ロッシーストップ発動も、ゆずポンが男色尻攻撃の餌食に!路上で再戦か?

DDTプロレスリング
Sweet Dreams!2013
1月27日(日)東京・後楽園ホール(12:00)
観衆1542人(超満員)
 

タッグマッチ  30分1本勝負
高木三四郎
愛川ゆず季 
10分32秒
 真・男色ドライバー→漢固め
男色ディーノ
世IV虎 

 2011年に行われた『仮面貴族FIESTA』で一度だけ実現した高木三四郎&愛川ゆず季のタッグ“爆乳222cm砲”がまさかの再結成! 4月に引退する愛川だが、これが正真正銘最後の爆乳222cm砲となるだろう。その相手は愛川を偽乳呼ばわりする世IV虎。ただし愛しのダーリンとのタッグではなく、天敵といってもいい男色ディーノ。

 煽りVの中でロッシー小川代表が「ゆずポンが引退するまでの間、他団体に出るのはDDTだけなんで心配なんですよ」と大社長に詰め寄る。すると大社長は「そんなに心配ならリングサイドで見ていてください」と提案。
 まずゆずキティTシャツを着た高木が入場すると、愛川が小川代表を帯同して入場。リング上で爆乳222cm砲が、呑気に2人揃ってセクシーポーズで記念撮影に応じたあと、ディーノが客席を徘徊しながら入場。早くも不安の表情を浮かべる小川代表……

 世IV虎もディーノがリングインすると、明らかに不機嫌そう。だが、ディーノが愛川に中指を突き立てると、高木は「俺に任せてください」と愛川と握手。なかなか離さない高木に業を煮やした愛川が先発を買って出ると、いきなり世IV虎がショルダータックル。
 さらに愛川の蹴りをブロックするとチョーク攻撃。愛川も水面蹴りからミドルキックを連打するが、世IV虎は串刺しラリアットから踏みつけフォール。

 カウント2で愛川が返すと世IV虎はディーノにタッチ。愛川も高木にタッチすると、高木は愛川がやったようにキックを連打。ディーノも世IV虎がやったようにブロックするが、高木はショルダータックルでなぎ倒して愛川にタッチ。ディーノに対してミドルキックを打っていった愛川だが、蹴り足をキャッチしたディーノはヘッドバット。
 悲しそうな声で「ゆずポン!」と叫ぶ高木だが、世IV虎はお構いなしに愛川をヘアホイップで投げから顔面ウォッシュ。さらに愛川をロープに張り付けた世IV虎が、100cmの胸を蹴りつけると、高木は「やめろー!」と叫びながらも場外からベストポジションで眺める。

 ディーノは滞空時間の長い垂直落下式ブレーンバスターで愛川を叩き付けると、何と男色ナイトメアーをお見舞い! 高木がカットすると、ディーノの尻が愛川の顔面に向かって落下……と思われたが、ギリギリでかわした愛川はシャイニングゆザードを発射。タッチを受けた高木はドラゴンリングインからドロップキックを叩き込むと、串刺しエルボーからリバーススプラッシュ。
 これを剣山で迎撃したディーノはコーナーに登ろうとしたが、エプロンに追いやった高木はロープ越しのぶっこ抜きブレーンバスター。世IV虎がカットに入っていくが、高木は世IV虎を抱え上げると容赦なくスピコリドライバー。

 これには観客からブーイングも。しかし爆乳222cm砲は2人でパイパイアタックを狙う。高木のアタックをかわし、愛川のアタックを体当たりで迎撃した世IV虎はセクシーポーズでフォール。
 カウント2で返した愛川は世IV虎とディーノをまとめてゆずポンスタナーで叩き付ける。さらに高木が戻ってきてダブルのゆずポンキック(カカト落とし)を決めるがカウントは2。すると高木が「ゆずポン、アレしかない! 俺ごとパイパイアタック!」と叫んで世IV虎を羽交い締め。

 ここで小川代表が“ロッシーストップ”を発動。だが、強行させた高木は、何と愛川が突進したところで、世IV虎を突き飛ばして自らがパイパイアタックを受けようとする。間一髪でストップした愛川は高木にYKレッド(カカト落とし)。そこに世IV虎がラリアットで襲いかかり、愛川をネックハンギングボムで叩き付けると、ディーノにコーナーに上がるように指示。
 「いいのか? お前のところの選手だぞ!」と心配するディーノだが、世IV虎が構わないという。タイツを脱ぎ、Tバックの尻を突き出しながらコーナーに登ったディーノに世IV虎は愛川をぶつけようとするが、高木が間一髪でカット。しかし高木の突進を世IV虎がかわしてディーノの尻に激突させる。ついに小川代表がリングに入ってきてロッシーストップを発動させたが、何と世IV虎は小川代表に蹴りを叩き込むと、ディーノの尻に小川代表の顔面を押し付ける!

 これで邪魔者はいなくなったぜとばかりに愛川をファイアーマンキャリーで抱え上げた世IV虎は、ついに愛川の顔面をディーノの尻に押し付ける! これで愛川が事実上戦闘不能に。すかさず世IV虎は高木にラリアットを放っていくが、高木も相打ちに持ち込む。そこから世IV虎がラリアットで高木をなぎ倒すと、ディーノが高木にリップロック。そして世IV虎がコーナー二段目からダイビング・セントーンを投下すると、ディーノがアンダータイツの下に高木の頭を入れる真・男色ドライバーで叩き付け、最後は漢固めで3カウント。














 見事勝利したディーノが「よっさん! このグラドル愛川ゆず季をぶっ潰したってことは、愛川ゆず季なき後は私たちがグラビアアイドルってことでしょうが!」と言い放つ。
 だが、高木は「まだまだ負けてねぇよ! 俺と愛川ゆず季がここで負けて終わると思うな! お前たちにリターンマッチを要求する! ゆずポン、このままでいいのか? あんたのレスラー魂はこんなものでいいのか?」と叫ぶと、精神的ダメージで小川代表と共に倒れていた愛川がようやく立ち上がり、「私はもうこんな目に遭いたくありません!」と絶叫。

 だが、高木はなおも「まだまだだろ、ゆずポン! もう1回やろうよ! まだまだプロレスでやり残したことがあるんじゃねぇのか? もう1回組んでやろうよ」と訴える。すると愛川は「実はまだ1つやりたいことがあります。路上プロレス! 私のプロレス人生でやってみたいなと思います」と路上プロレスへの参戦を表明!
 高木が「路上プロレス危険だよ、やれんのか?」と確認するが、愛川は「やります」と本気。

 それを聞いたDDTの鶴見亜門GMは、小川代表と相談した上で近日中に路上プロレスをやると約束。すると世IV虎も「路上プロレス? ……最高じゃねぇかよ! うちのダーリンがよくやってるやつだろ?」と言って路上プロレスへの参戦を表明。
 最後に高木が「引退するまでに心から本当にプロレスが楽しいって言ってもらえるような路上プロレスをDDTは用意します! その時はまたタッグを組みましょう!」と言うと、愛川も握手。だが、高木は相変わらずなかなか離さなかった。

★試合後のコメント

男色ディーノ&世Ⅳ虎
ディーノ「どうよ、よっさん? もう私達のほうがアイドルだって言い張ってもいいんじゃない? っていうか、最初っからそうだったんだけど。なんかね、これでようやく片がついたというか、長いアイドル論争の。今日もぶっちゃけね、ぶっちゃけ、ゆずポンがチヤホヤされてどう思ってたの?」
世Ⅳ虎「なんかさ、さっきからさ、馴れ馴れしくしてるけどさ。ね、お前何なんだよ!」
ディーノ「アイドルだって言ってんじゃない!」
世Ⅳ虎「お前はアイドルじゃねぇんだよ! ゲイなんだよ!」
ディーノ「え? ゲイのアイドルがいちゃいけないの?」
世Ⅳ虎「いけないよ」
ディーノ「それだったらちょっと、何か大手のところが成立しなくなるじゃないの!」
世Ⅳ虎「うちのアイドルは、ダーリンだけなんだよ。うちはお前となんかじゃなくてダーリンと組みたいんだよ(※頭を抱える)」
ディーノ「そんなになるぐらい? でも大丈夫、大丈夫。そうは言っても世Ⅳ虎先輩は、結局仕事になったらやるんだから。路上プロレスやろうよ! やろうよ、路上プロレス!」
世Ⅳ虎「ダーリンと……」
ディーノ「路上プロレスですごいところを見せたら、やっぱりダーリンも(見る目が)ちょっと変わってるから。『路上が強い女の子が好きだって言ってたわよ」
世Ⅳ虎「そうなの?」
ディーノ「ほんと、ほんと」
世Ⅳ虎「やるしかねぇんじゃねーの(※笑顔で)」
ディーノ「おおお!」
世Ⅳ虎「やってやるよ」
ディーノ「普通、路上でプロレスっておかしなことじゃない? 普通に考えたらね。けれど、やっぱり、あの子……飯伏君、ちょっとトンでるから。そこが好きな人じゃないと自分も認められないとこあるから」
世Ⅳ虎「なるほどね~」
ディーノ「やっぱりここはね、いいとこ見せないとね」
世Ⅳ虎「分かった。じゃあ」
ディーノ「しょうがない、出ようよ」
世Ⅳ虎「路上プロレスで自分が活躍して、ダーリンにいいところを!」
ディーノ「そうよ、それでいいの」
世Ⅳ虎「このまま結婚まで目指して行きたいと!」
ディーノ「ここだけは、もう……ここだけは、もう共闘しよう。ここだけは勝って。勝つところ勝って、後から飯伏を取り合おう。二人で」
世Ⅳ虎「は? なに? 取り合うって」
ディーノ「だから飯伏争奪戦でしょ?」
世Ⅳ虎「意味分かんないんだけど!」
ディーノ「これ予選会だから! 勝ってから後のことは考えよう。とりあえずそれでいこう」
※ディーノが指切りげんまんを要求すると、世IV虎も渋々応じた


高木三四郎&愛川ゆず季
高木「今日はどうもありがとうございました」
愛川「ありがとうございました。負けてしまいましたね」
高木「負けちゃったね!」
愛川「私は絶対に高木さんが助けてくれると思って、100%の信頼をしてたんですけど……」
高木「すみません、本当に。ディーノのお尻が……ディーノのお尻が、予想以上にすごかったんで」
愛川「アレ、何なんですか?」
高木「すみません、本当に。うちが生み出したモンスターなんですけども。本当すみません。でも! 今日は負けましたけど、諦めたらそこで終わりですよ。まぁそうですよね? 愛川さんの口から出た『路上プロレス、やってみたい』という言葉、すごく嬉しかったです。3月までに、しかるべき場所を用意して、ゆずポンの魅力が全開になるような、いい場所を探しますよ」
愛川「私は自分の中でプロレスって、明るくて楽しくて激しいプロレスだと思っていて。そういう楽しいプロレスをやってみたいと思っていて、ずっと路上プロレスに憧れてました」
高木「そうなんですか!」
愛川「もうこれは、やっとかないと後悔するんじゃないかと思いまして」
高木「そうだよね。OK、最高の場所用意しますよ」
愛川「はい、お願いします!」
高木「2月はちょっと寒いからね、3月ぐらいに、しよっか? 4月だとね、引退興行近いんで、3月ぐらいに考えますよ」(※徐々に表情が緩んでいく)
愛川「お願いします」
高木「何か温かいところがいいですよね?(ニヤリ)」
愛川「温かいところが(いいですね)。寒いんで」
高木「グアムとかね。はは~(笑)ハワイとか?」
愛川「グラビア撮影とかもセットで」
高木「いいですね~! 撮影も兼ねてね。はは〜(笑)お客さん来なさそうだけど、いいや、全然。あははは~(笑)考えときますね!」
愛川「お願いします……(※やや困惑した表情で)小川さん、大丈夫ですかね?」
高木「小川さん、どこ行ったんでしょうね? 小川さんは大丈夫じゃないですか? ピクピクしてたんで、息はあると思います。大丈夫です」
――路上プロレスはどういう感じの場所で?
高木「どこがいいのかな~? やっぱり愛川さんの魅力が存分に出るような……なんだろう? 銭湯とか」
愛川「嫌です」
高木「そういうの嫌ですか、はい。まぁ何かちょっとね、愛川さんの魅力が存分に出るような場所を僕が探しますよ。DDTグループの総力を結集して、はい。どこでもいいっすよね?」
愛川「いや、どこでもっていうわけじゃ……」(※ますます困惑した表情に)
高木「一応お伺いはたてますよ。お伺いはね。でも温かいほうがいいですよね?(ニヤリ)」
愛川「そうですね」
高木「3月ぐらいにね……あぁ、いいな(ニヤリ)。3月ぐらいに温かいところ、どこだろうな~。草津とかいいですね」
愛川「温泉で」
高木「熱海とかもいいですね〜」(※表情緩みっ放し)

 
 アイスリボン後楽園大会でパッション・レッドが復活!マッスルビーナスと再会

アイスリボン
RIBBON MANIA2012
12月31日(月)東京・後楽園ホール(12:00)
観衆749人
 

マッスルビーナスvsパッションレッド タッグマッチ 30分1本勝負
高橋奈苗
夏樹☆たいよう 
20分51秒
 たいようちゃん☆スパニッシュフライ→片エビ固め
志田光
藤本つかさ● 

 約2年半前に奈苗と夏樹がアイスリボンを離れる際、夏樹が藤本に言った「離れてもプロレスを続けていれば道は繋がる」という言葉を現実のものにするため、志田と藤本が直談判して実現させたこのカード。パッション・レッドはテーマ曲である『世界一』に乗って入場。奈苗はワールド・オブ・スターダム、夏樹はゴッデス・オブ・スターダムのベルトを巻いてリングインすると、握手を交わしてから試合開始。
 まずは夏樹が藤本相手にスピードでかく乱しておいてのドロップキック。藤本もロープに飛び乗ってのアームドラッグを返し、ここで両軍タッチ。

 奈苗のバックを取ってスリーパーを狙った志田だが、奈苗は素早く脱出。足を取って逆片エビ固めに捕らえた奈苗だが、藤本が入ってきてドロップキックでカットすると、志田はウラカンホイップで投げて、奈苗の上半身をエプロンから外に出すと、場外に出てニーリフト。
 そこからマッスルビーナスはアイストレインを狙うが、最後の終点をかわした奈苗は、夏樹との合体式世IVドンを決めると、掟破りのアイストレインならぬパッショントレインを決めてみせる。

 夏樹が藤本をジャイアントスイングで回していくと、奈苗は「久しぶりだな、この野郎」と叫びながらショルダータックル。さらにブレーンバスターで投げてからアルバトロス。腕に噛みついていった奈苗は、ヘアホイップで投げてから夏樹と2人がかりで踏みつける。
 変型のアルゼンチン・バックブリーカーで担ぎ上げた夏樹だが、藤本も腕を取ってロープに駆け上げると、ウラカンホイップで投げてから串刺しドロップキック。

 タッチを受けた志田はニーリフトで向かっていくと、奈苗をジャンピングニーで吹っ飛ばしてから夏樹をジャイアントスイングで回していく。だが、奈苗がエプロンから志田を羽交い締めにすると、そこに夏樹がエルボー。かわされて誤爆したが、パッション・レッドはすぐさまダブルドロップキックを決めてマッスルビーナスを場外に追いやると、夏樹が三角跳びプランチャ。
 ここで奈苗と夏樹が志田と藤本を羽交い締めにすると、パッション・レッドのメンバーであるしもうま和美さんが現れ、パッション張り手をお見舞い。リングに戻った夏樹は志田にダイビングボディアタックを見舞うが、志田はパワースラムで切り返す。

 だが、夏樹が掌底と蹴りの連打で反撃すると、奈苗が串刺しラリアット。志田もカニ挟みで倒してベースボール・スライド)を返すと、藤本が入ってきてトレイン攻撃。そこに夏樹が入ってきて志田にサンドイッチ延髄斬り。
 さらに奈苗はナナラッカの体勢に入ったが、志田はニーリフトで防御。だが、奈苗はコーナーに押し込んで串刺しラリアットからバックドロップ。志田もブレーンバスターを返すと藤本にタッチ。

 藤本のカサドーラを押し潰した奈苗はアンクルホールドに捕らえるが、藤本はロープに脱出。そこに夏樹が三角跳びミサイルキックを発射すると、奈苗がコーナー二段目から冷蔵庫爆弾を投下。ここで奈苗が夏樹にタッチすると、夏樹はドロップキックからミサイルキック、串刺しドロップキック。
 15分が経過し、藤本もカウンターのドロップキックから夏樹のイグチボムをウラカン・ラナで切り返すと、ビーナスシュート。これをかわした夏樹トリプルたいようちゃん☆ラ・マヒストラル。

 藤本がカウント2で返すと、志田が入ってきてジャンピングニー。そこに奈苗も入ってきて、パッション・レッドは奈苗のイクボムと夏樹のイグチボムを同時に決める。マッスルビーナスも夏樹に左右からのミサイルキックを同時発射すると、志田のファルコンアローから藤本が顔面にドロップキック。
 さらに志田のスリーカウントから藤本のビーナスシュートが決まるが、夏樹はカウント2で返す。

 藤本はガムシャラに夏樹を蹴っていくが、蹴り足をキャッチした夏樹はレッグクラッチ式ジャーマン。そこに奈苗が入ってきてNANA☆MOMOダイバーで叩き付ける。20分を経過し、藤本は一瞬の隙を突いてツカドーラを決めたが、カウント2で奈苗がカット。
 志田が奈苗をエプロンに連れ出している間に藤本はコーナーに登るが、エプロンの奈苗が藤本の足を掴んで足止め。そこに夏樹がコーナーを駆け上がり、たいようちゃん☆スパニッシュフライを決めて3カウント。

 試合後、項垂れるマッスルビーナスの横で、しもうまさんと共に勝ち名乗りを受けるパッション・レッド。そしてパッション・レッドから声をかけ、握手を求めると、志田は応じたが藤本は夏樹が差し出した手を払いのけて「もう1回」をアピール。マッスルビーナスの2人は最後までパッション・レッドの背中を見つめていた。














