シリーズの総決算で好勝負が続出!奈苗が世IV虎に激勝!

スターダム旗揚げシリーズ『スターティング2011~最終戦』
◆4月10日(日)東京・新木場1st RING(12:30)
観衆330人(満員)

▼オープニング

 大会開始前に出場全選手がリングを囲み、観客とともに東日本大震災の被害者に1分間の黙祷を捧げた。その後、リング上で一列に並び奈苗が代表してコメント。「この度は東北地方太平洋沖地震によりお亡くなりになった方に心よりご冥福をお祈り致します。そして、被害に遭われたみなさまにも心よりお見舞い申し上げます。今回の災害ではみんなが心を痛めて、自分にも何かできないかと、みなさんが考えたと思います。そんな中で自分たちにはリングがあります。このリングから日本中、世界中に届くくらいのエールを込めて、このリングからエールを送れるくらいのパワーをこめて、みんなでリングに上がります。スターダムは前を向いて頑張ります。なので、どうかみなさんも日本を支え、リングを支え、一緒に頑張っていきましょう」。その後、ダンサーとともに踊りながら入場した風香GMが「3月12日の大会は延期になりまして、みなさんには大変ご迷惑をおかけしたと思います。本当にすみませんでした。これからスターダムは復興のお役に立てるような、そんな影響力のある大きな団体になるように頑張っていきますので、これからも応援よろしくお願いします。選手たちは3月12日のパワーを今日まとめてぶつけると、みんな燃えていますので、いつも以上に激しい試合を期待していただければと思います」と挨拶。開会を宣言した。

▼須佐えりChallenge to enemy20分1本勝負
 DASH・チサコ(11分12秒/ホルモン・スプラッシュ→片エビ固め)須佐えり

 須佐えりの「いろいろな選手と闘って経験を積みたい」という発言を受け実現した外敵との対戦シリーズの第1弾は仙女からDASH.チサコが登場。序盤から須佐に対し舐めた態度に出たチサコは、フットスタンプなどふてぶてしい攻めを見せた。未だに未勝利の須佐は得意のDDTや女子高生スペシャルで応戦するも、カウントはツー。チサコはコーナーから天高く舞うホルモン・スプラッシュで完勝し、須佐の野望を打ち砕いた。

★バックステージのコメント

 須佐「やっぱり先輩だけあって適わない点がたくさんあった。スターダムの選手だと普段練習しているので、技を把握できているけど、他団体だと想像もつかない技をやってくるので、威圧感があった」

▼キッズ・ファイト~情熱注入特別編~3分1本勝負
 夢(時間切れ引き分け)高橋奈苗

 対戦相手が入場時に判明する夢の相手はまさかの高橋奈苗だった。スターダムの新人に次々と情熱を注入する奈苗が夢にも熱さを仕掛けていく。奈苗は夢のキックをキャッチするとキックやパンチを見舞うが、そのたびにブーイングが飛ぶ。それでも夢はコーナーでドリームキックや、奈苗の態勢を低くしての卍固めまで見せた。3分間は短くあっという間に過ぎていったのだ。夢の健闘ぶりに奈苗はパッションのハチマキをプレゼントし、二人でパッション・ポーズを披露した。

★バックステージ・コメント

 奈苗「すごく気迫があった。パッションがある人にはこのハチマキをあげようと思っていました。情熱注入キッズ編も成功ということで、次の試合も活かして闘っていってください!」

 夢「とてもいい試合だと思ってパッションを注入されました」

▼20分1本勝負
 夏樹☆たいよう(11分1秒/ムーンサルト・プレス→片エビ固め)岩谷麻優

 常々、ナンバーワン空中ファイターを目指すと豪語していた岩谷麻優が、ハイスピードで天下を取らんとする夏樹☆たいようと一騎打ち。すでにタッグマッチで何度か対戦がある両者だけに、抜群のタイミングで攻防が始まった。岩谷は夏樹の腕を取ると得意のトップロープの反動を利用した回転投げを駆使。ところどころ夏樹の鋭いドロップキックで苦痛の表情を浮かべた岩谷だが、リングに上がると水を得た魚のようにハッスル。ランニング・ネックブリーカーやコルバタで攻め込む。ちょっと低空飛行のダイビング・アタックやウラカン・ラナで舞ったが、夏樹の壁は厚くムーンサルト・プレスで轟沈した。

★バックステージのコメント

 夏樹「自分が勝つのは当たり前。今日、初めてシングルをやってみて、一人の力でどこまで出来るのか、スピードに付いてこれるのか、今日は見たいと思っていた。まだまだ足りない部分はあるけど、スタミナとかパワーとか、自力の強さを身に付けていかないとならない。でも自分は十分、期待しています。近い将来ハイスピードを賭けてやりたいと思っているから、やれんのか!」
 岩谷「やります!」
 夏樹「今日は動き以外にもメインの奈苗さんのパッションに負けたくないと思っていたから。そいいうところも、もっともっと磨きをあっけていければいいと思っています」
 岩谷「(涙目で)夏樹さんのスピード、自分も将来スピードも速くなりたいと思っているので、夏樹さんは目標の選手でして、いつか本当にハイスピードのベルトを賭けてやりたい!スタミナ不足なのでスタミナをつけて、今より速くなって、スピード、スタミナ、パッションも出して、空中戦もできて、完璧な選手になりたいと思っています。夏樹さんは目標ですけど、いつか絶対超えたい壁です。今は夏樹さんに教えてもらっていますけど、夏樹さんの技を全部貰うつもりで、ハイスピードに勝って、一番の空中殺法の使い手になって夏樹さんを引退させます。女子プロレス界ナンバーワンの選手になります!」

▼20分1本勝負
 愛川ゆず季(8分6秒/ゆずポンキック・ブルー→片エビ固め)星輝ありさ

 ゆずポンキックVSブラジリアン・キックの蹴り合いが大きなテーマとなっていたが、ゴングと同時に愛川が仕掛ける。だが星輝はコーナーで応戦。その足の長さを誇示した星輝は、流れ星固めで締め上げると腕を攻め続ける。4月3日の大阪大会で世IV虎のダイビング・セントーンを胸に喰らい、軟骨を負傷し完治せぬまま挑んだ愛川は苦痛の表情を浮かべた。星輝はそんな愛川を微動だにせず二段蹴りを連発。愛川も足4の字固めを初公開するなど研究したが、星輝のブラジリアン・キックが命中すると十八番の1399がクリーンヒット。さらにもう一発ブラジリアン・キックを放った星輝をカットし、ゆずポンキック・ブルーで切って落としたのだった。

★バックステージ・コメント

 愛川「ありさに勝つことが出来て良かったですけど、ありさは最近の子で足が長くて、やっぱり私の足では短くて届かなかった。ありさは世間一般ではスタイルがいいかもしれないけど、プロレスでは私の方がいい体だと思います。ブラジリアン・キックもモロにもらったけど、線が細いので返すことができたんじゃないかと思います。ありさとは今後も闘っていくと感じたので、もっともっと頑張って闘いたいと思いました」

▼30分1本勝負
 長野美香(5分10秒/腕ひしぎ逆十字固め→レフェリー・ストップ)美闘陽子

 注目のビジュアル・アスリート対決がセミファイナルで実現した。戦前から空手とレスリングの攻防が予想できたが、場内の期待も一段と高い。美闘はロー、ミドルとキックを当てにいくが、長野は巧みな対裁きでグラウンドに移行する。美闘のキックを交わすと三角締めでじわじわと攻める。そのシリアスな長野の動きに美闘はてこずったが、コーナーに詰めると膝蹴りやハイキックでダウンを奪う。美闘はさらにブレーン・バスターでフォールを狙う。美闘はキックで追い込むが長野は足を捕え、裏アキレス腱固めで締め上げる。ダブルアーム式のフェースバスター。腕ひしぎ十字固めでタップを狙う長野だが、美闘はギブアップしなかったが、レフェリーは試合をストップし長野が短期決戦を制したのだ。

★バックステージ・コメント

 長野「蹴りがすごく痛くて、もらうと次に手が出せないほど痛くてきつかったです。自分の得意な関節技も入れたけど、きっちりはできなくて得意としていた十字なのでバシッと決めたかったです」

 美闘「関節のプロなので、すいすい腕を取られて痛かったです。キックよりも関節技の方が強いと思われたくなかった。私は空手でプロではないので、アマの意地というか、プロには負けたくないと思っていた。次は絶対、極真が強いところを見せ付けたいです!」

▼STARDOM PASSION INJECTION~情熱注入~(4)30分1本勝負
 高橋奈苗(19分56秒/バックドロップ・ホールド)世IV虎

 ついにこの日が来た。高橋奈苗の情熱注入シリーズのトリを務めたのが、異常な会場人気で急上昇の世IV虎だ。会見では上目目線で奈苗を挑発し続けたが、とにかくボルテージは最高潮。「世IV虎コール」と「奈苗コール」が交差する中で勝負は始まった。ヤンキー座りの世IV虎に奈苗がドロップキックを放つと場内は大熱狂。エルボー合戦、張り手合戦で互角の展開をしたがタックルでも両者は譲らない。まさに体を張った真っ向勝負にヒートアップする一方だ。奈苗は世IV虎が躊躇すると「もっと来い!」と叱咤。ド迫力の一進一退のぶちかまし合いは世IV虎がエプロンでの膝爆弾を敢行すると、奈苗もスターダムでは初めてのトぺを炸裂。20分近い激闘は世IV虎のセントーンやスリーパーを耐えた奈苗が、バックドロップ・ホールドでがっちり押さえて完勝。試合後、世IV虎を称えた奈苗は握手の手を差し伸べると世IV虎は応じて見せた。スターダムのシーズン1は世IV虎という怪物が台頭し、奈苗の情熱がそれを制したのだった。

