十字固め。何とか逃れた惡斗はスリーパーから串刺しドロップキックを狙ったが、かわしてエプロンに出た岩谷はスリングショット式フットスタンプを落とす。エルボー合戦を仕掛けていった惡斗が顔面掻きむしり。ロープに飛ばそうとするが、岩谷はダブルリストアームサルトで切り返すと、コーナーに登っていく。下からドロップキックで蹴り上げた惡斗がコーナーの上でマフラーホールド。さらに場外に岩谷を叩き落とし、リングに戻ってきた岩谷をACTスペシャルで叩き付ける。カウント2で返された惡斗は、もう一度岩谷を肩口に担ぎ上げ、一度コーナーに叩き付けてからACTスペシャルで叩き付けたが、岩谷はこれもカウント2で返すとエルボーを打っていく。

 エルボーをかわしてフロントネックロックに捕らえた惡斗は、そのまま振り回してから胴絞め式のフロントネックロック。辛くもロープに足が届いた岩谷だが、惡斗は惡トーンを狙ってコーナーへ。だが、下からドロップキックで蹴り上げた岩谷は、コーナー上の惡斗をダブルリストアームサルトで投げる。さらにコーナー最上段からクロスボディーアタックを発射。強引に岩谷を抱え上げようとした惡斗をエビ固めで丸め込んだ岩谷は、続けて飛び付き横十字。だが、カウント2で返した惡斗がケンカキックを叩き込むと、そのまま強引に抑え込んで3カウントを奪取。これで世代闘争シングル4番勝負は3期生の1勝2敗となった。

▼世代闘争シングル4番勝負第2弾15分1本勝負
 星輝ありさ(9分119秒/ブラジリアンキック→片エビ固め)宝城カイリ

 宝箱からパイナップルを取り出してリングサイドの観客にプレゼントした宝城。一方、キティのぬいぐるみを持って入場した星輝は、それを客席に投げ込んだ。

 宝城のタックルをかわした星輝は蹴りを出すが、宝城もバックステップでうまくかわす。星輝のハイキックをかわしてバックを取った宝城だが、星輝はサムソンクラッチで切り返そうとした。これを押し潰した宝城がガブってフロントネックロックに捕らえるが、ハンドスプリングで立ち上がった星輝はハンマーロックに捕らえる。星輝のヘッドロックを宝城はヘッドシザースで脱出。

 星輝は手四つの力比べを要求。その手を払いのけた宝城が逆に力比べを要求する。これに応じた星輝が気合いで押し込むも、宝城はブリッジで堪える。気合いもろとも押し返していった宝城だが、星輝が振り解く。宝城はコーナーに星輝を追い込んでチョップを連打し、串刺しランニングエルボーからの串刺しドロップキック。3発目の串刺し攻撃をカウンターのミドルキックで迎撃した星輝が、ストンピングの連打から逆立ち式ニードロップ、鎌固めに捕らえた。宝城は何とかロープに脱出。星輝のミドルキックをキャッチしてヒザにエルボーを入れた宝城は、スピアーから極楽固めに捕らえる。

 イカリは星輝が外道クラッチに切り返す。カウント2で返した宝城が星輝の蹴りをエルボーで迎撃。すかさずスピアーを放った。張り手を打ち合い、星輝がコーナーに登っていくも、下から殴っていった宝城がファイアーマンキャリーで担ぎ上げてカミカゼで叩き付けた。カウント3寸前でどうにか返した星輝に対し、コーナー最上段からダイビング・エルボードロップを投下した宝城は、さらに狙い澄ましたスピアーを叩き込むがカウントは2。ロープに飛んだ宝城にカウンターのミドルキックを叩き込んだ星輝が、その腹部を踏みつけた。

 星輝はブラジリアンキックを放っていくが、上体を反らしてかわした宝城がスクールボーイで丸め込む。しかし、星輝がブラジリアンキックを叩き込んで粘る宝城から3カウント奪取。この結果、世代闘争シングル4番勝負第2戦は、後楽園大会と逆のスコアで1・2期生が勝利した。