★試合後のコメント

高橋奈苗&夏樹☆たいよう
夏樹「よっしゃ、パッション!」
奈苗「パッション!」
夏樹「ひさびさパッション。(しもうま)和美もいて(笑)いやもう、パッションは何年経っても衰えを知らないですね」
奈苗「衰えを知らない!」
夏樹「パッション後楽園ホールになったんじゃないでしょうか?」
奈苗「2年……2年ぐらい組んでなかったとは思えない部分があって。あとは志田と藤本の気持ちに動かされて、日頃こうやってタッグ組むことは今はないし、一緒にこうやってアイスリボンのリングに上がることになるとは思ってなかったんですけど、今はね、ある意味こうやって昔を思い出させてくれる対戦は逆に感謝です」
夏樹「あの子たちがいるから、いつかリングで会えることを信じて頑張ってこれた部分もあるので。また、再会は再会って……今日再会したことで新たなる闘いがまた再び始まっていくんじゃないかと思いますし、逆に今日、いっぱいスターダムの後輩も観に来てくれたんですけど、今の自分たちが歩んできた道っていうのもしっかり見てもらいたかったし、これからの道にはあの子たちもいて。どう感じてくれたか分からないですけど」
奈苗「まぁでも、昔を懐かしんで、あの子たちは私たちを動かしたかもしれないけど、本当の勝負はここからだと思うんで」
夏樹「そうですね」
奈苗「今日は本当に昔の恩返しって意味も自分の中にはあったので。アイスリボンで勉強させてもらったことが、今に活きてることがたくさんあるから、今日は本当に縁、縁がつないでくれたもの。でも次からはレスラーとしての、選手としての力で争うべきときが来なくては、二度と交じ合うことはないし」
夏樹「最後はつっかに手を払われましたけど(笑)」
奈苗「宣戦布告だね」
夏樹「そうですね。自分はハイスピードのチャンピオンでもありますし、タッグのベルトも巻いているんで。ぜひまた闘いたいです」
奈苗「アホか! タッグのベルトは私が獲るから!」
夏樹「えっ? いやいやいや。うちらどこのチームにも負けないですから」
奈苗「まあまあまあ。今日はせっかくタッグ組んだからね!」
夏樹「パッション!」
奈苗「パッション! また明日から別々パッション!」

 

志田光&藤本つかさ
藤本「奈苗さんと夏樹さんがスターダムに入団してから2年半が経ちました。『続けていれば道はつながる』って、夏樹さんは言ったけど、全然つながらなかったです。だから今回は自分たちから、本当に強硬手段でお二人に頼みに行きました。なんだろう、このプロレス業界は夢のある世界、夢が叶う業界であってほしいなと思うので、その先頭を自分たちが切って出たいなという気持ちがありました。本当は再会がゴールではなくて、その先の勝利というのが目的だったんですけど、今回はそれは叶いませんでした。ただ、これが終わりじゃなくて、自分はハイスピードっていう目標があるので、夏樹さんに絶対に挑戦したいと思っています。ありがとうございました」
志田「アイスリボンの道場マッチで奈苗さんと時間無制限一本勝負で試合をしたときに、奈苗さんは私に『プロレスが何も分かっていない』と言いました。正直、本当にあれからすごくプロレスが……嫌になる気持ちもありました。 でも、こうして続けてきて、私は今、何ひとつ後悔していません。プロレスを続けて、知らない間に上がドンドン抜けてアイスリボンのトップになって、ベルト獲って、ベルト獲られて。でも私は何ひとつ後悔していません。あの試合から奈苗さんが怖い存在だったけども、もう今は怖くありません。だって同じプロレス業界で、超狭い女子プロ業界で、道が分かれたって言ったって、女子プロレス界めっちゃ小っちゃいじゃん、今。分かれたもクソもないんですよ。このプロレス界、もっと大きくしないと! 道が分かれるとか、そういう大きいこと言えないと思う。だからもう昔を振り返るのはやめます。今日が最後。これからは前を向いて、アイスリボンを女子プロレス界の頂点に引っ張っていきます。そして今度はスターダムの高橋奈苗に勝負を挑みます!」
藤本「大変だけど、プロレス人生で今が一番、私は充実しています! なので、これからアイスリボン、2人で引っ張っていきたいと思います!」
志田「ハイ」
藤本「ハイ、ありがとうございます」
志田「終わり! 過去を振り返るのは終わり! いい大晦日だった」
藤本「よいお年を」
志田「来年からのアイスリボンに期待! ありがとうございました」 

 
 奈苗が我闘雲舞のメインで、奈苗に憧れてレスラーになったというモーリーと対戦

我闘雲舞
もう一回、板橋大会
12月20日(木)東京・板橋グリーンホール(19:00)
観衆240人(満員)
 

シングルマッチ 20分1本勝負
高橋奈苗 
16分5秒
 冷蔵庫爆弾→片エビ固め
モーリー● 

 まずはモーリーがエルボー連打。奈苗はロープに振ってショルダータックルを見舞っていくが、モーリーは倒れない。奈苗はモーリーをグラウンドに引きこむが、モーリーは付き合わず、抜け出て睨み合う。

 ヘッドロックからリストロックに捕らえた奈苗は、さらに体勢を変え逆片エビ固めへ。これを逃れたモーリーだが、さらに足を極めていった奈苗は、モーリーを立ち上がらせコーナーに押しこむ。だが、逆にチョップで奈苗を仰け反らせたモーリーはそのままチョップ連打。奈苗もガットショットからストンピングで応戦すると、さらに足首を極めていく。
 モーリーのセコンドについた中森華子、米山香織、さくらえみが必死にモーリーを応援し、モーリーがロープに逃れると奈苗は応援していたさくらを蹴り落とす。

 大HMKコールの中、モーリーはスリーパー。これを抜けた奈苗はロープに振ってドロップキックからジャンピング・ボディプレスを投下。
 奈苗は膝を叩き込んだ後ロープに振ってショルダータックル。だがモーリーもショルダータックルで互角にぶつかり合う。モーリーのラリアットを避けた奈苗がショルダータックルでなぎ倒すが、モーリーはすぐに立ち上がりエルボー。奈苗のエルボーとモーリーのチョップの応酬。これはモーリーがチョップで倒す。

 背後から奈苗はエルボーで攻撃。さらに串刺し攻撃を狙うが、これを避けたモーリーが奈苗をショルダータックルで倒してセントーンを投下。モーリーは奈苗を上げようとするも、逆に奈苗がブレーンバスター。
 さらに奈苗が上げようとするもモーリーはリバースで切り返す。だが奈苗は腕ひしぎ逆十字に引き込む。これを逃れたモーリーは立ち上がり、エルボー合戦。打ち勝った奈苗がアンクルホールドに捕らえるが、モーリーはロープに脱出。奈苗がモーリーを投げ飛ばし、さらにボディプレス。続いて冷蔵庫爆弾を狙うが、追いかけていったモーリーは雪崩式ブレーンバスター。

 逆にコーナーに登ったモーリーだが、下からヘッドバットで突き上げた奈苗は追いかけていく。雪崩式ブレーンバスターをお返しした奈苗はラリアット、これを避けたモーリーは丸め込むがカウントは2。
 モーリーにニーリフトを連打した奈苗はロープに飛ぶも、体勢を低くしたモーリーが両手刈り。さらにコーナーに登りセントーン2連発からバックドロップで投げていくが、カウントは2。モーリーは“全女式”の執拗な押さえ込みを繰り出すが、奈苗もカウント2で肩を上げる。

 モーリーは奈苗を立ち上がらせるも、奈苗はバックドロップからボディプレス。モーリーと同じく全女式押さえ込みでしつこくカバーするがカウント2の連続。奈苗がコーナーに登っていくと、フラフラと近づいていったモーリーは顔面を叩いてから一本背負い。さらにラリアットで奈苗を2度倒してから丸め込んでいくが、どうしてもカウント3が奪えない。
 大「モーリー」コールの中、奈苗はシャイニング膝アッパーから張り手を連打すると、延髄斬りを叩き込む。さらにモーリーを立たせるが、モーリーはエルボーを連打。これを受けきった奈苗はロープ際でエルボーとラリアット連打すると、ロープに飛んでのラリアットを叩きこむ。これもモーリーがカウント2で返す意地を見せると、奈苗は必殺の冷蔵庫爆弾を投下して3カウントを奪った。

 敗れたモーリーは「私の思い出作りの試合に来てくれたなんて思ってない。だからありがとうなんて言わない。ずっと全女の頃から見ていて、あなたは輝いていて……。でも私はリングに上ったからにはレスラーだから、あんたが輝いてるなら、ずっとその背中追い続けてやるよ!」と思いの丈をぶちまける。
 それを聞いた奈苗は「何も言うことはないよ。ずっと全女の時から応援してくれてたのも知っていて、そんな子とこうやってリングで闘えて嬉しいよ。今後、リングで闘うのか、お互いの(リングで)やっていくことで闘うのか分からないけど、これからレスラーとしての競争始まったな」と言うと、モーリーに握手を求める。だが、モーリーはその手を払いのけてリングを降りた。

 奈苗は「我闘雲舞でありながら、メインを丸投げしたさくら!」と、さくらえみを呼び出す。さくらは号泣しながら「私は悔しい! 今日、私の試合を見てファンになった人はレスラーになってください! 私も10年後に私の試合を見てレスラーになってくれてありがとうとか言いたい!」と“さくら節”を炸裂させると、「我闘雲舞のメインは歌なんだよ!」と言って『限界の歌』を歌い上げた。










★試合後のコメント

高橋奈苗
――試合の感想を
「まぁリング上でも言ったんですけど、モーリー選手が森居さんだった時に、お客さんとしていつも応援に来てくれてて。売店なんかでお話してたりしたんですけど、そういう選手がこうやってリングに立って、全女時代ももちろん分かってたんですけど、そういうことは彼女自身が発することなく。何年目、あの人? まぁ分からないですけど、かなりキャリア積んでからこうやってさくらえみがいる場所で再会するとは……。再会というか、初シングルなんですけど、こういうふうに闘うことになるとは思ってなかったんで、レスラーとしては非常に嬉しいです。素直に。自分を見てレスラーになってくれるっていうのは、一番、やっぱり自分が届けたいものが届いてるっていうひとつの証だと思うんで。まず、そこが嬉しい。そしてこうやって気持ちを思い切りぶつけてきてくれたことの充実感はあります。やっぱり全てを受け止めたいと思ったんで、そういうつもりではいたんですけど、ちょっと自分も次、24日、タイトルマッチ控えている身でありながら、攻めこまれすぎたかなという反省点はありつつ。でも、あと4日後にタイトルマッチがあるんで、そこに向けていいステップにはなりました」
――試合中にモーリー選手の憧れの気持ちは感じました?
「分からないけど、全女式の押さえ込みをやってきたところは、なんか考えて来たんだなというか、彼女自身の歴史をぶつけてきたのかなと思って、私も思わずやり返してしまったんですけど。ああやって全女時代の自分があるから今があるわけだし、何かちょっと、こう、何か初心を思い出すいいキッカケになった気がします。でもやっぱり、憧れで試合したって気持ちはないと言ってたんで、ここからまた私と試合して、こうやってシングルのメイン、初めてだったらしいので、こうやって皆に『頑張れ』って言われたこの声援、これを裏切らないようにするためには、今日負けたんだから自覚して、一歩ずつでもいいから進んでいくことが、今日、声援をくれた方への恩返しになってくると思うんで。そういう気持ちで私も毎日毎日やっていると思うので、そういう着実な一歩を歩く女子レスラーが、もっともっと増えていけばいいなと思いました」
――前回、中森選手には足りない部分が色々あるとおっしゃっていましたが、モーリー選手には、今、何か足りない部分などは見えました?
「ん〜、身体がちょっとノソノソしてるかな。彼女自身が全部自分をコントロールしきれてない感じがしたんで、隙がいっぱいありました。だから、もっと強くなるためにはその隙を埋めていかないと。その隙、一瞬の隙で負けることが多いので、そこはすごい課題だと思うんですけど。でもまぁトレーニング、練習を積んでいけば、そこは全然埋めていけるんで、気持ちの持ち方次第だと思います。そういう色んな面を含めて、今日は自分も勉強になったんで、24日、絶対負けられないなっていう。本当、予定外にやられてしまったので、ここをしっかりおさらいして、次、本当に負けられない試合に臨むんで気合入りました」
――愛川選手の引退発表は24日の試合に影響ありましたか?
「あのね、あいつは全部波を持っていこうとしてるな、と。色んなものを味方につけて、すっごいなんかでっかい塊になって、私の前に立ってくるなという感じがして。よりちょっと精神的にくるものはあるんですけど、逆に自分が見てる人皆に嫌われてもいいから、今まで押し殺すしかなかった気持ちを、全部をあいつにぶつけてやろうと思います!」
――押し殺すしかなかった気持ちとは
「やっぱりね、スターダムを旗揚げして、デビュー間もない人たちとキャリア積んだ私達が、やるには出せないものがいっぱいあったんで。その溜まった分は大きいですよ。それをアイツが辞めるんだから潰れようが何しようが、その試合が引退試合になってもいいじゃん、もう。4月まで頑張ってくださいなんて気はサラサラないんで。私の目の前に立つってことは、そういうことです」

 

モーリー
――高橋選手との試合いかがでした?
「いや、やっぱり身体が大きいので、一発一発がすごい重くて。でもやられるのには自信があったんですけど、その中でもどうやって自分が次攻撃するかとか、そういうのを必死で考えていました」
――自分が思い描いていた試合というものはできましたか?
「そうですね。自分が思い描いていたというよりも、お客さんが見てどうだと思うんですよ。自分だけの思い出作りの試合だったら、この試合、やって満足しましたで終わるかもしれないんですけど、それをやっぱりお客さんに伝えなきゃいけないというのは。でも今日のお客さんの声援だったりとか、我闘雲舞という場ではあるんですけど、こんだけ大きな声援をあげてもらえたということは……まぁ自分的にはまだまだな部分多いですけど、まぁちょっとは手応え感じた試合でした」
――初のメインイベントでのシングルということについては
「そうですね。恥ずかしながらJWPのリングで、タッグでメインという場は与えられても、シングルでメインという、そういうところには自分は立てなかった。それは自分の力不足ということで。でも我闘雲舞で、小さい小さい市ヶ谷の、リングでないマットで、全部レギュラーで出させてもらって、そういう積み重ねで、今回の板橋のシングル、メイン。急にポンと上がってきたわけじゃなくて、それもまた地道な段階を経て、今回のメイン、シングルをやれたっていうのは、何か多分自信にもなりましたけど、これを自分のホームリングで、JWPでやらなきゃいけないことなんじゃないかなと、まぁ思い知らされた感はあります」
――試合後、高橋選手から『レスラーとしての闘い始まったな』という言葉もありましたが
「そうですね。まぁファンで、自分が追いかけてた高橋さんもすごい輝いていて、自分の手を届きたくても届かない。だったら自分がレスラーになろうと思って入門して。でも一回挫折して。またプロレスのリングに上がって、やっと……まだ届かなかったけれども、やっと背中に触れる位置に上がれたというか、今日のメインのシングルが出来た。でも、またきっとドンドンドンドン高橋さんは先に行ってしまうと思うので、自分も負けないように。多分追われてる者っていうのは、自分の足あと見えないと思うんですけど、自分が追ってる側としては相手の背中が見えるので。目標となる選手がいるので、まぁそれに向かって追いついていきますよね。先頭にいたら誰が道標になるか分からない。でも自分は高橋さんだったり、いっぱい先輩はいるので、いっぱいその背中を追いかけて。ドンドンその背中を掴んで、いっぱい試合して、結果を出していきたいと思っています。でもまだ今日の試合で負けたので、お客さんの賛同は得たかもしれないけれども、まぁ悔しいです。でも、ほんのちょっとだけ、ほんのちょっとだけ、自分の12年の夢が叶って嬉しい気持ちはあります」

 
 ZERO1マットで全力女子vsPLANET!夕陽がホームリングで初勝利

プロレスリングZERO1
UNIVERSE
11月6日(火)東京・後楽園ホール(18:30)
観衆非公開 

現役国立女子高校生レスラー・夕陽、半年ぶりのZEROマット参戦!30分1本勝負
夕陽
宝城カイリ 
11分52秒
 450°スプラッシュ→片エビ固め
岩谷麻優●
翔月なつみ 

 PLANETのセコンドには紫雷イオ、全力女子のセコンドには愛川ゆず季がつく。夕陽と岩谷の先発で試合開始。腕の取り合いからロープに飛ばされた夕陽はバック転からミドルキック。岩谷も蹴りをかわしてドロップキックを返すと、腕を取ってタケコプターで投げていく。
 ならばと夕陽も同じようにロープに反動を利用してのアームドラッグで対抗。続いて宝城が翔月にエルボーを連打してコーナーに追い込む。そこから夕陽とトレイン攻撃。

 夕陽は掌底と蹴りのコンビネーションを叩き込むが、翔月はドロップキックを返すとニーリフトで夕陽の顔面を突き上げる。タッチを受けた岩谷は夕陽をボディスラムで叩きつけると、思わず「重たいんだよ!」と絶叫。そこから背中にチョップを落としていった岩谷は、髪の毛をひねりあげてから翔月にタッチ。
 翔月はミドルキックを打っていくが、カニ挟みで倒した夕陽は619。そこに入ってきて岩谷も蹴り倒してから宝城にタッチ。だが、岩谷が入ってきて宝城にチョップを打っていく。

 宝城は2人がかりで攻撃しようとするPLANETの同士討ちを誘い込むと、スピアーを狙う。岩谷がこれをかわすと翔月がダブルニーを投下。さらに場外に出た宝城に翔月がエプロンからダイビングニーを投下すると、続けて岩谷がコーナー最上段からプランチャ。しかし、そこに夕陽がケブラーダを発射。
 リングに戻った宝城は前方回転ネックブリーカーを決めると夕陽にタッチ。ミドルキックからスワンダイブ式ミサイルキックを発射した夕陽は、宝城とダブルのエルボー攻撃。さらに宝城が翔月にスピアーを決めると、そこに夕陽がラインオンサルトを投下。

 翔月はエルボー合戦を仕掛けていくが、夕陽の一発一発が重い。ジャーマンを狙った夕陽をサクソンクラッチで丸め込んだ翔月は、串刺しニーからランニングニーを叩き込む。タッチを受けた岩谷はミサイルキックを発射。続けてダブルリストアームサルトで投げるがカウントは2。
 10分が経過し、岩谷は逆打ちを決めたが、これもカウントは2。ドラゴンスープレックスを狙う岩谷だが、夕陽が踏ん張ると岩谷は張り手。夕陽も張り手を返すと、そこからジャンピングハイを叩きこんで低空ブレーンバスター。

 そこに宝城がダイビングエルボードロップを落とすと、夕陽がジャックナイフ式エビ固めで丸め込むが、カウントは2。ならばとハニーフラッシュを叩き込んだ夕陽は、宝城がイカリで翔月の動きを止めている間に、岩谷に450°スプラッシュをズバリと決めて3カウント。ホームリングであるZERO1で450°スプラッシュ初公開し、待望の初勝利を挙げた。













★試合後のコメント

夕陽&宝城カイリ
夕陽「4月24日の愛川ゆず季さんとのデビューから始まって、松本浩代選手、そして今半年ぶりに3度目のZERO1後楽園ホールに帰ってきたんですけど、勝ててよかった。本当に! 成長を見せれることができて本当によかったです。これからはもう成長って段階を見せれたと思うんで、また次々とZERO1ファンの方に楽しんでいただけるような試合をして、勝てたらいいなと思います」
宝城「えっと、今日は夕陽ちゃんが半年ぶりにZERO1のリングに帰ってくるということで、私、パートナーとして勝たせてあげたいし、勝ってほしいという気持ちが凄く強くて。今日はアシストにまわるつもりで頑張ったんですけど、最後夕陽ちゃんがきっちり決めてくれたので、自分のことのようにすごく嬉しかったです。ありがとうございました」
——普段はスターダムのリングで戦ってる相手ですが、ZERO1のリングで闘うと、やはり違う部分がありましたか?
夕陽「自分の心の、なんていうんですかね? 自分のホームはZERO1だと思っているので、そのお客さんが身近にいて、声援を飛ばしてくれるというのはすごく心強かったです」
——初めてZERO1ファンの前で450°スプラッシュを出しました
夕陽「450°もそうなんですけど、勝てたのも初めてなんで、本当に嬉しい」
宝城「今日は同級生の高校生たちの声が、すごく聞こえたよね」
夕陽「はい。今日観に来てくれるってことで、格好悪い姿は見せられないなと」
——宝城選手はZERO1マットいかがでしたか?
宝城「初めて他団体に参戦したんですけども、思った以上にすごいお客様が温かくて、声援に助けられたっていうのがあります。すごく楽しくできました。ありがとうございました」