★バックステージのコメント

 奈苗「今日でパッション注入シリーズもひと段落ということで。旗揚げから本当にみなさんのおかげなんですけど、みんなで進んで来ることが出来て、新木場では初のメインということで、高橋奈苗、やっと登ってこれたという気持ちがあるんですけど、その中でもたくさんのお客様に来ていただいて、盛り上がっていただいて、選手が頑張るだけでは輪が広がらないと思っていて。お客さんが一緒に応援してくれてパッションを投げかけてくれて、それを選手が受け取って技に変えて表現していくのがレスラーだと思っている。そのキャッチボールが今日も気持ちがいいというか。いいキャッチボールをさせてもらった。このリングから発信していく。日本や世界にどんどん広げていく、ここから頑張っていく、そういう気持ちです。そしてパッション注入シリーズがありさ、麻優、えり、世IV虎と一区切りにふさわしい闘いが出来たと思います。ちょっとづつパッションを注入できていると思うし、この盛り上がりは満足です…(ここで夏樹が)」
 夏樹「ちょっと待ってくださいよ! スターダムが始まって自分とはまだシングルをやってないですよね。それで満足したとか言っているのですか?今まで自分がつっかかっていかなかったのは、スターダムの育成もあったからで。それをいいことに気を抜かないでくださいよ。今の情熱注入マッチで満足って、それでトップって言えるんですか? もう一つ言いたいことがあるんですよ。自分が初代から巻いて、自分のベルトと言い続けてきたハイスピードのベルト、Leonに取られたまんまなんですよ。次やるときはLeonから一発で取り返したいし、次にあのベルトを巻くときはスターダムで防衛戦ができるくらいの選手を育てていきたいと思っているんですよ。そういう自分の思い、自分は奈苗さんの下でも隣でもない。目の前にいるんですよ。その自分の気持ちを忘れないでください。気を抜いているんじゃねーよ!」

 初大阪は大成功! 夏樹&世IV虎はくいだおれを撃破

『~OSAKA 1st RING~』
◆4月3日(日)大阪ミナミ ムーブ・オン アリーナ(18:00)
観衆272人(超満員札止め)
 
▼オープニング
 
 大阪でもダンサーと風香GMのダンスでスタート。風香GMが挨拶。「大阪のみなさん、こんにちわ。みなさんのおかげを持ちまして、こんなに早く大阪に来ることができました。超満員札止めということで、最高のスタートとなりました。これからも10回、100回と来ることができるように頑張りますので、これからもよろしくお願いします」。
 その後、選手入場式が行われ、所属全選手がリングに上がった。選手代表のマイクは奈苗。「大阪のみなさん、こんにちわ! こんなにたくさんのお客さんに集まっていただき本当に嬉しいです。初上陸、やってきましたー! スターダムは女子プロレスNO・1を目指し、日夜努力しています。この大阪の地で発揮できるということで嬉しいし、緊張もしていますが、選手はリングで頑張る、お客様は客席でパッションしてリングに届けていただき、みんなでパワーをバァーっとはき出して、みんなで盛り上げて、大阪から日本全国、世界へスターダムを届けていきたいと思いますので、よろしくお願いします」。
 東日本大震災被災者に捧げる1分間の黙祷が行われた。

▼20分1本勝負
 星輝ありさ(12分14秒/1399→体固め)須佐えり

 会見で「私の方が上。えりちゃんのDDTなんてありんこ的」(星輝)、「バリバリな現役の女子高生固めで潰す」(須佐)と舌戦を繰り広げた両者。4月から高校生となった星輝は制服姿で入場し「この15歳!」「17歳!」とエルボーを打ちあう。星輝が「流れ星固め!」と右足で右腕をロックするチキンウイングフェースロックを決めれば、須佐はすぐに女子高生固めでやり返すなど、女子高生同士が意地を張り合った。須佐はDDT、足関節で星輝を苦しめるも、星輝は腕を両足を挟んで絞め上げ、ヒザを突き上げて須佐を追い込む。ブラジリアンキックは何度もかわされ丸め込みに切り返されたが、最後は須佐の頭を打ち抜き、最後は1399でトドメを刺した。

▼キッズ・ファイト~夢のプロレス物語~3分1本勝負
 夢(時間切れ引き分け)えべっさん

 当日発表となっていた夢の相手は大阪プロレスのえべっさん。スターダムでは初の男子選手参戦となった。前日が誕生日で9歳になったばかりの夢は先に入場。えべっさんの長い入場を不思議そうに見つめた。「いくつになったん?」と優しく接するえべっさんの側頭部に夢は容赦ない蹴りを放ちフォール。その後もアームホイップ、619、マウントで張り手と一方的に攻めた。怒ったえべっさんが脅しにかかるが、夢はまったく動じることなくスタナー、ドリームキック、浴びせ蹴りを攻撃の手をゆるめない。最後は夢のミドルキックに逃げ回るえべっさんに、救いの時間切れゴングが鳴った。客席から「延長!」の声が上がったが、吉野レフェリーが「勝敗を期待するな!」とツッコミ。笑いに包まれたまま試合終了となった。

▼20分1本勝負
 夏樹☆たいよう(8分5秒/ムーンサルトプレス→体固め)愛リス

 この試合を最後にメキシコに帰国する愛リスが夏樹と対戦。序盤から速い攻防を見せた愛リスはトペを敢行。「ビバ! メヒコ!」とアピールする。エルボー合戦では「ナンデヤネン!」と関西弁を使って見せたが、打撃では夏樹が上。倒されて弓矢固めに捕まった。しかし、コーナー上からの回転エビ固めは許さず、コルバタ、スイング式ブルドッキングヘッドロック、雪崩式フランケンシュタイナーと畳み掛けたが、コーナーからクロスボディーアタックで飛ぶと、ミドルキックで迎撃されてしまった。串刺しの低空ドロップキック、ミサイルキック、イグチボムはカウント2で返すも、ムーンサルトプレスに力尽き、日本で最後の3カウントを聞いた。試合後は夏樹が抱きしめ別れを告げる。愛リスは目に涙をためてコーナー上でポーズ。日本に別れを告げた。

▼インタビュー

 休憩明け恒例のスペシャル・パンダ・インタビューは風香GMが登場。団体旗揚げのエピソードやプロレス以外で活動中の仕事、家族、スターダム選手についての質問に答えた。また、2回目の大阪大会開催を夏頃に開催する予定であることを発表。最後に「夢はスターダムのテレビ地上波放送」と語り、拍手を浴びた。

▼30分1本勝負
 美闘陽子(8分23秒/ドールB→体固め)岩谷麻優

 美闘の重い蹴りに足から崩れ、力比べでも劣勢を強いられた岩谷。アームホイップでやり返し、岩谷、美闘とドロップキックを打ちあうと、エルボー合戦へ。美闘の「クソガキ!」に岩谷が「クソババァ!」とやり返す。さらに逆エビ固めに捕まった岩谷は「重い…」と声をもらしてもらう。これには美闘も怒りを露わにし、ドロップキックを連発。ネックブリーカーで反撃されたが、すぐに豪快なブレーンバスターを見舞った。胸元にミドルキックを打ち込み、ミサイルキックを放つもカウント2。ドールBはブロックされたが、ジャーマンで投げる。形が崩れ体固めでフォールするもカウント2。しかし、最後はきっちりドールBを後頭部に放って沈めた。

▼BEST OF THE STARDOM30分1本勝負
 夏樹☆たいよう&世IV虎(19分36秒/ダイビング・セントーン→体固め)高橋奈苗&愛川ゆず季

 川崎葛飾最強伝説が大阪上陸。初タッグの「チームくいだおれ」に対し、「今日こそ胸を潰す」という世IV虎は夏樹とともにゴング前から愛川を急襲。エプロンにはりつけて、両側から足で胸をサンドイッチにすると、世IV虎がショルダータックルで吹っ飛ばし、愛川のキックはエプロンの奈苗に同士討ちさせた。愛川はアームホイップからドロップキックを浴びせてようやく反撃。チェンジした奈苗が串刺しボディーアタック、ダブルラリアットでなぎ倒し、世IV虎に足4の字固めを決める。カットに来た夏樹も捕まえ、同時にアルバトロス、2人まとめて絞め上げた。夏樹のスピードにほん弄されたが、ジャンピングラリアットを放ち、再び愛川にタッチ。夏樹をコーナーまで押し込んで蹴りを連発。奈苗と2人で顔を踏みつけた。夏樹のイグチボムは奈苗が低空ドロップキックで潰すも、チームくいだおれのダブルブレーンバスターは夏樹が足から着地。ゆずポンキックをキャッチして奈苗にぶつけた。奈苗のラリアット、愛川のゆずポンスタナーからゆずポンキック・ブルー、レッド、奈苗の延髄斬り、アルバトロスと夏樹を追い込むも、冷蔵庫爆弾は自爆。トリプルたいようちゃん☆ラ・マヒストラルで回され、愛川のハイキック誤爆を浴びた。世IV虎のセントーン、スリーパーと攻め込まれた奈苗はラリアット、バックドロップ。愛川もキックで攻めたが、コーナー上の世IV虎にハイキックを見舞い、網打ち原爆で投げて見せた。さらに奈苗と同時にゆずポンキックで競演。ゆずポンキック・ブルーをかわされ世IV虎のショートレンジラリアットを食らい、合体チンクラッシャー、ネックハンギングボムと追い込まれた。愛川は何とかカウント2で肩をあげたが、奈苗が夏樹のたいようちゃんボムを浴びて孤立。世IV虎のダイビングセントーンを食らった愛川は動くことができなかった。