 星輝は「私が今日、宝城カイリに勝ったのは当然の結果です。でも後楽園の大舞台で私に勝負を挑んできた度胸は認めてあげます。でも今、このリングで証明した通り、力の差は歴然だったんじゃないですかね。それから安川惡斗! 今度はお前に恥かかせてやるから、私とシングルマッチをやろう!」と、最初に因縁が勃発した惡斗にシングル戦を要求。惡斗は「なに3期生に勝ったくらいで喜んでるの? 1年先にデビューしてるんだから、後楽園でも勝って当たり前なのに。練習不足で負けたのに、何ムキになっているの? 須佐えり、岩谷麻優と来たら次アイツ(鹿島)だけど、お前のシングルマッチ受けてやるよ! 場所は後楽園と言いたいところだけど、お前なんか新木場で十分だ!」と星輝とのシングル戦を受諾。星輝は「お前、麻優に勝ったくらいで調子に乗って上から目線で。後楽園で勝ったときもすごい喜んでいたけど、お前、雑魚に勝ったくらいでそんなに嬉しいわけ? 世代闘争の最終戦やろうか? 絶対コイツらをブッ潰しますんで」と同じ1期生の岩谷と須佐を“雑魚呼ばわり”しつつ惡斗を挑発した。

 星輝と惡斗がの髪の毛を掴んでやり合うと、岩谷は「こっちはちょっと余ってしまったんで、こっちの3人対そっちの3人でやろう」と岩谷&須佐&鹿島vsはるか&宝城&翔月を提案。宝城も「望むところですよ。私たち3期生は雑草魂で負けません」と受けて立つ。須佐は「何か雑魚とか言われてますけど、私も一応この人(翔月)に勝ってますから。私たちも一生懸命練習して、お前らに負けたことをバネにして、絶対勝つから」と3期生へのリベンジを誓った。

★1期生&2期生のコメント

 須佐「前回安川に負けてすごい悔しくって、今回翔月となんですけど、自分やっぱりもう1回安川とやって潰したかったです」
 ――公言通りの右フックだったが?
 須佐「そうですね、やっぱり今頑張って鍛えていたので。練習の成果が出たんじゃないかと思います」
 ――少林寺はやりにくかった?
 須佐「初めての試合だったので、自分的にはちょっとやりにくい試合だったんですけど、あの子なりに頑張ったんじゃないですか」
 鹿島「なんか十字とかでギブアップしてもらうって言われたんですけど、全然ギブアップまでいかないし、その前に切り返すことができたので、それはよかったと思います。なんか舐めた口をきいて本当にむかついたので。もう二度と舐めた口をきかせないようにと思いましたね」
 岩谷「後楽園でも負けてしまって、今日も一期生の中で自分だけ負けてしまって。本当になんだろう。口だけの女みたいになっちゃって。今日戦った安川と、もうなんかライバル、自分と須佐えりはライバルなんですけど、えりちゃんが安川に負けてしまったから、それ自分が敵を取るみたいな、そんな気持ちでいったんですけど、逆にやられてしまって、今1期生の足を引っ張っているなと思います」
 星輝「私が勝ったのはリングでも言った通り当然の結果なんですけど。実質、1、2期生が今日の試合で勝ちましたけど、それじゃ納得いかないんですよ。だからリング上で勝ったぞっていう風に、1、2期生が勝ったぞっていう風なアピールしなかったんですよ。それはやはり私が勝った事についてはアピールしたけど、(世代闘争としては)まだまだだって思うから。だから、次に私が安川とシングルやって、3人対3人でやって、その時は頑張ってほしいし、本当にすごく。私も安川がとにかくむかつくので、潰しにいってやろうと思ってるので、その時の試合で私達が勝ったら、私達が勝ったぞって言いたいと思います」
 ――3対3の試合については?
 鹿島「なんか雑草雑草とか言って、雑草集まっても雑草だと思うんで、そこは自分たちが踏みつけて勝ちたいと思います」