 

岩谷麻優&翔月なつみ
ーー他団体の試合でしたが、いかがでしたか?
岩谷「いや〜、他団体はやっぱりお客さんの層? 年齢とか人柄? 人種? そういうのが違うからどういう反応をされるんだろうって。自分が2年間やってきたプロレスをどういうふうに評価して見るんだろうなって、ちょっと楽しみだったんですけど、やっぱ夕陽さんのホームなんで」
翔月「応援がすごかったですね」
岩谷「すごかったね。何かその部分でもちょっと悔しいなって。でも今日試合をして、1人でも多くスターダムを観に来たいって思ってくれる人がいたら、それはすごく嬉しいですけど。最初、この中で一番目立ちたいって言ったんですけど、だけど最後自分が負けちゃったし、悔しいですね。もう1回やりたい! ZERO1で。スターダムのリングで夕陽ちゃんと闘うのはもちろんだけど、ZERO1っていう夕陽ちゃんのホームで試合して勝ちたいと思いました」
翔月「他団体にちゃんと出るのは初めてなんですけど、デビューして1年も経っていない自分と、デビューしてまだ半年ぐらいの夕陽ちゃんなんですけど、それで負けるのは悔しいですし、私たちのほうがまだちょっと夕陽ちゃんより長いことやっているのに、負けてしまうのがすごく悔しいので。ここはいくら他団体のマットとはいえ、やっぱりスターダムを代表して来ているわけですから勝ちたかったですし、いまタッグリーグで組んでいるパートナーの宝城カイリにも負けたのがすごく悔しいので、またタッグになりますけど、これらの経験も含め、また次、絶対ZERO1さんに呼ばれることがあったら麻優さんと組んで、また夕陽&宝城カイリチームに借りを返したいと思います。それまでに連係、もっと考えましょう(苦笑)」
岩谷「そうだね! とりあえず今日はチームだったんですけど、次週の(スターダム)新木場からは敵なので。ブロックは違うといえど敵なので、その辺は容赦しないぞって感じです!」
翔月「はい。お互いに決勝まで上がってPLANET対決をしましょう」
岩谷「はい。頑張りましょう」
 奈苗が我闘雲舞の板橋大会に“友情参戦”!中森を下すと、モーリーが対戦要求

我闘雲舞
取り急ぎまして板橋大会

11月4日(日)板橋グリーンホール(17:00)
観衆243人(超満員) 

▼シングルマッチ 20分1本勝負
高橋奈苗
14分50秒
冷蔵庫爆弾→片エビ固め
中森華子●

 奈苗はワールド・オブ・スターダムのベルトを肩にかけて登場。
 両手で握手を求めた中森に対し、片手で応じた奈苗。ロックアップからロープに押し込んだ奈苗だが、体勢を入れ替えた中森はエルボー。さらにクロスボディを放っていくが、キャッチした奈苗はマットに叩き付ける。

 中森も奈苗のレッグドロップをかわして蹴っていくと、奈苗の串刺し攻撃を蹴りで迎撃しようとしたが、奈苗も直前でストップ。手四つの力比べからリストロックに捕らえた奈苗だが、中森はアームドラッグからヘアホイップで投げると、ロープ際で奈苗を踏みつけていく。
 さらにサッカーボールキックの連打から、ハーフダウンの奈苗にドロップキック。しかし足4の字固めを狙った中森を首固めで丸め込んだ奈苗は、さっきのお返しとばかりにヘアホイップで投げ飛ばすとドロップキック。

 アバランシュホールドで叩き付けてからワキ固めに捕らえた奈苗は、キャメルクラッチにスイッチ。さらにフェースロックで絞め上げてからエルボー合戦を仕掛けていく。中森も必死にエルボーを打っていくが、一発の威力が違う。
 それでも対角線にホイップされた中森はコーナーに飛び乗ってのクロスボディ。そこから馬乗りなってチョークを見舞っていくと、ボディシザースに捕らえる。敢えて「絞れ、コラ!」と挑発していった奈苗は、身体の向きを変えると、反転して逆片エビ固めに捕らえる。

 辛くもロープに逃れた中森は、ランニング・ネックブリーカーを決めるが、ロープに飛んだ中森のバックを取った奈苗は投げ捨てジャーマンからミサイルキック。そこから再びワキ固めに捕らえた奈苗は、変型のリバースバイパーホールドからアルバトロスへと移行。
 ガッチリ決まったが、中森はどうにかロープに脱出。奈苗は串刺しラリアット2連発から中森を強引に引き起こすが、逆に対角線いホイップした中森は串刺しフロントキックからヘッドバット。

 奈苗もヘッドバットを返していくが、中森のヘッドバットが気合いで上回る。しかし腕を取ってグラウンドに持ち込んだ奈苗は、アンクルホールドに捕らえる。「華子」コールが起こる中、何とかロープに脱出した中森。
 10分が経過し、中森はDDTを決めるが奈苗はブレーンバスターで投げると、一気にカナディアンバックブリーカーの体勢から自分のヒザの上に中森を叩き付ける。そこからコーナーに登った奈苗だが、立ち上がった中森は奈苗を場外に蹴落とすと、エプロンからディスティニー・ハンマー。

 さらにリングに戻った中森はミサイルキック2連発。中森のフィッシャーマンを踏ん張り、ハイキックをブロックして延髄斬りを叩き込んだ奈苗は、ヘッドバットで中森をダウンさせると張り手からラリアットを狙うが、中森もかわして張り手を返すと、ハイキックからシャイニング・ウィザード。
 そしてコーナーに登った中森だが、追いかけていった奈苗はトップコーナーから雪崩式ブレーンバスター。これもカウント2で返した中森だが、奈苗はバックドロップ。投げられたところを丸め込んだ中森は、続けてフィッシャーマンバスター。

 さらにディスティニー・ハンマーを投下したが、かわした奈苗はハイキックをブロックしてバックドロップ。これもカウント2で返した中森だったが、奈苗はダメ押しの冷蔵庫爆弾を投下して3カウント。

 するとモーリーがマイクを持って「ちょっと待ってください! 高橋奈苗、自分とシングルしてください! 自分はあなたに憧れて女子プロレスラーになりました。ずっと交わることがないと思っていましたが、自分たちのホームリングじゃないリングで、しかも板橋で、仲間の中森とシングルして負けたことが悔しい! でもそれ以上に自分はあなたとシングルが出来なかったことがもっともっと悔しい! でももう待ちません! いつか自分とシングルしてください!」と奈苗に対戦要求!

 観客から「いつかじゃねぇだろ!」という声が飛ぶと、奈苗も「今いいこと言った! いつかじゃねぇだろ! 今だ!」と言い、両者ともいますぐにでももう1試合始めそうな勢いに。
 だが、そこにさくらえみが飛び込んできて「ちょっと待った! いつかじゃなくて、今じゃなくて、次回お願いします! 次回予告をさせてください。次回12月20日、板橋大会で高橋奈苗vsモーリーのシングルマッチ、私はメインイベントで見たいと思います!」と勝手に決めると、とっとと引き揚げてしまった。

 リング上に取り残された奈苗は「行っちゃったよ……なんかさ、(※観客が着ていたハートムーブ系リフォームのTシャツの背中に書かれた言葉を指差しながら)あのTシャツの後ろに書いてなかった? それ、あんたたちのチームのモットーみたいなもんじゃないの? 『いつかじゃなくて今なんだ』。でもさくらさんが次の板橋って言った。私はさくらえみさんとの友情参戦だったのでさくらさんを立てたいと思います。しかもメインで場所を用意してくれたんだぞ。すごいじゃん! 今日ここからまた物語がスタートすると思うとワクワクしますね。私も12月20日を楽しみにしています。ありがとうございました!」と12・20板橋大会の参戦を承諾した。














★試合後のコメント

高橋奈苗
――我闘雲舞のリングいかがでしたか?
「我闘雲舞のリングっていうよりかは、本当にさくらえみのリングですね。どこに行っても変わらない。あのハチャメチャさというか、さくらえみだからってことで許されて、今まで生きてきた、そのまんま貫いてる! そこはある意味気持ちいい所はあると思います。今回だから友情参戦という形で、今日カフェラテをもらって参戦したんですけども、まぁなんかあぁやって新しい女子プロレスのもう一つ物語ができたのかなと、試合後に。そして今日、中森華子と初めてシングルだったんですけど、今まで本当に数えるぐらいしか対戦したことなくて、しかもタッグでちょろっと当たったぐらいで、本当にどんな選手かも分からず、まだでもさくらえみ選手から『(中森が)燻ってるから、奈苗がどうにかして』みたいに丸投げされて、今日リングに立ったんですけど。でも今日、私はプロレスにおいて必要なものをあの子にぶつけたつもりで、それは相手が誰だからとか限らず、常に私が心にあるもの……皆さんご存知だと思うんですけど、パッション! パッションをぶつけて、それがあの子に伝わってたらいいなと思います」
――試合では中森選手のパッションは感じましたか?
「ん〜〜〜とね、私は大人なんで、根っこにはあるんだろうなっていうのは見抜いたところはあるんですけど、でもあの人に興味がない人だったら、それは全く届かないというか、すごくデッカイ殻の中に、ぶ厚い殻の中に入っちゃってる気持ちがあるんで。その殻をどんどんどんどん、私はいつも以上の強さで、その殻を打ち破ろうとしたつもりです。そういうような感じで相手にぶつけることが必要なんだぞ、と。それは難しいことじゃなくて簡単なことなんで。自分から一歩踏み出したら全然簡単なことだし、そういう自分が女子プロレスを好きで入って来た気持ちを忘れなければ、簡単なことです。はい」
――試合後にモーリー選手から高橋選手を目指してプロレスラーになったという言葉と、挑戦表明もありました
「はい。いやー、そうなんですよ。昔、全女時代によく会場に来てくれてたんですよね。そっから全女に入門してきてくれて、その時はやっぱ立場も違うし、結構すぐ辞めてしまったので何もしてあげることができなかったんで。そういう選手からあぁいうアピールがあるとは思わなくて、ビックリしたのが一番なんですけど。何かあぁいうアピールがあるっていうのは、プロレスラー冥利に尽きることだなと、ある意味思います。自分が誰かの夢や憧れになれてるんだったら、本当にそれが一番プロレスを通してなんですかね? パワーだったり、夢だったり、勇気だったりを皆さんにあげたいなと思って、いつもリングに上ってるんで。逆になんかいい気持ちをもらいました! で、なんか言い捨てて帰っちゃったんですけど、12月20日、メインでということだったんで、自分もそこまで気合入れてまたこのリングに上がりたいなと思います」
――我闘雲舞連続参戦になりましたが、これも友情参戦で?
「まぁ、ん〜、いや! でも今回友情参戦で様子を見るというか、次があると思って来てなかったんですけど……やっぱあぁいう気持ち、モーリーの気持ち、あんなに熱い気持ちをぶつけられたら、ね? パッションの女が逃げちゃいけないなと思いました」

 
 脇澤が25周年を迎えた豊田真奈美に挑むも惜敗!スターダム両国大会で再戦か!?

豊田真奈美デビュー25周年記念興行〜飛翔天女〜
9月22日(土)新宿FACE(18:00)
観衆625人(超満員札止め) 

▼シングルマッチ 30分1本勝負
豊田真奈美
11分20秒
ジャパニーズ・オーシャン・サイクロン・スープレックス・ホールド
脇澤美穂●

 脇澤はナナエ軍団の高橋奈苗、須佐えりをセコンドにつけて入場。「お願いします!」と両手で握手を求めていった脇澤は、ゴングと同時に突進してドロップキックを連発。さらに豊田の突進をかわして場外に放り出すと、コーナー最上段からプランチャを投下。豊田をリングに戻した脇澤は「おばちゃん、お久しぶりだ!」と叫びながらヘアホイップで投げると、胴絞めスリーパーに捕らえる。
 脇澤の腕に噛みついていった豊田だが、脇澤はボディシザースに捕らえていく。体の向きを変えて脇澤を睨み付けた豊田は、脇澤の顔面を指で伸ばしていくと、ストマッククロー(というか腹の肉を掴んでいく)。

 「離せ!」と叫びながら立ち上がった豊田だが、脇澤は「絶対に離さない」。しかし頭を叩いてあっさり脱出した豊田は、脇澤の股間を攻撃。女性なのに股間を抑えて痛がる脇澤に場内から爆笑が起こる。
 キャメルクラッチに捕らえた状態で脇澤の髪の毛を引っ張った豊田は、さらにヒップトスを落とす。思わず「重てぇ」と漏らした脇澤にミサイルキック2連発を叩き込んだ豊田は、ムーンサルトを狙ってコーナーに登るが、脇澤が背後から投げ捨てジャーマン。

 豊田がローリングクレイドルで回したところで5分経過。脇澤もローリングクレイドルをお返しするとコーナーに登っていくが、豊田が追いかけていく。するとベノムアームでのアイアンクローと唾攻撃で豊田を叩き落とした脇澤はミサイルキックを発射。
 バックを取った脇澤だが、豊田はロープに脱出。ならばとロープに飛んだ脇澤だが、豊田は追走式フロントキックを叩き込むと、ジャパニーズ・オーシャン・サイクロン・スープレックスの体勢に。

 ここから逃れた脇澤はベノムアームでのアイアンクロー。さらにコーナーに登った豊田を追いかけていき、雪崩式フランケンで投げた脇澤はジャーマン。だが、ダメージと豊田の体重でブリッジが崩れてしまう。改めてバックを取り、今度こそジャーマンで投げた脇澤だがカウントは2。
 脇澤はフィッシャーマンバスターを狙うが、豊田はダブルアーム・スープレックス・ホールドで切り返す。カウント2で返した脇澤だが、豊田はムーンサルトプレスを投下。これをかわして自爆させた脇澤は一気にフィッシャーマンバスター。

 10分が経過し、バックの取り合いから脇澤はサムソンクラッチを狙ったが、豊田は踏みつけて阻止するとコーナーに登っていく。追いかけていった脇澤だが、ここで豊田が掟破りの逆ベノムアームから唾攻撃で叩き落とすとミサイルキック。そこから豊田は今度こそジャパニーズ・オーシャン・サイクロン・スープレックスを決めて3カウントを奪った。

 試合後、マイクを持った脇澤は「豊田さん! 久しぶりに試合したけど、やっぱり豊田さんを超えられなかったです。私、豊田さんとはもう1回やりたいです。もっと練習してもう1回やりたいです! お願いします!」と涙ながらに絶叫。
 すると豊田は「脇澤、アンタ昔、私のこと大嫌いって言ったでしょ。(本当は)大好きでしょ? 私もワッキーが大好き! カワイイ」と言って脇澤を抱きしめた。そして「頑張って。いいよ、やろう! いつでもやろう」と再戦要求を受諾。
 それを聞いた脇澤は「豊田さん、次、豊田さんとやるまでたくさんたくさん練習したいんで、来年の4月29日、両国国技館で試合してください。お待ちしています!」と、スターダム初の両国大会となる2013年の4・29両国大会での再戦を直訴した。














★試合後のコメント

脇澤美穂
――久々の豊田選手との試合でしたが
「やることは豊田さん変わってないんですけど、体格だけすごいデッカクなってて。もう持ち上げるのだけで精一杯でした」
――当時との違いは
「もう体格ですね。もう豊田さん2試合目だったんですけど、リング上がった瞬間に化物のように見えて。もう私どうしようかと。めっちゃ怖くて……」
――その怖かった相手に、スターダム両国国技館大会で再戦を申し込んだわけですが
「そうですね。もう両国が決まった時からもう、もう、絶対もうそこで豊田さんとやりたいと(思っていた)。豊田さんが両国ですごい方達と、いつもすごい試合をしているのを、いつも見てきたんで。そこで豊田さんと闘って、何か自分で掴めたらいいなと。これから先、私はずっとプロレスを続けていくんで。何か豊田さんから得たいと思ってます」 

 

豊田真奈美
――25周年迎えていかがでしょう?
「改めて、何か自分一人で25年きたわけじゃなくて、本当に周りで支えてくれている方達のおかげで、25周年を迎えられたんだなというのが、今日感じました」
――どんな所から感じました?
「それはもう今回の興行で動いていただいたスタッフの方もそうだし、気持よく協力してくれたファンの方々、あとお客さんがこうやって来てくれたので、本当に周りに支えられてるから25年も頑張ってこれてるんだなと改めて感じました」
――前回の20周年の時も全5試合やりましたが、今回も全5試合。なぜ全5試合なんでしょう?
「やらなければドンドンできなくなるっていうのもあって。でも20周年の時よりすごく自分自身が情けない試合をしちゃったな、と。こうやって現役離れていた(山崎)五紀さんが現役の勢いで来てくれて、こうやって五紀さんも今回の興行にむけて頑張っていただいたのに、何か自分は何をやってんだろうっていうのがあって……。本当にこんなんじゃ恥ずかしいと思うので、もうちょっと頑張んないといけないなと思います」
――前回の20周年から今回の25周年に向けて変わったことは何でしょう?
「……変わったこと……(※熟考)」
――豊田選手が進化しところとか?
「……変わったこと……いやー、なんだろう……」
――もしかしたら変わらないのが豊田真奈美なのではないかと……
「変わらない……」
――10周年の豊田真奈美も、20周年の豊田真奈美も、今回の豊田真奈美も全部出してやろうというその気持ちは変わってないと思いますけど
「変わらないのにやっぱり年齢的に体力が落ちていてというところで。だから今日の試合はダメだったなと。考えは変わってないのに、やっぱりやることは変えられてしまうから」
――今日の5試合、昼間(のOZアカデミーでの試合を)加えて6試合だが、反省する部分は?
「っていうか、本当に本当に日々反省って感じですね。今日は何ひとつ、自分は今日出てくれた選手すべてに負けてたんじゃないかなと思います。こんなに素晴らしい仲間が集まってくれて、ね? 何か自分自身みっともなかったのかなと。本当に今回協力してくれた皆さん、本当に感謝の気持ちでいっぱいです」
――25年目を超えて26年目がスタートしたわけですが、30周年記念大会も全5試合に出場?
「なんで20周年でこんなことやっちゃったんですかね?(苦笑)30周年……どうします? 私がもう30周年で5試合やりたくないから、29年目で引退するとか言ったら(笑)。もう無理〜って」
――それは引退の大会で5試合やってもらいます
「え〜!?」
――現役の間は豊田真奈美は豊田真奈美でいてもらわないといけないですから
「豊田真奈美は豊田真奈美でいなきゃいけないのに、豊田真奈美じゃなかった、今日は。これが20年前とかだったら、『ナニ、チクショー』って思ってたけど……。今日はすごく何回も自分に負けそうな時があったから、なんかね……こんなんじゃダメだなと改めて思いましたね」
――山崎五紀さんから力をもらったというのはありますか?
「本当に心から尊敬できるし、今日もやっぱり改めて素晴らしさを感じたし。本当に素敵な人ですよ、人としても先輩としても。自分もあんな先輩になりたいですね。あんな先輩に、なれるかな? 本当に素晴らしい」
――後輩や、子供みたいな年齢の選手に『自分の○周年だから出てください』って言われたら出ます?
「どうだろうねー。その時になってみないと分からないなぁ。1回も引退したことがないから、引退したら結構やりたくなる人もいるって言うじゃないですか? 久しぶりに。でも五紀さんは全然そういう考えないんだっておっしゃってたんですけど、でも豊田真奈美だったらって言ってくれて」
――後輩の脇澤選手からは両国で闘ってほしいという言葉もありましたが
「ですね〜。こんな私でよければ。脇澤がいつまでも……脇澤に尊敬してもらえるような先輩になりたいです。今日の五紀さんのように、自分が五紀さんを思っているように」

 
 岩谷と須佐がTeens参戦。初の他団体出場だった須佐がみなみ飛香に勝利!