 世IV虎がマイク。「勝ったぞ! やっぱり、どこでやっても葛飾川崎は最強なんだよ! 今日は今いる人達に、この試合を見てくれた人みんなが『見て良かった』と思える試合にしようと思っていて、それができて本当によかったと思います」と涙声。「うちはちょっと仲が悪いんですけど、一緒につるんできた愛リスが今日でメキシコに帰ります。なので、うちは仲悪くてあまり言いたくないので、親分お願いします」とマイクを夏樹へ。夏樹は「勝ったうちらが締めたいところですが。初の大阪大会は愛リスに締めてもらいたいと思います」と愛リスをリングに上げた。愛リスは日本語で「とても楽しかったです。大阪のみなさん、なんでやねん! どうもありがとうございました」と笑いを誘う。前日が誕生日だった夢の誕生日ケーキが用意され、ハッピーバスデーの歌。火を吹き消した夢は「ありがとうございます。(9歳の目標は?)え? とにかく頑張ります」とマイク。最後は愛リスの音頭で「今を信じて、明日に輝け! WE ARE STARDOM!」で締めた。

★バックステージコメント

 世IV虎「おっしゃー勝った! 熱いっすよ大阪」
 夏樹「メインはうちらしかいないね」
 世IV虎「あいつら全然弱いっすよ」
 夏樹「これから全国各地、どこでもうちらが全部乗っ取っていけばいいんだよ」
 世IV虎「生意気なことを言うやつはボコボコにしていくから。(奈苗は)あんまりたいしたことなかったと思うけど、シングルになったらどう変わるか。今日も勝ったんでシングルでも負ける気はしないですね」
 夏樹「初メインで奈苗さん残念でしたね。メインはうちらが締めるって決まってるんですよ。スターダムのトップは自分です。(奈苗と対戦した世IV虎は)全然当たりでも負けてなかったし、気合いで、全身全霊で、小細工なしで当たっていけば、いい勝負ができると思います」
 世IV虎「そうですね。本当に今はあんな小型に負ける気はしません。それだけは確実に言える。向こうが使ってくる技を自分はすべて受け止めたいと思うので、真っ正面から当たってきてほしいと思います」

 愛川「すみませんでした。ゆず季が…」
 奈苗「悔しいな、盛り上がっていただけに。最後に全部持っていかれたのが」
 愛川「世IV虎ちゃんだけには負けたくなかったんですけど、最後のセントーンで動けなくて…。悔しいですけど、悔しいのが(今後の)力になると思っているので、こんどはシングルで勝ちたいと思います。初めての大阪で勝ちたかったです」
 奈苗「私とゆずポンが組めば一番だと思ったけど(向こうは)勢いがあったね」
 愛川「私も高橋さんがいればと思っていたけど、初タッグで私はミスが多かったし…あと、強いて言えば『くいだおれ』っていうチーム名がよくなかったのかなって。倒れるってマイナスのイメージなので、そこがいけなかったのかなって思います」
 奈苗「じゃあ、名前考えて」
 愛川「はい。次は勝ちたいです」
 奈苗「私は世IV虎とのシングルがあるので、調子づかせたのも、夏樹に負けたのも悔しい。ゆずポンとも名前を変えて頑張ろう」
 --世IV虎は?
 奈苗「試合で活きる人ですね。練習でも見せない活き活きしたものを感じました。でも、私のほうがそうだと思うし、次はタイマンで勝負できる。それでも私はやられたところからやり返すのがプロレスだと思うので、やり返します」
 --夏樹に翻弄された?
 奈苗「自分も減量していて、スピードは出てると思うけど、やつは上ですね。そこはスターダムは誰が一番なのか。いろんな一番争いができる。ゆずポンのやられっぷりは自分も引き込まれるし、誰が一番なのかっていう戦いがスターダムにあると思うので、それに負けないように頑張ります」

 頑張れニッポン! 復活・夏ゆずコンビ快勝

スターダム旗揚げシリーズ『スターティング2011』
◆3月27日(日)東京・新木場1st RING(12:30)
観衆320人(満員)


 
◆世IV虎シングル二番勝負20分1本勝負
 世IV虎(4分18秒/スリーパーホールド)愛リス
 世IV虎(7分58秒/胴絞めスリーパーホールド)星輝ありさ

 前回2連戦に臨んだ美闘を「しょぼい」と斬り捨てた世IV虎が2連戦に挑戦。まず、会見で小競り合いを演じた愛リスと向かい合うと、ゴング前から世IV虎が手を出す。チョークを鷲掴みにし、顔面ウオッシュでペースを握った。コルバタ、DDT、スイング式ブルドッキングヘッドロック、腹固めで反撃を許すも、スリーパーで絞めあげ、張り手でコーナーに追い込んだ。愛リスが再び狙ったスイング式ブルドッキングヘッドロックをアトミックドロップに切り返した世IV虎はラリアット。カウント2で自らフォールを解くと、スリーパーでタップさせた。

 続いて星輝が入場。ゴングが鳴ってもヤンキー座りでにらみ合い。星輝が手を高く上げて世IV虎を挑発し、打点の高いドロップキック、逆エビ固めで絞め上げたが、世IV虎はプッシュアップで星輝を転がして逆転。アトミックドロップ、ランニングエルボーと攻め立てた。ネックハンギングボムはココナッツクラッシュに切り返され、ミドルキック、低空ドロップキック、1399と追い込まれたが、ブラジリアンキックは許さず、最後はスリーパー。レフェリーが失神と判断してゴングを鳴らした。

★バックステージのコメント

 世IV虎「全然話にならないです。蹴りは突然来られると心の準備ができてないですね。結構強いとは思います。美闘に比べたら全然ですけど。うちからスリーを取れる威力はなかったんじゃないですか。(スリーパーで決めたのは?)途中で結構蹴りを出してくるからセントーンも出そうと思ったけど、最初からセントーンは出すまでもないと思っていて、隙があったから(スリーパーで)決められましたね。(10日は奈苗戦だが?)負ける気は全くしません。とりあえず自分がやりたいので。今日のこんなカードはやる意味がわからないし、まあ自分の価値を上げただけの試合ですね」

 星輝「最後のコーナーからの1399で思いっきり入って絶対に大丈夫だと思ったのに返されちゃって。最後はスリーパーで負けるなんて。自分が情けないです。蹴りはいいと思ったんですけど、1399の後のブラジリアンキックをすかされたのが一番嫌だったんですけど。それ以外の蹴りは全部主一きっりやったの似痛がってなくて。何でだろうって悔しいから、請う以上に蹴りの威力を上げていきたいと思います」

◆キッズ・ファイト~夢のプロレス物語~3分1本勝負
 夢(時間切れ引き分け)広田さくら

 前回は引き分けに終わり、遺恨が生まれた2人の再戦。会見では「前回の試合で身の程を知った」と控えめだった広田だが、入場と同時に「今日こそアダルティックな技をかけ大人の女性にしてやる」とやる気満々。「前回と同様、私は最初3分はお客さんとやりあう時間。夢と触れあった瞬間にゴングを鳴らして」と今回も一方的に特別ルールを要求した。コールで紙テープが飛んだだけではしゃぎ回る広田の姿は、夢以上に子供。「この前みたいにならねえからな。仏の顔も一度きりだぞ」と威嚇するも、夢はコーナーに蹴りを放って威嚇。広田が同じように蹴るとブーイングが飛んだ。足を踏みつける汚い手で先制。ここでゴングが鳴る。夢がロープに走ると広田はうつ伏せになるも、夢は構わず踏みつけて通り過ぎる。「飛び越すの。プロレスとはそういうものだ」と言い聞かせた広田がやり直すが、夢は飛び越すも、振り向きざまの蹴りと広田の上を行く。さらに側頭部への蹴りやマウント張り手と一方的に攻め込まれた広田は、夢の胸ぐらをつかんでデコピン。ボディースラムでたたきつけるも、高田純次はかわされた。ロープ渡りは夢の身長が小さすぎて「やりにくい!」と悲鳴。いつもより早く落ちてしまう。619、ソバット、フライングニールキックと連続で浴びた広田は、夢のチョークに手を伸ばした。丸め込みの攻防から広田が犬神家へ。しかし、倒立を決めたところで時間切れのゴング。夢は広田を置いて先に退場。カッコ悪い終わり方となった広田は「休憩だよ!」と売店の宣伝で恥ずかしさを紛らわせた。

★バックステージコメント

 夢「最後があんまりよくわからなくて(今日の広田は)20点くらいじゃないですか。プロレスは厳しいので。(再戦は?)向こうが逃げるんじゃないですか。これで終わりです」

 広田「まだまだプロの厳しさをわかってない。気付くのは20年後くらいかな。ある時急に気付くと思うの。広田さんってすごい選手だったんだって。その時まで大人の私は待つかな。でも、一刻を争うこともあるので。これで終わらないと思います。(夢から20点と言われたが?)なに-! じゃあ、あとの80点は今度味わわせてやるよ! 120%プロの厳しさをわかるまでやってやることを決めた! そして、いつか私のような立派なレスラーになれるためにお前と戦い続ける!」

▼スペシャル・パンダ・インタビュー

 前回から始まったフウフウによる選手インタビュー。今回は夢が登場した。「勉強よりプロレスが好き」と即答するなど、風香ジュニアらしい答え。「好きな男の子は?」というプライベートの質問にも「いないよ!」と返答した。「将来の夢はチャンピオンになること」で拍手が送られ、最後は風香GMから受け継いだ入場ダンスをフウフウと一緒に決めた。