★3期生のコメント

 翔月「あのフックは注意していたんですけど、意外にスピードもあったし、力もあって。超ムカつきすぎて、もう絶対後楽園…かはわからないですけど、3人対3人でやる時はボコボコにします」
 はるか「沙希さんに最後三角で落とされてから極められたところが本当にむかついて、落とされたところがむかついて、私の方が関節の入りとか練習してきたはずなのに、三角で極められてしまいそうになったので、本当に悔しいです。次は絶対に負けません」
 安川「まあアタシだけ勝ったけどさっ。こいつらもよくやったよ! このまんまね、3期生、1期生を追いぬいて行こうぜ。泣くなよ! とりあえず岩谷麻優ね。あいつは食生活がなってないな。あんな細い身体に負けるはずがない。私、安川悪斗いえーい! 以上! おい泣くな!」
 宝城「(泣きながら)キックを絶対に食らいたくなかったんですけど、最後にミドルがくると思ってたのに顔面に来て、避けきれなくて、頭に食らって。最後、肩を上げることができなくて、私が勝てば3期生、2対2で引き分けだったのに負けてしまって。自分のせいで負けたような3期生がボロクソ最後に言われてしまって、めちゃくちゃ悔しかったです。次は、絶対この気持ちを忘れないで勝ちに行きます。全員で勝ちます。ありがとうございました」
 ――1期生の力は感じた?
 宝城「そうですね。やっぱり1年の経験の差とかあって、特にありささんは格上の選手だったので、実力不足だと思いますけど。これから何倍も1期生より多く練習して、全員で勝てるようにがんばります」
 安川「そうだな、勝ちに行こう。星輝ありさ、潰しにいくわ」
 はるか「気持ちではうちらのほうが絶対負けてないと思うもん」

▼KちゃんパンダSPインタビュー

 この日のインタビューゲストは星輝ありさ。アニメ『ギルティクラウン』の『My Dearest』を歌いながら登場した星輝はリング上で熱唱。Kちゃんパンダから「裏ではあれほど緊張していたのに、さすがプロあるね」と見事な歌いっぷりを褒められた星輝だが、話が惡斗の話になると目つきが変わる。また夏樹のハイスピード王座に関しても「もちろん狙ってますよ」と言い“雨の日以外”は土手を走っているという。

 さらに星輝は「今日の試合の感想は? どうしても聞きたいです!」と風香GMに懇願。風香GMは「世代闘争になるとジャイアンみたい」と評価。ちなみに岩谷はのび太で、須佐はスネ夫、鹿島はしずかちゃんだという。そんな風香GMの新衣装に「なんでそんなダチョウみたいな衣装なんですか?」と容赦ないツッコミを入れた星輝だが、風香GMは「白鳥です。これは春をイメージして…」としゃがれ声で必死に答えた。

 星輝は声が出ない風香GMを質問攻めにするが、好きな選手を聞かれた風香GMは「ハイハイ好きだよ」と言って星輝をなだめる。「風香さん、私も好きです」と返した星輝が「もっと、もっと、もっと強くなりたいと思います!」とシーズン6の豊富を語った。

▼ユニット対抗スクランブル・タッグウォーズ30分イリミネーションマッチ
 愛川ゆず季&美闘陽子vs高橋奈苗&脇澤美穂vs夏樹☆たいよう&世IV虎vs松本浩代&紫雷イオ
[1]美闘(11分4秒/オーバー・ザ・トップロープ)世IV虎
[2]奈苗(11分36秒/オーバー・ザ・トップロープ)美闘
[3]松本(13分17秒/オーバー・ザ・トップロープ)奈苗
[4]夏樹(15分11秒/オーバー・ザ・トップロープ)愛川
[5]イオ(16分19秒/オーバー・ザ・トップロープ)夏樹
[6]脇澤(18分52秒/オーバー・ザ・トップロープ)松本
[7]脇澤(22分46秒/オーバー・ザ・トップロープ)イオ
※1人残りで奈苗軍団の勝利。

 ユニット対抗スクランブル・タッグウォーズ30分イリミネーションマッチは、通常のプロレスルールにオーバー・ザ・トップロープを加えたイリミネーションマッチで対戦するが、特徴的なのはリング上で対戦するのは1vs1の2名のみ。そして失格になった選手が退場になっても、その選手のパートナーは試合を続行し、最後まで残った選手がいるチームが勝利となる。つまり2人とも失格にならない限り、そのチームは試合を続けることができる。

 まず松本が「奈苗、出て来い!」と奈苗を指名すると、脇澤が「なんだと!」と立ちはだかる。その脇澤を松本が突き飛ばすと、世IV虎が「テメー下がってろよ!」と松本につっかかる。すると奈苗が世IV虎を指名し、この2人の先発で試合開始。