10代女子レスラー主催興行「Teens7」
8月20日(月)新木場1stRING(19:00)
観衆102人 

▼タッグマッチ 30分1本勝負
●みなみ飛香
岩谷麻優
11分47秒
ロシアンフック→片エビ固め
勝愛美
須佐えり

 岩谷麻優はアイスリボンのみなみ飛香と組み、これが他団体初出場となる須佐えりはJWPの勝愛美と組んでメインイベントで対戦。須佐と岩谷のみ握手を交わさずに試合開始。まずは飛香が勝にエルボーで向かって行くが、ショルダータックルでなぎ倒した勝。飛香もすぐさまショルダータックルでなぎ倒して岩谷にタッチ。
 ロックアップからロープに押し込んだ勝はエルボー。岩谷も体勢を入れ替えてエルボーを返すと、ヘアホイップで投げていく。勝の腕を取った岩谷はタケコプターで投げていく。しかし勝はコーナーに追い詰めエルボーを連打するとヘアホイップをお返ししてから須佐にタッチ。

 ドロップキックからエルボー合戦を展開すると、そこから須佐が張り手。岩谷も張り手を返すと須佐はパンチを狙ったが、かわした岩谷はドロップキック。しかし須佐も逆上がり式DDTを返して勝にタッチ。
 ショルダータックルで何度も岩谷をなぎ倒した勝は、串刺しエルボーからブルドッキングヘッドロック。バックドロップからロープに飛んだ勝だが、真横のロープに飛んだ岩谷はスリングブレイド。さらにドロップキックからダブルリストアームサルト。

 カウント2で勝が返したところで飛香にタッチ。ミサイル式はりきりキックからカミカゼで叩き付けた飛香。さらに飛香がコーナーに飛び乗ったところで、岩谷が入ってきて勝にドロップキック。倒れたところに飛香がダイビング・フットスタンプを投下するがカウントは2。
 勝はコーナーに登った飛香を投げ落とすと、エルボーをかわしてバックを取った飛香にバックエルボー。すかさずミサイルキック2連発からリバーススプラッシュを落とすがカウントは2。

 タッチを受けた須佐がDDT2連発から飛び付き式の高角度DDT。だが、飛香もはりきりキックを返すとカウンターでブロックバスターホールド。カウント2で勝がカットすると、須佐はジャンピングラリアットを返す。ダブルダウン状態から先に立った須佐はエルボー合戦を仕掛けていくが、コーナーに飛び乗った飛香はフットスタンプで須佐の足を踏みつける。
 さらにリストクラッチ式首固めから魔神風車固めで投げた飛香。カットに入った勝は須佐と初タッグとは思えない見事な連係攻撃を披露。

 だが、岩谷が須佐にミサイルキックを発射。逆に飛香と合体技のタケコプター2を狙ったが、これがうまくいかなかったため、飛香がはりきりキックで須佐をコーナーまで吹っ飛ばすと、岩谷が串刺しドロップキック。そこからブロックバスターを狙った飛香をDDTで叩き付けた須佐は、ロープ駆け上がり式の首固め。しかしカウントは2。
 10分を経過し、須佐はハーフハッチで投げると、コーナー駆け上がり式のスイングDDTから変型のスクールボーイで追い込んでいく。そして立ち上がってきた飛香に必殺のロシアンフックを叩き込んで3カウント。

 試合後、自分よりキャリアが上の飛香から勝利した須佐は「私は今回、Teens7っていうのはデビューして初の他団体デビューです。今回、自分と組んでくれた勝愛美さん、対戦してくれたみなみ飛香さん、ありがとうございました。すごい楽しかったし、まだまだ強い選手がいるって分かったので、自分が上に行く目標が出来ました」と喜びのマイクアピール。
 続いてTeens代表の飛香が「自分の大会なのに、Teensの大会ではほとんど負けています。自分が勝てると思って組んだカードは1つもなくて、挑戦する場だと思ってカードを組んでいます。新木場大会、負けて悔しかったけど、すごい楽しかったです。でもやっぱり悔しくて、でもスターダムさんと組んだり試合で絡むことは楽しみにしていて、前からやりたかった人たちだったので楽しかったです。ありがとうございました」と挨拶したあと、大学受験に専念するためにプロレスを一旦休業することを宣言。最後は出場選手で飛香を胴上げして送り出した。














★試合後のコメント

みなみ飛香&岩谷麻優
——初めてスターダムと絡んだわけですが
飛香「もうなんか前からスターダムの選手とは戦いたかったし組みたかったから、今日自分の興行ていうところでスターダムの選手と絡めたのは、初めて絡めたのはほんとに意味のあることだなと思いました。ほんとうに楽しかったです」
——岩谷選手はアイスリボンと絡んでみていかがでした?
岩谷「えっと、そうですね、アイスリボンはDVDで見ていたので、まさか組むことになると思ってなかったので、最初は他団体の人は初めてあたるのですごい困ったというか困惑したところもあったんですけど、すごい明るくて、すごいファイトスタイルなのか自由な感じで、自分もこういう楽しくプロレスができたらいいなと思いました」
——同じスターダムの選手である須佐選手の握手を拒否しましたが
岩谷「そうですね、昨日スターダムの興行で組んで戦って、組んで試合をしてやっぱり組むのは嫌だなって思って、やっぱ戦うほうがいいなと思ったんですけど、自分も張り手とか容赦なくばんばん打つんですけど、須佐えりので昔一度記憶飛んだ事ありまして試合中に。今回も記憶飛ぶかと思って焦ったんですけど、はい、またこのカードでもう1回やりたいです」
飛香「やりたい!」
——最後須佐選手のロシアンフックで倒されてしまいましたが
飛香「正直、当たったかどうかとか覚えてなくて、記憶パーです。自分負けたんだというよりかは、試合やってたんだっていうぐらいの感覚で最後終わりました(苦笑)。そんな感じでした」
——試合後にプロレスを休止するとの発表がありましたが
飛香「なんか、いっぱい考えた結果がこういう形になってしまってすごい申し訳なかったんですけど、自分高校、中学3年生の時の高校受験の日は、前日まで名古屋で藤本選手のICEのベルトに挑戦してたりとかほんとやりたい放題だったんですけど、たまたま高校受かったみたいな感じで、プロレス続けながら高校受かった感じなんですけど、いざ高校3年生になってみて進路考えたらもう18になるんだし、プロレスやりながらなんかやりながら進路考えながらとか、できないなと自分の中で判断してそうやって決めたので、そうですね、しかも自分夏が大好きで、夏休み最後の日に、最後ではないんですけど夏の終わりに自分の大会でしかも道場じゃなくて新木場大会で丁度区切りがいいかなって思ったので、ここで一旦お休みをしようと決めました」
——これから受験勉強に励むと?
飛香「そうですね、受験勉強に励むんですけど、行きたい大学はあるんですけどちょっとまだ色々と迷っていて、大学受けるかもしれないし受けないかもしれないし、受けて落ちて一浪二浪するかもしれないから、ちょっとほんとに自分の人生はどうなるか分からないのがみなみ飛香なので。はい、その後の所は何も言いません」
——我闘姑娘メンバーでアイスリボンにはりほ選手一人を残す形になりますが
飛香「そうですね! もうなんか、りほともさくらえみがいなくなった時から、ずっとそうですね、さくらえみがいなくなった日にりほとは泣きながら道場を後にしたのをすごい覚えていて、自分たちこれからどうなるんだろうというのを話していて、最終的に昨日りほ、アイスリボンの新木場大会があった時の帰りの電車の中で、明日プロレス休むんだという事を言ったので、そうですね、りほにとってはほんと急な事だと思うんですけど……りほには頑張って欲しいなって思う反面、なんかりほもなんか休んだりで中途半端だから、どうするのかなっていう相談はずっと友達なので相談とかはのりたいなってずっと思ってます」
——無期限の休止という形で大丈夫でしょうか?
飛香「そうですね、でも、無期限、ですね。ほんとに、来週戻るかもしれないし三ヶ月後に戻るかもしれないし、1年後かもしれないし戻ってこないかもしれないしみたいな、そんな感じです。引退では、ないですよ?」
——プロレスでやりたいことは残ってますか?
飛香「プロレスでやりたいことは、そうですね、岩谷選手とはまたじゃなくて組むんじゃなくて試合したいなって思える選手でした。そして須佐えり選手に負けたのも納得いかないので、試合したいので、まだまだやりたいことはいっぱいあります」

 

須佐えり&勝愛美
——Teens初参戦でしたが
須佐「そうですねやっぱTeensというよりもまず他団体自体に出たのが初めてなので、すごいメインていうのもスターダムでも滅多に出させてもらえない場なので嬉しいし、やっぱこう他の選手と当たれるっていうのはそうそうない事だと思うので、やっぱ自分の勉強にもなり、自分の次の目標とか、実力の差を見せられる場だと思いました」
——他団体の人と組むということについては
須佐「そうですね、なんかやっぱりスターダムでもなんか他団体の人と組むとかはあったんですけど、こうなんて言うんですか?今までの人も何回も何回も他団体の人と組んだりあたってたりはしたんですけど、初めての人とは一度もないんで、ちょっと緊張とか、こうどんな一緒にダブルできるかなっていうのが思いつかなくて、はい、大変でした。でも楽しかったです」
——勝選手はパートナーの須佐選手はいかがでした?
勝「はい、今回スターダムの選手と対戦したり、組ませていただいたりするのが今回はじめてだったんですけど、須佐さんもどういう選手か判らなかったんですけど、実際組んでみてなんかちょっとよかったなって思ってます(笑)。他団体でメインはほんとに初というか初めてで、そういう大きな舞台を任せてもらって、すごい緊張とかプレッシャーとかあったんですけど、お客さんの期待に答えられるような試合ができたんじゃないかなと思っています」
——相手の飛香選手と岩谷選手はいかがでした?
勝「なんか岩谷選手はガンガンちょっと来てムカついた所はあるんですけど、まあはい、自分の眼中には全然なかったので、みなみ選手は何回も対戦したことがあって、すごい楽しいし、同い年っていうのが一番あるんですけど、ガチガチやりあえる大切な選手ですね」
——その相手が無期限休業という発表を聞いていかがでした?
勝「ほんとになんか突然リング上で聞いて、すごいビックリというか何も言葉が出なかったというか。対戦するのは今日で最後になってしまったかもというのもあるんですけど、まあまた、次、あたる機会があればいいですね。今日が最後って事にはしたくないです」
——須佐選手は飛香選手いかがでした?
須佐「自分はまず会うのも初めてですし、戦うのも初めてなので、第一印象はでかいっていうのがまず第一印象だったんですけど、やっぱりこう、自分も高校三年生の時におんなじような経験があったので、そうですね、本人の気持ちとか判るんですけど、やっぱ自分はプロレスが大好きなので、飛香選手はもっとプロレスを続けて欲しいかなって感じです」
——キャリアが5年ほど上の相手を倒したということですが
須佐「そうですね! ちょっとミラクルですね、奇跡です! スターダムのも合わせて3連勝なので、このままグイグイトップの人も潰していきたいと思います」

 DDT日本武道館大会でゆずポンと世IV虎が大活躍!

DDTプロレスリング「武道館ピーターパン〜DDTの15周年、ドーンと見せます超豪華4時間SP!〜」
8月18日(土)日本武道館(16:00)

▼アイアンマンヘビーメタル級選手権ロイヤルランブル
【入場順】DJニラ→柿本大地→松永智充→ばってん多摩川→紫雷美央→福田洋→大鷲透→NOZOMI→ゴージャス松野→彰人→愛川ゆず季→藤原嘉明→ヨシヒコ

【退場順】柿本大地(3分55秒/松永&未央によりOTR)→ばってん多摩川(7分1秒/大鷲によりOTR)→松永智充(7分8秒/大鷲によりOTR)→紫雷美央(8分21秒/NOZOMIによるスクールボーイ)→福田洋(11分50秒/愛川のゆずポンキックからの体固め)→愛川ゆず季(14分8秒/藤原によりOTR)→NOZOMI(14分30秒/藤原のワキ固め)→DJニラ(16分18秒/ヨシヒコのスワンダイブ式首固め)※ヨシヒコが第960代王者となる→ゴージャス松野(16分46秒/ヨシヒコの輪廻転生)→大鷲透(17分13秒/ヨシヒコによりOTR)→彰人(17分20秒/真・輪廻転生'12)
藤原喜明 vs ヨシヒコ
(19分22秒/ワキ固め)
※藤原が第961代王者となる

 
 8月18日にDDTプロレスリングが日本武道館で開催した『武道館ピーターパン〜DDTの15周年、ドーンと見せます超豪華4時間SP!〜』に、愛川ゆず季と世IV虎が出場した。
 まず愛川が第2試合のアイアンマンヘビーメタル級選手権ロイヤルランブルに出場。DJニラが保持していたアイアンマンのベルトを狙って、時間差バトルロイヤルの11番手として登場。福田洋をゆずポンキックで撃破した愛川だったが、12番手として“関節技の鬼”藤原嘉明が登場!
 藤原と対峙した愛川は果敢にローキックで向かっていき、YKブルー(回し蹴り)からパイパイアタックも見舞っていくが、顔色ひとつ変えない藤原は愛川の髪の毛を掴むと、容赦なく一本足頭突きをお見舞い。そのまま場外に投げ捨て、愛川は残念ながらオーバー・ザ・トップロープで失格となってしまった。
 
▼サッカーマッチ5vs5 5分ハーフ10分
[東葛SC(ファミリア)]マサ高梨/佐々木大輔/星誕期/遠藤哲哉/藤本つかさ
vs
[明枠FC(Crying Wolf)]ヤス・ウラノ/アントーニオ本多/火野裕士/タノムサク鳥羽/世Ⅳ虎
2-2(PK2-0) 
 
 
 続いて世IV虎が第4試合のサッカーマッチ5vs5に、明枠FCことCrying Wolfのメンバーとして出場。前半5分、後半5分を戦いその間に通常プロレスルールで奪ったピンフォール、ギブアップ等の数を競うという難解なルールのサッカーマッチだが、世IV虎は前半に火野裕士と同時にファッ●ユーポーズからのセントーンを決めてみせると、後半にはアイスリボンの藤本つかさと一騎打ち状態に。
 藤本のツカドーラをカウント2で返した世IV虎はラリアットを叩き込むと、藤本を一気にリフトアップ。そのまま叩き付けてからコーナー二段目からのセントーンを落とし、踏みつけフォールしたが、カウント2でカットされてしまった。結局、試合は2ー2の同点で終わったのだが、サッカーマッチのためPKで決着をつけることに。ステージ上には本物のサッカーゴールが設置される。
 世IV虎は明枠FCの4番手キッカーとして登場。対するフェミリアこと東葛SCのキーパーは星誕期。巨漢の誕期に対し、左隅を狙った世IV虎のシュートは残念ながらゴールの枠から逸れてしまいノーゴール。思わず悔しそうな表情を浮かべた世IV虎。結局、試合は東葛SCがPKを2本決め、世IV虎が所属する明枠FCは1本も決められず敗れてしまった。

▼スペシャルシングルマッチ ハンディキャップウェポンランブル 60分1本勝負
高木三四郎 vs 鈴木みのる
(17分33秒/ゴッチ式パイルドライバー→体固め) 

 
 さらに愛川は第6試合の高木三四郎vs鈴木みのるのスペシャルシングルマッチ ハンディキャップウェポンランブルに、高木のウェポン(公認凶器)として登場。お色気作戦を任された愛川は、一時期某選手に盗まれて行方不明になっていた星条旗柄のセクシー水着姿で登場すると、リング上でグラビアポーズを取り鈴木を悩殺!
 思わず鈴木はセコンドから携帯電話を奪い取り、ゆずポン撮影会を始めるほど食い付いたが、愛川をお姫様抱っこして記念撮影しようとした鈴木の背後から高木が攻撃! 愛川とのWゆずポンキックを決めて形勢逆転に成功したが、鈴木は続く愛川のパイパイアタックをかわすと、師匠・藤原と同様に愛川の髪の毛を掴み、顔面に容赦ない張り手を見舞って蹴散らしてしまった。結局、試合は鈴木がゴッチ式パイルドライバーで高木から勝利した。
 

 また、大会のエンディングではメーンイベントでケニー・オメガとの37分を超える死闘に勝利した飯伏幸太に“自称・婚約者”の世IV虎が抱きつき、天敵である男色ディーノと睨み合いになる場面も。最後の最後で世IV虎はおいしいところを持っていった。

 デビュー戦も務めたりほの指名で、奈苗がTeensに参戦!