◆STARDOM PASSION INJECTION~情熱注入~(3)30分1本勝負
 高橋奈苗(11分24秒/冷蔵庫爆弾→片エビ固め)須佐えり

 序盤から奈苗が一方的に攻める。須佐がドロップキックの連発で反撃しようとするも、奈苗は倍返しのドロップキック。逆さ吊りにして串刺しボディーアタックと攻め込んだ。DDTでようやく逆転した須佐はドロップキック、スイングDDTと攻める。アンクルホールドに捕まっても逆に奈苗の足首を捕らえ、コーナーの上でアームロック。さらにコルバタから女子高生固めを決めた。ミサイルキックを浴びながらも、スイングDDTと見せかけた首固めでカウント3を狙ったが、攻勢はここまで。最後は延髄斬りから「ガンバレ! ニッポン!」と冷蔵庫爆弾を落とされて力尽きた。試合後は4・10新木場で対戦が決まっている世IV虎がリングに上がり、奈苗と小競り合いとなった。

★バックステージコメント

 奈苗「今日に限っては高橋奈苗の情熱注入シリーズですが、いつもそうかもしれないけど、今日は特にえりだけじゃなく、もっともっとえりを通して、お客さんであったり、どこかで頑張ってる誰か、日本中、世界中に届くくらいのパッションをここでやらないとどこにも届かないので、そういうつもりでやりました。今日までいろんなことがあって、自分もプロレスをやってる中でこれ(試合ができること)が当たり前じゃないって改めて思ったし、たくさんの気持ちを込めてリングに上がりました。その中でえりは私が思っていたよりは頑張っていた。でも、まだまだのところいっぱいある。まだ4試合目だけど、それは言い訳にならない。プロなんだから、デビューしたてのひよっこでも15年でも関係ない。頑張り続けないと。答えはリングにしかない。会見で(数学の)方程式とか言ってたけど必要ない。プロレスの方程式はもっと難しい。正解はないんだから。学校で教えてくれないんだよ。ここでやっていくしかない。もっとパッションを入れていくんだ!」
 須佐「地震で試合が12日から今日に延びて、緊張で心臓バクバクで臨んだんですけど、やっぱり奈苗さんは強くて、手の届かない天の人くらい強くて怖かったです。最後にパッションをたたき込まれたんで、もっといっばい何千倍も努力を積んで勝ちたいです。もっと経験を積んで、いろいろな選手と戦って奈苗さんに勝てるようになりたいです」
 奈苗「いける限りやっていけ。スターダムにいれば、いくらでもチャンスはあるから。今日の気持ちは忘れないで。あんたマイペース過ぎるんだから。パッション入ったか!」
 須佐「入りました!」
 奈苗「よっしゃ、パッション!」

◆30分1本勝負
 夏樹☆たいよう&○愛川ゆず季(18分17秒/ゆずポンキック・ブルー→片エビ固め)美闘陽子&●岩谷麻優

 夏樹vs岩谷で始まり、愛川と美闘の対戦へ。交互にローキックを放って様子を見るが、愛川がゆずポンキック・ゴールドで威嚇。美闘がスリーパーで絞めるも、愛川は脱出してサッカーボールキックを食らわせた。夏樹がスピードで美闘を圧倒。キャメルクラッチに捕まえて愛川が美闘の胸元にローキックを連発する。再び愛川と美闘の対戦となり、両者一歩も引かない蹴りの打ち合いを展開し、同時にハイキックを放ってダブルダウン。両者ほぼ同時にタッチをかわした。夏樹が岩谷のランニングネックブリーカー連発、アームロックに捕まったが、愛川と一緒に夏ゆずキックを放つと、夏樹が岩谷を逆エビ固めで捕らえて逆転する。美闘へのタッチを許し、ドロップキック、雪崩式を切り返されてのフェースバスター、ミサイルキックを浴びたが、コーナーに上った美闘を愛川がハイキックで撃墜。網打ち式原爆固めで投げると愛川がコーナーに上って夏樹との合体技へ。しかし、ゆずポンキック・レッドが夏樹に誤爆してしまい、このチャンスに美闘組が反撃。岩谷がコーナーから飛んで美闘のブレーンバスターに勢いをつけると、美闘がドールBを放った。これは空を切ったが、愛川、美闘とそれぞれハイキックを見舞い、美闘がブレーンバスターで愛川を投げ捨て、岩谷とチェンジ。岩谷は「何がゆずポンキックだ!」と愛川に蹴りを浴びせてコルバタ。夏樹のミサイルキックを同士討ちにさせ、ダイビングクロスボディーアタックで飛んだ。2発目はかわされラ・ゆずヒストラルで丸め込まれるも、これは美闘がカット。しかし、最後は夏ゆずキックから力を込めたゆずポンキック・ブルーで岩谷を沈め、愛川が勝利した。

 愛川がマイク。「やったー! 夏ゆずコンビ勝ちました! みなさん、今日はご来場いただき、熱い声援をありがとうございました。私たちは今回久し振りの試合だったんですが、みんなそれぞれいろんな思いを胸に、最後まで戦い抜きました。今回の地震で災害に遭ってしまったたくさんの方々、本当に負けないように頑張っていきましょう。私たちも微力ながら、復興の力になれるよう、日々頑張りながら、そしてこのリングで戦い続けていきたいと思います」。恒例の「今を信じて、明日に輝け!」のかけ声は「頑張れニッポン!」を入れた特別バージョン。「WE ARE STARDOM!」でSのマークを作って締め括った。

★バックステージのコメント

 夏樹「勝ちました」
 愛川「夏ゆずコンビ悪くないですよね?」
 夏樹「いいね、最強だね」
 愛川「夏樹さんの力添えがあったので勝つことできました。夏樹さん、途中で私を蹴りましたよね?」
 夏樹「自分の方が蹴られたと思うんだけど…」
 愛川「あれ何だったんですか? ゆずポンキック行けっていうから蹴ったのに。チームワークがもうちょっとかなって感じですね。美闘さんの蹴りは痛くて重いですね。体が大きいので、足にやられると立っていられなくて、序盤からガンガン来られたので、私は手数で勝っていきたいなって気持ちでいきました」
 夏樹「2人のシングルも見たくなりましたね。今日も自分は続けてのメインでタッグで試合させてもらったんですけど、胸張ってスターダムの中心だって言えるんで、この調子でトップを、奈苗さんも狙って突き進んでいきたいと思います」
 愛川「こんな時だからこそ、元気に頑張りたいし、勝ちたいと思いました。みんな負けないで、心折れないでいこうって。それを感じてもらえたら嬉しいし、勝てたので良かったし、誰かの力になれたらいいなって思います」
 夏樹「自分も負けない心と諦めない心を常に持って、プロレスを通してみなさんのお力になれたら嬉しいなって思います」
 --次は初の大阪だが?
 愛川「スターダムを雑誌やネットなどメディアを通して知ってもらっても行くことができなかったので、今回の大阪大会開催は素晴らしいし、そこでもスターダムの看板を汚さないように、もっとよくしていくために頑張っていかないと。全国の人に応援してもらいたいです」
 夏樹「たこ焼き食べたいです(笑)」
 --蹴りへの対抗心は?
 愛川「私と美闘さんだけじゃなく、空手とテコンドー、私はテコンドーを背負ってるんですよ。まだ青帯ですが、気持ちは背負ってる。そういう気持ちを持っていきたいです。私は全部受けきってからいきたいんですけど、美闘さんは受けてくれなかったんですよ。受けて受けてからの強さがプロレスにあると思うので、あえて全部受けていきました」

 美闘「ゆずポンの蹴りも強かったんですけど、私も負けてなかったと思うし、もっとできたと思うので、次にまた戦えるなら、もっともっと思いっきり蹴飛ばして実力差を見せ付けたいと思います」
 岩谷「ゆずポンはキックが強いし、夏樹さんはスピードがあって強敵なんですけど、美闘さんがいてくれて心強かったし、いいタッグパートナーでした。試合もやりやすかったし。でも、まだ夏樹さんのスピードについて行けない部分もあるので、もっともっと速くなって、互角に戦える、それ以上のスピードを見せていけたらいいなって思います」
 美闘「(再戦は?)したいです。シングルで愛川ゆず季とバチバチ蹴り合って、極真(空手)の方が(テコンドーより)上だと思ってるので、余裕で勝ちたいです。(愛川は)グラレスラーって注目されてて、カワイイし、綺麗だし、おっぱいも大きいし(笑)。それでプロレスもできているので、正直悔しいです。見た目で勝てないから、プロレスで勝ちます」

 世IV虎とゆずポンの因縁深まる

スターダム旗揚げシリーズ『スターティング2011』
◆2月27日(日)東京・新木場1st RING(12:30)
観衆335人(満員)

▼オープニング

 試合前は恒例のダンスパフォーマンス、風香GMの挨拶。「おかげさまで旗揚げから3戦目を迎えることになりました。今日もたくさんのご来場まことにありがとうございます。スタッフ、選手、本当に励みになっています。少し暖かくなってきたので、さらに熱くい戦いを見せて、どこよりも可能性を感じてもらえるリングにしていきたいと思いますので、今日も熱い声援をよろしくお願いします」。

▼美闘陽子シングル2連戦20分1本勝負
 美闘陽子(6分19秒/ドールB→体固め)須佐えり
 美闘陽子(6分6秒/ブレーンバスター→体固め)愛リス

 2月12日のタッグマッチで敗れた世IV虎から「イチから出直して来い」と屈辱の言葉を浴びた美闘。今大会ではシングルマッチ2連戦を課せられた。ニュートラルコーナー下から世IV虎の視線を感じながら、須佐の丸め込み、DDT、ドロップキックと序盤から苦戦。ミドルキックで反撃に転じようとするも、すぐにアームロック、腕ひしぎ逆十字固めに捕まった。しかし、串刺しのジャンピングニーで逆転するとブレーンバスター。これはカウント2で返され、アンクルロックに捕まったが、カウンターのミドルキックからドールBで勝利した。