 ロックアップからロープに押し込んだ奈苗は離れ際にチョップ。さらに美闘がエプロンから蹴りを入れていく。ムッとした表情で奈苗をロープに押し込み、チョップを打っていった世IV虎に奈苗がショルダータックルを見舞っていくと、夏樹が入ってきてカワカツが連係攻撃を決めた。そのまま世IV虎がチョークで奈苗をロープに押し込みオーバー・ザ・トップロープ(以下OTR)を狙うが、ほかの選手たちが一斉に入り、奈苗はどうにか回避。

 続いて夏樹とイオがリングイン。ハイスピードの攻防へ。アームドラッグやドロップキックの応酬から夏樹がコーナーにイオを追い込むと、対角線上のBY砲を攻撃してからイオに串刺し攻撃。だが、そこに脇澤がドラゴンリングインしてツバ攻撃をお見舞いすると、松本も入ってきてまとめてクロスボディーアタックでなぎ倒す。その松本を美闘は蹴っていくが、コーナーに駆け上がった松本はミサイルキックから串刺し攻撃を狙う。だが、脇澤が間に入ってカットすると、その間に奈苗が美闘に串刺しラリアットを放った。

 脇澤も美闘を攻撃しようとするが、蹴り倒した美闘は愛川にタッチ。カワカツに両側から踏みつけられた美闘に脇澤が串刺し攻撃を狙うが、蹴りで迎撃した愛川は脇澤とバックの取り合いを展開。そこから脇澤がスイング式ネックブリーカーを決めるが、愛川もアームドラッグからコーナー下に脇澤を追い込み、セクシーポーズからの串刺し式パイパイアタックを決めた。さらに美闘との合体攻撃から合体式羽根折り固めを決めると「BYフォ~!」とポーズ。世IV虎が入ってきてBYを蹴飛ばしていくと、奈苗軍団がその世IV虎に合体攻撃。世IV虎も2人を両手でアイアンクローに捕らえ、脇澤をヘアホイップで投げた。

 続いて夏樹がハーフダウンの脇澤をドロップキックで吹っ飛ばすと、世IV虎と共にロープに張り付けてエプロンから踏みつける。奈苗がカットに入るが、世IV虎は奈苗を場外に蹴落とし、脇澤をボディースラムで叩き付けてからボディープレス。しかし、脇澤はツバ攻撃からロープに飛ぶ。カウンターの風車式バックブリーカーで叩き付けていった世IV虎だが、そこに奈苗が入ってきて合体タックルを見舞っていくと、BYと松本&イオも入ってきて4vs4のタックル合戦に。

 世IV虎が脇澤に世IVコブラを決めると、その横で愛川はイオにSTF、奈苗は美闘にアルバトロス、松本は夏樹にコブラツイストを同時に決めていく。BYが脇澤にサンドイッチランニングローキック。だが、世IV虎がダブルラリアットでBYをなぎ倒してから夏樹を抱え上げ、倒れたBYに叩き付けた。さらに世IV虎は美闘に逆水平チョップの連打からチョークでロープに押し付けるが、愛川がカットに入る。ダブルのカカト落としを決めたBYだが、世IV虎は美闘にカウンターのラリアットを叩き込んでから突進。

 美闘はトップロープを下げて世IV虎をエプロンに追いやると、スライディングキックを叩き込んでOTRで失格にさせる。さらに美闘は奈苗に二段蹴りを叩き込んでからコーナーに登っていくが、追いかけていった奈苗がヘッドバットで場外に叩き落とし、美闘も失格に。奈苗は夏樹との張り手合戦を展開。そこから夏樹がトラースキックを叩き込むが、奈苗もジャンピングキックを返す。松本がラリアットで飛び込んできて、奈苗にリバーススプラッシュを投下。イオも入ってきてトレイン攻撃を狙ったが、奈苗はラリアットで迎撃し、松本に冷蔵庫爆弾を投下した。