10代レスラー主催興行・Teens6
◆6月16日(土)アイスリボン道場(14:00)

▼シングルマッチ 20分1本勝負
 ○高橋奈苗(12分2秒/ワンセコンド)りほ

 前回の『Teens5』で"いつでも誰とでも対戦権"を獲得したりほが、この権利を行使して対戦相手に自身のデビュー戦の相手でもあり、スターダム旗揚げ前にはアイスリボンで共に戦っていた高橋奈苗を指名した高橋奈苗を指名。
 奈苗のセコンドにはナナエ軍団の脇澤美穂がつく。

 りほが開幕ドロップキックからエルボー連打。そしてヘアーを掴んでいくがここは奈苗が前蹴りで中央へ押し戻す。りほはロープに押しこまれ強烈なチョップをくらう。だが叫び気合を入れたりほは奈苗と組み合うもすぐに倒される。ヘッドロックからなかなか抜けられないりほはロープに奈苗を振るもタックルで倒される。奈苗はりほをアームホイップで投げていき抑えこむもカウント2。
 コーナーに振られた奈苗は走りこむりほに向かって足を出すも、これは直前で止まりりほは距離を取る。

 中央で力比べへ。奈苗が腕を決めながらバックを取りクロスアームの状態へ。そのまま膝をついたりほの背中を膝で傷めつけていく。何とか立ち上がったりほだが、クロスアームで首が絞まっていることは変わらず。そのままスタンディングでフロントネックの体勢になるも、ここはりほが抜けバックチョークへ。奈苗におぶさる形になったりほだが、そのまま立ち上がった奈苗は後ろ走りで背中のりほをコーナーに叩きつけ押し潰す。
 立ち上がったりほに向かってロープの反動をつけ走りこむ奈苗にりほはドロップキック。そのまま膝をついた奈苗にドロップキックを連発し、奈苗はコーナーに寄りかかる。コーナーの奈苗をフットスタンプで攻撃した後中央に連れて来たりほは「上げるぞー!」とブレーンバスターの体勢へ。だが奈苗は「上げてみろー!」と叫び踏ん張り、相手が上げられないと見るや「クソチビがー!」と叫びボディスラム。倒れたりほの上に座り腕を極めていく奈苗。これはりほがロープブレイク。

 奈苗は立ち上がらせたりほを正面ロープによりかからせ、りほの腕をロープに絡ませ動けないようにし顔面に足を擦りつけていく。ぐったりとしたままよろけコーナーに座り込むりほの顔面を容赦無く蹴り続ける奈苗。動かなくなったりほの髪を掴み中央に連れてきた奈苗は、りほを立たせコーナーに振った後に容赦のないラリアットを叩きこむ。再度コーナーに座り込んだりほの足を掴み中央に戻そうとする奈苗だが、これはりほが両腕をロープに絡ませ拒否。立ち上がりロープの反動をつけて走りこんできたりほをワキ固めで倒した奈苗はアルバトロスでりほを絞めあげる。これはりほが足をロープにかけブレイク。
 ぐったりとしたりほへイクボムを叩きこんだ奈苗は追撃のボディプレス。必死に奈苗の足に組み付こうとするりほの顔へ膝を入れていく奈苗。倒れるりほを起こし、腹に膝を連打する奈苗。だがりほは膝をキャッチし、空いた手で奈苗にビンタ。

 ロープに奈苗を押し込んだりほは一発強烈なビンタを打ち込み反対側のロープで反動をつけ走りこむ。だがこれを奈苗は膝で迎撃。負けじとビンタを連打するりほは、奈苗をコーナーに振り走りこむも前蹴りで倒される。倒れたりほにセカンドコーナーからボディプレスを放つ奈苗だったが、これを転がって避けたりほは奈苗にランニングニー。これで倒れた奈苗にコーナートップからのダイビングフットスタンプ2連発。フォールするも2。

 正面から走りこんできたりほをDDTで叩きつけた奈苗は、そのままフロントネックロックへ。身を捩り抜けたりほは上から奈苗に往復ビンタを叩きこむ。
 立ち上がったりほはストンピングから走りこみ、その間に立ち上がった奈苗に逆打ちの体勢で組み付くも、これは奈苗が力任せに正面へ投げる。着地したりほへショートレンジラリアットを叩きこみフォールするもカウントは2。

 コーナートップにエプロンから登ろうとする奈苗に、りほはドロップキックを叩きこみ奈苗を場外へ落とす。場外に落ちた奈苗にりほはエプロンで助走をつけてのそうまとうを叩きこみ、倒れた奈苗に再度エプロンで助走をつけてのダイビングボディアタック。
 場外の奈苗をリング中央に戻したりほはそうまとうを放ち、フラフラと立ち上がった奈苗にくるくるリボンをお見舞いしフォール。しかしカウントは2。
 返した奈苗はロープにもたれかかるも、その状態の奈苗にそうまとうを打ち込んだりほはそのまま膝で奈苗の上半身をロープの外に押し出していく。

 コーナートップに上ったりほに立ち上がった奈苗が正面からビンタを叩きこみ、そのまま自身も正面に上りりほを雪崩式ブレーンバスターで投げ捨てフォール。だがカウントは2。奈苗はりほを担ぎあげるとワンセコンドを打ち込み、さらにもう一撃ワンセコンドを打ち込んでりほからギブアップを奪った。
 試合後顔を伏せたままのりほと握手をした後奈苗はリングを後に。りほは顔を伏せ泣きながら無言でリングを後にした。

 
 天龍プロジェクトでドラゴンゲートとのミクスドマッチが実現!

天龍プロジェクト『R-1』TENRYU PROJECT 7
◆5月23日(水)東京・後楽園ホール(18:30)

▼『ドラゴンゲート&『スターダムのスペシャルミクスドマッチ 30分1本勝負
 K−ness.&岩谷麻優(13分34秒/ラ・マヒストラル)新井健一郎&世IV虎

 天龍源一郎が主宰する天龍プロジェクトで、ドラゴンゲートとスターダムのスペシャルミクスドマッチが実現。新井&世IV虎の“ツナギコンビ”に対し、岩谷は水色のドラゴン・キッド風マスクを被って登場。
 K−ness.が先発で出て来るのを見て世IV虎を下がらせようとする新井だが、世IV虎は自ら先発を買って出る。しかしK-ness.は何もせずに岩谷にタッチ。憮然とした表情の世IV虎は、フライングメイヤーで投げていくが、世IV虎の腕を取った岩谷はロープの反動を使ってバック転してからのアームドラッグを返す。

 続いて新井とK-ness.がリングイン。K-ness.がカウンターのニールキックを叩き込むと、岩谷がタッチを志願。するとK-ness.は岩谷を担ぎ上げ、タケコプターを新井に決める。続いて岩谷はエルボーを打っていくが、新井は手を後ろで組んで敢えて岩谷のエルボーを受け止める。
 ならばと岩谷がハンマーロックに捕らえていくと、そこにK-ness.がスレッジハンマーを落とす。岩谷もスレッジハンマーを落とすが、新井は岩谷を蹴り飛ばす。

 タッチを受けた世IV虎は岩谷をロープに張り付け、新井と両側から踏みつける。新井がさらにコーナー際で岩谷を踏みつけると、続いて世IV虎が顔面ウォッシュ。その場跳びドロップキックを返した岩谷はK-ness.にタッチしようとしたが、新井が入ってきてタッチを阻止。
 5分を経過し、新井は「リング上は何をやってもいいんだよね?」と叫んでから世IV虎にタッチ。するとボディスラムで叩き付けてから馬乗りになってチョークを見舞った世IV虎。

 そこに新井はコーナー最上段からのダイビング・ヘッドバットを投下するが、かわして自爆させた岩谷は必死にK-ness.に手を伸ばす。だが、新井は足を掴んでタッチを許さない。岩谷は思い切りのいい張り手を叩き込んでいくが、受け止めた新井は容赦ないフロントキックでなぎ倒す。
 しかし新井のバックドロップを逃れてロープに飛んだ岩谷は、コルバタで投げ飛ばしてようやくK-ness.にタッチ。ハイキックからスイングDDTを決めたK-ness.だが、新井もDDTを返して世IV虎にタッチ。

 K-ness.にエルボーを見舞った世IV虎はバックを取るが、K-ness.はバックを取り返す。すると世IV虎は急所蹴りからラリアット。3発食らっても倒れないK-ness.に対し、世IV虎はデュランダルからのラリアットでようやくなぎ倒す。
 10分が経過し、K-ness.が延髄斬りを返すと新井がリングイン。そこに岩谷がクロスボディーを発射。キャッチしてみせた新井だが、背後からK−ness.がドロップキックで加勢して岩谷ごと押し倒す。K−ness.と岩谷はトレイン攻撃を決めると、K-ness.の延髄斬りから岩谷がダブルリストアームサルト。さらに回転エビ固めで丸め込むが、キックアウトした新井は岩谷にカウンターのフロントキック。

 続いて世IV虎もフロントキックを叩き込むが、岩谷はカサドーラで丸め込む。カウント2で返した世IV虎だが、岩谷はK-ness.にタッチ。ロープに飛んだK-ness.の足を場外から新井が引き倒すと、世IV虎とのトレイン攻撃。コーナー上に座った世IV虎は新井を肩に乗せて足印鑑を投下。
 そのまま世IV虎はセカンドロープからダイビング・セントーン。そして新井がK−ness.を羽交い締めしたところに世IV虎がランニングエルボーを見舞っていくが、K-ness.がかわして新井に誤爆。続く新井のエルボーもK-ness.がかわして世IV虎に誤爆すると、世IV虎は怒りのヘッドバットを新井にお見舞い!

 ツナギコンビが仲間割れを起こした隙を突き、岩谷が飛び込んできて新井にスリングブレイド。そこからK-ness.がラ・マヒストラルで丸め込み、新井から3カウントを奪って勝利した。


★試合後のコメント

K−ness.&岩谷麻優
K−ness.「いや、すごい! すごい頑張ったね、オッサン相手に」
岩谷「いや、もう男性の攻撃は普段受け慣れていないので、本当にキツくて。それに顔面にやられるとは思っていなかったので、隙を突かれたというか」
K−ness.「でも負けなかったからね! 男とやって負けなかったんだ、すぐにスターダムのトップ獲れるよ」
岩谷「よっしゃー!」
K−ness.「僕からはもうないです。彼女が今日は頑張ってくれたんで」
岩谷「いや〜、もう自分1人じゃ何も出来なかったんで。男性相手と試合するのも今回で2回目なんですけど、もう本当にK−ness.さんがいたから勝てたんだななって思いますね」
K−ness.「いやいやいや」
岩谷「元々プロレスを始めるキッカケがドラゴンゲートさんで、ドラゴンゲートさんを見て、自分はプロレスラーになったので」
K−ness.「そうか(笑)」
岩谷「少しミーハーな気持ちはあるんですけど(笑)、けど今日は本当に勉強出来て、1人のプロレスラーとして尊敬出来る人と一緒に闘えたっていうのは嬉しいです」
K−ness.「素晴らしいです。今日のことは彼女にとって、すごい経験値になると思うので、スターダムに持って帰ってどんどんデッカイ選手と闘って頂点まで登り詰めてほしいと思います」
岩谷「頑張ります!」

新井健一郎&世Ⅳ虎
新井「まぁそりゃ、1回や2回で(チームワークが)合うわけねぇよな。性別からしてそもそも違うんだから。最後はな、お互い小突きあったけど、あれぐらいの気の強さは想像通りだよ。俺、なんとも思ってねぇよ、マジで」
世Ⅳ虎「あ? オメェさっき誰にやったと思ってんだよ!」
新井「分かった分かった分かった、俺もこう見えてもよ、もうじき40(歳)だからよ、な? 広い心で握手しようや」
世Ⅳ虎「なんでだよ」
新井「うぉぉぉ!」
世Ⅳ虎「40だかなんだか知らないけどよ、うちと組ませてもらったんだぞ、オメェよ?」
新井「おー、そう来るか」
世Ⅳ虎「分かってんのか、お前?」
新井「まぁいいや、どうやら、俺はちょっと前までドラゴンゲートで鬼軍曹で恐れられたけど、俺にも手が負えねぇみたいだ。でも最後に言っとくぞ、お前、今日最高に楽しかったよ。世Ⅳ虎先生と俺はその気になればいつでも組むからよ。あとは何かひとこと言っといてくれ」(※新井は控室へ)
世Ⅳ虎「こっちからしたら上等だよ、いつでも組んでやるし闘ってやるよ、オイ。いつでも来いよ。今日のアイツの借りも、K−ness.の借りも、必ず返すからな。そこんとこ夜露IV苦」

 DDTにもベノムアーム旋風が吹き荒れる!脇澤、初のミックスドマッチに大興奮

DDTプロレスリング『Dramatic 2012 MAY Spesial』
◆5月20日(日)東京・新木場1st RING(18:00)

▼タッグマッチ 30分1本勝負
 中澤マイケル&脇澤美穂(9分24秒/アルティメット・ベノムアーム)高木三四郎&高尾蒼馬

 スクリーンでは人を増やしたいというナナエ軍団の前に、ナナエ軍団Tシャツを着た中澤マイケルが現れ、「ナナエ軍団が世界に羽ばたくためには僕の語学力が必要なんですよ」とアピール。須佐が「この人変態ですよ」と訴えるが、まんざらでもない奈苗と脇澤はマイケルも一緒に「スリー、ツー、ワン、パッション! パッション!」とパッションポーズ。
 お揃いのナナエ軍団Tシャツを着て登場したマイケルと脇澤。すると高木が「何がナナエ軍団だ! オイ高尾君、今日の対戦相手、マイケルはどうだっていい。でもこの脇澤マイケル選手のベノムアームっていうのは気を付けたほうがいい。ベノムアーム、見たことあるか?」と尋ねるが、高尾は「いや、知らないです」。
 「ベノムは毒、アームは腕、毒の腕だよ」と高木が説明すると、マイケルが「ベノムアームの怖さ、見せてやりましょうよ」と言い出す。そこでセコンドについていた福田洋をリングに上げると、脇澤がベノムアームでアイアンクロー。これで福田は失神し、ベノムアームの威力を証明してみせた。

 nWJは福田の仇を討とうと奇襲攻撃を仕掛けるが、高木をカニ挟みで倒した脇澤は、マイケルと“ミホカヨポーズ”をしながら「行くぞナナエ軍団!」と叫ぶ。これをカットした高尾は2人を場外に連れ出すと、マイケルからナナエ軍団Tシャツを奪い取って自ら着てしまう。
 それを見た高木は「高尾君、なんでナナエ軍団に?」と戸惑い、奈苗や脇澤は「なんで着てるんだよ〜」と猛抗議。だが、高尾はお構いなしにマイケルにドロップキック。

 控えの脇澤が「マイケルー!」と絶叫するが、高尾からナナエ軍団Tシャツを受け取った高木は、それを着て「Tシャツ返せ!」と訴えるマイケルを蹴り飛ばし、「奈苗爆弾!」と叫びながらジャンピング・ボディプレス。さらにマイケルをロープに押し付けてヒップドロップを落としていった高木だったが、串刺し攻撃を迎撃したマイケルはスピアーを返して、ようやく脇澤にタッチ。
 ミサイルキックで高木を吹っ飛ばした脇澤は、高尾に串刺しドロップキック。ここでベノムアームでのアイアンクローを狙ったが、間一髪でキャッチした高尾は回避してロープに飛ぶ。だが、脇澤はカウンターでアイアンクロー。

 これを高木がカットすると、高尾もドロップキックを返してタッチ。ドラゴンリングインした高木はゆずポンキックを落とすが、脇澤もカウント2で返す。すると「遊びは終わりだ」と宣言した高木はスピコリドライバー。これもカウント2で返した脇澤は、高木が狙ったシットダウン・ひまわりボムからうまく逃れると、唾攻撃からベノムアームでのアイアンクロー。
 すると高木も「ベノムアーム!」と叫びながらアイアンクローを返す。これをマイケルがカットすると、脇澤はバックを取った状態から後頭部にアイアンクロー。さらにジャーマンで投げていく。

 カウント2で高尾がカットしたが、マイケルが高木にダイビングショルダーを決めると、そこからトラースキック。さらに脇澤がアイアンクローを決めながらショルダーネックブリーカー。すかさずマイケルがジャックナイフ式エビ固めで抑え込むが、カウント2でカットされる。
 するとマイケル&脇澤はダブルのアイアンクローからそのまま叩き付けてベノムアームでフォールするがカウントは2。ここでマイケルは「脇澤さん、安心してください! アルティメット・ベノムアーム!」と叫んでアンダータイツを脱いで自らの手に装着!

 何とも嫌そうな表情を浮かべながら高木を羽交い締めにした脇澤だが、案の定マイケルのアルティメット・ベノムアームは脇澤に誤爆! だが、マイケルは襲いかかってきた高木にアルティメット・ベノムアームでのアイアンクローを決めると、そのままなぎ倒して抑え込んで3カウントを奪った。
 試合後、マイケルは「脇澤さん、やりました! すごい威力ですねベノムアーム! このアルティメット・ベノムアームがあればナナエ軍団、世界に羽ばたきますよ!」と大喜びするが、奈苗が「お前さ、うちの脇澤さんに何やってんだよ! あんたさ、なんでプロレスやってんの?」と痛烈な言葉を浴びせる。かなり打ちのめされたマイケルだが、それでも「僕をナナエ軍団に入れてください」と土下座して懇願。

 だが、男のパンツを顔面に押し当てられた脇澤が泣き出すと、奈苗は「脇澤さん泣かせたんだから、お前はクビだー!」とマイケルにクビを宣告。逆上したマイケルがアルティメット・ベノムアームで復讐しようとするが、かわした奈苗がラリアット。さらに須佐がドロップキックをお見舞いすると、脇澤がベノムアームでのショルダーネックブリーカー。
 そのままマイケルを袋叩きにしたナナエ軍団。すると脇澤が「アイツにもうベノムアームは使わせない! 侮辱しやがって! 二度とDDTに出るもんか!」とまで言い出したため、慌てて奈苗が「せっかく出してもらったんだから、それは言い過ぎ!」となだめてから、最後は「またナナエ軍団見たくないですか? では気合い入れていくぞー! スリー、ツー、ワン、パッション! パッション!」で締めてみせた。



★試合後のコメント

脇澤「ありがとうございました」
奈苗「大丈夫? 気持ち悪いの食らって」
脇澤「初めてのミックスドマッチで、とんでもない、とんでも…ない」
奈苗「喋れなくなっちゃった? 毒が?」
脇澤「(とんでもない)目に遭いました。もう、女子プロレス一番…」
奈苗「とにかく勢いのあるDDTに出たんだから!」
脇澤「そうですね。ちょっと、今、興奮して! 興奮して…」
奈苗「喋れない?」
脇澤「興奮して…」
奈苗「(※報道陣に向かって)片言ですいません」
脇澤「パンツが来たので。もっと変態なのか分からないですけども、興奮しちゃって」
奈苗「ハハハ(笑)興奮しちゃったの?」
脇澤「もう何か分からなくて興奮しちゃいましたよ」
奈苗「興奮しちゃったの?(笑)」
脇澤「はい」
奈苗「でもナナエ軍団、あの人(マイケル)はダメだったね」
脇澤「ちょっと、また新しい人員が…新しい人探します」
奈苗「頼むよ」
脇澤「奈苗さん、今日は本当にすみません。ありがとうございました」
奈苗「勉強になったね」
――高木選手にベノムアームを使われましたが。
脇澤「そうですね、あの、私は高木選手にあのベノムアームを伝授したんですよ。それがマイケルさんに伝授するって急に言われて…。でも、結局使ってるじゃないかってことですよ。何なんですかって事ですよ」
奈苗「怒ってる!」
脇澤「なら一緒に組んだっていいじゃないかって事ですよ! なんでマイケルさんとの試合を組まなきゃいけないのと」
奈苗「組みたくなかった?」
脇澤「高木さんと組んで、ダブルベノムアームとか使いたかったです」
奈苗「じゃあ次! そのカード!」
脇澤「いや、ちょっと、興奮しちゃうんでやめときます。男の人との試合はちょっと…」
奈苗「興奮しちゃうの?(笑)」
脇澤「興奮しちゃうんで(にやけながら)やめときます。ダメですね、私。男の人はダメですね。興奮しちゃうんで。家だけにしときます」
――相手の高尾選手はずっとナナエ軍団Tシャツを着ていましたが。
脇澤「あの人もキチ●イですね、本当に」
奈苗「シー!」
脇澤「もっと普通の人かと思ったら」
奈苗「みんな入りたいみたいね、ナナエ軍団に」
須佐「そうですよね」
脇澤「(Tシャツを)あげればよかったね」
奈苗「ちょっと、DDT!」
脇澤「キチ●イDDT。はい、すいません」
――高橋選手としては、今後DDTにナナエ軍団として継続参戦していきたいという思いは?
奈苗「そうですね、ナナエ軍団は今すごく勢いがあって、スターダムでトップにいるんですね。それでもっと広げるためには、こうやってDDTさんとかに進出していくというのはすごくいい手だと思うんで。私は試合に出ないですけど、脇澤が頑張ってくれるかなという」
脇澤「私が?」
――脇澤選手は男の人と試合をすると興奮してしまう?
脇澤「興奮しちゃうんで、そこ抑えられればドンドン出たいんですけど、興奮しちゃいますね。今こうやってインタビューされることも興奮しちゃうんで」
奈苗「アハハハハハハ(爆笑)」
脇澤「なので、そろそろ終えてもらいたいなと。ちょっとヤバイですね、興奮しちゃって」
奈苗「毒が回ったね(笑)」
須佐「だから言ったじゃないですか〜」