 すぐに愛リスが入場。美闘はマウントエルボーで先制を許し、またも劣勢のスタート。しかし、ヘッドシザースで絞め上げて反撃すると、ドロップキック、ミサイルキック。ニーリフトで追い込み、ブレーンバスターで投げ捨てると3カウントが入った。

★バックステージのコメント

 美闘「世IV虎のマイクから2連戦というのが始まったんですけど、まずは勝ててよかったです。須佐えりとは1回目の『ゆずポン祭』のエキシビションで3カウントが取れなかったので、どうしても取りたかったです。愛リスもメキシコから来てルチャが得意って知ってるけど、味わったことがなかったので、実際にやってみて凄かったですね。でも、勝ててよかったです。(須佐には)腕をいいところで関節をとられたりしたので、早く逃げられるように、かけられないようにしていきたいと思います。(世IV虎が見ていたが?)視線は感じたんですけど、様子を伺っていたんですかね? 私は眼中になかったので、勝手に見ててくれって。(戦いたいのは奈苗選手?)そうですね。女子プロナンバー1なので、もっと強くなって、勝てるように練習して、いつか奈苗さんとやりたいです」。

 須佐「あんなに意気込んでいたのに、こんな負け方で悔しいです。(腕関節で攻めていたが?)練習していたときよりもガッチリ入っていたんですけど。これからも腕の関節を使っていきたいと思います」。


▼キッズ・ファイト~夢のプロレス物語~3分1本勝負
 夢(時間切れ引き分け)広田さくら

 スターダム所属以外では初登場となる広田が先に入場。マイクを持つと「今日は女の魅力を夢に伝授しにきました。でも、スターダムにとって招かざるゲスト、私がそんなスペシャルなのに、何で私が青コーナーで先入場なんだ! でも、言っても8歳だから、大人の私は付き合ってあげようと思います。ですが、プロとしてアダルトな、15年という意外とキャリアのある私です。ベテランの域となっております。そして、私のアダルトな技、対戦相手の唇を奪う「ときめきメモリアル」、そして肛門を奪う「ボラギノール」。数々のアダルトな技、それをすべて夢にぶつけて大人の女にさせてやろうと思います」。ようやく新コスチューム姿の夢が入場すると、広田は「私は3分間はお客さんとやり取りして一切試合をしません。そのまま終わってしまうと給料泥棒って言われちゃう。だから、レフェリーの合図で試合は始まるけど、ゴングは鳴らさないで。私はお客さんといろいろ楽しみたい。そして、夢選手とふれあった瞬間に(試合開始の)ゴングを鳴らせるというのは」と変則ルールを提案。夢はやれやれといった表情で受け入れ、レフェリーの「じゃあ、スタート!」という声だけが会場内に響いた。

 広田の要求で「さくら」コールが起こるも、すぐに「はるか」コールに変わるなど、宣言通り観客とのやり取りを楽しむ広田。なかなか試合を始めない広田に、夢はコーナーパットに蹴りを放って威嚇。広田も同じようにコーナーを蹴るも弱々しかった。夢が広田に蹴りを見舞うとようやくゴング。マウントで張り手を浴びた広田が、胸ぐらをつかんで頭をはたくとブーイングが浴びせられた。夢がローキック、619で反撃。容赦なく連続で蹴りを放つと、広田は息があがり泣き顔に。夢が倒れて四つん這いになったところでボラギノールを狙うも、側頭部に蹴りを食らってダウン。ウラカンラナ、ソバット、ニールキックと追い込まれたところで時間切れのゴングに救われた。

 広田がマイク。「はあ、はあ。息ひとつ切れてねえよ。まあ、今日は3分と言うこともあるから、ここで終わらせてやるけど、これで済むと思うなよ。大人の世界には手加減というものがあるんだよ。今日は初めてだし、手加減してやったんだからな。全然手加減ですぅ。10%も出してないよ! いいか、お前、お前、お前の母ちゃん出べそ! バーカ! バーカ!」

★バックステージのコメント

 夢「ふふふ(笑)。本気じゃないって言ってたけど、あれはほぼ本気ですよ。本当に呆れましたね」。
 広田が乱入「待て待て! 何か言いたいことあるのか?」。
 夢「呆れた」。
 広田「呆れるって、大人が本気出したらどうなるかわかっているのか? 私は次の作戦考えてるんだからね。今日は全然追い込まれてないし、痛くないし。私は何もできなかったんじゃなく、何もしなかったんですぅ。次に何やるかわからないでしょ? そうやって大人からかうのやめなよ。一生懸命やってるんだから。なんで8歳の子からそういうこと言われないといけないのさ。頑張ってきたのにさ…。だってさ、だってさ…(泣)。泣いてないからね、バーカ。う○こ! う○こ! もう帰る!」
 夢は両手を広げた「why?」のポーズで「よくわかりません」。

▼ハーフタイムショー

 インタビューコーナーがスタート。第1回は美闘陽子が登場し質問に答えると、最後はダンサーと縦に並び、美闘が好きだというEXILEのダンスを『Choo Choo TRAIN』で踊って見せた。

▼STARDOM PASSION INJECTION~情熱注入~(2)30分1本勝負
 高橋奈苗(11分2秒/冷蔵庫爆弾→体固め)岩谷麻優

 奈苗のパッション注入シリーズ第2戦は岩谷。奈苗が後から入場すると、岩谷は涙を止めることができない。「泣いてるんじゃねえ!」と顔を張られた岩谷はゴングと同時にドロップキック。アームホイップの打ち合いから、トップロープの反動を利用したアームホイップへ。着地に失敗したが、改めて投げ捨て、場外に落ちた奈苗に飛ぶと見せかけたフェイント。あっかんべーで挑発して見せた。タックルの連発で倒せないと「お前が行け!」と奈苗を走らせ、カウンターのドロップキック。すぐに追っかけ式のラリアットを食らい、ボディースラム、カナディアンバックブリーカー、コーナー逆さ吊りからの串刺しボディーアタック、逆エビ固めと厳しい攻めに防戦一方となったが、必死にエスケープ。サイドバスターをカウント2で返すと、コルバタで反撃に転じ、フライングネックブリーカー、アームロックと攻め込んだ。強烈な張り手から抱え式バックドロップを食らうも、コーナーからのクロスボディーアタック3連発、首固め、ウラカンラナで奈苗をヒヤリとさせる。しかし、ショットガンΩで動きを止められると、最後は冷蔵庫爆弾。肩を上げることができず3カウントを聞いた。

★バックステージのコメント

 奈苗「パッションあるのかもないのかわからないけど、涙になったら意味ないでしょ。それじゃ勝負にならない。試合前から勝敗は見えていたと思います。そんなんじゃダメなんだよ! 戦うためにプロレスやってるんだから。でも、そのなかでも諦めることなく、最後は諦めたのかも知れないけど、諦めたの?」
 岩谷「返せなかったです…」。
 奈苗「こっちは死ぬ気でやってるんだよ! 怖いのは一緒。キャリアとか関係ない。練習じゃ伝えきれないことを教えたつもりだけど、プロレスの厳しさわかる? お客さんに対して失礼だよ。技だけじゃない、気持ちが一番大事。今日は自分の弱みは自分なりに見つけました。親心というか、攻撃を返してくるのを待ってしまった自分もいたので。それは自分が弱かった部分でもあるし。麻優の気持ちにやられた部分もあったと思います。途中のバックドロップで決まったかなって思ったけど返したんで。パッションだけはあったと思います。体と心をしっかり作って、スターダムで一番になるんだ!」
 岩谷「なります!」
 奈苗「だったらもっと強くならなきゃダメだ! パッションあるのか!」
 岩谷「あります!」
 奈苗「今日の試合でもあるのか!」
 岩谷「あります!!」
 奈苗「だったら、もっと頑張って今日以上のものを見せてください。次の試合、麻優に注目します」。
 岩谷「(涙は?)緊張で堪え切れなくなって、奈苗さんの入場曲を聞いたら迫力があって、緊張したり、いろいろ怖かった気持ちがあって…涙が出てしまいました。やっぱり技のひとつひとつに対し、迫力も表情も何もかも怖くて、本当に嫌になったんですけど、負けたくないっていう気持ちがあったんで、何とか返せました。前回よりはよかったかなって思いますけど、これからもっともっと奈苗さんに練習を見てもらって、心も体も鍛えてもらって、成長できたらいいと思います」。
 奈苗「純粋というかバカ正直ですよね。私がそうなんで。顔も似てるとか言われるんですけど、本当にバカ正直で言ったことはすぐにやろうとするんで。曲がったところはないんで。いろんなものを磨いていけば、私のようになる。大丈夫。頑張ろう」。