 カウント2で返した松本は、再びコーナーに登った奈苗を肩口に担ぎ上げると、そのまま場外に放り投げて奈苗を失格にさせる。さらに夏樹も担ぎ上げるが、うまく丸め込んだ夏樹。しかしカウント2で返した松本が夏樹と脇澤をまとめてバックドロップで投げる。愛川にも「お前もだー!」とバックドロップを狙うが、何とか逃れた愛川は夏樹にローキックを連打。さらにゆずポンスタナーからラ・ゆずヒストラルで丸め込むがカウントは2。夏樹もカウンターのドロップキックを返すと、コーナーに登っていくが、追いかけていった愛川がスタナー。これで夏樹はエプロンに転落。愛川は蹴りで叩き落とそうとするが、蹴り足をキャッチした夏樹は愛川だけを場外に引きずり落とし、これでBY砲は失格となった。

 すぐにいイオが襲いかかり、夏樹をOTRで失格にさせようとするが、夏樹は逆にイオをエプロンに追いやって、そこでたいようちゃん☆ボムを狙う。だが、松本がうまくフォローして夏樹だけを場外に叩き落とすことに成功。これでカワカツも失格となった。

 残るは松本&イオと脇澤だけに。脇澤は必死にワキ固めを決めていくが、松本がカットして体当たり。さらにイオがその場飛びムーンサルトを落とすと、松本がぶっこ抜きバックドロップで投げていく。カウント2で返した脇澤だが、松本&イオはファンタスティックフリップを狙う。何とか脇澤が体当たりしてイオをエプロンに追いやるが、松本は肩口まで担ぎ上げ、脇澤をエプロンに出す。横からイオがしがみつき、そこに松本が体当たりしようとするが、脇澤がかわし逆に松本がエプロンに。何とかイオが松本を救出し、今度は松本が脇澤にしがみつき、そこにイオがドロップキック。しかし、またも脇澤がかわして松本に誤爆。松本がOTRで失格となった。

 残ったイオは何とか脇澤をヘッドシザースでエプロンに追いやるが、脇澤はエプロンを走って逃げようとする。だが、イオは鉄柱を使って619。それでもコーナーに足を引っかけ、OTRを免れた脇澤。20分が経過し、リングに戻ったイオはライダーキックを放っていくが、かわした脇澤が張り手。しかし、イオが串刺しダブルニーを叩き込み、脇澤もジャーマンを返すがカウントは2。ダブルアーム式フェースバスターを狙ったイオに対し、フィッシャーマンバスターで切り返した脇澤だが、これもカウントは2。するとイオはランニングエルボーからダブルニー。これをキャッチした脇澤がそのままエプロンに出してイオを逆さ吊りにすると、背後からドロップキックを叩き込んで場外に叩き落とす。これで脇澤の1人残りで奈苗軍団の勝利となった。

▼エンディング

 ユニット対抗スクランブル・タッグウォーズ30分イリミネーションマッチを脇澤が制すと、奈苗が抱きついて大喜び。マイクを持った奈苗が「奈苗軍団、勝ったぞ~! 脇澤さん、凄いよ! 凄いよね? 3カウントじゃなかろうが勝ちは勝ち! やったー! もっともっと奈苗軍団は上を目指します。ウチらが強いってことを証明するために、しっかりとユニット対抗でトーナメントとかやっちゃったらどうですか? どこのユニットが一番か決めたらいいんじゃー!」と勢いに乗って提案。脇澤は「気合いの勝利だぁ~! 私は高橋奈苗とタッグとベルトを獲りたい! 今日勝ったんだからその権利あるでしょう!」とBY砲が持っているゴッデス・オブ・スターダムへの挑戦を表明した。

 愛川は「脇澤さん、今日勝ったのは脇澤さんだけど、そんなこと言ってるとまた恥かきますよ。トーナメントだろうが何だろうが、私たち全力女子は全力で頑張ります」と返答。世IV虎が割って入り「テメーら相変わらずごちゃごちゃ抜かしてんじゃねぇ。ユニット対抗戦、上等じゃねぇかよ。ただしタッグじゃなく6人タッグでだ。3期生を入れたチーム編成だ。それが条件だ」とユニット対抗トーナメントは、タッグではなく6人タッグでやることを要求する。それをリング下で聞いていた惡斗は、世IV虎からカワカツの一員として認められたことへの嬉しさが隠しきれない様子。