 ZERO1初参戦のゆずポン、夕陽のデビュー戦の相手を見事務める

プロレスリングZERO1『Over The Rainbow』
◆4月24日(火)後楽園ホール(18:30)

▼「現役国立女子高校生」夕陽 デビュー戦 30分1本勝負
●夕陽(ZERO1野良犬道場)(10分5秒/シャイニング”ゆ”ザード→片エビ固め)○愛川ゆず季

 日高郁人のキックの師匠である“野良犬”小林聡が開設したZERO1野良犬道場から、現役国立女子高生の夕陽(ゆうひ)が待望のデビューすることになったのだが、そのデビュー戦の相手に日高が指名した選手が愛川ゆず季だった。

 試合開始のゴングが鳴ると、いきなり愛川のYKブルー(後ろ回し蹴り)をかわして強烈なローを入れた夕陽。この一発で愛川の表情が苦痛で歪む。続くローからのバズソーキックを紙一重でかわした愛川。
 さらに夕陽は愛川の腕を取ると、ロープに飛び乗ってのアームドラッグを狙ったがこれは失敗。だが、すぐに足を取ってニーロック。ロープに逃れた愛川はカウンターのミドルキックから、夕陽をコーナーに追い込んでランニングロー。

 愛川の首4の字固めを逃れた夕陽は、まるでアクションゲームのキャラクターがやるような変則的な飛び蹴り、その名も「ハニーフラッシュ」を放っていく。続く619はかわされたが、愛川の後頭部を蹴っていった夕陽は今度こそ619。
 さらにスワンダイブ式ミサイルキックからブレーンバスター、ライオンサルトと決めていくが、バックを取ったところで愛川がゆずポンスタナーで切り返す。さらにパイパイアタックからSTFへ。

 ガッチリ決まったが、夕陽は何とかロープに脱出。愛川からエルボー合戦を仕掛けていくと、ゴツゴツとした鈍い音が館内に鳴り響く。さらに張り手合戦からカウンターのソバットを叩き込んだ夕陽は、飛び付きの脳天チョップを狙ったが、これはバランスを崩して失敗。
 カカト落としの相打ちから水面蹴りで愛川を倒した夕陽はジャーマンで投げると、後頭部にハイキックを叩き込むがカウントは2。鼻血を出しながらもコーナーに登った夕陽だが、愛川は下から蹴り上げて転落させると、顔面にYKブルー(後ろ回し蹴り)。

 しかし夕陽も返す刀でハイキック。ダブルダウン状態から立ち上がると、両者張り手と蹴りをバチバチやり合う。そこから愛川は張り手を叩き込んでからのフィッシャーマンズ・スープレックス。カウント2で返されると、愛川はYKレッド(カカト落とし)。
 これもカウント2で返した夕陽だが、愛川はダメ押しのシャイニングゆザードを叩き込んで3カウント。

  試合後、マイクを持った愛川が「ZERO1のお客さん、愛川ゆず季、ゆずポンです! 勝ちました! 夕陽選手、デビューおめでとうございます。夕陽選手 のデビュー戦の相手を務めさせていただいて、夕陽選手は一緒に女子プロレス界を盛り上げていく選手だなと思いました。これからも一緒に闘っていきましょう」と言うと、ガッチリ握手を交わして健闘を称え合った。




★愛川ゆず季のコメント
「ZERO1さんのリングで、こうやって夕陽選手のデビュー戦の相手を務めさせていただいて、選んでいただいたことにもすごい感謝ですし、やはり夕陽選手はものすごい皆に期待されてて、実際に戦ってみて実力もあるし、一緒に女子プロ界を盛り上げていける選手がまた現れたんじゃないかなと思います。もっともっと夕陽選手ともこれからも戦って行きたいし、高めていきたいなと。まだまだ若いんでね、もう若さだけには勝てないんですけども、もう私はゆずポンという名前の勢いのまま、負けるわけにはいかないので、ゆずポンキック、もっともっと磨いていかなきゃいけないなと思いました」

★夕陽のコメント
――デビュー戦、終わりましたが。
「たくさんの人が応援してくれた中で、私は負けました。すごく悔しい……たぶんこの先ずっと、この悔しさは忘れないと思います。だけど、臥薪嘗胆(がしんしょうたん=成功するために苦労に耐えるという意味)って言葉、ご存じですか? その言葉を胸に刻んで、これから先のプロレス人生を歩んでいきたいと思います。今日はありがとうございました」
――今日勝つために、いろいろなことを備えて練習してきたと思うが、それはどれくらい出せましたか。
「まぁ100%出したと思うんですけど、愛川ゆず季選手はそれを上回っていたんだと、だから負けたんだと思います」
――今日から女子プロレスラーとしての人生が始まるわけだが、第一歩を踏み出した気持ちは?
「まずプロレスの……何ていうんですかね。相手と相手のぶつかり合いというのを、本当に愛川選手に教えてもらえたと思うし、その教えてもらったことをこれからどんどん……それで愛川選手を上回りたいなと思います」
――途中、見たこともないような蹴りを出していましたが、あれは名前はあるんですか?
「一応ハニーフラッシュという、まぁ自分で付けた名前ですけど(笑)。キューティーハニーのハニーフラッシュのように一撃でいけるような技ということで」
――あれは教わった技じゃないですよね?
「アクロバット体操のときにやっていた技なんですけど、それをプロレス技に活かせないかなと思って、自分で変えていきました」
――愛川選手からは「一緒に女子プロレスを盛り上げていきましょう」という呼び掛けがありましたが、女子プロレスラーとしてこれからどうなっていきたいですか。
「いますごくスターダムさんとか、いろいろな団体が盛り上がっている中で、私はZERO1という男子の団体でデビューさせてもらって、名前にも所属が“ZERO1野良犬道場”と入っているので、普通の女子プロレス団体とはひと味違ったものを出していきたいなと思います」
――初めて上がったリングは想像していたものと違いましたか?
「まぁ想像していたものと違ったというよりかは、それよりも上回る……」
――素敵な場所だった?
「素敵な場所です! その中にある星屑とかいろいろなものが落ちていると思うので、それを少しずつ少しずつ掴んでいきたいなと(思います)」
 
 奈苗が植松と最後の対戦!アジャとタッグも

植松☆輝自主興行『LAST SPURT!!』
◆3月4日(日)東京キネマ倶楽部(17:00)
観衆280人(超満員札止め)

▼LAST☆SPURT!!30分1本勝負
 植松寿絵&輝優優(時間切れ引き分け)アジャ・コング&高橋奈苗

 4月30日に引退する植松がタッグパートナー輝と最初で最後なる自主興行を開催。奈苗がメインに登場し、植松とおそらく最後となる対戦が実現。アジャとの元全女タッグで植松☆輝と対戦した。

 奈苗はがっちりと握手をかわし、先発で植松と対戦。奈苗コールを送るセコンドの脇澤&須佐に植松はツバを吐きかける。仕切り直してグラウンドでのレスリング、スタンドで手四つの力比べへ。背後から輝が襲いかかり、連係攻撃で攻め立てるも、奈苗はショルダータックルで植松を吹っ飛ばし、アジャとチェンジ。

 植松は逆水平チョップを真っ正面から受け、気迫を見せるも、すぐに背中を見せて輝とタッチ。観客の「え〜」というため息に「我慢したもん」と言い返した。輝がアジャにヒザを見舞い、植松とのダブル攻撃を狙うも、アジャは両腕ラリアットで跳ね返し、輝に串刺しラリアットを見舞った。植松が顔面ウオッシュを浴びせるも、ダブルのブレーンバスターは1人のアジャが逆に投げ捨てる。奈苗がリングイン。植松の顔を踏みつけ、ドロップキック。足4の字固めに捕まえると、アジャが植松の上半身にエルボードロップを落とした。さらにアジャの串刺しボディーアタックを浴びた植松がアジャの鼻をつまみ、輝とサンドイッチのドロップキック。

 奈苗がアジャをコーナーに振って植松に串刺しラリアット。奈苗もラリアットを放つも、コーナー上から場外に落とされた。植松☆輝はアジャも場外に落とし、植松がコーナーからプランチャ。「決めるぞ! 場外!」を宣言し、場外で暴れ回った。アジャがイスで植松を殴りつけ、奈苗も逆に輝を引きずり回したが、植松☆輝は食らいついて反撃。植松が先に戻り、アジャがリングに上がるのを阻止する。しかし、カウント19で奈苗がリング下から植松の足を引っ張り、アジャがリングに復帰。垂直落下式ブレーンバスターでたたきつけた。ダイビングエルボードロップは輝に邪魔され、植松がアジャをジャーマンで投げ捨てる。カットに入った輝の蹴りが植松に誤爆するも、輝がアジャにエルボー。奈苗が輝を場外に落とすと、アジャと奈苗がサンドイッチラリアットを浴びせ、アジャがダイビングエルボードロップ。これは何とか輝がカットに入る。

 輝がアジャにニーアタック。コーナー上から雪崩式ブレーンバスターを狙われたが、エルボーでたたき落とし、ダイビングニードロップを落とす。輝はさらにヒザを突き上げたが、アジャがカウンターでラリアットを放ち、バックドロップで投げ捨てた。輝はコーナーに上ったアジャを担ぎあげてバックフリップ。植松とのハイアングル植松は奈苗がカットし、植松をアジャが担ぐ。奈苗が輝にバックドロップを見舞うと、アジャがその上に植松をたたきつけた。奈苗が串刺しのラリアットを連発し、ブレーンバスター、カナディアンバックブリーカーの体勢からストマックバスターを決める。

 輝が植松のアシストで奈苗にぶら下がり式ドラゴンスリーパー。コーナー上から延髄斬りを見舞う。さらにハイアングル植松、ランニングエルボーを奈苗に浴びせた。植松がダイビングボディープレス。カットに入ったアジャのエルボーが誤爆と、奈苗の劣勢が続き、アジャとの誤爆も連続してしまう。それでもアジャが助けに入り、アジャが輝に、奈苗が植松に雪崩式ブレーンバスター。奈苗が植松に冷蔵庫爆弾を落とした。残り時間5分。奈苗がラリアットを放ち、ワンセコンドで絞めあげるも輝がカット。「チェンジに来い!」というアジャに、奈苗は「うるせー!」とタッチを拒否。助けに入ったアジャの裏拳が奈苗に誤爆。植松のウラカンラナ、ドラゴンスープレックスを浴びた奈苗はバックドロップで投げ捨て、イクボムでたたきつける。ナナラッカでも3カウントは決まらず残り1分。輝にエルボースマッシュから植松がドラゴンスープレックスで投げるも、アジャがカット。奈苗が張り手、延髄斬り。残り10秒で植松がブレーンバスター。3カウントは入らず時間切れに終わった。

 植松「今日は最初で最後の自主興行、こんなにたくさんの方に来ていただいて、本当にありがとうございました。いくら言っても足りません。だから、最後のありがとうは輝ちゃんに締めてもらおうと思います(笑)」
 輝「悔しい結果に終わったんですけど、精一杯植松☆輝を出した結果です。でも、私は植松と引退までに自主興行をできたことを…(泣)…嬉しく思います。みなさんに感謝しています。本当にありがとうございました」
 植松「あと2カ月、植松☆輝よろしくお願いします!」

 紫雷イオがスターダム入団を発表!5周年記念試合を白星で飾る

『紫雷イオ デビュー5周年記念興行-Carino!-』
◆3月4日(日)東京・新木場1st RING(12:00)
観衆310人(超満員)

▼オープニング

 イオがリングに上がり挨拶。「本日は寒い中、お集まりいただきありがとうございます。単独の自主興行は初めてのことで、緊張、戸惑いがありますが、それ以上に楽しみな気持ちが勝っているので、お客さんも楽しんで帰っていただければと思います。5年前の今日、ここで私はデビューをしたんですけど、その時はまさか5年もやるとは思っていなかったです。当時は高校生の頃で、そこからメキシコに行ったり、いっぱい負けて痛い思いをしたり、涙も流して、そして今日の素敵な大会があります。お客さんも楽しんで、私も楽しんでいきたいと思います。よろしくお願いします」。

▼ファンタスティック・スター〜エキシビションマッチ5分1本勝負
 IOTICA(時間切れ引き分け)ゆずポンマスク

 まず特別レフェリーのティグレFUKAが現役時代と同じ曲とダンスで入場。続いてゆずポンマスク、IOTIKAの順で入場した。ゆずポンの蹴りのけん制から投げの打ち合い。IOTIKAがヘッドスプリングで立つと、ゆずポンも挑戦するが立つことはできず尻餅。それでも平然とした表情でにらみ合った。パロスペシャルを決めたゆずポンはFUKAと結託。FUKAが串刺しの二段蹴りを決め、ゆずポンがパイパイアタックで続いた。ゆずポンびいきのレフェリングを見せるFUKAだったが、エビ固めの応酬が続くと右手首に疲労がたまり左手にチェンジ。それでもエビ固め合戦が終わらないため、またも右手にスイッチした。ゆずポンはフィッシャーマンズスープレックスで投げ、ゆずポンキック・ブルーを狙う。これをかわしたIOTIKAがダブルアーム式フェースバスターでたたきつけるも決まらず、時間切れに終わった。

★バックステージのコメント

 IOTICA「ひどいね、FUKA。ゆずポンマスクは強かったです。でも、すっごく楽しかった。私のデビュー戦、勝つことはできなかったけど、豪華なメンバーで嬉しかったです」
 ゆずポン「3戦目にしてライバルを見つけましたと感じました。IOTIKA選手、またやりたい。今度は絶対に勝つので。レフェリーはちゃんとしてください」
 FUKA「ごめんなさい(笑)」
 ゆずポン「(カウントが)早いし遅いし」
 FUKA「(ゆずポンの)味方してたんですけど」
 IOTIKA「何でですか!」
 FUKA「今日は手首をやられてしまったので出直してきます」
 IOTIKA「面白かったです。また、やりましょう」
 ゆずポン「絶対に負けない!」

▼飛翔20分1本勝負
 夏樹☆たいよう(12分59秒/変形ジャックナイフ式エビ固め)翔月なつみ

 夏樹が髪の毛を掴んで振り回し、右腕を中心に攻め立てる。さらにコの字に曲がる強烈な逆エビ固め。夏樹が長い時間絞り続けると、セコンドの世IV虎や惡斗が「ギブアップだろ!」と騒ぐも、和田京平レフェリーが「うるさい!」と一喝した。腕を捻って投げ、腕交差式のサーフボードストレッチで反撃した翔月だったが、すぐに切り返され劣勢に。夏樹の首と腕、ヒザをかためる複合技に捕まった。モンキーフリップ、卍固め、得意の打撃から左足を絞り上げ、さらに宍・龍華翔を決めた翔月だったが、ダイビングニードロップはかわされてしまう。最後は夏樹がソバットをたたき込み、両手をクラッチした変形足4の字ジャックナイフ式エビ固めで3カウントが入った。

★バックステージのコメント

 夏樹「奈苗さんがこの間パッションを注入したばかりだったので、自分はレスリングは無限大だって教えて、スターダムをハイスピード王国にしていくためにも、少しでも自分のハイスピードに触れてもらいたかったんですけど。少林寺をやっていたから、もうちょっと期待していたんですけどね。気迫を感じないというか。みんながみんな外に弾けるというか、パッションじゃなくてもいいと思う。うちに秘める熱さや情熱があれば。でも、そういうのも感じられなかったというか。自分としては翔月なつみとどういうテーマで今回戦おうかって言うのもあったんですけど、イオの興行ということでハイスピードの防衛戦も意識して戦いました。(フィニッシュは)いつもやっていないことをやってみました。こういうところだからこそ出してみました。思いついたものを出していって、(イオが)防衛戦まで作戦を練られないような戦いをしていこうと思います」

▼Teens of future30分1本勝負
 ○星輝ありさ&岩谷麻優(12分22秒/1399→片エビ固め)●須佐えり&飯田美花

 飯田美花がスターダム勢と初対戦。まず、岩谷と須佐のライバル2人が激しくやり合う。飯田は星輝に串刺しのドロップキック。星輝のハイキックをかわしてスクールボーイで丸め込むと、早くも須佐とチェンジ。再び岩谷と須佐がバチバチやりあう。張り手の攻防はどちらも譲らなかったが、須佐がDDTで流れをつかむと、飯田もドロップキックで続き連発。さらに逆エビ固めを決めた。飯田&須佐のダブルドロップキック、飯田のミサイルキックと攻め立て、岩谷のダブルリストアームサルト、星輝のナックルを食らいながらも、飯田は河津落とし、津軽固め、ミサイルキックで星輝を追い込んだ。星輝はキャッチ式の延髄斬りで逆転。シャイニングブリッジは決められなかったが、鎌固め、岩谷との合体619、ダブルニードロップと追い込む。飯田のヨーロピアンクラッチにヒヤリとし、須佐にはDDTを決められたが、須佐がスイング式首固めを失敗すると、最後は岩谷のダイビングクロスボディーアタック、星輝のダイビングフットスタンプ、1399で須佐を沈めた。

★バックステージのコメント

 星輝「飯田選手は初めてだったので、ドロップキック以外に何が来るかわからなかったですけど、途中かためられて危なかったですね。でも、須佐えりは何をしたいのかわかるし、だからこそ勝てたし。実力の差もあったと思います」
 岩谷「内容が満足していなくて、もっと力を発揮できたと思うし。満足できてないから、もう一回飯田さんとやりたい気持ちもあります。勝てて嬉しいけど、まだまだだなって思いました」

▼紫雷イオ5周年記念スペシャルタッグマッチ
 ○紫雷イオ&ダーク・エンジェル(26分7秒/マヒカ・デ・イオ)高橋奈苗&●脇澤美穂

 メインイベント前に藤田愛さんがリング上へ。イオに花束を贈り「みなさんお久しぶりです。私はアルシオンという団体でデビューして8年前に引退しました。今日は紫雷イオ選手の5周年ということで、体操をしていたということで、自分も体操出身なので興味があります。これから女子プロレスを盛り上げていってほしいなって思います。頑張ってください」と激励した。