▼30分1本勝負
 ○夏樹☆たいよう&世IV虎(17分45秒/ムーンサルトプレス→片エビ固め)愛川ゆず季&●星輝ありさ

 前大会で勢いを見せ付けた夏樹&世IV虎の対戦相手は、正反対タイプの愛川&星輝のフレッシュタッグ。新木場1st RINGのシャッターが開くと、バイクに乗った2人が登場し、「川崎葛飾最強」と書かれた大きな旗を持ってリングに上がった。世IV虎が愛川に突っかかって試合開始。チョーク攻撃、ロープを使った反則攻撃で先制すると、コーナーに追い込んで胸を両足で踏みつける。さらに、世IV虎がキャメルクラッチに捕らえると、夏樹が胸に目がけてドロップキック。ロープの張り付けから両側から足で胸をサンドイッチするなど、序盤は愛川の胸を痛めつけた。いきなりローンバトルを強いられた愛川は、夏樹組の左腕攻めに悲鳴をあげたが、夏樹に蹴りを見舞って反撃。星輝と2人で蹴りを浴びせ、ダブルのキックを見舞う。愛川が首4の字固め、星輝がレッグロックで固めてポーズを決めた。しかし、ここでタッチをかわさなかったため、愛川のローンバトルは続く。世IV虎の足4の字固めを決められたまま、夏樹の冷蔵庫爆弾も食らった。終盤、愛川が夏樹にゆずポンスタナーを決めると、スピンキックを放つ。ラ・ゆずヒストラルは阻止され、世IV虎にタックルの連発からセントーン、ネックハンギングボムを浴びたが、フィッシャーマンズスープレックスでやり返し、ゆずポンキックを放つ。さらに、愛川の後ろ回し蹴りと星輝のブラジリアンキックを同時に放つブラポンキック、星輝の1399(コーナーからのブラジリアンキック)。世IV虎を失神寸前まで追い込んだが、夏樹のミサイルキックでカットされ、世IV虎のチンクラッシャー、夏樹のダイビングボディープレスを食らった星輝が悶絶。動けなくなってしまい、夏樹の逆エビ固めに捕まった。カウンターのミドルキックで反撃し、夏樹のイグチボムは愛川が阻止したが、最後はムーンサルトプレスで力尽きた。

 世IV虎が「親分、今回も最高っすね。マジでうちらの時代来てますよ。本当に最高っす。あんな弱っちいの来させるなよ」とマイク。愛川は「夏樹さん、私とタッグを組んだ方がいいんじゃないですか。また、一緒になつゆずキックやりましょう」と詰め寄ったが、世IV虎が「負けたのに出しゃばるんじゃねえよ。ふざけんなよ」と追い払った。最後の締めは世IV虎。しかし、何の説明もなく「締めさせてもらいます。今を信じて…」と低い声で始めてしまい、慌てて夏樹が「説明します。恒例の締めがありまして」と丁寧に解説。観客も立ち上がり、改めて世IV虎の音頭で「今を信じて、明日に輝け。We are スターダム!」でエンディングとなった。

★バックステージのコメント

 夏樹「本当にうちらの時代が来ちゃったね。川崎葛飾最強! 全国統一、全国制覇しちゃいます」。
 世IV虎「しちゃいます」。
 風香「今日のメインで力の差があったかなって思います。美闘と世IV虎が新人の中で別格となってしまって、その下の子が延びてこないと盛り上がらない。これ以上のものにならないので、下の子に育ってほしいし、夏樹選手は力の差を見せつけて、引っ張ってもらいたいです。高橋さんの試合は、麻優ちゃんが心が折れてしまったように見えたのは残念で、女子プロレスイチ強いのはわかってるんですけど、そこをあえて組んだのは気持ちで負けてほしくなかった。だから残念でした」。
 奈苗「全体的にスターダムの改善しなければいけない点が見えた部分があるので、なんせまだ3戦目と言うことで、至らない部分が多いと思いますが、それは言い訳にしかならないので、日々努力して、よりよい興行、よりよい試合、スリリングな試合を見せていきたいです。(夏樹&世IV虎が)最強って言ってますが、そうはいかないよって。今はシングルのシリーズをやっているんですけど、世IV虎とはシングルでやるので、調子に乗るなってやってやります」。
 夏樹「早く自分ともシングルやってください」。
 奈苗「シリーズが終わったらやってやるよ」。
 夏樹「ゆずポンの蹴りは効きましたね。でも、まだまだ、あんなんじゃやられないです」。
 世IV虎「体もできてないくせに、うちらとやるのがなめてる。あんなキックで3カウント取れると思ってたの? って。逆にビックリ。調子に乗ってるとかじゃあく、誰にも負ける気はないから」。
 奈苗「私になったら違うよ」。
 世IV虎「それはどうでもよくて、ただぶっ潰すだけ」。
 奈苗「楽しみにしているから」。

 愛川「負けてしまったことは悔しいですけど、試合前に私に対して、あれだけのことを言っていいて、胸を潰すって言ってたけど、本物なので潰れなかったです。私じゃなくてありさちゃんから、しかも夏樹さんが取ったじゃないですか。世IV虎ちゃんはたいしたことなかったです。私に負ける度胸が世IV虎ちゃんになかったんじゃないかですかね。ビキニになってカメラの前でセクシーポーズをとる勇気が世IV虎ちゃんにはないんじゃないですかね。グラビアアイドルをなめないでください。2人の勢いは感じましたけど、私たちも負けちゃダメだし、2人とも打撃が得意なので、私が攻めて攻めてありさが決める作戦でしたが、ちょっと足りなかった部分は反省しなきゃいけないなって思ってます。ブラポンキックがきれいに決まったので、いけるかなって思ったんですけど、夏樹さんのカットに邪魔されまして。世IV虎ちゃんも打たれ強かったです。(今後もタッグは継続?)キックを使う同士でまだ連係もできると思うし、絆もできたし、今後も組んでいきたいなって思います。(世IV虎とシングルは?)やってみたいですね。負ける気はしないです。体は大きいですけど、度胸が備わってないと思うので」。

 世IV虎が美闘陽子に早くも借り返した!

スターダム旗揚げシリーズ『スターティング2011開幕戦』
◆2月12日(土)東京・新木場1st RING(18:00)
観衆310人(満員)

▼オープニング

 ダンサーによるパフォーマンスの後、風香GMがリングに上がり挨拶。「寒い中、ご来場ありがとうございます。1月23日に無事旗揚げ戦を終えることができました。選手、スタッフ一同、より向上していけるよう頑張りますので、今後もスターダムをよろしくお願いします」。

▼20分1本勝負
 愛川ゆず季(7分11秒/フィッシャーマンズ・スープレックス・ホールド)須佐えり

 愛川が初めて後輩と対戦。ローキック、アームホイップで先制するも、ドロップキックで反撃され、顔を踏みつけながらのアンクルロック、足4の字固めに捕まった。ドロップキック、フットスタンプで左ヒザを攻められ、DDTも浴びたが、ミドルの連打でやり返す。ゆずポンキック・レッドはかわされて丸め込まれたが、ゆずポンスタナーから網打ち式原爆固めを決める。再び狙ったゆずポンキック・レッドもかわされ首固めへ。これもカウント2で返した愛川は、ゆずポンキック・ブルーから網打ち式原爆固めで仕留めた。

★バックステージのコメント

 愛川「もっと早い段階で決めたかったんですけど、根性があって、丸め込みや足攻めで手こずりました。でも、最後はゆずポンキックが決まって勝ててよかったです。今後も勝ち進んでもっと強くなりたいと思います。一緒の時期に練習を始めたんですけど、負ける気はしなかったです。でも、思い入れがあったし、だからこそえりちゃんに合わせるんじゃなく、堀田戦と同じような威力のゆずポンキックで戦いました。えりちゃんが途中で心が折れかけてしまって『もっと来い!』ってあおったんですけど、もっと来てほしかったですね。今までは顔面崩壊とか書かれましたが、初めて顔がきれいなままで(笑)こういう試合があるんだなって思ったけど、物足りないかなって。もっとやり合いたかったですね」。

 須佐「フィッシャーマンで負けちゃったんですけど、ゆずポンキックで負けなかったので、それはよかったと思っています。(ゆずポンキックは)メチャクチャ痛いですね。頭の中が真っ白で訳わからなくなりました。途中で迷いが出ちゃったりしたんですけど、DDTは前回よりうまくできたと思います」。

▼キッズ・ファイト~夢のプロレス物語~3分1本勝負
 夢(時間切れ引き分け)パッション・セブン

 夢が身長差45センチ以上の初登場セブンと対戦。リープフロッグで夢を飛び越し喜ぶセブンに、夢が背後からドロップキック。踏みつけて客席にアピールする。ミドルキックで攻め込むと、セブンは足を踏みつけて逆転。これにはブーイングが浴びせられたが、セブンは構うことなくキャメルクラッチで捕獲した。足4の字固めを狙うセブンを首固めで丸め込むと、ヒザをついたセブンの側頭部に蹴りを見舞う。パワーボムを回転エビ固めに切り返し、回転蹴りを放ったが、時間切れに終わった。

▼20分1本勝負
 長野美香(8分12秒/腕ひしぎ逆十字固め)岩谷麻優

 長野は風香から譲り受けた白いコスチュームで入場。空中殺法の使い手を目指すスタイルが真逆の岩谷と初めて対戦した。最初のタックルをバックステップでかわした岩谷は「こんなもんか!」と勝ち誇るも、直後にキレのあるタックルを食らってしまった。長野が腕ひしぎ逆十字固めでの秒殺を狙うも、岩谷はカメなって「嫌だ嫌だ」と抵抗。長野の腕を取ってコーナーを駆け上がると、トップロープの反動を利用してバック宙。アームホイップで長野を投げ捨てる。長野も負けじとコーナーを駆け上がってからアームホイップを決めると、ヒザをついて客席に笑顔でポーズを決めた。長野のフロントネックロックを脱出した岩谷が逆エビ固め、弓矢固め、ネックブリーカー、スリングブレイド、ワキ固め、腕ひしぎ逆十字固めで反撃したが、巴投げから腕ひしぎ逆十字固めを極められるとたまらずタップした。