 イオは「世IV虎ちゃん、自分たちが3人しかいないからって都合のいいルールを作っているんじゃないですか? でも世代闘争で熱くなっているからすごくいいと思いますよ」と考えを示す。だが、松本は「高橋奈苗、お前、私とタイトルマッチやるって言っただろ! ハッキリしろよ!」と奈苗に詰め寄っていくが、奈苗は「やらないとは言ってないだろ。お前はその次の次だ。せっかくのいい気分に水を差すなよ」と、またもタイトルマッチについてはぐらかした。

 最後は脇澤が「今日は私が勝ったので締めさせてもらいます。夢だったので。スターダムは突っ張るぞ、気合いだ! 気合いだ! 気合いだ! 気合いだ! 気合いだ! 気合いだ! 今を信じて、明日に輝け! We are スターダム!」とび、シーズン6開幕戦を締めくくった。

★奈苗&脇澤のコメント

 脇澤「勝ちました」
 奈苗「勝ったー!」
 脇澤「勝ちました~」
 奈苗「やったー! 気合いだー」
 脇澤「気合いだー!」
 二人「アッ! アッ! アッー! イエーイ!」
 奈苗「すごいよ! たぶん、たぶんだよ。たぶん見てた人は、最後に松本イオ対脇澤の残り3人になった時点で、脇澤さんが負けると思ってたと思う。それを見事に裏切った!」
 脇澤「きつかったです」
 奈苗「脇澤さんの勝利! この勝利はめちゃめちゃでかいです、奈苗軍団にとって。ね?」
 脇澤「はい。もう、私、奈苗さんが落ちた時点で、終わったと思いました」
 奈苗「思ってんのかよ!? いや、がんばろうよ。終わっちゃダメじゃん」
 脇澤「いやいやいや。もう、このルールは本当に私にむいてますね」
 奈苗「嘘!(苦笑) むいてるように見えなかった」
 脇澤「いつ入っていいかわからなくて、最初から見てる感じでちょこちょこ入る感じで」
 奈苗「出すぎだったよね。たぶん休んでてもよかったんだと思う。でも最後までね」
 脇澤「最後まで私のこと相手にしてないところがポイントだったんですかね?」
 奈苗「あぁその足元すくった感じだね」
 脇澤「みんなライバル。目的のものしか見えてないから」
 奈苗「そういえば誰も脇澤さんを見てなかった感じで」
 脇澤「私は見ようとしてたんですけどね。見つめてたけど向こうは違う視点のとこ見てて」
 奈苗「でもさ、隙を突いたところはよかったんじゃん?」
 脇澤「今日の勝ちは本当に嬉しいです」
 奈苗「リング上でも言いましたけど、ユニット対抗トーナメント。そしてタッグね。いいじゃん、それで。もう私が赤いベルト持ってるわけで、そしてユニット対抗のトーナメントでも勝ち上がって、奈苗軍団が優勝。そしてタッグ。ベルトを獲って奈苗軍団がこのスターダムのエンジンなんです」
 脇澤「おお! みんな明るさがないよ」
 奈苗「そう! みんな明るさがない。うちらがパワースポットみたいなさ、パワーを生み出すところが奈苗軍団。元気、はるか悠梨も須佐えりもすごい元気で頑張ってるじゃん? そのパワーをガッと押し出すことがスターダムにとっても一番いいことになるわけです」
 脇澤「いいこと言いましたね! 私はほんと滑舌が悪いから、説明できないんですけど」
 奈苗「あんましゃべらなくていいじゃん」
 脇澤「パワースポットで。私達を触ったら幸せになれるくらいの」
 奈苗「そうだ。じゃあ今日みんな幸せになったね!」
 脇澤「今日来たお客さんもみんな、もっとタッチしにきたほうがいいよ」
 奈苗「どうぞ触りに来てください、勝ったあかつきには」
 脇澤「幸せのタッグチャンピオンになります」
 奈苗「幸せの黄色い鳥みたいな」
 脇澤「はい、黄色い鳥」
 奈苗「黄色いハンカチ? 木綿のハンカチ? よくわかんなくなってきた」
 脇澤「赤と黄色で。赤と黄色が混ざったらとんでもないことになりますよ!」
 奈苗「とんでもないわこりゃ。もう今の時点でとんでもない」

 
 
 
 
 
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