 試合前の握手。奈苗はイオの手をはたく。イオと脇澤が先発。手四つの力くらべは気合いを爆発させる脇澤が押し込み、ヘアーホイップを連発する。脇澤のエルボードロップをかわしたイオがサンセットフリップ。これはかわされたが、スピードの乗ったドロップキックを浴びせた。エンジェルがリングイン。脇澤は奇声をあげてエンジェルを下げさせ、奈苗とタッチした。

 エンジェルと奈苗はリストを取りあうだけで緊張感漂う攻防。しかし、コーナーから奇声をあげる脇澤に客席から笑いがもれる。元チーム丸顔対決となり、イオがスペースローリングヒップアタックからフェースクラッシャー。その場飛びムーンサルトプレスを決めるも、奈苗はクロスボディーアタックで2人まとめて倒した。奈苗&脇澤のダブルブーツ、ダブルブレーンバスターでイオを投げ捨て、脇澤がイオをキャメルクラッチに捕らえて奈苗とミホカヨポーズ。さらに脇澤が髪の毛を引っ張り、鼻フックで痛ぶった。脇澤のスイング式ネックブリーカー、足4の字固め、奈苗のアルバトロス、カナディアンバックブリーカー、串刺しボディーアタック、脇澤のスリーパーとローンバトルを強いられたイオだったが、ダブルのクローズラインを側転&バック転でかわし、ドロップキックで反撃。ようやくエンジェルとタッチをかわした。

 エンジェルがドロップキック、ラリアット。奈苗軍団のダブル攻撃も阻止し、脇澤を変形の羽根折り固めで絞めあげる。さらにジャーマンで投げたエンジェルは「ストップ!」と脇澤の動きを止め、腰を振って挑発。脇澤はツバ攻撃、首固め、ドロップキックでやり返して奈苗とチェンジ。奈苗はエンジェルに串刺しラリアット、冷蔵庫爆弾、バックドロップを見舞った。イオにジャーマンを決めた奈苗が張り手から延髄斬り、雪崩式ブレーンバスター、冷蔵庫爆弾と畳みかけ、さらに脇澤がミサイルキック。イオのウラカンラナを逆エビ固めに切り返すも、奈苗とのファンタスティックフリップはイオにかわされた。

 イオが脇澤にムーンサルトプレス、クロスフェース。619は脇澤がブロックし、奈苗のドロップキックでイオを場外に落とし、脇澤がプランチャで飛んだ。しかし、奈苗のトペはかわされて同士討ち。エンジェルがプランチャ、イオがケブラータで飛んだ。リングに戻るとイオが脇澤にライダーキック。脇澤のジャーマン、フィッシャーマンズバスターで反撃を許すも、Fクラッシュは回転エビ固めに切り返す。奈苗のカットに邪魔されたが、奈苗軍団2人が対角のコーナーから同時に飛ぶと、イオがかわして自爆。イオが奈苗、脇澤とダブルニーアタックを見舞い、脇澤にダブルアーム式フェースバスター。エンジェルが奈苗をnoki-anバックブリーカーを決め、イオが側頭部へのミドルキックから丸め込んで勝利した。

 イオ「5周年勝ちましたー! 体中が痛くて、これが5年間プロレスを続けてきた痛みなんだって実感しています。本当に5年前の今日デビューして、こんなに続けられると思ってなくて、デビュー戦はひどいもので、そこからしばらく経て…でも、辞めなくてよかったって、今すごく思います。ダーク・エンジェルさんが私の興行に来てくれるまで私も成長したし、脇澤さんや奈苗さん、私の興行にいろんな選手が出てくれるまで成長したんだなって自分でもちょっと思います。こんなに仲間がいてすごく嬉しいです。その中でひとつ発表があります。私、紫雷イオは今日2012年3月4日からスターダムの所属になることになりました。本当にこんなたくさん仲間ができて嬉しく思います」。

 風香GMがイオにスターダムのジャージを手渡して握手。出場選手による記念撮影が行われた。

 イオ「今日から6年目が始まって、新たな紫雷イオとしてスターダムを盛り上げていきたいと思うので、これからもよろしくお願いします」

★イオのコメント

 イオ「意識がもう…頭の中がすごいことになっています。たくさんの人に応援してもらって、嬉しく思います。もうすごかった。奈苗さんの攻めも脇澤さんの攻めも。全女とかすごい時代を生き抜いてきた人たちなので、私たちにはない真の強さがあって、慣れてないってわけじゃないけど、なかなか経験できない痛みなので、何度か折れかけましたが、スターダムに入るっていう希望があったので、乗り越えることができました。サラ(エンジェル)もすごく助けてくれて、華やかな風が吹いていて、尊敬できる選手ですね。ダーク・エンジェルさんはトップ選手で、奈苗選手は赤いベルトを持っているトップ。脇澤さんは復帰したてですけど、引退前の頃は一世を風靡していたということで、トップ中のトップを集めてメインを務めたかった。どれだけできるか試したかったので、トップ中のトップを集めました。とにかくリスペクトの心でみなさんに試合をしていただきました。(入団を発表したが?)考え始めたのはスターダムに初めて出て、お客さんの反応を見た瞬間から、心の一部にはありました。歓迎されたと自分で言うのはおかしいけど、(お客さんの声で)水を得た魚のように気持ちが高ぶったので。今の今までみんなと接していくうちに、気持ちを募らせて来ました。決めたのは5周年興行をやるって言った後ですね。この大会をダブルの晴れの舞台にしたいなって思っていました。(これからの紫雷イオは変わる?)そうですね。そこは注目してほしいんですけど、デビューからフリーで来るって珍しいと思います。団体所属は経験したことがないので、新生紫雷イオを見てもらいたいと思います。たぶん団体にいたら、メキシコに長期に行くとか、ちょくちょく海外に行ったりは実現できなかったと思うんですよ。それなりにプラスだったと思います。もちろん厳しいこともありましたけど。(所属選手としてハイスピード王座に挑戦となったが?)所属になったことでお客さんの気持ちも変わるし、私も心強くなるしモチベーションになります。あのベルトは私の腰に巻かれますよ。でも、所属になることで団体に守られるのではなく、未来のスターばかりの中で、私が一番のスターだと、切磋琢磨してトップになるように、気を緩めずに成長していきたいと思います」

★奈苗軍団のコメント

 奈苗「ちょっと悔しいな。やり足りないというか、悔しいな。自分はいつでもフォールを取りにいたけど、今日は脇澤に取ってほしかったので」
 脇澤「イオさんに負けたくないんで、フォールを取りたかったので、取られたのはすごい悔しいです。次はやり返します」
 奈苗「やっちゃえ、やっちゃえ! 次は何色をかけるの?」
 脇澤「いや、色はかけないです。奈苗軍団のリーダーを…」
 奈苗「え!? でも、彼女は私に言い寄ってきて、スターダムに入って、私のことをポイッと捨てて」
 脇澤「利用されたんですよ」
 奈苗「一生恨みますから」
 脇澤「(奈苗さんにすり寄ったのは)スターダムに入りたかったから?」
 奈苗「そこまでわからないけど、後楽園で女神様のように現れて、そしたらいつの間にかチーム丸顔がなくなっちゃって。5周年興行で当たって。元パートナーなのに…」
 脇澤「利用されましたね」
 奈苗「広く考えれば、団体の戦力が増えたのはプラスなので、その力をうまく使って、スターダムに台風を巻き起こして。これからは近くにいるからいつでもやり返せる」
 脇澤「紫雷イオも倒したい1人に入りました。嫌いリスト増えました。絶対にやり返してやりますから!」
 奈苗「うわっ怖い。敵にしたくない」
 脇澤「覚えてろ! 紫雷イオー!」

 「今を信じて明日に輝く少女」翔月英が魔女チェ・リーに敗れる

『新北京プロレスJapan Tour 2012〜天挑六輪大武會〜』
◆2月26日(日)東京・新木場1st RING(19:00)
観衆324人(超満員)

▼第四比? 時間無制限1本勝負
 チェ・リー<梁山泊48傑>(4分46秒/首固め)翔月英<男闘呼塾一号生>

 中国のカードゲーム会社「ブショウロード」に経営権が移り、新体制となった新北京プロレス。新社長は各選手を鍛えなおす必要があると考え、所属選手すべてを、軍隊のような前近代的教育を行うことで名を馳せ、鬼も泣くとも噂される全寮制の高校、男闘呼塾へ入学させることを決めた。一方、全員が入学し手薄となった新北京プロレス有限会社に忍び寄る闇の影――「梁山泊48傑」が新北京プロレスを急襲し、真琴姫がさらわれるという事態を招いてしまう。この非常事態に男闘呼塾の塾生が再び新北京プロレスに集い、四年に一度行われる「天挑六輪大武會」が始まった。

 2つ目の闘技場は深い谷底の上に蜘蛛の巣が張り巡らされた会場。魔女チェ・リーが待ち構えていた。男闘呼塾勢は加齢臭のような匂いに困惑するが、翔月英が前で出る。翔月英は男闘呼塾一号生の紅一点で、中国女子プロレス団体「星組」の新鋭選手。少林寺拳法を使いこなす一方でミスコンテスト「プリンセス西安2011」の最終選考まで残る美貌を誇る、今を信じて明日に輝く少女だ。10年前に師匠を殺めた因縁の相手チェ・リーとの対戦を申し出た。

 翔月英が若さ溢れる突きを連打していくが、扇子でブロックしたチェ・リーは扇子ではじき飛ばすように翔月英を吹っ飛ばし、何か恨みでもあるかのように翔月英の顔面にニーリフト。しかし、翔月英もチェ・リーの裏拳をかわすと卍固めに捕らえる。腰投げで何とか逃れたチェ・リーはチョーク攻撃。さらにボディへのニーリフトからダブルリストアームサルト。だが、チェ・リーの裏拳をかわした翔月英は宍・龍華翔をお見舞い。さらにボディへの突きの連打から、背中にニードロップを投下。そしてコーナー二段目からダイビング・ニードロップを投下するが、これをかわした自爆させたチェ・リーは裏拳。何とか回し蹴りで迎撃した翔月英だったが、チェ・リーはなおも裏拳。今度はクリーンヒットしたが、翔月英はカウント2で返す。するとチェ・リーが突然泣きはじめリング上に寝転がり降参の態度。翔月英がトドメを刺そうとすると、チェ・リーは首固めで丸め込んで3カウントを掠め取った。

 何ともセコい手で勝ちを奪い取ったチェ・リーは「私を脅かす若い芽は全部潰す! 完全に殺す!」と言い、ダメ押しの裏拳を放っていくが、かわした翔月英はチェ・リーの顔面にソバット。翔月英は「師匠、仇は取りました。月英もいまからそちらに向かいます」とだけ言って息絶えた。

 数多くの選手が息を引き取った大会となったが、応急処置により全員が助かったことがエンディングで明かされた。

 奈苗スマッシュ初参戦、異色トリオで快勝!

『SMASH.25』
◆2月19日(日)東京・TDCホール(17:00)
観衆3000人(超満員)

▼時間無制限1本勝負
 高橋奈苗&中川ともか&○花月(8分40秒/デスバレーボム→片エビ固め)●真琴&リン・バイロン&雫あき

 スマッシュを主戦場とする3人と外敵3人の対戦。リン、雫、真琴、花月、中川、奈苗の順で1人ずつ入場した。花月が2人を制して先発を買って出ると、雫と対戦。グラウンドで互角の攻防を見せて両者同時にタッチ。中川がリンをタックルで倒すも、リンは身の軽さで応戦。中川のエルボーを花月に誤爆させると、奈苗にはアッパー。コーナー上に寝かせた雫の上から鉄柱越えプランチャを見舞った。奈苗が雫をタックルで倒し、串刺しラリアット2連発。早くもグロッギーとなった雫のスリーパーもすぐに切り返し、ワキ固めもアルバトロスに取り返した。真琴のカットから雫の網打ち式原爆固め、真琴のダイビングクロスボディーアタックと反撃されるも、ダブルアームスープレックスは許さない。トレイン攻撃も決めさせず、雫、リンへのラリアット、真琴にはバックドロップを放った。客席の冷蔵庫コールを背に冷蔵庫爆弾を放つも2カウント。花月が真琴のフロントネックロックをブレーンバスターに切り返し、バックフリップを決めた。リンのミサイルキック、雫のタックル、真琴のブレイジングキック、W・W・ニー、中川の延髄斬り誤爆から真琴のダブルアームスープレックスと花月が劣勢を強いられたが、奈苗が真琴にラリアット。花月が回転式バックフリップでたたきつけた。これはカットに邪魔されカウント2だったが、里村直伝のデスバレーボムで3カウントを入れた。

★奈苗組のコメント

 奈苗「むかつくな、何か。自分のチームですけど、こいつ(花月)に取られたのは悔しい、それが正直な気持ちですね。初参戦と言うことで、私が知らないところでいろいろ言われていたりとか、お客さん的にはこの試合だけではなく望んでいたり、期待していたことがあったと思うんですけど、そういう中でブーイングが出るかなって楽しみでもあり、不安でもあり、ワクワクしていたり、いろいろ感じさせてもらったんですけど、私はスターダムを背負う気持ちで戦いました。その結果、お客さんの目にどう写ったか。自分はアピールしたつもりです」
 花月「初めてスマッシュに上がって、自分がどういう心境で戦ったかと言うと、26日(仙女大阪大会)の華名戦に向けた試合、その通過点にしてか思っていなかったので、こういう結果で勝てて当たり前だったかなって思っていますね」
 中川「自分はスマッシュが次回で終わりと言うことで、思い出の2年間、短かったですけど、ベルトを獲ったり、思い入れがある団体がなくなるのは寂しいです。スマッシュのTDCホール大会は2回目で、あまり出られなかったので、もうちょっと試合したかった。それが素直な気持ちです」
 ──最後に真琴選手に握手を求めていたが?
 奈苗「2年前までは深く関わっていた選手なんですね。気になる部分のある選手と、久々に対戦できて、手をあわせてみた実感は…時間が短かったので正直変わったかな? ってわからないですけど、お客さんの声援を聞くと期待感が大きいんだなって。彼女がまたどうなっていくかわからないですけど、またリング上で会いたいなっていう握手です」
 ──深く関わっていたと言えば華名選手もいるが?
 奈苗「どうもこうもないんじゃないですかね? お客さんが期待してしまうのは仕方ないですけど、自分的には金輪際、同じリングに立つこともないんじゃないかなって。実力でベルトを巻いているのは知っているし、理解はしていますけど、そこの価値観と、私の築いた価値観は違うと思っています」
 ──初対戦の雫選手の印象は?
 奈苗「目の前で見るのが初めてで、思っていたより大きくて、パワーを感じました。もっともっとシングルとかでやれたら、また違うんじゃないかなって。パワー系の体が大きい若い選手は最近いないので、そういう選手とやりたい気持ちはあるので、どこかで会えたらと思います」
 ──今日の試合でスターダムにもたらすものはあった?
 奈苗「こうやって、スターダムで一番上のキャリアでやってますが、これだけ元気だし、それはスターダムを体現できたと思います。私が気持ち的には一番若いんですけど、もっとフレッシュな子はたくさんいるので、引っかかりになっていればいいなって思います」

★真琴組のコメント

 真琴「移籍してから女子プロレスと男子のプロレスってどこか違うなって気付いて、スマッシュに入ってからは純粋な女子プロレスをやったことがなかったんですが、久しぶりにその輪に入って、女子プロレスってすごいなって思いました。すごくグルグルした感じです。負けてしまったのは情けないし恥ずかしいですけど、ちょっと楽しかったです」
 雫「私はスタイルの関係で女子プロレスに縁がないように見えますが、私がプロレスを見始めたきっかけは高橋奈苗選手や中西百重さんで、リング上で戦っていたのを中学生の頃から見ていました。その10年前に見ていた選手が入場してきた時に、自分が戦うのが不思議な気持ちと信じられない気持ち、嬉しい気持ちでいっぱいになりました。ラリアットを食らいましたが、やられて悔しいという気持ちを持たないといけないですけど、今日はとても感慨深いですね。選手としてはあってはならないですけど感無量です」
 ──スマッシュ最終回となったが?
 雫「スマッシュがあってこそ路上の隅っこでやっていた私たちがこんな大きい所で試合をすることができました。仲間に入れてくれたみなさんのおかげです。TAJIRIさんを今後も信じて頑張ります。まだまだ表舞台で戦い続けます。このまま進み続けます」
 真琴「自分はスマッシュだからといって入ったわけじゃなく、TAJIRIさんの元にいたかったから移籍したので、別に団体がなくなっても構わないです。TAJIRIさんについていきます」
 リン「リン、同じ。ずっと同じ。私の夢は変わらない。スマッシュのみんなはファミリー。みんなでもっとビッグステージ行くことができる。だから大丈夫」

 夏樹、米山とハイスピードバトル「引退撤回を一生後悔させません」

『JWPタッグリーグ・ザ・ベスト2012』
◆2月12日(日)東京キネマ倶楽部(13:00)
観衆270人(超満員札止め)

▼スペシャルシングルマッチ30分1本勝負
 夏樹☆たいよう(9分48秒/たいようちゃん☆スパニッシュフライ→片エビ固め)米山香織

 夏樹はハイスピードのベルトを腰に巻き、久しぶりにキネマのリングに上がる。セコンドには欠場中の世IV虎が駆けつけ、安川惡斗も姿を見せた。試合開始と同時にハイスピードバトルを展開。足を止めると張り手合戦からヘッドバットも打ちあうなど、感情をぶつける攻防を見せる。米山が鎌固め、キャメルクラッチ、さらに鼻フックで攻めると、セコンドの世IV虎が「離せ!」と怒鳴る。米山も「うるせー!」と言い返した。ソバットの打ち合いを制した米山がコーナーに上がったが、夏樹が追いかけるも、はたき落とした米山が背後からミサイルキック。後ろからのランニングニーは夏樹がかわしたが、ジャーマンをバック宙でかわした米山が、再び背後からランニングニーを放ち、夏樹の後頭部にヒット。さらにダイビングセントーンを落とした。2発目を狙う米山を捕まえた夏樹が、コーナー2段目まで上がって雪崩式ジャーマン、三角飛び式ムーンサルトアタックを決める。ウラカンラナはパワーボムに切り返されたが、イグチボムでやり返す。すぐに起き上がった米山が顔面へのランニングニーアタック。エルボー合戦から米山がソバットを放ち、米-ZOU狙い。夏樹もたいようちゃん☆ボムを狙ったが、どちらも許さず丸め込みの攻防へ。夏樹のトリプルたいようちゃん☆ラ・マヒストラルはロープが近すぎて失敗したが、顔面にソバットをたたき込んでたいようちゃん☆ボムを決めた。しかし、イグチボムは米-ZOUで返されてしまう。両者ダウン。エルボー、張り手を打ち合い、米山のロールスルージャーマンをカウント2で返した夏樹が、コーナーに上った米山を捕まえてたいようちゃん☆スパニッシュフライ。この一発で夏樹が勝利した。