★バックステージのコメント

 長野「なかなか決められなくて、本当は秒殺したかったんでけど、この間より時間がかかってしまいました。空中殺法はやれちゃいましたね。でも、自分もできたので少し嬉しかったです。(コスチュームは)風香さんの力も借りられた感じで、それだけでウキウキして、試合前からモチベーションが上がってしまいました。今後もプロレス技を教えてもらって、試合で出せるように頑張っていきたいと思います。(今後は)ジュエルスの試合が亜一か月くらい休みをさせてもらって、3月27日からまたスタートしたいなって思っています。この勝った勢いでジュエルスでも一本勝ちしたいと思います」。

 岩谷「ウラカンで勝ちたいと思っていたんですけど、ウラカンすら出せなくて、途中もスリーパーで終わってしまうんじゃないかって。関節技のひとつひとつが痛くて、心が折れそうになったんですけど…負けてしまって悔しいです。まだほんの少ししかできていないので、これからも空中技だけで戦っていけるくらい技が増えていければいいなって思っています。(相手の得意技、腕ひしぎ逆十字固めも狙ったが?)やってみようと思ったんですけど、失敗しちゃって。また長野さんと対戦できれば、自分も腕ひしぎ逆十字固めとかレスリング系の技もやっていけたらいいなって思います。(同じ技をやり返されたが?)あークソって思いましたね。レスリングやってきた人にやられて。何だこいつってイラっとしました。(次は奈苗戦だが?)前回の『ゆずポン祭』でタッグでやらせてもらったんですけど、威力ががはんぱなくて、体中が痛くてビビってるんですけど、前回よりは自分の気持ちを出して追いつめたいです」。

▼ハーフタイムショー

 風香GMがダンサー「見習い」となって登場。お客さんとクイズ(グルグルバット付き)で対戦した。

▼STARDOM PASSION INJECTION~情熱注入~(1)30分1本勝負
 高橋奈苗(9分21秒/冷蔵庫爆弾→片エビ固め)星輝ありさ

 奈苗の情熱注入シリーズ1人目の登場となる星輝は旗揚げ戦と同じように笑顔を振りまきながら入場するも、奈苗と向かい合うと緊張を隠せなかったが、右手を高々と上げて力比べを誘う。しかし、奈苗が応じようとすると、星輝はローキック、ミドルキックでコーナーに詰めエルボーを連発。ヘアー投げが奈苗に投げられるも、お返しで投げ返した。体全体を使ってエルボーを放つも、奈苗はびくともせず、逆に一発で倒される。スリーパー、ヘッドロック、ショルダータックル、ギロチンドロップ、カナディアンバックブリーカー、ボディーアタックと劣勢が続くも、カウンターのミドルキックで反撃。サッカーボールキック、サマーソルトドロップ、旋回式ジャンピングボディープレスと攻め立てた。アルバトロスを耐え切ると、ブラジリアンキックで奈苗の側頭部に一撃。コーナーからのダイビング・ブラジリアンキックも決めた。しかし、3発目のブラジリアンキックはスウェーでかわされてしまい、串刺しラリアット、ジャンピングボディープレスと食らい、最後は冷蔵庫爆弾で力尽きた。

 奈苗がマイク。「私はパッションを持ってこのリングに上がることを心情としています。それをスターダムのリングでみんなに伝えていきたい。このシリーズはシングルで戦っていきます。誰よりも私がパッションしますので、見ていてください。ありさ、お前、パッションあるのかよ!」。星輝「あります!」。一発ずつ張り手を打ち合うと、握手をかわした。

★バックステージのコメント

 奈苗「蹴りが結構効いたよ、コノヤロー。でも、私を倒すにはまだパッションも威力も足りない。体は私の半分くらいしかないから、体も気持ちも作って頑張るんだ。でも、パッションを感じることができたので、可能性と熱さに注目してもらいたいと思います」。
 星輝「(試合前に)あんなことを言ったんですけど、まだまだだって実感して、もっと強くなって、今度は戦うことになったら私が勝つ気持ちで、奈苗さんに挑戦したいなって思います」。
 奈苗「伝わってきましたね。レスラーって気持ち、熱さを技に変えてぶつけると思うんですけど、技は生もので、気持ちを乗せるのがすごく難しい。(星輝は)タイミングがうまく乗っていて、技と気持ちのタイミングがバッチリあってた。それでやられてしまった部分もあるので、作戦を考えてきてたんじゃないですかね? まだ2戦目だもんね。2戦目と百戦錬磨の私では経験に差はあるけど、リングに上がったら関係ないんだよ。リングだけは何をしても許される場だから。ありさの我の強さでどんどんいけば、プロレス界で面白い存在になると思います。パッションは感じました。(次は岩谷戦だが?)この間タッグで当たったんですけど、本来はもっと気の強さあると思うんですよね。この間はそこまで感じることができなかったので、シングルならタイマン勝負。思いっきりぶつけてきてほしいなって思います。私も受け止める覚悟だし、やられたら倍返しですけどね。熱い試合になるのは間違いないと思います」。

▼30分1本勝負
 夏樹☆たいよう&○世IV虎(14分9秒/ダイビング・セントーン→体固め)●美闘陽子&愛リス

 旗揚げ戦でメインを張った2人がタッグで再びメインに登場。美闘へのリベンジしか見えない世IV虎は「お前が出てこい」と挑発するも、美闘は無視して愛リスが先発。「日本語喋れ!」といらつきを隠せない世IV虎は力任せに愛リスをコーナーに戻し、美闘の髪の毛を掴んで引きずり出した。ヘアー投げ、顔面踏みつけ、鼻フックで変顔にするなど、美闘への感情を爆発させる世IV虎。美闘がミドルキックでやり返すと、エルボーを打ちあった。美闘&愛リスの合体攻撃を阻止して美闘だけをショルダータックルで吹っ飛ばした世IV虎は夏樹とチェンジ。夏樹はドロップキックの速射砲からリングを走り回って美闘を翻弄した。ローンバトルを強いられた愛リスだったが、コーナーに上がった夏樹を美闘が捕まえて形勢逆転。愛リスが夏樹を雪崩式フランケンシュタイナー、コルバタ。美闘もドロップキックの連発で続いた。さらに夏樹のフロントネックロックをブレーンバスターに切り返し、ミサイルキックを放った。終盤は再び美闘と世IV虎。顔の張り合いは互角だったが、世IV虎がラリアットをたたき込み、スリーパーに捕らえる。ネックハンギングボム、夏樹との合体チンクラッシャーと追い込んだ。しかし、コーナーに上った世IV虎を美闘がハイキックで場外に落とす。愛リスがトペを放ち、リングに戻ってからは美闘がミサイルキックを見舞ったが、ドールBはブロックされてしまった。すかさず左ハイで倒すもカウント2。コーナーに上った美闘を夏樹が雪崩式アームホイップ。世IV虎がヘッドバットをたたきこみ、バックフリップを決めると、最後はダイビングセントーン。旗揚げ戦で見せたものより高さのある一発で美闘からキッチリ3カウントを奪った。

 世IV虎がマイクを持つ。「1回勝ったからって調子づくなよ。イチから出直してこいよ。みんなに勝ってからウチとやれ! ということで、今日は応援ありがとうございました。親分、お願いします」。親分コールの中、夏樹がマイクを持つ。「世IV虎の親分の夏樹☆たいようです(笑)。今日は世IV虎の勝利祝いとして、自分がこの大会締めさせてもらいたいと思います」。選手たちがリングに上がり「明日を信じて! 今を輝け! We are スターダム!」とSポーズを決め、選手がファンにチョコレートを配ってエンディングとなった。

★バックステージのコメント

 夏樹「勝ったぞ-!」
 世IV虎「余裕です」。
 奈苗「初勝利の味は?」
 世IV虎「チョコレート」。
 奈苗「さすが(笑)。甘かった?」
 世IV虎「甘かったっす」。
 奈苗「すごい盛り上がりで、会場も熱くしていただいて、反省点はありますが、熱い大会になったと思います。みなさんに感謝でございます」。
 風香GM「本当にセミ、メインは何とも言えない盛り上がりで、世IV虎に美闘に対する爆発はあると思ってたけど、素直に面白かったです」。
 夏樹「試合前から美闘をボコすって言ってたんで、自分も試合をしながら楽しみにしていました。凄く悪いんですけど、悪いところもあるだけに律儀なところもあるので、これからも川崎と葛飾で最強伝説を作っていきたいと思います。(親分と呼ばれたが?)たまに自分のほうがびびっちゃうんですけど、言うことは聞いてくれるんで(笑)」。
 世IV虎「今日は勝つってわかっていたんで。普通に。あれが最低ライン。あいつより上を目指さないと。(夏樹には)これからも親分としてうちの上にいてほしいと思います。(次に倒したいのは?)高橋さん」。
 奈苗「情熱注入で組まれているんですけど、でも今日の試合の勢いを見たら笑ってられないと思うので、気合いを入れ直したいと思います」。

 美闘「(ラリアットで)鼻が超痛いんですけど…。ボコボコにされてしまったので、次は私がボコボコにしてやります。でも、世IV虎は眼中にないので余裕で終わらせたいと思います。夏樹さんも早い動きだったのでカーっときちゃって。夏樹さんにもシングルでも勝ちたいと思っているので…勝ちます! (世IV虎に全員に勝って来いと言われたが?)でも、1対1なので。私が勝ち進んで上に世IV虎がいるわけじゃない。勝手に言わせておきます」。

 6人がデビュー!一番輝く団体がついに始動

スターダム旗揚げ戦『Birth of nova新星誕生!』
◆1月23日(日)東京・新木場1st RING(12:30)
観衆466人(超満員札止め)