 夏樹「米山さん! 勇気は一瞬だけど、後悔は一生。周りにいろいろ言われるかもしれないけど、自分は米山さんの勇気(引退撤回)かっこいいと思ったし、自分がいる限り引退撤回したことを一生後悔させません。自分もすごい複雑な気持ちでいたけど、今日試合してやっと心から米山さんが引退しないでくれてよかったと思いました。まだまだ進化できるし、やることもいっぱいあるし、いじいじもたもたしてたら自分、先に行かせてもらっちゃいますからね。次に当たる時はハイスピードのベルト懸けてやりましょう!」
 夏樹が米山と握手して先に退場。
 米山「引退撤回を後悔してないと、覚悟は決めたと、いつも自分自身に言い聞かせてました。でも今日、夏樹と試合をして、本当に心の底から引退撤回してよかった! そう思いました。夏樹が言ったように、やることはまだたくさんある。夏樹☆たいように借りを返さなきゃだしな! 後悔しないって心から思って、だから自分のやりたいことをやっていきます」

 ゆずポン、志田との2冠対決制しブル引退興行メインの大役果たす

ブル中野引退興行『女帝』
◆1月8日(日)東京・TDCホール(16:00)
観衆3000人(超満員札止め)

▼50代&40代&30代&20代&10代マッチ60分1本勝負
 ダンプ松本&○井上京子&Leon&下野佐和子&つくし(16分15秒/パワーボム→エビ固め)ジャガー横田&豊田真奈美&中川ともか&夏樹☆たいよう&●チェリー

 それぞれのチームに10〜50代まで各世代の選手が入った10人タッグマッチ。最年長ダンプから最年少つくしまで、年齢差37歳の多彩な顔ぶれが集まった。最初に中学生のつくしが入場。続いて「年齢はファンタジー」と10代を主張するチェリーが姿を見せるとブーイングが浴びせられ、さらにダンプには「何が10代だ!」と竹刀で殴られた。

 開始早々、ジャガーが京子にコルバタからコブラツイスト。ダンプがジャガーを押さえ、京子がラリアットを放つ。さらにパワーボムを狙ったが、ジャガーがウラカンラナに切り返す。京子がラリアットを浴びせ、ダンプがジャガーの髪の毛を掴んで投げ飛ばした。さらにセコンドのサソリも介入したが、ZAT・Tが一斗缶をダンプに誤爆すると、ダンプの怒りが爆発。対戦相手だけでなくレフェリーにも一斗缶を浴びせ、場外で暴れ回った。リングに戻るとチェリーにラリアット、ボディープレスを浴びせ、つくしとチェリーの10代(?)対決へ。チェリーはつくしの手に噛みつくと「大人げないんだよ! このババァが!」とつくしのパートナーが助けに入る。下野が中川にバックフリップからヒップドロップ、中川が延髄斬りでやり返した。豊田はつくしに容赦ないミサイルキックを見舞う。つくしはエルボー、張り手で豊田を攻め込み、さらに豊田に認められたドロップキックを連発する。おてんばダッシュ、弓矢固めで豊田を苦しめたが、コーナーから引きずり落とされ、ミサイルキックを浴び、さらにジャーマンで投げられた。ムーンサルトプレスをかわしたつくしがミサイルキック2連発でやり返すと、豊田はビッグブーツから日本海式竜巻原爆固めを狙ったが、切り返したつくしがハルカゼを決める。豊田はLeonの串刺しスピアーを食らったが、ローリングクレイドルで回す。夏樹とLeonがハイスピードの攻防を展開し、Leonがスピアーを決めた。さらにつくしが夏樹&中川にダイビングクロスボディーアタック、Leonが夏樹にスワンダイブ式ミサイルキックを放つ。夏樹は京子にコーナーを駆け上がってからのボディーアタック。10人が入り乱れ、夏樹と中川が2人がかりのドロップキックでダンプを場外に落とすと、夏樹が三角飛びプランチャ、Leonが宇宙人プランチャ、つくし、豊田がプランチャで飛んだ。チェリーがチェリトーンボム、ファンタジーイリュージョンを京子に決めたが、雪崩式ブレーンバスターで反撃され、チェリー&中川に両腕ラリアット。最後はパワーボムで京子がチェリーを沈めた。

▼60分1本勝負
 高橋奈苗&里村明衣子&○さくらえみ(21分41秒/二階からのにゃんにゃんプレス→片エビ固め)栗原あゆみ&世IV虎&●藤本つかさ

 女子プロレス界トップ3と新世代の有力選手が団体の垣根を越えてトリオを結成。さくらは前日でアイスリボンを退団しており、フリー第1戦となる。

 奈苗と藤本が先発。藤本がリープフロッグからドロップキックを放つも、倒すことができず奈苗のタックルで倒された。続いて里村と栗原。里村の回転蹴りからミドルキックで押された栗原がドロップキックでやり返し、ハイキックをかいくぐってスクールボーイ。さくらと世IV虎がにらみ合うも、さくらが怖がって尻込み。3人攻撃を仕掛けられたが、チョップの乱れ打ち、ヘアー投げで反撃するも、世IV虎のヘアー投げで逆に投げられた。世IV虎はさくら、奈苗をチョークで絞めあげ、まとめてラリアットで倒すと「里村出てこい」と呼び込む。FLASHトーナメント決勝のリベンジを狙う世IV虎はチョップで真っ向勝負を挑むも、逆エビ固めに捕まる。それでもアトミックドロップ、顔面ウオッシュで反撃した。藤本のドロップキックは里村を倒せず、奈苗のカナディアンバックブリーカー、串刺しボディーアタック、逆エビ固めで劣勢。さくらの吊り天井、熟女式グラビア固め、里村のテキサスクローバーホールドと熟女式グラビア固めの合体技と防戦一方。、栗原が里村への串刺しダブルニーアタック、裏ヒザ十字固めで反撃したが、奈苗の串刺しラリアット2連発を食らう。コーナーから飛んだ奈苗をドロップキックで迎撃した栗原が卍固め。ヘッドバット、顔面ドロップキックで場外に落とし、大一番で見せる場外へのミサイルキックを放った。奈苗がコーナー最上段から雪崩式ブレーンバスターで栗原を投げ捨てると、さくらが奈苗に雪崩式フランケンシュタイナーを決めて栗原の上に落とす。奈苗の冷蔵庫爆弾、張り手連発を浴びながらも、栗原はカウンターの裏投げを決めて世IV虎とチェンジ。奈苗とのラリアット合戦をから奈苗が串刺しのラリアット。さくらが3人をコーナーに重ねて「さくらえみ70キロ!」弾。「高橋奈苗60キロ!」と続くと里村も観客の声援が飛ぶ。里村は「えっと…ウワァー!」と体重を言わずに串刺しボディーアタックで飛び込んだ。さくら&奈苗の合体攻撃が失敗し、世IV虎が上からヨシコ。里村のカットがさくらに誤爆すると、奈苗のラリアットもさくらに誤爆。世IV虎がセントーン4連発、コーナー2段目からのダイビングセントーン、ネックハンギングボム、藤本のビーナスシュートでさくらを追い込んだが、さくらが藤本に風車式、ダブルアーム式のバックブリーカーの連発、アイスドライバーで逆転。藤本のツカドーラをカウント2で返し、逆にラ・マヒストラルで丸め込んだ。さくらが藤本にタイガードライバー、奈苗が栗原にナナラッカ、里村が世IV虎にデスバレーボムを同時に決めると、最後はさくらが藤本を二階からのにゃんにゃんプレスで仕留めた。

★里村&奈苗&さくらのコメント

 さくら「自分は(アイスリボンの)後楽園ホール大会が終わってから、この6人タッグのXが1つ決まってなくて『さくらさんお願いします』と言われたんですけども、正直その里村さんと奈苗、今までの私だったら、何も劣ってるところはないと胸を張って言い切ることができたんですけど、やはりアイスリボン退団するとなって、センダイガールズを率いる里村明衣子、スターダムを率いる髙橋奈苗にはとうてい並ぶ事はできないと自分は思いました。けれども、その時ブルさんがそうじゃないと、アイスリボンのさくらだからじゃない。私はさくらえみさん自身が素敵だと思うからということで、今回出させていただいたので、自分はもうブルさんが見る目がないと言われないようにも、今日は絶対結果を出したいと思いました。正直、退団してからのことは何も考えられなかったんですけど、ブルさんのおかげでこうして一歩、踏み出す事ができた思うので、とても感謝しています。ありがとうございます」
 里村「私はさくらえみさんの境遇に自分自身がなった事ないんで、やっぱり今日はすごく特別な日だったと思うんです。だから、それがやっぱりリング上に出てた、勢いとして出てたというのはありますよね」
 ――中野さんは里村選手の試合を始めて見た時、長与千種がそこにいたと言っていたが?
 里村「いや〜そんなそんな。ただやっぱり私はもう、長与千種という師匠は一生超えられないものなので、そこは今でも誇りを持ってますし、やっぱり長与さん、私の上には長与さんがずっと居る、それはもう変わりないものですよね」
 奈苗「あの、自分には本当にいろいろな思いがあって、ブル中野選手を現役の時に生で見た事はなかったんですけど、映像とかで見て、本当に自分的には神様的存在だとずっと思っていて、その方とまったく接点がなかったプロレス人生なのに、こうやって最後引退興行という場所で試合をさせていただけるという事が、すごく光栄だったことと、そして私が全女時代WWWAの赤いベルト、最後の保持者という事で、そしてスターダムという新しい団体の中で、ワールド・オブ・スターダムという赤いベルトをまた巻いているので、その歴史と歴史を繋いでいく事ができるのは私しかいないと思っています。そういう意味でも、いろいろな思いをこめて今日このリングに立ったんですけど、その中で今日はさくらえみ選手、里村選手っていう、世代的には近いということで一括りにされたのかなという部分はあるんですけど、この人たちと私は横に並ぶんじゃなくて戦いたい。特に里村明衣子、前回FLASHトーナメント決勝で負けてるんで。次に顔合わせる時には戦う時だと思ってます」
 里村「その通りだと思いますね。ただ私自身は正直その全女時代の赤いベルトっていうのは、もうないものだと思ってるんで。そこは形ではなくて、やっぱりベルトにもうこだわりがない。自分自身今のプロレス界にあるベルトは正直、もう挑戦しようとも思わないですね」
 奈苗「そんなの逃げなんじゃないんですか」
 里村「ん〜ベルトに価値はないでしょう、もう」
 奈苗「ありますよ! それを作ろうとしてるんだから」
 里村「ただスターダムのベルトがありますよね? それはやっぱりスターダムで作り上げるべきもので、全女にあったベルトっていうのは赤いベルト、スターダムも赤いベルトですけど、同じものではないんじゃないでしょうか」
 奈苗「同じものではないですよ。同じものではない。だけれども、ここまでこう作られてきた、先輩方が作られてきた歴史を、私はまったくないものにしようとするのではなく、いい物を残し、そして新しいものを作っていきたい。そういう思いで、それができるのは自分だと思ってるんで。そういう気持ちでやってます」
 里村「高橋選手がその気持ちだったらいいですけど、今ベルトを巻いてリングに立てる選手が何人いますか? 何本のベルトが女子プロ界にあるんですかって。それを1つにまとめてからならわかりますけど、まだみんな浅いじゃないですか。そこはやっぱり今の時代の象徴であり、昔には遡れないところですよね」
 さくら「そうですね、このあたりはこれからの女子プロレスを見ていただければ、きっとトップがここだというのを。私はこの先対戦することはなく仲良くやっていきたいと思って」
 奈苗「あんただって挑戦してくりゃいいじゃないよ!」
 さくら「はい、そこでですね。最後2人一斉に以心伝心ゲームというのをやらせていただきたいと」
 奈苗「なにそれ!?」
 里村「そういうところがねぇ、あの」
 さくら「みんなで一斉に思い浮かんだ人の名前をせーので言ってください、せーのでいきますよ。今日! 6人タッグで、この試合で勝った選手は誰ですか? せーの! さくらえみー!」
 里村&奈苗「……」
 さくら「私が今日はこの2人を勝利に導きました! どうもありがとうございましたー。やったー! らんららんら(さくら逃げるように控え室へ)」
 奈苗「何おいしいとこもってってんの! ちょっと(さくらを追っていく)」
 里村「…ありがとうございました」

★栗原&藤本&世IV虎のコメント

 栗原「本当に自分はちっちゃい時から、幼稚園の時とかから女子プロレスが大好きで、試合も会場に見に行ったりとかして、本当にブル中野さんを生で試合を見させていただいていたんで。でも、自分がプロレスに入った頃にはプロレスをされてなかったんで、こういう引退興行というものに出させていただいたのは本当に夢みたいな光栄な気持ちです」
 藤本「自分はギリギリまで本当に決まらなくて、Xの枠に一週間ぐらい前にやっと入れた。すごくビックリして嬉しかったんですけど、対戦カードを見た時に、そこにさくらさんがいて、奈苗さんがいて、里村さんがいたっていう。本当に偉大な3人がいたんですけども、やっぱりさくらさんはアイスリボンを昨日退団して、フリー一発目の試合にあたるという事がすごい嬉しかったし、奈苗さんはお久しぶりですねーという形だったし、里村さんは仙女。アイスリボンはやっぱ仙台を意識しているので、その中で当たれた事は嬉しかったけど、負けたのはすごい悔しいし」
 世IV虎「いや呼ばれたのは嬉しいけどよ、勝たねぇと意味ねえんだよ。テメーがよ、でしゃばってよ。勝手にうちにタッチしてチェンジすっからよ。負けてんだろ? ふざけんじゃねえよ。マジありえないから。まあ、うちが、最後あれ出てたら絶対勝ってましたから。でしゃばりすぎなんだよ」
 藤本「それで誤爆をしたという。やっぱチームワークは6人タッグっていうのは大事だと思うんで。でもあっちもちぐはぐだったので、負けたんでなんとも言えないですけど」

▼30分1本勝負
 愛川ゆず季(15分11秒/ゆずポンキック・レッド→片エビ固め)志田光

 キャリア3年半の志田と1年の愛川のシングルマッチがメーンに抜擢された。シングル、タッグと2冠を持った者同士であり、アイスリボン、スターダム、両団体の看板もかけた戦いとなる。

 手四つの力比べから愛川がアームドラッグ、コーナーでミドルキックを連発。さらに首4の字固めで絞めあげる。マウントエルボーを交互に打ち合い、志田がドロップキック。愛川のミドルキックを捕まえ、逆片エビ固めに切り返した。愛川はジャーマンを裏ヒザ十字固めに切り返す。大外刈りでたたきつけられても、コーナーの上った志田をハイキックで蹴り落とし、サッカーボールキックをたたき込んだ。愛川のローキックを浴びた志田がジャンピングニー、払い腰、髪の毛を掴んでのヒザ蹴りからスリーカウントを狙うも、愛川はSTFに切り返した。フィッシャーマンズ・スープレックスは投げられず、逆に荒鷲ドライバーでたたきつけられたが、すぐに立ち上がった愛川が顔面を蹴り上げダブルダウン。愛川のゆずポンキック・イエロー(ハイキック)からラ・ゆずヒストラルはカウント2。ゆずポンキック・レッド(かかと落とし)を阻止した志田がブレーンバスター、ファルコンアローと畳みかける。志田が雪崩式ブレーンバスターを狙うと、愛川はコーナー上でゆずポンキック・レッドを浴びせ、ゆずポンスタナーでコーナーにたたきつけた。シャイニングゆザードはブロックされ、スリーカウントを浴びたが、フィッシャーマンズ・スープレックスで投げ、再びスリーカウントを浴びたが、シャイニングゆザードを決め、イエロー、ブルーとゆずポンキックの連発で追い込んだ。カウント2で返された愛川はシャイニングゆザードを放つもダメージが大きくフォールにいけない。しかし、最後は代名詞とも言える必殺技ゆずポンキック・レッドを放ち3カウントを奪った。

★愛川のコメント

 愛川「私は本当に全然キャリアもないですし、技術も綺麗な試合運びとか、プロレスはできてなかったと思うんですけど、私の持ち味である負けん気と立ち向かっていく気迫で、そういうゴツゴツした汚い試合かもしれないですけど、そこでは絶対負けたくなかったですし、ブル中野選手の引退興行で、私を初めて見るお客さんの方にも、ゆずポンはこういうプロレスをやってます、というのを見せたかったので。そういう試合をしようと思って意気込んで試合をしました。そして勝てて、私はもうスターダムのベルト2本持ってる立場なので、絶対負けられないと思ったし、絶対にこの試合は私が勝ちだなって思いました」
 ――試合前にブル中野さんは志田選手の試合を見て愛川選手に勝てないと言っていたが?
 愛川「そうですね。私がガンガン行くタイプなので、たぶんそれに、う〜ん、なんかビックリしてるような感じを、試合をしてて感じました」
 ――お客さんの中には10年ぶりにプロレスを見るファンもいたと思うが
 愛川「そうですね、やはりもう10年20年前のプロレスとは今のプロレスは違ってきてるかもしれないですけど、私も一生懸命全てをプロレスに捧げて頑張ってますし、その姿を見てどう感じてもらえたか、直接聞いてみないとわからないですけど、最後の拍手をもらっただけで、私はまだまだですけどプロレスやっててよかったなって思いました」
 ――女子プロレス大賞を取り、大舞台で女子プロレスの1つの代表として試合して勝利を収めましたね
 愛川「やっぱり賞をいただいたりとか、こういう舞台で試合をさせていただくということは本当に心から嬉しいし感謝もしてるんですけど、自分自身が自分の試合に満足してないですし、もっともっと強くなってみんなに元気を与えられるじゃないですけど、私のいいところ、できるところ、プロレスしか今ないので、そこで見せていきたいなと思います」

★志田のコメント

 志田「今日負けました。アイスリボンのチャンピオンが、スターダムのチャンピオンに負けました。でももちろんこれで終わりってわけじゃないし、だからと言ってスターダムよりアイスリボンが劣ってるとは自分は思いません。全然まだまだ心が折れてないし、むしろアイスリボンはこれからだと思ってます。自分が引っ張っていかなきゃいけない。これから自分がアイスリボンをもっともっと強くして、自分がアイスリボンのトップに立って、そして女子プロレス界のトップに立つ。アイスリボンを女子プロレス界のてっぺんまで引っ張っていきたいと思います。今日負けましたけど、これでもちろん終わりじゃないです、ここからです。ここから志田光は這い上がって、頂点まで行きます。ありがとうございました」
 ――ブル中野さんは今のあなたでは勝てないと言っていたが、その予告が当たってしまった形になりました
 愛川「そうですね、でもそんなあんな一試合見て、私の何がわかるんだと言いたいですよね。確かに今日負けました。でも、これから、愛川ゆず季の下に見られていくのは本当に嫌です。だったら、自分がこれからリベンジするしかないと思います。そのチャンスは絶対どこかであると思うんで、そのとき必ずやり返したいと思います」

 
 
 
 
 
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夏樹☆たいよう引退試合
6月1日(日)後楽園ホール