▼オープニング

 立錐の余地もないほどのファンが詰めかけ、スターダムがついに始動。まずは風香GMがダンサーとともに踊りながら登場。「またプロレスに関われることを嬉しく思います。スターダムの名の通り、多くのスターを輩出して、女子プロレスで一番輝けるリングと言われるようにしたいと思いますので、スターダムをよろしくお願いします」と挨拶。大会の開会を宣言した。選手が1人ずつコメントしながら入場。最後に入場した奈苗は「私が歩んできたプロレス生活の集大成と新たな挑戦。近い将来、女子プロレスNO・1になる」と力強く宣言した。</span />

▼Birth of Stardom30分1本勝負
 ○高橋奈苗&愛リス(21分31秒/バックドロップ・ホールド)夏樹☆たいよう&●愛川ゆず季

 試合順は当日発表となった旗揚げ戦のオープニングマッチは今大会唯一の経験者同士による対戦。デビュー2戦目の愛川は黄色の新コスチュームで初のタッグマッチの臨んだ。先発は愛川と愛リス。愛川が得意の蹴りで優勢に試合を進めた。奈苗と夏樹の顔合わせになるとバチバチした激しい攻防に。パワーの奈苗とスピードの夏樹が一進一退の攻防を繰り広げた。愛リスは序盤こそ緊張から動きにかたさが見られたが、夏樹とはハイスピードでやり合い、終盤にはトペを敢行。印象の残る戦いぶりを見せた。愛川は夏樹との合体「夏ゆずキック」やジャンピングゆずポンキック、フィッシャーマンズスープレックスなどで奈苗を追い込んだが、愛リスのラリアット、奈苗の延髄ラリアットで反撃される。デビュー戦で3カウントを聞いた冷蔵庫爆弾はカウント2で肩を上げ、夏樹のイグチボムと合体させたゆずポンキック、ラ・マヒストラルと決めるも、愛リスのカットに邪魔された。最後は奈苗と張り手合戦を展開するも、岩石落とし固めで沈んだ。


▼Birth of Stardom30分1本勝負
 長野美香(3分55秒、飛びつき式腕ひしぎ逆十字固め)須佐えり

 長野が鋭いタックルでテイクダウンさせ、いきなり腕ひしぎ逆十字固めを狙う。総合の実力を見せた後はヘッドスプリングで立ち上がり、ボディースラムでたたきつけるなど、プロレスの動きでも見せる。須佐がカサドーラからアンクルホールドを仕掛けてきても、速い動きで取り返し、須佐のタックルを切ってフロントネックロックで絞め上げた。須佐がエルボー、張り手、ドロップキックで反撃。しつこく関節を狙う長野に対し「うざいんだよ!」と怒りをぶつけたが、その後もグランドで翻弄される。スイングDDTで反撃に転じ、飛行機投げを丸め込みに切り返すなど粘りを見せたが、長野の得意技である腕ひしぎ逆十字固めにタップした。

▼キッズ・ファイト~夢のプロレス物語~3分1本勝負
 夢(時間切れ引き分け)パッション・ナッキー

 風香の現役時代と同じダンスで入場した夢。当日発表となっていた対戦相手は謎のマスク戦士だった。ローキックで先に攻め、腕の取りあい、パンチと積極的な動きを見せる。サードロープを掴んでナッキーの攻撃から逃げるとくすぐられ、逆エビ固めを狙われたが「嫌だ!」と柔らかい体で仰向けに戻した。しかし、それでも両足を離さないナッキーにジャイアントスイングで回された。エルボー、キック、フライングメイヤー連発、カニ挟みから619、アームホイップと攻め続けたが、時間切れに終わった。

▼Birth of Stardom30分1本勝負
 星輝ありさ(7分4秒、ブラジリアンキック→片エビ固め)岩谷麻優

 リストの取りあいから岩谷がアームホイップ、ドロップキックと先に仕掛ける。星輝はフルネルソンで絞め上げ、ドロップキック、ニーリフト、胸元へのキックでお返しした。岩谷のネックブリーカー連発から腕ひしぎ逆十字固めを決められるピンチがあったが、星輝がキックで反撃すると、岩谷も張り手で打ち返し、顔を張り合うバチバチした展開に。変形のアームロックに捕まった星輝だったが、二段式で発射されるブラジリアンキックを放つ。最後はアピール付きで2発目をたたき込み、ライバルとのデビュー戦対決に勝利した。

▼Birth of Stardom30分1本勝負
 美闘陽子(10分31秒/ドールB→エビ固め)世IV虎

 メインに抜擢されたデビュー戦対決。世IV虎はリングインするとヤンキー座り。レフェリーのボディーチェックにもすぐに応じないふてぶてしさを見せた。世IV虎が握手を求める美闘の手を払い、ロックアップでスタート。ライバルらしいバチバチした空気が流れる。美闘がヘアー投げからキックで攻めると、世IV虎がレフェリーの見えない角度でチョーク攻撃。馬乗りエルボーを打ち合い、世IV虎がタックルで吹っ飛ばせば、美闘は串刺しジャンピングニーからブレーンバスターで投げた。世IV虎のスリーパー、フロントネックロック、ネックハンギングボム、ダイビングセントーンに耐えた美闘はハイキックで反撃。ミサイルキックも決める。ジャーマンは投げることができなかったが、世IV虎のFクラッシュを阻止すると、ドールBを世IV虎の側頭部にヒットさせカウントを奪った。


▼エンディング

 全選手による記念撮影が行われ、風香GMが高橋奈苗デビュー15周年記念の後楽園ホール大会(7月24日)開催を発表。奈苗は「スターダムで後楽園に行くぞ-! やっちゃうぞー! よろしくお願いします」とマイク。美闘が「本当にありがとうございました。メインをやらせてもらって、勝てたのが嬉しいです」と挨拶し、最後は「今を信じて、明日に輝け」という美闘の音頭で「We are STARDOM!」と選手が両手でSマークを作って締め括りとなった。

★バックステージのコメント

 風香GM「無事に旗揚げ戦が終わりました。一番レベルの高い試合を最初にもってきたので、次の試合、その次の試合があっさりな感じに終わってしまい、セミも頑張りは見せたんですけど、このまま終わっちゃうかなって思ったら、メインの2人がきっちり締めてくれました。期待値の高いのを感じていたんですけど、新人ばかりの団体でまだまだすぐには期待に応えられない部分も多いですが、これから加速して、7月24日後楽園、ひとつのピークを迎えられるように頑張っていきますので、よろしくお願いします」

 奈苗「自分で望んだ第1試合だったのにガッチリやってしまって、その後が心配だったんですが、個々が現時点で持っている力を出せたと思います。女子プロレスで一番を取るって宣言したスターダムなので、一番のためにはまだまだ足りないところがあります。だけど、確実にこの子にしかない、スターダムにしかない輝きがあります。その光をちょっとでも感じていただけたんじゃないでしょうか。自分も見ていて感動しました。自分の15周年もあり、後楽園も決定しました。新木場から始まりましたけど、ここから勝負が始まっていくと思います。明るくみんなの笑顔で進んでいけば、どんどん階段を上がっていけるんじゃないかと思います。よろしくお願いします」。

 美闘「大先輩がいらっしゃるのにメインをやらせていただいて、デビュー戦なのにメインで本当に緊張したんですけど、頑張ることができました。よかったです。まだスタートなので、風香さん、奈苗さん、夏樹さん、先輩方に教わりながら、どんどん成長していきたいと思います。(世IV虎は)強かったですけど、蹴りが思いっきり出せたのでよかったと思います。(フィニッシュはドールF?)はい、風香さんにいただきました。美闘のBでドールBです」。

 奈苗「練習ではあんな蹴りを見せてなかったよね。大丈夫かなって思ってたけど、本番ではやっちゃう子なんだね。ゆずポンキックも効いたけど、(蹴りを食らいすぎて)私どんどんバカになりそうです。でも、自分は受けてなんぼ。美闘がどこまで上がってくるのか、意識しないといけないなって思いました」。

 世IV虎「蹴りは強かった。頭クラクラしてやばかったですから。でも、やっぱりムカつきますね。今後も狙っていきます。あれだけ大きいことを言って結局倒すことができなかったんで、それが一番悔しいです。風香さんからFクラッシュを習ったんですけど、阻止されてしまったので、次は絶対に出します」。

 愛川「第2戦目だったんですけど、またボロボロになりました。ビックリしたし、痛いです。高橋さんとこんなに早く再戦すると思ってなかったですし、1人の力じゃ厳しいと思っていたので、夏樹さんがすごく心強くて、絶対に勝とうと思っていました。最後は動けないくらいになってました。最後は気力だけで戦いました。今回はダメージが大きかったんじゃないかなって思います。人生でこんなに変な顔になるのは初めてで、そうしたらいいのか(笑)。芸能のお仕事や舞台で練習がしたくてもできない厳しい状況でしたが、そのなかでも最善をつくして練習して試合に臨んだので悔いはないです」。

 ロッシ-小川社長「思う通りにいかないことがあったりしましたが、全体的にはお客さんに喜んでもらえたと思います。美闘が力を発揮してくれたので、メインが締められたかな。まあ今日からスタートなんで。長い目で見ていただきたいなっていう気持ちです。7月24日に後楽園も決まりましたし、もう一気にいきます。半年はあっという間ですから。輝くというのは人気があるということ。人気がないと継続もできないですよね。人気があって、その上で実力もある団体を目指していきたいです。(試合順は)生え抜きの子のメインはやりたかったから。そうじゃないと、新しいイメージにならない。頑張ってくれたって感じですね。目標は高いですよ。志はね。そうじゃないとやる必要がないし。誰が一番なのか、一番輝くのか、一番強い団体なのか。過半数が10代の子なので、3年後、5年後、20歳になってどのくらい成長するか。期待したいですね」。

 
 
 
 
 
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夏樹☆たいよう引退試合
6月1日(日)後楽園ホール